本発明の実施例は、既存のLTEシステムが3つの新たなタイプの端末をサポートしないという問題を解決するためのスケジューリング方法、データ処理方法及び装置を提供する。
前述の目的を達成するために、以下の技術的解決策が本発明の実施例において使用される。
第1の態様によれば、スケジューリング方法が提供され、通信システムに適用され、方法は、
基地局により、下りリンク制御情報(DCI)を第1のタイプの端末に送信するステップであり、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含むステップを含み、
第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、
第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるシングルキャリア周波数分割多元接続(SC-FDMA)シンボルである。
LTEシステムの上りリンク構成が通常サイクリックプレフィクス(CP)であるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、14個のSC-FDMAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、通常サイクリックプレフィクスを含み、平均で1/14ミリ秒の持続時間を有する。LTEシステムにおける各上りリンクサブフレームに含まれるSC-FDMAシンボルの持続時間は異なってもよい点に留意すべきである。例えば、各上りリンクサブフレームに含まれる14個のSC-FDMAシンボルの中で、2つのロングSC-FDMAシンボルが存在し、各ロングSC-FDMAシンボルの持続時間は71.88ミリ秒であり、12個のショートSC-FDMAシンボルが存在し、各ショートSC-FDMAシンボルの持続時間は71.35ミリ秒である。LTEシステムの上りリンク構成が拡張サイクリックプレフィクスCPであるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、同じ持続時間を有する12個のSC-FMDAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、拡張サイクリックプレフィクスを含み、1/12ミリ秒の持続時間を有する。
LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルがCPを含まないときに、各シンボルの持続時間は66.7ミリ秒である。
上りリンクデータは、物理上りリンク共有チャネルPUSCH上で搬送されるか、或いは上りリンクデータを送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。
第1の態様を参照して、第1の態様の第1の可能な実現方式では、方法は、
基地局により、下りリンク制御情報(DCI)を第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信するステップであり、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含むステップを更に含み、
第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含み、第2のモードのフレームフォーマットにおける各無線フレームは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
例えば、下りリンク制御情報(DCI)は、上りリンクデータを送信するように端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、周波数ドメインにおいて使用されるサブキャリア数、使用される変調及び符号化方式若しくは変調方式、又は搬送されるトランスポートブロックに含まれるビット数のうち少なくとも1つを含む。
シングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMAが上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはSC-FDMAシンボルでもよく、或いはFDMA周波数分割多元接続が上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはFDMAシンボルでもよい点に留意すべきである。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクス(CP)が追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクスCPが追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。
通信システムは、周波数分割複信(frequency division duplex, FDD)システムでもよく、或いは時分割複信(time division duplex, TDD)システムでもよい。したがって、第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。さらに、第1のモードのフレームフォーマットは、FDD通信システムとTDD通信システムとの間で変化する。
FDDシステムに適用可能であり且つ第2のモードのフレームフォーマットに含まれるフレーム構造タイプ1が図3に示されている。フレーム構造タイプ1における無線フレームの時間長は10ミリ秒である。無線フレームは20個のタイムスロットを含み、各タイムスロットは0.5ミリ秒であり、2つのタイムスロットはサブフレームを形成する。すなわち、フレーム構造タイプ1は10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒である。さらに、通常CPが使用されるときに、各サブフレームは14個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含み、或いは拡張CPが使用されるときに、各サブフレームは12個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含む。
TDDシステムに適用可能であり且つ第2のモードのフレームフォーマットに含まれるフレーム構造タイプ2が図9に示されている。第2のモードのフレームフォーマットは、2つの5ミリ秒のハーフフレームを含む10ミリ秒の無線フレームを含む。各ハーフフレームは5つの1ミリ秒のサブフレームを含み、下りリンクサブフレームと、スペシャルサブフレームと、上りリンクサブフレームとを含む。スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTSと、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTSと、ガード期間CPとを含む。5ミリ秒の周期が下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用されるときに、スペシャルサブフレームは双方のハーフフレームに存在する。10ミリ秒の周期が下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用されるときに、スペシャルサブフレームは第1のハーフフレームのみに存在する。さらに、通常CPが使用されるときに、各サブフレームは14個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含み、或いは拡張CPが使用されるときに、各サブフレームは12個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第2の可能な実現方式では、端末が第1のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、上りリンクデータが第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより送信されるときに使用される物理リソース情報を含み、物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含み、時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、周波数リソースは1つのサブキャリアを含むか、或いは
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、上りリンクデータが第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより送信されるときに使用される物理リソース情報を含み、物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含み、時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、周波数リソースは1つ以上のサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。具体的には、端末が第2のタイプの端末であるときに、周波数リソースは1つのサブキャリアを含む。端末が第3のタイプの端末であるときに、周波数リソースは1つ以上のサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。
第2の態様によれば、データ伝送方法が提供され、方法は、
端末により、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に送信するステップであり、端末は第1のタイプの端末であり、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために使用されるフレームフォーマットは第1のモードのフレームフォーマットであるステップを含み、
第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、
第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるシングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMAシンボルである。
上りリンク制御情報UCIは、端末が下りリンク共有チャネルPDSCH上で搬送された下りリンクデータを正確に受信したか否かを確認するためのACK又はNACKを含むか、或いは下りリンクチャネル品質を反映するために使用されるチャネル状態情報CSIを含む。上りリンク制御情報は、物理上りリンク制御チャネルPUCCH上で搬送されるか、或いは上りリンク制御情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。ランダムアクセス情報はランダムアクセスプリアンブルを含み、物理ランダムアクセスチャネルPRACH上で搬送されるか、或いは上りリンクランダムアクセス情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。
任意選択で、第1のモードのフレームフォーマットは予め設定される。例えば、第1のモードのフレームフォーマットは、システムにおいて使用される1つ又はいくつかの指定のキャリア周波数において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、指定の下りリンク同期信号系列又は下りリンク同期信号を送信するための指定のフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、下りリンクシステム情報を送信するために使用され且つ下りリンクシステム情報内に含まれるか或いは指定されるフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用される。端末は、下りリンクシステム情報における指定の対応関係又は指示情報に従って第1のモードのフレームフォーマットが使用されると習得した後に、第1のモードのフレームフォーマットを使用する上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に直接送信してもよい。
第2の態様を参照して、第2の態様の第1の可能な実現方式では、端末が上りリンク制御情報を基地局に送信するときに、端末により、上りリンク制御情報を基地局に送信する前に、方法は、
端末により、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIを受信するステップであり、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含むステップを更に含む。
第2の態様を参照して、第2の態様の第2の可能な実現方式では、端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために使用されるフレームフォーマットは、第2のモードのフレームフォーマットであり、第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含み、第2のモードのフレームフォーマットは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
第2の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第3の可能な実現方式では、端末が上りリンク制御情報を基地局に送信するときに、端末により、上りリンク制御情報を基地局に送信する前に、方法は、
端末により、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIを受信するステップであり、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含むステップを更に含む。
第2の態様又は第2の態様の第1~第3の可能な実現方式のうちいずれかを参照して、第2の態様の第4の可能な実現方式では、端末が第1のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、上りリンクデータが第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより送信されるときに使用される物理リソース情報を含み、物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含み、時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、周波数リソースは1つのサブキャリアを含むか、或いは
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、上りリンクデータが第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより送信されるときに使用される物理リソース情報を含み、物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含み、時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、周波数リソースは1つ以上のサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。具体的には、端末が第2のタイプの端末であるときに、周波数リソースは1つのサブキャリアを含む。端末が第2のタイプの端末であるときに、周波数リソースは1つ以上のサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。
第1の態様又は第2の態様を参照して、通信システムが周波数分割複信FDDシステムであり、上りリンクにおいて通常サイクリックプレフィクスCPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムがFDDシステムであり、上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムがFDDシステムであるときに、第1のモードのフレームフォーマットの時間長はN*10ミリ秒であり、Nは1であるか或いは0より大きい偶数であり、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームはMミリ秒であり、Mは0より大きい偶数であり、M<=N*10であり、
第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であり、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間であるか、或いは
第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であり、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムが時分割複信TDDシステムであるときに、第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つのスペシャルサブフレームと、少なくとも1つの下りリンクサブフレームとを含み、スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTS、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTS又はガード期間GPのうち少なくとも1つを含む。
任意選択で、通信システムがTDDシステムであるときに、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒であり、
通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間であるか、或いは
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒であり、
通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間であるか、或いは
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒であり、
通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間であるか、或いは
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。図18及び図19に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、各スペシャルサブフレームは、DwPTS又はGPのうち少なくとも1つを含み、DwPTS又はGPの長さは、LTEシステムにおけるフレーム構造タイプ2におけるスペシャルサブフレーム内のDwPTS又はGPのものと同じであり、スペシャルサブフレームの構成によって変化し、DwPTS及びGPの合計時間長は1ミリ秒未満である。
具体的には、通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
任意選択で、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T1+3)ミリ秒に等しく、T1は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、上りリンクサブフレームの持続時間が(T2+1)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は16個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T2+1)ミリ秒に等しく、T2は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、10ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが最初の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、各下りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。各スペシャルサブフレームがDwPTS又はGPのうち少なくとも1つを含み、DwPTS又はGPの長さがLTEシステムにおけるフレーム構造タイプ2におけるスペシャルサブフレーム内のDwPTS又はGPのものと同じである場合、DwPTS及びGPの合計時間長は1ミリ秒未満である。
具体的には、通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T1+3)ミリ秒に等しく、T1は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
任意選択で、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
任意選択で、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満である。スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が(T2+1)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は16個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T2+1)ミリ秒に等しく、T2は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間は、次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間とは異なり、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが各5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒以下である。通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、上りリンク復調参照信号は、少なくとも1つの上りリンクサブフレーム内の少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信される。
任意選択で、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒の時間長内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが通常CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、通常CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが拡張CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、拡張CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがCPを含まないシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、CPを含まないSC-FDMAシンボルである。
任意選択で、第2のモードのフレームフォーマットは、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2を含み、フレーム構造タイプ2は、1つのスペシャルサブフレームと、複数の下りリンクサブフレームと、複数の上りリンクサブフレームとを含み、スペシャルサブフレーム、各下りリンクサブフレーム及び各上りリンクサブフレームのそれぞれの持続時間は1ミリ秒であり、スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTSと、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTSと、ガード期間GPとを含む。
任意選択で、第1のモードのフレームフォーマットがUpPTSを含み、第1のモードのフレームフォーマットにおけるUpPTSの長さがフレーム構造タイプ2におけるUpPTSの長さ以下であるときに、上りリンク信号又はチャネルは、第1のモードのフレームフォーマットに含まれるUpPTS内で送信されない。
任意選択で、第2のモードのフレームフォーマットが利用不可能な上りリンクサブフレームを含むときに、上りリンク信号又はチャネルは、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。利用不可能な上りリンクサブフレームは1つ以上の上りリンクサブフレームであり、各上りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。利用不可能な上りリンクサブフレームは、利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースが予約リソースであることを意味する。予約リソースは、特別な端末の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末の間の通信に使用される。予約リソースは、特別でない端末の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末の間の通信には使用できない。例えば、LTEシステムにおける利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースは予約リソースであり、このような特別なシステムにおけるデバイスの間の通信に使用される。予約リソースは、利用不可能な上りリンクサブフレーム内で一般のLTE端末により使用できない。
第1のタイプの端末は、システム情報を受信することにより、利用不可能な上りリンクサブフレーム内にある上りリンクサブフレームを含むか、或いは予約リソースである利用不可能な上りリンクサブフレーム内の周波数ドメインリソース等を更に含む、利用不可能な上りリンクサブフレームについての情報を習得する。
第3の態様によれば、基地局が提供され、基地局は、プロセッサと、メモリと、システムバスと、通信インタフェースとを含む。
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサは、システムバスを使用することによりメモリに接続され、基地局が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、基地局は、第1の態様又は第1の態様の第1及び第2の可能な実現方式のうちいずれか1つによるスケジューリング方法を実行する。
第4の態様によれば、端末が提供され、端末は、プロセッサと、メモリと、システムバスと、通信インタフェースとを含む。
メモリは、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサは、システムバスを使用することによりメモリに接続され、端末が動作するときに、プロセッサは、メモリに記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、端末は、第2の態様又は第2の態様の第1~第4の可能な実現方式のうちいずれか1つによるデータ伝送方法を実行する。
本発明の実施例において提供されるスケジューリング方法、データ伝送方法及び装置によれば、基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信する。DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信する。DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。このように、LTEシステムにおける基地局は既存のLTE端末をサポートでき、また、FDDシステム及びTDDシステムにおいて新たに利用可能である第1のタイプの端末、第2のタイプの端末及び第3のタイプの端末もサポートできる。これは、時間リソース及び周波数リソースを節約し、また、通信システムの利用率及び基地局の利用率も改善する。
本発明について説明する前に、まず、本発明におけるユーザ端末タイプ及び適用シナリオについて簡単に説明する。
本発明の実施例におけるユーザ端末タイプは、既存のLTE端末と、新たに利用可能な端末とを主に含む。既存のLTE端末は、上りリンク方式においてSC-FDMAを用いて15kHzのサブキャリア間隔で直交サブキャリアを送信できる。最小スケジューリング粒度は、12個の直交サブキャリアを含む1つのPRB、すなわち、180kHzである。単一のサブキャリア又は複数のサブキャリアの粒度のスケジューリングはサポートされない。主に3つのタイプの新たに利用可能な端末が存在する。第1のタイプの端末は、上りリンク方式においてSC-FDMAを用いて3.75kHzの直交サブキャリア間隔で単一のサブキャリアを送信でき、或いは上りリンク方式においてFDMAを用いて3.75kHzのサブチャネル帯域幅で単一のサブチャネルを送信できる。第2のタイプの端末は、上りリンク方式においてSC-FDMAを用いて15kHzの直交サブキャリア間隔で単一のサブキャリアを送信できる。第3のタイプの端末は、上りリンク方式においてSC-FDMAを用いて15kHzの直交サブキャリア間隔で複数のサブキャリアを送信できる。明らかに、3つのタイプの端末は、1つのタイプの端末でもよい。このタイプの端末は、3つのタイプの端末の1つ又は2つ又は3つの機能を有する。さらに、3つのタイプの端末の全ては、下りリンクにおいて直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access, OFDMA)技術をサポートし、サブキャリア間隔は15kHzである。3つのタイプの端末は、3つの異なるタイプの端末でもよく、或いは異なる端末の1つ又は2つ又は3つの能力を有する1つのタイプの端末でもよい。説明を簡単にするために、端末は、併せて3つのタイプの端末と呼ばれる。端末タイプ及び端末能力は、本発明では具体的に限定されない。さらに、3つのタイプの端末は、モノのインターネット通信に主に使用される。したがって、3つのタイプの新たに利用可能な端末をサポートするシステムは、狭帯域のモノのインターネット(narrowband Internet of Things, NBIOT)システムと呼ばれてもよい。
本発明の実施例における適用シナリオは、使用される異なる周波数リソースに従って実質的に3つのタイプに分類できる。第1のシナリオ、すなわち、独立配置のシナリオでは、3つのタイプの新たに利用可能な端末は、専用周波数リソースネットワーキングにおいてサポートされ、使用される周波数リソースは、GSMシステムから再利用された周波数帯域内、又は3Gシステム若しくはLTEシステムにおいて使用される周波数帯域内のリソースでもよい。独立配置のシナリオでは、システムは、3つのタイプの新たに利用可能な端末のうち1つ以上のみをサポートし、他のタイプのLTE端末は存在しない。第2のシナリオ、すなわち、ガード間隔配置のシナリオでは、システムにおいて使用される周波数リソースは、LTEシステムにおいて使用される周波数帯域の間のガード間隔に位置する。第3のシナリオ、すなわち、帯域内配置のシナリオでは、使用される周波数リソースは、LTEシステムにおける標準的なサブキャリア、例えば、10MHz又は20MHz帯域幅に位置し、すなわち、一般的なLTE端末及び3つのタイプの新たに利用可能な端末のうち1つ以上は、LTEシステムにおける1つの標準的なキャリア内で全てサポートされる。したがって、一般的なLTE端末の通常の通信が影響されないように、第3のシナリオにおけるNBIOTシステムにおいて下りリンクチャネルを送信するために使用できる最大送信電力は、より小さくなり得る。
本発明の実施例において使用される通信システムのシステムアーキテクチャが図1に示される。システムアーキテクチャは、基地局101と、ユーザ端末102と、通信チャネル103とを含む。
基地局101は、共有チャネルをスケジューリングする機能を有し、すなわち、パケットデータをユーザ端末102に送信した履歴に基づいて、ユーザ端末102のためのスケジューリングを実行する。スケジューリングは、複数のユーザ端末102が伝送リソースを共有するときに、物理レイヤリソースを有効に割り当てて統計多重利得を取得するための機構が必要になることを意味する。
複数のユーザ端末102が存在してもよい。さらに、ユーザ端末102は、ユーザ端末102と基地局101との間に確立された通信チャネル103を使用することにより、データを送信及び受信する機能を有する。ユーザ端末102は、スケジューリング制御チャネルを使用することにより送信される情報に従って、共有チャネルに対する送信又は受信処理を実行する。さらに、ユーザ端末102は、移動局、移動電話、コンピュータ、ポータブル端末等でもよい。ユーザ端末102は、同じタイプでもよく、或いは異なるタイプでもよい。
データは、通信チャネル103を使用することにより基地局101とユーザ端末102との間で受信及び送信される。通信チャネル103は、無線通信チャネルでもよい。無線通信チャネルは、少なくとも共有チャネル及びスケジューリング制御チャネルを含む。共有チャネルは、パケットデータを送信及び受信するために複数のユーザ端末102の間で共有される。スケジューリング制御チャネルは、共有チャネルの割り当て、対応するスケジューリング結果等を送信するために使用される。
図2は、本発明の実施例によるスケジューリング方法の概略フローチャートである。方法は通信システムに適用される。図2を参照すると、方法は以下のいくつかのステップを含む。
ステップ201.基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信し、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。
第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるシングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMAシンボルである。
シングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMAが上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはSC-FDMAシンボルでもよく、或いはFDMA周波数分割多元接続が上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはFDMAシンボルでもよい点に留意すべきである。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクスCPが追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクスCPが追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。
LTEシステムの上りリンク構成が通常サイクリックプレフィクスCPであるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、14個のSC-FDMAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、通常サイクリックプレフィクスを含み、平均で1/14ミリ秒の持続時間を有する。LTEシステムにおける各上りリンクサブフレームに含まれるSC-FDMAシンボルの持続時間は異なってもよい点に留意すべきである。例えば、各上りリンクサブフレームに含まれる14個のSC-FDMAシンボルの中で、2つのロングSC-FDMAシンボルが存在し、各ロングSC-FDMAシンボルの持続時間は71.88ミリ秒であり、12個のショートSC-FDMAシンボルが存在し、各ショートSC-FDMAシンボルの持続時間は71.35ミリ秒である。LTEシステムの上りリンク構成が拡張サイクリックプレフィクスCPであるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、同じ持続時間を有する12個のSC-FMDAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、拡張サイクリックプレフィクスを含み、1/12ミリ秒の持続時間を有する。LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルがCPを含まないときに、各シンボルの持続時間は66.7ミリ秒である。
上りリンクデータは、物理上りリンク共有チャネルPUSCH上で搬送されてもよく、或いは上りリンクデータを送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送されてもよい。
通信システムは、周波数分割複信(Frequency Division Duplex, FDD)システムでもよく、或いは時分割複信(Time Division Duplex, TDD)システムでもよい。したがって、第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。さらに、第1のモードのフレームフォーマットは、FDD通信システムとTDD通信システムとの間で変化する。
FDDシステムに適用可能であり且つ第2のモードのフレームフォーマットに含まれるフレーム構造タイプ1が図3に示されている。フレーム構造タイプ1における無線フレームの時間長は10ミリ秒である。無線フレームは20個のタイムスロットを含み、各タイムスロットは0.5ミリ秒であり、2つのタイムスロットはサブフレームを形成する。すなわち、フレーム構造タイプ1は10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒である。さらに、通常CPが使用されるときに、各サブフレームは14個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含み、或いは拡張CPが使用されるときに、各サブフレームは12個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含む。
さらに、以下に、FDDシステムにおける対応する第1のモードのフレームフォーマットについて説明する。
具体的には、図4に示すように、通信システムが周波数分割複信FDDシステムであり、上りリンクにおいて通常サイクリックプレフィクスCPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満である。この図において、M1は第1のモードのフレームフォーマットを表し、M1における値0~2は第1のモードのフレームフォーマットのシンボル番号を表し、M2は第2のモードのフレームフォーマットを表し、M2における値0~6は第2のモードのフレームフォーマットのシンボル番号を表し、Uは上りリンクフレームを表し、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常CPを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
図5に示すように、通信システムがFDDシステムであり、上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しい。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張CPを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、通信システムがFDDシステムであるときに、第1のモードのフレームフォーマットの時間長又は第1のモードのフレームフォーマットの無線フレームの時間長はN*10ミリ秒であり、Nは1であるか或いは0より大きい偶数であり、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームはMミリ秒であり、Mは0より大きい偶数であり、M<=N*10である。
図6に示すように、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であり、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しい。すなわち、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常CPを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
図7に示すように、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であり、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しい。すなわち、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張CPを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、上りリンク復調参照信号は、第1のモードのフレームフォーマットに含まれる少なくとも1つの上りリンクサブフレーム内の少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信される。上りリンク復調参照信号は、上りリンクデータ又は上りリンク制御情報を復調するのを助けるために使用される。
すなわち、第1のモードのフレームフォーマットが1つの上りリンクサブフレームを含み、上りリンクサブフレームが少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち1つ以上の上で送信されてもよく、或いは第1のモードのフレームフォーマットが複数の上りリンクサブフレーム、すなわち、2つ以上の上りリンクサブフレームを含むときに、上りリンク復調参照信号は、複数の上りリンクサブフレームのうちいずれか1つ以上で送信され、複数の上りリンクサブフレームのうちいずれか1つ以上に含まれる少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち1つ以上の上で送信されてもよい。
例えば、第1のモードのフレームフォーマットが1つの上りリンクサブフレームを含み、上りリンクサブフレームが3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのいずれか1つ又は2つの上で送信されてもよく、或いは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの全ての上で送信されてもよい。第1のモードのフレームフォーマットが2つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームが3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、2つの上りリンクサブフレームの一方で送信されてもよく、或いは上りリンクサブフレームの双方で送信されてもよく、2つの上りリンクサブフレームに含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうちいずれか1つ以上の上で送信されてもよい。これは、本発明のこの実施例では限定されない。
任意選択で、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒の時間長内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが通常CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、通常CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが拡張CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、拡張CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがCPを含まないシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、CPを含まないSC-FDMAシンボルである。
すなわち、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの境界が第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの境界と整合しているときに、第3のシナリオ、すなわち、帯域内配置のシナリオでは、既存のLTE端末によるサウンディング参照信号(Sounding Reference Signal, SRS)の送信が影響されないように、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒の時間長内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。任意選択で、独立配置の第1のシナリオ及びガード間隔配置の第2のシナリオでは、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。
例えば、図5に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1及びシンボル2である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル2上で送信されない。図6に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル5及びシンボル6である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル3及びシンボル6上で送信されない。図7に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル4及びシンボル5である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル2及びシンボル5上で送信されない。
さらに、第2のモードのフレームフォーマットが利用不可能な上りリンクサブフレームを含むときに、上りリンク信号又はチャネルは、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。利用不可能な上りリンクサブフレームは1つ以上の上りリンクサブフレームである。各上りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。利用不可能な上りリンクサブフレームは、利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースが予約リソースであることを意味する。予約リソースは、特別な端末の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末の間の通信に使用される。予約リソースは、特別でない端末の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末の間の通信には使用できない。例えば、LTEシステムにおける利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースは予約リソースであり、このような特別なシステムにおけるデバイスの間の通信に使用され、利用不可能な上りリンクサブフレーム内の予約リソースは、一般のLTE端末により使用できない。
第1のタイプの端末は、システム情報を受信することにより、利用不可能な上りリンクサブフレーム内にある上りリンクサブフレームを含むか、或いは予約リソースである利用不可能な上りリンクサブフレーム内の周波数ドメインリソース等を更に含む、利用不可能な上りリンクサブフレームについての情報を習得する。
すなわち、第3のシナリオ、すなわち、帯域内配置のシナリオでは、第2のモードのフレームフォーマットが利用不可能な上りリンクサブフレームを含む場合、上りリンク信号又はチャネルは、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されないか、或いは第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されるべき上りリンク信号又はチャネルの送信は、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボルまで延期される。利用可能な上りリンクサブフレームは、利用不可能な上りリンクサブフレーム以外の第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームである。
さらに、スケジューリング情報は、第1のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報を含む。物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含む。時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含む。周波数リソースは1つのサブキャリアを含み、サブキャリア間隔は3.75kHzである。
スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の時間リソースはスケジューリング長と呼ばれてもよい。最小スケジューリング長は、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの長さである。実際のスケジューリング長は、基地局と端末との間の距離、又は端末がセル内で満たす必要があるカバレッジ要件に従ってもよい。基地局は少なくとも1つのスケジューリング長をサポートしてもよい。例えば、スケジューリング長A1について、NA1個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LA1個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、スケジューリング長A2について、NA2個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LA2個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、以下同様である。LA2個の上りリンクサブフレームのカバレッジエリアはLA1個の上りリンクサブフレームのもの以上であり、NA1及びNA2は正の整数であり、NA2はNA1以上であり、予め設定されてもよい。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、スケジューリング長毎に、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは1つ以上のサブキャリアでもよい。含まれるサブキャリア数は予め設定されてもよい。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。
ステップ202.基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信し、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。
第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。通信システムがFDDシステムであるときに、第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1であり、フレーム構造タイプ1は、10ミリ秒の時間長を有し且つ20個のタイムスロットを含む無線フレームである。各タイムスロットは0.5ミリ秒であり、2つのタイムスロットは1つのサブフレームを形成する。すなわち、第2のモードのフレームフォーマットは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
例えば、下りリンク制御情報DCIは、上りリンクデータを送信するように端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、周波数ドメインにおいて使用されるサブキャリア数、使用される変調及び符号化方式若しくは変調方式、又は搬送されるトランスポートブロックに含まれるビット数のうち少なくとも1つを含む。
通信システムがFDDシステムであるときに、具体的な第2のモードのフレームフォーマットについては、関係する技術を参照する点に留意すべきである。詳細は本発明のこの実施例において説明しない。
ステップ203.端末は、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIを受信し、下りリンク制御情報に従って上りリンクデータを送信する。
具体的には、端末が第1のタイプの端末であるときに、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。DCIを受信した後に、第1のタイプの端末は、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクデータを基地局に送信する。端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。スケジューリング情報を受信した後に、第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末は、第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクデータを基地局に送信する。
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報を含む点に留意すべきである。物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含む。時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含む。周波数リソースは1つのサブキャリアを含み、サブキャリア間隔は15kHzである。
スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の時間リソースはスケジューリング長と呼ばれてもよい。最小スケジューリング長は、1つの第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの長さである。実際のスケジューリング長は、基地局と端末との間の距離、又は端末がセル内で満たす必要があるカバレッジ要件に従ってもよい。基地局は少なくとも1つのスケジューリング長をサポートしてもよい。例えば、スケジューリング長B1について、NB1個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LB1個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、スケジューリング長B2について、NB2個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LB2個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、以下同様である。LB2個の上りリンクサブフレームのカバレッジエリアはLB1個の上りリンクサブフレームのもの以上であり、NB1及びNB2は正の整数であり、NB2はNB1以上であり、予め設定されてもよい。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、スケジューリング長毎に、端末が第2のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは1つのサブキャリアを含む。端末が第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは少なくとも1つのサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。
任意選択で、ステップ203の後に、方法は以下のステップを更に含む。
ステップ204.端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に送信する。
具体的には、端末が第1のタイプの端末であるときに、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報に使用されるフレームフォーマットは第1のモードのフレームフォーマットである。第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。
上りリンク制御情報UCIは、端末が下りリンク共有チャネルPDSCH上で搬送された下りリンクデータを正確に受信したか否かを確認するためのACK又はNACKを含むか、或いは下りリンクチャネル品質を反映するために使用されるチャネル状態情報CSIを含む点に留意すべきである。上りリンク制御情報は、物理上りリンク制御チャネルPUCCH上で搬送されるか、或いは上りリンク制御情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。ランダムアクセス情報はランダムアクセスプリアンブルを含み、物理ランダムアクセスチャネルPRACH上で搬送されるか、或いは上りリンクランダムアクセス情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報に使用されるフレームフォーマットは、第2のモードのフレームフォーマットである。第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。第2のモードのフレームフォーマットは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
端末が上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に送信するときに、端末により送信される上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報のフレームフォーマットは、第1のモードのフレームフォーマット又は第2のモードのフレームフォーマットでもよく、第1のモードのフレームフォーマット及び第2のモードのフレームフォーマットは、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIから取得できるだけでなく、予め設定できる点に留意すべきである。設定した後に、第1のタイプの端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために第1のモードのフレームフォーマットを直接使用してもよく、或いは第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために第2のモードのフレームフォーマットを直接使用してもよい。これは、本発明のこの実施例では限定されない。
例えば、第1のモードのフレームフォーマットは予め設定される。例えば、第1のモードのフレームフォーマットは、通信システムにおいて使用される1つ又はいくつかの指定のキャリア周波数において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、指定の下りリンク同期信号系列又は下りリンク同期信号を送信するための指定のフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、下りリンクシステム情報を送信するために使用され且つ下りリンクシステム情報内に含まれるか或いは指定されるフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用される。端末は、下りリンクシステム情報における指定の対応関係又は指示情報に従って第1のモードのフレームフォーマットが使用されると習得した後に、第1のフレームフォーマットを使用する上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に直接送信してもよい。
本発明のこの実施例において提供されるスケジューリング方法によれば、基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信する。DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信する。DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。このように、LTEシステムにおける基地局は既存のLTE端末をサポートでき、また、FDDシステムにおいて新たに利用可能である第1のタイプの端末、第2のタイプの端末及び第3のタイプの端末もサポートできる。これは、周波数リソースを節約し、また、基地局の利用率も改善する。
図8は、本発明の実施例によるスケジューリング方法の概略フローチャートである。方法は通信システムに適用され、以下のいくつかのステップを含む。
ステップ301.基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信し、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。
第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。
LTEシステムの上りリンク構成が通常サイクリックプレフィクスCPであるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、14個のSC-FDMAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、通常サイクリックプレフィクスを含み、平均で1/14ミリ秒の持続時間を有する。LTEシステムにおける各上りリンクサブフレームに含まれるSC-FDMAシンボルの持続時間は異なってもよい点に留意すべきである。例えば、各上りリンクサブフレームに含まれる14個のSC-FDMAシンボルの中で、2つのロングSC-FDMAシンボルが存在し、各ロングSC-FDMAシンボルの持続時間は71.88ミリ秒であり、12個のショートSC-FDMAシンボルが存在し、各ショートSC-FDMAシンボルの持続時間は71.35ミリ秒である。LTEシステムの上りリンク構成が拡張サイクリックプレフィクスCPであるときに、各上りリンクサブフレームは1ミリ秒の持続時間を有し、同じ持続時間を有する12個のSC-FMDAシンボルを含む。したがって、LTEシステムにおける各SC-FDMAシンボルは、拡張サイクリックプレフィクスを含み、1/12ミリ秒の持続時間を有する。LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルがCPを含まないときに、各シンボルの持続時間は66.7ミリ秒である。
さらに、上りリンクデータは、物理上りリンク共有チャネルPUSCH上で搬送されてもよく、或いは上りリンクデータを送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送されてもよい。
SC-FDMAが上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはSC-FDMAシンボルでもよく、或いはFDMA周波数分割多元接続が上りリンクにおいて使用されるときに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルはFDMAシンボルでもよい点に留意すべきである。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクスCPが追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、サイクリックプレフィクスCPが追加されたシンボルでもよく、或いはCPが追加されていないシンボルでもよい。
通信システムは、周波数分割複信FDDシステムでもよく、或いは時分割複信TDDシステムでもよい。したがって、第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。さらに、第1のモードのフレームフォーマットは、FDD通信システムとTDD通信システムとの間で変化する。
TDDシステムに適用可能であり且つ第2のモードのフレームフォーマットに含まれるフレーム構造タイプ2が図9に示されている。第2のモードのフレームフォーマットは、2つの5ミリ秒のハーフフレームを含む10ミリ秒の無線フレームを含む。各ハーフフレームは5つの1ミリ秒のサブフレームを含み、下りリンクサブフレームと、スペシャルサブフレームと、上りリンクサブフレームとを含む。スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTSと、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTSと、ガード期間CPとを含む。5ミリ秒の周期が下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用されるときに、スペシャルサブフレームは双方のハーフフレームに存在する。10ミリ秒の周期が下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用されるときに、スペシャルサブフレームは第1のハーフフレームのみに存在する。さらに、通常CPが使用されるときに、各サブフレームは14個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含み、或いは拡張CPが使用されるときに、各サブフレームは12個のOFDMシンボル又はSC-FDMAシンボルを含む。
さらに、以下に、TDDシステムにおける対応する第1のモードのフレームフォーマットについて説明する。
具体的には、通信システムが時分割複信TDDシステムであるときに、第1のモードのフレームフォーマットは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、少なくとも1つのスペシャルサブフレームと、少なくとも1つの下りリンクサブフレームとを更に含む。スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTS、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTS又はガード期間GPのうち少なくとも1つを含む。
通信システムがTDDシステムであるときに、第2のモードのフレームフォーマットはフレーム構造タイプ2である。第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンク及び下りリンク構成は表1に示されており、Dは下りリンクサブフレームを表し、Sはスペシャルサブフレームを表し、Uは上りリンクサブフレームを表す。各サブフレームの持続時間は1ミリ秒である。スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTSと、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTSと、ガード期間GPとを含む。第1のモードのフレームフォーマットがUpPTSを含み、第1のモードのフレームフォーマットにおけるUpPTSの長さが第2の
モードのフレームフォーマットにおけるUpPTSの長さ以下であるときに、上りリンク信号又はチャネルは、第1のモードのフレームフォーマットに含まれるUpPTS内で送信されない。第2のモードのフレームフォーマットにおいてスペシャルサブフレーム内のDwPTS/GP/UpPTSの長さは表2に示されている。
TsはLTEシステムにおける時間ドメインの基本単位であり、Ts=1/(15000*2048)秒である点に留意すべきである。
通信システムがTDDシステムであるときに、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒である。通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
図10に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。この図において、Dは下りリンクサブフレームを表し、Sはスペシャルサブフレームを表す。
図11に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、第1のモードのフレームフォーマットの上りリンク及び下りリンク構成は表1に示されており、Dは下りリンクサブフレームを表し、Sはスペシャルサブフレームを表し、Uは上りリンクサブフレームを表す。スペシャルサブフレームの構成は表2に示されている。各上りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。
任意選択で、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後のシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒の時間長内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル内で送信されない。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが通常CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、通常CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが拡張CPを含むシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、拡張CPを含むSC-FDMAシンボルである。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがCPを含まないシンボルであるときに、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、CPを含まないSC-FDMAシンボルである。
すなわち、第3のシナリオ、すなわち、帯域内配置のシナリオでは、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後のシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複する場合、既存のLTE端末によるSRSの送信が影響されないように、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒の時間長内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。任意選択で、独立配置の第1のシナリオ及びガード間隔配置の第2のシナリオでは、1ミリ秒の時間長内に含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルが1ミリ秒の時間長内の最後の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルと部分的に或いは完全に重複するときに、上りリンク信号又はチャネルは、1ミリ秒内の最後の第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。
例えば、図11に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1及びシンボル2である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル2上で送信されない。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用される。1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒である。通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
図12に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
図13に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
例えば、図12に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル8及びシンボル9である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル3及びシンボル6上で送信されない。図13に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル7及びシンボル8である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル5及びシンボル8上で送信されない。
図14に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
図15に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、図14に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル5及びシンボル6である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル3及びシンボル6上で送信されない。図15に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、及びシンボル5である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル2及びシンボル5上で送信されない。
さらに、図16に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、図17に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、図17に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1及びシンボル2である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル3上で送信されない。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用される。1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。各スペシャルサブフレームは、DwPTS又はGPのうち少なくとも1つを含み、DwPTS又はGPの長さは、LTEシステムにおけるフレーム構造タイプ2におけるスペシャルサブフレーム内のDwPTS又はGPのものと同じであり、スペシャルサブフレームの構成によって変化する。表2に示すように、DwPTS及びGPの合計時間長は1ミリ秒未満である。
具体的には、通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
図18に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T1+3)ミリ秒に等しく、T1は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、図18に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、…、シンボル9及びシンボル10を含む場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル3、シンボル7及びシンボル10上で送信されない。
図19に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、上りリンクサブフレームの持続時間が(T2+1)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は16個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T2+1)ミリ秒に等しく、T2は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
任意選択で、図19に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルがシンボル0、シンボル1、シンボル2及びシンボル3である場合、上りリンク信号又はチャネルは、シンボル0及びシンボル3上で送信されない。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、10ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用される。1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが最初の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、各下りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。図18及び図19に示す第1のモードのフレームフォーマットにおいて、各スペシャルサブフレームがDwPTS又はGPのうち少なくとも1つを含み、DwPTS又はGPの長さがLTEシステムにおけるフレーム構造タイプ2におけるスペシャルサブフレーム内のDwPTS又はGPのものと同じである場合、表2における異なるスペシャルサブフレーム構成に対応するDwPTS又はGPの長さは異なり、DwPTS及びGPの合計時間長は1ミリ秒未満である。
具体的には、通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
図12に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。図18に具体的に示すように、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T1+3)ミリ秒に等しく、T1は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明では説明しない。
図13に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明のこの実施例では説明しない。
任意選択で、図14に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用し、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明のこの実施例では説明しない。
図15に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用し、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒であるときに、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明のこの実施例では説明しない。
任意選択で、図16に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒未満である。図19に具体的に示すように、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPがスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が(T2+1)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、4個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は16個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、(T2+1)ミリ秒に等しく、T2は1ミリ秒-DwPTSにより占有される時間-GPにより占有される時間であり、DwPTSにより占有される時間及びGPにより占有される時間はミリ秒の単位であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明のこの実施例では説明しない。
図17に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、最初の5ミリ秒の時間長内の上りリンクサブフレームの持続時間が1ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、3個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は12個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、1ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。下りリンクサブフレームのみが最後の5ミリ秒の時間長内に含まれ、下りリンクサブフレームは、第2のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクサブフレームと一致する。詳細は本発明のこの実施例では説明しない。
さらに、通信システムがTDDシステムであるときに、5ミリ秒の周期が第1のモードのフレームフォーマットにおける下りリンクから上りリンクへの切り替え点に使用され、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間は、次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間とは異なり、1つの下りリンクサブフレーム、1つのスペシャルサブフレーム及び少なくとも1つの上りリンクサブフレームが各5ミリ秒の時間長内に含まれ、各上りリンクサブフレームは少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、各スペシャルサブフレームの時間長は1ミリ秒以下である。通信システムが下りリンクにおいて通常CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは14個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さであるか、或いは通信システムが下りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、各下りリンクサブフレームの長さは12個の直交周波数分割多重OFDMシンボルの長さである。
図12に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて通常CPを使用するときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、10個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は40個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒未満であり、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。図18に具体的に示すように、スペシャルサブフレームに含まれるDwPTS及びGPが表2におけるスペシャルサブフレームの構成5、6、7、8又は9を満たすときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が(T1+3)ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、11個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は44個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。図14に具体的に示すように、次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、7個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は28個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は通常サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、図13に具体的に示すように、通信システムが上りリンクにおいて拡張CPを使用するときに、5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が3ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、9個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は36個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、3ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。図15に具体的に示すように、次の5ミリ秒の時間長内に含まれる上りリンクサブフレームの持続時間が2ミリ秒である場合、上りリンクサブフレームは6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、6個の第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は24個の第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間に等しく、2ミリ秒に等しく、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は拡張サイクリックプレフィクスを含む各SC-FDMAシンボルの持続時間である。
さらに、第2のモードのフレームフォーマットが利用不可能な上りリンクサブフレームを含むときに、上りリンク信号又はチャネルは、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されない。利用不可能な上りリンクサブフレームは1つ以上の上りリンクサブフレームであり、各上りリンクサブフレームの持続時間は1ミリ秒である。利用不可能な上りリンクサブフレームは、利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースが予約リソースであることを意味する。予約リソースは、特別な端末の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別な通信システムによりサポートされる端末の間の通信に使用される。予約リソースは、特別でない端末の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末及び基地局の間、或いは特別でない通信システムによりサポートされる端末の間の通信には使用できない。例えば、LTEシステムにおける利用不可能な上りリンクサブフレーム内の全部又は一部の周波数リソースは予約リソースであり、このような特別なシステムにおけるデバイスの間の通信に使用される。予約リソースは、利用不可能な上りリンクサブフレーム内で一般のLTE端末により使用できない。
第1のタイプの端末は、システム情報を受信することにより、利用不可能な上りリンクサブフレーム内にある上りリンクサブフレームを含むか、或いは予約リソースである利用不可能な上りリンクサブフレーム内の周波数ドメインリソース等を更に含む、利用不可能な上りリンクサブフレームについての情報を習得する。
すなわち、第3のシナリオ、すなわち、帯域内配置のシナリオでは、第2のモードのフレームフォーマットが利用不可能な上りリンクサブフレームを含む場合、上りリンク信号又はチャネルは、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されないか、或いは第2のモードのフレームフォーマットにおける利用不可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信されるべき上りリンク信号又はチャネルの送信は、第2のモードのフレームフォーマットにおける利用可能な上りリンクサブフレームの持続時間内の対応する第1のモードのフレームフォーマットのシンボルまで延期される。
任意選択で、上りリンク復調参照信号は、少なくとも1つの上りリンクサブフレーム内の少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボル上で送信される。
すなわち、第1のモードのフレームフォーマットが1つの上りリンクサブフレームを含み、上りリンクサブフレームが少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち1つ以上の上で送信されてもよく、或いは第1のモードのフレームフォーマットが複数の上りリンクサブフレーム、すなわち、2つ以上の上りリンクサブフレームを含むときに、上りリンク復調参照信号は、複数の上りリンクサブフレームのうちいずれか1つ以上で送信され、上りリンクサブフレームに含まれる少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうち1つ以上の上で送信されてもよい。
例えば、第1のモードのフレームフォーマットが1つの下りリンクサブフレームと、1つのスペシャルサブフレームと、1つの上りリンクサブフレームとを含み、上りリンクサブフレームが3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのいずれか1つ又は2つの上で送信されてもよく、或いは3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの全ての上で送信されてもよい。第1のモードのフレームフォーマットが1つの下りリンクサブフレームと、1つのスペシャルサブフレームと、2つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームが3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含むときに、上りリンク復調参照信号は、2つの上りリンクサブフレームの一方で送信されてもよく、或いは上りリンクサブフレームの双方で送信されてもよく、2つの上りリンクサブフレームに含まれる第1のモードのフレームフォーマットのシンボルのうちいずれか1つ以上の上で送信されてもよい。これは、本発明のこの実施例では限定されない。
さらに、スケジューリング情報は、第1のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報を含む。物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含む。時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含む。周波数リソースは1つのサブキャリアを含む。
スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の時間リソースはスケジューリング長と呼ばれてもよい。最小スケジューリング長は、3つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの長さである。実際のスケジューリング長は、基地局と端末との間の距離、又は端末がセル内で満たす必要があるカバレッジ要件に従ってもよい。基地局は少なくとも1つのスケジューリング長をサポートしてもよい。例えば、スケジューリング長C1について、NC1個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LC1個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、スケジューリング長C2について、NC2個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LC2個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、以下同様である。LC2個の上りリンクサブフレームのカバレッジエリアはLC1個の上りリンクサブフレームのもの以上であり、NC1及びNC2は正の整数であり、NC2はNC1以上であり、予め設定されてもよい。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、スケジューリング長毎に、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは1つのサブキャリアである。
ステップ302.基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信し、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。
第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。通信システムがTDDシステムであるときに、第2のモードのフレームフォーマットは、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2であり、フレーム構造タイプ2は、2つの5ミリ秒のハーフフレームを含む1つの10ミリ秒の無線フレームを含む。各ハーフフレームは5つの1ミリ秒のサブフレームを含み、下りリンクサブフレームと、スペシャルサブフレームと、上りリンクサブフレームとを含む。スペシャルサブフレームは、下りリンクパイロットタイムスロットDwPTSと、上りリンクパイロットタイムスロットUpPTSと、ガード期間CPとを含む。すなわち、第2のモードのフレームフォーマットは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
例えば、下りリンク制御情報DCIは、上りリンクデータを送信するように端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、周波数ドメインにおいて使用されるサブキャリア数、使用される変調及び符号化方式若しくは変調方式、又は搬送されるトランスポートブロックに含まれるビット数のうち少なくとも1つを含む。
通信システムがTDDシステムであるときに、具体的な第2のモードのフレームフォーマットについては、関係する技術を参照する点に留意すべきである。詳細は本発明のこの実施例において説明しない。
ステップ303.端末は、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIを受信し、下りリンク制御情報に従って上りリンクデータを送信する。
具体的には、端末が第1のタイプの端末であるときに、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。DCIを受信した後に、第1のタイプの端末は、第1のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクデータを基地局に送信する。端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。スケジューリング情報を受信した後に、第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末は、第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクデータを基地局に送信する。
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報は、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報を含む点に留意すべきである。物理リソース情報は時間リソース及び周波数リソースを含む。時間リソースは少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含む。周波数リソースは1つのサブキャリアを含み、サブキャリア間隔は15kHzである。
スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の時間リソースはスケジューリング長と呼ばれてもよい。最小スケジューリング長は、1つの第2のモードのフレームフォーマットにおける上りリンクサブフレームの長さである。実際のスケジューリング長は、基地局と端末との間の距離、又は端末がセル内で満たす必要があるカバレッジ要件に従ってもよい。基地局は少なくとも1つのスケジューリング長をサポートしてもよい。例えば、スケジューリング長D1について、ND1個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LD1個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、スケジューリング長D2について、ND2個の連続する上りリンクサブフレームの中で、LD2個の上りリンクサブフレームの最大カバレッジがセル内でサポートされ、以下同様である。LD2個の上りリンクサブフレームのカバレッジエリアはLD1個の上りリンクサブフレームのもの以上であり、ND1及びND2は正の整数であり、ND2はND1以上であり、予め設定されてもよい。これは、本発明のこの実施例では具体的に限定されない。さらに、スケジューリング長毎に、端末が第2のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは1つのサブキャリアを含む。端末が第3のタイプの端末であるときに、スケジューリング情報に含まれる物理リソース情報内の周波数リソースは少なくとも1つのサブキャリア(最大で12個のサブキャリア)を含む。
任意選択で、ステップ303の後に、方法は以下のステップを更に含む。
ステップ304.端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に送信する。
具体的には、端末が第1のタイプの端末であるときに、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報に使用されるフレームフォーマットは第1のモードのフレームフォーマットである。第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含む。第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるシングルキャリア周波数分割多元接続SC-FDMAシンボルである。
上りリンク制御情報UCIは、端末が下りリンク共有チャネルPDSCH上で搬送された下りリンクデータを正確に受信したか否かを確認するためのACK又はNACKを含むか、或いは下りリンクチャネル品質を反映するために使用されるチャネル状態情報CSIを含む点に留意すべきである。上りリンク制御情報は、物理上りリンク制御チャネルPUCCH上で搬送されるか、或いは上りリンク制御情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。ランダムアクセス情報はランダムアクセスプリアンブルを含み、物理ランダムアクセスチャネルPRACH上で搬送されるか、或いは上りリンクランダムアクセス情報を送信するために使用され且つ第1のタイプの端末のために規定された物理チャネル上で搬送される。
端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報に使用されるフレームフォーマットは、第2のモードのフレームフォーマットである。第2のモードのフレームフォーマットは、FDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ1と、TDDシステムに適用可能なフレーム構造タイプ2とを含む。第2のモードのフレームフォーマットは10個のサブフレームを含み、各サブフレームの長さは1ミリ秒であり、第2のモードのフレームフォーマットに対応する物理リソース情報内のサブキャリアの間の間隔は15kHzである。
端末が上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に送信するときに、端末により送信される上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報のフレームフォーマットは、第1のモードのフレームフォーマット又は第2のモードのフレームフォーマットでもよく、第1のモードのフレームフォーマット及び第2のモードのフレームフォーマットは、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIから取得できるだけでなく、予め設定できる点に留意すべきである。設定した後に、第1のタイプの端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために第1のモードのフレームフォーマットを直接使用してもよく、或いは第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末は、上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を送信するために第2のモードのフレームフォーマットを直接使用してもよい。これは、本発明のこの実施例では限定されない。
例えば、第1のモードのフレームフォーマットは予め設定される。すなわち、第1のモードのフレームフォーマットは、通信システムにおいて使用される1つ又はいくつかの指定のキャリア周波数において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、指定の下りリンク同期信号系列又は下りリンク同期信号を送信するための指定のフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用されるか、或いは第1のモードのフレームフォーマットは、下りリンクシステム情報を送信するために使用され且つ下りリンクシステム情報内に含まれるか或いは指定されるフォーマットについて、すなわち、具体的な時間及び/又は周波数リソースマッピング位置において対応して使用される。端末は、下りリンクシステム情報における指定の対応関係又は指示情報に従って第1のモードのフレームフォーマットが使用されると習得した後に、第1のフレームフォーマットを使用する上りリンク制御情報又はランダムアクセス情報を基地局に直接送信してもよい。
本発明のこの実施例において提供されるスケジューリング方法によれば、基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信する。DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信する。DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。このように、LTEシステムにおける基地局は既存のLTE端末をサポートでき、また、TDDシステムにおいて新たに利用可能である第1のタイプの端末、第2のタイプの端末及び第3のタイプの端末もサポートできる。これは、周波数リソースを節約し、また、基地局の利用率も改善する。
図20は、本発明の実施例による基地局を示している。基地局は、プロセッサ41と、メモリ42と、システムバス43と、通信インタフェース44とを含む。
当業者は、図20に示す構造が単なる例に過ぎず、基地局の構造に対する限定として解釈されないことを理解できる。例えば、基地局は、図20に示すものより多くの或いは少ないコンポーネントを更に含んでもよく、或いは図20に示すものとは異なる構成を有してもよい。
以下に、基地局の各構成コンポーネントについて詳細に説明する。
メモリ42は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ41は、システムバス43を使用することによりメモリ42に接続され、基地局が動作するときに、プロセッサ41は、メモリ42に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、基地局は、図2又は図8に示す方法において基地局により実行されるステップを実行する。具体的な方法については、図2又は図8に示す実施例における関係する説明を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
この実施例は記憶媒体を更に提供する。記憶媒体はメモリ42を含んでもよい。
プロセッサ41はCPUでもよい。代替として、プロセッサ41は、他の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアアセンブリ等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、或いはプロセッサはいずれかの従来のプロセッサ等でもよい。
プロセッサ41は専用プロセッサでもよい。専用プロセッサは、ベースバンド処理チップ、無線周波数処理チップ等のうち少なくとも1つを含んでもよい。さらに、専用プロセッサは、基地局の他の専用処理機能を有するチップを更に含んでもよい。
メモリ42は、揮発性メモリ、例えば、ランダムアクセスメモリRAMを含んでもよく、或いはメモリ42は、不揮発性メモリ、例えば、読み取り専用メモリROM、フラッシュメモリ、HDD又はSSDを含んでもよく、或いはメモリ42は前述の種類のメモリの組み合わせを含んでもよい。
システムバス43は、データバス、電力バス、制御バス、信号状態バス等を含んでもよい。この実施例における明確な説明のために、図20における様々なバスは、システムバス43として記される。
通信インタフェース44は、具体的には基地局上のトランシーバでもよい。トランシーバは無線トランシーバでもよい。例えば、無線トランシーバは、基地局のアンテナ等でもよい。プロセッサ41は、通信インタフェース44を使用することにより、端末のような他のデバイスからデータを受信し、或いはデータを他のデバイスに送信する。
具体的な実現プロセスにおいて、図2又は図8に示す方法のプロセスにおいて基地局により実行されるステップは、ハードウェア形式のプロセッサ41により、ソフトウェア形式のメモリ42に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行することにより実現されてもよい。繰り返しを回避するために、詳細はここでは繰り返されない。
本発明の実施例において提供される基地局によれば、基地局は、下りリンク制御情報DCIを第1のタイプの端末に送信する。DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含み、第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。基地局は、下りリンク制御情報DCIを第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に送信する。DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。このように、LTEシステムは既存のLTE端末をサポートでき、また、FDDシステム及びTDDシステムにおいて新たに利用可能である第1のタイプの端末、第2のタイプの端末及び第3のタイプの端末もサポートできる。これは、時間リソースを節約し、また、通信システムの利用率及び基地局の利用率も改善する。
図21は、本発明の実施例による端末を示している。端末は、プロセッサ51と、メモリ52と、システムバス53と、通信インタフェース54とを含む。
当業者は、図21に示す構造が単なる例に過ぎず、端末の構造に対する限定として解釈されないことを理解できる。例えば、端末は、図21に示すものより多くの或いは少ないコンポーネントを更に含んでもよく、或いは図21に示すものとは異なる構成を有してもよい。
以下に、端末の各構成コンポーネントについて詳細に説明する。
メモリ52は、コンピュータ実行可能命令を記憶するように構成され、プロセッサ51は、システムバス53を使用することによりメモリ52に接続され、端末が動作するときに、プロセッサ51は、メモリ52に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行し、それにより、端末は、図2又は図8に示す方法のプロセスにおいて端末により実行されるステップを実行する。具体的な方法については、図2又は図8に示す実施例における関係する説明を参照する。詳細はここでは再び説明しない。
この実施例は記憶媒体を更に提供する。記憶媒体はメモリ52を含んでもよい。
プロセッサ51は中央処理装置(central processing unit, CPU)でもよい。代替として、プロセッサ51は、他の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(digital signal processor, DSP)、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit, ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field-programmable gate array, FPGA)又は他のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアアセンブリ等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、或いはプロセッサはいずれかの従来のプロセッサ等でもよい。
プロセッサ51は専用プロセッサでもよい。専用プロセッサは、ベースバンド処理チップ、無線周波数処理チップ等のうち少なくとも1つを含んでもよい。さらに、専用プロセッサは、端末の他の専用処理機能を有するチップを更に含んでもよい。
F
メモリ52は、ランダムアクセスメモリ(random-access memory, RAM)のような揮発性メモリ(volatile memory)を含んでもよく、或いはメモリ52は、読み取り専用メモリ(read-only memory, ROM)、フラッシュメモリ(flash memory)、ハードディスクドライブ(hard disk drive, HDD)又はソリッドステートドライブ(solid-state drive, SSD)のような不揮発性メモリ(non-volatile memory)を含んでもよく、或いはメモリ52は前述の種類のメモリの組み合わせを含んでもよい。
システムバス53は、データバス、電力バス、制御バス、信号状態バス等を含んでもよい。この実施例における明確な説明のために、図21における様々なバスは、システムバス53として記される。
通信インタフェース54は、具体的には端末上のトランシーバでもよい。トランシーバは無線トランシーバでもよい。例えば、無線トランシーバは、端末のアンテナ等でもよい。プロセッサ51は、通信インタフェース54を使用することにより、基地局のような他のデバイスからデータを受信し、或いはデータを他のデバイスに送信する。
具体的な実現プロセスにおいて、図2又は図8に示す方法のプロセスにおいて端末により実行されるステップは、ハードウェア形式のプロセッサ51により、ソフトウェア形式のメモリ52に記憶されたコンピュータ実行可能命令を実行することにより実現されてもよい。繰り返しを回避するために、詳細はここでは繰り返されない。
本発明のこの実施例における端末によれば、端末は、基地局により送信された下りリンク制御情報DCIを受信する。端末が第1のタイプの端末であるときに、DCIは、第1のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第1のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。第1のモードのフレームフォーマットは、少なくとも1つの上りリンクサブフレームを含み、各上りリンクサブフレームは、少なくとも1つの第1のモードのフレームフォーマットのシンボルを含み、第1のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間は、第2のモードのフレームフォーマットのシンボルの持続時間の少なくとも4倍である。第2のモードのフレームフォーマットのシンボルは、LTEシステムにおけるSC-FDMAシンボルである。端末が第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末であるときに、DCIは、第2のモードのフレームフォーマットを使用することにより上りリンクデータを送信するように第2のタイプの端末又は第3のタイプの端末に対して命令するために使用されるスケジューリング情報を含む。このように、LTEシステムは既存のLTE端末をサポートでき、また、FDDシステム及びTDDシステムにおいて新たに利用可能である第1のタイプの端末、第2のタイプの端末及び第3のタイプの端末もサポートできる。これは、時間リソースを節約し、また、通信システムの利用率も改善する。
最後に、前述の実施例は、単に本発明の技術的解決策を説明することを意図するものであり、本発明を限定することを意図するものではない点に留意すべきである。本発明について前述の実施例を参照して詳細に説明したが、当業者は、本発明の実施例の技術的解決策の真意及び範囲を逸脱することなく、依然として前述の実施例の技術的解決策に変更を行ってもよく、或いはそのいくつかの技術的特徴に対して等価置換を行ってもよいことを理解するべきである。