JP6074596B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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    • F25B2400/0403Refrigeration circuit bypassing means for the condenser

Description

本発明は、冷凍室と冷蔵室にそれぞれ冷気を遮断するダンパーを有し、1個の蒸発器を用いて冷凍室と冷蔵室それぞれを単独で冷却することにより、冷凍サイクルの効率を高めた冷蔵庫に関するものである。
省エネルギーの観点から、家庭用冷蔵庫においては、1個の蒸発器を用いて冷凍室と冷蔵室それぞれを単独で冷却することにより、冷凍サイクルの効率を高めた冷蔵庫がある。これは、比較的空気温度の高い冷蔵室を冷却する際に冷凍室よりも高い蒸発温度で冷却することで、冷凍サイクルの効率を高めるものである。
さらに、冷凍室と冷蔵室それぞれに設けられた冷気を遮断するダンパーを用いて、圧縮機停止中に低温である蒸発器の冷熱を利用して冷蔵室を冷却することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これは、蒸発器に付着した霜の昇華熱あるいは融解熱を再利用することで、除霜時のヒータ電力を削減しながら冷蔵室の冷却に必要な冷凍サイクルの能力を削減することにより省エネルギー化を図るものである。
以下、図面を参照しながら従来の冷蔵庫を説明する。
図8は従来の冷蔵庫の縦断面図、図9は従来の冷蔵庫の冷凍サイクル構成図、図10は従来の冷蔵庫の正面の模式図、図11は従来の冷蔵庫の冷却制御における状態遷移とその切換条件を示した図、図12は従来の冷蔵庫の冷却停止前後の制御を示した図である。
図8〜10において、冷蔵庫11は、筐体12、扉13、筐体12を支える脚14、筐体12の下部に設けられた下部機械室15、筐体12の上部に配置された冷蔵室17、筐体12の下部に配置された冷凍室18を有している。また、冷凍サイクルを構成する部品として、下部機械室15に納められた圧縮機56、冷凍室18の背面側に収められた蒸発器20、下部機械室15内に納められた主凝縮器21を有している。また、下部機械室15を仕切る隔壁22、隔壁22に取り付けられ主凝縮器21を空冷するファン23、圧縮機56の上部に設置された蒸発皿57、下部機械室15の底板25を有している。
また、底板25に設けられた複数の吸気口26、下部機械室15の背面側に設けられた排出口27、下部機械室15の排出口27と筐体12の上部を繋ぐ連通風路28を有している。ここで、下部機械室15は隔壁22によって2室に分けられ、ファン23の風上側に主凝縮器21、風下側に圧縮機56と蒸発皿57を収めている。
また、冷凍サイクルを構成する部品として、主凝縮器21の下流側に位置し、冷凍室18の開口部周辺の筐体12の外表面と熱結合された防露パイプA37、防露パイプA37の下流側に位置し、循環する冷媒を乾燥するドライヤ38、ドライヤ38と蒸発器20を結合し、循環する冷媒を減圧する絞り39を有している。
また、蒸発器20で発生する冷気を冷蔵室17と冷凍室18に供給する蒸発器ファン50、冷凍室18に供給される冷気を遮断する冷凍室ダンパー51、冷蔵室17に供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパー52、冷蔵室17に冷気を供給するダクト53、冷凍室18の温度を検知するFCC温度センサ54、冷蔵室17の温度を検知するPCC温度センサ55、蒸発器20の温度を検知するDEF温度センサ58を有している。
また、ドライヤ38の出口側に開閉弁60を設け、冷凍サイクル運転中は開閉弁を開けるとともに、冷凍サイクル停止中に開閉弁を閉めることで、冷凍サイクル内の冷媒が停止中に移動することを防止する。
以上のように構成された従来の冷蔵庫について以下にその動作を説明する。
図11において、M1〜M11は従来の冷蔵庫の冷却制御におけるモード切換を示す。
ファン23、圧縮機56、蒸発器ファン50をともに停止している冷却停止状態(以下、この動作を「OFFモード」という)において、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_ON温度まで上昇するか、あるいは、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度まで上昇する(すなわち、M1の条件を満足する)と、冷凍室ダンパー51を閉とし、冷蔵室ダンパー52を開として、圧縮機56とファン23、蒸発器ファン50を駆動する(以下、この動作を「PC冷却モード」という)。
PC冷却モードにおいては、ファン23の駆動によって、隔壁22で仕切られた下部機械室15の主凝縮器21側が負圧となり複数の吸気口26から外部の空気を吸引し、圧縮機56と蒸発皿57側が正圧となり下部機械室15内の空気を複数の排出口27から外部へ排出する。
一方、圧縮機56から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、防露パイプA37へ供給される。防露パイプA37を通過した冷媒は冷凍室18の開口部を暖めながら、筐体12を介して外部に放熱して凝縮する。防露パイプA37を通過した液冷媒は、ドライヤ38で水分除去され、絞り39で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17の庫内空気と熱交換して冷蔵室17を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機56に還流する。
PC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降上昇するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降する(すなわち、M2の条件を満足する)と、OFFモードに遷移する。
また、PC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度より高い温度を示すとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降する(すなわち、M5の条件を満足する)と、冷凍室ダンパー51を開とし、冷蔵室ダンパー52を閉として、圧縮機56とファン23、蒸発器ファン50を駆動する。以下、PC冷却と同様に冷凍サイクルを稼動させることにより、冷凍室18の庫内空気と蒸発器20を熱交換して冷凍室18を冷却する(以下、この動作を「FC冷却モード」という)。
FC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度以上を示す(すなわち、M6の条件を満足する)と、PC冷却モードに遷移する。
また、FC冷却モード中に、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度より低い温度を示す(すなわち、M4の条件を満足する)と、OFFモードに遷移する。
ここで、OFFモード前後の制御の詳細について説明する。
図12において、区間pはPC冷却モードあるいはFC冷却モードを示し、区間qはOFFモードを示す。OFFモードにおいては、開閉弁60を閉塞し圧縮機56を停止するとともに、蒸発器ファン50とファン23を停止する。これによって、防露パイプA37と主凝縮器21などに存在する高温冷媒が蒸発器20に流入することを防止して、蒸発器20の昇温を抑制する。
次に、蒸発器20に付着した霜を利用した冷却動作について説明する。
蒸発器20の近傍に設置された除霜ヒータ(図示せず)に通電するとともに、圧縮機56を停止、冷凍室ダンパー51を閉とし、冷蔵室ダンパー52を開として蒸発器ファン50を駆動する(以下、この動作を「デフロストモード」という)ことによって、蒸発器20に付着した霜を融解除去するとともに、除去されつつある霜の昇華熱あるいは融解熱を利用して冷蔵室17を冷却する。
また、蒸発器20の近傍に設置された除霜ヒータ(図示せず)に通電せずに、圧縮機56を停止、冷凍室ダンパー51を閉とし、冷蔵室ダンパー52を開として蒸発器ファン50を駆動する(以下、この動作を「オフサイクル冷却モード」という)ことによって、蒸発器20とこれに付着している霜の低温の顕熱と霜の昇華熱あるいは融解熱を利用して冷蔵室17を冷却する。このとき、蒸発器20に付着した霜は完全に融解除去されることはないが、蒸発器20に付着した霜を再利用することで、デフロストモード時のヒータ(図示せず)の電力を削減しながら冷蔵室17を冷却することができる。
FC冷却モード中に、電源投入時、あるいは、前回のデフロスト終了時から所定時間Tx2を経過する(すなわち、M7の条件を満足する)と、冷凍室18を通常より低い温度まで冷却するためにFC冷却を所定時間継続する(以下、この動作を「プリクールモード」という)。次に、プリクール開始からが所定時間Tx3経過する(すなわち、M8の条件を満足する)と、デフロスト動作に遷移する。そして、デフロスト中に、蒸発器20に取り付けられたDEF温度センサ58の検知する温度が所定値のDEF_OFF温度より高い温度を示すか、あるいは、デフロスト開始から所定時間Tx4経過する(すなわち、M9の条件を満足する)と、オフサイクル冷却モードに遷移する。
また、OFFモード中に、OFF開始から所定時間Tm経過する(すなわち、M10の条件を満足する)と、オフサイクル冷却モードに遷移する。
オフサイクル冷却モード中に、オフサイクル冷却の開始から所定時間Td経過する(すなわち、M11の条件を満足する)と、OFFモードに遷移する。
ここで、過負荷条件における冷却動作について説明する。
従来の冷蔵庫においては、冷蔵室17を単独で冷却するPC冷却と、冷凍室18を単独で冷却するFC冷却を切り換えて冷却制御を行うため、冷蔵室17あるいは冷凍室18に高温の食材などが投入されるような過大な負荷が発生した場合、冷蔵室17あるいは冷凍室18のどちらか一方が長時間冷却されないことが懸念される。
そこで、M5の条件に付記されたように、PC冷却中にFCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_ON温度を越えた場合、あるいは、M6の条件に付記されたように、FC冷却中にPCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_ON温度を越えた場合、PCC温度センサ55の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度に到達するか、あるいは、FCC温度センサ54の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度
に到達するまでの間、所定時間TxrのPC冷却と所定時間TxfのFC冷却を交互に繰り返す(以下、この動作を「交互冷却」という)。これによって、冷蔵室17あるいは冷凍室18のどちらか一方が長時間冷却されない状態を回避することができる。
以上のように説明した動作によって、PC冷却モードの蒸発器20の温度をFC冷却モードよりも高く保つことで、冷凍サイクルの効率を高めることができるとともに、オフサイクル冷却モードによって蒸発器20に付着した霜の融解潜熱を再利用することで、除霜時のヒータ電力(図示せず)を削減しながら冷蔵室17の冷却に必要な冷凍サイクルの能力を削減することにより省エネルギー化を図ることができる。
特開平9−236369号公報
しかしながら、従来の冷蔵庫の構成では、冷蔵庫の設置環境や運転状態によらず常に防露パイプA37に冷媒を流すために、防露パイプA37から冷凍室18に侵入する熱負荷に起因して冷蔵庫の消費電力量が増大する原因となる。
また、長い細径管で構成される防露パイプA37は圧力損失が大きく、特に冷媒循環量が増大する過負荷条件における凝縮温度上昇の要因となり、冷蔵庫の消費電力量が増大する原因となる。
従って、冷蔵庫の設置環境や運転状態によって防露パイプに起因する圧力損失や熱負荷を抑制することが課題であった。
本発明は、従来の課題を解決するもので、主凝縮器の下流側に流路切換バルブを介して複数の防露パイプを並列接続することで、冷蔵庫の設置環境や運転状態によって防露パイプに起因する圧力損失や熱負荷を調整して抑制することを目的とする。
従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、主凝縮器の下流側に流路切換バルブを介して複数の防露パイプを並列接続したことを特徴とするものである。
これによって、特に冷媒循環量が大きい過負荷時に複数の防露パイプを同時に並列使用して防露パイプに起因する圧力損失を抑制することができる。ここで、過負荷時とは、例えば比較的外気の温度や湿度が高い夏場に頻繁に扉開閉を行った場合や、温度の高い食品を収納した場合を想定したもので、このような場合、冷凍サイクルの運転率が増大して冷媒循環量が増大するとともに、防露パイプが配設された冷蔵庫筐体の周囲の結露防止が必要となる。このとき、防露パイプを同時に並列使用して1本当りの冷媒循環量を低減することで、防露パイプに起因する圧力損失を抑制することができる。
本発明の冷蔵庫は、主凝縮器の下流側に流路切換バルブを介して複数の防露パイプを並列接続することで、防露パイプに起因する圧力損失や熱負荷を調整して抑制することができ、冷蔵庫の省エネが図れる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサイクル構成図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の背面の模式図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却制御における状態遷移とその切換条件を示した図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫のサイクル構成図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の正面の模式図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の冷却停止前後の制御を示した図 従来の冷蔵庫の縦断面図 従来の冷蔵庫のサイクル構成図 従来の冷蔵庫の正面の模式図 従来の冷蔵庫の冷却制御における状態遷移とその切換条件を示した図 従来の冷蔵庫の冷却停止前後の制御を示した図
第1の発明は、少なくとも圧縮機、蒸発器、凝縮器を有する冷凍サイクルを備え、前記凝縮器は強制空冷方式の主凝縮器と、前記主凝縮器の下流側に接続した流路切換バルブと、前記流路切換バルブの下流側に接続した副凝縮器とを有し、前記副凝縮器は並列に接続した複数の防露パイプを有し、前記冷凍サイクルが通常条件で運転する場合は複数の前記防露パイプに交互に冷媒を流すとともに、過負荷条件で運転する場合は複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流すものである。
これによって、通常時は防露パイプに起因する熱負荷を抑制するとともに、冷媒循環量が大きい過負荷時に複数の防露パイプを同時に並列使用して防露パイプに起因する圧力損失を抑制することができる。ここで、過負荷時とは、例えば比較的外気の温度や湿度が高い夏場に頻繁に扉開閉を行った場合や、温度の高い食品を収納した場合を想定したもので、このような場合、冷凍サイクルの運転率が増大して冷媒循環量が増大するとともに、防露パイプが配設された冷蔵庫筐体の周囲の結露防止が必要となる。このとき、防露パイプを同時に並列使用して1本当りの冷媒循環量を低減することで、防露パイプに起因する圧力損失を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、冷蔵室と冷凍室とを備え、前記冷蔵室と前記冷凍室とがともに所定温度よりも高い場合を過負荷条件として、複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流すものである。
これによって、通常条件で運転する場合と過負荷条件時に運転する場合とに場合分けを行い、各条件にあった運転することで省エネルギー化を図ることができる。さらに冷媒循環量が大きい過負荷時を的確に把握した上で、複数の防露パイプを同時に並列使用して防露パイプに起因する圧力損失を抑制することができるとともに、冷蔵室及び冷凍室の温度上昇を抑制することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、冷蔵室と、冷凍室と、冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルの構成要素である蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷気を前記冷蔵室および前記冷凍室へ供給する蒸発器ファンと、前記蒸発器から前記冷蔵室へ供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパーと、前記蒸発器から前記冷凍室へ供給される冷気を遮断する冷凍室ダンパーと、前記冷凍室の温度を検知するFCC温度センサと、前記冷蔵室の温度を検知するPCC温度センサとを有する冷蔵庫において、前記冷凍室ダンパーを開放し、前記冷蔵室ダンパーを閉塞して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷凍室を冷却するFC冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを閉塞し、前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷蔵室を冷却するPC冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを開放し、
前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷凍室と冷蔵室を同時に冷却する同時冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを閉塞し、前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを停止しながら前記蒸発器ファンを運転することで、前記蒸発器と前記冷蔵室内の空気を熱交換するオフサイクル冷却モードとを有し、通常条件ではFC冷却モードとPC冷却モード、オフサイクル冷却モードを組み合わせて冷却するとともに、過負荷条件では同時冷却モードとFC冷却モードを組み合わせて冷却するものである。
これによって、通常条件では高効率なPC冷却モードをできるだけ維持するとともに、過負荷条件では冷凍室の冷却を継続しながら、冷凍室と冷蔵室の冷却量を自動的に適正に調整することができ、冷蔵室及び冷凍室の温度上昇を抑制することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記圧縮機は可変速圧縮機とし、通常運転時は前記圧縮機を所定回転数未満で運転しながらFC冷却モードとPC冷却モード、オフサイクル冷却モードを組み合わせて冷却するとともに、過負荷条件では前記圧縮機を所定回転数以上で運転しながら同時冷却モードとFC冷却モードを組み合わせて冷却するものである。
これによって、同時冷却モードにおける蒸発器の温度上昇を抑制して、冷凍室の冷却能力不足を抑制することができる。
第5の発明は、第1から第4のいずれかの発明において、上部機械室と下部機械室とを備え、前記上部機械室に前記圧縮機を配置するとともに、前記下部機械室に前記流路切換バルブを配置するものである。
これによって、流路切換バルブの接続配管と圧縮機の共振を抑制することにより、冷蔵庫の騒音を低減することができる。
第6の発明は、第5の発明において、複数の防露パイプの合流点を上部機械室に配置するとともに、前記防露パイプの流れ方向を略上方とするものである。
これによって、複数の防露パイプの流れ方向を一方向とすることで防露パイプに滞留する冷媒量を低減することができ、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器に流入する防露パイプ内の高温冷媒の量が減少することで蒸発器の昇温を抑制することができる。
第7の発明は、第1から第6のいずれかの発明において、冷凍サイクルの停止前の所定時間の間、複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流しながら、凝縮器を強制空冷するファンを停止するとともに、冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞するものである。
これによって、冷凍サイクルの停止直前の防露パイプ内の冷媒の乾き度を上昇させて防露パイプに滞留する冷媒量を低減することができ、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器に流入する防露パイプ内の高温冷媒の量が減少することで蒸発器の昇温を抑制することができる。
第8の発明は、第7の発明において、冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞した後、所定時間の間、圧縮機を運転するものである。
これによって、冷凍サイクルの停止中に防露パイプ内の冷媒の一部を圧縮機まで回収することで防露パイプに滞留する冷媒量を低減することができ、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器に流入する防露パイプ内の高温冷媒の量が減少することで蒸発器の昇温
を抑制することができる。
第9の発明は、第7から第8のいずれかの発明において、冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞した後、冷凍サイクルの運転に先立って流路切換バルブを開放して所定時間保持することで、防露パイプに冷媒を貯留するものである。
これによって、冷凍サイクルの運転直後の冷媒循環量不足を解消することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明するが、従来例と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の縦断面図、図2は本発明の実施の形態1における冷蔵庫のサイクル構成図、図3は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の背面の模式図、図4は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却制御における状態遷移とその切換条件を示した図である。
図1〜3において、冷蔵庫11は、筐体12、扉13、筐体12を支える脚14、筐体12の下部に設けられた下部機械室15、筐体12の上部に設けられた上部機械室16、筐体12の上部に配置された冷蔵室17、筐体12の下部に配置された冷凍室18を有する。また、冷凍サイクルを構成する部品として、上部機械室16に納められた圧縮機19、冷凍室18の背面側に収められた蒸発器20、下部機械室15内に納められた主凝縮器21を有している。また、下部機械室15を仕切る隔壁22、隔壁22に取り付けられ主凝縮器21を空冷するファン23、隔壁22の風下側に設置された蒸発皿24、下部機械室15の底板25を有している。
ここで、圧縮機19は可変速圧縮機であり、20〜80rpsから選択された6段階の回転数を使用する。これは、配管などの共振を避けながら、圧縮機19の回転数を低速〜高速の6段階に切り換えて冷凍能力を調整するためである。圧縮機19は、起動時は低速で運転し、冷蔵室17あるいは冷凍室18を冷却するための運転時間が長くなるに従って増速する。これは、最も高効率な低速を主として使用するとともに、高外気温や扉開閉などによる冷蔵室17あるいは冷凍室18の負荷の増大に対して、適切な比較的高い回転数を使用するためである。このとき、冷蔵庫11の冷却運転モードとは独立に、圧縮機19の回転数を制御するが、蒸発温度が高く比較的冷凍能力が大きいPC冷却モードの起動時の回転数をFC冷却モードよりも低く設定してもよい。また、冷蔵室17あるいは冷凍室18の温度低下に伴って、圧縮機19を減速しながら冷凍能力を調整してもよい。
また、底板25に設けられた複数の吸気口26、下部機械室15の背面側に設けられた排出口27、下部機械室15の排出口27と上部機械室16を繋ぐ連通風路28を有している。ここで、下部機械室15は隔壁22によって2室に分けられ、ファン23の風上側に主凝縮器21、風下側に蒸発皿24を収めている。
また、冷凍サイクルを構成する部品として、主凝縮器21の下流側に位置し、冷凍室18の開口部周辺の筐体12の外表面と熱結合された防露パイプA37、防露パイプA37の下流側に位置し、循環する冷媒を乾燥するドライヤ38、ドライヤ38と蒸発器20を結合し、循環する冷媒を減圧する絞り39を有している。
ここで、防露パイプA37の冷媒流路を分岐するために、流路切換バルブ40、防露パイプB41、合流点42を有している。防露パイプA37と防露パイプB41は、流路切
換バルブ40と合流点42を並列に結ぶとともに、流路切換バルブ40は、防露パイプA37と防露パイプB41それぞれ単独の冷媒の流れを開閉制御することができる。また、防露パイプB41は防露パイプA37と略同等の内容積と放熱能力を有し筐体12の背面に接して放熱するとともに、真空断熱材43と重複して配置することで筐体12内部への伝熱を抑制している。
また、蒸発器20で発生する冷気を冷蔵室17と冷凍室18に供給する蒸発器ファン30、冷凍室18に供給される冷気を遮断する冷凍室ダンパー31、冷蔵室17に供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパー32、冷蔵室17に冷気を供給するダクト33、冷凍室18の温度を検知するFCC温度センサ34、冷蔵室17の温度を検知するPCC温度センサ35、蒸発器20の温度を検知するDEF温度センサ36を有している。ここで、ダクト33は冷蔵室17と上部機械室16が隣接する壁面に沿って形成され、ダクト33を通過する冷気の一部を冷蔵室の中央付近から排出するとともに、冷気の多くは上部機械室16が隣接する壁面を冷却しながら通過した後に冷蔵室17の上部から排出する。
以上のように構成された本発明の実施の形態1における冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
図4において、L1〜L15は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の冷却制御におけるモード切換を示す。ここで、従来の冷蔵庫と同一の冷却運転モード及びモード切換条件については、詳細な説明を省略する。
先ず、オフサイクル冷却モードについて説明する。
OFFモード中に、L10の条件(すなわち、M10の条件)を満足すると、オフサイクル冷却モードに遷移する。
そして、オフサイクル冷却モード中に、L1の条件(すなわち、M1の条件)を満足するか、あるいはDEF温度センサ36の検知する温度が所定値のOSR_OFF温度まで上昇する(すなわち、L11の条件を満足する)と、OFFモードに遷移する。
これによって、蒸発器20に設置されたDEF温度センサ36を用いて、オフサイクル冷却モードの時間を適正に調整することができる。従来の冷蔵庫では常に一定時間Tdのオフサイクル冷却を行っていたため、蒸発器20の温度が必要以上に上昇して近接する冷凍室18に伝熱して熱負荷を増大する懸念があった。オフサイクル冷却モードを終了する基準温度であるOSR_OFF温度は、−15〜−5℃程度に設定することが望ましい。−15℃未満ではオフサイクル冷却の効果が十分得られず、−5℃超では冷凍室18の熱負荷が増大する可能性がある。
次に、通常条件における冷却動作について説明する。
PC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度より高い温度を示すとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度まで下降する(すなわち、L5の条件を満足する)と、FC冷却モードに遷移する。加えて、L5の条件に付記したように、PC冷却モード中に、所定時間Tx1経過後、FCC温度センサ34の検知する温度と所定値のFCC_OFF温度との差が、PCC温度センサ35の検知する温度と所定値のPCC_OFF温度との差と同等以上になると、FC冷却モードに遷移する。
FC冷却モードにおいて、圧縮機19から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱
交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、流路切換バルブ40を介して防露パイプA37あるいは防露パイプB41へ供給される。このとき、流路切換バルブ40を制御して防露パイプA37あるいは防露パイプB41のどちらか一方に交互に冷媒を供給する。この結果、冷凍室18の開口部を介して防露パイプA37から冷凍室18に侵入する熱負荷量を低減することができる。
その後、合流点42を通過した液冷媒は、従来と同様にドライヤ38で水分除去され、絞り39で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17の庫内空気と熱交換して冷蔵室17を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機19に還流する。
なお、防露パイプA37と防露パイプB41は略同等の内容積と放熱能力を有しているため、不使用状態における液冷媒の保持量や使用状態における放熱量が同等であり、切換えに伴う冷却状態の大きな変化はなく効率よく冷却することができる。
FC冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度が所定値のFCC_OFF温度まで下降するとともに、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_ON温度以上を示す(すなわち、L6の条件を満足する)と、PC冷却モードに遷移する。加えて、L6の条件に付記したように、FC冷却モード中に、所定時間Tx1経過後、FCC温度センサ34の検知する温度と所定値のFCC_OFF温度との差が、PCC温度センサ35の検知する温度と所定値のPCC_OFF温度との差と同等以下になると、PC冷却モードに遷移する。
PC冷却モードにおいて、圧縮機19から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、流路切換バルブ40を介して防露パイプA37あるいは防露パイプB41へ供給される。このとき、流路切換バルブ40を制御して防露パイプA37あるいは防露パイプB41のどちらか一方に交互に冷媒を供給する。この結果、冷凍室18の開口部を介して防露パイプA37から冷凍室18に侵入する熱負荷量を低減することができる。
その後、合流点42を通過した液冷媒は、従来と同様にドライヤ38で水分除去され、絞り39で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17の庫内空気と熱交換して冷蔵室17を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機19に還流する。
なお、防露パイプA37と防露パイプB41は略同等の内容積と放熱能力を有しているため、不使用状態における液冷媒の保持量や使用状態における放熱量が同等であり、切換えに伴う冷却状態の大きな変化はなく効率よく冷却することができる。また、PC冷却モードにおいては、冷凍室18内に冷気が流入せず冷凍室18内の温度がFC冷却モード中よりも比較的高くなるため、防露パイプA37の使用比率をFC冷却モード中よりも低く抑えてもよい。
次に、過負荷条件における冷却動作について説明する。
前記した通常条件の制御よって、冷蔵室17と冷凍室18がともに高温となる電源投入時などの過負荷条件において、所定時間Tx1毎にPC冷却モードとFC冷却モードを交互に切り換えるとともに、冷却を終了する目安となるOFF温度との乖離がより大きい方を優先的に冷却することができる。この結果、従来の冷蔵庫で実施していた時間固定の交互冷却に比べて、より柔軟に冷却運転時間を振り分けることができる。
しかしながら、冷却運転時間に自由度を持たせた交互冷却を行っても、冷凍室18の冷却が断続的に行われるため、アイスクリームなど冷凍食品の保存温度の上限を越える懸念
があった。そこで、過負荷条件においてのみ、冷蔵室17と冷凍室18を同時に冷却する動作(以下、この動作を「同時冷却モード」という)を加えた。
同時冷却モードとは、冷凍室ダンパー31を開、冷蔵室ダンパー32を開として、圧縮機19とファン23、蒸発器ファン30を駆動するものである。同時冷却モードにおいては、ファン23の駆動によって、隔壁22で仕切られた下部機械室15の主凝縮器21側が負圧となり複数の吸気口26から外部の空気を吸引し、圧縮機19と蒸発皿57側が正圧となり下部機械室15内の空気を複数の排出口27から外部へ排出する。
一方、圧縮機19から吐出された冷媒は、主凝縮器21で外気と熱交換しながら一部の気体を残して凝縮した後、流路切換バルブ40を介して防露パイプA37あるいは防露パイプB41へ供給される。このとき、流路切換バルブ40を制御して防露パイプA37と防露パイプB41の両方同時に冷媒を供給する。この結果、1本当りの冷媒循環量を低減することで、防露パイプA37と防露パイプB41に起因する圧力損失を抑制することができる。
その後、合流点42を通過した液冷媒は、ドライヤ38で水分除去され、絞り39で減圧されて蒸発器20で蒸発しながら冷蔵室17および冷凍室18の庫内空気と熱交換して冷蔵室17および冷凍室18を冷却しながら、気体冷媒として圧縮機19に還流する。
このとき、蒸発器ファン30を高速回転して、冷蔵室17および冷凍室18を並列に冷却するために必要な風量を確保する。この結果、FC冷却モードに比べて、高温で高風速となる空気が蒸発器20に流入することで、蒸発器20の吹き出し空気温度が上昇傾向となるため、比較的高い回転数で圧縮機19を運転して適正な冷凍能力を確保することが望ましい。同時冷却モードで圧縮機19を低速で運転すると、蒸発器20の吹き出し空気温度が上昇して冷凍室18を低温まで冷却できないことが懸念される。
そこで、PC冷却モード中に、圧縮機19の回転数が所定回転数以上である(すなわち、L12の条件を満足する)場合、同時冷却モードに遷移するとともに、同時冷却モード中に、圧縮機19の回転数が所定回転数未満である(すなわち、L13の条件を満足する)場合、PC冷却モードに遷移する。また、L12とL13のモード切換は他の状態遷移に優先して行われる。これは、圧縮機19の回転数が所定回転数以上まで増速していることで、冷蔵庫11が過負荷条件であることを検知して同時冷却モードに遷移するとともに、圧縮機19の回転数が所定回転数未満において、蒸発器20の吹き出し空気温度が上昇して冷凍室18を低温まで冷却できないことが回避するためである。
また、同時冷却モード中に、PCC温度センサ35の検知する温度が所定値のPCC_OFF温度以下まで低下するか、あるいは、所定時間Tx5経過後、FCC温度センサ34の検知する温度がFCC_ON温度よりも高い所定値のFCC_LIM温度以上を示す(すなわち、L14の条件を満足する)と、FC冷却モードに遷移する。これは、FC冷却モード中に非冷却となる冷蔵室17の温度上昇を抑制するために、冷凍室18が許容される温度上限まで同時冷却モードを継続するものである。従って、FCC温度センサ34の検知するFCC_LIM温度は、通常冷却中の上限温度であるFCC_ON温度よりも2〜5℃高い、弱冷に相当する所定値とすることが望ましい。
なお、本実施の形態1においては、過負荷条件に対応する同時冷却モードに遷移するL12の条件を圧縮機19の回転数で規定したが、高外気温での電源投入時や頻繁な扉開閉などを検知して同時冷却モードに遷移してもよい。圧縮機19が増速するまでもなく、冷蔵庫11が過負荷条件にあることが明確であれば、より早く同時冷却モードに遷移することができる。また、この場合、冷蔵室17や冷凍室18の温度がある程度低下することを
検知して同時冷却モードを解除するように、L13の条件を変更してもよい。これによって、本実施の形態1と同様に、最も効率の高いPC冷却モードをより長時間使用することができる。
次に、同時冷却モード中に蒸発器20が着霜した場合のデフロストについて説明する。
同時冷却モード中に、FCC温度センサ34の検知する温度がFCC_LIM温度よりも下回った時点で、冷凍室ダンパー31の開度を下げる。これは、冷凍室18が弱冷レベルに達した時点で冷蔵室17の冷却を優先するために、冷凍室18への風量分配量を抑制するものである。そして、同時冷却モードの開始から所定時間Tx6経過後、PCC温度センサ35の検知する温度がPCC_OFF温度を越える(すなわち、L15の条件を満足する)と、デフロストモードに遷移する。
これは、同時冷却モード中に蒸発器20が着霜して冷蔵室17が鈍冷傾向となった時に、所定時間Tx2毎に行われる通常のデフロストを早めて実施するものであり、蒸発器20の除霜間隔を縮めることで冷蔵室17の冷却能力を早期に回復することができる。同時冷却モードにおいては、蒸発器ファン30を高速回転して、冷蔵室17と冷凍室18の両方に並行して送る風量を確保しているが、蒸発器20に大量の着霜が生じた場合、十分な風量が確保できなくなる。この時、蒸発器20の直ぐ前に形成された冷凍室18に比べて、蒸発器20から送風する経路が比較的長い冷蔵室17の風量が大きく低下する。そこで、冷凍室18が弱冷レベルに達した時点で冷蔵室17の冷却を優先するために、冷凍室18への風量分配量を抑制するとともに、それでも所定時間Tx6経過後に冷蔵室17の冷却が不十分と判断した時点で、蒸発器20の除霜間隔を縮めることで冷蔵室17の冷却能力を早期に回復することができる。
(実施の形態2)
図5は本発明の実施の形態2における冷蔵庫のサイクル構成図、図6は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の正面の模式図、図7は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の冷却停止前後の制御を示した図である。なお、実施の形態1と同一構成については同一符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図5、6において、冷凍サイクルを構成する部品として、主凝縮器21の下流側に位置し、冷凍室18の開口部周辺の筐体12の外表面と熱結合された防露パイプA44、防露パイプA44の下流側に位置し、循環する冷媒を乾燥するドライヤ38、ドライヤ38と蒸発器20を結合し、循環する冷媒を減圧する絞り39を有している。
ここで、防露パイプA44の冷媒流路を分岐するために、流路切換バルブ40、防露パイプB45、合流点46を有している。防露パイプA44、防露パイプB45は、流路切換バルブ40と合流点46を並列に結ぶとともに、流路切換バルブ40は、防露パイプA44、防露パイプB45それぞれ単独の冷媒の流れを開閉制御することができる。また、防露パイプB45は防露パイプA44と略同等の内容積と放熱能力を有し筐体12の背面に接して放熱するとともに、真空断熱材43と重複して配置することで筐体12内部への伝熱を抑制している。
また、下部機械室15内に流路切換バルブ40を設置するとともに、上部機械室16内に合流点46を設置し、防露パイプA44と防露パイプB45の流れ方向を略上方の一方向となるように構成する。これによって、防露パイプA44と防露パイプB45に冷凍サイクルの運転中に冷媒が滞留しやすいトラップ構造をなくして、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器20に流入する高温冷媒の量が減少することで蒸発器20の昇温を抑制することができる。
以上のように構成された本発明の実施の形態2における冷蔵庫について、以下冷凍サイクルの冷却停止前後の動作を説明する。
図7において、区間aと区間b、区間fはPC冷却モードあるいはFC冷却モードを示し、区間c〜区間eはOFFモードを示す。
区間bで示したOFFモード直前において、流路切換バルブ40を開開として防露パイプA44と防露パイプB45の両方に並列に冷媒を流すとともに、圧縮機19と蒸発器ファン30を運転する。一方、ファン23を停止する。これによって、冷凍サイクルの停止直前の防露パイプA44と防露パイプB45内の冷媒の乾き度を上昇させて防露パイプA44と防露パイプB45に滞留する冷媒量を低減することができ、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器20に流入する高温冷媒の量が減少することで蒸発器20の昇温を抑制することができる。
次に、区間cで示したOFFモード直後において、流路切換バルブ40を閉閉として防露パイプA44と防露パイプB45の両方の流路を遮断するとともに、圧縮機19と蒸発器ファン30を運転する。一方、ファン23を停止する。これによって、冷凍サイクルの停止中に防露パイプA44と防露パイプB45内の冷媒の一部を絞り39で減圧しながら圧縮機19まで回収することで防露パイプA44と防露パイプB45に滞留する冷媒量を低減することができ、冷凍サイクルを停止した際に圧力差で蒸発器20に流入する高温冷媒の量が減少することで蒸発器20の昇温を抑制することができる。
次に、区間dで示したOFFモードにおいては、従来と同様に、流路切換バルブ40を閉閉として防露パイプA44と防露パイプB45の両方の流路を遮断するとともに、圧縮機19と蒸発器ファン30、ファン23を停止する。これによって、主凝縮器21などに滞留する高温冷媒が蒸発器20に流入することを防止して、蒸発器20の昇温を抑制する。
次に、区間eで示したPC冷却モードあるいはFC冷却モードの直前において、圧縮機19と蒸発器ファン30、ファン23を停止するとともに、流路切換バルブ40を開開として防露パイプA44と防露パイプB45の両方の流路を開放する。これによって、蒸発器20に流入することで滞留冷媒量が減少した防露パイプA44と防露パイプB45に圧力差で主凝縮器21の滞留冷媒の一部を移動させ、冷凍サイクルの運転直後の冷媒循環量不足を解消することができる。
次に、区間fで示したPC冷却モードあるいはFC冷却モードの直後において、流路切換バルブ40を開開として防露パイプA44と防露パイプB45の両方の流路を開放するとともに、圧縮機19と蒸発器ファン30を運転する。一方、ファン23を停止する。これによって、冷凍サイクルの起動直後の主凝縮器21の放熱能力を低下させて、冷凍サイクルの高圧圧力を上昇させることで、冷凍サイクルの運転直後の冷媒循環量不足を解消することができる。
以上のように、本発明の冷蔵庫は、主凝縮器21の下流側に流路切換バルブ40を介して防露パイプA44と防露パイプB45を並列接続することで、冷蔵庫の設置環境や運転状態によって防露パイプに起因する圧力損失や熱負荷を任意に調整して抑制することができるとともに、OFFモード中に流路切換バルブ40を全閉して主凝縮器21内の液冷媒を下流側に流さないようにし、防露パイプA44と防露パイプB45に滞留する冷媒量を削減することで、蒸発器20内に流入する高温の液冷媒の量を抑制することができ、冷蔵庫の熱負荷量を低減することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、主凝縮器の下流側に流路切換バルブを介して複数の防露パイプを並列接続することで、冷蔵庫の設置環境や運転状態によって防露パイプに起因する圧力損失や熱負荷を任意に調整して抑制することができるので、業務用冷蔵庫など他の冷凍冷蔵応用商品にも適用できる。
11 冷蔵庫
12 筐体
15 下部機械室
16 上部機械室
19 圧縮機
20 蒸発器
30 蒸発器ファン
31 冷凍室ダンパー
32 冷蔵室ダンパー
33 ダクト
34 FCC温度センサ
35 PCC温度センサ
36 DEF温度センサ
37、44 防露パイプA
40 流路切換バルブ
41、45 防露パイプB
42、46 合流点
43 真空断熱材

Claims (9)

  1. 少なくとも圧縮機、蒸発器、凝縮器を有する冷凍サイクルを備え、前記凝縮器は強制空冷方式の主凝縮器と、前記主凝縮器の下流側に接続した流路切換バルブと、前記流路切換バルブの下流側に接続した副凝縮器とを有し、前記副凝縮器は並列に接続した複数の防露パイプを有し、前記冷凍サイクルが通常条件で運転する場合は複数の前記防露パイプに交互に冷媒を流すとともに、過負荷条件で運転する場合は複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流すことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 冷蔵室と冷凍室とを備え、前記冷蔵室と前記冷凍室とがともに所定温度よりも高い場合を過負荷条件として、複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流すことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 冷蔵室と、冷凍室と、冷凍サイクルと、前記冷凍サイクルの構成要素である蒸発器と、前記蒸発器で発生した冷気を前記冷蔵室および前記冷凍室へ供給する蒸発器ファンと、前記蒸発器から前記冷蔵室へ供給される冷気を遮断する冷蔵室ダンパーと、前記蒸発器から前記冷凍室へ供給される冷気を遮断する冷凍室ダンパーと、前記冷凍室の温度を検知するFCC温度センサと、前記冷蔵室の温度を検知するPCC温度センサとを有する冷蔵庫において、前記冷凍室ダンパーを開放し、前記冷蔵室ダンパーを閉塞して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷凍室を冷却するFC冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを閉塞し、前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷蔵室を冷却するPC冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを開放し、前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを稼動しながら前記蒸発器で発生した冷気を供給して前記冷凍室と冷蔵室を同時に冷却する同時冷却モードと、前記冷凍室ダンパーを閉塞し、前記冷蔵室ダンパーを開放して、前記冷凍サイクルを停止しながら前記蒸発器ファンを運転することで、前記蒸発器と前記冷蔵室内の空気を熱交換するオフサイクル冷却モードとを有し、通常条件ではFC冷却モードとPC冷却モード、オフサイクル冷却モードを組み合わせて冷却するとともに、過負荷条件では同時冷却モードとFC冷却モードを組み合わせて冷却することを特徴とする請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記圧縮機は可変速圧縮機とし、通常運転時は前記圧縮機を所定回転数未満で運転しながらFC冷却モードとPC冷却モード、オフサイクル冷却モードを組み合わせて冷却するとともに、過負荷条件では前記圧縮機を所定回転数以上で運転しながら同時冷却モードとFC冷却モードを組み合わせて冷却することを特徴とする請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 上部機械室と下部機械室とを備え、前記上部機械室に前記圧縮機を配置するとともに、前記下部機械室に前記流路切換バルブを配置することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 複数の防露パイプの合流点を上部機械室に配置するとともに、前記防露パイプの流れ方向を略上方とすることを特徴とする請求項5記載の冷蔵庫。
  7. 冷凍サイクルの停止前の所定時間の間、複数の前記防露パイプに並列に冷媒を流しながら、凝縮器を強制空冷するファンを停止するとともに、冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞することを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞した後、所定時間の間、圧縮機を運転することを特徴とする請求項7記載の冷蔵庫。
  9. 冷凍サイクルの停止中に流路切換バルブを閉塞した後、冷凍サイクルの運転に先立って流路切換バルブを開放して所定時間保持することで、防露パイプに冷媒を貯留することを特徴とする請求項7から8のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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