JP2019109213A - 分布圧力センサ - Google Patents
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Abstract
【課題】2組の電極列を格子状に配置した間に感圧導電性シートを設けた分布圧力センサにおいて、分解能の低下が少ない分布圧力センサを提供する。【解決手段】検出面11に加えられた力を計測可能な面状の分布圧力センサ10であって、感圧導電性シート20と、前記感圧導電性シートの第1表面21に並列して設けられた第1電極30と、前記感圧導電性シートの前記検出面側にある第2表面22に、前記第1電極と平面視において交差するように並列して設けられた第2電極40と、前記第2電極の表面を被覆し、少なくとも前記検出面の範囲内で前記第2電極と同じピッチP2で並列して設けられた第2樹脂層50とを有する分布圧力センサ10。【選択図】図1
Description
本発明は2次元的な圧力分布を計測可能な面状の圧力センサに関する。
ロボットハンドの把持面に貼着する触覚センサなどに、2組の電極列を格子状に配置した間に感圧抵抗体を設けた分布圧力センサが用いられている。感圧抵抗体として感圧導電性インクが使用されることがあるが、そのためには印刷機が必要となり、またセンサの形状・大きさに合わせて刷版を用意する必要があり、多品種を少量製造する場合にはコストが高くなるという問題がある。他方、感圧抵抗体として感圧導電性ゴムなどの感圧導電性エラストマーを使用すれば、シート状の素材を所望の形状・大きさに切断するだけでよいため、多品種を少量製造する場合にも低コストで実施できる。
しかし、感圧抵抗体として感圧導電性エラストマーのシートを用いると、力が局所的に加えられた場合でも加圧点側の電極が長手方向の広い範囲に亘って沈み込んで感圧導電性シートを圧縮するため、圧力分布の当該長手方向における分解能が低下するという問題があった(特許文献1の図21)。
この問題に対して、特許文献1には、第一電極配線と第二電極配線との間に感圧導電性弾性体を備えることにより第一電極配線と第二電極配線との交点が圧力センサーを構成し、検出面側に配置された第二電極配線が前記圧力センサーの外の領域で屈曲又は湾曲する箇所を有する力検出器が記載されている。この構成により、一つの圧力センサーに加えられた力が第二電極配線を経由して隣の圧力センサーに伝播する事を抑制して、第二電極配線に沿った方向での計測分解能と検出感度との低下を抑制できるとされる。
しかしながら、特許文献1に記載された力検出器では、検出面である感圧導電性弾性体の第二電極配線が設けられた面の全体に対向基板(図1の13)が積層されている。このため、検出面に圧力が加えられたときに対向基板が第二電極配線の長手方向および幅方向の広い範囲に亘って沈み込んで感圧導電性弾性体を圧縮するので、計測分解能の低下を抑制する効果が不十分であった。
本発明は上記を考慮してなされたものであり、2組の電極列を格子状に配置した間に感圧導電性シートを設けた分布圧力センサであって、圧力分布の分解能の低下に対してより大きな抑制効果を有する分布圧力センサを提供することを目的とする。
本発明の分布圧力センサは、検出面に加えられた力を計測可能な面状の分布圧力センサであって、感圧導電性シートと、前記感圧導電性シートの第1表面に並列して設けられた第1電極と、前記感圧導電性シートの前記検出面側にある第2表面に、前記第1電極と平面視において交差するように並列して設けられた第2電極と、前記第2電極の表面を被覆し、少なくとも前記検出面の範囲内で前記第2電極と同じピッチで並列して設けられた第2樹脂層とを有する。
好ましくは、前記第2樹脂層は、該第2樹脂層の一部が前記第2電極の縁からはみ出した外縁部を有する。
好ましくは、前記第2電極および前記第2樹脂層は、前記検出面に力が加えられたときに、該第2電極および該第2樹脂層の長手方向に発生する張力が緩和されるように変形し、当該力が除かれたときに復元可能な形状を有する。
さらに好ましくは、前記第2電極および前記第2樹脂層は、前記検出面に力が加えられたときに、該第2電極および該第2樹脂層の一部が該第2電極の長手方向に平行な軸の回りに捻じれるように変形する、
好ましくは、前記第1電極および前記第2電極の幅と並列のピッチとの比(幅/ピッチ)が、いずれも0.5以上である。
本発明の分布圧力センサによれば、第2樹脂層が第2電極の幅方向に連続していないので、検出面に力が局所的に加えられた場合でも、第2樹脂層が当該幅方向の広い範囲に亘って沈み込んで感圧導電性シートを圧縮することがない。これにより、計測分解能の低下を抑制できる。
本発明の一実施形態の分布圧力センサについて、まずその構造を図1および図2に基づいて説明する。
図1および図2を参照して、本実施形態の分布圧力センサ10は感圧導電性シート20、第1電極30、第1樹脂層35、第2電極40および第2樹脂層50を有する。分布圧力センサ10の第2樹脂層側が検出面11である。各部材は、図2に示した順に、図示しない接着剤層等を挟んで積層される。なお、本明細書において、第2電極の長手方向を「X方向」、幅方向を「Y方向」という。
分布圧力センサ10は、ロボットハンドの把持面などの基板に、第1樹脂層35を基板側にして貼着して用いられる。検出面11に力が加えられると感圧導電性シート20が厚さ方向に圧縮されて電気抵抗が減少するので、これを第1電極30−第2電極40間の電流値の変化として検知する。第1電極と第2電極の交差部がマトリクス状に配列されているので、各交差部の抵抗変化を検知することにより圧力分布が求められる。第1電極および第2電極の本数は目的に応じて増減できる。
感圧導電性シート20としては、いわゆる導電ゴムシートなどの種々公知の感圧導電性エラストマーを用いることができる。感圧導電性シートの厚さは好ましくは0.1mm以上、より好ましくは0.3mm以上である。感圧導電性シートが薄すぎると使用時に断裂する可能性が高くなるからである。一方感圧導電性シートの厚さは好ましくは2mm以下、より好ましくは1mm以下である。感圧導電性シートが厚すぎると後述する第2電極40および第2樹脂層50の変形量が大きくなり過ぎるからである。
第1電極30は感圧導電性シート20の第1表面21に、一定の幅W1を有する帯状で、幅方向に一定のピッチP1で並列して設けられる。感圧導電性シート20からはみ出た、検出面11の範囲外にある第1電極の両端部31には図示しない電気回路が接続される。第1電極は金属箔からなり、好ましくは銅箔からなり、より好ましくは圧延銅箔からなる。なお、本明細書において「銅」には「銅合金」を含む。第1電極の厚さは好ましくは10μm以上、より好ましくは30μm以上である。第1電極が薄すぎると使用時に破断する可能性が高まるからである。一方、第1電極が厚くても性能面での問題は特にないが、第1電極の厚さは好ましくは2mm以下である。材料費を節減するためである。
第1樹脂層35は、複数の第1電極30および感圧導電性シート20の第1表面21の全体を覆っている。第1樹脂層は第1電極を保護する。第1樹脂層にはポリイミドやポリエステルなどの絶縁性フィルムを好適に用いることができる。第1樹脂層の厚さは好ましくは10μm以上、より好ましくは50μm以上である。第1樹脂層が薄すぎると使用時に破断する可能性が高くなるからである。一方、第1樹脂層が厚くても性能面での問題は特にないが、第1樹脂層の厚さは好ましくは2mm以下である。材料費を節減するためである。
第2電極40は、感圧導電性シート20の検出面11側にある第2表面22に、平面視において第1電極30と直交するように幅方向に並列して設けられる。図1Aでは、第2電極は第2樹脂層50の向こう側に隠れており、破線で示した。第2電極は環状部42と連結部45が交互に一列に繋ぎ合わされた形状を有する。この形状によって、検出面に力が局所的に加えられた場合でも、加圧点近傍の部位がX方向に平行な軸の回りに捻じれるように変形して、第2電極内に発生するX方向の張力が緩和される。
第2電極40は幅(最大幅)W2を有し、幅方向に一定のピッチP2で並列して設けられる。感圧導電性シート20からはみ出た、検出面11の範囲外にある第2電極の両端部41には図示しない電気回路が接続される。第2電極は金属箔からなり、好ましくは銅箔からなり、より好ましくは圧延銅箔からなる。第2電極の厚さは好ましくは10μm以上、より好ましくは30μm以上である。第2電極が薄すぎると使用時に破断する可能性が高くなるからである。一方、第2電極の厚さは好ましくは120μm以下、より好ましくは80μm以下である。第2電極が厚すぎると変形しにくくなるからである。
第1電極30および第2電極40に関して、それぞれの幅と並列のピッチとの比、W1/P1およびW2/P2が0.5以上であることが好ましい。同じピッチに対しては、幅を大きくすることで測定感度を向上できるからである。また、同じ幅に対しては、ピッチを小さくすることで測定の面方向の分解能を向上できるからである。
第2樹脂層50は、第2電極40の表面を被覆し、第2電極と同じピッチP2で並列して設けられる。したがって第2樹脂層も平面視において第1電極30と直交するように、幅方向に並列して設けられている。第2樹脂層は第2電極を加圧体から絶縁及び保護する。
第2樹脂層50は、環状部52と連結部55が交互に一列に繋ぎ合わされた、第2電極40と類似の形状を有する。形状が類似であるとは、構成部分の寸法比率が異なることを無視すれば同じ形状であることをいう。この形状によって、検出面11に力が局所的に加えられた場合でも、加圧点近傍の部位がX方向に平行な軸の回りに捻じれるように変形して、第2樹脂層内に発生するX方向の張力が緩和される。
また、第2樹脂層50は、その一部が第2電極40の縁からはみ出した外縁部51を有する。外縁部は必須ではない。第2樹脂層が外縁部を有しない場合は、第2樹脂層は第2電極の表面を被覆するので、第2樹脂層と第2電極は同一の形状を有することになる。しかし、次の理由から、第2樹脂層が外縁部を有することが好ましい。第2電極の変形によって隣り合う電極同士が接触すると、分解能が低下したり、誤検出が発生する可能性がある。第2樹脂層が外縁部を有することにより電極変形時において隣り合う電極同士の接触を抑制できる。はみ出し量は、変形していない状態において隣り合う第2樹脂層同士が接触しない程度で適宜設計すればよく、好ましくは外縁部の幅は第2電極の縁から0.01mm以上、より好ましくは0.04mm以上である。一方、はみ出し量が大きすぎると変形の邪魔になるため、外縁部の幅は好ましくは1mm以下、より好ましくは0.1mm以下である。なお、外縁部の幅はすべての場所で一定である必要はなく、場所によって異なっていてもよい。
第2樹脂層50には、引張強さや引張弾性率の高いポリイミドやポリエステルなどの絶縁性のフィルムを好適に用いることができる。これにより、第2電極40が薄くても、第2電極が弾性変形領域を超えて伸びることを防止できる。第2樹脂層の厚さは好ましくは10μm以上、より好ましくは50μm以上である。第2樹脂層が薄すぎると使用時に破断する可能性が高くなるからである。一方、第2樹脂層の厚さは好ましくは200μm以下、より好ましくは120μm以下である。第2樹脂層が厚すぎると変形しにくくなるからである。
第1電極30と第1樹脂層35、ならびに第2電極40と第2樹脂層50の形成には、銅張積層フィルムを好適に利用することができる。銅張積層フィルムはフレキシブルプリント基板の製造に用いられるもので、銅箔と絶縁体であるポリイミド、ポリエステル等の樹脂フィルムが張り合わされた積層フィルムである。銅張積層フィルムの銅箔および樹脂層を所望のパターンに加工することで、本実施形態の第1電極と第1樹脂層、または第2電極と第2樹脂層を容易に形成できる。さらに、第2電極と第2樹脂層が同一の形状を有する場合は、第2電極と第2樹脂層を同時にパターン加工できるので、製造工程を簡略化できるという利点がある。
なお、分布圧力センサ10は検出面11の全体に保護フィルムやゴムカバー等の被覆材を設けてもよい。その場合、被覆材として感圧導電性シート20と同等以上の伸縮性、あるいは同等以下の引張弾性率を有する被覆材を用いると、分解能の低下を避けることができるので好ましい。
次に、本実施形態の分布圧力センサ10の作用を説明する。
まず図6を参照して、分布圧力センサ60において検出面側の電極61が一定の幅を有する帯状である場合、電極61に力Fが局所的に加えられると、加圧点を含み、長手方向に広い範囲で電極61が沈み込んで感圧導電性シート20を圧縮する。これは、電極61を構成する材料が伸縮性を有さず、長さを一定に維持しようとするため、電極61内部に発生する張力TSによって感圧導電性シートを押す力Cが働くためである。
これに対して、本実施形態の分布圧力センサ10では、第2電極40が変形することにより、第2電極が沈み込んで感圧導電性シート20を圧縮する範囲を狭くできる。
図3Aにおいて、第2電極40の環状部42aの側端部43に力Fが加えられたとする。図3BおよびCを参照して、環状部42aは図3Bの右下方向、図3Cの手前方向から見て時計回りに回転する。このとき、環状部42aの両側の連結部45a、45bが、X方向に平行な軸X1の回りに捻じれるように変形している(T)。この変形により、第2電極のX方向の長さが変化することなく、第2電極内に発生するX方向の張力が緩和される。力Fが取り除かれると第2電極は元の形状に復元する。
図4Aにおいて、第2電極40の連結部45cに力Fが加えられたとする。図4Bおよび図4Cを参照して、連結部45cは沈み込む。このとき、連結部45cの両側の環状部の42c、42dは、側端部43、43が図4Bの右下方向、図4Cの手前方向から見てX方向に平行な軸X2の回りに反時計回りに、側端部44、44が同じ方向から見てX方向に平行な軸X3の回りに時計回りに捻じれるように変形する(T)。この変形により環状部42c、42dの穴がX方向に伸びることで、第2電極のX方向の長さが伸びて、第2電極内に発生するX方向の張力が緩和される。力Fが取り除かれると第2電極は元の形状に復元する。
第2電極40の形状が一定の周期性を有する場合は、その周期(図1のPP)は、好ましくは第1電極30の並列ピッチ(図1のP1)の2倍以下である。沈み込みがX方向に伝搬する距離を短くして、分解能の低下を抑制できるからである。
第2樹脂層50を構成する材料も伸縮性を有しないので、第2電極40についての上記説明は第2樹脂層にも当てはまる。特に、第2樹脂層として引張強さや引張弾性率の高い樹脂を使用する場合には、第2樹脂層の沈み込みが広範囲に及んで感圧導電性シート20を圧縮することが問題となる。したがって、第2樹脂層が、面に垂直な方向から力が加えられたときに内部に発生する張力が緩和されるように変形し、その力が除かれたときに復元可能であることは極めて重要である。
以上の説明において、第2電極40は環状部42と連結部45が交互に一列に繋ぎ合わされた形状を、第2樹脂層50は環状部52と連結部55が交互に一列に繋ぎ合わされた、第2電極と類似の形状を有していたが、第2電極および第2樹脂層の形状はこれに限られない。
第2電極40が一定の幅を有する帯状であっても、力が加えられたときの第2電極の沈み込みは、その長手方向(X方向)には伝搬するが、間隔を空けて隣り合う他の第2電極には伝搬しない。同様に、第2樹脂層50が一定の幅を有する帯状であっても、少なくとも検出面11の範囲内で第2電極と同じピッチP2で並列して設けられている場合は、幅方向(Y方向)に連続していないので、力が加えられたときの第2樹脂層の沈み込みは間隔を空けて隣り合う他の第2樹脂層には伝搬しない。これにより、分布圧力センサ10のY方向での分解能の低下が抑制される。
第2電極40の形状が、検出面に力が加えられたときに第2電極内のX方向に発生する張力が緩和されるように変形可能であれば、第2電極の沈み込みはX方向においても広い範囲に及ぶことがない。そのためには、平面視において、第2電極上から逸脱せずに第2電極の両端を結ぶ直線が描けてはいけない。第2電極の形状は、図5AおよびBに例示するように波型(47)であったり、渦巻を連結した形状(48)であってもよい。第2樹脂層50についても同様である。これにより、分布圧力センサ10のX方向およびY方向での分解能の低下が抑制される。
第2電極40および第2樹脂層50の形状は最も好ましくは、図1他に示したように、複数の環状部と、隣り合う環状部を繋ぐ連結部からなる。取り扱い時の過失によっても復元不能な塑性変形をしにくいからである。
本発明は上記の実施形態に限られるものではなく、その技術的思想の範囲内で種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態において、第1電極を第2電極と、第1樹脂層を第2樹脂層と同様に構成してもよい。すなわち、第1電極および第1樹脂層が、面に垂直な方向から力が加えられたときに内部に発生する張力が緩和されるように変形し、その力が除かれたときに復元可能な形状を有していてもよい。これにより分布圧力センサの両面から力が加えられた場合にも面方向の分解能の低下が抑制される。
10 分布圧力センサ
20 感圧導電性シート
21 感圧導電性シートの第1表面
22 感圧導電性シートの第2表面
30 第1電極
31 第1電極の両端部
35 第1樹脂層
40 第2電極
41 第2電極の両端部
42 環状部
43、44 環状部の側端部
45 連結部
47、48 第2電極
50 第2樹脂層
51 第2樹脂層の外縁部
52 環状部
55 連結部
60 分布圧力センサ
61 一定の幅を有する帯状の電極
W1 第1電極の幅
P1 第1電極の並列ピッチ
W2 第2電極の幅
P2 第2電極の並列ピッチ
PP 第2電極の繰り返しパターンの周期
20 感圧導電性シート
21 感圧導電性シートの第1表面
22 感圧導電性シートの第2表面
30 第1電極
31 第1電極の両端部
35 第1樹脂層
40 第2電極
41 第2電極の両端部
42 環状部
43、44 環状部の側端部
45 連結部
47、48 第2電極
50 第2樹脂層
51 第2樹脂層の外縁部
52 環状部
55 連結部
60 分布圧力センサ
61 一定の幅を有する帯状の電極
W1 第1電極の幅
P1 第1電極の並列ピッチ
W2 第2電極の幅
P2 第2電極の並列ピッチ
PP 第2電極の繰り返しパターンの周期
Claims (5)
- 検出面に加えられた力を計測可能な面状の分布圧力センサであって、
感圧導電性シートと、
前記感圧導電性シートの第1表面に並列して設けられた第1電極と、
前記感圧導電性シートの前記検出面側にある第2表面に、前記第1電極と平面視において交差するように並列して設けられた第2電極と、
前記第2電極の表面を被覆し、少なくとも前記検出面の範囲内で前記第2電極と同じピッチで並列して設けられた第2樹脂層とを有する、
分布圧力センサ。 - 前記第2樹脂層は、該第2樹脂層の一部が前記第2電極の縁からはみ出した外縁部を有する、
請求項1に記載の分布圧力センサ。 - 前記第2電極および前記第2樹脂層は、前記検出面に力が加えられたときに、該第2電極および該第2樹脂層の長手方向に発生する張力が緩和されるように変形し、当該力が除かれたときに復元可能な形状を有する、
請求項1または2に記載の分布圧力センサ。 - 前記第2電極および前記第2樹脂層は、前記検出面に力が加えられたときに、該第2電極および該第2樹脂層の一部が該第2電極の長手方向に平行な軸の回りに捻じれるように変形する、
請求項3に記載の分布圧力センサ。 - 前記第1電極および前記第2電極の幅と並列のピッチとの比(幅/ピッチ)が、いずれも0.5以上である、
請求項1〜4のいずれか一項に記載の分布圧力センサ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017244289A JP2019109213A (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 分布圧力センサ |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2017244289A JP2019109213A (ja) | 2017-12-20 | 2017-12-20 | 分布圧力センサ |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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---|---|---|---|
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