JP2019101999A - プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末 - Google Patents

プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末 Download PDF

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Abstract

【課題】通信を許可する相手を登録する場合に、ユーザがより安心して相手を登録できる技術を提供すること。【解決手段】情報処理端末に、第2ユーザを第1ユーザと通信可能なユーザとして登録するために、前記第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を前記第1ユーザから受け付けるステップと、選択された前記グループに応じた情報を、前記第2ユーザに対して送信するステップと、を実行させる。【選択図】図2

Description

本開示は、プログラム、情報処理方法、及び情報処理端末に関する。
従来、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS:Social Networking Service)等において、知り合い、友だち(友達)等として、自身が通信を許可する相手を登録すると、登録した相手とインスタントメッセージ等の送受信を行える技術が知られている(例えば、特許文献1を参照)。相手を登録する場合、例えば、相手からの友だち申請に対して承認したり、自身の携帯電話の電話帳に登録されている相手ユーザの電話番号を用いて登録したり、自身を知り合いとして登録している相手ユーザの一覧を用いて登録したりすることができる。
特開2014−63526号公報
しかしながら、従来技術では、自身が通信を許可する相手を登録する場合、当該相手の表示名やアイコン等が表示されていても、当該相手が自身の知り合いであるか否か不明である場合がある。
本開示は、上記問題に鑑みてなされたものであり、通信を許可する相手を登録する場合に、ユーザがより安心して相手を登録できる技術を提供することを目的とする。
本開示の一実施形態に係るプログラムは、情報処理端末に、第2ユーザを第1ユーザと通信可能なユーザとして登録するために、前記第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を前記第1ユーザから受け付けるステップと、選択された前記グループに応じた情報を、前記第2ユーザに対して送信するステップと、を実行させる。
実施形態に係る通信システムの構成を示す図である。 実施形態に係る通信システムの処理の一例を示すシーケンス図である。 グループ毎の表示名及びアイコンを設定する設定画面の一例を示す図である。 グループ毎の表示名及びアイコンの設定の一例について説明する図である。 友だちとして登録されたことの通知の表示画面の一例を示す図である。 友だちとして登録を開始する表示画面の一例を示す図である。 グループの一覧の表示画面の一例を示す図である。 グループに応じた行動の一覧の表示画面の一例を示す図である。 認証される側のトークルーム画面の一例を示す図である。 認証する側のトークルーム画面の一例を示す図である。
<通信の秘密の遵守>
本明細書に記載の開示を実施する場合は、通信の秘密に係る法的事項を遵守の上で実施されるものであることに留意されたい。
本開示に係る通信システム1を実施するための実施形態について、図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は、実施形態に係る通信システム1の構成を示す図である。図1に示すように、通信システム1では、ネットワーク30を介してサーバ10と、端末20(端末20A,端末20B,端末20C)とが接続される。サーバ10は、ネットワーク30を介してユーザが所有する端末20に、端末20間でのメッセージの送受信を実現するサービスを提供する。なお、ネットワーク30に接続される端末20の数は限定されない。
ネットワーク30は、1以上の端末20と、1以上のサーバ10とを接続する役割を担う。すなわち、ネットワーク30は、端末20がサーバ10に接続した後、データを送受信することができるように接続経路を提供する通信網を意味する。
例えば、ネットワーク30のうちの1つまたは複数の部分は、有線ネットワークや無線ネットワークであってもよい。ネットワーク30は、アドホック・ネットワーク(ad hoc network)、イントラネット、エクストラネット、仮想プライベート・ネットワーク(virtual private network:VPN)、ローカル・エリア・ネットワーク(local area network:LAN)、ワイヤレスLAN(wireless LAN:WLAN)、広域ネットワーク(wide area network:WAN)、ワイヤレスWAN(wireless WAN:WWAN)、大都市圏ネットワーク(metropolitan area network:MAN)、インターネットの一部、公衆交換電話網(Public Switched Telephone Network:PSTN)の一部、携帯電話網、ISDNs(integrated service digital networks)、無線LANs、LTE(long term evolution)CDMA(code division multiple access)、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))、衛星通信など、または、これらの2つ以上の組合せを含むことができる。ただし、本開示において、ネットワーク30は、これらに限定されない。また、ネットワーク30は、1つまたは複数のネットワーク30を含むことができる。
端末20(端末20A,端末20B,端末20C)は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理端末であればどのような端末であってもよい。端末20は、代表的にはスマートフォンであり、その他に携帯電話(例えば、フィーチャーフォン)、コンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA・(personal digital assistant)、電子メールクライアントなど)、ウェアラブル端末(メガネ型デバイス、時計型デバイスなど)、または他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、端末20は、これらに限定されない。また、端末20は情報処理端末と表現されても良い。
端末20A、端末20Bおよび端末20Cの構成は基本的には同一であるため、以下の説明においては、代表として端末20について説明する。また、必要に応じて端末20Xに対応付けられたユーザ情報をユーザ情報X、端末20Xを操作するユーザをユーザXとして説明する。なお、ユーザ情報とは、インスタントメッセンジャーを代表とするSNS(Social Network Service)におけるアカウントに対応付けられた情報の一部または全部であり、例えば、ユーザ名やユーザ画像である。他にもユーザ識別子、ユーザの年齢、性別、住所などの情報であってもよく、それらの組み合わせであってもよい。ただし、これらに限定されない。
サーバ10は、端末20に対して、所定のサービスを提供する機能を備える。サーバ10は、各実施形態において記載する機能を実現できる情報処理装置であればどのような装置であってもよい。サーバ10は、代表的にはサーバ装置であり、その他にコンピュータ(例えば、デスクトップ、ラップトップ、タブレットなど)、メディアコンピュータプラットホーム(例えば、ケーブル、衛星セットトップボックス、デジタルビデオレコーダ)、ハンドヘルドコンピュータデバイス(例えば、PDA、電子メールクライアントなど)、あるいは他種のコンピュータ、またはコミュニケーションプラットホームを含む。ただし、本開示において、サーバ10は、これらに限定されない。また、サーバ10は情報処理装置と表現されても良い。
<ハードウェア(HW)構成>
図1を用いて、通信システム1に含まれる各装置のHW構成について説明する。
(1)端末のHW構成
端末20は、制御装置21(CPU:central processing unit(中央処理装置))、記憶装置28、通信I/F22(インタフェース)、入出力装置23、表示装置24、マイク25、スピーカ26、カメラ27を備える。端末20のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
通信I/F22は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F22は、ネットワーク30を介して、サーバ10との通信を実行する機能を有する。通信I/F22は、各種データを制御装置21からの指示に従って、サーバ10に送信する。また、通信I/F22は、サーバ10から送信された各種データを受信し、制御装置21に伝達する。
入出力装置23は、端末20に対する各種操作を入力する装置、および、端末20で処理された処理結果を出力する装置を含む。入出力装置23は、入力装置と出力装置が一体化していても良いし、入力装置と出力装置に分離していてもよい。
入力装置は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置21に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入力装置は、代表的にはタッチパネルなどにより実現され、ユーザの指やスタイラスなどの指示具による接触とその接触位置を検出し、当該接触位置の座標を制御装置21に伝達する。一方で、入力装置は、タッチパネル以外の入力装置#により実現されてもよい。入力装置は、例えば、キーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイス、カメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含む。ただし、本開示において、入力装置は、これらに限定されない。
出力装置は、制御装置21で処理された処理結果を出力することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。出力装置は、代表的には、タッチパネルなどにより実現される。一方で、出力装置はタッチパネル以外の出力装置により実現されても良い。例えば、スピーカ(音声出力)、レンズ(例えば3D(three dimensions)出力や、ホログラム出力)、プリンターなどを含むことができる。ただし、本開示において、出力装置は、これらに限定されない。
表示装置24は、フレームバッファに書き込まれた表示データに従って、表示することができる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。表示装置24は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。表示装置24は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM:Head Mounted Display)であってもよい。また、表示装置24は、プロジェクションマッピング、ホログラム、空気中など(真空であってもよい)に画像やテキスト情報等を表示可能な装置により実現されてもよい。なお、これらの表示装置24は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、表示装置24は、これらに限定されない。
入出力装置23がタッチパネルの場合、入出力装置23と表示装置24とは、略同一の大きさおよび形状で対向して配置されていても良い。
制御装置21は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置21は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ(microprocessor)、プロセッサコア(processor core)、マルチプロセッサ(multiprocessor)、ASIC(application-specific integrated circuit)、FPGA(field programmable gate array)であってもよい。ただし、本開示において、制御装置21は、これらに限定されない。
記憶装置28は、端末20が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置28は、HDD(hard disk drive)、SSD(solid state drive)、フラッシュメモリ、RAM(random access memory)、ROM(read only memory)など各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置28は、これらに限定されない。
端末20は、プログラムPを記憶装置28に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置21が、制御装置21に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置28に記憶されるプログラムPは、端末20に、制御装置21が実行する各機能を実現させる。
マイク25は、音声データの入力に利用される。スピーカ26は、音声データの出力に利用される。カメラ27は、動画像データの取得に利用される。
(2)サーバのHW構成
サーバ10は、制御装置11(CPU)、記憶装置15、通信I/F14(インタフェース)、入出力装置12、ディスプレイ13を備える。サーバ10のHWの各構成要素は、例えば、バスBを介して相互に接続される。
制御装置11は、プログラム内に含まれたコードまたは命令によって実現する機能を実行するために物理的に構造化された回路を有し、例えば、ハードウェアに内蔵されたデータ処理装置により実現される。
制御装置11は、代表的には中央処理装置(CPU)、であり、その他にマイクロプロセッサ、プロセッサコア、マルチプロセッサ、ASIC、FPGAであってもよい。ただし、本開示において、制御装置11は、これらに限定されない。
記憶装置15は、サーバ10が動作するうえで必要とする各種プログラムや各種データを記憶する機能を有する。記憶装置15は、HDD、SSD、フラッシュメモリなど各種の記憶媒体により実現される。ただし、本開示において、記憶装置15は、これらに限定されない。
通信I/F14は、ネットワーク30を介して各種データの送受信を行う。当該通信は、有線、無線のいずれで実行されてもよく、互いの通信が実行できるのであれば、どのような通信プロトコルを用いてもよい。通信I/F14は、ネットワーク30を介して、端末20との通信を実行する機能を有する。通信I/F14は、各種データを制御装置11からの指示に従って、端末20に送信する。また、通信I/F14は、端末20から送信された各種データを受信し、制御装置11に伝達する。
入出力装置12は、サーバ10に対する各種操作を入力する装置により実現される。入出力装置12は、ユーザからの入力を受け付けて、当該入力に係る情報を制御装置11に伝達できる全ての種類の装置のいずれかまたはその組み合わせにより実現される。入出力装置12は、代表的にはキーボード等に代表されるハードウェアキーや、マウス等のポインティングデバイスで実現される。なお、入出力装置12、例えば、タッチパネルやカメラ(動画像を介した操作入力)、マイク(音声による操作入力)を含んでいてもよい。ただし、本開示において、入出力装置12は、これらに限定されない。
ディスプレイ13は、代表的にはモニタ(例えば、液晶ディスプレイやOELD(organic electroluminescence display))で実現される。なお、ディスプレイ13は、ヘッドマウントディスプレイ(HDM)などであってもよい。なお、これらのディスプレイ13は、3Dで表示データを表示可能であってもよい。ただし、本開示において、ディスプレイ13は、これらに限定されない。
サーバ10は、プログラムPを記憶装置15に記憶し、このプログラムPを実行することで、制御装置11が、制御装置11に含まれる各部としての処理を実行する。つまり、記憶装置15に記憶されるプログラムPは、サーバ10に、制御装置11が実行する各機能を実現させる。
本開示の各実施形態においては、端末20および/またはサーバ10のCPUがプログラムPを実行することにより、実現するものとして説明する。
なお、端末20の制御装置21、および/または、サーバ10の制御装置11は、CPUだけでなく、集積回路(IC(Integrated Circuit)チップ、LSI(Large Scale Integration))等に形成された論理回路(ハードウェア)や専用回路によって各処理を実現してもよい。また、これらの回路は、1または複数の集積回路により実現されてよく、各実施形態に示す複数の処理を1つの集積回路により実現されることとしてもよい。また、LSIは、集積度の違いにより、VLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIなどと呼称されることもある。
また、本開示の各実施形態のプログラムP(ソフトウェアプログラム/コンピュータプログラム)は、コンピュータに読み取り可能な記憶媒体に記憶された状態で提供されてもよい。 記憶媒体は、「一時的でない有形の媒体」に、プログラムを記憶可能である。
記憶媒体は適切な場合、1つまたは複数の半導体ベースの、または他の集積回路(IC)(例えば、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)または特定用途向けIC(ASIC)など)、ハード・ディスク・ドライブ(HDD)、ハイブリッド・ハード・ドライブ(HHD)、光ディスク、光ディスクドライブ(ODD)、光磁気ディスク、光磁気ドライブ、フロッピィ・ディスケット、フロッピィ・ディスク・ドライブ(FDD)、磁気テープ、固体ドライブ(SSD)、RAMドライブ、セキュア・デジタル・カードもしくはドライブ、任意の他の適切な記憶媒体、またはこれらの2つ以上の適切な組合せを含むことができる。記憶媒体は、適切な場合、揮発性、不揮発性、または揮発性と不揮発性の組合せでよい。なお、記憶媒体はこれらの例に限られず、プログラムPを記憶可能であれば、どのようなデバイスまたは媒体であってもよい。
サーバ10および/または端末20は、例えば、記憶媒体に記憶されたプログラムPを読み出し、読み出したプログラムPを実行することによって、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現することができる。
また、本開示のプログラムPは、当該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して、サーバ10および/または端末20に提供されてもよい。サーバ10および/または端末20は、例えば、インターネット等を介してダウンロードしたプログラムPを実行することにより、各実施形態に示す複数の機能部の機能を実現する。
また、本開示の各実施形態は、プログラムPが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
サーバ10および/または端末20における処理の少なくとも一部は、1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
端末20における処理の少なくとも一部を、サーバ10により行う構成としてもよい。この場合、例えば、端末20の制御装置21の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、サーバ10で行う構成としてもよい。
サーバ10における処理の少なくとも一部を、端末20により行う構成としてもよい。この場合、例えば、サーバ10の制御装置11の各機能部の処理のうち少なくとも一部の処理を、端末20で行う構成としてもよい。
本開示において、判定の構成は必須でなく、判定条件を満たした場合に所定の処理が動作されたり、判定条件を満たさない場合に所定の処理がされたりしても良いことは当然である。
なお、本開示のプログラムは、例えば、ActionScript、JavaScript(登録商標)などのスクリプト言語、Objective-C、Java(登録商標)などのオブジェクト指向プログラミング言語、HTML5などのマークアップ言語などを用いて実装できる。ただし本開示はこれらに限定されない。
<実施形態>
実施形態は、ユーザが、通信を許可する相手を登録する場合に、当該相手が属するグループを当該ユーザに選択させる。そして、選択されたグループに応じた当該ユーザの表示名及びアイコンの画像と、選択されたグループに応じた認証用の行動を当該相手に要求するメッセージを当該相手に送信する形態である。
<機能構成>
(1)端末の機能構成
図1に示すように、端末20は、制御装置21により実現される機能として、受付部210、制御部211、送受信部212、及び表示制御部213を有する。
受付部210は、ユーザからの各種の操作を受け付ける。受付部210は、例えば、グループ毎の表示名及びアイコン(「画像」の一例。)の設定、グループ毎の認証のための行動の選択操作等を受け付ける。また、受付部210は、例えば、自端末20のユーザ(以下で「第1ユーザ」と称する。)と、他の端末20のユーザ(以下で「第2ユーザ」と称する。)との間の通信を可能とするために、第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を第1ユーザから受け付ける。なお、当該グループは、第1ユーザにより設定された、第1ユーザと第2ユーザとの関係を示すグループでもよい。
制御部211は、サーバ10が提供するSNSを利用するための各種処理を行う。制御部211は、例えば、複数のユーザを含むグループ内で、テキストや画像等のコンテンツを送受信するインスタントメッセージング(グループチャット)等を行う。
送受信部212は、制御部211の指示に従い、SNSを利用するための各種の情報をサーバ10、及び他の端末20と送受信する。
表示制御部213は、制御部211の指示に従い、各種の設定画面、及びトークルーム画面等の表示を行う。
(2)サーバの機能構成
図1に示すように、サーバ10は、制御装置11により実現される機能として、SNS処理部110、送受信部111、及び表示制御部112を有する。
SNS処理部110は、SNSの各種サービスを端末20に提供する。SNS処理部110は、例えば、複数の端末20間で送受信されるコンテンツを中継する。
送受信部111は、SNS処理部110の指示に従い、端末20とのコンテンツ等のデータの送受信を行う。
表示制御部112は、SNS処理部110の指示に従い、端末20における表示画面を制御する。
<処理>
次に、図2乃至図10を参照し、通信システム1の処理について説明する。図2は、実施形態に係る通信システム1の処理の一例を示すシーケンス図である。以下では、第1ユーザを端末20AのユーザであるユーザA、第2ユーザを端末20BのユーザであるユーザBとして説明する。
ステップS1において、端末20Aの受付部210は、知り合いのグループ毎に、表示名及びアイコンを設定する操作をユーザAから受け付ける。ここで、各グループの名称は、ユーザAにより設定されてもよいし、端末20Aにおいて予め設定されていてもよい。図3は、グループ毎の表示名及びアイコンを設定する設定画面の一例を示す図である。図3の例では、ボタン301を押下すると、例えば、グループ名を入力する入力欄、及びソフトウェアキーボードが表示され、グループ名を設定できる。また、カメラアイコン302を押下すると、当該グループ名のグループに対するアイコン用の画像のファイルを設定できる。なお、設定した画像は、領域303に表示されてもよい。また、ボタン304を押下すると、表示名を入力する入力欄、及びソフトウェアキーボードが表示され、当該グループに対する表示名を設定できる。
続いて、端末20Aの制御部211は、ユーザAの操作により設定された、知り合いのグループ毎の表示名及びアイコンを記憶する(ステップS2)。ここで、表示名は、例えば、各グループにおけるユーザAのニックネーム等でもよい。また、アイコンは、例えば、各グループに分類されるユーザが、ユーザAであると判断可能な画像等でもよい。図4は、グループ毎の表示名及びアイコンの設定の一例について説明する図である。図4の例では、「大学時代の知り合い」のグループに対応付けて、大学時代のユーザAのニックネーム、及び大学時代のユーザAの趣味等を示す画像が記憶される。なお、ここで端末20Aにより記憶されたグループ毎の表示名及びアイコンの情報は、サーバ10でもユーザAのID等に対応付けて記憶されてもよい。
続いて、端末20Bの受付部210は、ユーザAを友だちとして登録(追加)する操作をユーザBから受け付ける(ステップS3)。ここで、端末20Bの受付部210は、ユーザAの電話番号、ユーザAのID、又はサーバ10が連携している他のSNS等におけるユーザAのアカウント名等をユーザBから入力されてもよい。
続いて、端末20Bの制御部211は、ユーザBがユーザAを友だちとして登録する要求をサーバ10に送信する(ステップS4)。なお、端末20AのユーザAと、端末20BのユーザBとの相互認証により、ユーザAとユーザBとが通信可能となる場合は、友だち申請(友達リクエスト)の要求が端末20Bからサーバ10を介して端末20Aに送信されてもよい。
続いて、サーバ10のSNS処理部110は、ユーザBがユーザAを友だちとして登録したことの通知を端末20Aに送信する(ステップS5)。ここで、当該通知には、端末20Bまたはサーバ10に予め登録されている、ユーザBの表示名及びアイコンが含まれてもよい。
また、上述したステップS1とステップS2、及び後述するステップS7乃至ステップS12と同様の処理により、グループ毎のユーザBの表示名及びアイコンを予め設定され、ユーザAの属するグループがユーザBにより選択された場合、当該通知には、当該グループに応じたユーザBの表示名及びアイコンが含まれてもよい。
続いて、端末20Aの制御部211は、通知を受信し、ユーザBがユーザAを友だちとして登録したことを示すメッセージ、ユーザBの表示名及びアイコンを表示制御部213により画面に表示させる(ステップS6)。ここで、端末20Aの表示制御部213は、受信した通知に含まれるユーザBの表示名及びアイコンを表示してもよい。または、当該通知にユーザBの電話番号が含まれており、端末20Aの電話帳に当該電話番号が記憶されている場合、端末20Aの表示制御部213は、端末20Aの電話帳に当該電話番号に対応付けて登録されている名前を表示名として表示してもよい。図5は、友だちとして登録されたことの通知の表示画面の一例を示す図である。図5の例では、端末20Aの画面において、ユーザBの表示名501及びアイコン502が、領域503に表示されている。
続いて、端末20Aの受付部210は、ユーザBを友だちとして登録(追加)することを開始する操作をユーザAから受け付ける(ステップS7)。図6は、友だちとして登録を開始する表示画面の一例を示す図である。なお、図5において領域503を押下されると、図6の画面が表示されてもよい。図6の例では、「Marco」というユーザBの表示名601及びアイコン602が表示されている。なお、ボタン603が押下されると、ユーザBとの通信がブロックされる。ここで、ユーザAは、例えば、大学時代の知り合いに、マルコというニックネームの人はいるものの、比較的ありふれたニックネームであるため、ユーザBがマルコ当人であるかは確信が得られていないものとする。
続いて、端末20Aの制御部211は、予め設定されているグループの一覧を表示制御部213により画面に表示させる(ステップS8)。図7は、グループの一覧の表示画面の一例を示す図である。なお、図6においてボタン604が押下されると、図7の画面が表示されてもよい。図7の例では、グループ名のラベルとして、「大学時代の知り合い」701、及び「前職の同僚」702等が表示されている。
続いて、端末20Aの受付部210は、当該一覧からユーザBのグループを選択する操作をユーザAから受け付ける(ステップS9)。
続いて、端末20Aの制御部211は、選択されたグループに応じた、ユーザBを認証するためにユーザBに行わせる行動の一覧を表示制御部213により画面に表示させる(ステップS10)。図8は、グループに応じた行動の一覧の表示画面の一例を示す図である。なお、図7において「大学時代の知り合い」701が押下されると、図8の画面が表示されてもよい。図8の例では、「大学時代の知り合い」のグループに対応付けられた行動として、「私たちの大学の校歌を歌った動画を送って下さい。」801、「私たちの大学の思い出をインスタントメッセージで教えて下さい。」802、「大学時代の私たちが写っている写真を送ってください。」803、及び「大学時代のあなたのニックネームを録音して送ってください。」804等の行動を示すメッセージが表示されている。これらの行動を示すメッセージは、端末20AのユーザAにより予め登録されていてもよいし、端末20Aにおいて予め登録されていてもよい。
続いて、端末20Aの受付部210は、ユーザBに行わせる行動を選択する操作をユーザAから受け付ける(ステップS11)。なお、ここで、図8の「私たちの大学の校歌を歌った動画を送って下さい。」801の行動を示すメッセージがユーザAにより選択された場合を例として、以下の説明を行う。
続いて、端末20Aの制御部211は、ユーザAに選択されたユーザBに行わせる行動を示すメッセージと、ステップS2の処理で当該グループに対応付けて記憶されている表示名及びアイコンとを含む行動要求を、送受信部212によりサーバ10を介して端末20Bに送信させる(ステップS12)。
なお、端末20Aから当該グループに対応付けて記憶されている表示名及びアイコンを送信する代わりに、端末20AからユーザAのID、及び当該グループのIDをサーバ10に送信するようしにてもよい。この場合、当該グループのID等に対応付けてサーバ10にて記憶されているユーザAの表示名及びアイコンが、当該メッセージとともにサーバ10から端末20Bに送信されるようにしてもよい。
続いて、端末20Bの制御部211は、受信した行動要求に含まれる、当該グループに応じたユーザAの表示名及びアイコンと、当該グループに応じた行動を示すメッセージとを表示制御部213により画面に表示させる(ステップS13)。図9は、認証される側のトークルーム画面の一例を示す図である。図9の例では、端末20Bにおいて、ユーザAとユーザBとの間で送受信されたメッセージ等を時系列に並べて表示するトークルーム画面において、図4に示すようにユーザAにより「大学時代の知り合い」のグループに対応付けて登録されたユーザAの表示名である「ニックネームA」901及びアイコン902が表示されている。また、受信した「私たちの大学の校歌を歌った動画を送って下さい。」というメッセージ903も表示されている。
なお、以降において、ユーザAからユーザBに送信されたコンテンツを表示する場合、図9と同様に、当該グループに応じたユーザAの表示名が表示されるトークルーム画面において、当該コンテンツが、当該グループに応じたユーザAのアイコンに対応付けられて表示される。これにより、ユーザAが設定したグループ毎に、相手の端末に表示されるユーザAの表示名及びアイコンを異ならせるようにすることができる。このため、当該相手は、ユーザAが誰であるかを識別しやすくなる。
続いて、端末20Bの受付部210は、ユーザBがユーザAから指定された当該行動を行った際の動画、静止画、音声、またはテキスト等のコンテンツを指定する操作をユーザBから受け付ける(ステップS14)。ここで、ユーザBにより図9のボタン904が押下されると、端末20Bの制御部211は、例えば、ユーザBの操作に応答して、カメラ、及びマイクによりユーザBが当該行動をしている動画等を撮影する。
続いて、端末20Bの制御部211は、当該コンテンツを、送受信部212によりサーバ10を介して端末20Aに送信させる(ステップS15)。ここで、ユーザBにより図9のボタン905が押下されると、撮影した動画等が送信される。
続いて、端末20Aの制御部211は、ユーザAとユーザBとの間で送受信されたメッセージ等を時系列に並べて表示するトークルーム画面において、受信した当該コンテンツを表示制御部213により画面に表示させる(ステップS16)。図10は、認証する側のトークルーム画面の一例を示す図である。図10の例では、「Marco」というユーザBの表示名1001及びユーザBのアイコン1002が表示されている。また、ユーザAが送信した「私たちの大学の校歌を歌った動画を送って下さい。」というメッセージ1003、及び受信したコンテンツ1004が表示されている。ここで、端末20Aは、当該コンテンツが動画または音声の場合、トークルーム画面において、当該コンテンツを受信したことを表示し、ユーザAからの操作に応答して、当該コンテンツを再生してもよい。
続いて、端末20Aの受付部210は、ユーザBを友だちとして登録(追加)することを確定する操作をユーザAから受け付ける(ステップS17)。この場合、例えば、図10のユーザBのアイコン1002を押下すると、図6の画面が再度表示され、図6のボタン604を押下することで、友だちとして登録することが確定されてもよい。
続いて、端末20Aの制御部211は、ユーザBをユーザAの友だちとして登録する(ステップS18)。これにより、端末20Aは、ユーザAの操作に応答して、ユーザBへインスタントメッセージ等を送信できるようにする。なお、ユーザAによりユーザBが友だちとして登録されたことは、サーバ10でも記憶されてもよい。この場合、サーバ10において、ユーザAのID等に対応付けて、ユーザBのID等が、友だちとして記憶されてもよい。
また、ステップS4で、友だち申請が送信された場合は、ステップS18の処理により当該友だち申請がユーザAにより承認されたこととなり、ユーザAとユーザBとが友だちとしてサーバ10、または端末20A等に設定される。そして、以降は、ユーザAとユーザBとがサーバ10を介して、又は端末20Aと端末20Bとが直接、通信可能となる。
なお、ステップS18の処理以降、端末20Aの制御部211は、ステップS9で指定されたグループにてユーザBを管理するようにしてもよい。これにより、友だちとして登録されたユーザの数が比較的多くなった場合でも、友だちとして登録された際のグループ毎にユーザを検索できるため、ユーザAは比較的容易にユーザを管理することができる。
<効果>
従来技術では、ユーザが、友だち申請を送信してきた相手、以前に入手した電話番号の相手、及び当該ユーザを友だちとして登録している相手等が、本当に自身の知り合いであるか否かが不明である場合がある。例えば、相手が表示名を偽っている場合、以前に入手した電話番号が他のユーザにより利用されている場合、または相手の表示名がありふれたニックネーム等の場合等において、相手が本人であるか否かを判断することが困難な場合がある。
上述した本開示によれば、第1ユーザと第2ユーザとの間の通信を可能とするために、第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を第1ユーザから受け付け、選択された当該グループに応じた情報を、サーバ10等を介して第2ユーザの端末に送信する。これにより、通信を許可する相手を登録する場合に、ユーザがより安心して相手を登録できる。
本開示の実施形態を諸図面や実施例に基づき説明してきたが、当業者であれば本開示に基づき種々の変形や修正を行うことが容易であることに注意されたい。従って、これらの変形や修正は本開示の範囲に含まれることに留意されたい。例えば、各手段、各ステップ等に含まれる機能等は論理的に矛盾しないように再配置可能であり、複数の手段やステップ等を1つに組み合わせたり、或いは分割したりすることが可能である。また、各実施形態に示す構成を適宜組み合わせることとしてもよい。
なお、送受信部212は、「送信部」の一例である。
1 通信システム
10 サーバ
110 SNS処理部
111 送受信部
112 表示制御部
20 端末
210 受付部
211 制御部
212 送受信部
213 表示制御部

Claims (7)

  1. 情報処理端末に、
    第1ユーザと第2ユーザとの間の通信を可能とするために、前記第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を前記第1ユーザから受け付けるステップと、
    選択された前記グループに応じた情報を、前記第2ユーザの端末に送信するステップと、を実行させるプログラム。
  2. 前記グループは、前記第1ユーザにより設定された、前記第1ユーザと前記第2ユーザとの関係を示すグループである、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 選択された前記グループに応じた情報は、前記グループに対応付けて登録されている、前記第1ユーザに応じた表示名、及び前記第1ユーザに応じた画像の少なくとも一つである、
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 選択された前記グループに応じた情報は、前記第2ユーザの端末から返信されるコンテンツを指定する情報である、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記情報処理端末に、
    前記第2ユーザの端末から送信された当該コンテンツを受信し、当該コンテンツを表示させるステップと、
    当該コンテンツを表示させた後、前記第1ユーザから所定の操作を受け付けた場合、前記第2ユーザを前記第1ユーザと通信可能なユーザとして登録するステップと、
    を実行させる、請求項4に記載のプログラム。
  6. 情報処理端末が、
    第1ユーザと第2ユーザとの間の通信を可能とするために、前記第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を前記第1ユーザから受け付けるステップと、
    選択された前記グループに応じた情報を、前記第2ユーザの端末に送信するステップと、を実行する情報処理方法。
  7. 第1ユーザと第2ユーザとの間の通信を可能とするために、前記第2ユーザが含まれるグループを選択する操作を前記第1ユーザから受け付ける受付部と、
    選択された前記グループに応じた情報を、前記第2ユーザの端末に送信する送信部と、
    を有する情報処理端末。
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