JP2019106104A - 自律移動システム及びコントローラ - Google Patents

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Abstract

【課題】作用器を対象物に作用させるために移動する場合において、対象物に合わせて移動を制御する。【解決手段】本開示の自律移動システムは、対象物に作用する作用器141と、前記作用器141を移動させる移動装置13と、前記作用器141が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置141を制御するコントローラ30と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、自律移動システム及びコントローラに関する。
特許文献1は、野菜等収穫作業車の自動走行装置を開示している。この自動走行装置は、作業車の後方の作業者の有無を検出することで、キャベツを収穫する作業者との距離を一定距離に保つように作業車を自動的に無人走行させる。
実開平6−10042号公報
キャベツを自動で収穫するには、キャベツ収穫機をキャベツの位置に合わせて移動させる必要がある。特許文献1は、作業者に合わせて移動を制御することを開示しているだけで、キャベツに合わせて移動を制御することを開示していない。
キャベツの収穫に限られず、何らかの機器を所望の対象物に作用させるために移動する場合には、対象物に合わせて移動を制御することが望まれる。
本開示の一態様は、自律移動システムである。実施形態において、自律移動システムは、前記対象物に作用する作用器と、前記作用器を移動させる移動装置と、前記作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置を制御するコントローラと、を備える。
本開示の他の態様は、作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて移動装置を制御するコントローラである。
図1Aは収穫機の左側面図である。 図1Bは収穫機の平面図である。 図2は収穫機が有する収穫部(スターホイール)を示す写真である。 図3は収穫機の制御ブロック図である。 図4はキャベツの画像認識結果を示す画像である。 図5は非マスク領域において認識されたキャベツの座標を示す図である。 図6は画像認識結果に基づく経路生成処理を示すフローチャートである。 図7は経路追従制御における参照車両と実車両を示す図である。 図8は車両重心における参照経路と収穫部における参照経路との関係を示す図である。 図9は高さ計測の説明図である。 図10は横偏差と角度偏差の実験結果を示す図である。 第2制御の説明図である。
[1.自律移動システム及びコントローラの概要]
(1)実施形態に係る自律移動システムは、対象物に作用する作用器を備える。作用器は、対象物に対して、何らかの物理的な作用を加える機器である。作用器は、例えば、対象物を集めるために取り込む機器である。取り込まれる対象物は、例えば、野菜などの農作物である。対象物は、農作物以外の物であってもよい。以下では、農作物を取り込むことを、「収穫」という。収穫のための作用器は、収穫部又は収穫作業部と呼ぶことができる。また、収穫のための自律移動システムは、自動収穫機と呼ぶことができる。
自律移動システムは、前記作用器を移動させる移動装置を備える。移動装置は、自律移動システム全体を移動させることで作用器を移動させるものであってもよいし、自律移動システム全体に対して作用器を相対的に移動させるものであってもよい。移動は、2次元的な移動であってもよいし、3次元的な移動であってもよい。
自律移動システムは、コントローラを備える。コントローラは、前記作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出する。コントローラは、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置を制御する。コントローラは、作用器が作用すべき対象物の位置を検出するため、作用器が作用すべき対象物への移動を自律的に行うことができる。この結果、自律移動システムは、位置の決まっていない対象物へ向けて自律的に移動して、作用器を対象物に作用させることができる。
(2)前記コントローラは、複数の前記対象物のうち前記作用器が直近に作用する第1対象物の位置を前記作用器が通る経路を生成する。「作用器が直近に作用する第1対象物」とは、作用器が次に作用すべき対象物であり、作用が収穫である場合、次に収穫すべき対象物である。前記コントローラが生成する前記経路は、複数の前記対象物のうち前記第1対象物以外の第2対象物の位置に基づく経路であるのが好ましい。第2対象物は、作用器が第1対象物に作用した後に作用する対象物になり得るため、第2対象物の位置も考慮して経路を生成することで、適切な経路が得られる。前記コントローラは、前記経路に基づいて、前記移動装置を制御することができる。
(3)前記コントローラは、前記作用器が前記第1対象物に作用した後に、前記経路の再生成をすることができる。この場合、作用器が第1対象物に作用する毎に経路が再生成される。
(4)前記経路の再生成は、前記第1対象物を含まず前記第2対象物を含む1又は複数の対象物の位置に基づいてなされてもよい。
(5)前記コントローラは、1又は複数の前記対象物を含む画像において、1又は複数の前記対象物を画像認識により検出することで、1又は複数の前記対象物の位置を求めることができる。
(6)前記コントローラは、前記画像内の一部の領域である処理対象領域内にある1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記経路を生成することができる。
(7)前記対象物は、複数の列に配置され、各列の列方向に間隔をおいて配置されており、前記処理対象領域は、前記作用器が作用すべき対象物が属する列を含むが、他の列を含まない領域であるのが好ましい。列は、例えば、農作物が植え付けられた列である。
(8)前記対象物は、不定形物であってもよい。
(9)前記不定形物は、農作物であってもよい。
請求項8に記載の自律移動システム。
(10)前記コントローラは、前記経路に基づいて前記移動装置を制御する第1制御と、前記経路に基づかずに前記移動装置を制御する第2制御と、を実行可能であり、前記第2制御を実行すべきことが検出されると、前記第1制御に優先して前記第2制御を実行することができる。
(11)実施形態においてコントローラは、作用器が3次元的に移動するように移動装置を制御することができる。
(12)実施形態に係る自律移動システムは、自律移動システムが移動する移動面までの距離を非接触で検出するセンサを更に備えることができる。自律移動システムは、前記センサによって検出された前記距離に応じて作用器が移動するように前記移動装置を制御するコントローラを備えることができる。この場合、移動面までの距離を非接触で検出し、作用器を移動させることができる。
(13)前記センサは、前記移動面における複数の点までの距離を測定し、複数の点までの距離に基づいて、前記移動装置を制御することができる。
(14)前記対象物は、農作物であり、前記作用器は、前記農作物の収穫部であり、前記自律移動システムは、前記収穫部によって収穫された前記農作物を搬送する搬送部と、前記搬送部による搬送中に前記農作物の一部を切断する切断部と、をさらに含み、前記センサは、前記収穫部と前記切断部との間の範囲における地面からの高さを非接触で検出するよう設けられているのが好ましい。
(15)実施形態に係るコントローラは、対象物に作用する作用器を移動させる移動装置を制御する。コントローラは、前記作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置を制御するよう構成されている。
[2.収穫機]
図1A及び図1Bは、自律移動システムの一例として収穫機10を示している。収穫機10は、例えば、野菜などの農作物を収穫する。野菜は、例えば、葉菜類又は根菜類である。葉菜類は、キャベツ又は白菜などの結球性葉菜類であってもよいし、非結球性葉菜類であってもよい。以下では、キャベツを収穫する収穫機10を例として説明する。
図1A及び図1Bに示す収穫機10は、走行機体11を備える。走行機体11は、移動装置13によって走行する。移動装置13は、例えば、左右一対の走行クローラを有する。収穫機10は、移動装置13により、圃場内を移動することができる。なお、収穫の対象物であるキャベツは、圃場内において、複数の列に配置され、各列の列方向に間隔をおいて配置されるよう植え付けられている。収穫機10は、キャベツの列に沿って走行しながらキャベツを収穫する。
走行機体11の前部には、操縦部12が設けられている。操縦部12には、作業者が着座するための操縦座席が設けられている。操縦部12は、操向ハンドル及び収穫機10を操作するためのその他の操作具が設けられている。本実施形態の収穫機10は、作業者によるマニュアル操作が可能であるほか、操舵システム16による自律移動が可能である。操舵システム16は、後述のコントローラ30から操舵のための情報、例えば、舵角を取得し、収穫機10の自動操舵を行う。実施形態の収穫機10は、自律移動により、キャベツを自動収穫することができる。
収穫機10は、操縦部12の側方に配置された収穫作業部14を備える。収穫作業部14は、収穫の対象物であるキャベツを取り込んで、収穫機10の後部に搬送する。収穫作業部14は、キャベツを引き抜く収穫部141を備える。収穫部141は、操縦部12の前方に配置されている。なお、収穫部14は、より正確には、操縦部12の斜め前方に配置されている。収穫部141は、例えば、左右一対のスターホイール(Star Wheels)141a,141bを備える。図2に示すように、左右一対のスターホイール141a,141bは、収穫機10の前進に伴って圃場にて育成されたキャベツの結球部の下側に入り込み、スターホイール14a,14b間に根茎部を引き込む。スターホイール14a,14bは、キャベツの根茎部を左右から挟み、キャベツを後方に移動させるように回転する。収穫機10が自律走行することで、収穫部141は、2次元的な位置調整がなされることになる。
収穫作業部14は、収穫部141によって取り込まれたキャベツを後方に搬送する搬送部142を備える。搬送部142は、後側ほど高くなるように前傾姿勢で設けられている。搬送部142は、キャベツを左右から挟持する左右一対の回転ベルトを備え、キャベツを後ろ斜め上方に搬送する。
収穫作業部14は、キャベツの一部を切断する切断部143を備える。切断部143は、例えば、キャベツの根茎部を切断する。切断部143は、搬送部142の搬送方向中途に設けられている。キャベツは、搬送部142によって搬送されている途中において、根茎部及びその近傍の葉が切断される。切断された根茎部等は、圃場上に落下する。
収穫作業部14は、走行機体11の前部に設けられた支点146に対して回動可能に支持されている。収穫作業部14は、支点146を中心とした回動により、高さを調整自在である。走行機体11と収穫作業部14との間には、高さ調整部145が設けられている高さ調整部145は、収穫作業部14の高さ調整のための駆動機構を含む。高さ調整部145は、図1Aに示すように、例えば、油圧シリンダである。油圧シリンダ145の伸縮動作により、収穫作業部14を昇降動作させることができる。収穫作業部14の高さ調整により、キャベツに作用する収穫部141の高さを調整することができる。このように、高さ調整部145は、収穫部141及び収穫作業部14の移動装置でもある。収穫機10を自律走行させながら、収穫部141の高さ調整を行うと、収穫部141は3次元的な位置調整がなされることになる。
収穫機10は、走行機体11の上方に配置された日除け(ルーフ)15を備える。日除け15には、カメラ(第1カメラ)21が設けられている。カメラ21は、収穫機10の前方にあるキャベツを撮影できるように配置されている。カメラ21は、収穫作業部14の直上位置付近に設けられていると、収穫の対象物であるキャベツを撮影するのに好適である。カメラ21は、収穫部141と収穫機10前方にある複数のキャベツとを撮影できる視野が確保できるように、高所に設けられているのが好ましい。カメラ21は、操縦部12に着座した作業者の視線の高さの同程度以上の高さに設けられているのが好ましい。カメラ21を日除け15に設けると、適切なカメラ視野を容易に確保することができる。
なお、作業者用キャビンを有する収穫機10の場合には、カメラ21は、作業者用キャビンの上部に設けてもよい。また、収穫機10の高い位置に収穫機10のフレームが存在する場合には、カメラ21は、そのフレームに設けてもよい。
収穫機10は、カメラ(第2カメラ)22を備える。カメラ22は、例えば、日除け15に設けられ、カメラ21の側方に位置している。カメラ21は、キャベツを上方からみた画像を取得できるよう配置されているのに対して、カメラ22は、キャベツを側方からみた画像を取得できるよう配置されている。カメラ22は、収穫作業部14の左右側方に設けられているのが好ましく、特に、収穫作業部14よりも操縦部12側の側方に設けられているのが好ましい。図示のカメラ22は、日除け15に設けられているが、より適切にキャベツを側方から撮影できるように、カメラ21よりも低い位置に設けられているのが好ましい。このため、カメラ21は、例えば、日除け15の支持フレームの中途部、又は、カメラ21を支持するための専用フレームに設けてもよい。カメラ22は、収穫部141と収穫部141の前方にあるキャベツとを撮影できる視野が確保できる位置に設けられているのが好ましい。
収穫機10は、圃場の地面位置を検出するセンサとして、レーザレンジファインダ23を備える。レーザレンジファインダ23は、収穫部141の後方に位置するように、搬送部142に設けられている。レーザレンジファインダ23は、収穫機10の移動面である地面に向けて取り付けられ、レーザレンジファインダ23から地面までの距離を計測する。レーザレンジファインダ23は、切断部142よりも前方に設けられている。レーザレンジファインダ23は、収穫部141と切断部142との間の範囲における地面からの高さを非接触で検出する。切断部142の下及びその後方の地面には、切断部142によって切断された根茎部及び葉が散乱しているため位置検出の対象としては適さないが、切断部142よりも前方であれば、落下した根茎部及び葉が存在しないか存在しても少ないため、位置検出の対象として好適である。
前述のように、実施形態の収穫機10は、キャベツの自動収穫を行う。収穫機10は、圃場にあるキャベツの位置を検出し、キャベツの列に沿った経路を生成し、生成した経路に追従するように自律走行する。
図3は、自律走行のための制御ブロックを示している。収穫機10は、車両の位置を検出する位置検出センサ25を備える。位置検出センサ25は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System;全球測位衛星システム)受信機である。車両の位置は、例えば、位置座標として検出される。検出された収穫機10の位置は、コントローラ30に与えられる。
収穫機10は、収穫機10の回頭角を計測する回頭角センサ26を備える。回頭角センサ26は、例えば、方位角センサである。方位角センサは、例えば、磁気方位を計測する磁気センサである。計測された回頭角は、コントローラ30に与えられる。
なお、前述のカメラ21,22によって撮影された画像とレーザレンジファインダ23による計測結果も、コントローラ30に与えられる。
コントローラ30は、収穫機10を制御する。コントローラ30は、収穫機10の自律移動を制御するほか、高さ調整部145などの収穫機10が備える機構を制御する。コントローラ30は、プロセッサ及び情報記憶のためのストレージ装置を備えるコンピュータによって構成される。ストレージ装置は、一次記憶装置であってもよいし、二次記憶装置であってもよい。ストレージ装置は、プロセッサによって実行されるコンピュータプログラムが格納されている。コンピュータプログラムがプロセッサによって実行されることで、コンピュータがコントローラ30として機能する。
コントローラ30は、例えば、操舵システム16に、収穫機10の舵角を示す情報を与える。操舵システム16は、コントローラ30から与えられた舵角に従って、操舵制御をし、収穫機10を自律走行させる。コントローラ30は、収穫機10の速度を示す情報を与えてもよい。
コントローラ30は、レーザレンジファインダ23の出力に基づいて、収穫作業部14を地面の位置に合わせて昇降させる高さ制御37を行う。コントローラ30は、収穫作業部14を昇降させる高さ調整部145に与えられる高さ制御量を出力する。高さ調整部145は、コントローラ30から与えられた高さ制御量に応じて動作し、収穫作業部14の高さを調整する。例えば、コントローラ30は、レーザレンジファインダ23と地面との距離を一定に保つように収穫作業部14を制御することで、収穫部141の高さを地面に対して一定にする。
[3.キャベツ(対象物)検出と経路生成]
コントローラ30は、カメラ21から得られた画像中のキャベツを画像認識し、画像中におけるキャベツの位置を検出する。この検出を物体検出という。また、コントローラによる物体検出機能を、対象物の位置検出部31という。実施形態において、物体検出には、ディープラーニングによる物体検出手法を用いる。ディープラーニングベースの物体検出は、ディープラーニングベースでない物体検出に比べて、画像の認識精度及び物体の検出精度が飛躍的に高くなる。キャベツのような農作物は不定形であり物体検出が困難な場合も多いが、ディープラーニングベースの物体検出では、キャベツのような不定形物であっても、適切に検出することができる。
図4は、カメラ21から得られた画像中のキャベツをディープラーニングベースの物体検出によって検出した結果を示している。図4の画像では、キャベツが2列で並んでおり、各列中の個々のキャベツの外観は一定でないにもかかわらず、すべてのキャベツが検出されていることがわかる。
コントローラ30は、物体検出により、画像中におけるキャベツの位置座標を得る。なお、カメラ21は、収穫部141の上方であって、収穫部141の後方に配置されているため、カメラ21の光軸は地面に対して完全に垂直ではない。そこで、コントローラ30は、透視変換を行うことにより、画像中の座標から地面上の座標に変換する。透視変換によって得られた地面上のキャベツの座標を(x,y)とする。
図4に示すように、カメラ21から得られた画像には、収穫対象のキャベツ列以外の列のキャベツも含まれる。例えば、図4の画像には、収穫対象のキャベツ列の左隣の列(次の収穫対象のキャベツ列)のキャベツも存在する。また、図4の画像においては、収穫対象のキャベツ列の右隣には、キャベツを収穫済みの領域も存在している。
そこで、コントローラ30は、収穫対象のキャベツ列以外のキャベツが、経路生成の際に考慮されるのを防止するため、マスク処理により、収穫対象のキャベツ列に存在するキャベツを抽出する。マスク処理は、例えば、カメラ21から得られた画像のうち、収穫対象のキャベツ列が存在する領域を、物体検出処理の処理対象領域である非マスク領域(Unmasked)とし、それ以外の領域をマスク領域(Masked)として予め設定しておき、非マスク領域に存在するキャベツだけが収穫対象物として検出されるようにする。このように、非マスク領域は、圃場における複数のキャベツ列のうち、収穫部141が収穫しようとするキャベツが属する列を含み、他のキャベツ列を含まない領域である。
なお、非マスク領域及びマスク領域は、コントローラ30において、予め設定されていてもよいし、コントローラ30が、画像中に存在する収穫部141を基準として非マスク領域を自動的に検出してもよい。また、図4では、マスク領域におけるキャベツの位置検出結果を示しているが、マスク領域においては、キャベツの位置の検出は行われなくてもよい。
図5は、非マスク領域に存在するキャベツの位置を示している。図5では、キャベツの位置座標が、収穫部141に近い側から順に、(x,y),(x,y),・・(x,y)となっている。ここでは、検出されたキャベツのうち、収穫部141の直近にあり次に収穫されるキャベツ(位置(x,y))を第1対象物といい、他のキャベツ((
位置(x,y),・・(x,y))を第2対象物という。なお、図5においては、一つの第1対象物及び4つの第2対象物の計5個の対象物(キャベツ)が存在している。
コントローラ30は、5個(複数)の対象物の位置に基づいて、作用器である収穫部141が追従すべき経路を生成する。コントローラ30の経路生成機能を経路生成部32という。なお、画像中に収穫すべき対象物が1個しかない場合には、1個の対象物の位置に基づいて経路を生成してもよい。
経路は、次に収穫される第1対象物を必ず通るものである必要があるため、経路の生成の際には、第1対象物を必ず通るという制約(第1条件)の下で生成される。また、第1対象物の後に収穫される第2対象物の位置も考慮したほうが適切な経路になるため、第2対象物の位置も考慮するという条件(第2条件)の下で生成される。より具体的には、経路は、第1条件を満たすため、例えば、第1対象物の中心(位置(x,y))を通る直線経路として生成される。また、経路は、第2条件を満たすため、第2対象物((
位置(x,y),・・(x,y)))に対して最小二乗法を適用し、第1対象物を通る直線のうち、第2対象物の位置との差の二乗和が最小となる直線が、経路として生成される。コントローラ30が生成する経路は、収穫部(Harvesting Part)が追従するための参照経路(Reference Path for Harvesting Part)として用いられる。
ここで、経路とする直線の式は以下のようになる。
式(1)において、a,bは、第2対象物に対する最小二乗法の適用により、次のとおりになる。


ここで、nは、非マスク領域に検出されたキャベツの個数であり、第1対象物であるキャベツの座標は、(x,y)である。
上記の直線は、第1対象物の位置(x,y)を必ず通り、第2対象物(x,y)・・(x,y)の位置に照らしてもっともらしい経路となっている。
経路を生成する際には、第1対象物と第2対象物全てに対して最小二乗法を適用してもよい。ただし、第1対象物も含めて最小二乗法を適用すると、生成された経路が、第1対象物から外れることもあるため、第1対象物を通るという制約の下で、第2対象物に対して最小二乗法を適用するほうがより好ましい。また、第2対象物の位置が反映された経路を生成する手法としては、最小二乗法に限られるものではなく、第2対象物の位置を用いた経路生成手法であれば特に限定されない。
ここで、収穫部141の座標を(x,y)とすると、生成された経路に対する収穫部141の横偏差e2hは、ヘッセの公式より、

となり、車両と経路の角度偏差e3hは、

と表される。
コントローラ30は、生成した経路を参照経路として、後述のPath Following制御により、収穫機10を自律走行させる。図6は、経路生成処理のフローチャートを示している。
コントローラ30は、画像認識によりキャベツの位置を検出すると、ステップS11において、上述の式(1)〜(3)により経路を生成する。収穫機10が移動していると、カメラ21で得られた画像中のキャベツ(第1対象物及び第2対象物)の位置が変動するが、経路生成に用いられた第1対象物(収穫部141に直近のキャベツ)が画像中に存在する間は、既に生成された経路を用いて自律走行が行われる。
第1対象物である直近のキャベツが収穫部141によって収穫されて、収穫機10に取り込まれると、カメラ21で得られた画像から第1対象物が存在しなくなり、元々存在していた第2対象物及び新たに画像中に登場した対象物(キャベツ)だけが画像中に存在することなる。
コントローラ30は、第1対象物として扱っていたキャベツが、画像中から失われ、第1対象物であったキャベツが検出できなくなると(ステップS12)、その時点での画像に存在するキャベツの位置に基づいて、再度、経路を生成する(ステップS11)。経路の再生成の際には、それまで第2対象物であったキャベツのうち、収穫部141に最も近いキャベツを第1対象物とし、画像中のその他のキャベツを第2対象物として、経路が計算される。すなわち、経路の再生成は、第1対象物を含まず第2対象物を含む1又は複数の対象物の位置に基づいてなされる。
[4.Path Following制御(第1制御)]
前述のように、コントローラ30は、経路追従(Path Following)制御によって収穫機10を自律走行させる。図7に示すように、経路追従制御では、仮想的な参照車両(Reference Vehicle)10aが用いられる。経路追従制御においては、実車両(Actual Vehicle)である収穫機10は、参照車両10aに参照入力が与えられたときに参照車両10aが描く参照経路(Reference Path)に追従する。図7に示すように、経路追従制御では、実車両10は、参照車両10aの真横に位置して、参照車両10aに追従することができる。
参照車両10aの重心と実車両10の重心との縦偏差(進行方向の相対変位をe、横偏差(進行方向垂直向きの相対変位)をe、角度偏差をe、車両の速度をVとして、以下のように定義する。ただし、添え字rは参照車両の変数であることを示す。θは実車両10の回頭角であり、θrは参照車両10aの回頭角である。

とする。
このとき、式(7)、(8)より次式が導かれる。
ここで、正の定数K2,K3を用いて次式のような制御則を導入することにより、e,eの収束性が補償され、実車両10は参照経路へより適切に追従できる。なお、ωは、実車両10の旋回角速度に相当する。
以上の説明は、実車両10の重心Cを参照経路に追従させる手法である。しかし、キャベツの収穫においては、収穫部141の前方にあるキャベツの列を基準として参照経路として生成されるため、キャベツ列を基準とした参照経路を、車両重心Cの参照経路にする必要がある。
図1Bに示すように、車両重心Cは、収穫部141から車両進行方向前向きにD[m]、車両進行方向左向きにW[m]だけオフセットしており、これに基づいて経路追従制御に用いる車両重心の横偏差e及び角度偏差eを算出すればよい。
収穫部141基準の参照経路Pを、図8に示すように、W[m]だけオフセットさせると、車両重心Cの参照経路Pとなる。その参照経路Pに対して、横偏差e、角度偏差eを求めると以下のようになる。


ただし、


である。
コントローラ30は、式(10)によって算出された旋回角速度ωを、収穫機10の操舵制御のための舵角に変換する。舵角は、収穫機10の自律走行のため、操舵システム16に与えられる。なお、本実施形態では、速度を一定として扱うが、速度も変更してもよい。
[5.高さ調整]
図9は、地面(圃場)からの高さを計測する方法を示している。前述のように、搬送部142には、レーザレンジファインダ23取り付けられている。このレーザレンジファインダ23は、2次元レーザレンジファインダである。レーザレンジファインダ23は、レーザが地面に向けて出射されるよう取り付けられている。レーザレンジファインダ23は、地面における複数の点Tまでの距離を計測する。
計測点である複数の点Tは、収穫部141から切断部19までの間の領域Bに含まれる。領域Bよりも後方(図9において右方)には、地面上にキャベツの根茎部や葉が落下していることが多いが、領域Bでは地面上に落下した根茎部は少ないため、距離を精度よく計測できる。
コントローラ30は、レーザレンジファインダ23によって得た複数の点Tまでの距離のデータに対して、最小二乗法を適用し、推定地面(Estimated Ground Surface)Gを示す直線を計算する。そして、コントローラ30は、点と直線の距離を求めるヘッセの公式により、レーザレンジファインダ23と地面との相対距離を計算する。さらに、コントローラ30は、レンジファインダ23と地面との距離を一定に保つように、収穫作業部14を高さ調整すべく高さ調整部145を制御する。このように、レンジファインダ23によって検出された距離に応じて、収穫部141を有する収穫作業部14が高さ調整される。
圃場における実際の地面Gは凹凸が多いため、レーザレンジファインダ23から地面の1点までの距離を計測する場合には、収穫機10の移動中に地面までの距離の変動が大きく変動し、安定した制御を困難にするが、複数の点までの距離に基づいて、地面からの高さを計測することで、平均化された距離が得られ、安定した高さ制御が可能になる。
[6.自動収穫実験]
図10は、収穫機10を自律走行させた実験結果を示している。実験では、直線上に植えられたキャベツを自動で収穫した。実験における車両パラメータW,D及び制御ゲインK2,K3は、以下のとおりである。
W=0.54[m]
D=2.72[m]
=0.8
=0.3
実験では、収穫機30のヨーレートが目標のヨーレートに追従するように、舵角制御入力としたフィードバック制御(PD制御)を行った。なお、収穫機30の速度は、約0.1[m/s]で一定とした。
図10(a)は、自動収穫を行った際の車両重心Cを基準にした横偏差を示し、図10(b)は、収穫部141を基準にした横偏差を示し、図10(c)は角度偏差を示している。図10(a)によると、しばしば横偏差が瞬間的に大きくなっているが、横偏差が0[m]に収束していることがわかる。なお、瞬間的な偏差の増大は、キャベツの誤検出時に起きやすく、式(11)からもわかるように、角度偏差変動の影響を受けやすいため、車両重心の横偏差増大は、図10(c)の角度偏差変動に連動する。
図10(b)も同様に、横偏差が収束している。図10(a)(b)によれば、瞬間的な偏差の増大時以外は、偏差は概ね0.1[m]以内に収まっている。スターホイールのように回転によりキャベツを取り込む機構の収穫部141であれば、0.1[m]程度の精度があれば、収穫が十分に可能である。このように、車両重心について経路追従制御を行うことにより、直接の制御量ではない収穫部141の横偏差が収束し、所望の精度で自律走行が可能である。
[7.第2制御]
図11に示すように、実施形態のコントローラ30は、物体検出の結果から生成された経路に基づいて収穫機10の移動を経路追従制御(第1制御)33するほか、物体検出の結果から生成された経路に基づかずに収穫機10の移動を制御する第2制御35を実行することができる。コントローラ30は、第1制御33と第2制御35とを選択的に実行可能であり、第1制御33と第2制御35とを切り替える機能34も有している(図3参照)。
図11に示すように、第2制御による収穫機10の移動制御は、例えば、ある作物列の収穫が全て完了した場合に、隣の作物列へ移動するため、収穫機10を旋回させる動作である。また、第2制御による移動制御は、ある作物列の収穫を行っている場合に、隣の作物列に誤進入したときに元の作物列に復帰する動作であってもよい。第2制御による移動制御は、収穫部141の高さ調整を誤ったこと等に起因して、第1制御又は収穫部141の高さ調整が適切に行えなくなった場合に、収穫機10の移動を停止させる等である。第2制御による移動制御は、収穫作業の開始のため、作物列外から最初に収穫機30を作物列に進入させる動作である。
コントローラ30の切替部34は、第1制御から第2制御に切り替えるべき切替トリガの発生を検出すると、仮に第1制御を実行していても、第2制御に優先的に切り替える。制御の切替により、第1制御が適切でない状況において、他の動作を収穫機に行わせることができる。
例えば、ある作物列から他の作物列の移動の制御は、作物の作付配置を示す作付データ36を参照することで行える。キャベツなどの作物が、自動作付機で行われている場合、作付時に、作付された位置を示すデータ36が存在する。コントローラ30は、内部記憶装置又はネットワークを介した外部記憶装置に保存された作付データ36を参照することで、作物列の位置を把握することができる。
作付データ36は、例えば、図3に示すように、各作物列の始点座標(x,y)と終点座標(x,y)とを含むため、コントローラ30は、収穫機30の位置情報(GNSS情報)に基づいて、収穫機30が作物列の端部(始点又は終点)に到達したことを検出することができる。収穫機30が作物列の端部に到達したことが検出されると、コントローラ30は、作物列に沿って自律走行(第1制御)状態から、未収穫の隣の作物列の端部(始点又は終点)に向けて収穫機30を自律旋回する走行(第2制御)状態に移行する。
また、隣の作物列に誤進入すると、画像で認識される作物列が直線状でなくなり、配置が乱れるため、そのことを検出することで、誤進入を検出することができる。誤進入からの復帰動作は、例えば、誤進入する前までの位置への後退動作を含んでもよい。
また、収穫部141の高さ調整を誤ると、収穫部141がキャベツを破壊し、葉が圃場に散乱し、キャベツの画像認識や高さ調整が適切に行えなくなることがある。キャベツの破壊は、カメラ21によって得られた画像を用いて検出してもよいし、カメラ22によって得られた画像を用いて検出してもよい。カメラ22は、キャベツを側方からみた画像を取得できるため、キャベツの破壊を検出するのが容易である。
また、作物列への初期進入は、例えば、作業者から与えられた初期進入指令操作に基づいて行われる。
[8.変形]
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。
10 収穫機(自律移動システム)
11 走行機体
12 操縦部
12a 操縦座席
12b 操向ハンドル
13 走行クローラ(移動装置)
14 収穫作業部(作用器)
15 ルーフ部
16 操舵システム
141 収穫部(スターホイール;刈り取り部;作用器)
141a スターホイール
141b スターホイール
142 搬送部
143 切断部
145 高さ調整部(移動装置)
146 支点
21 第1カメラ
22 第2カメラ
23 レーザレンジファインダ(地面位置検出センサ)
25 GNSSセンサ
26 方位角センサ
30 コントローラ
31 対象物の位置検出部
32 経路生成部
33 Path Following制御部(第1制御部)
34 切替部
35 第2制御部
36 作付データ
37 高さ制御部

Claims (15)

  1. 対象物に作用する作用器と、
    前記作用器を移動させる移動装置と、
    前記作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置を制御するコントローラと、
    を備える自律移動システム。
  2. 前記コントローラは、複数の前記対象物のうち前記作用器が直近に作用する第1対象物の位置を前記作用器が通る経路であって、複数の前記対象物のうち前記第1対象物以外の第2対象物の位置に基づく経路を生成し、前記経路に基づいて、前記移動装置を制御する
    請求項1に記載の自律移動システム。
  3. 前記コントローラは、前記作用器が前記第1対象物に作用した後に、前記経路の再生成をする
    請求項2に記載の自律移動システム。
  4. 前記経路の再生成は、前記第1対象物を含まず前記第2対象物を含む1又は複数の対象物の位置に基づいてなされる
    請求項2に記載の自律移動システム。
  5. 前記コントローラは、1又は複数の前記対象物を含む画像において、1又は複数の前記対象物を画像認識により検出することで、1又は複数の前記対象物の位置を求める
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  6. 前記コントローラは、前記画像内の一部の領域である処理対象領域内にある1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記経路を生成する
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  7. 前記対象物は、複数の列に配置され、各列の列方向に間隔をおいて配置されており、
    前記処理対象領域は、前記作用器が作用すべき対象物が属する列を含むが、他の列を含まない領域である
    請求項6に記載の自律移動システム。
  8. 前記対象物は、不定形物である
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  9. 前記不定形物は、農作物である
    請求項8に記載の自律移動システム。
  10. 前記コントローラは、前記経路に基づいて前記移動装置を制御する第1制御と、前記経路に基づかずに前記移動装置を制御する第2制御と、を実行可能であり、前記第2制御を実行すべきことが検出されると、前記第1制御に優先して前記第2制御を実行する
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  11. 前記コントローラは、前記作用器が3次元的に移動するように前記移動装置を制御する
    請求項1〜10のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  12. 自律移動システムが移動する移動面までの距離を非接触で検出するセンサを更に備え、
    前記コントローラは、前記センサによって検出された前記距離に応じて前記作用器が移動するように前記移動装置を制御する
    請求項1〜11のいずれか1項に記載の自律移動システム。
  13. 前記センサは、前記移動面における複数の点までの距離を測定し、複数の点までの距離に基づいて、前記移動装置を制御する
    請求項12に記載の自律移動システム。
  14. 前記対象物は、農作物であり、
    前記作用器は、前記農作物の収穫部であり、
    前記自律移動システムは、
    前記収穫部によって収穫された前記農作物を搬送する搬送部と、
    前記搬送部による搬送中に前記農作物の一部を切断する切断部と、をさらに含み、
    前記センサは、前記収穫部と前記切断部との間の範囲における地面からの高さを非接触で検出するよう設けられている
    請求項12又は13に記載の自律移動システム。
  15. 対象物に作用する作用器を移動させる移動装置を制御するコントローラであって、
    前記作用器が作用すべき1又は複数の対象物の位置を検出し、1又は複数の前記対象物の位置に基づいて前記移動装置を制御するよう構成されている
    コントローラ。
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