JP2019105221A - オイルポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】クランクシャフト内のオイル通路にオイルを供給する場合、クランクシャフトまでのオイル通路を簡素化することが可能なオイルポンプ装置を提供する。【解決手段】このオイルパン装置100は、オイルを吸込ポート11に吸い込む吸込口13と、吸込ポート11から吐出ポート12にオイルを移動させるとともに、オイルに吐出圧を与えるポンプロータ20と、吐出ポート12内のオイルを吐出する吐出口14と、を備える。また、吐出口14は、エンジン1のクランクシャフト2内のシャフト内オイル通路2aに直接的に接続されている。【選択図】図1
Description
本発明は、オイルポンプ装置に関し、特に、クランクシャフトにオイルを供給するオイルポンプ装置に関する。
従来、クランクシャフトにオイルを供給するオイルポンプ装置が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
上記特許文献1には、内燃機関のオイルポンプ(オイルポンプ装置)が開示されている。このオイルポンプは、クランク軸(クランクシャフト)などの潤滑を要する部分に潤滑用のオイルを供給する。また、このオイルポンプでは、オイルポンプの吐出口から吐出されたオイルは、吐出通路を経てオイルフィルタに導かれ、オイルフィルタからの戻り通路などを経てクランク軸内のオイル通路に導かれる。
しかしながら、上記特許文献1に記載のオイルポンプでは、オイルポンプ装置の吐出口から吐出されたオイルが、吐出通路、オイルフィルタ、戻り通路などを経てクランク軸内のオイル通路に導かれるため、クランク軸までのオイル通路が複雑化するという問題点がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、この発明の1つの目的は、クランクシャフト内のオイル通路にオイルを供給する場合、クランクシャフトまでのオイル通路を簡素化することが可能なオイルポンプ装置を提供することである。
上記目的を達成するために、この発明の一の局面におけるオイルポンプ装置は、オイルを吸込ポートに吸い込む吸込口と、吸込ポートから吐出ポートにオイルを移動させるとともに、オイルに吐出圧を与えるポンプロータと、吐出ポート内のオイルを吐出する吐出口と、を備え、吐出口は、エンジンのクランクシャフト内のシャフト内オイル通路に直接的に接続されている。
この発明の一の局面によるオイルポンプ装置では、上記のように、吐出口を、エンジンのクランクシャフト内のシャフト内オイル通路に直接的に接続する。これにより、オイルポンプ装置の吐出口からクランクシャフトのシャフト内オイル通路にオイルを直接的に供給することができるので、オイルポンプ装置の吐出口からクランクシャフトのシャフト内オイル通路までの間のオイル通路を省くことができる。その結果、クランクシャフト内のシャフト内オイル通路にオイルを供給する場合に、オイル通路を省いた分だけ、クランクシャフトまでのオイル通路を簡素化することができる。また、オイル通路を簡素化した分だけ、エンジンをコンパクト化することができる。
上記一の局面によるオイルポンプ装置において、好ましくは、クランクシャフトと一体的に設けられるか、または、クランクシャフトとは別個に独立して設けられるとともに、クランクシャフトと同軸上に配置され、シャフト内オイル通路に接続された軸部内オイル通路を含むポンプ回転軸部をさらに備える。
このように構成すれば、クランクシャフトと同軸上に配置されたポンプ回転軸部の軸部内オイル通路を介して、クランクシャフトのシャフト内オイル通路にオイルを容易に直接的に供給することができる。
この場合、好ましくは、吐出ポート内のオイルが、ポンプ回転軸部の端部から、軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の回転軸線方向に供給されるように構成されている。
このように構成すれば、オイルが軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の径方向に供給される場合と異なり、遠心力の影響を受けることなく、ポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給することができる。その結果、油圧の低下を抑制しつつ、ポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給することができる。
上記ポンプ回転軸部をさらに備える構成において、好ましくは、吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている。
このように構成すれば、ポンプ回転軸部の端部から軸部内オイル通路にオイルを供給できない場合にも、ポンプ回転軸部の途中の位置から軸部内オイル通路にオイルを供給することができる。
この場合、好ましくは、吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路に、ポンプ回転軸部の回転軸線方向に沿って配置された複数の供給路から、ポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている。
このように構成すれば、複数の供給路からポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給することができるので、単一の供給路からポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給する場合に比べて、ポンプ回転軸部の軸部内オイル通路へのオイルの供給量を容易に増加させることができる。
上記吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の径方向に供給される構成において、好ましくは、吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路に、ポンプ回転軸部の周方向に沿って配置された複数の供給路から、ポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている。
このように構成すれば、複数の供給路からポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給することができるので、単一の供給路からポンプ回転軸部の軸部内オイル通路にオイルを供給する場合に比べて、ポンプ回転軸部の軸部内オイル通路へのオイルの供給量を容易に増加させることができる。また、複数の供給路をポンプ回転軸部の周方向に沿って配置すれば、供給路の形成位置を容易に確保することができるので、複数の供給路を容易に形成することができる。
なお、本出願では、上記一の局面によるオイルポンプ装置において、以下の構成も考えられる。
(付記項1)
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に複数の供給路から供給される構成において、複数の供給路は、ポンプロータに対して、ポンプ回転軸部の回転軸線方向の一方側および他方側に配置されている。
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に複数の供給路から供給される構成において、複数の供給路は、ポンプロータに対して、ポンプ回転軸部の回転軸線方向の一方側および他方側に配置されている。
(付記項2)
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に周方向に沿って配置された複数の供給路から供給される構成において、複数の供給路は、回転軸部の周方向に略等角度間隔に配置されている。
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に周方向に沿って配置された複数の供給路から供給される構成において、複数の供給路は、回転軸部の周方向に略等角度間隔に配置されている。
(付記項3)
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に複数の供給路から供給される構成において、ポンプロータを収容するポンプハウジングをさらに備え、供給路は、ポンプハウジングに形成された貫通孔を含む。
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に複数の供給路から供給される構成において、ポンプロータを収容するポンプハウジングをさらに備え、供給路は、ポンプハウジングに形成された貫通孔を含む。
(付記項4)
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に周方向に沿って配置された複数の供給路から供給される構成において、ポンプロータを収容するポンプハウジングをさらに備え、供給路は、ポンプハウジングに形成された溝部を含む。
上記吐出ポート内のオイルが軸部内オイル通路に周方向に沿って配置された複数の供給路から供給される構成において、ポンプロータを収容するポンプハウジングをさらに備え、供給路は、ポンプハウジングに形成された溝部を含む。
(付記項5)
上記吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の径方向に供給される構成において、ポンプ回転軸部は、クランクシャフトとは別個に独立して設けられており、ポンプ回転軸部の直径は、クランクシャフトの直径よりも小さい。
上記吐出ポート内のオイルが、軸部内オイル通路にポンプ回転軸部の径方向に供給される構成において、ポンプ回転軸部は、クランクシャフトとは別個に独立して設けられており、ポンプ回転軸部の直径は、クランクシャフトの直径よりも小さい。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明の第1実施形態によるオイルポンプ装置100について説明する。以下の説明では、オイルポンプ装置100の回転軸線方向をX方向とし、オイルポンプ装置100の径方向をY方向とする。
図1を参照して、本発明の第1実施形態によるオイルポンプ装置100について説明する。以下の説明では、オイルポンプ装置100の回転軸線方向をX方向とし、オイルポンプ装置100の径方向をY方向とする。
(オイルポンプ装置の構成)
図1に示すように、オイルポンプ装置100は、エンジン(内燃機関)1を備えた自動車などの車両(図示せず)に搭載されている。オイルポンプ装置100は、潤滑用のオイルを、エンジン1のクランクシャフト2などの可動部(摺動部)に供給する。なお、図1では、オイルポンプ装置100におけるオイルの流れを矢印により示している。
図1に示すように、オイルポンプ装置100は、エンジン(内燃機関)1を備えた自動車などの車両(図示せず)に搭載されている。オイルポンプ装置100は、潤滑用のオイルを、エンジン1のクランクシャフト2などの可動部(摺動部)に供給する。なお、図1では、オイルポンプ装置100におけるオイルの流れを矢印により示している。
オイルポンプ装置100は、ポンプハウジング10と、ポンプロータ20と、ポンプ回転軸部30とを備える。ポンプハウジング10は、ポンプロータ20を収容する。ポンプハウジング10は、互いに分割された第1ハウジング部10a(ボディ部)と第2ハウジング部10b(カバー部)とを含む。第1ハウジング部10aには、ポンプロータ20が配置される。第2ハウジング部10bは、第1ハウジング部10aに配置されたポンプロータ20を覆う。ポンプハウジング10は、第1ハウジング部10aと第2ハウジング部10bとにより、ポンプロータ20を収容する。第1ハウジング部10aおよび第2ハウジング部10bは、金属(アルミニウム合金など)製である。第1ハウジング部10aおよび第2ハウジング部10bは、鋳造により形成されている。
ポンプハウジング10には、吸込ポート11と、吐出ポート12とが設けられている。吸込ポート11は、吸込口13からのオイルを、ポンプロータ20に導く。吸込口13は、オイルを吸込ポート11内に吸い込むオイルポンプ装置100におけるオイルの入口部である。吐出ポート12は、ポンプロータ20からのオイルを、吐出口14に導く。吐出口14は、吐出ポート12内のオイルを吐出するオイルポンプ装置100におけるオイルの出口部である。吸込ポート11および吐出ポート12は、ポンプハウジング10の第1ハウジング部10aと第2ハウジング部10bとの対向面に、X方向に窪む凹部として形成されている。
ポンプロータ20は、吸込ポート11から吐出ポート12にオイルを移動させる。ポンプロータ20は、オイルに吐出圧を与えた状態で、吐出ポート12にオイルを移動させる。ポンプロータ20は、インナーロータ21(ドライブロータ)と、アウターロータ22(ドリブンロータ)とを含む。インナーロータ21は、外歯を有する。アウターロータ22は、インナーロータ21の外歯に係合する内歯を有する。インナーロータ21の回転中心は、アウターロータ22の回転中心に対して一定量だけ偏心している。インナーロータ21の歯数(外歯の数)は、アウターロータ22の歯数(内歯の数)よりも1つだけ少ない。このため、インナーロータ21の外歯とアウターロータ22の内歯との間には、ポンプ室23が形成される。ポンプ室23の容積は、インナーロータ21およびアウターロータ22の回転に伴い、増加したり減少したりする。ポンプ室23の容積が増加したり減少したりする結果、ポンプ室23にオイルが吸い込まれ、オイルに吐出圧が与えられる。オイルポンプ装置100は、内接歯車ポンプである。
ポンプ回転軸部30は、ポンプロータ20を回転軸線40周りに回転させる。ポンプ回転軸部30には、ポンプロータ20のインナーロータ21が圧入嵌合されている。ポンプ回転軸部30自体は、クランクシャフト2の回転により回転軸線40周りに回転される。オイルポンプ装置100は、クランクシャフト2の回転により駆動されるエンジン駆動型のポンプである。ポンプ回転軸部30は、クランクシャフト2と同軸(同じ回転軸線40)上に配置されている。ポンプ回転軸部30とクランクシャフト2とを同軸上に配置することにより、クランクシャフト2の駆動力をポンプ回転軸部30に伝達するための駆動力伝達機構(ベルト、チェーンなど)が不要になるので、その分、構成を簡素化可能である。ポンプ回転軸部30は、クランクシャフト2とは別個に独立して設けられている。ポンプ回転軸部30は、クランクシャフト2に圧入嵌合されている。ポンプ回転軸部30の直径D1は、クランクシャフト2の直径D2よりも小さい。
また、ポンプ回転軸部30は、吐出ポート12からのオイルが内部を流通可能に構成されている。ポンプ回転軸部30は、内部に設けられ、吐出ポート12に接続された軸部内オイル通路31を含む。軸部内オイル通路31は、回転軸線40を通り、X方向に沿って延びるように形成されている。吐出ポート12からのオイルは、軸部内オイル通路31内をX方向の一方側から他方側に向かってX方向に沿って流れる。ポンプ回転軸部30のX方向の他方側の端部30a(クランクシャフト2側の端部)には、軸部内オイル通路31の出口部31aとしての吐出口14が形成されている。軸部内オイル通路31の出口部31aは、X方向の他方側に開口している。
ここで、第1実施形態では、吐出口14は、クランクシャフト2の内部に設けられたシャフト内オイル通路2aに直接的に接続されている。シャフト内オイル通路2aは、回転軸線40を通り、X方向に沿って延びるように形成されている。吐出口14から吐出されたオイルは、シャフト内オイル通路2aに直接的に供給される。吐出口14は、シャフト内オイル通路2aにX方向に対向する位置に形成されている。
また、ポンプ回転軸部30のX方向の一方側の端部30b(クランクシャフト2側とは反対側の端部)には、軸部内オイル通路31の入口部31bが形成されている。オイルポンプ装置100は、オイルを、ポンプ回転軸部30の先端部から軸部内オイル通路31内に供給する構造を有する。軸部内オイル通路31の入口部31bは、X方向の一方側に開口している。軸部内オイル通路31の入口部31bは、吐出ポート12に直接的に接続されている。吐出ポート12内のオイルは、ポンプ回転軸部30の一方側の端部30bから、軸部内オイル通路31の入口部31bを介して、軸部内オイル通路31にX方向の一方側(クランクシャフト2とは反対側)から他方側(クランクシャフト2側)に向かって供給される。吐出ポート12内のオイルは、軸部内オイル通路31に直接的に供給される。
(オイルの流れ)
次に、図1を参照して、オイルポンプ装置100におけるオイルの流れを説明する。ポンプロータ20が回転されると、オイルは、吸込口13から吸い込まれる。吸込口13から吸い込まれたオイルは、吸込ポート11に供給される。吸込ポート11に供給されたオイルは、ポンプロータ20に導かれる。具体的には、ポンプロータ20のポンプ室23の容積が増加することに伴い、吸込ポート11内のオイルがポンプ室23に吸い込まれる。ポンプ室23に吸い込まれたオイルは、ポンプロータ20の回転により、吐出ポート12に移動される。具体的には、ポンプロータ20のポンプ室23の容積が減少することに伴い、ポンプ室23内のオイルが吐出圧を与えられた状態で吐出ポート12に吐出される。
次に、図1を参照して、オイルポンプ装置100におけるオイルの流れを説明する。ポンプロータ20が回転されると、オイルは、吸込口13から吸い込まれる。吸込口13から吸い込まれたオイルは、吸込ポート11に供給される。吸込ポート11に供給されたオイルは、ポンプロータ20に導かれる。具体的には、ポンプロータ20のポンプ室23の容積が増加することに伴い、吸込ポート11内のオイルがポンプ室23に吸い込まれる。ポンプ室23に吸い込まれたオイルは、ポンプロータ20の回転により、吐出ポート12に移動される。具体的には、ポンプロータ20のポンプ室23の容積が減少することに伴い、ポンプ室23内のオイルが吐出圧を与えられた状態で吐出ポート12に吐出される。
吐出ポート12に吐出されたオイルは、軸部内オイル通路31の入口部31bを介して、軸部内オイル通路31に直接的に供給される。軸部内オイル通路31に供給されオイルは、軸部内オイル通路31をX方向に沿って流れて、軸部内オイル通路31の出口部31aとしての吐出口14から吐出される。吐出口14から吐出されたオイルは、シャフト内オイル通路2aに直接的に供給される。シャフト内オイル通路2aに供給されたオイルは、クランクシャフト2のメインジャーナルやピンジャーナルなどの可動部(摺動部)に供給される。
(第1実施形態の効果)
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第1実施形態では、上記のように、吐出口14を、エンジン1のクランクシャフト2内のシャフト内オイル通路2aに直接的に接続する。これにより、オイルポンプ装置100の吐出口14からクランクシャフト2のシャフト内オイル通路2aにオイルを直接的に供給することができるので、オイルポンプ装置100の吐出口14からクランクシャフト2のシャフト内オイル通路2aまでの間のオイル通路を省くことができる。その結果、クランクシャフト2内のシャフト内オイル通路2aにオイルを供給する場合に、オイル通路を省いた分だけ、クランクシャフト2までのオイル通路を簡素化することができる。また、オイル通路を簡素化した分だけ、エンジン1をコンパクト化することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置100を、クランクシャフト2とは別個に独立して設けられるとともに、クランクシャフト2と同軸上に配置され、シャフト内オイル通路2aに接続された軸部内オイル通路31を含むポンプ回転軸部30を備えるように構成する。これにより、クランクシャフト2と同軸上に配置されたポンプ回転軸部30の軸部内オイル通路31を介して、クランクシャフト2のシャフト内オイル通路2aにオイルを容易に直接的に供給することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置100を、吐出ポート12内のオイルが、ポンプ回転軸部30の端部から、軸部内オイル通路31にポンプ回転軸部30の回転軸線方向に供給されるように構成する。これにより、オイルが軸部内オイル通路31にポンプ回転軸部30の径方向に供給される場合と異なり、遠心力の影響を受けることなく、ポンプ回転軸部30の軸部内オイル通路31にオイルを供給することができる。その結果、油圧の低下を抑制しつつ、ポンプ回転軸部30の軸部内オイル通路31にオイルを供給することができる。
また、第1実施形態では、上記のように、ポンプ回転軸部30を、クランクシャフト2とは別個に独立して設ける。また、ポンプ回転軸部30の直径D1を、クランクシャフト2の直径D2よりも小さくする。これにより、オイルポンプ装置100における摩擦損失を極力抑制することができる。
[第2実施形態]
次に、図2および図3を参照して、本発明の第2実施形態によるオイルポンプ装置200の構成について説明する。第2実施形態では、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の先端部から軸部内オイル通路内に供給する構造を有した上記第1実施形態とは異なり、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の途中から軸部内オイル通路内に供給する構造を有する例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成に関しては、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図2および図3を参照して、本発明の第2実施形態によるオイルポンプ装置200の構成について説明する。第2実施形態では、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の先端部から軸部内オイル通路内に供給する構造を有した上記第1実施形態とは異なり、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の途中から軸部内オイル通路内に供給する構造を有する例について説明する。なお、第1実施形態と同様の構成に関しては、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(オイルポンプ装置の構成)
第2実施形態によるオイルポンプ装置200は、図2に示すように、オイルを、ポンプ回転軸部130の途中から軸部内オイル通路131内に供給する構造を有する。オイルポンプ装置200は、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、X方向に沿って配置された複数(2つ)の供給路150から、Y方向に供給されるように構成されている。吐出ポート112内のオイルは、複数の供給路150を介して、Y方向の外側(軸部内オイル通路131とは反対側)から内側(軸部内オイル通路131側)に向かって供給される。2つの供給路150は、ポンプロータ20に対して、X方向の一方側および他方側に配置されている。2つの供給路150は、X方向の一方側の吐出ポート112およびX方向の他方側の吐出ポート112にそれぞれ対応するように設けられている。2つの供給路150は、実質的に同様の構成を有する。このため、以下では、X方向の一方側の供給路150について説明する。
第2実施形態によるオイルポンプ装置200は、図2に示すように、オイルを、ポンプ回転軸部130の途中から軸部内オイル通路131内に供給する構造を有する。オイルポンプ装置200は、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、X方向に沿って配置された複数(2つ)の供給路150から、Y方向に供給されるように構成されている。吐出ポート112内のオイルは、複数の供給路150を介して、Y方向の外側(軸部内オイル通路131とは反対側)から内側(軸部内オイル通路131側)に向かって供給される。2つの供給路150は、ポンプロータ20に対して、X方向の一方側および他方側に配置されている。2つの供給路150は、X方向の一方側の吐出ポート112およびX方向の他方側の吐出ポート112にそれぞれ対応するように設けられている。2つの供給路150は、実質的に同様の構成を有する。このため、以下では、X方向の一方側の供給路150について説明する。
図2および図3に示すように、供給路150は、吐出ポート112と軸部内オイル通路131とをY方向に接続するオイル通路である。供給路150の入口側は、吐出ポート112に直接的に接続されている。供給路150の出口側は、軸部内オイル通路131に直接的に接続されている。供給路150は、ポンプハウジング110に形成された貫通孔115と、ポンプ回転軸部130に形成された溝部132と、ポンプ回転軸部130に形成された貫通孔133とを含む。
ポンプハウジング110の貫通孔115は、吐出ポート112とポンプ回転軸部130との間に形成されている。貫通孔115は、吐出ポート112からポンプ回転軸部130に向かって延びるように形成されている。貫通孔115の入口側は、吐出ポート112に直接的に接続されている。貫通孔115の出口側は、ポンプ回転軸部130の溝部132に直接的に接続されている。また、貫通孔115は、ドリルにより形成されている。このため、ポンプハウジング110には、吐出ポート112を挟んで対向する位置に、貫通孔116が形成されている。貫通孔116は、貫通孔115を形成する際、貫通孔115と共にドリルにより形成されている。貫通孔116には、吐出ポート112からのオイルの流出を防止するためのシール用部材117が配置されている。
ポンプ回転軸部130の溝部132は、ポンプ回転軸部130の外周面に形成されている。溝部132は、ポンプ回転軸部130の外周面に沿って周状に(全周にわたって)形成されている。溝部132は、Y方向の内側に向かって窪むように形成されている。溝部132の入口側は、貫通孔115に直接的に接続されている。溝部132の出口側は、ポンプ回転軸部130の貫通孔133に直接的に接続されている。
ポンプ回転軸部130の貫通孔133は、溝部132と軸部内オイル通路131との間に形成されている。貫通孔133は、溝部132から軸部内オイル通路131に向かって延びるように形成されている。また、貫通孔133は、複数(2つ)設けられている。2つの貫通孔133は、互いにY方向に対向する位置に形成されている。貫通孔133の入口側は、溝部132に直接的に接続されている。貫通孔133の出口側は、軸部内オイル通路131に直接的に接続されている。第2実施形態では、吐出ポート112内のオイルは、ポンプ回転軸部130の外周面側から、供給路150としての貫通孔115、溝部132および貫通孔133を介して、軸部内オイル通路131にY方向に供給される。
なお、第2実施形態のその他の構成は、上記第1実施形態と同様である。
(第2実施形態の効果)
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第2実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置200を、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131にポンプ回転軸部130の径方向に供給されるように構成する。これにより、ポンプ回転軸部130の端部から軸部内オイル通路131にオイルを供給できない場合にも、ポンプ回転軸部130の途中の位置から軸部内オイル通路131にオイルを供給することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置200を、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、ポンプ回転軸部130の回転軸線方向に沿って配置された複数の供給路150から、ポンプ回転軸部130の径方向に供給されるように構成する。これにより、複数の供給路150からポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131にオイルを供給することができるので、単一の供給路150からポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131にオイルを供給する場合に比べて、ポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131へのオイルの供給量を容易に増加させることができる。
また、第2実施形態では、上記のように、複数の供給路150を、ポンプロータ20に対して、ポンプ回転軸部130の回転軸線方向の一方側および他方側に配置する。これにより、複数の供給路150を設ける場合にも、複数の供給路をポンプ回転軸部130の回転軸線方向の一方側または他方側のみに配置する場合に比べて複数の供給路150の形成位置を容易に確保することができるので、複数の供給路150を容易に形成することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置200を、ポンプロータ20を収容するポンプハウジング110を備えるように構成する。また、供給路150を、ポンプハウジング110に形成された貫通孔115を含むように構成する。これにより、貫通孔115により、ポンプハウジング110における供給路150を容易に形成することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、ポンプ回転軸部130を、クランクシャフト2とは別個に独立して設ける。また、ポンプ回転軸部130の直径D1を、クランクシャフト2の直径D2よりも小さくする。これにより、オイルポンプ装置200における摩擦損失を極力抑制することができる。また、吐出ポート112内のオイルを、軸部内オイル通路131にポンプ回転軸部130の径方向に供給する場合にも、遠心力の影響を極力低減しつつ、軸部内オイル通路131にオイルを供給することができる。
また、第2実施形態では、上記のように、供給路150を、吐出ポート112に接続され、ポンプハウジング110に形成された貫通孔115と、ポンプ回転軸部130の外周面に沿って周状に形成された溝部132と、軸部内オイル通路131に接続され、ポンプ回転軸部130に形成された貫通孔133とを含むように構成する。これにより、ポンプ回転軸部130が回転したとしても、溝部132により、貫通孔115と貫通孔133との接続状態を維持し続けることができる。その結果、吐出ポート112と軸部内オイル通路131との接続状態を維持し続けることができる。これにより、ポンプ回転軸部130の回転中、オイルを軸部内オイル通路131に連続的に供給し続けることができる。
なお、第2実施形態のその他の効果は、第1実施形態と同様である。
[第3実施形態]
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第3実施形態によるオイルポンプ装置300の構成について説明する。第3実施形態では、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の途中から軸部内オイル通路内に供給する構造を有する例であって、上記第2実施形態とは異なる例について説明する。なお、第1および第2実施形態と同様の構成に関しては、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
次に、図4〜図6を参照して、本発明の第3実施形態によるオイルポンプ装置300の構成について説明する。第3実施形態では、オイルポンプ装置が、オイルをポンプ回転軸部の途中から軸部内オイル通路内に供給する構造を有する例であって、上記第2実施形態とは異なる例について説明する。なお、第1および第2実施形態と同様の構成に関しては、図中において同じ符号を付して図示し、その説明を省略する。
(オイルポンプ装置の構成)
第3実施形態によるオイルポンプ装置300は、図4に示すように、オイルを、ポンプ回転軸部130の途中から軸部内オイル通路131内に供給する構造を有する。オイルポンプ装置300は、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、X方向に沿って配置された複数(2つ)の供給路250から、Y方向に供給されるように構成されている。吐出ポート112内のオイルは、複数の供給路250を介して、Y方向の外側(軸部内オイル通路131とは反対側)から内側(軸部内オイル通路131側)に向かって供給される。2つの供給路250は、ポンプロータ20に対して、X方向の一方側および他方側に配置されている。2つの供給路250は、X方向の一方側の吐出ポート112およびX方向の他方側の吐出ポート112にそれぞれ対応するように設けられている。2つの供給路250は、実質的に同様の構成を有する。このため、以下では、X方向の一方側の供給路250について説明する。
第3実施形態によるオイルポンプ装置300は、図4に示すように、オイルを、ポンプ回転軸部130の途中から軸部内オイル通路131内に供給する構造を有する。オイルポンプ装置300は、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、X方向に沿って配置された複数(2つ)の供給路250から、Y方向に供給されるように構成されている。吐出ポート112内のオイルは、複数の供給路250を介して、Y方向の外側(軸部内オイル通路131とは反対側)から内側(軸部内オイル通路131側)に向かって供給される。2つの供給路250は、ポンプロータ20に対して、X方向の一方側および他方側に配置されている。2つの供給路250は、X方向の一方側の吐出ポート112およびX方向の他方側の吐出ポート112にそれぞれ対応するように設けられている。2つの供給路250は、実質的に同様の構成を有する。このため、以下では、X方向の一方側の供給路250について説明する。
図4〜図6に示すように、供給路250は、ポンプ回転軸部130に形成された溝部132と、ポンプ回転軸部130に形成された貫通孔133とを含む点では、上記第2実施形態の供給路150と同様である。一方、供給路250は、ポンプハウジング210に形成された溝部218を含む点で、上記第2実施形態の供給路150とは相違する。
ポンプハウジング210の溝部218は、ポンプハウジング110を鋳造する際に形成される溝部である。溝部218は、ポンプハウジング110の内側面に形成されている。具体的には、溝部218は、ポンプハウジング110のポンプロータ20との対向面、および、ポンプ回転軸部130との対向面に形成されている。溝部218は、概略L字状に形成されている。溝部218の入口側は、吐出ポート112に直接的に接続されている。溝部218の出口側は、ポンプ回転軸部130の溝部132に直接的に接続されている。
また、第3実施形態では、溝部218は、複数(4つ)設けられている。複数の溝部218は、ポンプ回転軸部130の周方向(Z方向)に沿って配置されている。このため、供給路250は、Z方向に沿って配置された複数の供給路250a〜250dを有する。複数の供給路250a〜250dは、Z方向に略等角度間隔に配置されている。第3実施形態では、吐出ポート112内のオイルは、ポンプ回転軸部130の外周面側から、複数の供給路250a〜250dを介して、軸部内オイル通路131にY方向に供給される。
なお、第3実施形態のその他の構成は、上記第2実施形態と同様である。
(第3実施形態の効果)
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、以下のような効果を得ることができる。
第3実施形態では、上記のように、吐出ポート112内のオイルが、軸部内オイル通路131に、ポンプ回転軸部130の周方向に沿って配置された複数の供給路250(250a〜250d)から、ポンプ回転軸部130の径方向に供給されるように構成されている。これにより、複数の供給路250(250a〜250d)からポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131にオイルを供給することができるので、単一の供給路250(250a〜250d)からポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131にオイルを供給する場合に比べて、ポンプ回転軸部130の軸部内オイル通路131へのオイルの供給量を容易に増加させることができる。また、複数の供給路250(250a〜250d)をポンプ回転軸部130の周方向に沿って配置することにより、供給路250(250a〜250d)の形成位置を容易に確保することができるので、複数の供給路250(250a〜250d)を容易に形成することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、複数の供給路250(250a〜250d)を、回転軸部の周方向に略等角度間隔に配置する。これにより、供給路250(250a〜250d)の形成位置をより容易に確保することができるので、複数の供給路250(250a〜250d)をより容易に形成することができる。
また、第3実施形態では、上記のように、オイルポンプ装置300を、ポンプロータ20を収容するポンプハウジング210を備えるように構成する。また、供給路250(250a〜250d)を、ポンプハウジング210に形成された溝部218を含むように構成する。これにより、溝部218により、ポンプハウジング210における供給路250を容易に形成することができる。また、上記第2実施形態のように、ドリルによりポンプハウジング210を加工する場合と異なり、不必要に貫通孔(貫通孔116など)が形成されないため、この貫通孔をシールするシール用部材(シール用部材117など)を設ける必要がない。その結果、シール用部材を設けない分だけ、構成を簡素化することができる。
なお、第3実施形態のその他の効果は、第2実施形態と同様である。
[変形例]
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
今回開示された実施形態は、全ての点で例示であり制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに特許請求の範囲と均等の意味および範囲内での全ての変更(変形例)が含まれる。
たとえば、上記第1〜第3実施形態では、本発明を、内燃機関(エンジン)を備えた自動車などの車両に搭載されたオイルポンプ装置に適用した例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明は、内燃機関(エンジン)を備えた車両以外の設備機器に搭載されたオイルポンプ装置に適用されてもよい。また、内燃機関としては、ガソリンエンジン、ディーゼルエンジンおよびガスエンジンなどを用いることが可能である。
また、上記第2および第3実施形態では、複数の供給路が、ポンプロータに対してポンプ回転軸部の回転軸線方向の一方側および他方側に配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、供給路が、ポンプロータに対してポンプ回転軸部の回転軸線方向の一方側または他方側にのみ配置されていてもよい。この場合、ポンプロータに対してポンプ回転軸部の回転軸線方向の一方側または他方側に、複数の供給路が配置されていてもよいし、1つの供給路のみが配置されていてもよい。
また、上記第3実施形態では、4つの供給路が、ポンプ回転軸部の周方向に沿って配置されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、4つ以外の複数の供給路が、ポンプ回転軸部の周方向に沿って配置されていてもよい。また、複数の供給路がポンプ回転軸部の周方向に沿って配置されている場合、複数の供給路が、ポンプ回転軸部の周方向に略等角度間隔に配置されていなくてもよい。
また、上記第2および第3実施形態では、ポンプ回転軸部の外周面に沿って周状に形成された溝部が、ポンプ回転軸部に形成されている例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図7に示す変形例のように、ポンプ回転軸部130の外周面に沿って周状に形成された溝部319が、ポンプハウジング310に形成されていてもよい。溝部319は、ポンプハウジング310のポンプ回転軸部130との対向面に、ポンプ回転軸部130の外周面の全周を囲うように環状に形成されている。なお、図7では、図示の都合上、溝部がポンプハウジングに設けられている例として、第2実施形態の構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第3実施形態の構成においても、溝部がポンプハウジングに設けられていてもよい。
また、上記第1〜第3実施形態では、ポンプ回転軸部が、クランクシャフトとは別個に独立して設けられる例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、図8に示す変形例のように、ポンプ回転軸部430が、クランクシャフト402と一体的に(クランクシャフト402の一部として)設けられていてもよい。なお、図8では、図示の都合上、ポンプ回転軸部がクランクシャフトと一体的に設けられている例として、第1実施形態の構成の例を示したが、本発明はこれに限られない。本発明では、第2および第3実施形態の構成においても、ポンプ回転軸部がクランクシャフトと一体的に設けられていてもよい。
1 エンジン
2、402 クランクシャフト
2a シャフト内オイル通路
11 吸込ポート
12、112 吐出ポート
13 吸込口
14 吐出口
20 ポンプロータ
30、130、430 ポンプ回転軸部
31、131 軸部内オイル通路
100、200、300 オイルポンプ装置
150、250、250a〜250d 供給路
2、402 クランクシャフト
2a シャフト内オイル通路
11 吸込ポート
12、112 吐出ポート
13 吸込口
14 吐出口
20 ポンプロータ
30、130、430 ポンプ回転軸部
31、131 軸部内オイル通路
100、200、300 オイルポンプ装置
150、250、250a〜250d 供給路
Claims (6)
- オイルを吸込ポートに吸い込む吸込口と、
前記吸込ポートから吐出ポートに前記オイルを移動させるとともに、前記オイルに吐出圧を与えるポンプロータと、
前記吐出ポート内の前記オイルを吐出する吐出口と、を備え、
前記吐出口は、エンジンのクランクシャフト内のシャフト内オイル通路に直接的に接続されている、オイルポンプ装置。 - 前記クランクシャフトと一体的に設けられるか、または、前記クランクシャフトとは別個に独立して設けられるとともに、前記クランクシャフトと同軸上に配置され、前記シャフト内オイル通路に接続された軸部内オイル通路を含むポンプ回転軸部をさらに備える、請求項1に記載のオイルポンプ装置。
- 前記吐出ポート内の前記オイルが、前記ポンプ回転軸部の端部から、前記軸部内オイル通路に前記ポンプ回転軸部の回転軸線方向に供給されるように構成されている、請求項2に記載のオイルポンプ装置。
- 前記吐出ポート内の前記オイルが、前記軸部内オイル通路に前記ポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている、請求項2に記載のオイルポンプ装置。
- 前記吐出ポート内の前記オイルが、前記軸部内オイル通路に、前記ポンプ回転軸部の回転軸線方向に沿って配置された複数の供給路から、前記ポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている、請求項4に記載のオイルポンプ装置。
- 前記吐出ポート内の前記オイルが、前記軸部内オイル通路に、前記ポンプ回転軸部の周方向に沿って配置された複数の供給路から、前記ポンプ回転軸部の径方向に供給されるように構成されている、請求項4または5に記載のオイルポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017238473A JP2019105221A (ja) | 2017-12-13 | 2017-12-13 | オイルポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017238473A JP2019105221A (ja) | 2017-12-13 | 2017-12-13 | オイルポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019105221A true JP2019105221A (ja) | 2019-06-27 |
Family
ID=67061078
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017238473A Pending JP2019105221A (ja) | 2017-12-13 | 2017-12-13 | オイルポンプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019105221A (ja) |
-
2017
- 2017-12-13 JP JP2017238473A patent/JP2019105221A/ja active Pending
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