JP2019104979A - バレル内の残品検査装置 - Google Patents
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Abstract
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そのため、バレルや処理槽の一部を透明にしたところで、バレル外(処理槽の外又は処理槽内の処理液中)に設置したカメラによっては、バレル内の隅々までを的確に点検し、把握することは困難であると思われる。
そのため、バレルから処理品を取り出す装置に対して強制的な掃き出し機構を設ける等の物理的な対策が必要になる。しかしながら、このような物理的対策では、掃き出し機構を作動させた事実によって、バレル内に処理品が残っていないであろうとの安心感は得られるが、実際に処理品が残っていないとの確認を行ったわけではない。実際、掃き出しミスが起こることも稀ではあるが確認されている。要するに、このような物理的対策とて、設備コストが増大するわりには費用対効果の面で最善策になってはいないというのが実情である。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであって、めっき等の表面処理に用いられるバレルから処理品を取り出すに際して、処理済み品と未処理品との混合を徹底して防止し且つ確認できるようにし、もって表面処理における処理品の品質の均一化及び高品質化を維持できるようにし、また設備コストにおいて費用対効果を高められるようにしたバレル内の残品検査装置を提供することを目的とする。
即ち、本発明に係るバレル内の残品検査装置は、処理品収容部が空にされたバレルを処理槽内とは別に設定される検査位置で保持するバレル保持機構と、前記バレル保持機構により保持された前記バレルの前記処理品収容部内を非接触で処理品検出が可能な検出部により検査する処理品検出機構と、を有していることを特徴とする。
前記バレル保持機構は、前記バレルが備える処理品出し入れ用の開口部から当該開口部を閉鎖するバレル蓋を取り外して保持状態にするバレル蓋移動機構を備えており、前記処理品検出機構は、前記バレル蓋移動機構によって保持された前記バレル蓋の裏に沿って非接触で移動させる検出部移動機構を備えたものとすることも可能である。
図1乃至図4はバレル1の一実施形態を示している。まず、このバレル1について説明する。
このバレル1は、互いに離反して設けられる一対の端壁3と、これら一対の端壁3間をわたる状態で設けられる透水性の筒壁4とを有して、内部が空洞に形成されて成る。この内部の空洞が、処理品と処理液とを接触させるための処理品収容部5として使用される。端壁3や筒壁4は、例えば塩化ビニル系樹脂等の絶縁材料により形成されている。
すなわち、このバレル1は、バレル本体11とバレル蓋10とを有して構成されたものであり、バレル本体11に対してバレル蓋10が開閉自在となっている。
本実施形態において、筒壁4は正六角形の筒形に形成されたものを示しており、この筒壁4における六面壁のうち、隣り合って山形を呈する二壁とこれら二壁に垂下状に付随する短い立壁とによって形成されるものをバレル蓋10として(筒壁4における周方向の一部に相当するものとして)離脱できるようにしてある。
しかし、山形を呈する二壁に付随する短壁の長さが、バレル蓋10に比べてバレル本体11の方が長く形成されている。すなわち、バレル本体11とバレル蓋10とは同じ形状ではなく、バレル本体11の方に分配される処理品収容部5の容量が広いことになる。
この開口部12は、筒壁4のうち、開口周部を形成する四辺の立壁(長辺壁12a、短辺壁12b)が、開口部12の開口平面(開口円部で囲まれる仮想上面)に対して直交する垂直壁となるように形成してある。すなわち、開口部12は、対向する長辺壁12a相互間距離、及び対向する短辺壁12b相互間距離が、開口側(開口平面)で最大幅になっている、と言うことができる。
なお、図示は省略するが、筒壁4は、四辺の立壁(長辺壁12a、短辺壁12b)を上記のような垂直壁とする他、開口部12に対して奥方(内底側)ほど幅狭となるような傾斜壁によって形成することもできる。
また本実施形態では、筒壁4の周方向全部にわたり張り出すことによって円形板状に形成されたものを示している。これにより、本体側フランジ15は筒壁4に対してガードとして作用する。但し、このことは限定されるものではなく、本体側フランジ15は少なくとも開口部12に対応する領域だけに設けてもよい。
本実施形態では、バレル蓋10の端壁3と蓋側フランジ16とが一枚の板に形成される(要するに端壁3と蓋側フランジ16とを兼用させている)構造を示してある。しかし、本体側フランジ15の場合と同様に、二枚の板を張り合わせたかのような構造により、端壁3と蓋側フランジ16とを一体形成することもできる。
このようなバレル1において、バレル本体11にバレル蓋10を被せた際における両者の相対的な位置決めをするために、バレル本体11には横ブレ防止突堤20が設けられている。この横ブレ防止突堤20は、開口部12を挟んで互いに対向するように一対(2本)設けられており、これら一対の横ブレ防止突堤20により、バレル蓋10の両サイドを嵌合状態にするものである。
更に、このバレル1において、バレル本体11にバレル蓋10を被せた後、これらバレル本体11とバレル蓋10とを結合するために、バレル本体11及びバレル蓋10の両者間に振り分けるようにして蓋止め機構21が設けられている。
バレル本体11の溝レール22は、横ブレ防止突堤20を前記のように断面F型に形成することで、開口部12を挟んだ両側の横ブレ防止突堤20の互いの対向面に横筋が現れるようにして形成したものである。このようなことから、一対の横ブレ防止突堤20にそれぞれ設けられた溝レール22も、開口部12を挟んで対峙するものであることが明らかである。
これに対してバレル蓋10のスライドフック23は、バレル本体11(横ブレ防止突堤20)の各切欠24に割り振られるような配置で、バレル蓋10の両側縁部に設けられている。すなわち、このスライドフック23についても合計4つある。これらスライドフック23にはバレル蓋10の側方へ向けて突出する係合爪25が設けられている。
要するに、このようなスライドフック23は、筒壁4の筒軸に沿った移動により、バレル本体11(横ブレ防止突堤20)と係合したり、係合を解除したりするための切り替え構造となっている。
図5乃至図7は、前記したバレル1を用いてめっき等の表面処理を実施し、バレル1から処理品を取り出した後、バレル1内に対する処理品の残品検査を行う際などに好適に使用することができる残品検査装置50の一実施形態を示している。
なお、本実施形態の残品検査装置50では、図9に示すように、2つのバレル1を筒壁4の筒軸方向(図9の左右方向)に連結した状態で使用するものを示している。
そのため、個々のバレル1がそれぞれ一対の端壁3(本体側フランジ15や蓋側フランジ16と一体である場合を図示)を有したものとしてある。しかし、両バレル1相互間の連結部分を構成する端壁3については、両バレル1間に一つだけ設けて共用したり、或いは省略したりすることが可能である。
なお、図例ではバレル1が横並びで2つ連結されたものを示してあるが、3つ以上の連結としてもよい。また場合によっては、連結ではなく横長一体形のものとしてもよい。このように、バレル1については、筒軸方向に延ばす種々の態様が考えられるが、残品検査装置50に関する以下の説明では、バレル1が連結構造であるか否か、或いは連結数が幾つであるか等に拘わらず、単に「バレル1」と言うことがある。
図5乃至図7に示すように、残品検査装置50は、バレル保持機構60と処理品検出機構61とを有している。このうち、まず一方の構成要素であるバレル保持機構60について説明する。
このバレル保持機構60は、バレル本体11からバレル蓋10を離脱させると共に、離脱させたバレル蓋10を所定の保持状態にするバレル蓋移動機構64と、バレル本体11を所定の保持状態にするバレル本体保持機構65とを有している。
このバレル蓋移動機構64は、一つのバレル1(図1乃至図4に示したもの)に対して1対1対応となるように設けられる。
図5に示すように、このバレル蓋移動機構64は、移動ベース68と、この移動ベース68上に保持された昇降枠69と、この昇降枠69の下面に、ハンドリング駆動部70(図6参照)を介して下方へ突出する状態で設けられた二つのハンドリング体71と、を有している。
本実施形態では更に、検査位置W1で停止した移動ベース68が、図8に示すように離脱位置W2とは反対方向(図8の左方)へ向けて移動可能に設けられたものを示している。この移動は、検査位置W1を空きスペースとさせるための退避動作として行う。具体的な退避動作については後述する。
これら移動ベース68の移動や昇降枠69の昇降を行わせるための具体構造については、チェーン駆動、送りネジ駆動、流体圧シリンダー駆動、ソレノイド駆動等の他、自己搭載型の適宜機構など、種々様々な公知技術を採用可能であり何ら限定されない。
ハンドリング駆動部70は、二つのハンドリング体71に対して各別に設けられているが、これら各別のハンドリング駆動部70の駆動は、動作向きを相対逆にしつつ同期させるようになっている。すなわち、両ハンドリング体71が有する2個一組の係合爪17を相互近接させたり相互離反させたりする。
またハンドリング駆動部70は、両ハンドリング体71を相互離反させた場合、バレル蓋10に設けられた両側の蓋側フランジ16に対し、それらの係合孔18へ内側からハンドリング体71の係合爪17を係合させるようにする。
そのため昇降枠69には、その下面に、スライド駆動部75を介して下方へ突出する状態で設けられた二つの操作体76が設けられている。
スライド駆動部75は、流体圧シリンダーや電動モーター、ソレノイドなどを駆動源として、2本一組の係合片77(バレル蓋10の両側部に跨って配置された2個のスライドフック23に係合するもの)を一体的に水平移動(近接離反動作)させるための動力機構である。
スライド駆動部75は、両操作体76を相互離反させたときを待機位置とさせ、この場合、バレル蓋10の両側に設けられた蓋側フランジ16に対し、二つの操作体76を近接させる配置にする。このとき、係合片77はバレル蓋10のスライドフック23には係合していないので、スライドフック23の係合爪25は、バレル本体11の切欠24とは不一致の状態(ロック状態)を維持している。
本実施形態においてこのバレル本体保持機構65は、基本的にはバレル蓋10が取り外され且つ処理品収容部5が空にされた状態のバレル本体11を保持の対象にするものとする。
移動枠80は、表面処理を経たバレル1(バレル本体11)からバレル蓋10を離脱させる離脱位置W2の上方(図5参照)と、前記した検査位置W1との上方(図8参照)との間を、上方軌道82に沿って移動可能に設けられている。
そのため、バレル本体11からバレル蓋10を離脱させた後、そのままバレル本体11を上下反転させることにより、バレル本体11の処理品収容部5内に収容された処理品を、残さず開口部12から落下させ、バスケット84へ取り出すことができる。
図7に示すように、ハンドリング体81は、バレル1の筒軸方向両端部に設けられた一対のハンドリング用フランジ54を引っ掛けたりクランプしたり、或いは対向押圧したりして、バレル本体11を把持状態にし、持ち上げ保持できるようにしたものである。
次に、残品検査装置50を構成するもう一つの要素である処理品検出機構61について説明する。
検出部88は、非接触で処理品検出が可能とされたものである。本実施形態においてこの検出部88には、次の理由に対応させるために山形に形成されたものを用いてある。
すなわち、バレル本体11に形成される処理品収容部5(上下反転によって下方へ向けて全面開放されている)の内部形状は、切妻屋根の天井面のような二斜面を有して形成されている。
そのため、検出部88を山形に形成することで、バレル本体11やバレル蓋10の処理品収容部5内へ差し入れたまま筒軸方向に沿って移動させることにより、処理品収容部5内の全ての内面に対して一定した近接状態を保持させることができ、もって高精度の検査が可能となっているのである。
この検出部88は、具体的には、金属探知器、近接スイッチ、撮像機、渦電流発生器、放射線透過機などを採用可能である。近接スイッチには誘導形近接スイッチ、静電容量形近接スイッチ、超音波形近接スイッチ、光電形近接スイッチ、光センサ、光電管などを採用することもできる。
昇降台92は、装置フレーム95に建て込み固定された浮上床96を基礎にして、昇降機97により昇降可能とされている。この昇降台92に、支持脚98を介して検出部88が取り付けられている。
言うまでもなく、横滑り台93による検出部88の移動ストロークは、処理品収容部5の筒軸方向の長さ未満として設定されている。
これら昇降台92の昇降や横滑り台93の移動を行わせるための具体構造については、チェーン駆動、送りネジ駆動、流体圧シリンダー駆動、ソレノイド駆動など、種々様々な公知技術を採用可能であり何ら限定されない。
そのため、図7に示すようにバレル本体11を開口部12が下を向くように反転させた状態では、電極6の自荷重を受けてハーネス6aが下向きに撓むようになり、このハーネス6aの先端で電極6が垂れ下がった状態になる。
残品検査装置50へ搬入される前のバレル1は、図10に示すように、その筒軸方向両端に設けられたハンドリング用フランジ54を係合又は把持することによって保持状態にされ、処理槽56などで表面処理(本明細書では研磨等を含めるものとする)に供される。
そこでまず、残品検査装置50は、離脱位置W2に保持されたバレル1に対してバレル蓋移動機構64を作動させる。
バレル蓋移動機構64は、移動ベース68を移動させ、相互近接状態としている二つのハンドリング体71を離脱位置W2のバレル1上で停止させる(なお、図5ではバレル1においてバレル蓋10を離脱させバレル本体11を上下反転させた様子を示したものであり、移動ベース68についても移動前の様子を示しており、これらの点で上記説明とは一致しない)。
そして、二つのハンドリング体71を相互離反させて、係合爪17を蓋側フランジ16の係合孔18へその内側から係合させる。
従って、蓋側フランジ16の変形防止となり、係合孔18の配置(高さ等)が位置ズレするようなことも防止される。そのため、係合爪17による係合孔18への係合も失敗がない。当然に、バレル蓋10やバレル本体11の寿命を縮めることもない。
これにより、スライドフック23に設けられた係合爪25をバレル本体11の横ブレ防止突堤20に設けられた切欠24に溝レール22(図1参照)内で一致させ、バレル本体11に対するバレル蓋10の離脱を可能な状態にさせる。
その後、図5に示すように移動ベース68を移動前へ復動させ、保持したバレル蓋10を検査位置W1の上方で停止させる。
また、離脱位置W2では、反転機構(図示略)がバレル本体11を上下反転させて、バレル本体11の処理品収容部5内の処理品(処理済み品)を開口部12から下方の処理品回収装置83へ落下させる。落下した処理品は処理品回収装置83の下方にセットされたバスケット84に投入され、次工程へ向け搬出される。
検出部移動機構89は、昇降台92を上昇させ、検出部88をバレル蓋10の裏側(処理品収容部5の一部)へ差し入れる(なお、図7ではバレル本体11の場合を例示しており、この点で上記説明とは一致しない)。
そしてこの状態で横滑り台93を昇降台92上の水平ガイド100に沿って水平移動させ、検出部88によるバレル蓋10の裏側検査を実行させる。
その後、横滑り台93の復動、昇降台92の下降を行って、バレル蓋10に対する残品検査を終了する。
次に残品検査装置50は、バレル本体保持機構65を作動させる。
バレル本体保持機構65は、図5に示すように離脱位置W2の上方で停止している移動枠80を、図8に示すように検査位置W1の上方へ向けて移動させる。これにより、離脱位置W2の上方で上下反転して停止していたバレル1(処理品を落下済みのバレル本体11)を検査位置W1の上方へ移動させ、停止させる。
次に残品検査装置50は、再び検出部移動機構89を作動させる。
検出部移動機構89は、昇降台92を上昇させ、検出部88をバレル本体11の処理品収容部5内へ差し入れる(なお、図7は検出部88が非上昇の状態を示しており、この点で上記説明とは一致しない)。
その後、横滑り台93の復動、昇降台92の下降を行って、バレル本体11に対する残品検査を終了する。
以上、詳説したところから明らかなように、この残品検査装置50を使用することで、表面処理における処理品の品質の均一化及び高品質化を維持しつつも処理済み品と未処理品との混合を徹底して防止し且つ確認できるようになる。また、残品を発生させることがないので、設備的動作的な無駄が一切排除され、設備コストにおいて費用対効果を高められるようになる。
言うまでもなく、バレル蓋10の形状を変更するなどしてバレル蓋10に処理品が残らないことが確かな場合などには、バレル蓋10に対する残品検査を不実施とすることも可能である。
例えば、バレル1において、筒壁4は正八角形の筒形としたり円筒形としたりすることも可能である。なお、端壁3の形状は、筒壁4の端部を閉塞できるものであれば何ら限定されない。
バレル本体11の処理品収容部5やバレル蓋10の裏側(処理品収容部5の一部)に対し、検出部88を差し入れるか否かは特に限定されるものではなく、例えば検出部88を撮像機(カメラ等)とする場合では、バレル本体11やバレル蓋10から離れた位置に検出部88を設置するようにしてもよい。
3 端壁
4 筒壁
5 処理品収容部
6 電極
6a ハーネス
7 電極孔
10 バレル蓋
11 バレル本体
12 開口部
12a 長辺壁
12b 短辺壁
15 本体側フランジ
16 蓋側フランジ
17 係合爪
18 係合孔
20 横ブレ防止突堤
21 蓋止め機構
22 溝レール
23 スライドフック
24 切欠
25 係合爪
26 バネ受け
27 バネ
50 残品検査装置
54 ハンドリング用フランジ
56 処理槽
57 ギヤ
60 バレル保持機構
61 処理品検出機構
64 バレル蓋移動機構
65 バレル本体保持機構
68 移動ベース
69 昇降枠
70 ハンドリング駆動部
71 ハンドリング体
72 上方軌道
75 スライド駆動部
76 操作体
77 係合片
80 移動枠
81 ハンドリング体
82 上方軌道
83 処理品回収装置
84 バスケット
88 検出部
89 検出部移動機構
92 昇降台
93 横滑り台
95 装置フレーム
96 浮上床
97 昇降機
98 支持脚
100 水平ガイド
P 筒軸
W1 検査位置
W2 離脱位置
Claims (4)
- 処理品収容部が空にされたバレルを処理槽内とは別に設定される検査位置で保持するバレル保持機構と、
前記バレル保持機構により保持された前記バレルの前記処理品収容部内を非接触で処理品検出が可能な検出部により検査する処理品検出機構と、
を有していることを特徴とするバレル内の残品検査装置。 - 前記処理品検出機構は、前記バレル保持機構により保持された前記バレルに対して当該バレルが備える処理品出し入れ用の開口部から前記検出部を前記バレルの前記処理品収容部内へ差し入れて当該処理品収容部内を非接触で移動させる検出部移動機構を備えていることを特徴とする請求項1記載のバレル内の残品検査装置。
- 前記バレル保持機構は、前記バレルが備える処理品出し入れ用の開口部から当該開口部を閉鎖するバレル蓋を取り外して保持状態にするバレル蓋移動機構を備えており、
前記処理品検出機構は、前記バレル蓋移動機構によって保持された前記バレル蓋の裏に沿って非接触で移動させる検出部移動機構を備えていることを特徴とする請求項1記載のバレル内の残品検査装置。 - 前記処理品検出装置の前記検出部は、金属探知器、光電管を含む近接スイッチ、撮像機、渦電流発生器、放射線透過機のいずれかであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のバレル内の残品検査装置。
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JP2019119923A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-22 | 木田精工株式会社 | バレル |
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