JP2019099859A - 三次元造形物の製造方法 - Google Patents

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彰彦 ▲角▼谷
彰彦 ▲角▼谷
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Abstract

【課題】三次元造形物の構成層を支持層で支持しながら三次元造形物を製造する際に、三次元造形物に支持層由来の不純物が混入することを抑制する。【解決手段】層を積層することにより三次元造形物を製造する三次元造形物の製造方法であって、三次元造形物を構成する構成材料粉末と第1の粉末とバインダーとを含む第1組成物を用いて第1層を形成する第1層形成工程(ステップS130)と、第2の粉末とバインダーとを含む第2組成物を用いて第2層を第1層と接触させて形成する第2層形成工程(ステップS140)と、第1層と第2層とを含む積層体を加熱して第1の粉末、第1層のバインダー及び第2層のバインダーの少なくとも一部を除去する脱脂工程(ステップS160)と、第1層と第2層とを含む積層体を加熱して構成材料粉末を焼結させる焼結工程(ステップS170)と、を有し、第1の粉末の粒子径は、第2の粉末の粒子径よりも小さい。【選択図】図13

Description

本発明は、三次元造形物の製造方法に関する。
従来から、様々な三次元造形物の製造方法が使用されている。このうち、三次元造形物の構成層を支持層で支持しながら三次元造形物を製造する方法がある。
例えば、特許文献1には、三次元造形物の造形材(三次元造形物の構成層)とそのサポート材(支持層)とで複数の層を形成しながら三次元造形物を製造する方法が開示されている。
特開平8−57967号公報
三次元造形物の構成層を支持層で支持しながら三次元造形物を製造する方法においては、構成層と支持層で形成した積層体を加熱させる場合がある。しかしながら、該構成層や該支持層の構成によっては、該積層体の加熱に伴って、該構成層に該支持層由来の不純物が混入する場合があった。特に、三次元造形物を低密度で構成する場合、該構成層に形成される空孔部分に該支持層由来の不純物が混入する場合があった。
そこで、本発明の目的は、三次元造形物の構成層を支持層で支持しながら三次元造形物を製造する際に、三次元造形物に支持層由来の不純物が混入することを抑制することである。
上記課題を解決するための本発明の第1の態様の三次元造形物の製造方法は、層を積層することにより三次元造形物を製造する三次元造形物の製造方法であって、三次元造形物を構成する構成材料粉末と第1の粉末とバインダーとを含む第1組成物を用いて前記層のうちの第1層を形成する第1層形成工程と、第2の粉末とバインダーとを含む第2組成物を用いて前記層のうちの第2層を前記第1層と接触させて形成する第2層形成工程と、前記第1層と前記第2層とを含む積層体を加熱して前記第1の粉末、前記第1層のバインダー及び前記第2層のバインダーの少なくとも一部を除去する脱脂工程と、前記第1層と前記第2層とを含む積層体を加熱して前記構成材料粉末を焼結させる焼結工程と、を有し、前記第1の粉末の粒子径は、前記第2の粉末の粒子径よりも小さいことを特徴とする。
本態様によれば、第1の粉末の粒子径が第2の粉末の粒子径よりも小さいので、脱脂工程で第1の粉末が除去されることに伴って第1層に第1の粉末の粒子径サイズの空孔ができても、該空孔に第2の粉末が入り込むことを抑制できる。したがって、三次元造形物に支持層由来の不純物が混入することを抑制することができる。
本発明の第2の態様の三次元造形物の製造方法は、前記第1の態様において、前記第1の粉末の最大粒子径は、前記第2の粉末の最小粒子径よりも小さいことを特徴とする。
本態様によれば、第1の粉末の最大粒子径は第2の粉末の最小粒子径よりも小さいので、脱脂工程で第1の粉末が除去されることに伴って第1層に第1の粉末の粒子径サイズの空孔ができても、該空孔に第2の粉末が入り込むことを特に効果的に抑制できる。
本発明の第3の態様の三次元造形物の製造方法は、前記第1又は第2の態様において、前記第1層と前記第2層とを含む積層体は、前記第2層に前記第1層が重畳される領域を有することを特徴とする。
本態様によれば、第1層と第2層とを含む積層体は、第2層に第1層が重畳される領域を有する。すなわち、第2層で第1層を下側から支える領域を有する。このような領域では、第1の粉末に由来する空孔に第2の粉末が入り込み易いが、該空孔に第2の粉末が入り込むことを抑制できる。
本発明の第4の態様の三次元造形物の製造方法は、前記第1から第3のいずれか1項の態様において、前記第1組成物及び前記第2組成物は、溶媒を含むペーストであり、前記第1層形成工程は、前記第1組成物を噴射して前記第1層を形成し、前記第2層形成工程は、前記第2組成物を噴射して前記第2層を形成することを特徴とする。
本態様によれば、第1組成物及び第2組成物は溶媒を含むペーストであり、第1層形成工程は第1組成物を噴射して第1層を形成し、第2層形成工程は第2組成物を噴射して第2層を形成する。このため、ペーストを使用して、支持層由来の不純物が混入することが抑制された三次元造形物を製造することができる。
本発明の第5の態様の三次元造形物の製造方法は、前記第1から第3のいずれか1項の態様において、前記第1組成物及び前記第2組成物は、常温で固体であり、前記第1層形成工程は、前記第1組成物を加熱して流体状にして射出することで前記第1層を形成し、前記第2層形成工程は、前記第2組成物を加熱して流体状にして射出することで前記第2層を形成することを特徴とする。
本態様によれば、第1組成物及び第2組成物は常温で固体であり、第1層形成工程は第1組成物を加熱して流体状にして射出することで第1層を形成し、第2層形成工程は第2組成物を加熱して流体状にして射出することで第2層を形成する。このため、常温で固体の材料(コンパウンド)を使用して、支持層由来の不純物が混入することが抑制された三次元造形物を製造することができる。
本発明の一の実施形態に係る三次元造形物の製造装置の構成を示す概略構成図。 図1に示すC部の拡大図。 本発明の一の実施形態に係る三次元造形物の製造装置の構成を示す概略構成図。 図2に示すC’部の拡大図。 本発明の一の実施形態に係るヘッドベースの概略透視図。 本発明の一の実施形態に係るヘッドユニットの配置と、三次元造形物の形成形態と、の関係を概念的に説明する平面図。 本発明の一の実施形態に係るヘッドユニットの配置と、三次元造形物の形成形態と、の関係を概念的に説明する平面図。 本発明の一の実施形態に係るヘッドユニットの配置と、三次元造形物の形成形態と、の関係を概念的に説明する平面図。 三次元造形物の形成形態を概念的に説明する概略図。 三次元造形物の形成形態を概念的に説明する概略図。 ヘッドベースに配置されるヘッドユニットの、その他の配置の例を示す模式図。 ヘッドベースに配置されるヘッドユニットの、その他の配置の例を示す模式図。 本発明の一実施例に係る三次元造形物の製造方法のフローチャート。 本発明の一の実施形態に係る三次元造形物の製造装置を用いて形成された三次元造形物の一例を表す概略図。
以下、図面を参照して、本発明に係る実施形態を説明する。
図1〜図4は本発明の一の実施形態に係る三次元造形物の製造装置の構成を示す概略構成図である。
ここで、本実施形態の三次元造形物の製造装置は、2種類の材料供給部(ヘッドベース)を備えている。このうち、図1及び図2は、一の材料供給部(三次元造形物を構成する構成材料粉末と第1の粉末とバインダーとを含む第1組成物を供給する材料供給部)のみを表した図である。また、図3及び図4は、別の一の材料供給部(第2の粉末とバインダーとを含み三次元造形物を形成する際に該三次元造形物を支持する支持部を形成するための第2組成物を供給する材料供給部)のみを表した図である。
なお、本明細書における「三次元造形」とは、いわゆる立体造形物を形成することを示すものであって、例えば、平板状、いわゆる二次元形状の形状であっても厚さを有する形状を形成することも含まれる。また、「支持する」とは、下側から支持する場合の他、横側から支持する場合や、場合によっては上側から支持する場合も含む意味である。
また、本実施例の第1組成物は、三次元造形物を構成する構成材料粉末と第1の粉末と溶媒と該溶媒に可溶なバインダーとを含むペースト(流動性材料)である。そして、本実施例の第2組成物(支持部形成用材料)は、支持層形成用粒子である第2の粉末と溶媒と該溶媒に可溶なバインダーとを含むペースト(流動性材料)である。ただし、このような第1組成物及び第2組成物に限定されず、第1組成物及び第2組成物として、常温ではフィラメント状やペレット状などの固体であって、加熱することで流動状態になるコンパウンドなどを使用してもよい。
図1及び図3に示す三次元造形物の製造装置2000(以下、形成装置2000という)は、基台110と、基台110に備える駆動手段としての駆動装置111によって、図示するX,Y,Z方向の移動、あるいはZ軸を中心とする回転方向に駆動可能に備えられたステージ120を備えている。
そして、図1及び図2で表されるように、一方の端部が基台110に固定され、他方の端部に第1組成物を吐出する第1組成物吐出部1230を備えるヘッドユニット1400を複数保持するヘッドベース1100が保持固定される、ヘッドベース支持部130を備えている。
また、図3及び図4で表されるように、一方の端部が基台110に固定され、他方の端部に第2組成物を吐出する第2組成物吐出部1730を備えるヘッドユニット1900を複数保持するヘッドベース1600が保持固定される、ヘッドベース支持部730と、を備えている。
ここで、ヘッドベース1100と、ヘッドベース1600とは、XY平面において並列に設けられている。
なお、第1組成物吐出部1230と第2組成物吐出部1730とは同様の構成のものである。ただし、このような構成に限定されない。
ステージ120上には、三次元造形物500(三次元造形物の積層体)が形成される過程での層501、502及び503が形成される。三次元造形物500の形成には、電磁波照射部などによる熱エネルギーの照射がなされてもよい。このような構成である場合、ステージ120の熱からの保護のため、耐熱性を有する試料プレート121を用いて、試料プレート121の上に三次元造形物500を形成してもよい。本実施形態の試料プレート121は頑丈で製造の容易な金属製のものである。しかしながら、試料プレート121としては、例えばセラミック板を用いることで、高い耐熱性を得ることができ、更に脱脂や焼結などがされる三次元造形物500の構成材料粉末との反応性も低く、三次元造形物500の変質を防止することができる。なお、図1及び図3では、説明の便宜上、層501、502及び503の3層を例示したが、所望の三次元造形物500の形状まで(図1及び図3中の層50nまで)積層される。
ここで、層501、502、503、・・・50nは、各々、第1組成物吐出部1230から吐出される第1組成物で形成される第1層310と、第2組成物吐出部1730から吐出される第2組成物で形成される第2層300と、の少なくとも1つで構成される。
なお、本実施形態の形成装置2000は、三次元造形物500の構成材料粉末を含む第1組成物と支持層形成用材料(第2組成物)とを用いて、層501、502、503、・・・50nと、複数の層を形成可能な三次元造形物の製造装置である。ただし、製造する三次元造形物500の形状などによっては、支持層形成用材料を用いることなく複数の層を形成することも可能な構成になっている。
また、図2は、図1に示すヘッドベース1100を示すC部拡大概念図である。図2に示すように、ヘッドベース1100は、複数のヘッドユニット1400が保持されている。詳細は後述するが、1つのヘッドユニット1400は、第1組成物供給装置1200に備える第1組成物吐出部1230が保持治具1400aに保持されることで構成される。第1組成物吐出部1230は、吐出ノズル1230aと、材料供給コントローラー1500によって吐出ノズル1230aから第1組成物を吐出させる吐出駆動部1230bと、を備えている。
図4は、図3に示すヘッドベース1600を示すC’部拡大概念図である。図4に示すように、ヘッドベース1600は、複数のヘッドユニット1900が保持されている。ヘッドユニット1900は、第2組成物供給装置1700に備える第2組成物吐出部1730が保持治具1900aに保持されることで構成される。第2組成物吐出部1730は、吐出ノズル1730aと、材料供給コントローラー1500によって吐出ノズル1730aから第2組成物を吐出させる吐出駆動部1730bと、を備えている。
図1及び図2で表されるように、第1組成物吐出部1230は、ヘッドベース1100に保持されるヘッドユニット1400それぞれに対応させた第1組成物を収容した第1組成物供給ユニット1210と供給チューブ1220により接続されている。そして、所定の第1組成物が第1組成物供給ユニット1210から第1組成物吐出部1230に供給される。第1組成物供給ユニット1210には、本実施形態に係る形成装置2000によって造形される三次元造形物500の構成材料粉末を含む第1組成物が第1組成物収容部1210aに収容され、個々の第1組成物収容部1210aは、供給チューブ1220によって、個々の第1組成物吐出部1230に接続されている。このように、個々の第1組成物収容部1210aを備えることにより、ヘッドベース1100から、複数の異なる種類の第1組成物を供給することができる。
図3及び図4で表されるように、第2組成物吐出部1730は、ヘッドベース1600に保持されるヘッドユニット1900それぞれに対応させた第2組成物を収容した第2組成物供給ユニット1710と供給チューブ1720により接続されている。そして、所定の第2組成物が第2組成物供給ユニット1710から第2組成物吐出部1730に供給される。第2組成物供給ユニット1710には、本実施形態に係る形成装置2000によって造形される三次元造形物500の支持層形成用材料である第2組成物が第2組成物収容部1710aに収容され、個々の第2組成物収容部1710aは、供給チューブ1720によって、個々の第2組成物吐出部1730に接続されている。このように、個々の第2組成物収容部1710aを備えることにより、ヘッドベース1600から、複数の異なる種類の第2組成物を供給することができる。
なお、本実施例の形成装置2000で使用される第1組成物及び第2組成物の成分の具体例の詳細は後述する。
形成装置2000には、図示しない、例えばパーソナルコンピューター等のデータ出力装置から出力される三次元造形物500の造形用データに基づいて、上述したステージ120、第1組成物供給装置1200に備える第1組成物吐出部1230、並びに、第2組成物供給装置1700に備える第2組成物吐出部1730を制御する制御手段としての制御ユニット400を備えている。そして、制御ユニット400は、ステージ120及び第1組成物吐出部1230が連携して駆動及び動作するよう制御し、ステージ120及び第2組成物吐出部1730が連携して駆動及び動作するよう制御する制御部としての役割を兼ねている。
基台110に移動可能に備えられているステージ120は、制御ユニット400からの制御信号に基づき、ステージコントローラー410においてステージ120の移動開始と停止、移動方向、移動量、移動速度などを制御する信号が生成され、基台110に備える駆動装置111に送られ、図示するX、Y、Z方向にステージ120が移動する。ヘッドユニット1400に備える第1組成物吐出部1230では、制御ユニット400からの制御信号に基づき、材料供給コントローラー1500において第1組成物吐出部1230に備える吐出駆動部1230bにおける吐出ノズル1230aからの材料吐出量などを制御する信号が生成され、生成された信号により吐出ノズル1230aから所定量の第1組成物が吐出される。
同様に、ヘッドユニット1900に備える第2組成物吐出部1730では、制御ユニット400からの制御信号に基づき、材料供給コントローラー1500において第2組成物吐出部1730に備える吐出駆動部1730bにおける吐出ノズル1730aからの材料吐出量などを制御する信号が生成され、生成された信号により吐出ノズル1730aから所定量の第2組成物が吐出される。
次に、ヘッドユニット1400についてさらに詳細に説明する。なお、ヘッドユニット1900は、ヘッドユニット1400と同様の構成である。このため、ヘッドユニット1900についての詳細な構成の説明は省略する。
図5、並びに、図6〜図8は、ヘッドベース1100に複数保持されるヘッドユニット1400及び第1組成物吐出部1230の保持形態の一例を示し、このうち図6〜図8は、図2に示す矢印D方向からのヘッドベース1100の外観図である。
図5に示すように、ヘッドベース1100に複数のヘッドユニット1400が、図示しない固定手段によって保持されている。また、図6〜図8で表されるように、本実施形態に係る形成装置2000のヘッドベース1100では、図下方より第1列目のヘッドユニット1401、第2列目のヘッドユニット1402、第3列目のヘッドユニット1403、そして第4列目のヘッドユニット1404の、4ユニットが千鳥状(互い違い)に配置されたヘッドユニット1400を備えている。そして、図6で表されるように、ステージ120をヘッドベース1100に対してX方向に移動させながら各ヘッドユニット1400から第1組成物を吐出させて構成層構成部50(構成層構成部50a、50b、50c及び50d)が形成される。構成層構成部50の形成手順については後述する。ここで、第1組成物吐出部1230から吐出されて形成された構成層構成部50の層は第1層310(図1参照)に対応し、第2組成物吐出部1730から吐出されて形成された構成層構成部50の層は第2層300(図3参照)に対応する。
なお、図示しないが、それぞれのヘッドユニット1401〜1404に備える第1組成物吐出部1230は、吐出駆動部1230bを介して第1組成物供給ユニット1210に供給チューブ1220で繋がれる構成となっている。
図5に示すように、第1組成物吐出部1230は吐出ノズル1230aから、ステージ120上に載置された試料プレート121上に向けて第1組成物(ペースト状の流動性材料)である材料Mが吐出される。ヘッドユニット1401では、材料Mが液滴状で吐出される吐出形態を例示し、ヘッドユニット1402では、材料Mが連続体状で供給される吐出形態を例示している。材料Mの吐出形態は、液滴状であっても連続体状であっても、どちらでもよいが、本実施形態では材料Mは液滴状で吐出される形態により説明する。
吐出ノズル1230aから液滴状に吐出された材料Mは、略重力方向に飛翔し、試料プレート121上に着弾する。ステージ120は移動し、着弾した材料Mにより構成層構成部50が形成される。この構成層構成部50の集合体が、試料プレート121上に形成される三次元造形物500の第1層310(図1参照)として形成される。
次に、構成層構成部50の形成手順について、図6〜図8、並びに、図9及び図10を用いて説明する。
図6〜図8は、本実施形態のヘッドユニット1400の配置と、構成層構成部50の形成形態と、の関係を概念的に説明する平面図である。そして、図9及び図10は、構成層構成部50の形成形態を概念的に表す側面図である。
まず、ステージ120が+X方向に移動すると、複数の吐出ノズル1230aから材料Mが液滴状に吐出され、試料プレート121の所定の位置に材料Mが配置され、構成層構成部50が形成される。
より具体的には、まず、図9で表されるように、ステージ120を+X方向に移動させながら、複数の吐出ノズル1230aから試料プレート121の所定の位置に一定の間隔で材料Mを配置させる。
次に、図10で表されるように、ステージ120を−X方向に移動させながら、一定の間隔で配置された材料Mの間を埋めるように新たに材料Mを配置させる。
ただし、ステージ120を+X方向に移動させながら、複数の吐出ノズル1230aから試料プレート121の所定の位置に材料Mが重なるように(間隔を空けないように)配置させる構成(ステージ120のX方向における往復移動で構成層構成部50を形成する構成ではなく、ステージ120のX方向における片側の移動のみで構成層構成部50を形成する構成)としても良い。
上記のように構成層構成部50を形成することによって、図6で表されるような、各ヘッドユニット1401、1402、1403及び1404のX方向における1ライン分(Y方向における1ライン目)の構成層構成部50(構成層構成部50a、50b、50c及び50d)が形成される。
次に、各ヘッドユニット1401、1402、1403及び1404のY方向における2ライン目の構成層構成部50’(構成層構成部50a’、50b’、50c’及び50d’)を形成するため、−Y方向にヘッドベース1100を移動させる。移動量は、ノズル間のピッチをPとすると、P/n(nは自然数)ピッチ分だけ−Y方向に移動させる。本実施例ではnを3として説明する。
図9及び図10で表されるような、上記と同様な動作を行うことで、図7で表されるような、Y方向における2ライン目の構成層構成部50’(構成層構成部50a’、50b’、50c’及び50d’)が形成される。
次に、各ヘッドユニット1401、1402、1403及び1404のY方向における3ライン目の構成層構成部50’’
(構成層構成部50a’’、50b’’、50c’’及び50d’’)を形成するため、−Y方向にヘッドベース1100を移動させる。移動量は、P/3ピッチ分だけ−Y方向に移動させる。
そして、図9及び図10で表されるような、上記と同様な動作を行うことで、図8で表されるような、Y方向における3ライン目の構成層構成部50’’
(構成層構成部50a’’、50b’’、50c’’及び50d’’)が形成され、第1層310を得ることができる。
また、第1組成物吐出部1230から吐出される材料Mを、ヘッドユニット1401、1402、1403、1404のいずれか1ユニット、あるいは2ユニット以上からその他ヘッドユニットと異なる第1組成物を吐出供給することもできる。従って、本実施形態に係る形成装置2000を用いることによって、異種材料から形成される三次元造形物を得ることができる。
なお、第1層目の層501において、上述したように第1層310を形成する前或いは後に、第2組成物吐出部1730から第2組成物を吐出させて、同様の方法で、第2層300を形成することができる。そして、層501に積層させて層502、503、・・・50nを形成する際にも、同様に、第1層310及び第2層300を形成することができる。
上述の本実施形態に係る形成装置2000が備えるヘッドユニット1400及び1900の数及び配列は、上述した数及び配列に限定されない。図11及び図12に、その例として、ヘッドベース1100に配置されるヘッドユニット1400の、その他の配置の例を模式図的に示す。
図11は、ヘッドベース1100にヘッドユニット1400をX軸方向に複数、並列させた形態を示す。図12は、ヘッドベース1100にヘッドユニット1400を格子状に配列させた形態を示す。なお、いずれも配列されるヘッドユニットの数は、図示の例に限定されない。
次に、本実施例の第1組成物及び第2組成物としての各々の三次元造形用ペーストについて詳細に説明する。
第1組成物の構成材料粉末としては、例えば、マグネシウム(Mg)、鉄(Fe)、コバルト(Co)やクロム(Cr)、アルミニウム(Al)、チタン(Ti)、銅(Cu)、ニッケル(Ni)の単体粉末、もしくはこれらの金属を1つ以上含む合金(マルエージング鋼、ステンレス、コバルトクロムモリブデン、チタニウム合金、ニッケル合金、アルミニウム合金、コバルト合金、コバルトクロム合金)などの混合粉末を、使用することができる。また、上記金属以外の金属や、二酸化ケイ素、二酸化チタン、酸化アルミニウム、酸化ジルコニウムなどの酸化物セラミックスや、窒化アルミニウムなどの非酸化物セラミックスなどの、粉末も使用可能である。
第1組成物の第1の粉末としては、例えば、ポリアミド、ポリアセタール、ポリカーボネート、変性ポリフェニレンエーテル、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレートなどの汎用エンジニアリングプラスチックを用いることが可能である。その他、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアリレート、ポリイミド、ポリアミドイミド、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトンなどのエンジニアリングプラスチックなどの樹脂の粉末を用いることが可能である。
また、第2組成物の第2の粉末としては、例えば、上記金属などの金属や、上記酸化物セラミックス及び上記非酸化物セラミックスなどの粉末を使用可能である。
溶剤としては、例えば、水;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル等の(ポリ)アルキレングリコールモノアルキルエーテル類;酢酸エチル、酢酸n−プロピル、酢酸iso−プロピル、酢酸n−ブチル、酢酸iso−ブチル等の酢酸エステル類;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類;メチルエチルケトン、アセトン、メチルイソブチルケトン、エチル−n−ブチルケトン、ジイソプロピルケトン、アセチルアセトン等のケトン類;エタノール、プロパノール、ブタノール等のアルコール類;テトラアルキルアンモニウムアセテート類;ジメチルスルホキシド、ジエチルスルホキシド等のスルホキシド系溶剤;ピリジン、γ−ピコリン、2,6−ルチジン等のピリジン系溶剤;テトラアルキルアンモニウムアセテート(例えば、テトラブチルアンモニウムアセテート等);ブチルカルビトールアセテート等のイオン液体等を使用でき、これらから選択される1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
バインダーとしては、例えば、アクリル樹脂、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、セルロース系樹脂或いはその他の合成樹脂又はPLA(ポリ乳酸)、PA(ポリアミド)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)或いはその他の熱可塑性樹脂を使用できる。
また、上記のように、第1組成物及び第2組成物としてコンパウンドを使用する場合は、第1組成物の構成材料粉末や第2組成物の第2の粉末として上記金属などの金属や上記酸化物セラミックス及び上記非酸化物セラミックスなどの粉末、第1組成物の第1の粉末として上記樹脂の粉末などを使用できる。そして、このような粉末とともに、バインダーとしてのポリスチレン、ポリプロピレン、アクリルなど、熱可塑剤としてのフタル酸エステルなど、ワックスなどを好ましく使用できる。
次に、上記形成装置2000を用いて行う三次元造形物の製造方法の一例についてフローチャートを用いて説明する。
ここで、図13は、本実施例に係る三次元造形物の製造方法のフローチャートである。また、図14は、上記形成装置2000(本三次元造形物の製造方法)により形成された三次元造形物500の一例を表す概略図である。
なお、本実施例の三次元造形物の製造方法においては、第1組成物として、平均粒径(d50)が1.5μmのCu粉末(構成材料粉末)を22.5質量%含み、分解点が400℃以上450℃以下であり平均粒径(d50)が2.5μmの第1の粉末であるポリアミド12(PA12)を22.5質量%含み、アクリル樹脂バインダー溶液(分解点が300℃以上400℃以下のアクリル樹脂をブチルカルビトールアセテートに対して26質量%溶解させたもの)を55質量%含むペーストを使用した。
そして、第2組成物として、平均粒径(d50)が5μmの第2の粉末であるAlを45質量%含み、アクリル樹脂バインダー溶液(分解点が300℃以上400℃以下のアクリル樹脂をブチルカルビトールアセテートに対して26質量%溶解させたもの)を55質量%含むペーストを使用した。
図13で表されるように、本実施例の三次元造形物の製造方法においては、最初にステップS110で、三次元造形物500のデータを取得する。詳細には、例えばパーソナルコンピューターにおいて実行されているアプリケーションプログラム等から、三次元造形物500の形状を表すデータを取得する。
次に、ステップS120で、制御ユニット400の制御により、層毎のデータを作成(生成)する。詳細には、三次元造形物500の形状を表すデータにおいて、Z方向の造形解像度に従ってスライスし、断面毎にビットマップデータ(断面データ)を生成する。
次に、ステップS130の第1層形成工程で、制御ユニット400の制御により、ステップS120で生成した断面データに基づき、第1組成物吐出部1230から第1組成物を吐出して、該断面データに基づく構成層構成部50(第1層310)を形成する。
次に、ステップS140の第2層形成工程で、制御ユニット400の制御により、ステップS120で生成した断面データに基づき、第2組成物吐出部1730から第2組成物を吐出して、該断面データに基づく構成層構成部50(第2層300)を形成する。この際、第2層300は第1層310を支持するため、第2層300は第1層310に対して上下左右の少なくともいずれか1つの位置において接触して形成される。
なお、ステップS130の第1層形成工程とステップS140の第2層形成工程との順番は、逆であってもよい。
そして、ステップS150により、制御ユニット400の制御により、ステップS120において生成された各層に対応するビットマップデータに基づく三次元造形物500の積層体の造形が終了するまで、ステップS130からステップS150までが繰り返される。
なお、図14は、ステップS130からステップS150までが8回(層501から層508までの8層分)繰り返されて形成された三次元造形物500の一例が示されている。
そして、ステップS160の脱脂工程により、例えば不図示の恒温槽において、上記ステップで形成した三次元造形物500の積層体を加熱して、第1組成物中の第1の粉末、バインダー及び溶剤、並びに、第2組成物中のバインダー及び溶剤などの少なくとも一部を除去する。
そして、ステップS170の焼結工程により、例えば不図示の恒温槽において、上記ステップで形成した三次元造形物500の積層体を加熱して、第1組成物中の構成材料粉末の焼結を実行する。
そして、ステップS170の終了に伴い、本実施例の三次元造形物の製造方法を終了する。
上記のように、本実施例の三次元造形物の製造方法は、層501、502、503、・・・50nを積層することにより三次元造形物500を製造する三次元造形物の製造方法であって、三次元造形物500を構成する構成材料粉末と第1の粉末とバインダーとを含む第1組成物を用いて層501、502、503、・・・50nのうちの第1層310を形成する第1層形成工程(ステップS130)と、第2の粉末とバインダーとを含む第2組成物を用いて層501、502、503、・・・50nのうちの第2層300を第1層310と接触させて形成する第2層形成工程(ステップS140)と、第1層310と第2層300とを含む積層体を加熱して第1の粉末、第1層310のバインダー及び第2層300のバインダーの少なくとも一部を除去する脱脂工程(ステップS160)と、第1層310と第2層300とを含む積層体を加熱して構成材料粉末を焼結させる焼結工程(ステップS170)と、を有している。
ここで、上記のように、第1の粉末(PA12)の粒子径(平均粒径2.5μm)が第2の粉末(Al)の粒子径(平均粒径5μm)よりも小さくなるように、第1の粉末及び第2の粉末は選択されている。このように第1の粉末の粒子径を第2の粉末の粒子径よりも小さくすることで、脱脂工程で第1の粉末が除去されることに伴って第1層310に第1の粉末の粒子径サイズの空孔ができても、該空孔に第2の粉末が入り込むことを抑制できる。したがって、三次元造形物に支持層由来の不純物が混入することを抑制することができる。
なお、「粒子径」とは、例えばd50などの平均粒径を採用でき、第1の粉末の平均粒径を第2の粉末の平均粒径よりも小さくすることで、第1の粉末に由来する空孔に第2の粉末が入り込むことを低減できる。
なお、第1の粉末の最大粒子径が第2の粉末の最小粒子径よりも小さくなるように、第1の粉末及び第2の粉末が選択されていることが特に好ましい。第1の粉末の最大粒子径を第2の粉末の最小粒子径よりも小さくすることで、脱脂工程で第1の粉末が除去されることに伴って第1層310に第1の粉末の粒子径サイズの空孔ができても、該空孔に第2の粉末が入り込むことを特に効果的に抑制できるためである。
ここで、本実施例の三次元造形物の製造方法で製造した図14で表される三次元造形物500の積層体(第1層310と第2層300とを含む積層体)は、第2層300に第1層310が重畳される領域を有している。すなわち、第2層300で第1層310を下側から支えるアンダーカット領域UCを有している。このようなアンダーカット領域UCでは、第1の粉末に由来する空孔に第2の粉末が入り込み易いが、第1の粉末の粒子径を第2の粉末の粒子径よりも小さくしていることで、該空孔に第2の粉末が入り込むことを抑制している。
また、本実施例の三次元造形物の製造方法は、第1組成物及び第2組成物は溶媒を含むペーストであり、第1層形成工程は第1組成物を噴射して第1層310を形成し、第2層形成工程は第2組成物を噴射して第2層300を形成する。このため、ペーストを使用して、支持層由来の不純物が混入することが抑制された三次元造形物を製造することができる。
ただし、このような三次元造形物の製造方法に限定されない。
第1組成物及び第2組成物として、常温で固体であり、第1層形成工程において第1組成物を加熱して流体状にして射出することで第1層310を形成し、第2層形成工程において第2組成物を加熱して流体状にして射出することで第2層300を形成する方法であってもよい。このような方法であれば、常温で固体の材料(コンパウンド)を使用して、支持層由来の不純物が混入することが抑制された三次元造形物を製造することができる。
本発明は、上述の実施例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
50、50a、50b、50c、50d…構成層構成部、110…基台、
111…駆動装置、120…ステージ、121…試料プレート、
130…ヘッドベース支持部、300…第2層、310…第1層、
400…制御ユニット(制御部)、410…ステージコントローラー、
500…三次元造形物(三次元造形物の積層体)、
501、502、503、・・・50n…層、730…ヘッドベース支持部、
1100…ヘッドベース、1200…第1組成物供給装置、
1210…第1組成物供給ユニット、1210a…第1組成物収容部、
1220…供給チューブ、1230…第1組成物吐出部、1230a…吐出ノズル、
1230b…吐出駆動部、1400…ヘッドユニット、1400a…保持治具、
1401、1402、1403及び1404…ヘッドユニット、
1500…材料供給コントローラー、1600…ヘッドベース、
1700…第2組成物供給装置、1710…第2組成物供給ユニット、
1710a…第2組成物収容部、1720…供給チューブ、
1730…第2組成物吐出部、1730a…吐出ノズル、1730b…吐出駆動部、
1900…ヘッドユニット、1900a…保持治具、
2000…形成装置(三次元造形物の製造装置)、M…材料、UC…アンダーカット領域

Claims (5)

  1. 層を積層することにより三次元造形物を製造する三次元造形物の製造方法であって、
    三次元造形物を構成する構成材料粉末と第1の粉末とバインダーとを含む第1組成物を用いて前記層のうちの第1層を形成する第1層形成工程と、
    第2の粉末とバインダーとを含む第2組成物を用いて前記層のうちの第2層を前記第1層と接触させて形成する第2層形成工程と、
    前記第1層と前記第2層とを含む積層体を加熱して前記第1の粉末、前記第1層のバインダー及び前記第2層のバインダーの少なくとも一部を除去する脱脂工程と、
    前記第1層と前記第2層とを含む積層体を加熱して前記構成材料粉末を焼結させる焼結工程と、を有し、
    前記第1の粉末の粒子径は、前記第2の粉末の粒子径よりも小さいことを特徴とする三次元造形物の製造方法。
  2. 請求項1に記載された三次元造形物の製造方法において、
    前記第1の粉末の最大粒子径は、前記第2の粉末の最小粒子径よりも小さいことを特徴とする三次元造形物の製造方法。
  3. 請求項1又は2に記載された三次元造形物の製造方法において、
    前記第1層と前記第2層とを含む積層体は、前記第2層に前記第1層が重畳される領域を有することを特徴とする三次元造形物の製造方法。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載された三次元造形物の製造方法において、
    前記第1組成物及び前記第2組成物は、溶媒を含むペーストであり、
    前記第1層形成工程は、前記第1組成物を噴射して前記第1層を形成し、
    前記第2層形成工程は、前記第2組成物を噴射して前記第2層を形成することを特徴とする三次元造形物の製造方法。
  5. 請求項1から3のいずれか1項に記載された三次元造形物の製造方法において、
    前記第1組成物及び前記第2組成物は、常温で固体であり、
    前記第1層形成工程は、前記第1組成物を加熱して流体状にして射出することで前記第1層を形成し、
    前記第2層形成工程は、前記第2組成物を加熱して流体状にして射出することで前記第2層を形成することを特徴とする三次元造形物の製造方法。
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