JP2019104855A - 食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法 - Google Patents
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本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法の洗浄方法は、(a)成分、及び(b)成分を含有し、(a)成分/(b)成分の質量比が0.01以上0.6未満である液体洗浄剤組成物を、泡の状態で、食品に由来する油脂を含有する汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させる、食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法である。
〔(a)成分〕
(a)成分は、アルキルアリールスルホン酸型界面活性剤、硫酸エステル型界面活性剤、アルカンスルホン酸型界面活性剤、オレフィンスルホン酸型界面活性剤、及びスルホ脂肪酸エステル型界面活性剤から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤である。
硫酸エステル型界面活性剤としては、アルキル硫酸エステル塩、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が挙げられる。
アルキル硫酸エステル塩としては、炭素数が8以上、好ましくは10以上、そして、20以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下、更に好ましくは12以下のアルキル基、更に直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有するアルキル硫酸エステル塩が好適である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩としては、炭素数8以上、好ましくは10以上、そして、20以下、好ましくは18以下、より好ましくは14以下、更に好ましくは12以下のアルキル基、更に直鎖又は分岐鎖のアルキル基を有し、炭素数2以上3以下のオキシアルキレン基の平均付加モル数が、好ましくは0.1以上、より好ましくは0.3以上、更に好ましくは0.4以上、そして、好ましくは6以下、より好ましくは3以下、更に好ましくは1.5以下である、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル硫酸エステル塩が好適である。オキシアルキレン基は炭素数2が好ましい。
(b)成分は、(b)半極性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤である。(b)成分としては、アミンオキサイド型界面活性剤、及びベタイン型界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。具体的には、(b)成分として、アミンオキサイド、スルホベタイン及びカルボベタインから選ばれる1種以上の界面活性剤が挙げられる。
一般式(b2)中、R6b及びR7bは、それぞれ独立に、好ましくはメチル基である。
本発明者は、一般的に強力な洗浄力が期待される陰イオン界面活性剤〔(a)成分〕の含有量を低減化させ、一般的には起泡性界面活性剤として知られている半極性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる界面活性剤〔(b)成分〕を一定量以上とすることで、皮膚に対する刺激性を低減化させるとともに、泡の状態で固体脂/液体脂複合汚れに接触させた場合に驚くべき洗浄力が得られることを見出した。その作用機序については明確ではないが、陰イオン界面活性剤と、半極性界面活性剤又は両性界面活性剤との混合ミセルが活性剤混合物を親油性にするため、固体脂/液体脂との親和性が増強され洗浄力を増強するとともに、皮膚への浸透性が低下し刺激性を緩和したものと推察される。
炭素数2以上8以下の脂肪アルコールとしては、エタノール、イソプロピルアルコールなどが挙げられる。
2価又は3価のアルコールとしては、炭素数1以上、更に2以上、そして、9以下、更に6以下の2価又は3価アルコールが挙げられる。具体的には、エチレングリコール、プロピレングリコール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、フェニルグリコールなどが挙げられる。
炭素数1以上10以下のアルキル基を有する2価又は3価のアルコールのエーテルは、2価又は3価のアルコール、好ましくは、炭素数2以上6以下の2価又は3価アルコールの水酸基に、炭素数1以上10以下のアルキル基が結合したエーテル化合物である。該エーテルとしては、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、3−メチル−3−メトキシブタノール、グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル、フェノキシエタノール、フェノキシイソプロパノール、ブチルジグリコール(ジエチレングリコールモノブチルエーテル)、ジブチレンジグリコールなどが挙げられる。
ヒドロキシカルボン酸及びその塩としては、脂肪族ヒドロキシカルボン酸及びその塩から選ばれる化合物が好ましい。ヒドロキシカルボン酸及びその塩としては、リンゴ酸、クエン酸及びその塩から選ばれる化合物が挙げられる。
ヒドロキシキホスホン酸及びその塩としては、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸(HEDP)及びその塩から選ばれる化合物が挙げられる。
キレート剤の塩は、アルカリ金属塩、アンモニウム塩、アミン塩などが挙げられる。好ましくはアルカリ金属塩であり、より好ましくはナトリウム塩又はカリウム塩である。
本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法は、前記液体洗浄剤組成物を、泡の状態で、食品に由来する油脂、とりわけ固体脂を含有する汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させる洗浄方法である。この方法は、手や道具の届かない部位や届きにくい細部の洗浄に好適である。
本発明の洗浄方法では、前記液体洗浄剤組成物を、泡の状態で、食品に由来する油脂を含有する汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させ、擦らずに濯ぐことが好ましい。
本発明の洗浄方法では、前記液体洗浄剤組成物を希釈せずに泡状にして、例えば固体脂を含む油汚れが付着した、食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させることが好ましい。
本発明の洗浄方法では、前記液体洗浄剤組成物を希釈せずに泡状にして、例えば固体脂を含む油汚れが付着した、食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させ、機械力をかけずに洗浄することが好ましい。
本発明の洗浄方法では、前記液体洗浄剤組成物を希釈せずに泡状にして、例えば固体脂を含む油汚れが付着した、食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させ、機械力をかけずに放置して洗浄することが好ましい。
機械力をかけずに食器及び/又は台所周りの硬質物品を洗浄するとは、例えば、組成物の接触以外に、洗浄のための意図的な操作を行わないことである。例えば、接触させた組成物が食器及び/又は台所周りの硬質物品の表面を自然に流下することや、洗浄を意図しない振動が食器及び/又は台所周りの硬質物品に伝わることなどは、機械力をかけずに食器及び/又は台所周りの硬質物品を洗浄すると理解できる。
前記液体洗浄剤組成物を希釈せずに固体脂を含む油汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させる、とは、該洗浄剤組成物を、意図的に水などで希釈した後、固体脂を含む油汚れの付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させないことである。例えば、前記液体洗浄剤組成物を水滴等が付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させたり、前記液体洗浄剤組成物を食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させた後、食器及び/又は台所周りの硬質物品に水滴が付着したりする場合は、前記液体洗浄剤組成物を希釈せずに固体脂を含む油汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品と接触させていると理解できる。
放置した後は、硬質物品を水で濯ぐ。濯ぐ際は、手などで機械力(物理的力)を掛けてもよく、単に水流で濯いでもよい。
本発明の洗浄方法として、前記液体洗浄剤組成物を、固体脂を含む油汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品と泡状にして接触させ、可撓性材料による洗浄、流水による洗浄、及び超音波による洗浄の何れも行わず、機械力をかけずにそのまま放置する、洗浄方法が挙げられる。つまり、本発明の洗浄方法として、前記液体洗浄剤組成物を、固体脂を含む油汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品に泡状にして接触させ、スポンジ等の可撓性材料による摩擦力、自動食器用洗浄機内のシャワー等による流水力、及び超音波による振動の何れも用いることなく、機械力をかけずにそのまま放置する洗浄方法が挙げられる。
なお、放置する際の温度は、室温、例えば、10℃以上30℃以下が挙げられる。
台所周りの硬質物品は、台所の周辺で使用される物品であり、具体的には、
(1)冷蔵庫、食器棚などの食品、食器、調理器具の保存場所、
(2)排水溝、調理台、レンジフード、シンク、ガスレンジ、電子レンジなどの食品の調理場所、及び
(3)前記保存場所や前記調理場所の周辺の床や壁等
である。本発明では、これらを便宜上「台所周りの硬質物品」とする。
また、食器としては、具体的には、
(i)皿、椀等のいわゆる食器、
(ii)タッパー、瓶等の保存容器、
(iii)包丁やまな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル等の調理器具、
(iv)フードプロセッサー、ミキサー等の調理家電等
の食材が接触する部材や器具が挙げられる。本発明では、これらを便宜上「食器」とする。
また、本発明の洗浄方法は、食器、保存容器、調理器具、及び調理家電から選ばれる物品を対象とすることが好ましく、更に皿、椀、タッパー、ビン、包丁、まな板、鍋、フライパン、魚焼きグリル、フードプロセッサー、及びミキサーから選ばれる物品を対象とすることがより好ましい。
本発明の洗浄方法の対象とする食器及び/又は台所周りの硬質物品の材質は、プラスチック(シリコーン樹脂などを含む)、金属、陶器、木、及びそれらの組み合わせが挙げられる。
そして、本発明の洗浄方法は、これら食器及び/又は台所周りの硬質物品に付着した固体脂を含む油汚れを効果的に洗浄することができる。
そのため、本発明の洗浄方法は、
(1)食品製造機器、冷蔵庫、食器棚などのパイプ、部品及び排水溝、水筒、タンブラー、やかん、ポット等の手洗い洗浄が不便な物品、
(2)食品、食器、調理器具の保存場所、調理台、レンジフード、シンク、ガスレンジ、電子レンジなどの食品の調理場所及びその周辺の床や壁等の台所周り等の固体脂を含む油汚れが広範に及ぶ硬質表面を有する物品、
(3)包丁、ピーラー、おろし金、スライサー、ジューサーの羽根、フードプロセッサーの羽根等の手洗い洗浄に危険が伴う物品、
(4)形状が複雑な部分を具備する物品
といった、スポンジ等の可撓性材料を用いた洗浄が困難な物品等にも適用することができる。尚、本発明では、機械力をかけずに食器及び/又は台所周りの硬質物品を洗浄した後、必要により、擦り洗いを行ってもよい。
更に、本発明の洗浄方法は、泡状の前記液体洗浄剤組成物を食器及び/又は台所周りの硬質物品に塗布してそのまま放置するため、食器及び/又は台所周りの硬質物品に前記組成物を長く留めることができる。
本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物は、(a)アルキルアリールスルホン酸型界面活性剤、硫酸エステル型界面活性剤、アルカンスルホン酸型界面活性剤、オレフィンスルホン酸型界面活性剤、及びスルホ脂肪酸エステル型界面活性剤から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤〔以下(a)成分という〕、並びに(b)半極性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤〔以下(b)成分という〕を含有し、(a)成分/(b)成分の質量比が0.01以上0.6未満である、食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物である。
本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物では、(a)成分、(b)の具体例及び好ましい態様、(c)成分、(d)成分などの任意成分の具体例及び好ましい態様、(a)成分/(b)成分の質量比の好ましい範囲など、本発明の洗浄方法に用いる液体洗浄剤組成物で述べた事項を適宜適用できる。本発明の洗浄方法に用いる液体洗浄剤組成物が、本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物であってもよい。
本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物は、好ましくは希釈せずに、泡状で、食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄に用いる、より好ましくは、希釈せずに、泡状で、直接食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させて用いるものである。
本発明は、前記本発明の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物を、泡形成機構を有するスプレイヤーを具備する容器に充填してなる、食器及び/又は台所周りの硬質物品用洗浄剤物品を提供する。前記液体洗浄剤組成物及び前記容器は、それぞれ、本発明の洗浄方法、並びに食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物で述べたものが適用される。
表1の液体洗浄剤組成物は、常法により調製した。即ち、適量のイオン交換水に(a)成分、(b)成分、(c)成分、及び(d)成分を添加し、室温(25℃)で溶解させた後、水酸化ナトリウム又は/及び塩酸を添加してpH(25℃)を表1に示す値に調整した。なお、表1中の配合成分の質量%は、全て有効分に基づく数値である。(a)成分はナトリウム塩に基づく質量%を示している。
(a)成分
・アルキル硫酸塩:ドデシル硫酸ナトリウム、和光純薬工業株式会社製
・アルキルベンゼンスルホン酸塩:ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、和光純薬工業株式会社製
・アルカンスルホン酸塩:炭素数14〜17の第二級アルカンスルホン酸のナトリウム塩、Hostapur SAS 60、CLARIANT社製
・アミンオキサイド:アンヒトール20N、花王株式会社製、一般式(B1)中、R1bはドデシル基(炭素数12の直鎖アルキル基)、R2b及びR3bはメチル基、m及びpは0の化合物
市販のトリガー式スプレー浴室用洗浄剤(花王株式会社、バスマジックリン)の容器を洗浄して用いた。該容器に、表の液体洗浄剤組成物を充填した。該容器のトリガーを10回引き切ることにより、約100mLの泡を500mLのメスシリンダーの中に作製した。なお、引き切るスピードは、1回あたり1秒のスピードで行なった。このとき、メスシリンダーの目盛りからその容量を記録し、泡量が50mL以下になる時間を測定した。泡安定性は250秒以上で合格とした。
なお、該トリガー容器はトリガーを1回引く毎に1gの液体洗浄剤組成物を吐出するため、表1に示す組成物と該トリガー容器の組み合わせによる泡容比は、すべて約10mL/gであった。
人体の踵より電動角質除去器(Panasonic社製)を用いて一般研究員が美容のために行って採取した踵角質をモデル皮膚とした。外径5mmのNMRチューブ下部より0.2cmの高さまでモデル皮膚を充填し、200μLの液体洗浄剤組成物を加え、1時間後の体積増加率を測定した。これを角質膨潤率として表に示した。角質膨潤率が小さいほど、皮膚刺激性が低いと判断できる。
牛脂と菜種油を9:1の質量比で混合したものを作製し、モデル汚れ(固体脂を含む油汚れのモデル汚れ、以下同様)とした。30mm(横)×80mm(縦)×1mm(厚み)のポリプロピレン試験片の質量を4桁天秤で精秤した(x)。前記ポリプロピレン試験片の両面に、下端から50mmの高さまでモデル汚れを、両面合わせて0.02〜0.03gとなるように均一に塗布したものを作成し、汚れピースとした。同汚れピースの質量を4桁天秤で精秤した(y)。
洗浄率(%)={(y)−(z)}/{(y)−(x)}×100
表2に、本発明の液体洗浄剤組成物の配合例を示す。これらの液体洗浄剤組成物は、泡の状態で、食器や台所周りの硬質物品に付着した食品に由来する固体脂を含む油汚れに接触させた場合に、機械力をかけずとも、洗浄力に優れ、泡の安定性に優れ、また、皮膚に対する刺激の少ないものとなる。
(a)成分
・アルキルエーテル硫酸塩:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム塩、エマール270D、花王(株)製
(b)成分
・アルキルカルボベタイン:ラウリン酸アミドプロピルベタイン、アンヒトール20AB、花王(株)製、一般式(b2)中、R4bが炭素数11のアルキル基、R5bがプロピル基、R6bとR7bがメチル基の化合物
・アルキルスルホベタイン:ラウリルヒドロキシスルホベタイン、アンヒトール20HD、花王(株)製
(c)成分
・グリセリン:和光純薬工業(株)製
・BDG:ジエチレングリコールモノブチルエーテル、BDG−NS、日本乳化剤(株)製
・2EH−GE:グリセリンモノ2−エチルヘキシルエーテル、ペネトール GE−EH、花王(株)製
(d)成分
・塩化マグネシウム:無水塩化マグネシウム、和光純薬工業(株)製
・硫酸銅:硫酸銅(II)5水和物、和光純薬工業(株)製
・硼酸:和光純薬工業(株)製
Claims (13)
- (a)アルキルアリールスルホン酸型界面活性剤、硫酸エステル型界面活性剤、アルカンスルホン酸型界面活性剤、オレフィンスルホン酸型界面活性剤、及びスルホ脂肪酸エステル型界面活性剤から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤〔以下(a)成分という〕、並びに(b)半極性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤〔以下(b)成分という〕を含有し、(a)成分/(b)成分の質量比が0.01以上0.6未満である液体洗浄剤組成物を、泡の状態で、食品に由来する油脂を含有する汚れが付着した食器及び/又は台所周りの硬質物品に接触させる、食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- 前記液体洗浄剤組成物が、(c)炭素数2以上8以下の脂肪アルコール、2価又は3価のアルコール、及び炭素数1以上10以下のアルキル基を有する2価又は3価のアルコールのエーテルから選ばれる溶剤を含有する、請求項1記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- 前記液体洗浄剤組成物が、(d)カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、及びホウ素から選ばれる原子を含む化合物〔(a)成分を除く〕を含有する、請求項1又は2記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- 前記液体洗浄剤組成物が、(a)成分及び(b)成分を合計で0.5質量%以上10質量%以下含有する、請求項1〜3の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- 前記液体洗浄剤組成物の20℃における粘度が10mP・s以下である、請求項1〜4の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- 前記液体洗浄剤組成物を、泡比容が2mL/g以上の泡の状態で食品に由来する油脂を含有する汚れに接触させる、請求項1〜5の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品の洗浄方法。
- (a)アルキルアリールスルホン酸型界面活性剤、硫酸エステル型界面活性剤、アルカンスルホン酸型界面活性剤、オレフィンスルホン酸型界面活性剤、及びスルホ脂肪酸エステル型界面活性剤から選ばれる1種以上の陰イオン界面活性剤〔以下(a)成分という〕、並びに(b)半極性界面活性剤、及び両性界面活性剤から選ばれる1種以上の界面活性剤〔以下(b)成分という〕を含有し、(a)成分/(b)成分の質量比が0.01以上0.6未満である、食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- (c)炭素数2〜8の脂肪アルコール、2価又は3価のアルコール、及び2価又は3価のアルコールの炭素数1以上10以下のアルキルーテルから選ばれる溶剤を含有する、請求項7記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- (d)カルシウム、マグネシウム、亜鉛、銅、及びホウ素から選ばれる原子を含む化合物を含有する、請求項7又は8記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- (a)成分及び(b)成分を合計で0.5質量%以上10質量%以下含有する、請求項7〜9の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- 20℃における粘度が10mP・s以下である、請求項7〜10の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- 泡塗布用である、請求項7〜11の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物。
- 請求項7〜12の何れか1項記載の食器及び/又は台所周りの硬質物品用液体洗浄剤組成物を、泡形成機構を有するスプレイヤーを具備する容器に充填してなる、食器及び/又は台所周りの硬質物品用洗浄剤物品。
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