JP2019106010A - 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム - Google Patents

充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム Download PDF

Info

Publication number
JP2019106010A
JP2019106010A JP2017238073A JP2017238073A JP2019106010A JP 2019106010 A JP2019106010 A JP 2019106010A JP 2017238073 A JP2017238073 A JP 2017238073A JP 2017238073 A JP2017238073 A JP 2017238073A JP 2019106010 A JP2019106010 A JP 2019106010A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
charging
proximity sensing
unit
proximity
charge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017238073A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6912364B2 (ja
Inventor
和文 橋本
Kazufumi Hashimoto
和文 橋本
中村 剛
Takeshi Nakamura
中村  剛
弘司 山田
Koji Yamada
弘司 山田
秀雅 三浦
Hidemasa Miura
秀雅 三浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Chugoku Electric Power Co Inc
Chuden Engineering Consultants Co Ltd
Original Assignee
Chugoku Electric Power Co Inc
Chuden Engineering Consultants Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Chugoku Electric Power Co Inc, Chuden Engineering Consultants Co Ltd filed Critical Chugoku Electric Power Co Inc
Priority to JP2017238073A priority Critical patent/JP6912364B2/ja
Publication of JP2019106010A publication Critical patent/JP2019106010A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6912364B2 publication Critical patent/JP6912364B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y04INFORMATION OR COMMUNICATION TECHNOLOGIES HAVING AN IMPACT ON OTHER TECHNOLOGY AREAS
    • Y04SSYSTEMS INTEGRATING TECHNOLOGIES RELATED TO POWER NETWORK OPERATION, COMMUNICATION OR INFORMATION TECHNOLOGIES FOR IMPROVING THE ELECTRICAL POWER GENERATION, TRANSMISSION, DISTRIBUTION, MANAGEMENT OR USAGE, i.e. SMART GRIDS
    • Y04S10/00Systems supporting electrical power generation, transmission or distribution
    • Y04S10/40Display of information, e.g. of data or controls

Abstract

【課題】電気設備の点検等を実施する作業員が高圧充電部との位置関係をリアルタイムに把握することができる充電近接感知装置、充電近接感知方法及び充電近接感知システムを提供する。【解決手段】充電近接感知装置10は、電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、配電系統の充電部を表示させる画像処理部11aと、充電部を表示する配電画像に、充電部を含む第1近接区域を表示させる第1表示処理部11bと、配電画像の範囲内において移動体の位置を検知する位置検知センサーから、移動体の位置を示す位置情報を受信する位置判定部11dと、位置情報に基づいて、第1近接区域に前記移動体が接近したか否かを判定するとともに、移動体が第1近接区域に接近したときに警報を発する警報判定部11fと、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システムに関する。
例えば、電界強度分布図により感電災害の危険範囲を表示する警報表示装置が知られている。(例えば特許文献1)。
特開2010−206980号公報
特許文献1には、電気設備における高電圧充電部の周囲の電界強度分布を段階的に色分けして図示する三次元電界強度分布図を、該電気設備の周囲部に掲示することで、作業員に感電危険範囲を示す方法が開示されています。
しかし、特許文献1に係る方法では、三次元電界強度分布図を電気設備の近傍に掲示することで感電防止を図っているが、電気設備の点検等を実施する作業員が高圧充電部との位置関係をリアルタイムに把握することができないため、作業中に作業員が感電する虞があった。
前述した課題を解決する主たる本発明は、電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、前記配電系統の充電部を表示させる画像処理部と、前記充電部を表示する前記配電画像に、前記充電部を含む第1近接区域を表示させる第1表示処理部と、前記配電画像の範囲内において移動体の位置を検知する位置検知センサーから、前記移動体の位置を示す位置情報を受信する位置判定部と、前記位置情報に基づいて、前記第1近接区域に前記移動体が接近したか否かを判定するとともに、前記移動体が前記第1近接区域に接近したときに警報を発する警報判定部と、を備える。
本発明の他の特徴については、添付図面および本明細書の記載により明らかとなる。
本発明によれば、作業員が電気設備の充電部をリアルタイムに把握することができるため、作業員の感電事故を防止できる。
本実施形態に係る充電近接感知システムの構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る充電近接感知装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る配電系統の単線結線図の一例を示す図である。 本実施形態に係る配電系統の三次元画像の一例を示す正面図である。 本実施形態に係る配電系統の三次元画像の一例を示す斜視図である。 本実施形態に係る充電情報テーブルの一例を示す図である。 本実施形態に係る支援装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 本実施形態に係る充電近接感知システムの処理フローを示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。以下の説明において、同一符号を付した部分は同一の要素を表し、その基本的な構成および動作は同様であるものとする。
===充電近接感知システム1===
図1を参照しつつ、充電近接感知システム1について、以下のとおり説明する。図1は、本実施形態に係る充電近接感知システム1の構成の一例を示す図である。
充電近接感知システム1は、電気所の電気設備における充電部を、作業員がリアルタイムに把握するためのシステムである。より具体的に述べると、充電近接感知システム1は、例えば、電気所の電気設備の点検において、電気設備の開閉器の開閉状態に応じて変化する充電部を三次元画像に表示させる。電気設備点検を行う作業員は、充電部を表示する三次元画像を確認して、感電危険領域(第1近接区域、第2近接区域)を把握しつつ点検することができる。また、電気所とは異なる場所において作業員の作業状況を監視する支援員は、三次元画像を確認しながら、作業員の位置を把握することができる。さらに、充電近接感知システム1は、作業員が感電危険領域に接近または感電危険領域内に入域したとき、作業員および支援員に警報を発する。これにより、作業員の感電事故を防止することができる。
このような機能を有する充電近接感知システム1は、作業員が携帯する充電近接感知装置10と、支援員が操作監視する支援装置20と、を含んで構成されている。
==充電近接感知装置10==
図1〜図6を参照しつつ、充電近接感知装置10について、以下のとおり説明する。図2は、本実施形態に係る充電近接感知装置10のハードウェア構成の一例を示す図である。図3は、本実施形態に係る配電系統の単線結線図の一例を示す図である。図4は、本実施形態に係る配電系統の三次元画像の一例を示す正面図である。図5は、本実施形態に係る配電系統の三次元画像の一例を示す斜視図である。図6は、本実施形態に係る充電情報テーブル12aの一例を示す図である。
充電近接感知装置10は、作業員が視覚を通じて充電部を確認するための装置である。充電近接感知装置10は、例えば、メガネ型の端末や、タブレット型の端末である。なお、図1では、メガネ型の充電近接感知装置10を示している。充電近接感知装置10は、例えば予め記憶部12に記憶されている情報に基づいて充電部を示す三次元画像を、作業員が視覚で確認できるように表示させる機能を有する。このような機能を有する充電近接感知装置10は、図2に示すように、演算処理部11と、記憶部12と、表示部13と、入力部14と、出力部15と、メモリ16と、を含んで構成されている。
演算処理部11は、例えばCPUあるいはMPUなどで構成されている。演算処理部11は、メモリ16に格納されているプログラムを読み出すことにより、以下述べる各種機能を実現する。図2に示すように、演算処理部11は、画像処理部11aと、第1表示処理部11bと、第2表示処理部11cと、位置判定部11dと、方位判定部11eと、警報判定部11fと、を有する。
画像処理部11aは、三次元画像を記憶部12から取得する機能を有する。三次元画像は、例えば配電系統を前方から見た二次元で示す単線結線図(図3)と、配電系統を上方から見た二次元で示す単線結線図(不図示)と、に基づいて生成される三次元で示す画像(図4、図5)である。三次元画像は、例えば3DCADで描かれる画像である。画像処理部11aは、支援装置20から送信される開閉器の開閉状態を示す開閉情報に基づいて、三次元画像上の充電部を特定する。より具体的には、画像処理部11aは、開閉情報に等しい記憶部12の充電情報を取得し、該充電情報に基づいて、三次元画像に対して、充電部を赤で表示し、非充電部を青で表示して充電状態を示す。なお、表示される充電部は、充電箇所が露出している部分のみであるか、ケーブルなどのように充電箇所が露出していない部分も含むのか、のいずれでもよい。なお、画像処理部11aは、二次元で示す単線結線図から三次元画像を生成する機能を有していてもよい。
第1表示処理部11bは、画像処理部11aが取得した三次元画像における充電部に第1近接区域を表示させる機能を有する。第1表示処理部11bは、記憶部12の充電情報テーブル12aから第1近接区域を示す情報を取得し、該第1近接区域を三次元画像に表示する。第1近接区域とは、作業員がこれ以上充電部に近接してはならない区域であって、例えば労働安全衛生規則344条で規定されているような電圧階級に応じて定められている距離であり、例えば公称電圧33kVにおいては充電部から50cm離れた区域である。ただし、作業員は、第1近接区域を任意に設定できるものとする。図4、図5において、第1近接区域を一点鎖線で示す。
第2表示処理部11cは、画像処理部11aが取得した三次元画像における充電部に第2近接区域を表示させる機能を有する。第2表示処理部11cは、記憶部12の充電情報テーブル12aから第2近接区域を示す情報を取得し、該第2近接区域を三次元画像に表示する。第2近接区域とは、例えば、充電部を中心として、第1近接区域を含む区域である。言い換えると、第2近接区域とは、第1近接区域よりも充電部から離れた所定の区域である。この区域においては、活線近接作業として、充電部に対する必要な離隔距離を確保するための標識を設けることや、監視人により作業を監視させる等必要な安全確保措置を講じる必要がある。第2近接区域は、図4、図5において二点鎖線で示す区域であり、例えば公称電圧33kVにおいて充電部から120cm離れた区域である。ただし、作業員は、第2近接区域を任意に設定できるものとする。
位置判定部11dは、位置検知センサー100から位置を示す位置情報を取得して、該位置情報に基づいて三次元画像上における作業員の位置を表示させる機能を有する。ここで、位置検知センサー100は、図1に示すように、例えば位置検知センサー100から発するレーザや超音波などが作業員に当たるように、電気所の所定の位置に設けられている。位置検知センサー100が出力する位置情報は、三次元の座標を示す情報である。なお、位置検知センサー100は、電気所の所定の位置に設けられているものに限られない。例えば、位置検知センサー100がGPSやビーコンを用いて位置情報を算出できるような機器である場合は、作業員が位置検知センサー100を携帯していてもよいし、又、充電近接感知装置10に位置検知センサー100が取り付けられていてもよい。これにより、位置判定部11dは三次元画像上に作業員の位置を表示できるため、作業員は自らの位置と充電部との関係を確認できることから、作業員の感電事故を防止できる。
方位判定部11eは、既設の方位検知センサー101から移動方向を示す方向情報を取得して、該方向情報に基づいて三次元画像における作業員の移動方向を表示させる機能を有する。ここで、方位検知センサー101は、図1に示すように、例えば、位置検知センサー100と一体的に構成されている。方位判定部11eは、例えば、方向情報に基づいて、位置判定部11dが表示する作業員の位置に対して、矢印などで方向を表示する。これにより、方位判定部11eは、三次元画像上に作業員の移動方向を表示できるため、作業員は自らの位置および移動方向に基づいて充電部との関係を確認できることから、作業員の感電事故を防止できる。
警報判定部11fは、第1近接区域または第2近接区域に作業員が近づいたときに、所定の警報を発する機能を有する。所定の警報とは、作業員と充電部との位置関係に応じた警報である。具合的に述べると、警報判定部11fは、例えば、三次元画像上において作業員の位置が、第2近接区域に近接すると第1警報音を発し、第1近接区域に近接すると第2警報音を発し、第1近接区域内に入ると第3警報音を発する。また、警報判定部11fは、第1〜第3警報音に対応する警報情報を支援装置20に出力する。これにより、支援装置20が第1〜第3警報音を発することができるため、支援員は、作業員が感電の危険を有していることを把握できる。
記憶部12は、演算処理部11が各種処理を実行するための各種情報を格納する機能を有する。記憶部12は、少なくとも、充電情報テーブル12aを格納している。図6に示すように、充電情報テーブル12aは、各配電系統の開閉器の開閉状態に応じて変化する充電部に関する情報を含む三次元画像を示す画像情報を格納するテーブルである。そして、画像情報には、第1近接区域に係る情報および第2近接区域に係る情報が対応付けられている。
図6に示すように、充電情報テーブル12aは、電気所を示す番号が入力される“電気所”項目と、電気所における配電系統を示す番号が入力される“系統”項目と、支援装置20から送信される配電系統の三次元画像を示す画像情報が入力される“画像情報”項目と、三次元画像における開閉器の開閉状態に応じて変化する充電部を示す番号が入力される“充電情報”項目と、該充電部における第1近接区域を示す情報が入力される“第1区域”項目と、該充電部における第2近接区域を示す情報が入力される“第2区域”項目と、を対応付けて格納している。なお、充電情報とは、複数の開閉器のうち、何れの開閉器が“開”状態で、何れの開閉器が“閉”状態であるか、についての組み合わせにおける充電部を示す情報である。つまり、充電情報は、例えば、配電系統における開閉器の組み合わせの数だけ示される。
表示部13は、三次元画像を表示する機能を有する、例えば液晶ディスプレイである。表示部13には、少なくとも充電部および第1近接区域を表示する三次元画像が表示される。入力部14は、外部の装置または支援装置20から出力される各種情報が入力されるインターフェイスである。出力部15は、支援装置20に各種情報を出力するためのネットワークインターフェイスである。なお、入力部14および出力部15は、図1に示すように、例えばアンテナ102を介して支援装置20と無線通信可能な仕様(Wi-Fiなど)である。メモリ16は、演算処理部11が処理するためのプログラムを格納する装置である。メモリ16は、例えば、ハードディスクドライブ、SSDあるいは光学式記憶装置などで構成されている。
==支援装置20==
図1、図7を参照しつつ、支援装置20について、以下のとおり説明する。図7は、本実施形態に係る支援装置20のハードウェア構成の一例を示す図である。
支援装置20は、充電近接感知装置10から送信される情報に基づいて、支援員に三次元画像上における作業員の位置を知らせる機能を有する。また、支援装置20は、例えば、二次元の単線結線図から三次元の画像を生成する機能を有する。さらに、他の装置103から配電系統の開閉器の開閉状態を示す開閉情報を受信し、該開閉情報に基づいて、配電系統の充電部を特定する機能を有していてもよい。そして、支援装置20は、記憶部22の充電情報テーブル22aに格納している各種情報を、充電近接感知装置10に送信する機能を有する。このような機能を有する支援装置20は、図7に示すように、演算処理部21と、記憶部22と、表示警報部23と、入力部24と、出力部25と、メモリ26と、を含んで構成されている。
演算処理部21は、例えばCPUあるいはMPUなどで構成されている。演算処理部21は、メモリ26に格納されているプログラムを読み出すことにより、以下述べる各種機能を実現する。図7に示すように、演算処理部21は、画像生成部21aと、開閉判定部21bと、充電処理部21cと、位置処理部21dと、を有する。
画像生成部21aは、三次元画像を生成または記憶部22から取得する機能を有する。画像生成部21aが生成または取得する三次元画像は、充電近接感知装置10の画像処理部11aが取得する三次元画像と同じである。画像生成部21aが三次元画像を生成する場合、画像生成部21aは、例えば配電系統を前方から見た二次元で示す単線結線図(図3)と、配電系統を上方から見た二次元で示す単線結線図(不図示)と、に基づいて三次元画像(図4、図5)を生成する。生成された三次元画像を示す画像情報は、記憶部22に格納される。
開閉判定部21bは、配電系統における開閉器(遮断器を含む)の開閉状態を判定する機能を有する。開閉判定部21bは、開閉器から接点信号を取得して開閉状態を判定するか、支援装置20とは他の装置103(図1参照)から開閉状態を示す開閉情報を取得するか、のいずれの機能を有していてもよい。開閉判定部21bは、開閉器の開閉状態をリアルタイムに判定する。これにより、支援装置20は、開閉状態に応じて変化する充電部をリアルタイムに特定できる。
充電処理部21cは、配電系統の充電状態を後述する表示警報部23に表示させる機能を有する。配電系統の充電状態は、画像情報と開閉情報とに基づいて示される。より具体的には、充電処理部21cは、開閉情報に等しい記憶部22の充電情報を取得して、該充電情報に基づいて、三次元画像に対して、充電部を赤で表示し、非充電部を青で表示して充電状態を示す。さらに、第1近接区域および第2近接区域を表示する機能を有していてもよい。なお、表示される充電部は、充電箇所が露出している部分のみであるか、ケーブルなどのように充電箇所が露出していない部分も含むのか、のいずれでもよい。該充電表示処理部により、支援員は、表示警報部23を通じて充電部を確認できる。
位置処理部21dは、充電近接感知装置10から送信される位置情報および方位情報に基づいて、三次元画像上における作業員の位置および方位を表示警報部23に表示させる機能を有する。
記憶部22は、プログラムや各種情報を記憶する装置である。記憶部22は、例えば、ROM、RAMあるいはフラッシュメモリなどで構成されている。記憶部22には、少なくとも充電情報テーブル22aが格納されている。なお、充電情報テーブル22aについては、充電近接感知装置10が格納する充電情報テーブル12aと同じであるため、その説明を省略する。
表示警報部23は、三次元画像を表示する機能を有する、例えばスピーカー付の液晶ディスプレイである。表示警報部23には、少なくとも充電部および作業員の位置を表示する三次元画像が表示される。また、充電近接感知装置10から出力される警報情報を受信すると、警報情報に応じた警報を発する。これにより、支援員は、作業員と充電部との位置関係を把握できるため、作業員の安全をサポートできる。入力部24は、外部の装置または充電近接感知装置10から出力される各種情報が入力されるインターフェイスである。出力部25は、充電近接感知装置10に各種情報を出力するためのネットワークインターフェイスである。なお、入力部24および出力部25は、図1に示すように、例えばアンテナ102を介して充電近接感知装置10と無線通信可能な仕様(Wi-Fiなど)である。メモリ26は、演算処理部21が処理するためのプログラムを格納する装置である。メモリ26は、例えば、ハードディスクドライブ、SSDあるいは光学式記憶装置などで構成されている。
===処理フロー===
図8を参照しつつ、充電近接感知システム1の処理フローについて説明する。図8は、本実施形態に係る充電近接感知システム1の処理フローを示す図である。
先ず、充電近接感知装置10の処理手順について説明する。充電近接感知装置10は、支援装置20と通信可能に同期する。
先ず、充電近接感知装置10の画像処理部11aは、記憶部12から三次元画像を読み込むとともに、支援装置20から開閉情報を受信する(S10)。画像処理部11aは、開閉情報と記憶部12の充電情報テーブル12aの充電情報とを照合し、三次元画像上の充電部を特定する。これにより、画像処理部11aは、三次元画像上に充電部を表示できる。
次に、充電近接感知装置10の第1表示処理部11bは、記憶部12から充電情報に対応する第1近接区域を示す情報(“第1エリア”項目)を取得する。これにより、第1表示処理部11bは、三次元画像上に第1近接区域を表示する(S11)。また、第2表示処理部11cは、記憶部12から充電情報に対応する第2近接区域を示す情報(“第2エリア”項目)を取得する。これにより、第2表示処理部11cは、三次元画像上に第2近接区域を表示する(S12)。
次に、充電近接感知装置10の位置判定部11dは、位置検知センサー100から位置情報を取得する。これにより、位置判定部11dは、三次元画像上に作業員の位置を表示できる。位置判定部11dは、位置情報を支援装置20に出力する(S13)。これにより、支援装置20においても三次元画像上に作業員の位置を表示できる。
次に、充電近接感知装置10の方位判定部11eは、方位検知センサー101から方位情報を取得する。これにより、方位判定部11eは、三次元画像上に作業員の移動している方位を表示できる。方位判定部11eは、方位情報を支援装置20に出力する(S14)。これにより、支援装置20においても三次元画像上に作業員の移動している方位を表示させる。
次に、充電近接感知装置10の表示部13は、充電部を表示する三次元画像に作業員の位置および方位を示した画像を表示する(S15)。作業員は、表示部13に表示した三次元画像を見ることにより、充電部、第1近接区域および第2近接区域を確認しつつ、自らの位置と移動方位を確認することができる。
次に、充電近接感知装置10の警報判定部11fは、第1近接区域または第2近接区域と作業員との位置関係を判定する。警報判定部11fは、作業員が第2近接区域に接近しているか、第1近接区域に接近しているか、第1近接区域に入域しているか、を判定する(S16)。言い換えると、警報条件を満たしているか、を判定する。
警報条件を満たしている場合(S16:YES)、警報判定部11fは、警報条件に応じた警報を発する(S17)。終了コマンドが入力されない限り、処理をS13から繰り返す。警報条件を満たしていない場合(S16:NO)、警報判定部11fは、処理をS13から繰り返す。これにより、充電近接感知装置10は、作業員の位置をリアルタイムに監視することができる。
次に、支援装置20の処理手順について説明する。先ず、支援装置20は、充電近接感知装置10と通信可能に同期する。
先ず、支援装置20は、他の装置103から三次元画像を示す画像情報を取得し、該画像情報を記憶部22に記憶する(S20)。次に、支援装置20の画像生成部21aは、記憶部22から三次元画像を読み込む(S21)。次に、支援装置20の開閉判定部21bは、他の装置103から開閉器の開閉状態を示す開閉情報を取得するとともに、該開閉情報を充電近接感知装置10に出力する(S22)。
次に、支援装置20の充電処理部21cは、記憶部22から開閉情報を読み込むとともに、該開閉情報と記憶部22の充電情報テーブル22aの充電情報とを照合することにより、三次元画像上の充電部を特定する(S23)。これにより、充電処理部21cは、三次元画像上に充電部を表示できる。
次に、支援装置20の位置処理部21dは、充電近接感知装置10から位置情報と方位情報とを受信するとともに、該位置情報と該方位情報とに基づいて、三次元画像上に作業員の位置および方位を表示させる(S24)。
次に、支援装置20の表示警報部23は、充電部を表示する三次元画像に作業員の位置および方位を示した画像を表示する(S25)。支援員は、表示警報部23に表示した三次元画像を見ることにより、充電部、第1近接区域、第2近接区域、作業員の位置および作業員の移動方位を確認することができる。さらに、表示警報部23は、充電近接感知装置10から警報情報を受信する。これにより、表示警報部23は、警報情報に応じた警報を発する(S25)。
次に、支援装置20の開閉判定部21bは、他の装置103から取得する開閉情報に基づいて、開閉器の開閉状態が変化しているか否かを判定する(S26)。開閉状態が変化している場合(S26:YES)、開閉判定部21bは、S22に移行して処理を繰り返す。開閉状態が変化していない場合(S26:NO)、開閉判定部21bは、終了コマンドが入力されない限り、処理をから繰り返す。これにより、支援装置20は、図5に示すような三次元画像を表示させて、作業員の位置をリアルタイムに監視しつつ、作業員の感電危険を未然に確認することができる。
===その他の実施形態===
上記において、充電近接感知装置10は、方位判定部11eを含んで構成されているように記載したが、これに限定されない。充電近接感知装置10は、方位判定部11eを含んでいなくてもよく、少なくとも三次元画像上における作業員の位置が把握できればよい。
上記において、充電近接感知装置10は、警報判定部11fを含んで構成されているように記載したが、これに限定されない。充電近接感知装置10は、警報判定部11fを含んでいなくてもよく、少なくとも三次元画像上における作業員の位置が把握できればよい。
===まとめ===
以上説明したように、本実施形態に係る充電近接感知装置10は、電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元画像に、配電系統の充電部を表示させる画像処理部11aと、充電部を表示する配電画像に、充電部を含む第1近接区域を表示させる第1表示処理部11bと、配電画像の範囲内において移動体の位置を検知する位置検知センサー100から、移動体の位置を示す位置情報を受信する位置判定部11dと、位置情報に基づいて、第1近接区域に移動体が接近したか否かを判定するとともに、移動体が第1近接区域に接近したときに警報を発する警報判定部11fと、を備える。本実施形態によれば、作業員が充電部を三次元画像上で視認することができるため、感電事故を防止することができる。さらに、作業員が充電部における第1近接区域に接近したときに、警報が発せられるため、危険を察知することができる。
又、本実施形態に係る充電近接感知装置10は、充電部を表示する前記配電画像に、第1近接区域を含む第2近接区域を表示させる第2表示処理部11cをさらに備える。本実施形態によれば、作業員がより安全に作業を実施するための第2近接区域を設けることにより、より確実に感電事故を防止することができる。
又、本実施形態に係る充電近接感知装置10は、警報判定部11fは、移動体の位置に応じて警報種別を変更する。本実施形態によれば、作業員と充電部との距離を、作業員に、その聴覚を通じて通知することができる。
又、本実施形態に係る充電近接感知システム1は、充電近接感知装置10と、充電近接感知装置10と通信可能に接続され、充電近接感知装置10から受信する移動体の位置情報に基づいて、電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、配電画像の範囲内に存する移動体の位置を表示する支援装置20と、を備える。本実施形態によれば、作業員と離れたところに居る支援員が、作業員と充電部との距離を把握することができるため、作業員が不意に充電部に接近するようなときに、支援員から作業員に警告を発することができる。
又、本実施形態に係る充電近接感知装置10は、移動体が装着するメガネ型の端末である。本実施形態によれば、作業員は、作業効率を低下させることなく、充電部を確認しながら作業を実施できる。
又、本実施形態に係る充電近接感知装置10は、移動体が携帯するタブレット型の端末である。本実施形態によれば、汎用の機器を用いることにより、システム構築におけるコスト縮減が図れる。
尚、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1 充電近接感知システム
10 充電近接感知装置
11a 画像処理部
11b 第1表示処理部
11c 第2表示処理部
11d 位置判定部
11f 警報判定部
20 支援装置
100 位置検知センサー

Claims (7)

  1. 電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、前記配電系統の充電部を表示させる画像処理部と、
    前記充電部を表示する前記配電画像に、前記充電部を含む第1近接区域を表示させる第1表示処理部と、
    前記配電画像の範囲内において移動体の位置を検知する位置検知センサーから、前記移動体の位置を示す位置情報を受信する位置判定部と、
    前記位置情報に基づいて、前記第1近接区域に前記移動体が接近したか否かを判定するとともに、前記移動体が前記第1近接区域に接近したときに警報を発する警報判定部と、
    を備えることを特徴とする充電近接感知装置。
  2. 前記充電部を表示する前記配電画像に、前記第1近接区域を含む第2近接区域を表示させる第2表示処理部を
    さらに備えることを特徴とする請求項1に記載の充電近接感知装置。
  3. 前記警報判定部は、前記移動体の位置に応じて警報種別を変更する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の充電近接感知装置。
  4. 電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、前記配電系統の充電部を表示させ、
    前記充電部を表示する前記配電画像に、前記充電部を含む第1近接区域を表示させ、
    前記配電画像の範囲内において移動体の位置を検知する位置検知センサーから、前記移動体の位置を示す位置情報を受信し、
    前記位置情報に基づいて、前記第1近接区域に前記移動体が接近したか否かを判定するとともに、前記移動体が前記第1近接区域に接近したときに警報を発する、
    ことを特徴とする充電近接感知方法。
  5. 請求項1に記載の前記充電近接感知装置と、
    前記充電近接感知装置と通信可能に接続され、前記充電近接感知装置から受信する移動体の位置情報に基づいて、電気所の配電系統を示す二次元の単線結線図に対応する三次元の配電画像に、前記配電画像の範囲内に存する前記移動体の位置を表示する支援装置と、
    を備えることを特徴とする充電近接感知システム。
  6. 前記充電近接感知装置は、前記移動体が装着するメガネ型の端末である
    ことを特徴とする請求項5に記載の充電近接感知システム。
  7. 前記充電近接感知装置は、前記移動体が携帯するタブレット型の端末である
    ことを特徴とする請求項5に記載の充電近接感知システム。
JP2017238073A 2017-12-12 2017-12-12 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム Active JP6912364B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238073A JP6912364B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017238073A JP6912364B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019106010A true JP2019106010A (ja) 2019-06-27
JP6912364B2 JP6912364B2 (ja) 2021-08-04

Family

ID=67062436

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017238073A Active JP6912364B2 (ja) 2017-12-12 2017-12-12 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6912364B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116246422A (zh) * 2023-05-11 2023-06-09 西安理工大学 电压等级自适应的近电预警方法、装置、设备及存储介质

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198877A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Meidensha Corp 安全区域確認システム
JP2006020822A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Central Res Inst Of Electric Power Ind 接近警報装置
JP2009134488A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toshiba Corp プラント監視システム
JP2009153270A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力系統監視制御システム
JP2010206980A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp 警報表示方法
US20170263097A1 (en) * 2015-01-30 2017-09-14 Sn Co., Ltd. Electric shock warning distribution board system including wearable device for warning electric shock and distribution board linked thereto
CN107240226A (zh) * 2017-07-26 2017-10-10 广州安电测控技术有限公司 近电预警方法、装置及系统

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10198877A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Meidensha Corp 安全区域確認システム
JP2006020822A (ja) * 2004-07-08 2006-01-26 Central Res Inst Of Electric Power Ind 接近警報装置
JP2009134488A (ja) * 2007-11-30 2009-06-18 Toshiba Corp プラント監視システム
JP2009153270A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Chugoku Electric Power Co Inc:The 電力系統監視制御システム
JP2010206980A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Mitsubishi Electric Plant Engineering Corp 警報表示方法
US20170263097A1 (en) * 2015-01-30 2017-09-14 Sn Co., Ltd. Electric shock warning distribution board system including wearable device for warning electric shock and distribution board linked thereto
CN107240226A (zh) * 2017-07-26 2017-10-10 广州安电测控技术有限公司 近电预警方法、装置及系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN116246422A (zh) * 2023-05-11 2023-06-09 西安理工大学 电压等级自适应的近电预警方法、装置、设备及存储介质

Also Published As

Publication number Publication date
JP6912364B2 (ja) 2021-08-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9721457B2 (en) Global positioning system equipped with hazard detector and a system for providing hazard alerts thereby
US20170107090A1 (en) Comprehensive worksite and transportation safety system
KR101644933B1 (ko) 재난 대피 경로 안내 방법 및 그 시스템
JP2020501288A (ja) エネルギー検出警告装置
KR102190271B1 (ko) 이동체 접근 경보 시스템
KR20180011322A (ko) 유압 회로의 밸브를 감시하기 위한 장비 및 방법, 연관된 유압 회로, 및 컴퓨터 프로그램 제품
JP6912364B2 (ja) 充電近接感知装置、充電近接感知方法、充電近接感知システム
JP2017037516A (ja) トンネル内の避難誘導システムおよびトンネル内の非常用設備
JP2015005152A (ja) クレーンの吊り荷と作業員の接近警告システム
JP3218625U (ja) 電圧検出装置
US20230353975A1 (en) Issuing emergency alert(s) for detected life-threatening events involving power systems
JP2020000402A (ja) 安全帯フックかけ忘れ防止監視システム
CN111192432B (zh) 工作斗安全距离监测方法、装置、工作斗及绝缘斗臂车
JP2011222053A (ja) 活線接近警報用の保安具及び活線接近警報方法
CN104502680A (zh) 防触电装置
JP6960299B2 (ja) 吊荷警報システム
KR101471650B1 (ko) 송전선 접근경보장치
KR200474232Y1 (ko) 휴대폰을 활용한 활선 검지 및 경보 장치
JP2017122948A (ja) 充電部接近監視システム、及び充電部接近監視方法
CN103159137A (zh) 一种起重机近电报警器
KR101697762B1 (ko) 구조물의 재난정보 관리시스템
US20220276295A1 (en) Leakage electric field measurement device
KR101639746B1 (ko) 산업 현장 안전 확보 장치
KR20030062030A (ko) 전력선 접근 경보장치
JP7230510B2 (ja) 接近監視システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210708

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6912364

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150