JP2019103394A - 液体供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 液体を液体貯留容器から植栽媒体などへ供給するための従来の液体供給装置においては、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手が必ずしもよくない。【解決手段】 下側端面が貯水容器14の水200に浸漬され、水200の水柱201で満たされる空洞体110と、空洞体110の途中に設けられている、外部から空洞体110へ水200を注入するための水注入機構120と、一端部が空洞体110の上側端面へ接続され、他端部が、浸透湿潤を必要とする、植物を育成するための土300へ接続される水浸透部材130と、を備え、水200は、空洞体110および水浸透部材130を通って、貯水容器14から土300へ供給される水移動媒介装置100である。【選択図】 図1

Description

本発明は、液体を液体貯留容器から植栽媒体などへ供給するための液体供給装置に関する。
たとえば、水を水タンクから土へ供給するための自動給水植木鉢が、知られている(たとえば、特許文献1参照)。
このような自動給水植木鉢は、鉢内に於いて土と接触して下垂方向、適宜箇所に給水クロスを設置すると共に、給水クロスに給水体の一端を連結自在とし、給水体他端は鉢外に設置する水タンクに浸漬する液体供給装置である。
特開2008−154564号公報
しかしながら、液体を液体貯留容器から植栽媒体などへ供給するための上述された従来の液体供給装置においては、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手が必ずしもよくない。
本発明は、上述された従来の課題を考慮し、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手を向上することができる液体供給装置を提供することを目的とする。
第1の本発明は、下側端面が液体貯留容器の液体に浸漬され、前記液体の液体柱で満たされるパイプ状空洞体と、
前記パイプ状空洞体の途中に設けられている、外部から前記パイプ状空洞体へ前記液体を注入するための液体注入機構と、
一端部が前記パイプ状空洞体の上側端面へ接続され、他端部が浸透湿潤を必要とする部材媒体へ接続される液体浸透部材と、
を備え、
前記液体は、前記パイプ状空洞体および前記液体浸透部材を通って、前記液体貯留容器から前記部材媒体へ供給されることを特徴とする液体供給装置である。
第2の本発明は、前記部材媒体は、植物を育成するための植栽媒体であり、
前記液体浸透部材の上側部分は、チューブで被覆されており、
前記液体浸透部材の下側部分は、前記植栽媒体と接触させられるように露出していることを特徴とする第1の本発明の液体供給装置である。
第3の本発明は、前記液体注入機構は、
前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
前記開口に取付けられた取外し可能キャップと、
を有することを特徴とする第1または第2の本発明の液体供給装置である。
第4の本発明は、前記液体注入機構は、
前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
前記パイプ状空洞体が前記液体柱で満たされるように前記液体貯留容器の前記液体を吸上げる、前記開口に取付けられた手動式ポンプと、
を有することを特徴とする第1または第2の本発明の液体供給装置である。
第5の本発明は、前記液体注入機構は、
前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
外部から押されると開き、押されないと閉じる、前記開口に取付けられた一方向バルブと、
を有することを特徴とする第1または第2の本発明の液体供給装置である。
本発明により、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手を向上することが可能な液体供給装置を提供することができる。
本発明における実施の形態の水移動媒介装置の模式的な断面図 本発明における実施の形態の水移動媒介装置の水注入機構近傍の模式的な部分断面図 本発明における変形例の実施の形態(その一)の水移動媒介装置の水注入機構近傍の模式的な部分断面図 本発明における変形例の実施の形態(その二)の水移動媒介装置の水注入機構近傍の模式的な部分断面図 本発明における実施の形態の水移動媒介装置の模式的な正面図 本発明における変形例の実施の形態(その三)の健康分子発散装置の模式的な斜視図 本発明における変形例の実施の形態(その四)の健康分子発散装置の模式的な斜視図
以下、図面を参照しながら、本発明における実施の形態について詳細に説明する。
はじめに、図1および2を参照しながら、本実施の形態の水移動媒介装置100について具体的に説明する。
ここに、図1は本発明における実施の形態の水移動媒介装置100の模式的な断面図であり、図2は本発明における実施の形態の水移動媒介装置100の水注入機構120近傍の模式的な部分断面図である。
本発明者は、山里などにおける自然の植物が一年を通じて土に残っている水で生育しているように、プランターまたは鉢などへ水をより自然に移動させる育成植物への水供給が望ましいと考えている。
水の本来の性質を利用して、植物が育成されている土300へあらゆる方向から無駄なく水湿潤効果を発揮するために、たとえば、土300の側部および下部に空洞体110を設置し、特に人工的に加圧することなく、水200が土300などの吸水条件に応じて供給される水移動媒介装置100は、このような望ましい水供給を実現する。
水移動媒介装置100においては、水200は自然に土300へ移行するので、単純に毛細管現象を利用する底面または側面からの水供給における、衛生的な問題、水が蒸発する問題、および水の移行における支障が素焼き部の小さな破損などに起因して発生する問題はほとんど発生しない。
したがって、水移動媒介装置100によれば、使い勝手が向上されるのみならず、山里などの自然条件が人工的な加圧なく衛生的に再現される。そして、たとえば、挿し木などで緑の植物を増殖する、種子の発芽を促す、および草木盆栽または苔玉への給水などにおける心理的な癒し効果を発揮することにより、誰でも好ましい自然条件を手軽に経験することができる。
空洞体110は、下側端面が貯水容器14の水200に浸漬され、水200の水柱201で満たされる空洞体である。
水注入機構120は、空洞体110の途中に設けられている、外部から空洞体110へ水200を注入するための機構である。
本実施の形態においては、水注入機構120は、空洞体110の途中に設けられた開口121と、開口121に取付けられた密閉キャップ1と、を有する。
もしも水注入機構120がなければ、装置へ水を注入する作業はかなり面倒である。これは、空洞体110を水柱201で満たすために、たとえば、水移動媒介装置100の本体から取外された空洞体110の全体を水槽の水に浸漬させる面倒な作業が要求されるからである。すなわち、水注入機構120があるので、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手が向上される。
水浸透部材130は、一端部が空洞体110の上側端面へ接続され、他端部が、浸透湿潤を必要とする、植物を育成するための土300へ接続される部材である。
水浸透部材130の上側部分は、パイプ6で被覆されている。
水浸透部材130の下側部分は、土300と接触させられるように露出している。
水200は、空洞体110および水浸透部材130を通って、貯水容器14から土300へ供給される。
水移動媒介装置100は、土300などへの確実な自然湿潤をより衛生的に実現する液体拡潤の必要性を感じた本発明者の思想に基づいている。
したがって、水移動媒介装置100による水移動は、従来の水耕栽培による方法、電動式の人工加圧機構などにより水を供給する方法、毛細管現象を利用する底面吸水による方法、または毛細管現象に適合した素材でペットボトルなどから鉢などのような栽培容器へ直接的に水の橋渡しする方法、または素焼き容器へ直接的に水を貯留して土などのような植栽媒体へ浸透させる方法による水移動と大きく異なる。
すなわち、本実施の形態においては、空洞体110で水柱201を形成し、水柱201のもっとも高い頂点近傍の一部分に空洞体110の枝部を作成する。そして、水浸透部材130の結節部を意図的に形成することにより、水柱201への空気の流入を防ぎ、毛細管現象である吸湿現象により、水200が水浸透部材130の系統全体および土300へ拡がってゆく原理を利用する。これにより、外気圧に影響され得る長く高い水柱201による水200の移行を図ることができる。
水200の自然な移行が行われるので、毛細管現象のみで水を移行させる場合における長い水移行時間は不要であり、水200はほとんど蒸発しない。そして、水200が直接的に空気に触れる部分は小さいので、衛生的な問題は発生しにくい。さらに、素焼きなどの貯水容器における罅または破損などに起因した水漏れも、発生しにくい。
水200は本発明の液体の一例であり、水柱201は本発明の液体柱の一例であり、土300は本発明の植栽媒体の一例である。
水移動媒介装置100は、本発明の液体供給装置の一例である。空洞体110は本発明のパイプ状空洞体の一例であり、水注入機構120は本発明の液体注入機構の一例であり、水浸透部材130は本発明の液体浸透部材の一例である。
貯水容器14は、本発明の液体貯留容器の一例である。
パイプ6は、本発明のチューブの一例である。
開口121は本発明の開口の一例であり、密閉キャップ1は本発明の取外し可能キャップの一例である。
空洞体110は、パイプ2および11などを有する。パイプ2および11は、通常は比較的に堅固なパイプであるが、柔軟なパイプであってもよい。
パイプ11には、パイプ11から貯水容器14への水200の逆流を防止するための逆止弁12が取付けられている。
貯水容器14の水200に浸漬されるパイプ11の下側端面には、貯水容器14からパイプ11へのごみを除去するためのごみ除去フィルター13が取付けられている。
密閉接続用具5aは、パイプ2の下側端面と、パイプ11の上側端面と、を接続するための用具である。
パイプ2の途中には、開口121とともに、開口121の下方における水注入レベルを示すための水注入レベル目印4が設けられている。
水浸透部材130は、湿潤体3、7および9などを有する。湿潤体3および7は、通常は柔軟な湿潤体である。湿潤体9は、通常は素焼きなどの比較的に堅固な湿潤体であるが、設置しやすい形状が得られるように、フェルトなどの柔軟な湿潤体であってもよい。
密閉接続用具5bは、湿潤体3が挿入されているパイプ2の上側端面と、パイプ6で被覆された湿潤体7の上側部分と、を接続するための用具である。
パイプ6は、通常は比較的に堅固なパイプであるが、柔軟なパイプであってもよい。
止めネジ10は、接続カバー8で被覆されている、湿潤体7の下側部分と、湿潤体9の上側部分と、を止めるためのネジである。
湿潤体9の下側部分は、土300と接触させられるように露出している。
たとえば、湿潤体3および7は一体的に構成されていてもよいし、湿潤体7および9ならびに接続カバー8は一体的に構成されていてもよい。
水移動媒介装置100の形状には、さまざまな変形例が考えられる。通常は、水移動媒介装置100は、植物育成用の鉢301の側面および底面へ隣接するように設置される。パイプ11の下側端面などが水200に浸漬され、水柱201がパイプ2などの空洞に形成されるように工夫することが重要である。
水200が充分に貯水容器14へ注がれ、パイプ11の下側端面に取付けられたごみ除去フィルター13が水200に浸漬される。そして、密閉キャップ1が開けられ、水注入レベル目印4までの水注入が開口121から行われる。水面レベルが水注入レベル目印4を超えると、逆止弁12が取付けられているとはいえ、空洞体110が確実に水柱201で満たされるように、密閉キャップ1は速やかに閉じられることが望ましい。
パイプ2の上側端面に挿入されている柔軟な湿潤体3は水柱201と接しているので、水200は空洞体110から水浸透部材130へ拡がり、湿潤体3からの空気混入はほとんど発生しない。そして、水200は柔軟な湿潤体3および7を通って湿潤体9へと拡散され、土300は水の移行浸透の結果として湿潤する。土300は人工的な加圧なく自然に湿潤するので、水200は、鉢301の植物体の根から吸収されたり土300の表面において蒸散したりすると、上述された水経路を通じて貯水容器14から補充される。湿潤体3からの空気混入が発生しても、密閉キャップ1が開けられて、水注入が再び開口121から行われると、水注入レベル目印4の水位レベルは直ちに回復され維持される。フレキシブルなチューブなどのようなパイプ6が利用される構成においては、さまざまな方向からの土300への水移行が実現される。
つぎに、図1および2を参照しながら、本実施の形態の水移動媒介装置100についてより具体的に説明する。
空洞体110はパイプ2および11などのような空洞体であり、水柱201は水200で形成される。もちろん、アルコールなどのような液体が水200の代わりに利用される変形例の実施の形態も、考えられる。
パイプ2は最も高い頂点である開口121の下方から枝状に形成されており、柔軟な湿潤体3を硬く詰込んで挿入することにより、空気から隔絶された密閉空間の端部としての一種の結節部がパイプ2の上側端面に形成されている。湿潤体3が水200と接触するパイプ2の上側端面では水200が湿潤体3に吸収され、パイプ2と湿潤体3との間の隙間が湿潤体3に吸収された水200で満たされるので、逆流的な湿潤体3からの空気混入は抑制される。したがって、空気はパイプ2の上側端面からほとんど流入せず、水柱201は一連の水塊として形成され、水200は自然に湿潤体3、7および9へ浸透する。
水柱201の高さは外気圧に影響され得るが、外気圧とのバランスが保たれている環境においては、湿潤体3からの空気混入はほとんど発生せず、水柱201と反対側にある湿潤体3、7および9を介して土300において消費される水200は水柱201から自然に補充される。
土300と接触させられる湿潤体9は、さまざまな形状を有する、素焼きなどの固体湿潤体またはフェルトなどを配置することにより形成されており、水200の移行が図られる。湿潤体9が柔軟な湿潤体7と分離しないように、止めネジ10による素焼きなどの固体湿潤体の一体化処理が行われてもよいし、フェルト密着処理などが行われてもよい。
水柱201と湿潤体3との一体性が確保されるように、水浸透部材130の部材形状および部材配置は選択され、パイプまたはチューブによる空洞体110との密着接続により、空気混入のみならず水200の蒸発なども抑制される。
したがって、湿潤体3を通った水200は、パイプ6で被覆された柔軟な湿潤体7を湿潤させながら拡散し、湿潤体9を通り、水充当要求に応じて土300を湿潤させながら拡散する。
貯水容器14は、鉢301またはプランターなどのような栽培容器としての植物育成器に馴染む、たとえば、岩山形状のような自然な形状を有する付随的な貯水槽である。貯水容器14の上縁部の高さが鉢301の上縁部の高さとほぼ同じであると、美観は向上される。
つぎに、図1および2を参照しながら、本実施の形態の水移動媒介装置100についてさらにより具体的に説明する。
水過剰供給を惹起しやすい水200の加圧を防ぐために、貯水容器14が、土300の上方に位置しないように、植物育成用の鉢301の底面または側面へ隣接するように設置される自然な配置が、適当である。しかしながら、圧力調整が行われるのであれば、貯水容器14は土300の上方に位置してもよい。
湿潤体3および7はマジックペンの芯などのような柔軟な素材であり、素焼きなどの固体湿潤体またはフェルトなどを配置することにより形成されている湿潤体9は、水200と土300との接触状態が良好であるように、境界面を形成している。そして、密閉された空洞体110は水柱201で満たされるので、土300への水200の移行は自然に行われる。さらに、芯素体である湿潤体3は、パイプ2の結節部として、密閉接続用具5bにより締付けで固定されているので、湿潤体3からの空気混入はほとんど発生せず、一連の水塊として形成された水柱201は分離することなく維持される。したがって、水200の水分子は土300へ拡散し、自然な湿潤状態が実現されるので、水200が植物などの根または挿し木の土接触部から吸収されると、土300の全体において必要である量の水200が貯水容器14から土300へ移行する。
水移動媒介装置100は、コンパクトであり、使い勝手が極めてよい。密閉キャップ1が開けられ、水注入が開口121から行われた後に、密閉キャップ1が再び閉じられると、貯水容器14から土300への自然な水移行がスムーズに進行する。水200は空洞体110を通って移行するので、衛生的な問題も、水200が外へ漏出する問題もほとんど発生しない。
簡易であるが効果的である逆止弁12が取付けられているので、このような水注入時にも、パイプ11から貯水容器14への逆流のような水200の流れの発生は抑制される。
芯素体である湿潤体3によるパイプ2の結節部があるので、水柱201は途切れず、空気が混入しにくい。
水200は、人工的な操作なく、柔軟な湿潤体3および7を直接的に通り、素焼きなどの固体湿潤体またはフェルトなどの湿潤体9を介して土300へ順番に移行し、植物の根などにより吸収される。湿潤体9が少し破損しても、水200の湿潤拡散は停止しないので、水移行停止の恐れはほとんどない。
湿潤体3および7ならびにパイプ11が柔軟であり変形可能である構成においては、たとえば、芯素体である湿潤体3による結節部から伸びる可変パイプを配索することにより、水平方向または鉛直方向からの水移行が実現される。
湿潤体9がフレキシブルである構成においては、湿潤体9は土300との接触曲面において特殊な形状を有してもよく、土300との接触位置は任意に変更可能である。土300との接触曲面におけるこのような形状については、さまざまな変形例が考えられる。湿潤体9を状況に応じて土300へ固定するための形式についても、さまざまな発展型への進化および展開が期待される。
水移動媒介装置100の全体を一貫的に製造することにより、装置サイズの伸縮のようなコンパクト性およびデザイン性の追求のみならず、大量生産による価格コスト低減も実現される。
なお、図3に示されているように、水注入機構120は、空洞体110が水柱201で満たされるように貯水容器14の水200を吸上げる、開口121に取付けられた手動式ポンプ122を有してもよい。
ここに、図3は、本発明における変形例の実施の形態(その一)の水移動媒介装置100の水注入機構120近傍の模式的な部分断面図である。
手動式ポンプ122は、本発明の手動式ポンプの一例である。
空気抜きバルブ123は、内部から押されると開き、押されないと閉じるバルブである。したがって、手動式ポンプ122が圧縮されると、空気抜きバルブ123は矢印Xで示された向きに開いて空気抜きが行われ、手動式ポンプ122が伸長されると、空気抜きバルブ123は閉じて水200の吸上げが行われる。
変形例の実施の形態(その一)においては、密閉キャップ1は利用されない構成が採用されてもよいし、手動式ポンプ122を取外すことにより取付けられる密閉キャップ1も併せて利用される構成が採用されてもよい。
また、図4に示されているように、水注入機構120は、外部から押されると開き、押されないと閉じる、開口121に取付けられた一方向バルブ124を有してもよい。
ここに、図4は、本発明における変形例の実施の形態(その二)の水移動媒介装置100の水注入機構120近傍の模式的な部分断面図である。
一方向バルブ124は、本発明の一方向バルブの一例である。
水注入漏斗125が開口121へ突刺されると、一方向バルブ124は開いて水注入が行われ、水注入漏斗125が開口121から引抜かれると、一方向バルブ124は矢印Yで示された向きに閉じる。
変形例の実施の形態(その二)においては、一方向バルブ124の密閉性能がトーションスプリングの装着などにより十分であれば、密閉キャップ1は利用されない構成が採用されてもよいし、一方向バルブ124の密閉性能が十分でなければ、密閉キャップ1も併せて利用される構成が採用されてもよい。
上述された実施の形態においては、本発明における実施の形態の水移動媒介装置100の模式的な正面図である図5に示されているように、本発明の部材媒体は植物を育成するための土300である。
しかしながら、本発明における変形例の実施の形態(その三および四)の健康分子発散装置101の模式的な斜視図である図6および7に示されているように、本発明の部材媒体は蒸散拡散素材141であってもよい。
健康分子発散装置101は、本発明の液体供給装置の一例である。
図6に示されている健康分子発散装置101は、本発明の液体の一例である、フィトンチッド液のような液体142を利用して健康分子を発散させることができ、固定台脚143、固定台中心幹体144、パイプのようなポンプ操作液体帰路チューブ145、および逆止弁146などを有する。もちろん、液体142の液体貯留容器である液体瓶は、固定台中心幹体144の下方にある、固定台脚143の内部空間に収納されるように設置されてもよい。
図7に示されている健康分子発散装置101は、本発明の液体の一例である、花、ハーブまたはヒノキなどの精油液のような液体147を利用して健康分子を発散させることができ、液体瓶収納機能付き固定台148などを有する。
何れにせよ、蒸散拡散素材141は、土300と同様に、毛細管現象を利用することができる構造を有する。
本発明における液体供給装置は、装置へ水を注入する作業に関する使い勝手を向上することができ、たとえば、液体を液体貯留容器から植栽媒体などへ供給するための液体供給装置に利用する目的に有用である。
1 密閉キャップ
2 パイプ
3 湿潤体
4 水注入レベル目印
5a、5b 密閉接続用具
6 パイプ
7 湿潤体
8 接続カバー
9 湿潤体
10 止めネジ
11 パイプ
12 逆止弁
13 ごみ除去フィルター
14 貯水容器
100 水移動媒介装置
101 健康分子発散装置
110 空洞体
120 水注入機構
121 開口
122 手動式ポンプ
123 空気抜きバルブ
124 一方向バルブ
125 水注入漏斗
130 水浸透部材
141 蒸散拡散素材
142 液体
143 固定台脚
144 固定台中心幹体
145 ポンプ操作液体帰路チューブ
146 逆止弁
147 液体
148 液体瓶収納機能付き固定台
200 水
201 水柱
300 土
301 鉢

Claims (5)

  1. 下側端面が液体貯留容器の液体に浸漬され、前記液体の液体柱で満たされるパイプ状空洞体と、
    前記パイプ状空洞体の途中に設けられている、外部から前記パイプ状空洞体へ前記液体を注入するための液体注入機構と、
    一端部が前記パイプ状空洞体の上側端面へ接続され、他端部が浸透湿潤を必要とする部材媒体へ接続される液体浸透部材と、
    を備え、
    前記液体は、前記パイプ状空洞体および前記液体浸透部材を通って、前記液体貯留容器から前記部材媒体へ供給されることを特徴とする液体供給装置。
  2. 前記部材媒体は、植物を育成するための植栽媒体であり、
    前記液体浸透部材の上側部分は、チューブで被覆されており、
    前記液体浸透部材の下側部分は、前記植栽媒体と接触させられるように露出していることを特徴とする請求項1に記載の液体供給装置。
  3. 前記液体注入機構は、
    前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
    前記開口に取付けられた取外し可能キャップと、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の液体供給装置。
  4. 前記液体注入機構は、
    前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
    前記パイプ状空洞体が前記液体柱で満たされるように前記液体貯留容器の前記液体を吸上げる、前記開口に取付けられた手動式ポンプと、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の液体供給装置。
  5. 前記液体注入機構は、
    前記パイプ状空洞体の前記途中に設けられた開口と、
    外部から押されると開き、押されないと閉じる、前記開口に取付けられた一方向バルブと、
    を有することを特徴とする請求項1または2に記載の液体供給装置。
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