JP2019100585A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】圧縮機を停止した際に高圧冷媒が圧力差により蒸発器に流入することを利用して除霜用電気ヒータの出力を削減して省エネルギー化を図ること目的とする。【解決手段】主凝縮器21の下流側に接続した流路切換バルブ40と、流路切換バルブ40の下流側に接続した防露パイプ41と、防露パイプ41と並列に接続したバイパス経路43を有し、蒸発器20を除霜する際に、圧縮機19と蒸発器ファン30を運転中に流路切換バルブ40を全閉すると共に冷蔵室ダンパーを開し冷凍室ダンパーを閉することで、蒸発器20及び防露パイプ41内の滞留冷媒を回収した後、圧縮機19を停止するとともに流路切換バルブ40をバイパス経路43側に開放して回収した高圧冷媒を蒸発器20に供給し、所定時間後、除霜ヒータに通電することにより、除霜ヒータの電力量を安定して削減することができる。【選択図】図2

Description

本発明は、除霜用ヒータの出力を削減する冷蔵庫に関するものである。
省エネルギーの観点から、家庭用冷蔵庫においては、冷凍サイクル内の高圧冷媒が圧力差により蒸発器に流入して蒸発器を加温するエネルギーを利用して、除霜用電気ヒータの出力を削減する冷蔵庫がある。これは、圧縮機が停止した後でも冷凍サイクルの凝縮器内部に貯留する高圧冷媒が外気温度付近に維持される一方、蒸発器が−30〜−20℃の低温状態にあるため、高圧冷媒が圧力差により蒸発器に流入する量を増大させたり、流入する高圧冷媒のエンタルピーを増大させて流入する熱量を増大させることで、除霜用電気ヒータの出力を積極的に削減して省エネルギー化を図るものである。
以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫を説明する。
図6は従来の冷蔵庫の縦断面図、図7は従来の冷蔵庫の冷凍サイクル構成図、図8は従来の冷蔵庫の除霜時の制御を示した図である。
図6および図7において、冷蔵庫11は、筐体12、扉13、筐体12を支える脚14、筐体12の下部に設けられた下部機械室15、筐体12の上部に配置された冷蔵室17、筐体12の下部に配置された冷凍室18を有している。また、冷凍サイクルを構成する部品として、下部機械室15に収められた圧縮機56、冷凍室18の背面側に収められた蒸発器20、下部機械室15内に収められた主凝縮器21を有している。また、下部機械室15を仕切る隔壁22、隔壁22に取り付けられ主凝縮器21を空冷するファン23、圧縮機56の上部に設置された蒸発皿57、下部機械室15の底板25を有している。
また、底板25に設けられた複数の吸気口26、下部機械室15の背面側に設けられた排出口27、下部機械室15の排出口27と筐体12の上部を繋ぐ連通風路28を有している。ここで、下部機械室15は隔壁22によって2室に分けられ、ファン23の風上側に主凝縮器21、風下側に圧縮機56と蒸発皿57を収めている。
また、冷凍サイクルを構成する部品として、主凝縮器21の下流側に位置し、冷凍室18の開口部周辺の筐体12の外表面と熱結合された防露パイプ60、防露パイプ60の下流側に位置し、循環する冷媒を乾燥するドライヤ137、ドライヤ137と蒸発器20を結合し、循環する冷媒を減圧する絞り45を有している。そして、蒸発器20を除霜する際に、防露パイプ60の出口を閉塞する二方弁61、蒸発器20を加熱する除霜ヒータ(図示せず)を有する。
また、蒸発器20で発生する冷気を冷蔵室17と冷凍室18に供給する蒸発器ファン50、冷凍室18に供給される冷気を遮断する冷凍室ダンパー51、冷蔵室17に供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパー52、冷蔵室17に冷気を供給するダクト53、冷凍室18の温度を検知するFCC温度センサ54、冷蔵室17の温度を検知するPCC温度センサ55、蒸発器20の温度を検知するDEF温度センサ58を有している。
以上のように構成された従来の冷蔵庫について以下にその動作を説明する。
ファン23、圧縮機56、蒸発器ファン50をともに停止している冷却停止状態(以下、この動作を「OFFモード」という)において、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_ON温度まで上昇するか、あるいは、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度まで上昇すると、冷凍室ダンパー51を閉とし、冷蔵室ダンパー52を開として、圧縮機56とファン23、蒸発器ファン50を駆動する(以下、この動作を「PC冷却モード」という)。
PC冷却モードにおいては、ファン23の駆動によって、隔壁22で仕切られた下部機械室15の主凝縮器21側が負圧となり複数の吸気口26から外部の空気を吸引し、圧縮機56と蒸発皿57側が正圧となり下部機械室15内の空気を複数の排出口27から外部へ排出する。
一方、圧縮機56から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、防露パイプ60へ供給される。防露パイプ60を通過する冷媒は冷凍室18の開口部を暖めながら、筐体12を介して放熱して凝縮する。防露パイプ60で凝縮した液冷媒は、二方弁61を通過した後ドライヤ137で水分除去され、絞り45で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17の庫内空気と熱交換して冷蔵室17を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機56に還流する。
PC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降上昇するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降すると、OFFモードに遷移する。
また、PC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度より高い温度を示すとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降すると、冷凍室ダンパー51を開とし、冷蔵室ダンパー52を閉として、圧縮機56とファン23、蒸発器ファン50を駆動する。以下、PC冷却と同様に冷凍サイクルを稼動させることにより、冷凍室18の庫内空気と蒸発器20を熱交換して冷凍室18を冷却する(以下、この動作を「FC冷却モード」という)。
FC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度以上を示すと、PC冷却モードに遷移する。
また、FC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度より低い温度を示すと、OFFモードに遷移する。
ここで、図8に基づいて従来の冷蔵庫の除霜時の制御について説明する。
圧縮機56の積算運転時間が所定時間に達すると、蒸発器20に付着した霜を加温して融解する除霜モードに移行する。除霜モードの区間pにおいて、まず、冷凍室18の温度上昇を抑制するために、FC冷却モードと同様に冷凍室18を所定時間冷却する。次に、区間qにおいて、圧縮機56を運転しながら二方弁61を閉塞することによって、ドライヤ137及び蒸発器20に滞留する冷媒を主凝縮器21と防露パイプ60へ回収する。そして、区間rにおいて、圧縮機56を停止することで圧縮機56内部の高圧側と低圧側を仕切るバルブ(図示せず)などのシール部を介して、主凝縮器21と防露パイプ60に回収された高圧冷媒を蒸発器20に逆流させることで、圧縮機56の廃熱でさらに加熱された高圧冷媒を利用して蒸発器20を加温する。その後、区間sにおいて、蒸発器20に取り付けられた除霜ヒータ(図示せず)に通電してDEF温度センサ58が所定の温度となると除霜を完了する。そして、区間tにおいて、二方弁61を開放して冷凍サイクル内を均圧して、区間uから通常運転を再開する。
以上のように説明した動作によって、冷凍サイクルの高圧冷媒及び圧縮機の廃熱を利用して蒸発器を加温することにより、除霜ヒータの電力量を削減することができ、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
特開平4−194564号公報
しかしながら、従来の冷蔵庫の構成では、主凝縮器21と防露パイプ60に回収された高圧冷媒を蒸発器20の除霜に利用する際に、冷凍室18の開口部周辺と熱結合された防露パイプ60の温度が低下して、ほぼ外気温度で維持される主凝縮器21内の高圧冷媒が防露パイプ60内部で凝縮する。この結果、高圧圧力が低下して蒸発器20に流入する冷媒量が減少し、除霜ヒータの電力量を十分削減することができない原因となる。
従って、回収された高圧冷媒を蒸発器20の除霜に利用する際に、高圧圧力を維持することが課題であった。
また、従来の冷蔵庫の構成では、冷媒を回収する際に圧縮機56を運転するも蒸発器温度が下がりすぎるため十分な冷媒回収を行うことができなかった。
従って、回収された高圧冷媒を蒸発器20の除霜に利用する際に、蒸発器20に流入する高圧冷媒の量が少なく蒸発器20の温度上昇が小さくなり、除霜ヒータの電力量を十分削減することができないことが課題であった。
また、蒸発器20に流入する高圧冷媒の量をできるだけ多くするため、冷媒回収の時間を長くとろうとしても蒸発器周囲の温度は低い状態であるため、蒸発器内に冷媒は滞留し易く回収時間が長くなる。回収時間が長くなるということは、蒸発器温度を所定の温度まで上げるためのヒータ通電する除霜時間全体が長くなり、即ち庫内の非冷却時間が長くなるため、庫内温度が上昇しやすい。そのため、除霜後の冷却運転時間も長くなるだけでなく、保存されている食品温度も上昇し保鮮性が劣化する課題があった。
本発明は、従来の課題を解決するもので、回収された高圧冷媒を蒸発器の除霜に利用する際に、蒸発器温度の過度な低下を抑制しつつ冷媒の回収時間を短縮すると共に、除霜時間の短縮による省エネ性と庫内温度上昇抑制による食品保鮮性の向上を目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、少なくとも圧縮機、蒸発器、主凝縮器、防露パイプを有する冷凍サイクルを備え、前記主凝縮器の下流側に接続した流路切換バルブと、前記流路切換バルブの下流側に接続した防露パイプと、前記防露パイプと並列に接続し一部を圧縮機と熱結合する熱交換部を有したバイパス経路とを有し、断熱壁で区画形成された冷凍室および冷蔵室に供給する冷気をそれぞれ制御する冷凍室ダンパーおよび冷蔵室ダンパーとを備えた冷蔵庫において、前記蒸発器を除霜する際に、前記蒸発器の近傍に設けた蒸発器ファンおよび前記圧縮機を運転中に前記流路切換バルブを全閉するとともに前記冷蔵室ダンパーを開き前記冷凍室ダンパーを閉じる動作により、前記蒸発器および前記防露パイプ内の滞留冷媒の回収動作後、前記圧縮機を停止するとともに前記流路切換バルブを前記バイパス経路側に開放することにより、回収した高圧冷媒を前記蒸発器に供給し、所定時間後、前記蒸発器の近傍に設けた除霜ヒータに通電するものである。
これによって、冷媒回収時に蒸発器温度が下がりすぎることなく十分な冷媒量を回収できるとともに、回収時間も短くすることができるため、除霜時間全体即ち非冷却時間が短くなり消費電力量低減だけでなく、庫内に保存されている食品自身の温度上昇も軽減される。更に回収された高圧冷媒を蒸発器の除霜に利用する際に、高圧圧力の変動を抑制することで、除霜ヒータの電力量を安定して削減することができる。
また、回収された高圧冷媒を蒸発器の除霜に利用する際に、バイパス経路を介して蒸発器に供給するとともに、バイパス経路と圧縮機を熱結合しているため、高圧冷媒を蒸発器に供給する際に圧縮機の廃熱を回収して蒸発器の加温に利用することで、除霜ヒータの電力量をさらに削減することができる。
本発明の冷蔵庫は、冷凍サイクル内の冷媒を主凝縮器に回収して蒸発器の加温に利用することで、除霜ヒータの電力量を安定的に削減することができ、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサイクル構成図 (a)本発明の実施の形態1における冷蔵庫の圧縮機との熱交換部の要部拡大模式図(b)同要部断面模式図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却室内構成図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の除霜時の制御を示した図 従来の冷蔵庫の縦断面図 従来の冷蔵庫のサイクル構成図 従来の冷蔵庫の除霜時の制御を示した図
第1の発明は、少なくとも圧縮機、蒸発器、主凝縮器、防露パイプを有する冷凍サイクルを備え、前記主凝縮器の下流側に接続した流路切換バルブと、前記流路切換バルブの下流側に接続した防露パイプと、前記防露パイプと並列に接続し一部を圧縮機と熱結合する熱交換部を有したバイパス経路とを有し、断熱壁で区画形成された冷凍室および冷蔵室に供給する冷気をそれぞれ制御する冷凍室ダンパーおよび冷蔵室ダンパーとを備えた冷蔵庫において、前記蒸発器を除霜する際に、前記蒸発器の近傍に設けた蒸発器ファンおよび前記圧縮機を運転中に前記流路切換バルブを全閉するとともに前記冷蔵室ダンパーを開き前記冷凍室ダンパーを閉じる動作により、前記蒸発器および前記防露パイプ内の滞留冷媒の回収動作後、前記圧縮機を停止するとともに前記流路切換バルブを前記バイパス経路側に開放することにより、回収した高圧冷媒を前記蒸発器に供給し、所定時間後、前記蒸発器の近傍に設けた除霜ヒータに通電するものである。
これによって、冷凍サイクル内の冷媒を主凝縮器に回収する際に、蒸発器温度の過度の低下を抑制しつつ、冷媒回収をし易くすると共に回収時間も短縮できるため、蒸発器の加温に利用する際に、十分な冷媒量を供給できる。また蒸発器温度の低下を抑制するため圧縮機の品質向上も図ることができる。故に、除霜ヒータの電力量を安定的に削減することができ、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
第2の発明は、第1の発明において、蒸発器の出口近傍に温度センサを備え、冷媒回収動作時に温度センサの温度が所定の温度となった時点で冷媒回収動作を終了するものである。
これによって、冷凍サイクル内の冷媒が主凝縮器に回収される際に、蒸発器の温度は蒸発器入口側から上昇しはじめ、蒸発器の出口側が遅れて上昇するが、蒸発器の出口近傍の温度を検知することで冷媒回収を確実に行うことができる。故に加温に利用する際の冷媒を安定的に確保することで、除霜ヒータの電力量を安定的に削減することができ、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
第3の発明は、第1または第2のいずれかの発明において、温度センサの温度が最下点から所定値温度上昇した時点で終了するものである。
これによって冷凍サイクル内の冷媒を主凝縮器に回収することが確実に行えると共に、最適な冷媒回収時間で終了することができる。故に、除霜動作としては時間が短縮されるため、除霜にかかる時間即ち庫内を冷却しない非冷却時間が短縮され冷蔵庫の省エネルギー化になると共に庫内温度の上昇も抑制され食品の品質劣化を抑制することができる。また、除霜にかかる時間が短縮され庫内温度が上昇しにくくなるということは、除霜後の冷却時間も短縮できるため除霜ヒータが通電された熱負荷も考慮して全体として、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
第4の発明は、第1から第3のいずれか一つの発明において、バイパス経路の出口を蒸発器入口側と接続したものである。
冷蔵庫の冷凍サイクルにおいて、絞り出口部即ち蒸発器入口部は除霜時に温度上昇しにくいために温度を検知するセンサを配設し、センサが所定の温度を検知することで除霜終了の判定を行っているが、バイパス経路の出口を蒸発器入口側と接続することによって、温度上昇を既配設の温度センサを用いて検知することができるため、コストアップの必要が無くコストパフォーマンスが高い。さらに、温度上昇しにくい入口部分から高圧冷媒を供給するため所定時間後に除霜ヒータを通電したときに蒸発器温度上昇を無駄なく均一に行うことができるため、さらに冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサイクル構成図、図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の圧縮機との熱交換部の模式図、図4は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却室内構成図、図5は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の除霜時の制御を示した図である。
図1から図3において、冷蔵庫11は、筐体12、扉13、筐体12を支える脚14、筐体12の下部に設けられた下部機械室15、筐体12の上部に設けられた上部機械室16、筐体12の上部に配置された冷蔵室17、筐体12の下部に配置された冷凍室18を有する。また、冷凍サイクルを構成する部品として、上部機械室16に収められた圧縮機19、冷凍室18の背面側に収められた蒸発器20、下部機械室15内に収められた主凝縮器21を有している。また、下部機械室15を仕切る隔壁22、隔壁22に取り付けられ主凝縮器21を空冷するファン23、隔壁22の風下側に設置された蒸発皿24、下部機械室15の底板25を有している。
ここで、圧縮機19は可変速圧縮機であり、20〜80rpsから選択された6段階の回転数を使用する。これは、配管などの共振を避けながら、圧縮機19の回転数を低速〜高速の6段階に切り換えて冷凍能力を調整するためである。圧縮機19は、起動時は低速で運転し、冷蔵室17あるいは冷凍室18を冷却するための運転時間が長くなるに従って増速する。これは、最も高効率な低速を主として使用するとともに、高外気温や扉開閉などによる冷蔵室17あるいは冷凍室18の負荷の増大に対して、適切な比較的高い回転数を使用するためである。このとき、冷蔵庫11の冷却運転モードとは独立に、圧縮機19の回転数を制御するが、蒸発温度が高く比較的冷凍能力が大きいPC冷却モードの起動時の回転数をFC冷却モードよりも低く設定してもよい。また、冷蔵室17あるいは冷凍室18の温度低下に伴って、圧縮機19を減速しながら冷凍能力を調整してもよい。
また、底板25に設けられた複数の吸気口26、下部機械室15の背面側に設けられた排出口27、下部機械室15の排出口27と上部機械室16を繋ぐ連通風路28を有している。ここで、下部機械室15は隔壁22によって2室に分けられ、ファン23の風上側に主凝縮器21、風下側に蒸発皿24を収めている。
また、冷凍サイクルを構成する部品として、主凝縮器21の下流側に位置し、循環する冷媒を乾燥するドライヤ38、ドライヤ38の下流側に位置し、冷媒の流れを制御する流路切換バルブ40、流路切換バルブ40の下流側に位置し、冷凍室18の開口部周辺の筐体12の外表面と熱結合された防露パイプ41、防露パイプ41と蒸発器20を接続する絞り42、防露パイプ41と並列に流路切換バルブ40の下流側と蒸発器20を接続するバイパス経路43、バイパス経路43の経路内で圧縮機19と熱結合する熱交換部44を有している。
ここで、圧縮機19と熱結合する熱交換部44は圧縮機19の外郭を形成する密閉容器70の表面に設置され、バイパス経路43と密閉容器70を熱結合する熱伝導性ブチルゴム71、密閉容器70に固定するアルミ箔テープ72からなる。熱伝導性ブチルゴム71は熱伝導率2.1W/mK厚さ1mm幅10mmであり、密閉容器70の上下中央付近をほぼ一周するバイパス経路43を挟むように設置される。これによって、バイパス経路43と密閉容器70の熱交換量を十分確保することができ、バイパス経路43内部を通過する高圧冷媒が熱交換部44で加温されて、ほぼ気体の状態とすることができる。なお、熱伝導性ブチルゴム71に替えて、ハンダやロー材などの熱伝導率の高い金属を用いてバイパス経路43と密閉容器70を熱結合しても同様の効果が期待できるが、密閉容器70及び熱結合部の防錆処理が必要となる。熱伝導性ブチルゴム71を用いた場合は、密閉容器70に防錆塗装をした上に使用できる利点があるとともに、圧縮機19の振動がバイパス経路43に伝達することを抑制する効果も期待できる。また、密閉容器70は圧縮機19の40%程度の質量割合があり、圧縮機19が顕熱蓄熱する廃熱の40%程度を保持していると推定されるとともに、圧縮機19内部の冷媒(図示せず)や冷凍機油(図示せず)を介して、圧縮機19内部の機構部品などが蓄える廃熱と熱結合されているので、熱交換部44を密閉容器70の表面に形成すれば圧縮機19が顕熱蓄熱する廃熱を有効利用することができる。
なお、本実施の形態では圧縮機19と熱結合する熱交換部を圧縮機19の外郭で行ったが、圧縮機内部と熱結合しても良い。圧縮機19は、外郭を形成する密閉容器70、密閉容器70の内部に設置され、圧縮機構を形成するピストン91、シリンダ92とシャフト93、シャフト93を介して圧縮機構を駆動するモータ部94、圧縮機構の潤滑に利用される冷凍機油95からなる。ここで、圧縮機19の内部で熱交換するためにバイパス経路43の一部は密閉容器70を貫通するとともに、密閉容器70の下部に滞留する冷凍機油95内に設置されて、圧縮機19と熱結合する熱交換部96を形成する。これによって、バイパス経路43と密閉容器70の熱交換量を十分確保することができ、バイパス経路43内部を通過する高圧冷媒が熱交換部96で加温されて、ほぼ気体の状態とすることができる。また、密閉容器70の表面からの放熱を損なうことなく、バイパス経路43と密閉容器70の熱交結合を実現したので、通常冷却運転時に圧縮機19の放熱が損なわれて温度上昇し、圧縮機19の効率低下を招くことがない。
これによって、密閉容器70の表面からの放熱を損なうことなく、バイパス経路43と密閉容器70の熱交換量を十分確保することができ、さらに冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
なお、本実施の形態でバイパス経路43は外形φ2mm、内径φ1mmの銅管を用いており、主凝縮器21や上流側のパイプの寸法であるφ4mmよりも小さい。これにより、バイパス経路43の経路内で圧縮機19と熱結合する熱交換部44では、主凝縮器21から圧力が若干下がった状態となり、熱交換部44では熱交換しやすくなる。なお、バイパス経路43の内径は、作業性も考慮し、φ0.5〜φ3とすると良い。本実施の形態ではバイパス経路43の径で熱交換の効率を向上させたが、圧縮機19と熱結合する熱交換部44と主凝縮器21の間に膨張弁のような絞り調節機構を設けても同様の効果を得ることができる。
また、流路切換バルブ40は、防露パイプ41とバイパス経路43それぞれ単独の冷媒の流れを開閉制御することができる。通常、流路切換バルブ40は主凝縮器21から防露パイプ41への流路を開、主凝縮器21からバイパス経路43への流路を閉の状態を維持しており、後に説明する除霜時のみ流路の開閉を行う。
本実施の形態での風路構成としては、冷凍室18の背面に冷却室73があり、冷却室73には蒸発器20が配設され、蒸発器ファン30を有した蒸発器カバー(図示せず)覆われている。蒸発器20で生成された冷気は蒸発器近傍の蒸発器ファン30により、冷蔵室17と冷凍室18に冷気が送風される。
冷凍室18には蒸発器カバーを介して送風された冷気が冷凍室庫内を循環冷却し、蒸発器カバー下部に設けた冷凍室冷気戻り口(図示せず)から冷却室73に冷気が戻る。この間、冷凍室冷気の流れを遮断する冷凍室ダンパー31が配設されている。また、冷凍室18には冷凍室18の温度を検知するFCC温度センサ34が配置してある。
一方、冷蔵室17に向かって送風された冷気は、冷蔵室17に供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパー32、冷蔵室17の温度を検知するPCC温度センサ35によって、狙いとなる庫内温度に同等となるようにダンパーを開閉しながら制御される。冷蔵室ダンパー32を通過後、冷気は、冷蔵室17に冷気を供給するダクト33を介して冷蔵室17に送風され、冷蔵室庫内を冷却循環した後、蒸発器20側面を通過する冷蔵室戻りダクト102を通って冷却室73に戻る。ダクト33は冷蔵室17と上部機械室16が隣接する壁面に沿って形成され、ダクト33を通過する冷気の一部を冷蔵室の中央付近から排出するとともに、冷気の多くは上部機械室16が隣接する壁面を冷却しながら通過した後に冷蔵室17の上部から排出する。
次に、本実施の形態での蒸発器周囲の構成について説明する。
冷蔵庫本体11の背面には冷却室73が設けられ、冷却室73内には、代表的なものとしてフィンアンドチューブ式の冷気を生成する蒸発器20が冷凍室18の背面に配設されている。冷却室73の前面庫内側には、冷凍室18を冷却した冷気が蒸発器20へ戻るための冷凍室冷気戻り口を備えた蒸発器20を覆う蒸発器カバーが配置されている。また、蒸発器20の材質は、アルミや銅が用いられる。
蒸発器カバーは、庫内側の蒸発器前側カバーと蒸発器側の蒸発器後側カバーで構成されており、蒸発器後側カバーの蒸発器側には、金属製の伝熱促進部材(図示せず)を配置している。本実施の形態では、コストを考慮して除霜時の伝熱促進用としてはt=8μmのアルミ箔を、上下寸法は蒸発器20の下端から上端まで、左右寸法は蒸発器20のフィン間から+15mm程度までの大きめの寸法で貼り付けることで、除霜時の伝熱を促進し除霜効率向上での除霜時間短縮効果を得ている。なお、更なる効果を得るために、蒸発器20の背面側の内箱にアルミ箔を配置しても良い。更には、アルミ箔よりも厚みが大きいアルミプレート板や、アルミよりも熱伝導率の高い材料(例えば銅)で構成すると伝熱促進としての効果を更に発揮する。
蒸発器20の近傍(例えば上部空間)には強制対流方式により冷蔵室17、冷凍室18に蒸発器20で生成した冷気を送風する蒸発器ファン30が配置され、蒸発器20の下方には冷却時に蒸発器20や蒸発器ファン30に付着する霜を除霜する除霜ヒータ37としてガラス管製のガラス管ヒータが設けられている。ガラス管ヒータ37の上方には、ガラス管ヒータ37を覆うカバー(図示せず)が配置され、除霜時に蒸発器20から滴下した水滴が除霜によって高温になったガラス管表面に直接落ちることで、ジュージューといった音が発生しないようにガラス管径および幅と同等以上の寸法としている。
ガラス管ヒータ37の下方には、蒸発器20に付着した霜が解けて落下する除霜水を受ける蒸発皿24が配置されている。
蒸発器20の右側面には冷蔵室17を冷却した冷気が蒸発器20へと戻る冷蔵室戻りダクト102があり、冷蔵室戻りダクト102により導かれた冷気は蒸発器20の下部で冷凍室戻り口からの冷凍室冷気と合流し、再び熱交換すべく蒸発器20へと流れる。
ここで、近年の冷凍サイクルの冷媒としては、地球環境保全の観点から地球温暖化係数が小さい可燃性冷媒であるイソブタンが使用されている。この炭化水素であるイソブタンは空気と比較して常温、大気圧下で約2倍の比重である(2.04、300Kにおいて)。これにより従来に比して冷媒充填量を低減でき、低コストであると共に、可燃性冷媒が万が一に漏洩した場合の漏洩量が少なくなり安全性をより向上できる。
本実施の形態では、冷媒にイソブタンを用いており、防爆対応として除霜時のガラス管ヒータ37の外郭であるガラス管表面の最大温度を規制している。そのため、ガラス管表面の温度を低減させるため、ガラス管を2重に形成された2重ガラス管ヒータを採用している。このほか、ガラス管表面の温度を低減させる手段としては、ガラス管表面に放熱性の高い部材(例えばアルミフィン)を巻きつけることもできる。このとき、ガラス管を1重とすることで、ガラス管ヒータ37の外形寸法を小さくできる。
除霜時の効率を向上させる手段としては、ガラス管ヒータ37に加えて、蒸発器20に密着したパイプヒータを併用しても良い。この場合、パイプヒータからの直接の伝熱によって蒸発器20の除霜は効率的に行われると共に、蒸発器20の周囲の蒸発皿24や蒸発器ファン30に付着した霜をガラス管ヒータ37で溶かすことができるため、除霜時間の短縮が図れ、省エネや除霜時間における庫内温度の上昇を抑制することができる。
その中で、本実施の形態での蒸発器20は、一般的に使用される蒸発器20と同様に、代表的なフィンアンドチューブ式の蒸発器20であり、フィンを有する冷媒管を上下方向に積層した蒸発器20である。蒸発器20は、概ね上下方向に10段の冷媒管と、前後方向に3列の冷媒管からの30本の冷媒管が蒸発器20に配置した構成としており、本実施の形態での蒸発器20での冷媒管は上部より下部の幅寸法を短くした構成としている。
ここで、本実施の形態における冷凍サイクルの蒸発器周囲の構成として、蒸発器20の入口部は、絞り42とバイパス経路43の出口部がY字のジョイントパイプにて合流し接続されており、蒸発器出口部は圧縮機19へと繋がるパイプに接続されている。蒸発器20には、蒸発器20の温度を検知するDEF温度センサ36を有しており、入口パイプ部分に配設されている。
空冷ファン23、圧縮機19、蒸発器ファン30をともに停止している冷却停止状態(以下、この動作を「OFFモード」という)において、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_ON温度まで上昇するか、あるいは、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_ON温度まで上昇すると、冷凍室ダンパー31を閉とし、冷蔵室ダンパー32を開として、圧縮機19とファン23、蒸発器ファン30を駆動する(以下、この動作を「PC冷却モード」という)。
PC冷却モードにおいては、空冷ファン23の駆動によって、隔壁22で仕切られた下部機械室15の主凝縮器21側が負圧となり複数の吸気口26から外部の空気を吸引し、蒸発皿24側が正圧となり下部機械室15内の空気を複数の排出口27から外部へ排出する。
一方、圧縮機19から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、ドライヤ38で水分除去され、流路切換バルブ40を介して防露パイプ41へ供給される。防露パイプ41を通過した冷媒は冷凍室18の開口部を暖めながら、筐体12を介して放熱して凝縮した後、絞り42で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17の庫内空気と熱交換して冷蔵室17を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機19に還流する。
PC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降上昇するとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降すると、OFFモードに遷移する。
また、PC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度より高い温度を示すとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降すると、冷凍室ダンパー31を開とし、冷蔵室ダンパー32を閉として、圧縮機19と空冷ファン23、蒸発器ファン30を駆動する。以下、PC冷却と同様に冷凍サイクルを稼動させることにより、冷凍室18の庫内空気と蒸発器20を熱交換して冷凍室18を冷却する(以下、この動作を「FC冷却モード」という)。
FC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_ON温度以上を示すと、PC冷却モードに遷移する。
また、FC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_ON温度より低い温度を示すと、OFFモードに遷移する。
また、PC冷却モード中に、冷凍室の扉開閉等でFCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_ON温度より高い温度を示した場合や、FC冷却モード中に、冷蔵室の扉開閉等でPCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_ON温度より高い温度を示した場合は、冷凍室ダンパー31を開とし、冷蔵室ダンパー32も開として、冷蔵室と冷凍室を冷却することもできる(以下、この動作を「PC+FC冷却モード」という)。
ここで、本実施の形態の冷蔵庫の除霜時の運転動作について説明する。
図5において、流路切換バルブ40の状態「開閉」は、主凝縮器21から防露パイプ41への流路を開放して、主凝縮器21からバイパス経路43への流路を閉塞することを意味する。また、流路切換バルブ40の状態「閉開」は、主凝縮器21から防露パイプ41への流路を閉塞して、主凝縮器21からバイパス経路43への流路を開放することを意味する。流路切換バルブ40の状態「閉閉」は、主凝縮器21から防露パイプ41への流路を閉塞して、主凝縮器21からバイパス経路43への流路を閉塞することを意味する。
図5のタイムチャートは本実施の形態の除霜時の制御を示している。
圧縮機19の積算運転時間または、前回除霜動作後から経過した時間が所定時間に達すると、蒸発器20の着霜を加温して融解する除霜モードに移行する。
除霜モードの区間aにおいて、まず、冷蔵室17の温度上昇を抑制するために、PC+FC冷却モードと同様に冷蔵室17と冷凍室18を所定時間冷却し、その後、除霜時の温度上昇の影響を受けやすい冷凍室18の温度上昇を抑制するために、FC冷却モードと同様に冷凍室18を所定時間冷却する。なお、冷蔵室17の庫内温度が0℃以下になると保存している食品が凍結する恐れがあるため、場合によってはPC+FC冷却モードを省略しFC冷却モードのみとすることもできる。次に、区間bにおいて、圧縮機19を運転しながら流路切換バルブ40を全閉となる閉閉状態とすることによって、主凝縮器21から防露パイプ41とバイパス経路43への流路を共に閉塞して防露パイプ41と蒸発器20、及びバイパス経路43に滞留する冷媒を主凝縮器21へ回収する。そして、区間cにおいて、圧縮機19を停止するとともに、流路切換バルブ40を切換えて主凝縮器21からバイパス経路43への流路を開放することで、バイパス経路43を介して主凝縮器21に回収された高圧冷媒を蒸発器20に供給する。このとき、バイパス経路43に設けられた熱交換部44で高圧冷媒が停止中の圧縮機19の廃熱によって加温されて、乾き度が増大する。これは、区間bにおいて高圧冷媒が主凝縮器21に回収される際に外気に放熱して大部分が凝縮するためである。従って、区間cにおいて高圧冷媒が熱交換部44で加温されずに蒸発器20に供給される場合に比べて、外気温度に維持された高圧冷媒の顕熱に加えて凝縮潜熱による熱量を蒸発器20に加えることができる。次に、区間dにおいて、蒸発器20に取り付けられた除霜ヒータ37に通電して除霜を完了する。除霜の完了はDEF温度センサ36が所定温度に達したことで判断する。そして、区間eにおいて、流路切換バルブ40を切換えて主凝縮器21からバイパス経路43への流路を閉塞するとともに、主凝縮器21から防露パイプ41への流路を開放して冷凍サイクル内を均圧し、区間fから通常運転を再開する。
この一連の動作において、区間bでは更に、圧縮機19の運転中に蒸発器ファン30も運転している。これにより、蒸発器20の過度な温度低下を抑制することでの圧縮機品質の向上と共に、冷媒の回収時間も早くなるため時間短縮が図れる。更に後の区間cにおいて主凝縮器21から蒸発器20へ冷媒を供給する際に十分な冷媒量を供給できるため蒸発器20での温度昇温効果を高め、区間cにおける除霜ヒータ37による除霜時間の短縮を図ることで省エネとなる。除霜時間が短くなれば、圧縮機19を停止している非冷却時間も短くなるため食品自身の昇温も抑えられる。これは温度変動によって劣化する食品保存性に対しても好条件となる。
なお、区間bで蒸発器ファン30を運転することは蒸発器20において冷媒が相変化する顕熱変化及び潜熱変化の熱の利用が可能であり、冷蔵室ダンパー32を開し冷凍室ダンパー31を閉する動作をすることで、蒸発器ファン30の運転による蒸発器20の温度上昇の影響で各室に送風される冷気も昇温するが、冷凍室ダンパー31を閉しているため冷凍室18に送風されず、冷蔵室17にのみ送風できることから冷蔵室17のみを冷却することができるため、除霜中の圧縮機停止による冷蔵室17内の温度上昇を抑制することができ、庫内に保存されている食品の劣化を抑制できる。また、蒸発器ファン30の運転で冷蔵室17から冷蔵室戻りダクト102を通過した戻り空気により蒸発器自身も温度昇温することで、区間cにおけるヒータ除霜時の開始温度も高くなりヒータ通電時間短縮もでき省エネとなる。
また、蒸発器20の蒸発器出口近傍に第二のDFC温度センサ110を備え、区間bの主凝縮器21への冷媒回収動作時において、第二のDFC温度センサ110の温度が所定の温度となった時点で冷媒回収動作を終了してもよい。この場合、冷凍サイクル内の冷媒が主凝縮器21に回収される際に、蒸発器20の温度は蒸発器入口側から上昇しはじめ、蒸発器20の出口側が遅れて上昇するが、蒸発器20の出口近傍の温度を検知することで蒸発器20内に残留する冷媒を確実に回収することができる。故に区間cで加温に利用する際の供給冷媒を安定的に確保することで、区間dにおける除霜ヒータ37の電力量を安定的に削減することができ、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
また、区間bにおける冷媒回収動作の終了を、DFC温度センサ36もしくは第二のDFC温度センサ110が温度最下点から所定値温度上昇した時点で終了することで、蒸発器含めた冷凍サイクル内の冷媒を主凝縮器21に回収することが確実に行えることができる。更に蒸発器出口に配設してある第二のDFC温度センサ110を用いることで、冷媒回収時にアキュムレータがあり温度昇温が遅い出口側の温度を検知できるため、なお良い。更に、最適な冷媒回収時間で終了することができる。故に、除霜動作としての時間が短縮されるため、除霜にかかる時間即ち庫内を冷却しない非冷却時間が短縮され冷蔵庫の省エネルギー化になると共に庫内温度の上昇も抑制され食品の品質劣化を抑制することができる。また、除霜にかかる時間が短縮され庫内温度が上昇しにくくなるということは、除霜後の冷却時間も短縮できるため除霜ヒータ37が通電された熱負荷も考慮して全体として、冷蔵庫の省エネルギー化を図ることができる。
また、本実施の形態では、バイパス経路43の出口を蒸発器入口側と接続している。これにより、冷蔵庫の冷凍サイクルにおいて、絞り42の出口部即ち蒸発器入口部は除霜時に温度上昇しにくいために温度を検知するDFC温度センサ36を配設し、センサが所定の温度を検知することで除霜終了の判定を行っているが、バイパス経路43の出口を温度上昇しにくい蒸発器入口側から高圧冷媒を供給するべく接続することで、予め蒸発器入口の温度を上昇させて、区間dでの温度上昇を促進している。
なお、バイパス経路43の出口を蒸発器入口側と接続しているため、温度上昇を既配設のDFC温度センサ36を用いて検知することができる。これによりコストアップの必要が無くコストパフォーマンスが高い冷蔵庫を提供できる。
なお、区間cの終了前に区間dの開始を行ってもよい。この場合、区間cで、圧縮機19を停止し、流路切換バルブ40を切換えて主凝縮器21からバイパス経路43への流路を開放することで、主凝縮器21に回収された高圧冷媒が蒸発器20に供給され、蒸発器20の内部で供給された冷媒が凝縮することで凝縮熱により蒸発器温度が上昇していくが、このとき、蒸発器温度が最高温度に達する前に区間dに移行し除霜ヒータ37の通電を開始することで、区間cでの最高温度を越えた後の温度低下ロスを発生することなく効果的に蒸発器20の温度を上昇させることができる。本実施の形態では、区間cでの蒸発器温度をDFC温度センサ36によって検知した方法としたが、第二のDFC温度センサ110を用いても良いし、区間毎の時間を決めて時間制御としても良い。また、温度と時間の両方による切替制御としてもよい。この場合は、例えば扉開閉等で蒸発器に付着する霜の量が変化した場合でも、区間切替による除霜時の供給する熱ロスを発生することはない。
また、本実施の形態では、温度センサを用いて蒸発器温度を検知することで区間cでの冷媒状態を把握し、その後区間dにて除霜ヒータ37を通電しているが、圧力センサを用いて高圧圧力と蒸発器での低圧圧力が平衡しバランスした時点で区間dへと移行しても良い。
なお、本実施の形態では、主凝縮器21は強制空冷タイプの凝縮器としたが、筐体12の側面や背面に熱結合される第二の防露パイプを用いてもよい。冷蔵室17や冷凍室18の開口部周辺と熱結合される防露パイプ41と異なり、筐体12の側面や背面に熱結合される第二の防露パイプは圧縮機19が停止中でも外気温度近傍に維持されるので、主凝縮器21として利用しても同様の効果が期待できる。
なお、本実施の形態では、流路切換バルブ40と蒸発器20をバイパス経路43で接続したが、除霜の際に蒸発器20へ供給する高圧冷媒の流速が早すぎて流動音が発生する場合、流速を調整するための流路抵抗をバイパス経路43と直列に接続してもよい。
なお、本実施の形態では、除霜の際に高圧冷媒を防露パイプ41と絞り42を経由せずに蒸発器20へ直接供給することで、圧縮機19が停止した際に主凝縮器21よりも低温となる防露パイプ41の影響で高圧冷媒の温度が低下することを回避したが、除霜の進行により蒸発器20の温度が防露パイプ41よりも高くなると、絞り42を介して高圧冷媒が蒸発器20から防露パイプ41へ逆流する可能性があるので、防露パイプ41の出口から蒸発器20の入口の経路内に逆流を防止する逆止弁や二方弁を設けてもよい。
なお、本実施の形態では、除霜の際の除霜ヒータ37としてガラス管ヒータを用いたが、ガラス管ヒータに加えパイプヒータを組み合わせた場合、お互いのヒータ容量を適正化することで、ガラス管ヒータの容量を低くすることが可能となる。ヒータ容量を低くすると除霜時のガラス管ヒータの外郭の温度も低くすることができるため、除霜時の赤熱も抑制できる。
更に、除霜時におけるガラス管ヒータの入力時間を低減できるということは、非冷却運転時間短縮での温度上昇抑制や、ガラス管ヒータ自身の発熱による温度上昇抑制となることが、庫内で保存されている食品にも該当する。庫内に保存されている冷凍食品は、除霜時の非冷却運転時間での温度上昇やガラス管ヒータ自身の温度からの伝熱、及び除霜時の暖気の庫内流入等により、霜焼けや熱の変動による影響で劣化していくが、本実施の形態において、長期間保存した場合でも食品の劣化を抑えることができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、蒸発器及び防露パイプに滞留する冷媒を主凝縮器に回収し、冷凍サイクル内の高圧冷媒が圧力差により蒸発器に流入して蒸発器を加温するエネルギーを利用して、除霜用電気ヒータの出力を削減することができるので、業務用冷蔵庫など他の冷凍冷蔵応用商品にも適用できる。
11 冷蔵庫
12 筐体
13 扉
14 脚
15 下部機械室
16 上部機械室
17 冷蔵室
18 冷凍室
19 圧縮機
20 蒸発器
21 主凝縮器
22 隔壁
23 ファン(空冷ファン)
24 蒸発皿
25 底板
26 吸気口
27 排出口
28 連通風路
30 蒸発器ファン
31 冷凍室ダンパー
32 冷蔵室ダンパー
33 ダクト
34 FCC温度センサ
35 PCC温度センサ
36 DEF温度センサ
37 除霜ヒータ(ガラス管ヒータ)
38 ドライヤ
40 流路切換バルブ
41 防露パイプ
42 絞り
43 バイパス経路
44 熱交換部
70 密閉容器
71 熱伝導性ブチルゴム
72 アルミ箔テープ
73 冷却室
102 冷蔵室戻りダクト
110 温度センサ(第二のDFC温度センサ)

Claims (4)

  1. 少なくとも圧縮機、蒸発器、主凝縮器、防露パイプを有する冷凍サイクルを備え、前記主凝縮器の下流側に接続した流路切換バルブと、前記流路切換バルブの下流側に接続した防露パイプと、前記防露パイプと並列に接続し一部を圧縮機と熱結合する熱交換部を有したバイパス経路とを有し、断熱壁で区画形成された冷凍室および冷蔵室に供給する冷気をそれぞれ制御する冷凍室ダンパーおよび冷蔵室ダンパーとを備えた冷蔵庫において、前記蒸発器を除霜する際に、前記蒸発器の近傍に設けた蒸発器ファンおよび前記圧縮機を運転中に前記流路切換バルブを全閉するとともに前記冷蔵室ダンパーを開き前記冷凍室ダンパーを閉じる動作により、前記蒸発器および前記防露パイプ内の滞留冷媒の回収動作後、前記圧縮機を停止するとともに前記流路切換バルブを前記バイパス経路側に開放することにより、回収した高圧冷媒を前記蒸発器に供給し、所定時間後、前記蒸発器の近傍に設けた除霜ヒータに通電することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記蒸発器の出口近傍に温度センサを備え、前記冷媒回収動作時に前記温度センサの温度が所定の温度となった時点で前記冷媒回収動作を終了することを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記温度センサの温度が最下点から所定温度上昇した時点で前記冷媒回収動作を終了することを特徴とする請求項1または2のいずれか記載の冷蔵庫。
  4. 前記バイパス経路の出口を前記蒸発器入口側と接続したことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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