JP2019101713A - タッチセンサ内蔵型の表示装置およびその駆動方法 - Google Patents

タッチセンサ内蔵型の表示装置およびその駆動方法 Download PDF

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Abstract

【課題】従来よりも高性能なタッチセンサ内蔵型の表示装置を実現する。【解決手段】センサ電極が設けられた表示部とセンサ電極から得られる検出信号を処理する信号処理部とを有するタッチセンサ内蔵型の表示装置に、検出信号の処理単位となるセグメントのサイズが指示信号SIに応じたサイズとなるようセンサ電極間の電気的接続および電気的切断を行うセグメントサイズ切り替え部160が設けられる。セグメントサイズ切り替え部160は、例えば、複数のセンサ電極と複数のアナログフロントエンドとの接続関係の切り替えを行うスイッチ回路15と、指示信号SIに応じてスイッチ回路15の動作を制御する切り替え制御部111とによって構成される。【選択図】図1

Description

以下の開示は、タッチセンサ内蔵型の表示装置およびその駆動方法に関し、より詳しくは、画像表示に用いられている共通電極をセンサ電極(タッチ検出用の電極)としても用いるようにしたタッチセンサ内蔵型の表示装置およびその駆動方法に関する。
コンピュータシステムなどにおいて操作を行うための入力デバイスとして、タッチパネルが従来より注目されている。例えば静電容量方式のタッチパネルでは、ユーザー(操作者)の指またはタッチペンなどの被検出物の位置が、静電容量の変化に基づき検出される。このようなタッチパネルは、従来、液晶パネルなどの表示パネル上に重ねて用いられていた。表示パネル上に設けられるこのようなタッチパネルは、「アウトセル型のタッチパネル」と呼ばれている。アウトセル型のタッチパネルは、例えば、2種類の菱形状電極(横方向に接続されている電極901と縦方向に接続されている電極902)からなる図17に示すようなセンサパターンを有している。
ところが、アウトセル型のタッチパネルでは、表示パネルおよびタッチパネルからなる装置全体の重量・厚さの増加やタッチパネルの駆動に要する電力の増加が問題となっていた。そこで、近年、表示パネルとタッチパネルとが一体化した構成の表示装置の開発が進んでいる。このような表示装置では、表示パネル内にタッチセンサとして機能する部分が含まれている。従って、以下、このような表示装置を「タッチセンサ内蔵型の表示装置」という。
ところで、表示パネルと一体化した構成のタッチパネルには、主に、「オンセル型のタッチパネル」と呼ばれるものと「インセル型のタッチパネル」と呼ばれるものとがある。オンセル型のタッチパネルについては、表示パネルを構成する2枚のガラス基板のうちの一方のガラス基板と偏光板との間に、センサ電極が設けられている。インセル型のタッチパネルについては、2枚のガラス基板の内側にセンサ電極が設けられている。
以上のようにタッチパネルにはいくつかの種類があるが、近年、市場においてはインセル型のタッチパネルが主流となりつつある。インセル型のタッチパネルは、様々なアプリケーションで使用されることが見込まれている。例えば、携帯電話(特にスマートフォン),タブレット端末,パソコン,アミューズメント向けの装置,車載向けの装置,産業機器などでの使用が特に見込まれている。
インセル型のタッチパネルは、例えば、ガラス基板上にマトリクス状に配置された複数のセンサ電極91からなる図18に示すようなセンサパターンを有している。ガラス基板上には、また、タッチ検出用配線92が配設されている。各センサ電極91は、それに対応するタッチ検出用配線92とコンタクト部93で接続されている。タッチ検出用配線92は、各センサ電極91から得られる検出信号に基づいてタッチ位置を特定するための処理を行う回路等を含むICに接続されている。以上のような構成において、ガラス基板上に配置された複数のセンサ電極91は、画像を表示するために用いられる電極(例えば液晶表示装置における共通電極)と共用される。すなわち、1つの電極が、タッチ検出を行うためのセンサ電極としても使用されるし、画像表示用の電極としても使用される。このように画像表示用の電極とセンサ電極とを共用することによって、装置の薄型化や軽量化が実現されている。
なお、本件に関連して、特開2016−51480号公報には、タッチ検出のための駆動時間を短縮するためにX方向およびY方向について複数個のセンサ電極を電気的に接続するようにした構成が開示されている。
特開2016−51480号公報
ところが、インセル型のタッチパネルについては、現状では充分な性能が得られていない。その理由の1つとして、インセル化に起因する感度不足が挙げられる。静電容量方式のタッチパネルにおけるセンサ感度は、指やペンなどの認識対象物とセンサ(センサ電極)との距離に応じて決まる。詳しくは、センサから認識対象物までの距離が長くなるほど、図19に示すように検出信号の信号値が減衰するので、センサ感度は低下する。従って、図20から把握されるようにインセル化に伴ってセンサから認識対象物までの距離(センサからコンタクト面までの距離)が長くなるので、センサ感度が低下する。その結果、タッチパネルの反応が悪くなる。これにより、ホバー機能を用いた検出や手袋等の検出が、アウトセル型のタッチパネルでは可能であったが、インセル型のタッチパネルでは困難となっている。
インセル化によって感度が不足する主な原因しては、次の3つの原因が考えられる。第1の原因は、上述したようにインセル化によってセンサから認識対象物までの距離が長くなることである。第2の原因は、インセル型のタッチパネルでは、高電圧駆動を行うと画像表示への影響が大きいために、高電圧駆動を採用できないことである。第3の原因は、インセル型のタッチパネルでは表示装置とタッチパネルとが互いに干渉しないように画像表示のための駆動とタッチ検出のための駆動とを時分割で行う必要があり、表示装置の高解像度化に伴ってタッチ検出のための期間を充分に確保することが困難になっていることである。
以上のように、インセル型のタッチパネルについては、感度不足が生じることから充分な性能が得られていない。そのため、性能向上が強く求められている。特に、特殊なユーザー仕様が求められる車載向けの装置や産業機器などで使用されるタッチパネル(インセル型のタッチパネル)に関して、性能向上が強く求められている。なお、特開2016−51480号公報に開示された発明によれば、タッチ検出のための駆動時間の短縮や低消費電力化は可能であるが、感度の観点では不充分である。
そこで、以下の開示は、従来よりも高性能なタッチセンサ内蔵型の表示装置を実現することを目的とする。
一実施形態による表示装置は、マトリクス状に配置されたタッチ検出用のK個(Kは4以上の整数)のセンサ電極が設けられた表示部と前記K個のセンサ電極から得られる検出信号を処理する信号処理部とを有するタッチセンサ内蔵型の表示装置であって、
1個またはJ個(Jは2以上K以下の整数)のセンサ電極で構成され前記検出信号の処理単位となるセグメントのサイズが指示信号に応じたサイズとなるよう、センサ電極間の電気的接続および電気的切断を行うセグメントサイズ切り替え部と、
前記信号処理部からの出力に基づいてタッチ位置の特定を行う位置検出処理部と
を備える。
以上のような構成によれば、タッチセンサ内蔵型の表示装置において、検出信号の処理単位となるセグメントのサイズが変更可能となっている。セグメントサイズが大きいほど検出信号の信号値は大きくなる(すなわち感度が高くなる)ので、必要に応じてセグメントサイズを大きくすることによって従来検出できなかった微弱な検出信号を検出することが可能となる。以上より、従来よりも高性能なタッチセンサ内蔵型の表示装置が実現される。
本発明の一実施形態において、セグメントサイズ切り替え部について説明するための図である。 上記実施形態に係るタッチセンサ内蔵型の液晶表示装置の機能構成を説明するためのブロック図である。 上記実施形態において、物理的な構成の一例について説明するための図である。 上記実施形態において、画素形成部の構成を示す回路図である。 上記実施形態において、タッチパネルを構成するセンサパターンについて説明するための図である。 上記実施形態において、セグメントサイズについて説明するための図である。 上記実施形態において、ICの概略構成を示す図である。 上記実施形態において、セグメントの状態が第1パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線とAFEとの接続状態を示す図である。 上記実施形態において、セグメントの状態が第2パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線とAFEとの接続状態を示す図である。 上記実施形態において、セグメントの状態が第3パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線とAFEとの接続状態を示す図である。 上記実施形態において、スイッチ回路内にデマルチプレクサが設けられることについて説明するための図である。 上記実施形態において、スイッチ回路内にマルチプレクサが設けられることについて説明するための図である。 上記実施形態において、アンテナセンサ機能の実現例について説明するための図である。 上記実施形態において、アンテナセンサ機能の実現例について説明するための図である。 上記実施形態において、アンテナセンサ機能の実現による効果について説明するための図である。 上記実施形態に関し、セグメントサイズと検出信号の信号値の大きさとの関係を表したグラフである。 アウトセル型のタッチパネルのセンサパターンの一例を示す図である。 インセル型のタッチパネルのセンサパターンの一例を示す図である。 センサから認識対象物までの距離と信号値の大きさとの関係を表したグラフである。 インセル化に伴うセンサ感度の低下について説明するための図である。
以下、添付図面を参照しつつ本発明の一実施形態について説明する。
<1.機能構成>
図2は、本発明の一実施形態に係るタッチセンサ内蔵型の液晶表示装置の機能構成を説明するためのブロック図である。この液晶表示装置は、タッチパネル制御部110とタッチパネル(タッチセンサ)115と表示制御部120とソースドライバ130とゲートドライバ140と表示部150とを備えている。タッチパネル制御部110とタッチパネル115とはタッチ検出に関連する構成要素であり、表示制御部120とソースドライバ130とゲートドライバ140と表示部150とは画像表示に関連する構成要素である。なお、図2は機能構成を示す図であるので、構成要素間の位置関係などについては実際とは異なっている。
タッチパネル制御部110は、切り替え制御部111とタッチパネル駆動部112と位置検出処理部113とを含んでいる。タッチパネル制御部110は、タッチパネル115の動作を制御する。その際、タッチパネル駆動部112は、表示制御部120から与えられる制御信号CTL1に基づいて、タッチ検出を行うための駆動信号SDをタッチパネル115に与える。なお、制御信号CTL1は、画像表示のための処理が行われていない期間中にタッチ検出のための処理が行われるようにするための信号(タイミングを制御するための信号)である。タッチパネル115からタッチパネル制御部110に検知結果としての検出信号SXが与えられると、当該検出信号SXに基づいて、タッチパネル115に対するタッチが行われた位置を位置検出処理部113が検出する。そして、タッチパネル制御部110は、タッチが行われた位置に応じた処理が行われるよう、表示制御部120に制御信号CTL2を与える。なお、本実施形態においては、後述するように検出信号SXの処理単位となるセグメントのサイズの切り替え(変更)が可能となっており、切り替え制御部111がセグメントサイズの切り替えを制御する。
タッチパネル115は、認識対象物(指や手袋など)によるタッチ(より詳しくは、認識対象物の接触あるいは接近)を検知する。検知タイミングは、タッチパネル制御部110から与えられる駆動信号SDに基づいて決定される。タッチパネル115は、検知結果としての検出信号SXをタッチパネル制御部110に与える。
なお、物理的には、図2に示す構成要素に関連するICとして、例えば、図3に示すように、ソースドライバ130としての機能およびタッチパネル駆動部112としての機能を有するIC11と、タッチパネル用のIC18と、表示用のIC19とが設けられる。タッチパネル用のIC18は、例えば、切り替え制御部111としての機能や位置検出処理部113としての機能を有している。表示用のIC19は、例えば、表示制御部120としての機能を有している。液晶パネル17には、表示部およびタッチパネルとして機能する部分とゲートドライバ140として機能する部分とが含まれている。IC11は、液晶パネル17を構成する基板(後述するTFTアレイ基板)上に設けられる。タッチパネル用のIC18および表示用のIC19は、例えばFPCを介して、IC11が設けられている基板面の裏側に設けられる。以下においては、説明の便宜上、タッチパネル用のIC18と表示用のIC19とをまとめて「コントローラ」という。コントローラには符号100を付す。なお、以上のようなICの構成は一例であって、当該構成には限定されない。
表示部150は、ソースドライバ130およびゲートドライバ140による制御に基づいて画像を表示する。ところで、表示部150には、複数本のソースバスライン(映像信号線)SLと複数本のゲートバスライン(走査信号線)GLとが配設されている。それら複数本のソースバスラインSLと複数本のゲートバスラインGLとの各交差点に対応して、画素を形成する画素形成部が設けられている。すなわち、表示部150には、複数個の画素形成部が含まれている。それら複数個の画素形成部は画素マトリクスを構成している。図4は、画素形成部5の構成を示す回路図である。各画素形成部5には、対応する交差点を通過するゲートバスラインGLにゲート端子が接続されると共に当該交差点を通過するソースバスラインSLにソース端子が接続されたスイッチング素子であるTFT(画素TFT)50と、そのTFT50のドレイン端子に接続された画素電極51と、上記複数個の画素形成部5に共通的に設けられた共通電極54および補助容量電極55と、画素電極51と共通電極54とによって形成される液晶容量52と、画素電極51と補助容量電極55とによって形成される補助容量53とが含まれている。液晶容量52と補助容量53とによって画素容量56が構成されている。
表示部150内のTFT50としては、例えば、半導体層に酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタ(酸化物半導体TFT)を採用することができる。より具体的には、インジウム(In),ガリウム(Ga),亜鉛(Zn),および酸素(O)を主成分とする酸化物半導体であるIn−Ga−Zn−O(酸化インジウムガリウム亜鉛)によりチャネル層が形成されたTFT(以下、「IGZO−TFT」という。)をTFT50として採用することができる。酸化物半導体は電子移動度が高いため、IGZO−TFTなどの酸化物半導体TFTを用いることにより、TFT50の小型化が可能となり高精細化・高開口率化の点で有利となる。また、リーク電流が低減されるため、低消費電力化の点で有利となる。さらに、画素の電圧保持率が高められる。なお、薄膜トランジスタの半導体層の材料については、様々なバリエーションが適用可能である。半導体層に酸化物半導体を用いた薄膜トランジスタの他、例えば、半導体層にアモルファスシリコンを用いた薄膜トランジスタ(a−Si TFT),半導体層に微結晶シリコンを用いた薄膜トランジスタ,半導体層に低温ポリシリコンを用いた薄膜トランジスタ(LTPS−TFT)などを採用することもできる。
表示制御部120は、外部から送られる画像データDATおよびタッチパネル制御部110から送られる制御信号CTL2を受け取り、デジタル映像信号DVと、ソースドライバ130の動作を制御するソース制御信号SCTLと、ゲートドライバ140の動作を制御するゲート制御信号GCTLとを出力する。ソース制御信号SCTLには、例えば、ソーススタートパルス信号,ソースクロック信号,ラッチストローブ信号などが含まれている。ゲート制御信号GCTLには、ゲートスタートパルス信号,ゲートクロック信号などが含まれている。
ソースドライバ130は、表示制御部120から送られるデジタル映像信号DVとソース制御信号SCTLとに基づいて、各ソースバスラインSLに駆動用映像信号を印加する。このとき、ソースドライバ130では、ソースクロック信号のパルスが発生するタイミングで、各ソースバスラインSLに印加すべき電圧を示すデジタル映像信号DVが順次に保持される。そして、ラッチストローブ信号のパルスが発生するタイミングで、上記保持されたデジタル映像信号DVがアナログ電圧に変換される。その変換されたアナログ電圧は、駆動用映像信号として全てのソースバスラインSLに一斉に印加される。
ゲートドライバ140は、表示制御部120から送られるゲート制御信号GCTLに基づいて、アクティブな走査信号の各ゲートバスラインGLへの印加を1垂直走査期間を周期として繰り返す。
以上のようにして、ソースバスラインSLに駆動用映像信号が印加され、ゲートバスラインGLに走査信号が印加されることにより、外部から送られた画像データDATに基づく画像が表示部150に表示される。また、タッチパネル115に対するタッチが検出されると、タッチ位置に応じた処理がこの液晶表示装置で行われる。
<2.タッチ検出のための構成>
図5は、本実施形態におけるタッチパネル115を構成するセンサパターンについて説明するための図である。本実施形態においては、インセル型のタッチパネルが採用されている。本実施形態に係る液晶表示装置は、互いに対向する2枚のガラス基板(TFTアレイ基板およびカラーフィルタ基板)で構成された液晶パネルを有している。それら2枚のガラス基板のうちのTFTアレイ基板10上に、タッチ検出のための構成要素が設けられている。図5に示すように、TFTアレイ基板10上には、タッチ検出のための構成要素として、センサ電極(タッチ検出用の電極)12と、タッチ検出用配線13と、上述したIC11と、スイッチ回路15と、FPC16とが設けられている。IC11は、FPC16を介して、上述したコントローラ100(タッチパネル用のIC18および表示用のIC19)に接続されている。また、TFTアレイ基板10上には、センサ電極12とタッチ検出用配線13とを接続するためのコンタクト部14が設けられている。なお、TFTアレイ基板10上の領域のうち複数個のセンサ電極12が設けられている領域の左右両側には、上述したゲートドライバ140が形成されている。
ところで、本実施形態においては、1つの電極が共通電極54として機能するとともにセンサ電極12としても機能する。詳しくは、従来の一般的な共通電極が図5に示すようにマトリクス状に分割されることによって、複数個(4個以上のK個)のセンサ電極12が形成されている。一例を挙げると、従来の一般的な共通電極が、横方向(ゲートバスラインGLが延びる方向)に18個に分割され、縦方向(ソースバスラインSLが延びる方向)に32個に分割されている。この場合、576個のセンサ電極12が形成される。分割後の各電極は、画像表示のための処理が行われる際には共通電極54として機能し、タッチ検出のための処理が行われる際にはセンサ電極12として機能する。なお、共通電極54の分割の数については特に限定されず、目標とする分解能に応じて分割されていれば良い。
タッチ検出用配線13の一端は、対応するセンサ電極12に形成されたコンタクト部14に接続され、タッチ検出用配線13の他端は、スイッチ回路15を介してIC11に接続されている。これにより、IC11から各センサ電極12に駆動信号SDを与えるとともに検出信号SXに基づいてタッチ位置の特定を行うことが可能となっている。
スイッチ回路15は、タッチ検出用配線13とIC11との接続関係を制御する多数のスイッチで構成されており、各スイッチの状態を制御することによってセンサ電極12間の電気的接続および電気的切断を行う。このようにしてセンサ電極12間の電気的接続および電気的切断が行われることにより、セグメントサイズが切り替えられる。なお、図5に示す構成ではIC11の外部にスイッチ回路15が設けられているが、IC11内にスイッチ回路15が設けられる構成を採用することもできる。
図6に示すように、1つのセンサ電極12は例えば「縦4mm×横4mm」のサイズを有している。この場合、各セグメントが1つのセンサ電極12によって構成されるときには、セグメントサイズは「縦4mm×横4mm」となる。また、例えば、各セグメントが4つ(縦2×横2)のセンサ電極12によって構成されるときには、セグメントサイズは「縦8mm×横8mm」となる。さらに、例えば、各セグメントが9つ(縦3×横3)のセンサ電極12によって構成されるときには、セグメントサイズは「縦12mm×横12mm」となる。なお、センサ電極12のサイズが「縦4mm×横4mm」になっている理由は、人の指の認識を精度良く行うようにするためである。
図7は、IC11の概略構成を示す図である。IC11には、ソースドライバ130と、検出信号SXを処理するための複数個(n個)のAFE22(1)〜22(n)からなるAFEブロック20とが含まれている。なお、AFEは「Analog Front End」(アナログフロントエンド)の略である。IC11はコントローラ100に接続されており、コントローラ100には、タッチパネル制御部110の一部(切り替え制御部111、位置検出処理部113)と表示制御部120とが含まれている(図2参照)。
なお、IC11内には図7に示した構成要素以外の構成要素も含まれているが、それらについては本発明に直接には関係しないのでその説明および図示を省略する。また、ここでは1つのAFEブロック20が設けられている例を示しているが、IC11の内部の一端側と他端側とでAFEの特性が異なる場合を考慮して2つのAFEブロックを設けるようにしても良い。
コントローラ100には、上述したように、位置検出処理部113および切り替え制御部111が含まれている。位置検出処理部113は、AFE22(1)〜22(n)からの出力に基づいて、TFTアレイ基板10上に設けられたセンサ電極12(より詳しくは、1個または複数個のセンサ電極12によって構成されるセグメント)に対するタッチの有無の判定およびタッチ位置の特定を行う。切り替え制御部111は、スイッチ回路15内のスイッチの状態を制御する。
本実施形態においては、位置検出の方式には、自己容量方式が採用される。自己容量方式は、タッチパネルへの認識対象物の接触あるいは接近に起因して静電容量が増加したことを検知することによって当該認識対象物の位置を測定する方式である。ところで、従来より、マトリクス状に配置された複数の電極からなるセンサパターンが採用されている場合、タッチ検出のための処理は、AFEの接続先をスイッチで切り替えながら行われている。例えば、上述のように576個のセンサ電極12が形成されている場合に9個のAFEが設けられていれば、タッチ検出のための処理は、9個のセンサ電極12毎に順次に行われる。すなわち、最初のタッチ検出期間には、9個のAFEは1対1で対応するように9個のセンサ電極12に接続される。このような状態において、各センサ電極12に駆動信号SDが与えられ、それに応じて得られる検出信号SXに基づいて各センサ電極12へのタッチの有無の判定が行われる。そして、次のタッチ検出期間には、9個のAFEは1対1で対応するように別の9個のセンサ電極12に接続される。このような状態において、各センサ電極12に駆動信号SDが与えられ、それに応じて得られる検出信号SXに基づいて各センサ電極12へのタッチの有無の判定が行われる。このような処理が繰り返されることによって、全てのセンサ電極12についてのタッチの有無の判定が行われ、タッチされている位置を特定することができる。
以上のようにして、各AFE22(1)〜22(n)の接続先を切り替えながらタッチ検出のための処理が行われる。すなわち、各AFE22(1)〜22(n)は、複数のセンサ電極12から得られる検出信号SXを処理するための回路として共用されている。このようにAFEを共用することによって、IC11のサイズを小さくすることができるとともにコストが低減される。
なお、本実施形態においては、AFEブロック20によって信号処理部が実現され、スイッチ回路15によって切り替え回路部が実現されている。
<3.セグメントサイズの切り替え(変更)>
一般に、タッチ検出に関してはセグメントサイズが大きくなるほど精度は低下する。一方、セグメントサイズが大きいほど感度は高くなる。このように、セグメントサイズを変更することに関して、感度と精度とはトレードオフの関係にある。ここで、ユーザーの使用状態によってはタッチ検出に関して高い精度が要求されないこともある。例えばアプリケーションが用意しているボタンサイズが大きいような場合には、タッチ検出の精度は重要な要素とはならないと考えられる。このような点に鑑み、上述したように本実施形態においてはセグメントサイズの切り替え(変更)が可能となっている。
セグメントサイズとして選択可能なサイズは装置毎に予め用意される。ここでは説明の便宜上、セグメントサイズとして3種類のサイズが用意されているものと仮定する。それら3種類のサイズのそれぞれのパターンを「第1〜第3パターン」という。第1パターンは、各セグメントが1つのセンサ電極12によって構成されるパターンである。第2パターンは、各セグメントが4つ(縦2×横2)のセンサ電極12によって構成されるパターンである。第3パターンは、各セグメントが9つ(縦3×横3)のセンサ電極12によって構成されるパターンである。以上のような3つのパターンの間でセグメントサイズが適宜切り替えられる。このように、本実施形態に係るタッチセンサ内蔵型の液晶表示装置では、セグメントサイズを予め想定しているサイズの間で自由に切り替えることが可能となっている。
図8は、セグメントの状態が第1パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線13とAFE22との接続状態を示す図である。図8に示すように、各AFE22は1個のセンサ電極12に接続されている。或るタッチ検出期間が終了すると、各AFE22は別の1個のセンサ電極12に接続される。
図9は、セグメントの状態が第2パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線13とAFE22との接続状態を示す図である。なお、各セグメントを太枠で表している(図10も同様)。図9に示すように、各AFE22は「縦2×横2」の4個のセンサ電極12に接続されている。或るタッチ検出期間が終了すると、各AFE22は別の4個のセンサ電極12に接続される。
図10は、セグメントの状態が第3パターンの状態であるときの或る一時点におけるタッチ検出用配線13とAFE22との接続状態を示す図である。図10に示すように、各AFE22は「縦3×横3」の9個のセンサ電極12に接続されている。或るタッチ検出期間が終了すると、各AFE22は別の9個のセンサ電極12に接続される。
以上のような3つのパターンの間での切り替えは、センサ電極12に接続されたタッチ検出用配線13とAFE22との接続状態がスイッチ回路15内で切り替えられることによって行われる。スイッチ回路15の具体的な構成は限定されないが、予め用意したセグメントサイズが実現されるようK個のセンサ電極12とn個のAFE22(1)〜AFE22(n)との接続関係の切り替えを行うことのできる構成であれば良い。例えば、K個のセンサ電極12とn個のAFE22(1)〜AFE22(n)との接続関係の切り替えを行うために、以下に記すようにデマルチプレクサやマルチプレクサをスイッチ回路15内に設けるようにしても良い。これに関し、図8〜図10において符号12(a)を付したセンサ電極は、1つのAFE22(1)のみに接続され得る。図8〜図10において符号12(b)を付したセンサ電極は、2つのAFE22(1),22(2)に接続され得る。図8〜図10において符号12(c)を付したセンサ電極は、3つのAFE22(1)〜22(3)に接続され得る。このように、本実施形態においては、K個のセンサ電極12の中には複数のAFE22に接続され得るセンサ電極12が存在する。これは、例えば、センサ電極12の接続先(タッチ検出用配線13の接続先)を複数のAFE22の間で切り替えるためのデマルチプレクサ152をスイッチ回路15内に設けることによって実現することができる(図11参照)。また、各AFE22の接続先は、セグメントサイズが或る1つのサイズで維持されている期間中にも切り替えられるし、図8〜図10から把握されるようにセグメントサイズが変更することによっても切り替えられる。これは、例えば、AFE22の接続先を切り替えるためのマルチプレクサ154をスイッチ回路15内に設けることによって実現することができる(図12参照)。
また、上記のようなスイッチ回路15の動作は、切り替え制御部111から与えられる切り替え制御信号SWCTLによって制御される。切り替え制御部111は、所定の指示信号SIに応じてスイッチ回路15の動作を制御する。なお、本実施形態においては、切り替え制御部111とスイッチ回路15とによって、センサ電極12間の電気的接続および電気的切断を行うことによってセグメントサイズを切り替えるセグメントサイズ切り替え部160が実現されている(図1参照)。指示信号SIに関しては、例えば微弱な信号を検知する必要がある時(ホバー機能を用いた検出や手袋の検出が行われる時)にはセグメントサイズを大きくする(例えば上述の第3パターンを選択する)旨の指示信号SIを切り替え制御部111に与え、指がタッチパネル115に触れることによって検出信号SXに関して或る閾値以上の信号値が得られたらセグメントサイズを小さくする(例えば上述の第1パターンを選択する)旨の指示信号SIを切り替え制御部111に与えるようにすれば良い。また、例えば、上述の第1〜第3パターンが時分割で選択されるよう指示信号SIが切り替え制御部111に与えられるようにしても良い。
以上のように、切り替え制御部111とスイッチ回路15とによって実現されるセグメントサイズ切り替え部160については、セグメントサイズを動的に切り替えるようにしても良いし、利用者の使用用途に応じてセグメントサイズを切り替えるようにしても良いし、セグメントサイズを予め用意された複数のサイズに時分割で切り替えるようにしても良い。
<4.応用例>
ここで、セグメントサイズの切り替えに関する応用例を説明する。具体的には、ホバー機能で検知可能な位置よりも遠い位置(タッチパネルからの距離が遠い位置)にある認識対象物を検知するためのアンテナセンサ機能の実現例について説明する。例えば、表示部150内に図13に示すようにセンサ電極12が形成されていると仮定する。このような場合に、図14において網掛けを施した部分のように、表示部150の端部に沿って配置されている複数個のセンサ電極12を電気的に接続することによって1つのセグメントを構成する。そうすると、当該セグメントは1つのセンサ電極12に比べて顕著に大きな面積を有するので、当該セグメントは高感度のセンサとして機能する。これにより、図15に示すように例えば人の手61が表示部150に接近したときに手61の接近を検知することが可能となる。この手法によれば、表示部150の周縁部に実際にアンテナセンサを設ける必要がなくなるので、狭額縁化を図ることが可能となる。また、何ら操作が行われていない時にはアンテナセンサ機能を有する上記セグメントを構成するセンサ電極12だけを駆動することで低消費電力化を図ることもできる。
<5.効果>
本実施形態によれば、タッチセンサ内蔵型の液晶表示装置において、検出信号SXの処理単位となるセグメントのサイズが予め想定しているサイズの間で自由に切り替え可能となっている。ところで、セグメントサイズと検出信号SXの信号値との関係は、図16に示すように比例関係となっている。このような関係が得られる理由は、静電容量方式では静電容量の値Cが次式(1)で表されるからである。なお、ε0は真空の誘電率(MKS単位系では、8.854×10-12F/mである)で、εrは比誘電率で、Sは面積(電極の面積)で、dは距離(2つの導電体間の距離)である。
C=ε0・εr・S/d ・・・(1)
以上より、セグメントサイズが大きいほどセンサとしての感度が高くなることが把握される。従って、必要に応じてセグメントサイズを大きくすることによって、従来検出できなかった微弱な検出信号を検出することが可能となる。これにより、例えばホバー機能を用いた検出や手袋等の検出を精度良く行うことが可能となる。以上のように、本実施形態によれば、従来よりも高性能なタッチセンサ内蔵型の液晶表示装置が実現される。
<6.その他>
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。例えば、上記実施形態においては、セグメントサイズのパターンとして、各セグメントが1つのセンサ電極12によって構成される第1パターンと、各セグメントが4つ(縦2×横2)のセンサ電極12によって構成される第2パターンと、各セグメントが9つ(縦3×横3)のセンサ電極12によって構成される第3パターンとが用意されていたが、これには限定されない。さらに多数のパターンが用意されていても良いし、例えば「縦2×横3」のように各セグメントの縦のサイズと横のサイズとが異なるパターンが用意されていても良い。
10…TFTアレイ基板
11…IC
12…センサ電極
13…タッチ検出用配線
14…コンタクト部
15…スイッチ回路
20…AFEブロック
22,22(1)〜22(n)…AFE(アナログフロントエンド)
54…共通電極
100…コントローラ
110…タッチパネル制御部
111…切り替え制御部
112…タッチパネル駆動部
113…位置検出処理部
115…タッチパネル(タッチセンサ)
150…表示部
160…セグメントサイズ切り替え部
SD…駆動信号
SX…検出信号

Claims (8)

  1. マトリクス状に配置されたタッチ検出用のK個(Kは4以上の整数)のセンサ電極が設けられた表示部と前記K個のセンサ電極から得られる検出信号を処理する信号処理部とを有するタッチセンサ内蔵型の表示装置であって、
    1個またはJ個(Jは2以上K以下の整数)のセンサ電極で構成され前記検出信号の処理単位となるセグメントのサイズが指示信号に応じたサイズとなるよう、センサ電極間の電気的接続および電気的切断を行うセグメントサイズ切り替え部と、
    前記信号処理部からの出力に基づいてタッチ位置の特定を行う位置検出処理部と
    を備えることを特徴とする、表示装置。
  2. 前記セグメントサイズ切り替え部は、前記セグメントのサイズを動的に切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記セグメントサイズ切り替え部は、利用者の使用用途に応じて前記セグメントのサイズを切り替えることを特徴とする、請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記セグメントサイズ切り替え部は、前記セグメントのサイズを予め用意された複数のサイズに時分割で切り替えることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  5. 前記信号処理部は、複数個のアナログフロントエンドからなり、
    前記セグメントサイズ切り替え部は、
    前記K個のセンサ電極と前記複数個のアナログフロントエンドとの接続関係の切り替えを行うための切り替え回路部と、
    前記指示信号に応じて前記切り替え回路部の動作を制御する切り替え制御部と
    を含むことを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  6. 前記表示部の端部に沿って配置されている複数個のセンサ電極を電気的に接続したセグメントが設けられていることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  7. 前記表示部は、表示画像に応じた電圧を印加するための画素電極と、前記画素電極に対向して設けられる共通電極とを含み、
    前記K個のセンサ電極は、前記共通電極と共用されていることを特徴とする、請求項1に記載の表示装置。
  8. マトリクス状に配置されたタッチ検出用のK個(Kは4以上の整数)のセンサ電極が設けられた表示部と前記K個のセンサ電極から得られる検出信号を処理する信号処理部とを有するタッチセンサ内蔵型の表示装置の駆動方法であって、
    1個またはJ個(Jは2以上K以下の整数)のセンサ電極で構成され前記検出信号の処理単位となるセグメントのサイズが指示信号に応じたサイズとなるよう、センサ電極間の電気的接続および電気的切断を行うセグメントサイズ切り替えステップと、
    前記信号処理部からの出力に基づいてタッチ位置の特定を行う位置検出ステップと
    を含むことを特徴とする、駆動方法。
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