JP2019104166A - 生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラム - Google Patents

生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を低コストで把握する。【解決手段】ミキサ車10に回転可能に搭載されるミキサドラム20内を撮像可能なカメラ31と、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の撮像画像を表示可能な表示部32と、を備えた携帯端末30を用いてミキサドラム20内の生コンの状態を表示する生コン状態表示方法は、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の第1撮像画像40に対してミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43を重ね合わせて第1合成画像41を生成する第1画像合成ステップと、第1合成画像41を表示部32に表示する第1表示ステップと、を含む。【選択図】図6

Description

本発明は、ミキサ車のミキサドラム内の生コンクリートの状態を表示する生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラムに関するものである。
特許文献1には、モルタルやレディミクストコンクリート等のいわゆる生コンクリートを内容物として積載可能なミキサドラムを備えるミキサ車において、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を推定するスランプ値推定装置が開示されている。このスランプ値推定装置では、ミキサドラムを回転駆動させる油圧モータの駆動油圧に基づいてスランプ値が推定される。
特開2014−4769号公報
しかしながら、特許文献1に記載のスランプ値推定装置によってミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を推定するには、油圧モータの駆動油圧を検出するためのセンサや車両の状態を把握するためのセンサと、これら各種センサから出力された出力値を演算処理する演算装置をミキサ車に組み付ける必要がある。このため、複数のミキサ車のスランプ値を把握するには、これらのセンサ類をすべてのミキサ車に組み付けなければならず、スランプ値を把握するために要する費用が膨大になるおそれがある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を低コストで把握可能とすることを目的とする。
第1の発明は、ミキサ車に回転可能に搭載されるミキサドラム内を撮像可能な撮像部と、撮像部により撮像されたミキサドラム内の撮像画像を表示可能な表示部と、を備えた携帯端末を用いてミキサドラム内の生コンクリートの状態を表示する生コンクリート状態表示方法が、撮像部により撮像されたミキサドラム内の第1撮像画像に対してミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛を重ね合わせて第1合成画像を生成する第1画像合成ステップと、第1合成画像を表示部に表示する第1表示ステップと、を含むことを特徴とする。
第1の発明では、ミキサ車のミキサドラム内を撮像した第1撮像画像に対して、ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛が重ね合わされた第1合成画像が携帯端末の表示部に表示される。このため、携帯端末の表示部に表示された第1合成画像を見るだけで、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を容易に把握することができる。このように、第1の発明では、センサや演算装置を各ミキサ車に新たに組み付ける必要がないため、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を低コストで把握することが可能となる。
第2の発明は、生コンクリート状態表示方法が、撮像部によりミキサドラム内を撮像可能とする撮像ステップをさらに含み、撮像ステップでは、ミキサドラムの回転位置が所定の位置になることをガイドする撮像ガイドが表示部に表示されることを特徴とする。
第2の発明では、撮像部による撮像が可能となった状態において、ミキサドラムの回転位置が所定の位置になることをガイドする撮像ガイドが表示部に表示される。このため、撮像ガイドに合せてミキサドラムを撮影することでミキサドラムの回転位置を毎回同じ位置とすることが可能となる。
第3の発明は、携帯端末が、水平面に対する携帯端末の傾きを検出する傾斜検出部をさらに備え、第1画像合成ステップでは、撮像画像が撮像されたときに傾斜検出部で検出された携帯端末の傾きに基づいて撮像画像を水平状態に補正した補正画像が生成され、補正画像に対してスランプ値目盛が重ね合わせられることを特徴とする。
第3の発明では、携帯端末の傾きに基づいて撮像画像を水平状態に補正した補正画像に対してスランプ値目盛が重ね合わせられる。このため、携帯端末を傾けた状態で撮像が行われても、第1合成画像は水平状態に補正した補正画像に対してスランプ値目盛を重ね合わせて生成されるため、第1合成画像を見ることで、ミキサドラム内のスランプ値を容易に把握することができる。
第4の発明は、スランプ値目盛が、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値に応じて変化するミキサドラム内の生コンクリートの液面の傾きを示す目盛であることを特徴とする。
第4の発明では、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値に応じて、ミキサドラム内の生コンクリートの液面の傾きがどのように変化するかがスランプ値目盛によって示される。このようなスランプ値目盛が第1合成画像に含まれることによって、スランプ値を判定するための判定基準が明確になる。この結果、第1合成画像中のミキサドラム内の生コンクリートの液面の位置とスランプ値目盛とからミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を容易に推定することができる。
第5の発明は、携帯端末が、ミキサドラム内の生コンクリートの積載量を入力可能な入力部をさらに備え、第1画像合成ステップでは、入力部を介して入力された積載量に応じたスランプ値目盛が第1撮像画像に対して重ね合わせられることを特徴とする。
第5の発明では、ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛が第1撮像画像に対して重ね合わせられることで第1合成画像が生成される。このように、ミキサドラム内に積載される積載量に応じてスランプ値を判定するための判定基準であるスランプ値目盛が変更される。このため、生コンクリートの積載量が変更された場合であっても、第1合成画像を見ることによってミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を容易に把握することができる。
第6の発明は、生コンクリート状態表示方法が、撮像部により撮像されたミキサドラム内の第2撮像画像に対して、第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛を重ね合わせて第2合成画像を生成する第2画像合成ステップと、第2合成画像を表示部に表示する第2表示ステップと、をさらに含むことを特徴とする。
第6の発明では、ミキサ車のミキサドラム内を撮像した第2撮像画像に対して、第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛が重ね合わされた第2合成画像が携帯端末の表示部に表示される。このため、携帯端末の表示部に表示された第2合成画像を見ることによってミキサドラム内の生コンクリート量を容易に把握することができる。
第7の発明は、ミキサ車に回転可能に搭載されるミキサドラム内を撮像可能な撮像部と、撮像部により撮像されたミキサドラム内の撮像画像を表示可能な表示部と、を備えた携帯端末を制御し、ミキサドラム内の生コンクリートの状態を表示する生コンクリート状態表示プログラムが、携帯端末に、撮像部により撮像されたミキサドラム内の第1撮像画像に対して、ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛を重ね合わせて第1合成画像を生成する第1画像合成ステップと、第1合成画像を表示部に表示する第1表示ステップと、を実行させることを特徴とする。
第7の発明では、ミキサ車のミキサドラム内を撮像した第1撮像画像に対して、ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛が重ね合わされた第1合成画像が携帯端末の表示部に表示される。このため、携帯端末の表示部に表示された第1合成画像を見るだけで、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を容易に把握することができる。このように、第7の発明では、センサや演算装置を各ミキサ車に新たに組み付ける必要がないため、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を低コストで把握することが可能となる。
第8の発明は、生コンクリート状態表示プログラムが、携帯端末に、撮像部により撮像されたミキサドラム内の第2撮像画像に対して、第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛を重ね合わせて第2合成画像を生成する第2画像合成ステップと、第2合成画像を表示部に表示する第2表示ステップと、をさらに実行させることを特徴とする。
第8の発明では、ミキサ車のミキサドラム内を撮像した第2撮像画像に対して、第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛が重ね合わされた第2合成画像が携帯端末の表示部に表示される。このため、携帯端末の表示部に表示された第2合成画像を見ることによってミキサドラム内の生コンクリート量を容易に把握することができる。
本発明によれば、ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を低コストで把握することができる。
本発明の実施形態に係る生コンクリート状態表示方法によってミキサドラム内の生コンクリートの状態が表示されるミキサ車の側面図である。 図1のII部を拡大して示した拡大図である。 図1に矢印Aで示される方向からミキサドラムの内部を見た図である。 本発明の実施形態に係る生コンクリート状態表示方法に用いられる携帯端末のブロック図である。 図1に矢印Aで示される方向に撮像部が向けられた際の携帯端末の表示部を示す図である。 ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値を示す画像が表示された携帯端末の表示部を示す図である。 本発明の実施形態に係る生コンクリート状態表示方法によって携帯端末にスランプ値を表示する手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る生コンクリート状態表示方法によって携帯端末に生コンクリート量を表示する手順を示すフローチャートである。 ミキサドラム内の生コンクリート量を示す画像が表示された携帯端末の表示部を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について説明する。
まず、図1〜3を参照して、本発明の実施形態に係る生コンクリート状態表示方法によってミキサドラム内の生コンクリートの状態が表示されるミキサ車10の全体構成について説明する。
ミキサ車10は、モルタルやレディミクストコンクリート等のいわゆる生コンクリート(以下、「生コン」と称する。)を運搬する車両である。以下の説明では、ミキサ車10が積載物として生コンを積載する場合について説明する。
図1に示すように、ミキサ車10は、車両の前後方向に延びる架台11と、架台11上に回転自在に搭載されるミキサドラム20と、ミキサドラム20を回転駆動するドラム駆動装置12と、外部から投入される生コンをミキサドラム20内へと導くホッパー13と、ミキサドラム20から排出される生コンを所定位置に誘導するシュート14と、を備える。
ミキサドラム20は、回転軸C1を中心として回転する円筒状容器であり、車両後方側の後端部には生コンの投入と排出とが行われる開口部20aが設けられ、車両前方側の前端部には回転軸C1に沿って外部に向かって延在する駆動軸21が設けられる。ミキサドラム20は、開口部20aが設けられる後端部側が前端部側よりも上方に持ち上げられた状態で架台11に支持される。
ミキサドラム20の駆動軸21は、ドラム駆動装置12内に設けられる油圧モータ(図示省略)にギアボックス(図示省略)を介して連結される。このため、ミキサドラム20は、油圧モータによって正回転方向又は逆回転方向に回転駆動される。なお、ミキサドラム20の駆動軸21は、ギアボックスを介してミキサ車10の走行用エンジン(図示省略)に連結されてもよく、この場合、ミキサドラム20は走行用エンジンによって回転駆動される。また、ミキサドラム20の駆動源としては油圧モータやエンジンに代えて、電動モータが用いられてもよい。
ミキサドラム20の前端部の内側である底部には、図2に示すように、駆動軸21の端部を覆うように円錐状のカバー部材25が設けられる。カバー部材25は、その頂部25aがミキサドラム20内に向かって突出するとともに、その中心軸C2がミキサドラム20の回転軸C1と同軸となるようにミキサドラム20の内壁面に固定される。なお、カバー部材25の中心軸C2とミキサドラム20の回転軸C1とは、厳密に一致している必要はなく、これらは互いにわずかにずれていてもよい。また、カバー部材25の円錐面25bの傾きは頂部25aに向かって一定である必要はなく、頂部25aに向かって徐々に緩やかになっていてもよい。つまり、カバー部材25の頂部25aは尖っている必要はなく、丸みを帯びた形状となっていてもよい。
また、ミキサドラム20内には、一対のブレード22,23がミキサドラム20の内壁面に沿って螺旋状に配設されている。各ブレード22,23は、ミキサドラム20の略中間部分において、車両の前方側に配設される前方ブレード22a,23aと、車両の後方側に配設される後方ブレード22b,23bと、に分割される。各後方ブレード22b,23bは、開口部20aにおいて、ミキサドラム20の内壁面に接合されるとともに、ミキサドラム20の回転軸C1線上に配置された円筒状のシールパイプ24に接合される。
シールパイプ24は、ホッパー13に投入された生コンをミキサドラム20の内部へと円滑に導くために設けられる。シールパイプ24の形状について、図3を参照して説明する。図3は、図1に矢印Aで示される方向からシールパイプ24の内側を通してミキサドラム20の内部を見た図である。なお、図3において中央に図示されるのは、カバー部材25であり、カバー部材25の周囲には、各前方ブレード22a,23aの端部22c,23cがそれぞれ配設される。また、各ブレード22,23は、上述のように、ミキサドラム20の略中間部分において、前方ブレード22a,23aと後方ブレード22b,23bとに分割される。
シールパイプ24は、ホッパー13と摺接可能な筒部24aと、筒部24aからミキサドラム20の内部に向けて延出する一対の延出部24bと、を有する。延出部24bは、それぞれ、略三角形状に形成されており、後方ブレード22b,23bに沿って形成される斜辺24cと、斜辺24cから筒部24aに向かって形成される接続辺24dと、を有する。シールパイプ24は、延出部24bの斜辺24cが後方ブレード22b,23bの内側にそれぞれ溶接接合されることによってミキサドラム20に対して固定される。
ホッパー13は、ミキサ車10の上方から投入される生コンを、シールパイプ24を通じてミキサドラム20内へと導くためにミキサドラム20の開口部20aの上方に配置される。ホッパー13の上部には、ホッパー13の開口を覆うホッパーカバー15がヒンジ15aを介して回動自在に設けられる。一方で、ミキサドラム20の開口部20aの下方には、ミキサドラム20から排出される生コンを所定位置に誘導するシュート14が配置される。
上記構成のミキサ車10において、ミキサドラム20が車両後方から見て左回転である正回転方向に回転駆動されると、ブレード22,23は、ミキサドラム20内の生コンを攪拌しながらミキサドラム20の前方へと移動させる。このようにミキサドラム20を回転させて生コンを攪拌することにより、生コンが分離してしまったり固化してしまったりすることが抑制される。
一方、ミキサドラム20が逆回転方向に回転駆動されると、ブレード22,23は、生コンを攪拌しながらミキサドラム20の後方へと移動させる。このようにミキサドラム20を逆回転させることで、ミキサドラム20の開口部20aから生コンを排出させることができる。ミキサドラム20の開口部20aから排出された生コンは、シュート14を介して所定位置に誘導される。
次に、図4〜6を参酌して、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を表示するために用いられる携帯端末30について説明する。図4は、携帯端末30のブロック図であり、図5は、図1に矢印Aで示される方向からミキサドラム20の内部を撮影する際の携帯端末30の状態を示す図であり、図6は、後述の第1合成画像41が表示された携帯端末30の状態を示す図である。
携帯端末30は、スマートフォンやタブレット等の持ち運び可能な小型の端末であり、ミキサドラム20内を撮像可能な撮像部としてのカメラ31と、カメラ31で撮像された撮像画像としての第1撮像画像40から合成画像としての第1合成画像41を生成可能なコントローラ50と、コントローラ50で生成された第1合成画像41を表示する表示部32と、ミキサドラム20内に積載される生コンの積載量を入力可能な入力部33と、携帯端末30本体の傾きを検出可能な傾斜検出部34と、を備える。なお、携帯端末30は、スマートフォン等に限定されず、上記構成を備えた携帯可能な端末装置であればどのような形態のものであってもよい。また、携帯端末30には、ミキサドラム20内を撮影する際に、携帯端末30がミキサドラム20内に落下することを防止するための図示しないストラップが取り付けられている。
カメラ31は、表示部32が設けられる面とは反対側の面である携帯端末30の背面に設けられる。このため、カメラ31を図1に矢印Aで示される方向に向けることで、表示部32に写しだされた画像を確認しながらミキサドラム20の内部を撮影することが可能である。カメラ31で撮像される第1撮像画像40は、静止画であってもよいし、動画の中から抜き出された一つのフレームを静止画としたものであってもよい。
表示部32は、図5に示すように、カメラ31により撮像される第1撮像画像40の構図を確認するファインダとして機能するとともに、図6に示すように、コントローラ50で生成された第1合成画像41を表示するモニタとして機能する。また、表示部32にはタッチパネルが全面にわたって設けられており、表示部32は、数値や文字を入力することが可能な入力部33としても機能する。
傾斜検出部34は、携帯端末30本体内に設けられた加速度センサやジャイロセンサ等であり、水平面に対する携帯端末30本体の傾きを検出する。具体的には、図5に示すように、携帯端末30が鉛直方向に対して傾いている場合には、水平状態に対する携帯端末30の傾斜度合に相当する値が傾斜検出部34から随時出力される。
コントローラ50は、CPU(中央演算処理装置)、ROM(リードオンリメモリ)、RAM(ランダムアクセスメモリ)、及びI/Oインターフェース(入出力インターフェース)を備えたマイクロコンピュータで構成される。RAMはCPUの処理におけるデータを記憶し、ROMはCPUの制御プログラム等を予め記憶し、I/Oインターフェースは接続された機器との情報の入出力に使用される。コントローラ50は、複数のマイクロコンピュータで構成されていてもよい。
コントローラ50は、図4に示すように、カメラ31によって撮像された第1撮像画像40を取り込んで画像処理し第1合成画像41を生成する画像処理部51と、画像処理部51で第1合成画像41を生成する際に用いられるスランプ値目盛43や画像処理部51で生成された第1合成画像41が記憶される記憶部52と、第1合成画像41からミキサドラム20内の生コンのスランプ値を推定する推定部53と、傾斜検出部34によって検出された検出値に基づいて、水平状態に対する携帯端末30の傾斜度合を判定する傾斜判定部54と、ミキサドラム20の内部を撮影する際に表示部32に撮像ガイド44,45を表示するガイド表示部55と、を有する。なお、画像処理部51,記憶部52,推定部53,傾斜判定部54及びガイド表示部55は、コントローラ50の各機能を、仮想的なユニットとして示したものであり、物理的に存在することを意味するものではない。以下に、これらの機能について説明する。
画像処理部51では、ミキサドラム20の回転軸C1の位置に相当する回転中心としての中心点42(図6参照)の位置が取り込まれた第1撮像画像40から推定され、中心点42を基準として、記憶部52に予め記憶されたスランプ値目盛43が合成される。このように生成された第1合成画像41は、表示部32、推定部53及び記憶部52へと送られる。なお、第1撮像画像40における中心点42の位置は、第1撮像画像40中のカバー部材25の円形状の外縁やブレード22,23の配置、シールパイプ24の斜辺24cの位置といったミキサドラム20を構成する部材の位置に基づいて画像処理により推定される。
また、画像処理部51は、傾斜判定部54において携帯端末30が水平面に対して傾いていえると判定されている場合には、スランプ値目盛43を第1撮像画像40に合成する前に、傾斜判定部54で判定された携帯端末30の傾斜度合に応じて、第1撮像画像40を水平状態に補正した図示しない補正画像を生成する。具体的には、中心点42を中心に、傾斜判定部54で判定された傾斜量だけ第1撮像画像40を傾けることによって水平状態に補正した補正画像を生成し、生成された補正画像に対してスランプ値目盛43を合成する。
記憶部52には、画像処理部51で生成された第1合成画像41が記憶されるとともに、画像処理部51で第1撮像画像40に合成されるスランプ値目盛43が予め記憶されている。スランプ値目盛43は、図6に示すように、スランプ値に応じて変化するミキサドラム20内の生コンの液面の傾きを示した目盛であり、生コンのスランプ値が異なることによって、ミキサドラム20内の生コンの液面の傾きがどのように変化するかを示したものである。
ここで、所定の回転数で回転するミキサドラム20内の生コンの液面は、水平に対してミキサドラム20が回転する方向に傾いており、この傾きの大きさは、スランプ値が小さいほど大きく、スランプ値が大きいほど小さくなる傾向がある。また、ミキサドラム20内に積載されている生コンの積載量に応じて生コンの液面の高さは変化する。このため、スランプ値目盛43は、スランプ値と積載量とによってミキサドラム20内の生コンの液面の傾きがどのように変化するかを予め実験やシミュレーションによって求められた結果に基づいて設定される。
このように設定されたスランプ値目盛43は、スランプ値と積載量と生コンの液面の傾きとの関係を示したマップとして記憶部52に予め記憶される。記憶部52から画像処理部51へは、ミキサドラム20内に積載された生コンの積載量が入力部33を介して入力された積載量であるときのスランプ値と生コンの液面の傾きとの関係がスランプ値目盛43として送られる。なお、スランプ値目盛43の間隔は、図6に示される間隔に限定されるものではなく、任意の間隔で設定可能である。
また、スランプ値目盛43は、ミキサドラム20の回転軸C1の位置を基準に作成される。このため、上述のように、第1撮像画像40の中心点42に合せてスランプ値目盛43を合成することで、あたかもミキサドラム20内にスランプ値目盛43が投影されたかのような画像を生成することができる。
推定部53では、第1合成画像41に表示されたスランプ値目盛43と、第1合成画像41に表示された生コンの液面の位置と、に基づいてミキサドラム20内の生コンのスランプ値が推定される。具体的には、例えば、第1合成画像41上において、第1合成画像41に表示された生コンの液面とカバー部材25との境界線上の任意の点と、この点に隣接する2つの目盛と、の間の距離をそれぞれ算出し、2つの目盛のうち境界線上の任意の点の近くに位置する方の目盛を生コンの推定スランプ値として表示する。生コンの液面とカバー部材25との境界線が2つの目盛の中間に位置する場合は、補間法により生コンの推定スランプ値を算出してもよい。なお、スランプ値は、作業者が表示部32に表示された第1合成画像41を見ることで容易に推定できるため、生コンの液面とカバー部材25との境界線を認識することが難しい場合は、推定部53によるスランプ値の推定は行われなくともよい。
傾斜判定部54では、傾斜検出部34によって検出された検出値に基づいて、水平状態に対する携帯端末30の傾斜度合が判定される。携帯端末30による撮影は、携帯端末30を水平な状態にして行うことが好ましいが、ホッパー13の上方からシールパイプ24の内部を覗き込むようにして撮影する際に携帯端末30を水平な状態に維持することは困難であり、図5に示すように、鉛直方向に対して携帯端末30本体が傾斜する可能性がある。このような携帯端末30の傾斜を補償するために、傾斜判定部54によって判定された携帯端末30の傾斜度合は、画像処理部51及びガイド表示部55へと送られる。
ガイド表示部55は、作業者が携帯端末30によってミキサドラム20の内部を撮影する際に、図5に示されるような、第1撮像ガイド44及び第2撮像ガイド45を表示部32に表示する。第1撮像ガイド44は、第1撮像画像40の中心点42になると予測されるカバー部材25の位置が第1撮像画像40の中心に来るように撮影することを促すものである。第2撮像ガイド45は、ミキサドラム20とともに回転するブレード22,23の位置が所定の位置に来たときに撮影することを促すものである。
ここで、回転中のミキサドラム20内の生コンの液面位置は、生コンを撹拌するブレード22,23の位置が変わることによって多少なりとも変化する。このため、第1撮像画像40に基づいてミキサドラム20内のスランプ値をより正確に把握するには、ブレード22,23の位置が毎回同じ位置にあるときに第1撮像画像40を撮像する必要がある。このような理由から、ガイド表示部55は、撮像時のミキサドラム20の回転位置が毎回同じ位置となるように促す第2撮像ガイド45を表示部32に表示している。
図5に示される第2撮像ガイド45は、第2撮像ガイド45で示される位置に作業者が視認しやすいシールパイプ24の接続辺24dが到達したときに撮影することを促している。つまり、第2撮像ガイド45は、ブレード22,23の位置を所定の位置に直接的にガイドするものではなく、シールパイプ24の接続辺24dの位置を所定の位置にガイドすることでブレード22,23の位置を間接的にガイドしている。このように、ブレード22,23以外のミキサドラム20を構成する部材であって、作業者が視認しやすい部材(本実施形態では、例えばシールパイプ24の接続辺24d)の位置を所定の位置にガイドすることで撮像時のブレード22,23の位置を毎回同じ位置とすることが容易となる。
なお、第2撮像ガイド45は、シールパイプ24の接続辺24dの位置を所定の位置にガイドするものに限定されず、例えば、各前方ブレード22a,23aの端部22c,23cの位置や前方ブレード22a,23aと後方ブレード22b,23bとの境界部の位置が所定の位置に到達したときに撮影することを促すものであってもよい。この場合、シールパイプ24が設けられていないミキサドラム20であってもブレード22,23の位置が毎回同じ位置にきたときに撮影することができる。また、図5に示される例では、第2撮像ガイド45は水平な位置に表示されているが、第2撮像ガイド45の位置はこれに限定されず、鉛直方向に沿った位置であってもよいし、鉛直方向に対して所定の角度を有する位置であってもよい。
また、ガイド表示部55は、傾斜判定部54において携帯端末30の傾斜が判定されている場合には、第1撮像ガイド44を中心として、第2撮像ガイド45を傾斜判定部54で判定された傾斜量だけ変位させる。これにより図5に示すように作業者が携帯端末30を傾けて撮影するような場合であっても、接続辺24dの位置が所定の位置に到達したときに撮影することを促すことができる。
次に、図7のフローチャートを参照して、携帯端末30を用いてミキサドラム20内の生コンのスランプ値を表示する生コンクリート状態表示方法としてのスランプ値表示方法について説明する。
スランプ値表示方法が実行されていない状態において、携帯端末30の表示部32には、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を携帯端末30に表示させる生コンクリート状態表示プログラムとしてのスランプ値表示プログラムを起動させるためのアイコン(不図示)が表示される。このアイコンをタッチすることでスランプ値表示プログラムが起動され携帯端末30によるスランプ値の表示が開始される。つまり、スランプ値表示方法は、アプリケーションソフトウェアとして携帯端末30に予めインストールされている。なお、携帯端末30がスランプ値の表示のみを行う専用機である場合は、携帯端末30の電源をいれることでスランプ値の表示が開始される。
スランプ値表示プログラムが起動されると、まず、ステップS11において、現時点でミキサドラム20内に積載されている生コンの積載量の入力が求められる。例えば、生コン工場にてミキサドラム20内に生コンが投入されてからまだ排出されていない場合は、生コン工場にて計測された生コン投入量が作業者によって携帯端末30の入力部33に入力される。なお、生コンの積載量は、生コン工場にて計測された投入量に限定されず、例えば、ミキサドラム20の重量の変化などから推定される積載量であってもよい。
積載量が入力されるとステップS12に進み、携帯端末30の表示部32には、ガイド表示部55によって、第1撮像ガイド44及び第2撮像ガイド45が表示され、携帯端末30はカメラ31によってミキサドラム20内を撮像可能な状態となる。この状態において、作業者は、表示部32を見ながら、第1撮像ガイド44の内側にカバー部材25が写り、且つ、一定の回転速度で回転するミキサドラム20のシールパイプ24の接続辺24dの位置が、第2撮像ガイド45で示される位置に到達したタイミングで撮影を行う。なお、撮影時のミキサドラム20の回転速度は毎回同じ速度に設定され、例えば、0.8rpm程度の低速撹拌状態とすることが好ましい。また、第2撮像ガイド45で示される位置に接続辺24dが到達したタイミングで撮影することが困難な場合はミキサドラム20の回転を一時的に停止して撮影を行ってもよい。
なお、撮影を行う際に作業者によって携帯端末30が水平面に対して傾けられると、第2撮像ガイド45は、携帯端末30の傾きに応じて第1撮像ガイド44を中心として回転変位する。このため、携帯端末30が傾けられた状態であっても、作業者は、ブレード22,23の位置が所定の位置に来たタイミングで撮影することができる。
続くステップS13では、ステップS11で入力された積載量の生コンが積載された状態におけるミキサドラム20の内部が携帯端末30により撮像された第1撮像画像40が画像処理部51に取り込まれる。画像処理部51は、第1撮像画像40を取り込む際に、傾斜判定部54で判定された傾斜度合を第1撮像画像40に関連付けて取り込む。
ステップS14では、ステップS13において画像処理部51に取り込まれた第1撮像画像40が、第1撮像画像40に関連付けて取り込まれた傾斜度合に基づいて、画像処理部51により上述の方法によって水平状態へと補正され、補正画像に変換される。なお、携帯端末30が傾いていない場合、すなわち、傾斜検出部34により携帯端末30本体の傾きが検出されていない場合には、第1撮像画像40はそのまま補正画像となる。
ステップS15では、画像処理部51により上述の方法によって補正画像にスランプ値目盛43が合成され、第1合成画像41が生成される。合成されるスランプ値目盛43は、ステップS11で入力された積載量に応じた目盛が記憶部52から抽出される。このように画像処理部51によって第1撮像画像40が取り込まれ第1合成画像41が生成される一連の工程が第1画像合成ステップに相当する。
続くステップS16では、画像処理部51で生成された第1合成画像41に基づいて、推定部53により上述の方法によってスランプ値の推定が行われる。
ステップS15で生成された第1合成画像41及びステップS16で推定されたスランプ値は、第1表示ステップとしてのステップS17において、表示部32に表示される。
これらの工程を経て、携帯端末30の表示部32には、図6に示すように、スランプ値目盛43が合成された第1合成画像41及び推定されたスランプ値が表示される。作業者は、このように携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を見るだけで、ミキサ車10のミキサドラム20内のスランプ値を容易に把握することができる。
なお、図6に示すように、表示部32には第1合成画像41とともに、結果を保存するボタンや撮り直しを行うボタン、積載量を変更するボタン等が表示されてもよい。例えば、結果を保存するボタンが操作されると、第1合成画像41及び推定されたスランプ値が記憶部52に保存される。また、撮り直しを行うボタンが操作されると、ステップS12に戻り、再度、撮影可能な状態となり、積載量を変更するボタンが操作されると、ステップS11に戻り、再度、積載量を入力可能な状態となる。また、生コンの液面とカバー部材25との境界線を認識することが難しい場合には推定部53によって明らかに誤ったスランプ値が推定されてしまう。このため、推定スランプ値を、作業者が第1合成画像41を見ることによって推定した値に修正する修正機能を付加してもよい。
上述のスランプ値表示方法により表示または推定されたスランプ値は、ミキサドラム20内の生コン量を表示する生コンクリート状態表示方法としての生コンクリート量表示方法(以下、「生コン量表示方法」と称する。)において用いられる。生コン量表示方法は、スランプ値表示方法と同様に、ミキサドラム20の内部を携帯端末30により撮像することによって行われる。
以下に、図8及び図9を参照し、生コン量表示方法の具体的な手順について説明する。
図8は、生コン量表示方法によって携帯端末30に生コン量を表示する手順を示すフローチャートであり、図9は、生コン量を示す画像が表示された携帯端末30の表示部32を示す図である。
スランプ値表示方法によるスランプ値の表示または推定が終了した状態において、携帯端末30の表示部32には、ミキサドラム20内の生コン量を携帯端末30に表示させる生コンクリート状態表示プログラムとしての生コン量表示プログラムを起動させるためのアイコン(不図示)が表示される。このアイコンをタッチすることで生コン量表示プログラムが起動され携帯端末30による生コン量の表示が開始される。つまり、生コン量表示方法は、スランプ値表示方法と同様に、アプリケーションソフトウェアとして携帯端末30に予めインストールされている。
なお、スランプ値表示プログラムに生コン量表示プログラムを組み込み、携帯端末30によって生コンのスランプ値の表示または推定が終了した段階において、生コン量表示プログラムへ移行する構成としてもよい。この場合、生コン量表示方法は、スランプ値表示方法に引き続いて実行されることになる。
生コン量表示プログラムが起動されると、まず、ステップS21において、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値の入力が求められる。ステップS11では、上述のスランプ値表示方法により表示部32に表示された第1合成画像41から把握されたスランプ値が作業者によって携帯端末30の表示部32に入力される。作業者による入力に代えて、上述のスランプ値表示方法において推定されたスランプ値が初期値として入力されていてもよい。また、上述のスランプ値表示方法が実行されてから時間が経過し、スランプ値が変化しているおそれがある場合には、スランプコーンを用いた既知の方法により測定されたスランプ値が入力されてもよい。
スランプ値が入力されるとステップS22に進み、携帯端末30の表示部32には、ステップS12と同様に、ガイド表示部55によって、第1撮像ガイド44及び第2撮像ガイド45が表示され、携帯端末30はカメラ31によってミキサドラム20内を撮像可能な状態となる。この状態において、作業者は、表示部32を見ながら、第1撮像ガイド44の内側にカバー部材25が写り、且つ、一定の回転速度で回転するミキサドラム20のシールパイプ24の接続辺24dの位置が、第2撮像ガイド45で示される位置に到達したタイミングで撮影を行う。
続くステップS23では、携帯端末30により撮像された撮像画像としての図示しない第2撮像画像が画像処理部51に取り込まれる。画像処理部51は、第2撮像画像を取り込む際に、傾斜判定部54で判定された傾斜度合を第2撮像画像に関連付けて取り込む。
ステップS24では、ステップS23において画像処理部51に取り込まれた第2撮像画像が、関連付けられた傾斜度合に基づいて、ステップS14と同様に、画像処理部51により上述の方法によって水平状態へと補正され、図示しない補正画像に変換される。
ステップS25では、画像処理部51により補正画像に積載量目盛49が合成され、第2合成画像47が生成される。なお、補正画像への積載量目盛49の合成は、補正画像へスランプ値目盛43を合成する手順と同じ手順で行われるため、その説明は省略する。このように画像処理部51によって第2撮像画像が取り込まれ第2合成画像47が生成される一連の工程が第2画像合成ステップに相当する。
積載量目盛49は、ミキサドラム20内の生コン量に応じて変化するミキサドラム20内の生コンの液面の高さを示すものであり、スランプ値目盛43と同様に、ミキサドラム20の回転軸C1の位置を基準に作成されている。このため、第2撮像画像の中心点48に合せて積載量目盛49を合成することで、あたかもミキサドラム20内に積載量目盛49が投影されたかのような画像を生成することができる。
なお、記憶部52には、市場に流通している生コンのスランプ値を含む複数のスランプ値に対応する積載量目盛49がマップ化されて記憶されており、ステップS25で合成される積載量目盛49は、ステップS21で入力されたスランプ値に応じた目盛が記憶部52から抽出される。積載量目盛49の間隔は、図9に示す間隔に限定されるものではなく、任意の間隔で設定可能である。
続くステップS26では、画像処理部51で生成された第2合成画像47に基づいて、推定部53により上述の方法によって生コン量の推定が行われる。具体的には、例えば、第2合成画像47上において、第2合成画像47に表示された生コンの液面とカバー部材25との境界線上の任意の点と、この点に隣接する2つの目盛と、の間の距離をそれぞれ算出し、2つの目盛のうち境界線上の任意の点の近くに位置する方の目盛を生コンの推定量として表示する。生コンの液面とカバー部材25との境界線が2つの目盛の中間に位置する場合は、補間法により生コンの推定量を算出してもよい。なお、生コン量は、作業者が表示部32に表示された第2合成画像47を見ることで容易に推定できるため、生コンの液面とカバー部材25との境界線を認識することが難しい場合は、推定部53による生コン量の推定は行われなくともよい。
ステップS25で生成された第2合成画像47及びステップS26で推定された生コン量は、第2表示ステップとしてのステップS27において、表示部32に表示される。
これらの工程を経て、携帯端末30の表示部32には、図9に示すように、積載量目盛49が合成された第2合成画像47及び推定された生コン量が表示される。作業者は、このように携帯端末30の表示部32に表示された第2合成画像47を見るだけで、ミキサ車10のミキサドラム20内の生コン量を容易に把握することができる。
なお、図9に示すように、表示部32には第2合成画像47とともに、結果を保存するボタンや撮り直しを行うボタン、スランプ値を変更するボタン等が表示されてもよい。例えば、結果を保存するボタンが操作されると、第2合成画像47及び推定された生コン量が記憶部52に保存される。また、撮り直しを行うボタンが操作されると、ステップS22に戻り、再度、撮影可能な状態となり、スランプ値を変更するボタンが操作されると、ステップS21に戻り、再度、スランプ値を入力可能な状態となる。また、生コンの液面とカバー部材25との境界線を認識することが難しい場合には推定部53によって明らかに誤った生コン量が推定されてしまう。このため、推定生コン量を、作業者が第2合成画像47を見ることによって推定した値に修正する修正機能を付加してもよい。
以上の実施形態によれば、以下に示す効果を奏する。
上述の生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラムでは、ミキサ車10のミキサドラム20内を撮像した第1撮像画像40に対して、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43が重ね合わされた第1合成画像41が携帯端末30の表示部32に表示される。このため、携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を見るだけで、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を容易に把握することができる。このように、生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラムでは、センサや演算装置を各ミキサ車10に新たに組み付ける必要がないため、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を低コストで把握することが可能となる。
また、上述の生コンクリート状態表示方法及び生コンクリート状態表示プログラムでは、第1撮像画像40に対してスランプ値目盛43が重ね合わせられることでスランプ値を判定するための判定基準が一目瞭然となる。このため、経験が浅い作業者であっても容易にスランプ値を把握することが可能になるとともに、携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を打設現場の現場監督へ見せたり、第1合成画像41を生コン工場へ送信したりすることでより正確なスランプ値を容易に報告することが可能となる。加えて、作業者の経験の差によってミキサドラム20内の生コンのスランプ値の把握にばらつきが生じることを防止することができる。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果をまとめて説明する。
ミキサ車10に回転可能に搭載されるミキサドラム20内を撮像可能なカメラ31と、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の撮像画像を表示可能な表示部32と、を備えた携帯端末30を用いてミキサドラム20内の生コンのスランプ値を表示する生コンクリート状態表示方法は、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の第1撮像画像40に対して、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43を重ね合わせて第1合成画像41を生成する第1画像合成ステップと、第1合成画像41を表示部32に表示する第1表示ステップと、を含む。
この構成では、ミキサ車10のミキサドラム20内を撮像した第1撮像画像40に対して、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43が重ね合わされた第1合成画像41が携帯端末30の表示部32に表示される。このため、携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を見るだけで、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を容易に把握することができる。このように、この構成では、センサや演算装置を各ミキサ車10に新たに組み付ける必要がないため、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を低コストで把握することが可能となる。
また、この構成では、第1撮像画像40に対してスランプ値目盛43が重ね合わせられることでスランプ値を判定するための判定基準が一目瞭然となる。このため、経験が浅い作業者であっても容易にスランプ値を把握することが可能になるとともに、携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を打設現場の現場監督へ見せたり、第1合成画像41を生コン工場へ送信したりすることでより正確なスランプ値を容易に報告することが可能となる。加えて、作業者の経験の差によってミキサドラム20内の生コンのスランプ値の把握にばらつきが生じることを防止することができる。
また、生コンクリート状態表示方法は、カメラ31によりミキサドラム20内を撮像可能とする撮像ステップをさらに含み、撮像ステップでは、ミキサドラム20の回転位置が所定の位置になることをガイドする撮像ガイド44,45が表示部32に表示される。
この構成では、カメラ31による撮像が可能となった状態において、ミキサドラム20の回転位置が所定の位置になることをガイドする撮像ガイド44,45が表示部32に表示される。このため、撮像ガイド44,45に合せてミキサドラム20を撮影することでミキサドラム20の回転位置を毎回同じ位置とすることが可能となる。このように、撮像条件を毎回同じにすることで、ブレード22,23の位置に応じて生コンの液面位置が変化するといった影響が排除されるため、結果として、スランプ値をより正確に把握することができる。
また、携帯端末30は、水平面に対する携帯端末30の傾きを検出する傾斜検出部34をさらに備え、第1画像合成ステップでは、第1撮像画像40が撮像されたときに傾斜検出部34で検出された携帯端末30の傾きに基づいて第1撮像画像40を水平状態に補正した補正画像が生成され、補正画像に対してスランプ値目盛43が重ね合わせられる。
この構成では、携帯端末30の傾きに基づいて第1撮像画像40を水平状態に補正した補正画像に対してスランプ値目盛43が重ね合わせられる。このため、携帯端末30を傾けた状態で撮像が行われても、第1合成画像41は水平状態に補正した補正画像に対してスランプ値目盛43を重ね合わせて生成されるため、第1合成画像41を見ることで、ミキサドラム20内のスランプ値を容易に把握することができる。
また、スランプ値目盛43は、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値に応じて変化するミキサドラム20内の生コンの液面の傾きを示す目盛である。
この構成では、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値に応じて、ミキサドラム20内の生コンの液面の傾きがどのように変化するかがスランプ値目盛43によって示される。このようなスランプ値目盛43が第1合成画像41に含まれることによって、スランプ値を判定するための判定基準が明確になる。この結果、経験が浅い作業者であっても第1合成画像41中のミキサドラム20内の生コンの液面の位置とスランプ値目盛43とからミキサドラム20内の生コンのスランプ値を容易に推定することができる。
また、携帯端末30は、ミキサドラム20内の生コンの積載量を入力可能な入力部33をさらに備え、第1画像合成ステップでは、入力部33を介して入力された積載量に応じたスランプ値目盛43が第1撮像画像40に対して重ね合わせられる。
ミキサドラム20内の生コンの液面の位置は積載量に応じて変化するが、この構成では、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43が第1撮像画像40に対して重ね合わせられることで第1合成画像41が生成される。このように、ミキサドラム20内に積載される積載量に応じてスランプ値を判定するための判定基準であるスランプ値目盛43が変更される。このため、生コンの積載量が変更された場合であっても、第1合成画像41を見ることによってミキサドラム20内の生コンのスランプ値を容易に把握することができる。
また、生コンクリート状態表示方法は、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の第2撮像画像に対して、第1合成画像41から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛49を重ね合わせて第2合成画像47を生成する第2画像合成ステップと、第2合成画像47を表示部32に表示する第2表示ステップと、をさらに含む。
この構成では、ミキサ車10のミキサドラム20内を撮像した第2撮像画像に対して、第1合成画像41から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛49が重ね合わされた第2合成画像47が携帯端末30の表示部32に表示される。このため、携帯端末30の表示部32に表示された第2合成画像47を見ることによりミキサドラム20内の生コン量を容易に把握することができる。
また、ミキサ車10に回転可能に搭載されるミキサドラム20内を撮像可能なカメラ31と、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の撮像画像を表示可能な表示部32と、を備えた携帯端末30を制御し、ミキサドラム20内の生コンの状態を表示する生コンクリート状態表示プログラムは、携帯端末30に、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の第1撮像画像40に対して、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43を重ね合わせて第1合成画像41を生成する第1画像合成ステップと、第1合成画像41を表示部32に表示する第1表示ステップと、を実行させる。
この構成では、ミキサ車10のミキサドラム20内を撮像した第1撮像画像40に対して、ミキサドラム20内の生コンの積載量に応じたスランプ値目盛43が重ね合わされた第1合成画像41が携帯端末30の表示部32に表示される。このため、携帯端末30の表示部32に表示された第1合成画像41を見るだけで、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を容易に把握することができる。このように、この構成では、センサや演算装置を各ミキサ車10に新たに組み付ける必要がないため、ミキサドラム20内の生コンのスランプ値を低コストで把握することが可能となる。
また、生コンクリート状態表示プログラムは、携帯端末30に、カメラ31により撮像されたミキサドラム20内の第2撮像画像に対して、第1合成画像41から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛49を重ね合わせて第2合成画像47を生成する第2画像合成ステップと、第2合成画像47を表示部32に表示する第2表示ステップと、をさらに実行させる。
この構成では、ミキサ車10のミキサドラム20内を撮像した第2撮像画像に対して、第1合成画像41から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛49が重ね合わされた第2合成画像47が携帯端末30の表示部32に表示される。このため、携帯端末30の表示部32に表示された第2合成画像47を見ることによりミキサドラム20内の生コン量を容易に把握することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
10・・・ミキサ車、20・・・ミキサドラム、22,23・・・ブレード、24・・・シールパイプ、25・・・カバー部材、30・・・携帯端末、31・・・カメラ(撮像部)、32・・・表示部、33・・・入力部、34・・・傾斜検出部、40・・・第1撮像画像(撮像画像)、41・・・第1合成画像、42・・・中心点(回転中心)、43・・・スランプ値目盛、44・・・第1撮像ガイド(撮像ガイド)、45・・・第2撮像ガイド(撮像ガイド)、47・・・第2合成画像、50・・・コントローラ、51・・・画像処理部、52・・・記憶部、53・・・推定部、54・・・傾斜判定部、55・・・ガイド表示部

Claims (8)

  1. ミキサ車に回転可能に搭載されるミキサドラム内を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の撮像画像を表示可能な表示部と、を備えた携帯端末を用いて前記ミキサドラム内の生コンクリートの状態を表示する生コンクリート状態表示方法であって、
    前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の第1撮像画像に対して、前記ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛を重ね合わせて第1合成画像を生成する第1画像合成ステップと、
    前記第1合成画像を前記表示部に表示する第1表示ステップと、
    を含むことを特徴とする生コンクリート状態表示方法。
  2. 前記撮像部により前記ミキサドラム内を撮像可能とする撮像ステップをさらに含み、
    前記撮像ステップでは、前記ミキサドラムの回転位置が所定の位置になることをガイドする撮像ガイドが前記表示部に表示されることを特徴とする請求項1に記載の生コンクリート状態表示方法。
  3. 前記携帯端末は、水平面に対する前記携帯端末の傾きを検出する傾斜検出部をさらに備え、
    前記第1画像合成ステップでは、前記第1撮像画像が撮像されたときに前記傾斜検出部で検出された前記携帯端末の傾きに基づいて前記第1撮像画像を水平状態に補正した補正画像が生成され、前記補正画像に対して前記スランプ値目盛が重ね合わせられることを特徴とする請求項1または2に記載の生コンクリート状態表示方法。
  4. 前記スランプ値目盛は、前記ミキサドラム内の生コンクリートのスランプ値に応じて変化する前記ミキサドラム内の生コンクリートの液面の傾きを示す目盛であることを特徴とする請求項1から3の何れか1つに記載の生コンクリート状態表示方法。
  5. 前記携帯端末は、前記ミキサドラム内の生コンクリートの前記積載量を入力可能な入力部をさらに備え、
    前記第1画像合成ステップでは、前記入力部を介して入力された前記積載量に応じた前記スランプ値目盛が前記第1撮像画像に対して重ね合わせられることを特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載の生コンクリート状態表示方法。
  6. 前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の第2撮像画像に対して、前記第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛を重ね合わせて第2合成画像を生成する第2画像合成ステップと、
    前記第2合成画像を前記表示部に表示する第2表示ステップと、
    をさらに含むことを特徴とする請求項1から5の何れか1つに記載の生コンクリート状態表示方法。
  7. ミキサ車に回転可能に搭載されるミキサドラム内を撮像可能な撮像部と、前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の撮像画像を表示可能な表示部と、を備えた携帯端末を制御し、前記ミキサドラム内の生コンクリートの状態を表示する生コンクリート状態表示プログラムであって、
    前記携帯端末に、
    前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の第1撮像画像に対して、前記ミキサドラム内の生コンクリートの積載量に応じたスランプ値目盛を重ね合わせて第1合成画像を生成する第1画像合成ステップと、
    前記第1合成画像を前記表示部に表示する第1表示ステップと、を実行させることを特徴とする生コンクリート状態表示プログラム。
  8. 前記携帯端末に、
    前記撮像部により撮像された前記ミキサドラム内の第2撮像画像に対して、前記第1合成画像から推定されるスランプ値に応じた積載量目盛を重ね合わせて第2合成画像を生成する第2画像合成ステップと、
    前記第2合成画像を前記表示部に表示する第2表示ステップと、をさらに実行させることを特徴とする請求項7に記載の生コンクリート状態表示プログラム。
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