JP2019105630A - 計時器、特に、ストライク機構を備えた計時器、のためのトルクの平滑化 - Google Patents

計時器、特に、ストライク機構を備えた計時器、のためのトルクの平滑化 Download PDF

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Abstract

【課題】ムーブメントのトルク消費の変動を減らしたストライク機構を備えた計時器を提供する。【解決手段】パッシングストライク100又はミニッツリピーター機構を有し、出力車セット3を駆動するムーブメントを備えた計時器であって、ストライク機能を実行する歯止め85と連係しているリリースラチェット22を有するストライク駆動車セットを有し、ストライク分離レバー55は、ストライク車セットから歯止めを離し、歯止め85とばね52を担持している第1のレバー50を有する。出力車セット3は、第2のレバー70を発動させ、その回転は第1のレバー50を回転させる。ストライク機構100は、トルク平滑化ジャンパー900を有し、これは、出力車セット3に当接するように第1のばね902によって戻されて、第2のレバー70が出力車セット3と噛み合っていないときに、出力車セット3と噛み合っているときに用いるトルクと同様なトルクを用いる。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくとも1つの共振器にパワー供給するためにメインエネルギー格納手段を有し、少なくとも1つの歯がある少なくとも1つの出力車セットを連続的に駆動するように構成している少なくとも1つのムーブメントを有する計時器に関する。当該計時器は、さらに、前記ムーブメント又はユーザーの行為によって制御されるように構成している少なくとも1つのディスプレー機構を有し、前記ディスプレー機構には、前記出力車セットを介して少なくとも前記メインエネルギー格納手段によってエネルギー供給されており、前記ディスプレー機構は、前記出力車セットの作用によって徐々に巻かれる弾性戻し手段を有しており、前記弾性戻し手段をアンワインドすることによって、前記ムーブメント又はユーザーの行為によって制御される瞬間においてディスプレーを変えるように構成しており、前記弾性戻し手段のワインドとアンワインドのサイクルは、前記出力車セットにおいて前記ディスプレー機構によって用いられるトルクの変動に対応しており、この前記出力車セットには、前記ディスプレー機構に設けられた中間的ムーブメント発動リリースレバーをリフトするように構成している少なくとも1つの歯がある。
本発明は、計時器の分野に関し、特に、ストライク機構、又はミュージックボックスのような音調再生機構を有する腕時計の分野に関する。
計時器用ストライク機構において、トルク消費は不規則的である。15分ごとに大きい量のトルクを消費するが、次のストライクが準備されるまでは少しずつしか消費しない。このことによって、時方輪列においてジャーキーな動きが発生してしまい、また、計時器用ムーブメントの共振器の振幅が変動してしまう。
MATHEY-TISSOTによるスイス特許出願CH21800Aは、ミニッツリピーター機構を開示している。これは、分をストライクするように意図されたトリップを発動させる14の歯があるラックを備え、このラックは、フュージアーバーに直接取り付けられており、フュージアーバー上で自由に回転することができるピニオンを介してクオーターラックを駆動するように意図されているヒールを担持している。この機構は、特定の駆動及びミニッツストライク機構であり、伝統的には、文献においてクオータージャンパーとも呼ばれるサプライズ部品ジャンパーを有し、その機能は、Francois LECOULTREによる文献、"Les montres compliquees" (複雑腕時計へのガイド), Editions Horlogeres, Bienne (Switzerland), 1985, ISBN 2-88175-000-1の図36及び37、ページ169において説明されており、これは、0分のときにサプライズ部品を押し出す。なぜなら、分スネールの第1のステップが、適切に支持するには常に短すぎるからである(図36及び37、ページ169を参照)。このサプライズジャンパーの機能は、トルクを平滑化したり調整したりすることではない。これは、反対に、ムーブメントにおいて寄生トルクを発生させてしまい、さらにはラックを摩耗させてしまう。このことによって、前記文献の177〜179ページと図39に記載されているように、以前のアイソレータの発明をもたらした。このアイソレータの目的は、サプライズ部品の経路からサプライズ部品用ジャンパーを取り除き、最終的には、ムーブメントの中心にてスネールとサプライズ部品がさらに接触しないようにすることである(したがって、さらなる寄生トルクを発生させない)。このアイソレーターは、ストライク機能を実行しているときにサプライズ部品を押し出すように落ちたときにのみ発動されて、ストライク機能の適切な実行を確実にする。
MONTRES JOURNEによる欧州特許出願EP1760545A1は、ストライク機構を備える計時器を開示している。これは、時方輪列とストライク列のための共通バレルと、アーバー及び共通バレルのドラムにデスモドロミック的に接続された回転カムとを有する。その角度的関係は、ストライク用メインばねの巻きの合計角度に対応する合計変位角度が360度を超えないように選ばれる。これによって、回転カムの角度位置は、メインばねの巻きの状態を表している。さらに、ストライク用ラックと、ストライク用ラックとストライク列の間にある連結レバーとを有し、これは、リリースレバーと、以下の2つの位置を占めることができるロック用デバイスによって制御される。すなわち、一方の位置は、リリースレバーによってリリースされたときに連結レバーが分離位置へと動くことができる位置であり、他方の位置は、ロック用デバイスによって連結位置に保持される位置である。このロック用デバイスは、回転カムと噛み合うように交互に動いて前記2つの位置の一方の位置から他方の位置へと動かすように意図されている手段を有する。
CHRISTOPHE CLARETによる欧州特許出願EP1925995A1は、ラックと、ラックを駆動するエネルギー源と、及びそのエネルギー源をレギュレーターメンバーに接続する車列とを有するストライク機構を開示している。これらのラックは、前記車列に配置された差動ギヤを介してエネルギー源に運動学的に接続されている。
本発明は、0分のときのストライク機能のためにトルク消費が増加することによるムーブメントのトルク消費の変動をなくす必要性がないようにムーブメントのトルク消費の変動を減らすことによって、調整を改善することを提案するものである。
このために、本発明は、請求項1に記載の計時器に関する。
本発明は単純であるが、本発明によって提供される非常に精密な細密調整が可能となることによってのみ有効となる。また、本発明によって、既存の計時器用機構を最適化すことができる。本発明は、さらに、既存の計時器に付加することができる付加的な機構を有する計時器に関する。
添付図面を参照しながら下記の詳細な説明を読むことで、本発明の他の特徴及び利点を理解することができるであろう。
図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図1〜6は、本発明の特定の実施形態の詳細の6つの順次的な位置の各位置における概略正射影図である。ディスプレー機構は、計時器に組み入れられたストライク機構であり、出力車セットが、ここでは4歯の星形車(これに限定されない)によって形成されており、計時器用ムーブメントによって駆動される。この出力車セットのまわりにて、一方では、ストライク機構に特有ないくつかの部品があり、他方では、トルク平滑化ジャンパーがある。このストライク機構に特有な部品は、ムーブメントによって発動されるムーブメント発動リリースレバーによってばねと一緒に担持されるメイン歯止めと連係するリリースラチェットと、ムーブメントによって発動され出力車セットの歯によって周期的にリフトされる中間的ムーブメント発動リリースレバーとである。この中間的ムーブメント発動リリースレバーが回転すると、ムーブメント発動リリースレバーが回転する。前記トルク平滑化ジャンパーは、第1のばねによって戻されて出力車セットに当接する。 図7〜11は、この機構に特有な様々な部品の概略的な上面図、下面図及び斜視図である。図7は、出力車セットの特定の実施形態を形成している4歯の星形車を示している。 ラチェットがマウントされたストライク機構駆動車セットを示している。 メインストライク機構用歯止め及びこれに当たるスラストばねを担持しているムーブメント発動リリースレバーを有するストライク機構分離レバーを示している。 本発明に特有な平滑化ジャンパーを示している。 出力車セットと直接係合する中間的ムーブメント発動リリースレバーを示している。 横軸の時間の関数として縦軸のトルク消費を表しているグラフである。以下の2つのトルク曲線が実質的に交差している。− 一方は、周期的な実質的に矩形のサイクルを有する点線の第1の曲線である。これは、クオーター時の変化時における3分間のタイムスロットの間に一定な0でないトルク値を有しており、トルク平滑化ジャンパーによって作られる付加的な抵抗トルクに対応している。− 他方は、本発明が実装されていないストライク機構のトルク消費に対応している実線の第2の曲線である。この図12には、図1〜6の各時点に対応する符号A、B、C、D、E及びFが描かれている。 本発明に係るトルク平滑化ジャンパーが組み入れられているストライク機構と出力車セットが連係しているムーブメントを有する計時器を表しているブロック図である。 ストライク機構と出力車セットが連係しており、本発明に係るトルク平滑化ジャンパーを有する付加的な機構を備えるムーブメントを有する計時器を表している別のブロック図である。 図15及び16は、1つの実施形態の詳細を示しており、この機構にある出力車セットと中間的ムーブメント発動リリースレバーの間にて、出力車セットと同期しており支持レバーと係合しているカムを担持している中間車を有しており、この支持レバーは、ばね(図示せず)によってカム上に戻される。図15においては、この支持レバーは、カム軸近接カム面部分に沿って支持されており、トルク消費は無視することができる。 図16においては、支持レバーは、カムの半径増大カム面部分に支持されており、トルク消費は、中間的ムーブメント発動リリースレバーの駆動に対応している量である。
本発明は、少なくとも1つのムーブメント200を有する計時器2000、特に、腕時計、に関する。このムーブメント200は、少なくとも1つの共振器にパワー供給する、バレルのようなメインエネルギー格納手段を有する。本発明は、機械式と電気機械式の両方の計時器に関する。
この計時器2000は、ミュージックボックスであることができ、また、ミュージックボックスを有することができる。
ムーブメント200は、少なくとも1つの歯がある少なくとも1つの出力車セット3を連続的に駆動するように構成している。
この計時器2000は、前記のようなムーブメント200によって又はユーザーの行為によって制御されるように構成している少なくとも1つのディスプレー機構を有する。このディスプレー機構は、少なくとも、前記メインエネルギー格納手段及び/又は第2のエネルギー格納手段220によって、出力車セット3を介してエネルギー供給される。
このディスプレー機構は、出力車セット3によって徐々に巻かれる弾性戻し手段を有し、これは、弾性戻し手段をアンワインドすることによって、ムーブメント200によって制御される時にて又はユーザーの行為によって、ディスプレーを変えるように構成している。弾性戻し手段をワインドしアンワインドするサイクルは、出力車セット3におけるディスプレー機構のトルク消費の変動に対応している。この出力車セット3には、前記ディスプレー機構が備える中間的ムーブメント発動リリースレバー70をリフトするように構成している少なくとも1つの歯がある。
本発明によると、ディスプレー機構は、トルク平滑化ジャンパー900を有し、これは、直接又は中間的な車列を介して、出力車セット3と不連続的な当接係合をするように構成している。第1のばね902は、トルク平滑化ジャンパー900を出力車セット3に当接するように戻す傾向があり、これによって、中間的ムーブメント発動リリースレバー70が出力車セット3と噛み合っていないときに、出力車セット3と噛み合っているときに中間的ムーブメント発動リリースレバー70によって用いられるトルクと同様なトルクを消費して、ムーブメント200の時方輪列におけるジャーキーな動きを避け、共振器の振幅変動を防ぐ。
特に、図示しているように、ディスプレー機構は、ストライク機構100である。出力車セット3には、このストライク機構100の制御メンバーと連係するように構成している少なくとも1つの歯がある。
このように、計時器2000は、パッシングストライク機能、及び/又はストライク機構100がミニッツリピーターを備える場合にミニッツリピーター機能、を実行するために少なくとも1つのストライク機構100を有する。ストライク機構100は、ムーブメント200又はユーザーの行為によって制御されるように構成している。ストライク機構100は、メインエネルギー格納手段及び/又はストライク用バレルのような第2のエネルギー格納手段220によって、伝統的な手法で、エネルギー供給される。
このストライク機構100についてはここでは詳細に説明しない。Francois LECOULTREによる「Les montres compliquees(複雑腕時計へのガイド)」(1985, ISBN 2-88175-000-1)という文献の97〜205ページの複数の章において、ストライク機構を形成している以下の基礎的な機構が詳細に説明されている。
− リピート機能付き腕時計
− 古典的なリピート機能付き腕時計
− 現代的なクオーターリピーター
− 単純化されたリピーター
− ハーフクオーターリピーター
− ブレゲ式ハーフクオーターリピーター
− ファイブミニッツリピーター、
− ミニッツリピーター
− クロックウォッチ
必要でなければ、これらの基礎的な機構をここでは詳細に議論しない。なぜなら、ストライク機構の専門家であれば、このような機構の構成を前記の一般的な参考文献にて、特に、最後の2つの章にて、見つけることができるからである。
本発明を、出力車セット3が4つのアームを有するような特定の実施形態(これに限定されない)に基づいて説明する。これは、15分ごとの噛み合いに対応する。当然、図示していない他の実施形態において、この出力車セット3は、リピーター機能のために10分ごとに対応する6つのアームを有していたり、リピーター機能のために30分ごと対応する2つのアームを有していたり、他の形態であったりすることができる。
また、前記文献「Les montres compliquees」における「クロックウォッチ」の章にて特に説明されており、具体的には、この文献の図40に示されているように、前記ストライク機構100は、さらに、少なくとも1つのストライク駆動車セット2を有する。このストライク駆動車セット2は、伝統的に、リリースラチェット22とラックピニオンを有する。
リリースラチェット22は、メイン歯止め85と連係して、パッシングストライク機能を実行するように、又はストライク機構100がミニッツリピーターを備える場合にはミニッツリピーター歯止め(図示せず)を実行するように構成している。
特に、ストライク機構100は、ストライク分離レバー55を有し、これは、メイン歯止め85、そして、ストライク機構100がミニッツリピーターを備える場合には前記ミニッツリピーター歯止めを、ストライク車セット2から離すように構成している。
このストライク分離レバー55は、ムーブメント発動リリースレバー50を有し、これは、メインストライク歯止め85と、そのメインストライク歯止め85に当たるスラストばね52とを担持している。
出力車セット3には、少なくとも1つの歯があり、これは、ストライク機構100に設けられた中間的ムーブメント発動リリースレバー70をリフトするように構成しており、出力車セット3が回転することによって、ムーブメント発動リリースレバー50が回転する。
本発明によると、ストライク機構100は、トルク平滑化ジャンパー900を有し、これは、図面に示しているように直接、又は中間的な車列を介して、出力車セット3と連係するように構成している。第1のばね902は、このトルク平滑化ジャンパー900又は適切な場合にはその中間的な車列の最後の車セットを、出力車セット3に当接するように戻す傾向があり、これによって、中間的ムーブメント発動リリースレバー70が出力車セット3と噛み合っていない場合に、出力車セット3と噛み合っているときの中間的ムーブメント発動リリースレバー70によって消費されるトルクと同様なトルクを消費して、ムーブメント200の時方輪列におけるジャーキーな動きを避け、共振器の振幅変動を防ぐ。
以下においては、トルク平滑化ジャンパー900と出力車セット3の間の接続が直接的である好ましい場合についてのみ説明する。当業者であれば、特に、空間的な制約によって必要とされたときに、中間的な車セットを間に挿入することを容易に行うことができる。しかし、この場合、出力車セットと直接連係するように構成している最後の車セットは、下に記載する特定の特徴を有する必要がある。
特に、ストライク機構100は、トルク平滑化ジャンパー900のアーム903に当たりトルク平滑化ジャンパー900の位置を調整する偏心メンバー901を有し、これによって、トルク平滑化ジャンパー900と中間的ムーブメント発動リリースレバー70のトルク消費がなるべく重なり合わないようにする。
特に、トルク平滑化ジャンパー900は、多面体の形の頭部を有し、これには、前記偏心メンバー901によって位置を調整することができるメイン支持面906があり、これは、エッジ905によって第2の支持面904と分けられる。このエッジ905は、ムーブメント200とストライク機構100が計時器2000にて配置された後であって計時器2000が稼働する前に材料を取り除くことによって、工場にて適切な位置にセットされるように構成している。これによって、トルク平滑化ジャンパー900の早すぎるリリースを避けて、共振器におけるいずれのノッキングをも防ぎ、また、トルク平滑化ジャンパー900の遅いリリースを避けて、共振器の振幅のいずれの損失をも防ぐ。
好ましくは、中間的ムーブメント発動リリースレバー70には、出力車セット3の歯と連係するように構成している弾性くちばし部72がある。このくちばし部72は、与えられる応力に応じて、中間的ムーブメント発動リリースレバー70のアーム75との間に隙間があったり、アーム75に当たったりする。
特に、ムーブメント発動リリースレバー50には、このムーブメント発動リリースレバー50にあるピン502に当たる第2のばね501の戻しトルクが与えられる。
図面には、4つの歯があるムーブメントによってストライク機能を15分ごとにリリースして中間的ムーブメント発動リリースレバー70をリフトする星形車130の形態(これに限定されない)の出力車セット3の特定の実施形態(これに限定されない)を示している。
図15及び16は、出力車セット3が備える第1の車131を介して出力車セット3と同期する中間車132を有する実施形態の詳細を示しており、この中間車132は、カム133を担持しており、このカム133と支持レバー135の一方の端134が連係している。この支持レバー135の他方の端136は、カム133上に支持レバー135を押し付けるばね(図示せず)の作用を受ける。レバー35の端134は、カム133の周部上を動き、このカム133は、ピン137によってその車132上でインデキシングされており、中間的ムーブメント発動リリースレバー70を用いてカム133上の支持レバー135と出力車セット3を同期させる。出力車セット3が中間的ムーブメント発動リリースレバー70に接触しているときには、支持レバー135は、カム133のカム軸近接カム面部分に沿っており、このときのレバーのトルク消費は無視することができる。出力車セット3が中間的ムーブメント発動リリースレバー70と接触しなくなると、支持レバー135は、カム133の半径増大カム面部分に沿っており、これによって、中間的ムーブメント発動リリースレバー70の駆動のときと同様なトルクを用いる。
図15において、レバー135の端134は、カム133の軸に近いカム軸近接カム面部分1330に沿って当たっており、トルク消費は無視することができる。図16において、レバー135の端134は、カムの半径増大カム面部分1331に沿って当たっており、トルク消費は、中間的ムーブメント発動リリースレバー70の駆動に対応している。
特定の実施形態において、図15及び16に示しているように、カム133は、交互に、カム軸近接カム面部分1330と半径増大カム面部分1331を有し、その最大の半径の部分とその最小の半径の部分の間が急に飛んでいるようなスネールタイプのカムである。
特に、中間車132と第1の車131は、ムーブメント発動ストライクリリース星形車130にある1つの歯から別の歯への移行が、カム軸近接カム面部分1330の変化に対応するように選ばれる。
この実施形態は、特に以下のような他の手法でも構成していることができる。
− カムに対する圧力は、レバー上のローラーによって達成することができる。
− カムの形を変えることができ、特に、上り傾斜の代わりに下り傾斜を有するように、出力車セット3の上のトルクを回復できることを用いる。
選択される瞬間においてトルク交換、トルクテイクアップ又はトルク復元の様々なタイプを制御するように、本発明を拡張することができることは明らかである。この機能は、多くの計時器用機構、特に、周期的にトルク消費が高い状態から約1時間以下の短い時間にわたってゼロになるようなタイプの計時器用機構、に対して特に有利である。
ここでは、グランドソヌリである特に有利な場合に基づいて説明しているが、本発明に係る機構は、計時器の設計者がトルクの大きな偏差を管理しなければならず、通常、いくつかの部品が過大となりエネルギー効率が悪化するような以下の機構においても用いることができる(これに限定されない)。すなわち、
− 秒針が逆行するもの
− 秒針が飛ぶもの
− 分針が逆行するもの
− 分針が飛ぶもの
− 時針が逆行するもの
− 時針が飛ぶもの
− クロノグラフ
− カウントダウン
− オートマトン
などである。
特定の実施形態において、上記のような計時器2000は、前記のような計時器2000、前記のようなディスプレー機構又は前記のようなムーブメント200のプレート又はブリッジ上にて回転するように構成しているトルク平滑化ジャンパー900を有する付加的な機構1000を有する。付加的な機構1000は、プレート又はブリッジに固定された第1のばね902を有し、これは、直接又は中間歯車を介して、トルク平滑化ジャンパー900を出力車セット3上の不連続的な当接状態へと戻す傾向があり、これによって、ディスプレー機構がムーブメント200からのトルクを用いない段階の間にディスプレー機構が用いるトルクと同様な量のトルクをムーブメント200から用いる。
付加的な機構1000は、好ましくは、偏心メンバー901を有する。この偏心メンバー901は、プレート又はブリッジ上で固定され、トルク平滑化ジャンパー900の位置を調整するようにトルク平滑化ジャンパー900のアーム903に当たるように構成しており、これによって、トルク平滑化ジャンパー900によって用いられるトルクと、ディスプレー機構によって用いられるトルクとが、可能な限り少ししか重なり合わないようにする。
特に、この付加的な機構1000は、計時器2000のために設けられ、そして特に、パッシングストライク及び/又はミニッツリピーター機能を実行するストライク機構100である少なくとも1つのディスプレー機構と、及び少なくとも1つの共振器にパワー供給するメインエネルギー格納手段を有し少なくとも1つの歯がある少なくとも1つの出力車セット3を連続的に駆動するように構成しておりパッシングストライク機能を開始させるように構成しているムーブメント200とを有する計時器2000、特に、腕時計、のために設けられる。
本発明によると、この付加的な機構1000は、前記のような計時器2000の、ストライク機構100又はムーブメント200のプレート又はブリッジ上にて回転するように構成しているトルク平滑化ジャンパー900を有する。これは、プレート又はブリッジに固定された第1のばね902を有し、この第1のばね902は、直接又は中間的な車列を介して、トルク平滑化ジャンパー900を戻して出力車セット3に当接させる傾向があり、これによって、ストライク機構100がムーブメント200からのトルクを用いない段階の間にストライク機構100が用いるトルクと同様な量のトルクをムーブメント200から用いる。
本発明は、さらに、前記のような付加的な機構1000を少なくとも1つ有する前記のような計時器2000に関する。
図1〜6には、図12のグラフにおいて約30分である瞬間Aから約45分である瞬間Fまでに関連する運動学が示されている。図12のグラフは、グランドソヌリ腕時計における本発明の実装例を示しており、縦軸にトルクを、横軸に時間を分で示している。
図1は、瞬間Aにおける偏心メンバー901に当たっているジャンパー900のアーム903を示している。出力車セット3の第1の歯は、エッジ905とは反対側で、メイン支持面906に当たり、その後の第1のばね902に対抗するような支持面906に沿ったトラベルは、トルク平滑化ジャンパー900によってトルク消費に変換される。出力車セット3の第2の歯は、くちばし部72上に先端と先端が合うように当たり、すぐに去ることとなる。歯止め85は、ラチェット22に対しての最も遠い後ろ側の端位置にある。
図2は、瞬間Aのすぐ後の約1秒後の瞬間Bにおいて、出力車セット3が反時計回りにジャンパー900を押している様子を示しており、まだメイン支持面906上にあり、エッジ905に近づいており、ジャンパー900のアーム903が偏心メンバー901から離れるところである。トルク平滑化エネルギーの消費は、この段階のときに実行される。中間的ムーブメント発動リリースレバー70は、もう出力車セット3によって保持されなくなっており、反時計回りの方向に回転する。中間的ムーブメント発動リリースレバー70のトラベルは、中間的ムーブメント発動リリースレバー70に形成されたオブロング状の穴と連係するピン(図示せず)によって制限される。歯止め85はまだ動くことができないが、中間的ムーブメント発動リリースレバー70の回転によって、ムーブメント発動リリースレバー50が回転することができ、したがって、歯止めが図の左側の方に動くことが可能になる。
図3は、瞬間Bの数分後の瞬間Cにおける、トルク平滑化ジャンパー900によるトルク消費が終わってストライク機構によるトルク消費に戻る瞬間を示している。出力車セット3の1つの歯は、先端と先端が合うようにエッジ905上にあり、このエッジ905は、ジャンパー900の最高点に対応している。出力車セット3の別の歯は、中間的ムーブメント発動リリースレバー70のくちばし部72と、それを曲がらせずに、接触し、このことによって、第2のばね501をワインドすることが可能になり、ムーブメント発動リリースレバー50を押し、そして、ジャンパー900を介して第1のばね902を押す。
図4は、瞬間Cのすぐ後の約1秒後の瞬間Dにおける、エッジ905をまたがっている出力車セット3の歯を示しており、ここで、出力車セット3の別の歯が、アーム75に当たっている中間的ムーブメント発動リリースレバー70のくちばし部72を押し、これによって、遊びをなくす。
図5は、瞬間Dの数分後の瞬間Eにおける、出力車セット3の歯によって押される中間的ムーブメント発動リリースレバー70の時計回りのトラベルを示している。これは、ストライクリリースレバーの巻きに対応している。出力車セット3の反対側の歯は、第2の支持面904に沿っている。ジャンパー900は、出力車セット3の回転を伴って、時計回りの方向にゆっくり戻って落ち、したがって、ストライクリリース機構にトルクを与える。ジャンパー900のアーム903は、偏心メンバー901と再び接触するようになる。偏心メンバー901を細密調整することによって、トルク平滑化ジャンパー900のエッジ905の位置の精密な調整が可能になる。歯止め85は、後退し始める。
図6は、瞬間Eの数分後の瞬間Fにおける、出力車セット3がジャンパー900と接触していない様子を示している。このジャンパー900は、偏心メンバー901に当接しており、くちばし部72及び中間的ムーブメント発動リリースレバー70の時計回りの押しを完了させる。この中間的ムーブメント発動リリースレバー70の面74は、ムーブメント発動リリースレバー50を駆動する。出力車セット3の回転が続くと、このアセンブリーが図1の位置に戻る。
2 ストライク車セット
3 出力車セット
22 リリースラチェット
50 ムーブメント発動リリースレバー
52 スラストばね
55 ストライク分離レバー
70 中間的ムーブメント発動リリースレバー
72 弾性くちばし部
85 メインストライク歯止め
100 ストライク機構
130 星形車
131 第1の車
132 中間車
133 カム
134 一方の端
135 支持レバー
136 他方の端
200 ムーブメント
220 第2のエネルギー格納手段
501 第2のばね
502 ピン
900 トルク平滑化ジャンパー
901 偏心メンバー
902 第1のばね
903 アーム
904 第2の支持面
905 エッジ
906 メイン支持面
1000 付加的な機構
2000 計時器

Claims (9)

  1. 少なくとも1つの共振器にパワー供給するためにメインエネルギー格納手段を有し、少なくとも1つの歯がある少なくとも1つの出力車セット(3)を連続的に駆動するように構成している少なくとも1つのムーブメント(200)を有する計時器(2000)であって、
    当該計時器(2000)は、さらに、前記ムーブメント(200)又はユーザーの行為によって制御されるように構成している少なくとも1つのディスプレー機構を有し、
    前記ディスプレー機構には、前記出力車セット(3)を介して少なくとも前記メインエネルギー格納手段及び/又は第2のエネルギー格納手段(220)によってエネルギー供給されており、
    前記ディスプレー機構は、前記出力車セット(3)によって徐々に巻かれる弾性戻し手段を有しており、前記弾性戻し手段をアンワインドすることによって、前記ムーブメント(200)又はユーザーの行為によって制御される瞬間においてディスプレーを変えるように構成しており、
    前記弾性戻し手段のワインドとアンワインドのサイクルは、前記出力車セット(3)において前記ディスプレー機構によって用いられるトルクの変動に対応しており、
    この前記出力車セット(3)には、前記ディスプレー機構に設けられた中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)をリフトするように構成している少なくとも1つの歯があり、
    前記ディスプレー機構は、直接又は中間的な車列を介して前記出力車セット(3)と不連続的に当接係合するように構成しているトルク平滑化ジャンパー(900)を有し、前記トルク平滑化ジャンパー(900)を第1のばね(902)が前記出力車セット(3)と当接するように戻す傾向があり、これによって、前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)が前記出力車セット(3)と噛み合っていないときに、前記出力車セット(3)と噛み合っているときに前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)によって用いられるトルクと同様なトルクが用いられ、前記ムーブメント(200)の時方輪列におけるジャーキーな動きを避け、前記共振器の振幅変動を防ぐ
    ことを特徴とする計時器(2000)。
  2. 前記ディスプレー機構は、ストライク機構(100)であり、このストライク機構(100)は、パッシングストライク、及び/又はこのストライク機構(100)がミニッツリピーターを備える場合にはミニッツリピーター機能を実行し、
    前記ストライク機構(100)は、前記ムーブメント(200)又はユーザーの行為によって制御されるように構成しており、
    前記ストライク機構(100)は、前記メインエネルギー格納手段及び/又は前記第2のエネルギー格納手段(220)によってエネルギー供給され、
    前記ストライク機構(100)は、リリースラチェット(22)を有する少なくとも1つのストライク車セット(2)を有し、
    このリリースラチェット(22)には、パッシングストライク機能、及び/又は前記ストライク機構(100)がミニッツリピーターを備える場合にはミニッツリピーター機能のためのメイン歯止め(85)が連係するように構成しており、
    前記ストライク機構(100)は、メイン歯止め(85)、及び前記ストライク機構(100)がミニッツリピーターを備える場合には前記ミニッツリピーターリリース歯止めを、前記ストライク車セット(2)から離すように構成しているストライク分離レバー(55)を有し、
    前記ストライク分離レバー(55)は、メインストライク歯止め(85)を担持しているムーブメント発動リリースレバー(50)と、及び前記メインストライク歯止め(85)に当たるスラストばね(52)とを有し、
    前記出力車セット(3)には、前記ストライク機構(100)に設けられた中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)をリフトするように構成している少なくとも1つの歯があり、
    この中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)が回転すると、前記ムーブメント発動リリースレバー(50)が回転し、
    前記ストライク機構(100)は、直接又は中間的な車列を介して、前記出力車セット(3)と不連続的な当接係合するように構成しているトルク平滑化ジャンパー(900)を有し、
    このトルク平滑化ジャンパー(900)を第1のばね(902)が前記出力車セット(3)に当接するように戻す傾向があり、
    これによって、前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)が前記出力車セット(3)と噛み合っていないときに、前記出力車セット(3)と噛み合っているときに前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)によって用いられるトルクと同様なトルクが用いられ、前記ムーブメント(200)の時方輪列におけるジャーキーな動きを避け、共振器の振幅変動を防ぐ
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器(2000)。
  3. 前記ストライク機構(100)は、前記トルク平滑化ジャンパー(900)の位置を調整するように前記トルク平滑化ジャンパー(900)のアーム(903)に当たる偏心メンバー(901)を有し、
    これによって、前記トルク平滑化ジャンパー(900)によって用いられるトルク及び前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)によって用いられるトルクは、少ししか重なり合わないようにする
    ことを特徴とする請求項2に記載の計時器(2000)。
  4. 前記トルク平滑化ジャンパー(900)は、前記偏心メンバー(901)によって位置を調整することができるメイン支持面(906)がある多面体の形の頭部を有し、
    このメイン支持面(906)は、エッジ(905)によって、前記ムーブメント(200)と前記ストライク機構(100)が当該計時器(2000)内に配置された後であって当該計時器(2000)が稼働する前に材料を取り除くことによって工場にて適切な位置にセットされるように構成している第2の支持面(904)と分けられており、
    これによって、前記トルク平滑化ジャンパー(900)の時期尚早のリリースを避けて、共振器におけるノッキングを防ぎ、前記トルク平滑化ジャンパー(900)のリリースが遅くなることを避けて、前記共振器の振幅の損失も防ぐ
    ことを特徴とする請求項3に記載の計時器(2000)。
  5. 前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)は、前記出力車セット(3)の歯と連係するように構成している弾性くちばし部(72)を有する。
    ことを特徴とする請求項2に記載の計時器(2000)。
  6. 前記ムーブメント発動リリースレバー(50)には、このムーブメント発動リリースレバー(50)にあるピン(502)に当たる第2のばね(501)の戻しトルクが与えられる
    ことを特徴とする請求項2に記載の計時器(2000)。
  7. 前記出力車セット(3)は、4つの歯がある星形車(130)であり、15分ごとに前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)をリフトする
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器(2000)。
  8. 前記出力車セット(3)は、カム(133)を担持している中間車(132)を駆動する第1の車(131)を有し、このカム(133)に、支持レバー(135)の一方の端(134)が連係し、
    前記支持レバー(135)の他方の端(136)は、前記支持レバー(135)を前記カム(133)に押すように構成しているばねの作用を受け、
    前記カム(133)の輪郭は、前記出力車セット(3)が前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)と接触しているときに、前記支持レバー(135)が前記カム(133)のカム軸近接カム面部分に沿って位置しており、
    前記出力車セット(3)が前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)と接触しなくなっているときに、前記支持レバー(135)が前記カム(133)の半径増大カム面部分に沿って位置しており、
    これによって、前記中間的ムーブメント発動リリースレバー(70)を駆動しているときと同様なトルクを用いるように構成している
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器(2000)。
  9. 当該計時器(2000)は、当該計時器(2000)、前記ディスプレー機構又は前記ムーブメント(200)のプレート又はブリッジ上で回転するように構成しているトルク平滑化ジャンパー(900)を有する付加的な機構(1000)を有し、
    前記プレート又はブリッジに固定されており直接又は中間歯車を介して前記出力車セット(3)と不連続的に当接するように前記トルク平滑化ジャンパー(900)を戻す傾向がある第1のばね(902)を有し、
    これによって、前記ディスプレー機構が前記ムーブメント(200)からのトルクを用いない段階にて、前記ディスプレー機構がトルクを用いるときと同様な量のトルクを前記ムーブメント(200)から用い、
    前記付加的な機構(1000)は、前記プレート又はブリッジ上に固定されているように構成している偏心メンバー(901)を有し、
    この偏心メンバー(901)は、前記トルク平滑化ジャンパー(900)のアーム(903)に当たって前記トルク平滑化ジャンパー(900)の位置を調整し、
    これによって、前記トルク平滑化ジャンパー(900)によって用いられるトルクと前記ディスプレー機構によって用いられるトルクが少ししか重なり合わないようにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の計時器(2000)。
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