JP2019106710A - 無線局、及び無線端末 - Google Patents

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Abstract

【課題】1つの無線アクセス技術で、セル構成要素となる複数種類のキャリアを制御可能な場合、キャリアの種類の分類に関連づいた参照信号種類に応じた測定報告を無線端末(UE)に行わせる。【解決手段】無線局が、1つ以上の無線伝送方式に対応づけられた無線アクセス技術によって複数種類のセルを制御し、セル種類に関連づいた参照信号の種類に応じた測定報告の方法を使用する参照信号の特定と共に示す設定情報を無線端末に送信する。参照信号の種類として、セル特定に使用する同期信号(SS)と、通信路状態情報の測定に使用する測定用参照信号(CSI-RS)を含む。セルの種類として、少なくともSSが送信される第1のセルと、SSが送信されずにCSI-RSが送信される第2のセルとがある。送信手段は、当該参照信号の種類に対応付けた測定報告のイベントを設定された測定報告の方法を示す設定情報を無線端末に送信する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線局、及び無線端末に関する。
3GPP(3rd Generation Partnership Project)で規定される無線通信システムの規格の1つであるLTE(Long Term Evolution)では、無線端末(User Equipment: UE)が、下りリンク(Downlink: DL)のコンポーネントキャリア(以下、DLキャリア)と、当該DLキャリアに対応付けられた上りリンク(Uplink: UL)のコンポーネントキャリア(以下、ULキャリア)から構成されるセルを1つ選択し、当該セルにおいて無線基地局(evolved Node B: eNB)と通信を行う。尚、基本的にUEがセルを選択することは、DLキャリアを選択することに対応する。LTEでは、eNBがDLキャリアで、セル内UEが共通に利用する参照信号(Cell specific Reference Signal: CRS)、同期信号(Synchronization Signal: SS)、システム情報(System Information: SI)、などを周期的に送信する。これらは、LTEにおいて、UEがeNBと通信を行う上で必要な信号又は情報であり、所定の条件を満たすように送信形態(例えば、送信周期や信号配置)が規定されている。
次に、LTEにおけるハンドオーバ手順を、図15を用いて説明する。尚、図15ではUEがCell1に滞在し、eNB1と通信をしているものとする。
eNB1はUEに端末測定報告(UE measurement and reporting)の指示(MeasConfig)を行う。ここで、端末測定報告の指示(MeasConfig)には、端末測定の対象を示す情報(Measurement objects)と、端末測定結果の報告方法を示す情報(Reporting configurations)が含まれる。さらに、Measurement objectsは、測定対象となる無線アクセス技術(Radio Access Technology: RAT)、周波数、及びセルの情報と、端末測定結果の報告の判定に用いる測定対象セルの信号の受信品質に対するオフセット値、などを含む。また、Reporting configurationsは、端末測定結果の報告が、周期的な報告(periodical reporting)なのかイベントトリガによる報告(event triggered reporting)なのかを示す情報、さらにイベントトリガの場合にはどのようなイベントか、などを含む。以下、イベントトリガの場合を想定する。
UEは、所定の要求条件を満たす頻度又はタイミングで、指定されたセルや指定された周波数のセルの受信品質の測定を実行し、測定結果が指定されたイベントの条件を満たすか否かを判定する。そして、当該条件を満たす状況が所定期間(Time To Trigger: TTT)継続した場合、UEは測定結果の報告を行う(Measurement report)。
eNB1は、UEから受信した測定結果の報告を基に、ハンドオーバ先を決定する。eNB1は、ハンドオーバ先がeNB2のセル(例えばCell3)である場合には、eNB2へハンドオーバ要求を送信する(Handover request)、eNB2は受け入れ可能である(つまり、UEのハンドオーバを許す)場合、ハンドオーバ要求への肯定応答をeNB1へ送信する(Handover request acknowledgement)。そして、eNB1はUEへハンドオーバの指示を送信し(RRC Connection Reconfiguration including MobilityControlnfo)、UEは当該指示を基にeNB2のCell3へハンドオーバを行う。
以上の方法により、サービングセル(Serving cell)及び隣接セル(Neighbouring cell)の信号の受信品質を考慮した適切なハンドオーバを実現することができる(非特許文献1)。
一方、3GPPでは、LTEを高度化させ、大幅な機能拡張をしたLTE-Advancedの検討が行われている。LTEでは、eNBがCRSに加え、ユーザーデータを復調する為の参照信号(Demodulation RS: DM-RS)、下りリンクの通信路状態情報(Channel State Information: CSI)の測定や算出の為の参照信号(CSI-RS)、スケジューリング情報などを含む下りリンクの物理制御チャネル(Physical Downlink Control Channel: PDCCH)なども送信する。LTE-Advancedの検討において、下りリンクのユーザーデータ以外の上述のような信号や情報のオーバーヘッドが大きく、下りリンクの無線リソースの利用が最適化されていないことが指摘され、下りリンクのスループットやセル容量の改善の為に、当該オーバーヘッドを削減することが検討されている。例えば、サブフレーム(Subframe)当たりに送信するCRSのシンボル数を低減する、CRSを送信するサブフレーム数を低減する、又はCRSを全く送信しない、などの方法が検討されており、そのようなDLキャリアの種類をNew Carrier Type(NCT)と呼んでいる(非特許文献2)。以下では、従来のコンポーネントキャリア(Legacy Component Carrier: LCC)に対して、NCTのコンポーネントキャリアをNew Type Component Carrier(NTCC)と呼ぶ。NTCCは、UEが複数のコンポーネントキャリアを同時使用してeNBと通信を行うキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation: CA)のセカンダリコンポーネントキャリア(Secondary Component Carrier: SCC)(セカンダリセル(Secondary Cell: SCell)とも呼ぶ)として使用することが想定されている。ここで、UEがeNBとの接続を確立したり、セキュリティ情報などの基本的な情報を取得したりするコンポーネントキャリア(セル)をプライマリコンポーネントキャリア(Primary Component Carrier: PCC)/プライマリセル(Primary Cell: PCell)と呼び、PCC/PCellと共に使用する追加的なコンポーネントキャリア/セルをSCC/SCellと呼ぶ。DL NTCCの導入により、SCC/SCellにおいて下りユーザーデータを送信する無線リソースが増加し、下りスループットやセル容量の改善が期待できる。さらに、無線ネットワークの省電力化も期待できる。尚、無線基地局(eNB)は、ある無線端末(UE)が使用するSCC/SCellを、UEからの端末測定結果の報告を基に決定する。ここで、端末測定報告は、上述のハンドオーバの為のものを再利用したり、SCC/SCell追加用のものであったりする。
3GPP TS36.331v10.5.0(インターネット<URL>http://www.3gpp.org/ftp/Specs/html-info/36331.htm), section 5.5 3GPP R2-115666 (インターネット<URL>http://www.3gpp.org/ftp/tsg_ran/WG2_RL2/TSGR2_76/Docs/R2-115666.zip)
以下に本発明による関連技術の分析を与える。
LTE-AdvancedにおけるDL New Carrier Type(NCT)の導入は、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation: CA)時のセカンダリキャリア(SCC)/セカンダリセル(SCell)として使用することを想定している。一方、無線リソースの有効利用という観点からは、NCTのコンポーネントキャリア(New Type Component Carrier: NTCC)をプライマリキャリア(PCC)/プライマリセル(PCell)として使用することが期待される。しかし、上述のNTCCをPCC/PCellとして適用した場合には以下に挙げるようないくつかの問題が生じる可能性がある。
まず、NTCCを構成要素とするPCell(以下、NTCC PCell)を導入する初期段階は、NTCC PCellを使用可能な無線端末(UE)数のセル内の全UE数に占める割合は比較的小さく、従来のコンポーネントキャリアを構成要素とするPCell(以下、Legacy PCell)へのハンドオーバが集中することが想定される。
例えば、図15においてf1をLegacy PCell、f2をNTCC PCellとして設定した場合、NTCC PCellを使用可能なUEはf1とf2に分散するが、NTCC PCellを使用不可能なUEは、f1に集中する。その為、NTCC PCellを使用可能なUEの割合によっては、f1のセルにUEが集中する。これにより、ハンドオーバの処理や、ハンドオーバ後のトラフィックが集中することが問題になる。
一方、NTCC PCellを使用可能なUEの割合が支配的になり、使用不可能なUEの割合が低下してきた場合、Legacy PCellの割合を削減することでNTCC PCell導入による効果を高めることが期待される。
しかし、Legacy PCellとNTCC PCellの割合を適切に設定しなければ、Legacy PCellにハンドオーバが集中し、上述と同様の問題が生じる可能性がある。尚、NTCC PCellを使用可能なUEの割合は、場所及び時間で変化することが予想される為、Legacy PCellとNTCC PCellの割合を適切に設定することは困難であると考えられる。
さらに、特定のセル(例えば、Legacy Cell)へのUEの集中という意味では、NTCC CellをSCellとして用いる場合にも問題となる可能性がある。例えば、キャリアアグリゲーション(CA)を行う場合に、NTCC CellをSCellとして使用可能なUEが少ない場合、Legacy CellをSCellとして用いるUE数が、NTCC CellをSCellとして用いるUE数より多くなり、Legacy Cellに負荷の偏りが生じる可能性がある。これは、無線局基地局(eNB)が無線端末(UE)に、どのCellをSCellとして使用させるかを、ハンドオーバの場合と同様に、UEの測定報告を基に決定する為である。
従って、解決すべき課題は、1つの無線アクセス技術で、セルの構成要素となるキャリアの種類を複数制御することが可能な場合、キャリアの種類の分類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を無線端末(UE)に行わせることである。
本発明の一態様は、無線局であって、1つ又は複数の無線伝送方式に対応づけられた1つの無線アクセス技術で、セルの種類を複数制御することが可能な制御手段と、前記セルの種類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を無線端末に送信する送信手段と、を有し、前記参照信号の種類として、セルの特定に使用される同期信号(SS)と、通信路状態情報の測定に使用される測定用参照信号(CSI-RS)を含み、前記セルの種類として、少なくとも前記同期信号(SS)が送信される第1のセルと、前記同期信号(SS)が送信されずに前記測定用参照信号(CSI-RS)が送信される第2のセルとがあり、前記第1のセルは、前記無線端末がプライマリセル(PCell)として通信可能であり、前記第2のセルは、前記無線端末がセカンダリセル(SCell)としてのみ通信可能であり、前記送信手段は、前記参照信号の種類が特定され、当該参照信号の種類に対応付けた測定報告のイベントを設定された前記測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を前記無線端末に送信する無線局である。
本発明の一態様は、無線端末であって、1つ又は複数の無線伝送方式に対応づけられた1つの無線アクセス技術で、セルの種類を複数サポートする手段と、前記セルの種類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を無線局から受信する受信手段と、を有し、前記参照信号の種類として、セルの特定に使用される同期信号(SS)と、通信路状態情報の測定に使用される測定用参照信号(CSI-RS)を含み、前記セルの種類として、少なくとも前記同期信号(SS)が送信される第1のセルと、前記同期信号(SS)が送信されずに前記測定用参照信号(CSI-RS)が送信される第2のセルとがあり、前記第1のセルは、前記無線端末がプライマリセル(PCell)のキャリアとして通信可能であり、前記第2のセルは、前記無線端末がセカンダリセル(SCell)のキャリアとしてのみ通信可能であり、前記受信手段は、前記参照信号の種類が特定され、当該参照信号の種類に対応付けた測定報告のイベントを設定された前記測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を受信する無線端末である。
本発明によれば、1つの無線アクセス技術で、セルの構成要素となるキャリアの種類を複数制御することが可能な場合、キャリアの種類の分類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を無線端末(UE)に行わせることができる。
本発明の第1の実施の形態の構成図である。 本発明の第1の実施の形態の無線局1及び無線端末2のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態の無線端末による測定結果の報告のフローチャートである。 本発明の第1の実施の形態の無線局1による測定結果の報告の手順のフローチャートを示す。 本発明の第2の実施の形態の無線端末2によるハンドオーバ手順のフローチャートを示す。 本発明の第2の実施の形態における無線局1のハンドオーバ制御のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態におけるLTEのシステム図である。 本発明の第3の実施の形態の測定結果の報告の手順のフローチャートである。 本発明の第3の実施の形態の無線端末による測定報告基準に用いるパラメータの送信形態の図である。 本発明の第3の実施の形態の無線端末による測定報告基準に用いるパラメータの別の送信形態の図である。 本発明の第4の実施の形態における測定報告の指示を説明する為の図である。 本発明の第4の実施の形態における測定報告の指示を説明する為の図である。 本発明の第5の実施の形態におけるハンドオーバ先の決定方法を説明するための図である。 本発明の第6の実施の形態におけるを説明するための図である。 従来の無線端末によるセル選択及びセル再選択を説明するためのシステム図である。
<第1の実施の形態>
本発明の実施形態について、無線局(例えば、無線基地局、基地局制御局、他のネットワーク装置)と、無線端末とを構成要素として含む第1の無線通信システムを例に用い説明する。
本発明の基本原理は、異なる種類のセルが混在する無線システムにおいて、無線端末に、当該セルの種類を考慮した測定、及び、測定結果の報告を行わせることである。
図1は本発明の第1の実施の形態の構成図である。
第1の実施の形態は、第1の無線通信システムにおいて、少なくとも一部の無線局1が1つの無線アクセス技術(Radio Access Technology: RAT)で複数種類のセルを制御する制御手段を有し、少なくとも一部の無線端末2がセルの種類を認識する認識手段と、セルの種類に対応する測定報告基準を基に測定結果の報告を行う測定報告手段とを有する。尚、測定報告基準は、例えば、以下のものが考えられる。
・受信品質に関するオフセット値
・受信品質に関する判定閾値
・測定結果の報告のトリガとなるトリガ期間
・上記の組み合わせ
ここで、オフセット値は、測定結果の報告(以下、測定報告)を行うか否かの判定、又は、測定結果の報告を中止するか否かの判定に用いる各セルの受信品質に関するオフセット値である。同様に、判定閾値は、測定報告を行うか否かの判定、又は、測定報告を中止するか否かの判定に用いる各セルの受信品質に関する判定閾値である。トリガ期間は、イベントトリガの測定報告を行う判定に用いる期間で、無線端末は測定結果が所定のイベントを当該トリガ期間満たした場合、測定報告を行う。尚、ここで言う受信品質としては、各セルで送信される既知信号(参照信号、パイロット信号とも呼ぶ)の受信信号電力、受信信号品質、受信信号強度などを想定しているが、これらに限定はされない。
セルの種類としては、例えば以下のものが考えられる。
・従来の無線端末がアクセス可能なセル
・特定の能力(又は機能)を有する無線端末のみがアクセス可能なセル
・特定の用途においてのみ従来の無線端末がアクセス可能なセル
ここで、従来の無線端末(UE)とは、例えばセル(又は、キャリア)の種類に対応するセル選択基準を基にした端末測定報告を行う機能を有していない無線端末である。一方、特定の能力(又は機能)とは、例えばセル(又は、キャリア)の種類に対応するセル選択基準を基にした端末測定報告を行う能力(又は機能)である。特定の用途とは、例えば複数のセル(又は、キャリア)を同時に使用して通信を行う場合の追加セル(又は、追加キャリア)として使用する、などが考えられる。
一方、無線端末2によるセルの種類を認識する処理は、基本的に無線局1が送信する下りキャリア(及び、当該下りリンクに関連付けられた上りキャリア)を認識する処理と等価である為、「セルの種類に対応する測定報告基準」を「キャリアの種類に対応する測定報告基準」と言う(つまり、置き換えて考える)ことができることは言うまでもない。
また、同様の観点から、セルの種類は、当該セルの構成要素となるキャリアの種類によって特定されるとも言える。キャリアの種類は、そのキャリアで送信される信号の送信形態に関する所定の特徴を基に分類される。所定の特徴とは、例えば以下のものが考えられる。
・物理チャネルの構成
・無線局が送信する既知信号の送信形態
・無線局が送信する制御信号の送信形態
・無線局が送信するシステム情報の送信形態
・無線局が送信するシステム情報の内容(コンテンツ)
・無線伝送方式
・複信方式
物理チャネルの構成としては、下りリンクまたは上りリンクのサブフレームフォーマットやフレームフォーマットとも呼ばれ、例えば物理チャネルのマッピング、つまり各物理チャネルの送信に用いられる無線リソースの割り当て方法などが考えられる。
既知信号は参照信号やパイロット信号と呼ばれる。既知信号の送信形態としては、例えば既知信号の送信周期、送信帯域、送信密度、信号電力密度、信号配置、信号系列、送信アンテナ数、種類などが考えられる。
システム情報の内容としては、キャリアの種類によらず送信される情報と、特定の種類のキャリアでのみ送信される情報、などが考えられる。
無線伝送方式としては、例えば、OFDM、OFDMA、SC-FDMA、CDMA、FDMA、TDMAなどが考えられる。
複信方式(Duplex operation)としては、例えば全二重通信方式(Full-Duplex)、半二重通信方式(Half-Duplex)、周波数分割複信(Frequency Division Duplex: FDD)、時分割複信(Time Division Duplex: TDD)が考えられる。
さらに、無線局1の制御手段におけるセルの制御とは、例えば、セルの構成要素として、ある種類のキャリアを下りリンク、及び/又は、上りリンクに用いて、無線端末2と通信を行うことである。また、無線端末2の認識部21におけるセルの種類の認識とは、例えば無線端末2が滞在(キャンプ)するセルや端末測定の対象とするセルの種類を知ること、又は、意識することである。また、セルの構成要素である下りリンクのキャリアの種類、及び/又は、当該セルの上りリンクのキャリアの種類を知ること、又は、意識することとも言うことができる。
以上に示すように、本発明によれば、無線端末(UE)が、セル(又は、キャリア)の種類を認識し、当該セル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準を基に、測定結果を報告することができる。
図2は第1の実施の形態の無線局1及び無線端末2のブロック図である。
図2において、無線局1は、無線端末1からの無線信号を受信する無線信号受信器(Radiio Signal Receiver)10、無線端末1から受信した信号を復調する復調部(Demodulator)11、他のネットワークノード(Other Network Node)に信号を送信する送信部(Transmitter)12、他のネットワークノード(Other Network Node)からの信号を受信する受信部(Receiver)13、1つの無線アクセス技術(Radio Access Technology: RAT)において複数種類のセルを制御する機能を有し、信号の送受信などの無線局動作の制御を行う制御部(Controller)14、無線端末への信号を生成する信号生成部(Tx signal generator)15、無線端末1へ無線信号を送信する無線信号送信器(Radio Signal Transmitter)16、から構成される。尚、無線局1としては、無線基地局や、当該無線基地局を管理する基地局制御局などが考えられる。
また、図2において、無線端末2は、無線局1からの無線信号を受信する無線信号受信器(Radio Signal Receiver)20、受信した信号を復調する復調部(Demodulator)21、セルの種類を認識する認識部22、信号の受信などの端末動作の制御を行う制御部(Controller)23、セルの種類に対応する測定報告基準を基に受信品質を測定する測定部24、無線局1への信号を生成する信号生成部(Tx signal generator)25、無線局1へ無線信号を送信する無線信号送信部(Radio Signal Transmitter)26、から構成される。
尚、図2に示した機能ブロックの構成は一例であり、本発明の適用は、これらの構成に限定はされない。
図3に、第1の実施の形態の無線端末2による測定結果の報告の手順のフローチャートを示す。
まず、無線端末2は、無線局1から端末測定報告の指示を受信する(Step 10)。そして、自セル(サービングセル)の測定タイミングで(Step 11)、自セルの受信品質を測定する(Step 12)。また、無線端末2は、隣接セルの測定タイミングで(Step 13)、隣接セルの受信品質を測定する(Step 14)。
次に、自セル及び/又は隣接セルを構成するセルの種類に対応する測定報告基準を用い、当該測定報告基準を満たすか否かを判定する(Step 15)。当該測定報告基準を満たす場合(Step 15 Yes)、自セルと隣接セルの測定結果を無線局1に報告する(Step 16)。
尚、無線端末は、ある隣接セルの受信品質が測定報告基準を一度満たしてから、所定期間継続して満たした場合に、測定結果を報告するように測定報告のトリガを設定しても良い。また、測定結果の報告は、測定報告のトリガがかかった場合に一度だけ行っても良いし、トリガがかかった場合に所定の回数だけ連続して行っても良い。さらに、無線端末が、測定報告にセルの種類(又は、キャリアの種類)も無線局に報告するようにしても良い。セルの種類(又は、キャリアの種類)は、例えば予め規定されたそれらを示すインデックスでも良いし、種類そのものを示す情報でも良い。
図4に、第1の実施の形態の無線局1による測定結果の報告の指示及び受信の手順のフローチャートを示す。
無線局1は、無線端末2に、端末測定報告の指示を行う(Step 20)。ここで、端末測定報告の指示には、セル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準を含む。そして、無線局1は、無線端末2から測定報告を受信する(Step 21)。
以上の如く、第1の実施の形態によれば、異なる種類のセルが混在する無線システムにおいて、無線端末に、当該セルの種類を考慮した測定結果の報告を行わせることである。これにより、例えば、無線局が、無線端末のハンドオーバ先となるセルを適切に分散させたり、無線端末が追加的に使用するセルを適切に分散させたりすることができる。
尚、無線局は、無線端末からの測定報告を基に、当該無線端末のハンドオーバ先を決定したり、複数のセル(又は、キャリア)を同時に使用する際の追加的なセル(又は、キャリア)を決定したりする。しかし、端末測定報告の用途は、これらに限定はされない。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態を説明する。
第2の実施の形態では、上述した第1の実施の形態におけるセルの種類を考慮した測定、及び、測定結果の報告(まとめて端末測定報告とも呼ぶ)を用いた無線端末のハンドオーバの方法について説明する。
システム内の全ての無線端末が使用できる種類のキャリア(第1のキャリア)を構成要素とする第1のセルと、一部の無線端末のみが使用できる種類のキャリア(第2のキャリア)を構成要素とする(つまり、下りリンクのキャリアと上りリンクのキャリアの少なくとも一方が第2のキャリアである)第2のセルが混在する場合、従来技術のようにセルの種類を考慮せずにハンドオーバの為の端末測定報告を行うと、第1のセルの方に無線端末のハンドオーバが集中する問題が生じる可能性がある。
そこで、本発明では、例えば、システム内の第1のセルのみを使用できる無線端末と第2のセルも使用できる無線端末の数又はそれぞれの割合、さらに第1のセルと第2のセルの数又は割合などを考慮し、端末測定報告における測定報告基準を設定し、無線端末から報告されるセルの種類を考慮した端末測定報告により、無線端末のハンドオーバ先を決定する。
例えば、第2のセルを使用できる無線端末が比較的少ない場合、第2のセルを使用できる無線端末に対して、第2のセルにハンドオーバし易いように、つまり測定報告が発生し易いように、測定報告基準のオフセット値、判定閾値、又は、トリガ期間を設定するようにしても良い。また、第2のセルを使用できる無線端末に対しては、優先的に第2のセルにハンドオーバするようにしても良い。
これにより、無線端末によるハンドオーバを、第1セルと第2のセルへ適度に分散させることができる。従って、特定のセル(を管理する無線局)へのハンドオーバの為のネットワークシグナリング、及び、ハンドオーバ後のトラフィックの集中を回避することができる。
具体的には、図2で示される無線局1の制御部14は、無線端末1から受信した測定結果の報告に基づいて、無線端末1のハンドオーバ先のセルを決定する機能を有する。
図5に、第2の実施の形態の無線端末2によるハンドオーバ手順のフローチャートを示す。
まず、無線端末2は、無線局1から端末測定報告の指示を受信し(Step 30)、端末測定の対象となるセルの種類に応じた測定報告基準を基に自セルと隣接セルの測定結果を報告する(Step 31)。そして、無線端末2は、ハンドオーバの指示を受信すると(Step 32 Yes)、ハンドオーバ処理を実行する(Step 35)。一方、無線端末2は、一旦端末測定報告を行った後(Step 31)、ハンドオーバの指示を受信するまで(Step 32)、端末測定報告の手順を繰り返す(Step 33、34)。
図6に、無線局1によるハンドオーバ制御のフローチャートを示す。
まず、無線局1は、無線端末に端末測定報告を指示する(Step 40)。当該指示には、セル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準を含む。
無線端末から測定報告を受信した場合(Step 41 Yes)、ハンドオーバ先を決定し、ハンドオーバ先のセルの無線局へハンドオーバ要求を送信する(Step 42)。
ここで、無線局がハンドオーバ先を決定する方法は、例えば、測定報告に基づいて、最も良好な隣接セル(ベストセルとも呼ぶ)から順に選択する方法でも良いし、他の方法でも良い。さらに、無線局が隣接セルの種類(又は、隣接セルを構成するキャリアの種類)を知っている場合、所定の隣接セル(又は、隣接セルを構成するキャリアの種類)を優先するようにしても良い。無線局が隣接セルの種類(又は、隣接セルを構成するキャリアの種類)を知る方法は、例えば無線局間で情報共有する方法でも良いし、無線端末から報告される方法でも良い。
ハンドオーバ要求が許可された(例えば、ハンドオーバ要求への肯定応答を受信した)場合(Step 43 Yes)、無線端末へハンドオーバ指示を送信する(Step 44)。
一方、ハンドオーバ要求が許可されなかった場合(Step 43 No)、他のハンドオーバ先の候補があるかを判定する(Step 45)。そして、他のハンドオーバ先の候補がある場合(Step 45 Yes)、同様の手順を繰り返す。一方、候補が無い場合(Step 45 No)、ハンドオーバ制御を終了する。
第2の実施の形態によれば、無線端末(UE)のハンドオーバ先を適切に分散させることで、ハンドオーバに必要なシグナリング、及び、ハンドオーバ後のトラフィックが特定のセルに集中することを回避することができる。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態を説明する。
図7は第3の無線通信システムを想定した場合における第3の実施の形態の構成図である。
図7は、本発明の適用の好ましい態様の一つである3GPP LTE(Long Term Evolution)の無線通信システムの構成例であり、無線基地局(enhanced Node B: eNB)、各無線基地局が管理するセル(Cell)、当該セルのいずれかに滞在(キャンプ)する無線端末(User Equipment: UE)、無線基地局を管理するコアネットワーク(Evolved Packet Core: EPC)、などから構成される。尚、EPCはさらにUEの移動管理装置(Mobility Management Entity: MME)、サービングゲートウェイ(Serving Gateway: S-GW)などから構成される。
本発明の実施形態において、無線基地局(eNB)が、異なる種類のセルを制御する機能、つまり異なる種類のセルそれぞれで無線端末(UE)との通信を行う機能を有する。また、少なくとも一部の無線端末(UE)も複数の異なる種類のセルで通信を行う機能を有するものとする。尚、上述のように、これらは無線基地局(eNB)又は無線端末(UE)が、それぞれ異なる種類のコンポーネントキャリア(Component Carrier: CC)を用いて無線端末(UE)又は無線基地局(eNB)と通信を行う機能を有すると言うこともできる。さらに、無線端末(UE)がセルの種類を認識する機能、つまりセルの種類を知る、又は、意識する機能を有するものとする。尚、これは、下りリンクのコンポーネントキャリア(DL CC)及び/又は上りリンクのコンポーネントキャリア(UL CC)の種類を知る、又は、意識する機能とも言うことができる。
尚、LTEにおけるコンポーネントキャリアとは、無線基地局(eNB)と無線端末(UE)が通信を行う基本となるセルを構成する下りリンク及び上りリンクそれぞれの基本周波数成分を指す。以降、特に断りが無い限り、コンポーネントキャリアを単にキャリアと記載する。
本実施の形態では、UEは、セル(又は、コンポーネントキャリア)の種類に対応する測定報告基準を基に、測定結果の報告を行う。測定報告基準としては、例えば以下のものが考えられる。
・受信品質に関するオフセット値
・受信品質に関する判定閾値
・測定結果の報告のトリガとなるトリガ期間
・上記の組み合わせ
オフセット値は、測定結果の報告(以下、測定報告(measurement report))を行うか否かの判定、又は、測定結果の報告を中止するか否かの判定に用いる各セルの受信品質に関するオフセット値である。同様に、判定閾値は、測定報告を行うか否かの判定、又は、測定報告を中止するか否かの判定に用いる各セルの受信品質に関する判定閾値である。トリガ期間は、イベントトリガの測定報告を行う判定に用いる期間(Time To Trigger: TTT)で、無線端末(UE)は測定結果が所定のイベントを当該トリガ期間満たした場合、測定報告を行う。
尚、ここで言う受信品質としては、各セルで送信される参照信号(Reference Signal: RS)の受信信号電力(Reference Signal Received Power: RSRP)、受信信号品質(Reference Signal Received Quality: RSRQ)、受信信号強度(Received Signal Strength Indicator: RSSI)を想定しているが、これらに限定はされない。
オフセット値や判定閾値は、測定報告に対するイベント毎に設定される。LTEのイベント、及びオフセット値や判定閾値は、例えば以下のものが挙げられる。
A1: サービングセルの受信品質が判定閾値(a1-Threshold)よりも良い(Serving becomes better than absolute threshold)
A2: サービングセルの受信品質が判定閾値(a2-Threshold)よりも悪い(Serving becomes worse than absolute threshold)
A3: 隣接セルの受信品質がプライマリサービングセルの受信品質よりオフセット値(a3-Offset)(以上)良い(Neighbour becomes amount of offset better than PCell)
A4: 隣接セルの受信品質が判定閾値(a4-Threshold)よりも良い(Neighbour becomes better than absolute threshold)
A5: プライマリサービングセルの受信品質が判定閾値1(a5-Threshold1)よりも悪く、かつ、隣接セルの受信品質が判定閾値2(a5-Threshold2)よりも良い(PCell becomes worse than absolute threshold1 AND Neighbour becomes better than another absolute threshold2)
A6: 隣接セルの受信品質がセカンダリサービングセルよりオフセット値(a6-Offset)(以上)良い(Neighbour becomes amount of offset better than SCell)
B1: 他のRATの隣接セルの受信品質が判定閾値(b1-Threshold)よりも良い(Neighbour becomes better than absolute threshold)
B2: プライマリサービングセルの受信品質が判定閾値1(b2-Threshold1)より悪く、かつ、他のRATの隣接セルの受信品質が判定閾値2(b2-Threshold2)より良い(PCell becomes worse than absolute threshold1 AND Neighbour becomes better than another absolute threshold2)
本発明ではさらに、上述のオフセット値、判定閾値、及び、トリガ期間をコンポーネントキャリアの種類に対応させて設定する。例えば、新規キャリアのセル(New Type Carrier (NTC) Cell)と従来のキャリアのセル(Legacy Cell)が混在し、NTC Cellを使用可能な無線端末(UE)が比較的少ない場合、NTC Cellを使用可能なUEに対しては、NTC Cellにハンドオーバし易いようにオフセット値、判定閾値、又は、トリガ期間を設定する。一方、NTC Cellを使用可能なUEが支配的になった場合、NTC Cellを使用可能なUEに対しては、Legacy CellとNTC Cellの両方に適度に分散するようにオフセット値、判定閾値、又は、トリガ期間を設定する。これにより、無線基地局(eNB)が、無線端末(UE)のハンドオーバ先となるセルを適切に分散させたり、無線端末(UE)がキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation: CA)を行うための追加的なセカンダリセル(Secondary Cell: SCell)に使用するセルを適切に分散させたりすることができる。
尚、セル(又は、コンポーネントキャリア)の種類に対応する測定報告基準は、無線基地局(eNB)から無線端末(UE)にシステム情報(System Information Block: SIB)で報知されても良いし、個別信号(Dedicated Signaling)で通知されても良いし、或いは、予め無線端末(UE)に設定されていても良い。
また、無線端末(UE)が、どの種類のセル(又は、どの種類のコンポーネントキャリア)を使用可能であるかに関するセルサポート情報(又は、キャリアサポート情報)は、無線端末(UE)の無線部の機能情報(例えば、Radio Access CapabilityやRadio Frequency Capability)、又は、他の無線端末(UE)固有の機能情報(例えば、NAS CapabilityやUE Capability)に含まれていても良い。セルサポート情報(又は、キャリアサポート情報)が無線部の機能情報に含まれる場合、当該情報は無線端末(UE)から無線基地局(eNB)に通知される。一方、セルサポート情報(又は、キャリアサポート情報)が他の無線端末(UE)固有の機能情報に含まれる場合、当該情報はコアネットワーク(EPC)の移動管理装置(MME)から無線基地局(eNB)に通知される。しかし、これらに限定はされない。
ここで、セルの種類とは、例えば以下のものが考えられる。
・従来の無線端末(UE)がアクセス可能なセル
・特定の能力(又は機能)を有する無線端末(UE)のみがアクセス可能なセル
・特定の用途においてのみ従来の無線端末(UE)がアクセス可能なセル
ここで、従来の無線端末(UE)とは、例えばセル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準を基にした端末測定報告を行う機能を有していない無線端末である。一方、特定の能力(又は機能)とは、例えばセル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準を基にした端末測定報告を行う能力(又は機能)である。特定の用途とは、例えば複数のLTEのセル(つまり、コンポーネントキャリア(CC))を同時に使用して通信を行うキャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation: CA)のセカンダリセル(Secondary Cell: SCell)(つまり、セカンダリコンポーネントキャリア(Secondary CC: SCC))として使用する、などが考えられる。
尚、上述のように、「セルの種類に対応するセル選択基準」を「コンポーネントキャリアの種類に対応するセル選択基準」と言う(つまり、置き換えて考える)こともできる。ここで、コンポーネントキャリアの種類は、コンポーネントキャリアで送信される信号の送信形態に関する所定の特徴を基に分類される。所定の特徴とは、例えば以下のものが考えられる。
・物理チャネル(Physical channel)の構成
・無線基地局(eNB)が送信する参照信号(Reference Signal: RS)の送信形態
・無線局が送信する制御信号(Control Signal)の送信形態
・無線局が送信するシステム情報(System Information: SI)の送信形態
・無線基地局(eNB)が送信するシステム情報(System Information: SI)の種類
・無線伝送方式(Radio Access Scheme)
・複信方式(Duplex mode)
物理チャネルの構成としては、例えば物理チャネルのマッピング(Physical Channel Mapping)、つまり各物理チャネルの送信に用いられる無線リソースの割り当て方法などが考えられる。既知信号である参照信号(RS)の送信形態としては、例えばセル固有RS(CRS)の送信周期、送信帯域、送信密度、信号電力密度、信号配置、信号系列、送信アンテナ数、又は、送信されるRSの種類、などが考えられる。システム情報の種類としては、セル(又は、コンポーネントキャリア)の種類によらず送信される種類のシステム情報と、特定の種類のセル(又は、コンポーネントキャリア)でのみ送信される種類のシステム情報、などが考えられる。
以上に示すように、無線端末(UE)が、セル(又は、コンポーネントキャリア)の種類を認識し、当該セル(又は、コンポーネントキャリア)の種類に対応する測定報告基準を基に、測定結果の報告を行うことができる。
次に、本実施の形態の測定結果の報告の手順を説明する。図8は本実施の形態の測定結果の報告の手順のフローチャートである。
尚、以下の説明では、無線基地局(eNB)が無線端末(UE)に、Event A3を用いて端末測定報告を行うように指示し、このとき、隣接セルの種類に対応させてオフセット値(a3-Offset)を設定する。例えば、従来のキャリア(Legacy carrier)を構成要素とするセル(Legacy Cell)に対するオフセット値をa3-Offset、新規キャリア(New Type Carrier: NTC)を構成要素とする(又は、構成要素に含む)セル(NTC Cell)に対するオフセット値をa3-Offset2と設定する場合を説明する。
UEは、所定のタイミングで(Step 100 Yes)、自セル(サービングセル)の受信品質を測定する(Step 101)。同様に、UEは、別の所定のタイミングで(Step 102 Yes)、隣接セルの受信品質を測定する(Step 103)。
そして、隣接セル(又は、隣接セルの構成要素となるキャリア)の種類に対応するa3-Offsetを適用し(Step 104)、各隣接セルがイベントA3の条件を満たすか否かを判定する(Step 105)。
イベントA3の条件を満たさない場合(Step 105 No)、トリガ期間(TTT)を計測するタイマが既に動いているかを判定する(Step 106)。タイマが動いている場合(Step 106 Yes)、タイマをリセットし(Step 107)、Step 100に戻る。一方、タイマが動いていない場合(Step 106 No)、Step 100に戻る。
また、イベントA3の条件を満たす場合(Step 105 Yes)、トリガ期間(TTT)を計測するタイマが既に動いているかを判定する(Step 108)。タイマが動いていない場合(Step 108 No)、タイマをスタートさせ(Step 109)、Step 110に進む。トリガ期間(TTT)を計測するタイマが既に動いている場合には(Step 108 Yes)、Step 110に進む。
次に、トリガ期間(TTT)に達したかを判定する(Step 110)。トリガ期間(TTT)に達している場合(Step 110 Yes)、サービングセルとイベントA3の条件を満たす隣接セルの測定結果をeNBに報告する(Step 111)。一方、トリガ期間(TTT)に達していない場合(Step 110 No)、同様の処理を繰り返す。
尚、UEは測定結果の報告を、イベントA3の条件を満たした場合に一度だけ行っても良いし(Event-triggered reporting)、条件を満たしてから所定回数だけ周期的に行っても良い(Event-triggered periodic reporting)。さらに、UEが、測定報告を行うときにキャリアの種類(又は、セルの種類)もeNBに報告するようにしても良い。
ここで、イベントA3について説明する。イベントA3の条件を詳細に示すと式(1)のようになる。
Mn + Ofn + Ocn - Hys > Mp + Ofp + Ocp + Off ・・・(1)
各パラメータの定義は以下の通りである。尚、端末測定報告を中止する場合の条件は、(1)の不等号とHysの符号が反対になる。
・Mn:隣接セルの受信品質の測定結果
・Ofn:隣接セルに対する周波数固有のオフセット値(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)で周波数毎に指定されるオフセット値(offsetFreq))
・Ocn:隣接セルに対するセル固有オフセット値(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)で隣接セル毎に指定されるオフセット値(cellIndividualOffset))
・Mp:プライマリサービングセルの受信品質の測定結果
・Ofp:プライマリ周波数(つまり、プライマリサービングセルの周波数)に対する周波数固有オフセット(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)でプライマリ周波数に対して指定されるオフセット値(offsetFreq))
・Ocp:プライマリサービングセルに対するセル固有オフセット値(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)でプライマリ周波数に対して指定されるオフセット値(cellIndividualOffset))
・Hys:イベントに対するヒステリシスパラメータ(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)で当該イベントに対して指定されるヒステリシス(hysteresis))
・Off:イベントに対するオフセット値(つまり、LTEのセルに対する測定指示(measObjectEUTRA)で当該イベントに対して指定されるオフセット値(a3-Offset))
尚、Mn, MpはRSRPの場合は[dBm]で、RSRQの場合は[dB]で表される。また、Ofn, Ocn, Ofp, Ocp, Hys, Offは[dB]で表される。
また、上記は一例であり、本発明では、これらのパラメータもセル(又は、キャリア)の種類に対応させて設定しても良い。
更に、本発明のセル(又は、キャリア)の種類に対応する測定報告基準(例えば、上述のパラメータ)の通知方法は、例えば、図9や、図10に示す方法が考えられる。
ひとつは、無線基地局(eNB)が、LTEセルに対する無線端末(UE)の測定報告の方法を示す情報(ReportConfigEUTRA)に、セルの種類(または、キャリアの種類)に対応する個別のパラメータ設定を行う方法である。
図9の例では、イベントA3(Event A3)を用い、a3-Offsetをキャリアの種類に対応させて設定する例である。例えば、従来のセル(または、キャリア)に対する測定報告には従来通り a3-Offset を適用し、新規セル(または、キャリア)に対する測定報告には a3-Offset-1rx を適用する。例えば、a3-Offset-1rx が前述のa3-Offset2に相当する。
また、無線基地局(eNB)が、無線端末(UE)の測定および測定報告の方法を示す測定設定情報(MeasConfig)の中の報告設定情報(reportConfigToAddModList)に、LTEセルに対する測定報告の方法を示す情報(ReportConfigEUTRA)をセルの種類(または、キャリアの種類)に対応させて設定する方法であっても良い。
図10は、従来のセル(または、キャリア)に対する測定報告の方法を示す情報(ReportConfigEUTRA)と、新規セル(または、キャリア)に対する測定報告の方法を示す情報(ReportConfigEUTRA-r1x)を送信する場合の例である。
尚、無線端末(UE)による、セルの種類(または、キャリアの種類)の認識方法としては、以下の方法が考えられる。例えば、セルの種類(または、下りリンクキャリアの種類や上りリンクキャリアの種類)が無線基地局(eNB)から送信されるシステム情報(System Information Block: SIB)で示され、無線端末(UE)が、そのシステム情報を復調することによりセルの種類(または、キャリアの種類)を認識する方法が考えられる。別の方法として、例えば、セルの種類(または、セルの構成要素の下りリンクのキャリアの種類)は、従来(Legacy)のLTEキャリア(例えば、第1のキャリア)で送信されている参照信号(RS、例えばCRS)や同期信号(SS)が送信されているか否か、従来のLTEキャリアでのRSやSSの送信形態と同じか否か、所定の種類のセル(または、下りリンクのキャリア(例えば、第2のキャリア))に対して規定される送信形態で参照信号(RS)や同期信号(SS)が送信されているか否か、或いは、所定の種類のセル(または、下りリンクのキャリア)に対して規定される参照信号(RS)や同期信号(SS)が送信されているか否か、などにより認識する(検出するとも呼べる)。
<第4の実施の形態>
第4の実施の形態を説明する。
第4の実施の形態は、3GPP LTEに本発明を適用した例であり、無線基地局(eNB)が無線端末(UE)に、隣接セル(又は、隣接セルの構成要素となるキャリア)の種類毎に対応するイベントを設定し、端末測定報告を行うように指示する例である。
例えば、従来のキャリア(Legacy carrier)を構成要素とするセルと、新規キャリア(New type carrier)を構成要素とする(又は、構成要素に含む)セル(New type cell)が混在するLTEシステムを設定した場合、下記のようなイベントを規定しても良い。
例えば、図11に示すような状態のとき、無線基地局(eNB)が無線端末(UE)に、イベントAxを用いて端末測定報告を行うように指示する。イベントAxは、以下の通りである。
・Ax: 新規種類の隣接セルの受信品質がプライマリサービングセルの受信品質よりオフセット値(ax-Offset)(以上)良い(Neighbour new type cell becomes amount of offset better than PCell)
また、図13に示すような状態のとき、無線基地局(eNB)が無線端末(UE)に、イベントAy、Azを用いて端末測定報告を行うように指示する。イベントAy、Azは、以下の通りである。
・Ay: 隣接セルの受信品質が新規種類のプライマリサービングセルの受信品質よりオフセット値(ay-Offset)(以上)良い(Neighbour becomes amount of offset better than new type PCell)
・Az: 新規種類の隣接セルの受信品質が新規種類のプライマリサービングセルの受信品質よりオフセット値(az-Offset)(以上)良い(Neighbour new type cell becomes amount of offset better than new type PCell)
尚、セル(又は、キャリア)の種類が2つ以上混在する場合にも同様に新規イベントを設定することができることは言うまでもない。例えば、新規種類のセル(New type Cell)の代わりに、種類xxのセル、種類yyのセル、種類zzのセル、というようにセル(又は、セルの構成要素となるキャリア)の種類に所定のインデックスを付け、各インデックスのセルに対してイベントを設定するなどの方法が考えられる。
<第5の実施の形態>
第5の実施の形態を説明する。
第5の実施の形態は、3GPP LTEに本発明を適用した例であり、無線基地局(eNB)による無線端末(UE)のハンドオーバ先の決定方法について、図13を用いて説明する。尚、無線端末(UE)による端末測定報告は、例えば第4の実施の形態を用いて実行されるものとする。
図13において、Cell1とCell3は従来のUEがキャンプ可能な第1のキャリアを構成要素とする第1のセルで、Cell2とCell4は第2のキャリアを構成要素とする一部のUEがキャンプ可能な第2のセルである。ここで、UEが移動する場合、eNBにおける当該UEのハンドオーバ先の決定は、例えば以下のように実行されるようにしても良い。ここでは、ハンドオーバ判定に用いる受信品質の指標としてRSRPを用いるが、RSRQでも同様に実行されうることは言うまでもない。
・Case 1) Cell3が所定のイベントを満たし、Cell4が満たさない。この場合、UEのハンドオーバ先はCell3に決定する。
・Case 2) Cell3が所定のイベントを満たさず、Cell4が満たす。この場合、UEのハンドオーバ先はCell4に決定する。
・Case 3) Cell3とCell4が共に所定のイベントを満たし、RSRP3> RSRP4 を満たす。この場合、UEのハンドオーバ先はCell3に決定する。
・Case 4) Cell3とCell4が共に所定のイベントを満たし、RSRP3< RSRP4を満たす。この場合、UEのハンドオーバ先はCell4に決定する。
・Case 5) Cell3とCell4が共に所定のイベントを満たし、Cell3がCell4より優先度が高い。この場合、UEのハンドオーバ先はCell3に決定する。
・Case 6) Cell3とCell4が共に所定のイベントを満たし、Cell3がCell4より優先度が低い。この場合、UEのハンドオーバ先はCell4に決定する。
本実施の形態によれば、無線端末(UE)のハンドオーバ先を適切に分散させることで、ハンドオーバに必要なシグナリング、及び、ハンドオーバ後のトラフィックが特定のセルに集中することを回避することができる。
<第6の実施の形態>
第6の実施の形態を説明する。
第6の実施の形態は、3GPP LTEのキャリアアグリゲーション(CA)に本発明を適用した例であり、無線基地局(eNB)による無線端末(UE)のセカンダリセル(SCell)の決定方法について、図14を用いて説明する。尚、無線端末(UE)による端末測定報告は、例えば第4の実施の形態を用いて実行されるものとする。
図14において、UEがCell1にキャンプし、eNB1と通信を行っているものとする。eNB1のCell1とCell7は、従来のUEがキャンプ可能な第1のキャリアを構成要素とする第1のセルで、Cell2は一部のUEがセカンダリセル(SCell)として使用可能な第2のキャリアを構成要素とする第2のセルである。本実施形態では、eNB1がUEの通信するトラフィック量が多く、当該UEにキャリアアグリゲーション(CA)を行わせる必要がある(又は、CAが有効である)と判断した場合のセカンダリセル(SCell)の決定は、例えば以下のように実行されるようにしても良い。ここでは、セカンダリセル(SCell)を1つだけ追加する場合を想定する。また、セカンダリセル(SCell)の決定に用いる受信品質の指標としてRSRQを用いるが、RSRPでも同様に実行されうることは言うまでもない。
・Case 1) Cell2が所定のイベントを満たし、Cell7が満たさない。この場合、Cell2をセカンダリセル(SCell)に決定する。
・Case 2) Cell2が所定のイベントを満たさず、Cell7が満たす。この場合、Cell7をセカンダリセル(SCell)に決定する。
・Case 3) Cell2とCell7が共に所定のイベントを満たし、RSRQ2> RSRQ7 を満たす。この場合、Cell2をセカンダリセル(SCell)に決定する。
・Case 4) Cell2とCell7が共に所定のイベントを満たし、RSRQ2< RSRQ7を満たす。この場合、Cell7をセカンダリセル(SCell)に決定する。
・Case 5) Cell2とCell7が共に所定のイベントを満たし、Cell2がCell7より優先度が高い。この場合、Cell7をセカンダリセル(SCell)に決定する。
・Case 6) Cell2とCell7が共に所定のイベントを満たし、Cell2がCell7より優先度が低い。この場合、Cell7をセカンダリセル(SCell)に決定する。
本実施の形態によれば、無線端末(UE)のキャリアアグリゲーション(CA)時のセカンダリセル(SCell)を適切に分散させることで、トラフィックが特定のセルに集中することを回避することができる。
尚、従来のキャリア(Legacy carrier)を構成要素とするセルと、新規キャリア(New type carrier)を構成要素とする(又は、構成要素に含む)セル(New type cell)が混在するLTEシステムを設定した場合、下記のようなイベントを規定しても良い。
・Ai: 新規種類の隣接セルの受信品質がセカンダリサービングセルの受信品質よりオフセット値(ai-Offset)(以上)良い(Neighbour new type cell becomes amount of offset better than SCell)
・Aj: 隣接セルの受信品質が新規種類のセカンダリサービングセルの受信品質よりオフセット値(aj-Offset)(以上)良い(Neighbour cell becomes amount of offset better than new type SCell)
・Ak: 新規種類の隣接セルの受信品質が新規種類のセカンダリサービングセルの受信品質よりオフセット値(ak-Offset)(以上)良い(Neighbour new type cell becomes amount of offset better than new type SCell)
尚、セル(又は、キャリア)の種類が2つ以上混在する場合にも同様に新規イベントを設定することができることは言うまでもない。例えば、新規種類のセル(New type Cell)の代わりに、種類xxのセル、種類yyのセル、種類zzのセル、というようにセル(又は、セルの構成要素となるキャリア)の種類に所定のインデックスを付け、各インデックスのセルに対してイベントを設定するなどの方法が考えられる。
尚、これまで述べたLTEの実施形態では、マクロ無線基地局(Macro eNB)のセルのみが存在するHomogeneous Networkを想定していたが、本発明の適用範囲はこれに限定はされない。例えば、マクロ無線基地局(Macro eNB)とピコ無線基地局(Pico eNB)やフェムト無線基地局(Femto eNB)が混在するHeterogeneous Network(HetNet)においても適用が可能であることは言うまでも無い。
さらに、これまで述べた実施形態では、無線通信システムとして3GPP LTEを想定して説明したが、本発明の対象はそれらに限定されることはなく、GSM(Global System for Mobile communications)、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)、CDMA2000(Code Division Multiple Access 2000)及びその発展版(1xRTT、HRPD)、WiMAX(Worldwide interoperability for Microwave Access)などにも適用可能である。
さらに、本発明は必ずしも上記実施の形態に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施してもよい。また、各実施の形態を適宜組み合わせて実施してもよい。
また、上述した説明からも明らかなように、各部をハードウェアで構成することも可能であるが、コンピュータプログラムにより実現することも可能である。この場合、プログラムメモリに格納されているプログラムで動作するプロセッサによって、上述した実施の形態と同様の機能、動作を実現させる。
尚、上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1) 無線局と無線端末とが通信する無線通信システムにおいて、
少なくとも1つの前記無線局が、1つの無線アクセス技術で複数種類のセルを制御する制御手段と、
前記無線端末が、前記セルの種類を認識する認識手段と、
前記無線端末が、前記セルの種類に対応する測定報告基準を基に測定結果の報告を行う測定報告手段と、
を有する無線通信システム。
(付記2) 前記セルの種類は、当該セルの構成要素となるキャリアの種類によって特定される
付記1に記載の無線通信システム。
(付記3) 前記キャリアの種類は、送信される信号の送信形態によって分類される
付記2に記載の無線通信システム。
(付記4) 前記キャリアの種類が、物理チャネルの構成によって分類される
付記2又は付記3に記載の無線通信システム。
(付記5) 前記キャリアの種類が、前記キャリアにおける前記無線局から送信される既知信号、システム情報、制御信号、の少なくともいずれかの送信形態によって分類される
付記2から付記4のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記6) 前記キャリアの種類が、システム情報の内容によって分類される
付記2から付記5のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記7) 前記キャリアの種類が、無線伝送方式によって分類される
付記2から付記6のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記8) 前記キャリアの種類が、複信方式によって分類される、
付記2から付記7のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記9) 前記測定報告基準が、受信品質に関するオフセット値、受信品質に関する判定閾値、測定結果の報告のトリガとなるトリガ期間、の少なくとも1つを含む
付記1から付記8のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記10) 前記測定報告基準が、セルの種類毎、又は、所定のセルの種類のグループ毎に、異なるイベントを用いて設定される
付記1から付記9のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記11) 前記無線局が、前記測定報告基準を、前記無線端末に送信する
付記1から付記10のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記12) 前記無線局が、前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末のハンドオーバ先のセルを決定する
付記1から付記11のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記13) 前記無線局が、所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末のハンドオーバ先に決定する
付記12に記載の無線通信システム。
(付記14) 前記無線局が、前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末の追加のサービングセルを決定する
付記1から付記11のいずれかに記載の無線通信システム。
(付記15) 前記無線局が、所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末の追加のサービングセルに決定する
付記14に記載の無線通信システム。
(付記16) 無線局が1つの無線アクセス技術で複数種類のセルを制御する無線通信システムにおける無線端末であって、
前記セルの種類を認識する認識手段と、
前記セルの種類に対応する測定報告基準を基に測定結果の報告を行う測定報告手段と、
を有する無線端末。
(付記17) 前記セルの種類は、当該セルの構成要素となるキャリアの種類によって特定される
付記16に記載の無線端末。
(付記18) 前記キャリアの種類は、送信される信号の送信形態によって分類される
付記17に記載の無線端末。
(付記19) 前記キャリアの種類が、物理チャネルの構成によって分類される
付記17又は付記18に記載の無線端末。
(付記20) 前記キャリアの種類が、前記キャリアにおける前記無線局から送信される既知信号、システム情報、制御信号、の少なくともいずれかの送信形態によって分類される
付記17から付記19のいずれかに記載の無線端末。
(付記21) 前記キャリアの種類が、システム情報の内容によって分類される
付記17から付記20のいずれかに記載の無線端末。
(付記22) 前記キャリアの種類が、無線伝送方式によって分類される
付記17から付記21のいずれかに記載の無線端末。
(付記23) 前記キャリアの種類が、複信方式によって分類される、
付記17から付記22のいずれかに記載の無線端末。
(付記24) 前記測定報告基準が、受信品質に関するオフセット値、受信品質に関する判定閾値、測定結果の報告のトリガとなるトリガ期間、の少なくとも1つを含む
付記16から付記23のいずれかに記載の無線端末。
(付記25) 前記測定報告基準が、セルの種類毎、又は、所定のセルの種類のグループ毎に、異なるイベントとして設定される
付記16から付記24のいずれかに記載の無線端末。
(付記26) 前記無線局から、前記測定報告基準を受信する
付記16から付記25のいずれかに記載の無線端末。
(付記27) 無線局であって、
1つの無線アクセス技術で複数種類のセルを制御する制御手段と、
前記セルの種類に対応する測定報告基準に基づく測定結果の報告に関する指示を、無線端末に送信する手段と
を有する無線局。
(付記28) 前記測定報告基準を、前記無線端末に送信する
付記27に記載の無線局。
(付記29) 前記セルの種類は、当該セルの構成要素となるキャリアの種類によって特定される
付記27または付記28に記載の無線局。
(付記30) 前記キャリアの種類は、送信される信号の送信形態によって分類される
付記29に記載の無線局。
(付記31) 前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末のハンドオーバ先のセルを決定する付記27から付記30のいずれかに記載の無線局。
(付記32) 所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末のハンドオーバ先に決定する
付記31に記載の無線局。
(付記33) 前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末の追加のサービングセルを決定する
付記27から付記30のいずれかに記載の無線局。
(付記34) 所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末の追加のサービングセルに決定する
付記33に記載の無線局。
(付記35) 通信制御方法であって、
少なくとも1つの無線局が、1つの無線アクセス技術で複数種類のセルを制御し、
無線端末が、前記セルの種類を認識し、
前記無線端末が、前記セルの種類に対応する測定報告基準を基に測定結果の報告を行う
通信制御方法。
(付記36) 前記セルの種類は、当該セルの構成要素となるキャリアの種類によって特定される
付記35に記載の通信制御方法。
(付記37) 前記キャリアの種類は、送信される信号の送信形態によって分類される
付記36に記載の通信制御方法。
(付記38) 前記キャリアの種類が、物理チャネルの構成によって分類される
付記36又は付記37に記載の通信制御方法。
(付記39) 前記キャリアの種類が、前記キャリアにおける前記無線局から送信される既知信号、システム情報、制御信号、の少なくともいずれかの送信形態によって分類される
付記36から付記38のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記40) 前記キャリアの種類が、システム情報の内容によって分類される
付記36から付記39のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記41) 前記キャリアの種類が、無線伝送方式によって分類される
付記36から付記40のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記42) 前記キャリアの種類が、複信方式によって分類される、
付記36から付記41のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記43) 前記測定報告基準が、受信品質に関するオフセット値、受信品質に関する判定閾値、測定結果の報告のトリガとなるトリガ期間、の少なくとも1つを含む
付記35から付記42のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記44) 前記測定報告基準が、セルの種類毎、又は、所定のセルの種類のグループ毎に、異なるイベントとして設定される
付記35から付記43のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記45) 前記無線局が、前記測定報告基準を、前記無線端末に送信する
付記35から付記44のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記46) 前記無線局が、前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末のハンドオーバ先のセルを決定する
付記35から付記45のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記47) 前記無線局が、所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末のハンドオーバ先に決定する
付記46に記載の通信制御方法。
(付記48) 前記無線局が、前記無線端末から報告される測定結果を基に、前記無線端末の追加のサービングセルを決定する
付記35から付記45のいずれかに記載の通信制御方法。
(付記49) 前記無線局が、所定の種類のセルを、優先的に前記無線端末の追加のサービングセルに決定する
付記48に記載の通信制御方法。
本出願は、2012年7月5日に出願された日本出願特願2012−151911号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
1 無線局
2 無線端末
10 無線信号受信器
11 復調部
12 送信部
13 受信部
14 制御部
15 信号生成部
16 無線送信器
20 無線信号受信器
21 復調部
22 認識部
23 制御部
24 測定部
25 信号生成部
26 無線信号送信部

Claims (4)

  1. 無線局であって、
    1つ又は複数の無線伝送方式に対応づけられた1つの無線アクセス技術で、セルの種類を複数制御することが可能な制御手段と、
    前記セルの種類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を無線端末に送信する送信手段と、を有し、
    前記参照信号の種類として、セルの特定に使用される同期信号(SS)と、通信路状態情報の測定に使用される測定用参照信号(CSI-RS)を含み、
    前記セルの種類として、少なくとも前記同期信号(SS)が送信される第1のセルと、前記同期信号(SS)が送信されずに前記測定用参照信号(CSI-RS)が送信される第2のセルとがあり、
    前記第1のセルは、前記無線端末がプライマリセル(PCell)として通信可能であり、
    前記第2のセルは、前記無線端末がセカンダリセル(SCell)としてのみ通信可能であり、
    前記送信手段は、前記参照信号の種類が特定され、当該参照信号の種類に対応付けた測定報告のイベントを設定された前記測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を前記無線端末に送信する
    無線局。
  2. 前記設定情報により、前記参照信号の種類毎に、受信品質の判定閾値またはオフセットを含む測定報告のイベントを設定することが可能な、
    請求項1に記載の無線局。
  3. 無線端末であって、
    1つ又は複数の無線伝送方式に対応づけられた1つの無線アクセス技術で、セルの種類を複数サポートする手段と、
    前記セルの種類に関連づけられる参照信号の種類に応じた測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を無線局から受信する受信手段と、を有し、
    前記参照信号の種類として、セルの特定に使用される同期信号(SS)と、通信路状態情報の測定に使用される測定用参照信号(CSI-RS)を含み、
    前記セルの種類として、少なくとも前記同期信号(SS)が送信される第1のセルと、前記同期信号(SS)が送信されずに前記測定用参照信号(CSI-RS)が送信される第2のセルとがあり、
    前記第1のセルは、前記無線端末がプライマリセル(PCell)のキャリアとして通信可能であり、
    前記第2のセルは、前記無線端末がセカンダリセル(SCell)のキャリアとしてのみ通信可能であり、
    前記受信手段は、前記参照信号の種類が特定され、当該参照信号の種類に対応付けた測定報告のイベントを設定された前記測定報告の方法を示す設定情報(Report Config)を受信する
    無線端末。
  4. 前記設定情報により、前記参照信号の種類毎に、受信品質の判定閾値またはオフセットを含む測定報告のイベントが設定される、
    請求項3に記載の無線端末。
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