JP2019099431A - 水素生成装置及びその運転方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力でかつ短時間で起動可能な水素生成装置およびその運転方法。【解決手段】原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器20と、この水素含有ガスに含まれるCOを低減するCO低減器30と、改質器20を加熱する加熱器40と、熱媒体が改質器20とCO低減器30の順に熱交換するように構成された熱交換部を含む熱媒体流路61と、制御器80と、を備えた水素生成装置100であって、制御器80は、水素生成装置100の起動時に、熱媒体を熱媒体流路61に通流させる。【選択図】図1

Description

本発明は、水素生成装置に関するものである。
水素生成装置は、例えば燃料電池へ燃料である水素を供給する装置であり、原料を改質して水素含有ガスを生成するものである。
水素生成装置として、小型化、高効率化、起動性向上の観点から、種々の装置が従来から提案され、加熱器と、改質器と、CO低減器とから構成される装置が示されている。
改質器では、一般的な都市ガス、天然ガス或いは液化石油ガスから、水蒸気改質反応により水素含有ガスが生成される。この水蒸気改質反応では、ニッケル(Ni)系またはルテニウム(Ru)系等の貴金属系の改質触媒を用いて、原料と水蒸気とを、600℃〜700℃程度の高温で反応させる。
改質器での水蒸気改質反応は吸熱反応であり、反応を進め、維持するには改質器へ熱を供給し、600℃〜700℃程度の高温に保つ必要がある。そのため、改質器には、改質器へ熱を供給する加熱器が組み合わされることが多い。加熱器として、可燃ガスを燃焼し熱を供給するバーナ等が用いられる。
改質器から生成される水素含有ガスには、水素と同時に生成される一酸化炭素(CO)が含まれるために、改質器の後段に設けられたCO低減器によってCO濃度を低減する。
CO低減器では、例えばCu−Zn等を含有するCO低減触媒を用いて、改質後の水素含有ガスに含まれるCOをCO変成反応により低減する。CO変成反応は、発熱反応であり、反応器からの放熱と発熱反応による加熱がバランスし、CO低減触媒に適した温度、例えば200〜300℃の範囲、となるように、加熱器から離れて配置する必要がある。
このような水素生成装置の起動時では、加熱器から離れて設けられているCO低減器を昇温するために、CO低減器を加熱する電気ヒータを用いて、起動時間の短縮が図られている。
また、従来の燃料電池システムとして、通常の起動時にはバーナによる加熱に加え、CO低減器の周囲へ配置した電気ヒータを用いた加熱で昇温してシステムを起動し、停電時など自立起動用電源から電力供給を受けて起動する場合には、電気ヒータを作動させずにバーナのみを作動させて昇温し、少ない電力でシステムを起動する構成が示されている(例えば、特許文献1参照)。
図4は、従来の水素生成装置の構成を示すブロック図である。図4において、水素生成装置104は、改質器24と、CO低減器34と、バーナ44と、電気ヒータ94と、を備える。
ここで、改質器24は、水蒸気改質反応により水蒸気と炭化水素を反応させ水素含有ガスを生成する反応器である。CO低減器34は、改質器24により生成された水素含有ガス中に含まれるCOを低減する反応器である。バーナ44は、可燃ガスを燃焼させるバーナである。
改質器24における水蒸気改質反応に適した温度は、例えば600℃〜700℃の範囲である。また、水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、水蒸気改質反応を継続し、改質器24を高温に保つには、改質器24を加熱する必要がある。そのため、改質器24とバーナ44とは熱交換可能なように隣接して配置される。
また、CO低減器34は、水素生成時においてCO変成反応に適した温度、例えば200℃〜300℃の範囲を保てるように、CO低減器34は改質器24から流出する水素含有ガスの流れの下流に、バーナ44とは直接熱交換しないように配置される。電気ヒータ94は、起動時に改質器24とCO低減器34とを昇温させるように、改質器24とCO低減器34の周囲に配置される。
この水素生成装置104は、通常起動時は、バーナ44および電気ヒータ94を用いて改質器24とCO低減器34とを昇温させる。一方で、自立起動時など少ない電力で起動する場合は、電気ヒータ94を作動させずに、バーナ44のみを作動させて改質器24とCO低減器34とを昇温させることにより、起動時の電力削減が図られている。
特許第5421875号公報
しかしながら、前記従来の水素生成装置では、自立起動時など少ない電力で起動するには、電気ヒータを用いず、バーナのみで改質器およびCO低減器の昇温を行うため、バーナの近くに配置された改質器に比べ、バーナから離れて配置されたCO低減器の昇温が遅くなり、水素生成装置の起動時間が長くなるという課題を有していた。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、自立起動時など少ない電力で起動する時に電力消費を少なく抑えながら、短時間で起動可能な水素生成装置およびその運転方法を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の水素生成装置は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、改質器で生成された水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器と、改質器を加熱する加熱器と、改質器と熱交換する部分とCO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路と、制御器と、を備えた水素生成装置であって、制御器は、水素生成装置の起動時に、熱媒体流路に熱媒体を通流させる、ことを特徴とする。
これにより、起動時において、熱媒体流路を通流する熱媒体が改質器と熱交換して改質器を冷却し、改質器との熱交換で高温となった熱媒体がCO低減器と熱交換してCO低減器を加熱することで、CO低減器の温度上昇が早くなる。以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器からCO低減器へ熱を移動させ、CO低減器の昇温に利用することで、CO低減器の温度上昇が早くなり水素生成装置の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置を起動することができる。
本発明の水素生成装置は、自立起動時など少ない電力で起動する時に、短時間で水素生成装置を起動することができる。また、自立起動時など少ない電力で起動する時に、水素を生成しない起動時間が短くなるため、効率よく水素生成装置を運用することができる。
本発明の実施の形態1における水素生成装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2における水素生成装置の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における水素生成装置の構成を示すブロック図 従来の水素生成装置の構成を示すブロック図
第1の発明は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、改質器で生成された水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器と、改質器を加熱する加熱器と、改質器と熱交換する部分とCO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路と、制御器と、を備えた水素生成装置であって、制御器は、水素生成装置の起動時に、熱媒体流路に熱媒体を通流させることを特徴とするものである。
これにより、起動時において、熱媒体流路を通流する熱媒体が改質器と熱交換して改質器を冷却し、改質器との熱交換で高温となった熱媒体が、CO低減器と熱交換してCO低減器を加熱することで、CO低減器の温度上昇が早くなる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器からCO低減器へ熱を移動させ、CO低減器の昇温に利用することで、CO低減器の温度上昇が早くなり水素生成装置の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置を起動することができる。
第2の発明は、特に、第1の発明に加えて、加熱器に燃焼用ガスを供給する燃焼用ガス流路と、燃焼用ガスを燃焼用ガス流路と熱媒体流路のどちらか一方に選択的に流す燃焼用ガス流路切替器と、を備え、熱媒体流路は、CO低減器と熱交換する部分の下流で加熱器に接続するように構成され、制御器は、水素生成装置の起動時に、燃焼用ガスが熱媒体流路を通流するように燃焼用ガス流路切替器を制御し、CO低減器の昇温が完了すると、燃焼用ガスが燃焼用ガス流路を通流するように燃焼用ガス流路切替器を制御することを特徴とする。
これにより、起動時において、加熱器での燃焼に用いられる燃焼用ガスが、熱媒体流路を通流し改質器と熱交換して改質器を冷却し、熱媒体流路を通流する燃焼用ガスが改質器との熱交換で高温となった後、CO低減器と熱交換してCO低減器を加熱することで、CO低減器の温度上昇が早くなる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器からCO低減器へ熱を移動させ、CO低減器の昇温に利用することで、CO低減器の温度上昇が早くなり水素生成装置の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置を起動することができる。
第3の発明は、特に、第1の発明に加えて、改質器に原料を供給する原料流路と、原料を原料流路と熱媒体流路のどちらか一方に選択的に流す原料流路切替器と、を備え、熱媒体流路は、CO低減器と熱交換する部分の下流で改質器に接続するように構成され、制御器は、水素生成装置の起動時に、原料が熱媒体流路を通流するように原料流路切替器を制御し、CO低減器の昇温が完了すると、原料が原料流路を通流するように原料流路切替器を制御することを特徴とする。
これにより、起動時において、原料が、熱媒体流路を通流し改質器と熱交換して改質器を冷却し、熱媒体流路を通流する原料が改質器との熱交換で高温となり、CO低減器と熱交換してCO低減器を加熱することで、CO低減器の温度上昇が早くなる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器からCO低減器へ熱を移動させ、CO低減器の昇温に利用することで、CO低減器の温度上昇が早くなり水素生成装置の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置を起動することができる。
第4の発明は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、改質器で生成された水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器と、改質器を加熱する加熱器と、改質器と熱交換する部分とCO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路と、を備えた水素生成装置の運転方法であって、水素生成装置の起動時に、熱媒体流路に熱媒体を通流させる、ことを特徴とする水素生成装置の運転方法である。
これにより、起動時において、熱媒体流路を通流する熱媒体が改質器と熱交換して改質器を冷却し、改質器との熱交換で高温となった熱媒体が、CO低減器と熱交換してCO低減器を加熱することで、CO低減器の温度上昇が早くなる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器からCO低減器へ熱を移動させ、CO低減器の昇温に利用することで、CO低減器の温度上昇が早くなり水素生成装置の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置を起動する運転方法を得ることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。また、以下では全ての図を通じて同じ構成要素には同一符号を付し、その重複する説明を省略する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における水素生成装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施の形態の水素生成装置100は、改質器20と、CO低減器30と、加熱器40と、制御器80と、を備える。
改質器20へは原料供給器10と水供給器12とが接続され、改質器20の流出部とCO低減器30の流入部は接続されている。
熱媒体流路61は、熱媒体供給器60と接続され、直列に配置された改質器20と熱交換する改質器熱交換部62とCO低減器30と熱交換するCO低減器熱交換部63を備える。
ここで、改質器20は、水蒸気改質反応により水蒸気と炭化水素を反応させ水素含有ガスを生成するRuを含有する改質触媒が充填された反応器である。
CO低減器30は、改質器20により生成された水素含有ガス中に含まれるCOをCO変成反応により低減する、銅を含有するCO低減触媒が充填された反応器である。
加熱器40は、可燃ガスを燃焼させるバーナである。
改質器20における水蒸気改質反応に適した温度は、例えば600℃〜700℃の範囲であり、また、水蒸気改質反応は吸熱反応であるため、改質器20を高温に保つには加熱する必要がある。そのため、改質器20と加熱器40とは熱交換可能なように隣接して配置される。
また、CO低減器30は、水素生成時においてCO変成反応に適した温度、例えば20
0℃〜300℃の範囲、を保てるように、CO低減器30は改質器20から流出する水素含有ガスの流れの下流に、加熱器40とは直接熱交換しないように配置される。
原料供給器10は、原料としてインフラを通じて供給される都市ガスを供給するものであり、原料の量を調整して、改質器20へ供給するブロアである。
水供給器12は、改質器20での水蒸気改質反応に用いる水を供給するもので、ここではポンプである。熱媒体供給器60は、熱媒体として空気の供給を行うブロアである。
熱媒体流路61は、熱媒体供給器60から供給される空気が通流し、空気が改質器20と熱交換した後、CO低減器30と熱交換するように構成された配管および改質器熱交換部62とCO低減器熱交換部63とから構成される。
制御器80は、MPUおよびメモリから構成され、演算機能および記憶機能を有し、制御プログラムを記憶し、実行することにより、水素生成装置100の各種の動作を制御する。制御器80は、水素生成装置100に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、熱媒体供給器60と、加熱器40と、その動作を制御するため、電気信号により接続される。
以上のように構成された本実施の形態の水素生成装置100について、以下その動作、作用を説明する。以下の動作は、制御器80が水素生成装置100に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、熱媒体供給器60と、加熱器40と、を制御することによって行われる。
先ず、水素生成装置100に備わる改質器20およびCO低減器30を水素生成に適した触媒反応温度とするための、起動時の動作について記載する。
起動時において、熱媒体である空気が熱媒体流路61を通流するように熱媒体供給器60を作動させる。この状態において、加熱器40にて可燃ガスである都市ガスを燃焼させ改質器20を加熱し、昇温を開始する。
このとき、加熱器40に供給する都市ガスは、加熱器40の加熱能力の最大値に相当する量を供給する。また、改質器を冷却する熱媒体供給器60から供給される空気の供給量は、CO低減器30が200℃まで昇温する時間と改質器20が600℃まで昇温する時間とを同程度になるように調節する。
加熱開始後、改質器20およびCO低減器30は昇温し、水素生成に適した触媒反応温度、改質器20は600℃、CO低減器30は200℃となって、昇温を完了する。
以上のように、熱媒体供給器60から供給された空気を熱媒体流路61に通流させることで、改質器熱交換部62を介して改質器20は冷却されるため、改質器20の過昇温を回避しつつ、加熱器40の燃焼量を低減することなく維持することができる。
また、高温となった空気によりCO低減器熱交換部63を介してCO低減器30を加熱するため、短時間で改質器20およびCO低減器30の昇温を完了することができる。
次に、改質器20およびCO低減器30の昇温が完了した後の水素生成時の動作について記載する。
改質器20およびCO低減器30の昇温が完了すると、熱媒体供給器60での空気の供
給を停止し、加熱器40での燃焼量を改質器20での改質反応に適した量へと変更する。
引き続き、原料供給器10および水供給器12から原料と水の供給を開始し、原料と水が供給された改質器20は、改質触媒の触媒作用である水蒸気改質反応により、水素とCOを含む水素含有ガスを生成する。改質器20で生成された水素含有ガスは、CO低減器30へ供給される。
CO低減器30では、水素含有ガス中のCOと水蒸気とがCO低減触媒の作用で反応して、水素含有ガス中のCO濃度が0.1〜0.2%程度まで低減される。
このとき、熱媒体である空気は熱媒体流路61を通流せず、空気による改質器熱交換部62での改質器20の冷却は行われず、CO低減器30は高温の空気により加熱されないため、効率的に水素生成に適した温度を維持することができる。
以上のように、本実施の形態の水素生成装置100は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器20と、改質器20で生成された水素含有ガスに含まれるCOの濃度を低減するCO低減器30と、改質器20を加熱する加熱器40と、改質器20と熱交換する部分とCO低減器30と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路61と、制御器80と、を備えている。
そして、制御器80は、水素生成装置100の起動時に、熱媒体である空気が熱媒体流路61を通流させる。
これにより、起動時において、熱媒体流路61を通流する熱媒体である空気が改質器20と熱交換して改質器20を冷却し、改質器20との熱交換で高温となった空気が、CO低減器30と熱交換してCO低減器30を加熱することで、CO低減器30の温度上昇が早くなる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器20からCO低減器30へ熱を移動させ、CO低減器30の昇温に利用することで、CO低減器30の温度上昇が早くなり水素生成装置100の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置100を起動することができる。
なお、本実施の形態では、改質器20と熱交換して改質器20を冷却する熱媒体として空気を用いたが、熱媒体は、熱媒体流路61を通流して、改質器20およびCO低減器30と熱交換可能なものであればよく、空気のほかに都市ガス等の可燃ガス等を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、起動時において、加熱器40の燃焼量を低減することなく維持する場合について記載したが、改質器20の過昇温を抑制するために加熱器40の燃焼量を低減する場合に適用してもよい。
なお、本実施の形態では、起動時において、改質器20との熱交換により高温となった空気によりCO低減器30の加熱を行ったが、空気による加熱に加え、加熱器40から排出される燃焼排ガスを用いてCO低減器30の加熱を行ってもよい。
なお、本実施の形態では、起動時において、熱媒体供給器60から熱媒体流路61へ熱媒体である空気の供給を行ったが、熱媒体流路61の流出部と流入部を接続し、熱媒体を熱媒体流路61内で循環させるように構成してもよい。
(実施の形態2)
図2は、本発明の実施の形態2における水素生成装置の構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施の形態の水素生成装置101は、改質器20と、CO低減器30と、加熱器40と、制御器81と、を備える。
改質器20へは原料供給器10と水供給器12とが接続される。改質器20の流出部とCO低減器30の流入部は接続されている。
加熱器40へは可燃ガス供給器70および燃焼用ガス供給器66が接続される。燃焼用ガス供給器66は、燃焼用ガス流路切替器64にて分岐する燃焼用ガス流路65および熱媒体流路61を介して加熱器40へ接続される。
燃焼用ガスの熱媒体流路61または燃焼用ガス流路65の通流は、燃焼用ガス流路切替器64により切り替えられる。熱媒体流路61は、直列に配置された、改質器20と熱交換する改質器熱交換部62と、CO低減器30と熱交換するCO低減器熱交換部63とを備える。
ここで、原料供給器10と、水供給器12と、改質器20と、CO低減器30と、加熱器40と、熱媒体流路61と、改質器熱交換部62と、CO低減器熱交換部63とは、実施の形態1と同じ構成要素であり、その重複する説明は省略する。
燃焼用ガス供給器66は、加熱器40へ燃焼用ガスとして空気の供給を行うブロアである。
燃焼用ガス流路65は、燃焼用ガス供給器66から供給される空気が通流し、空気を加熱器40に供給する配管から構成される。
燃焼用ガス流路切替器64は、燃焼用ガスである空気の熱媒体流路61または燃焼用ガス流路65のどちらか一方への通流を切り替える三方弁により構成される。
可燃ガス供給器70は、インフラを通じて供給される都市ガス供給するもので、可燃ガスの量を調整して、加熱器40へ供給する。
制御器81は、MPUおよびメモリから構成され、演算機能および記憶機能を有し、制御プログラムを記憶し、実行することにより、水素生成装置101の各種の動作を制御する。制御器81は、水素生成装置101に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、燃焼用ガス供給器66と、燃焼用ガス流路切替器64と、可燃ガス供給器70と、その動作を制御するため、電気信号により接続される。
以上のように構成された本実施の形態の水素生成装置101について、以下その動作、作用を説明する。以下の動作は、制御器81が水素生成装置101に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、加熱器40と、燃焼用ガス供給器66と、燃焼用ガス流路切替器64と、可燃ガス供給器70と、を制御することによって行われる。
先ず、水素生成装置101に備わる改質器20およびCO低減器30を水素生成に適した触媒反応温度とするための、起動時の動作について記載する。
起動時において、燃焼用ガスである空気が熱媒体流路61を通流するように燃焼用ガス流路切替器64を切り替える。この状態において、燃焼用ガス供給器66および可燃ガス供給器70を作動させ、加熱器40へ空気と都市ガスとを供給して、加熱器40にて都市
ガスを燃焼させ改質器20を加熱し昇温を開始する。
加熱器40に供給する都市ガスは、加熱器40の加熱能力の最大値に相当する量を供給する。また、改質器を冷却する空気の供給量は、CO低減器30が200℃まで昇温する時間と改質器20が600℃まで昇温する時間とを同程度になるように調節する。
加熱開始後、改質器20およびCO低減器30は昇温し、水素生成に適した触媒反応温度、改質器20は600℃、CO低減器30は200℃となって、昇温を完了する。
以上のように、燃焼用ガス供給器66から供給された空気を熱媒体流路61に通流させることで、改質器熱交換部62を介して改質器20は冷却されるため、改質器20の過昇温を回避しつつ、加熱器40の燃焼量を低減することなく維持することができる。
また、高温となった空気によりCO低減器熱交換部63を介してCO低減器30を加熱するので、短時間で改質器20およびCO低減器30の昇温を完了することができる。
次に、改質器20およびCO低減器30の昇温が完了した後の水素生成時の動作について記載する。
改質器20およびCO低減器30の昇温が完了すると、燃焼用ガス供給器66での空気および可燃ガス供給器70での都市ガスの供給量を制御し、加熱器40での燃焼量を改質器20での改質反応に適した量へと変更する。さらに、燃焼用ガスである空気が燃焼用ガス流路65を通流するように燃焼用ガス流路切替器64を切り替える。
引き続き、原料供給器10および水供給器12から原料と水の供給を開始し、原料と水が供給された改質器20は、改質触媒の触媒作用である水蒸気改質反応により、水素とCOを含む水素含有ガスを生成する。
改質器20で生成された水素含有ガスは、CO低減器30へ供給される。CO低減器30では、水素含有ガス中のCOと水蒸気とがCO低減触媒の作用で反応し、水素含有ガス中のCO濃度が0.1〜0.2%程度まで低減される。
このとき、燃焼用ガスである空気は熱媒体流路61を通流せず、燃焼用ガス流路65を通流するため、空気による改質器熱交換部62での改質器20の冷却は行われず、CO低減器30は高温の空気により加熱されないため、効率的に水素生成に適した温度を維持することができる。
以上のように、本実施の形態の水素生成装置101は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器20と、改質器20で生成された水素含有ガスに含まれるCOの濃度を低減するCO低減器30と、改質器20を加熱する加熱器40と、改質器20と熱交換する部分とCO低減器30と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路61と、改質器20と熱交換して改質器20を冷却した熱媒体である空気がCO低減器30と熱交換してCO低減器30を加熱するように熱媒体流路61に空気を供給する燃焼用ガス供給器66と、加熱器40に燃焼用ガスである空気を供給する燃焼用ガス流路65と、燃焼用ガスである空気を燃焼用ガス流路65と熱媒体流路61のどちらか一方に選択的に流す燃焼用ガス流路切替器64と、制御器81と、を備え、熱媒体流路61は、CO低減器30と熱交換する部分の下流で加熱器40に接続するように構成される。
そして、制御器81は、水素生成装置101の起動時に、燃焼用ガスである空気が熱媒体流路61を通流するように燃焼用ガス流路切替器64を制御し、CO低減器30の昇温
が完了すると、燃焼用ガスである空気が燃焼用ガス流路65を通流するように、燃焼用ガス流路切替器64を制御する。
これにより、起動時において、熱媒体流路61を通流する空気が改質器20と熱交換して改質器20を冷却し、改質器20との熱交換で高温となった空気が、CO低減器30と熱交換してCO低減器30を加熱することで、CO低減器30の温度上昇が早くなる。以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器20からCO低減器30へ熱を移動させ、CO低減器30の昇温に利用することで、CO低減器30の温度上昇が早くなり水素生成装置101の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置101を起動することができる。
なお、本実施の形態では、燃焼用ガスである空気の熱媒体流路61または燃焼用ガス流路65のどちらか一方への通流を切り替える燃焼用ガス流路切替器64を用いたが、燃焼用ガスである空気を分流して熱媒体流路61と燃焼用ガス流路65との通流量を調節可能な分流器を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、改質器20と熱交換して改質器20を冷却する熱媒体として空気を用いたが、改質器20と熱交換して加熱器40へ供給可能な燃焼用ガス(熱媒体)であればよく、燃焼空気のほかに都市ガス等の可燃ガス等を用いてもよい。
なお、本実施の形態では、燃焼用ガスである空気の熱媒体流路61または燃焼用ガス流路65のどちらか一方への通流を切り替える燃焼用ガス流路切替器64を用いたが、燃焼用ガス流路切替器64を備えずに、熱媒体流路61と燃焼用ガス流路65へ燃焼用ガスを供給するガス供給器を個別に備えてもよい。
(実施の形態3)
図3は、本発明の実施の形態3における水素生成装置の構成を示すブロック図である。図3に示すように、本実施の形態の水素生成装置102は、改質器20と、CO低減器30と、加熱器40と、制御器82と、を備える。
改質器20へは原料供給器10と水供給器12とが接続される。改質器20の流出部とCO低減器30の流入部は接続されている。
原料供給器10と改質器20は、原料流路切替器14にて分岐する原料流路15および熱媒体流路61を介して接続される。
原料の熱媒体流路61または原料流路15の通流は、原料流路切替器14により切り替えられる。熱媒体流路61は、改質器20と熱交換する改質器熱交換部62とCO低減器30と熱交換するCO低減器熱交換部63を備える。
ここで、原料供給器10と、水供給器12と、改質器20と、CO低減器30と、加熱器40と、熱媒体流路61と、改質器熱交換部62と、CO低減器熱交換部63とは、実施の形態2と同じ構成要素であり、その重複する説明は省略する。
原料流路切替器14は、原料である都市ガスの熱媒体流路61または原料流路15のどちらか一方への通流を切り替える三方弁により構成される。
原料流路15は、原料供給器10から供給される原料が通流し、原料を改質器20に供給する配管から構成される。
制御器82は、MPUおよびメモリから構成され、演算機能および記憶機能を有し、制御プログラムを記憶し、実行することにより、水素生成装置102の各種の動作を制御する。制御器82は、水素生成装置102に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、原料流路切替器14と、加熱器40と、その動作を制御するため、電気信号により接続される。
以上のように構成された本実施の形態の水素生成装置102について、以下その動作、作用を説明する。以下の動作は、制御器82が、水素生成装置102に備わる、原料供給器10と、水供給器12と、加熱器40を制御することによって行われる。
先ず、水素生成装置102の改質器20、CO低減器30を水素生成に適した触媒反応温度とするための、起動時の動作について記載する。
起動時において、原料が熱媒体流路61を通流するように原料流路切替器14を制御する。また、加熱器40にて都市ガスを燃焼させ、改質器20の昇温を開始する。
また、原料供給器10から供給された原料は熱媒体流路61を通流し、改質器熱交換部62を介して、改質器20と熱交換を行い、改質器20を冷却した後、高温となった原料はCO低減器熱交換部63を介してCO低減器30を加熱し、CO低減器30の昇温を開始する。
さらに、熱媒体流路61を通流した後、改質器20へ供給された原料は、改質器20内の改質触媒と熱交換し改質触媒を冷却する。改質触媒と熱交換して高温となった原料は、CO低減器30へ通流し、CO低減器30内のCO低減触媒と熱交換しCO低減触媒を加熱する。
このとき、改質器20およびCO低減器30と熱交換する原料の供給量により、CO低減器30が200℃まで昇温する時間と、改質器20が600℃まで昇温する時間とが同程度になるよう調節する。昇温開始後、水素生成に適した触媒反応温度、改質器20は600℃、CO低減器30は200℃となるまで加熱し、昇温を完了する。
原料を熱媒体流路61に通流させ、さらに熱媒体流路61を通流した原料を改質器20へ通流させることで、改質器20が冷却されるため、改質器20の昇温速度は低下する。また、改質器20との熱交換により高温となった原料はCO低減器30を加熱するため、CO低減器30の昇温速度は増加し、CO低減器30は短時間で昇温することができる。
次に、改質器20、CO低減器30が水素生成に適した触媒反応温度へと昇温し、昇温が完了した後の水素生成時の動作について記載する。
改質器20およびCO低減器30の昇温が完了すると、原料が原料流路15を通流するように原料流路切替器14を制御する。
続いて、原料供給器10から供給する原料の量を水素生成に適した量へ変更し、水供給器12から水の供給を開始し、水素生成を開始する。
改質器20では、改質触媒の触媒作用である水蒸気改質反応により、原料から水素とCOを含む水素含有ガスを生成する。改質器20で生成された水素含有ガスは、CO低減器30へ供給される。CO低減器30では、水素含有ガス中のCOと水蒸気とがCO低減触媒の作用で反応し、水素含有ガス中のCO濃度が0.1〜0.2%程度まで低減される。
このとき、原料は熱媒体流路61を通流しないため、改質器熱交換部62での改質器20の冷却は行われず、効率的に改質反応に適した温度を維持することができる。
以上のように、本実施の形態の水素生成装置102は、原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器20と、改質器20で生成された水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器30と、改質器20を加熱する加熱器40と、改質器20と熱交換する部分とCO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路61と、改質器20と熱交換して改質器20を冷却したガスがCO低減器30と熱交換してCO低減器30を加熱するように熱媒体流路61に原料を供給する原料供給器10と、制御器82と、改質器20に原料を供給する流路である原料流路15と、原料を原料流路15と熱媒体流路61のどちらか一方に選択的に流す原料流路切替器14と、を備え、熱媒体流路61は、CO低減器30と熱交換する部分の下流で改質器20に接続するように構成される。
そして、制御器82は、水素生成装置102の起動時に、原料が熱媒体流路61を通流するように原料流路切替器14を制御し、CO低減器30の昇温が完了すると、原料が原料流路15を通流するように原料流路切替器14を制御する。
これにより、起動時において、原料が熱媒体流路61を通流し改質器20と熱交換して改質器20を冷却し、熱媒体流路61を通流する原料が改質器20との熱交換で高温となり、CO低減器30と熱交換してCO低減器30を加熱することで、CO低減器30の温度上昇を早くすることができる。
以上により、自立起動時など少ない電力で起動する時にも、改質器20からCO低減器30へ熱を移動させ、CO低減器30の昇温に利用することで、CO低減器30の温度上昇が早くなり、水素生成装置102の昇温時間が短くなるため、短時間で水素生成装置102を起動することができる。
なお、本実施の形態では、原料の熱媒体流路61または原料流路15のどちらか一方への通流を切り替える原料流路切替器14を用いたが、ガスを分流して熱媒体流路61と原料流路15との通流量を調節可能な分流器を用いてもよい。
以上のように、本発明にかかる水素生成装置およびその運転方法は、低消費電力で短時間での水素生成装置の起動を可能とするため、水素生成装置及びそれを用いた燃料電池システムに応用できる。
10 原料供給器
12 水供給器
14 原料流路切替器
15 原料流路
20 改質器
30 CO低減器
40 加熱器
60 熱媒体供給器
61 熱媒体流路
62 改質器熱交換部
63 CO低減器熱交換部
64 燃焼用ガス流路切替器
65 燃焼用ガス流路
66 燃焼用ガス供給器
70 可燃ガス供給器
80 制御器
81 制御器
82 制御器
100 水素生成装置
101 水素生成装置
102 水素生成装置

Claims (4)

  1. 原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、前記改質器で生成された前記水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器と、前記改質器を加熱する加熱器と、前記改質器と熱交換する部分と前記CO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路と、制御器と、を備えた水素生成装置であって、前記制御器は、前記水素生成装置の起動時に、前記熱媒体流路に熱媒体を通流させる、水素生成装置。
  2. 前記加熱器に燃焼用ガスを供給する燃焼用ガス流路と、前記燃焼用ガスを前記燃焼用ガス流路と前記熱媒体流路のどちらか一方に選択的に流す燃焼用ガス流路切替器と、を備え、前記熱媒体流路は、前記CO低減器と熱交換する部分の下流で前記加熱器に接続するように構成され、前記制御器は、前記水素生成装置の起動時に、前記燃焼用ガスが前記熱媒体流路を通流するように前記燃焼用ガス流路切替器を制御し、前記CO低減器の昇温が完了すると、前記燃焼用ガスが前記燃焼用ガス流路を通流するように前記燃焼用ガス流路切替器を制御する、請求項1に記載の水素生成装置。
  3. 前記改質器に原料を供給する原料流路と、前記原料を前記原料流路と前記熱媒体流路のどちらか一方に選択的に流す原料流路切替器と、を備え、前記熱媒体流路は、前記CO低減器と熱交換する部分の下流で前記改質器に接続するように構成され、前記制御器は、前記水素生成装置の起動時に、前記原料が前記熱媒体流路を通流するように前記原料流路切替器を制御し、前記CO低減器の昇温が完了すると、前記原料が前記原料流路を通流するように前記原料流路切替器を制御する、請求項1に記載の水素生成装置。
  4. 原料と水蒸気との混合ガスから水素含有ガスを生成する改質器と、前記改質器で生成された前記水素含有ガスに含まれる一酸化炭素の濃度を低減するCO低減器と、前記改質器を加熱する加熱器と、前記改質器と熱交換する部分と前記CO低減器と熱交換する部分とが直列に接続された熱媒体流路と、を備えた水素生成装置の運転方法であって、前記水素生成装置の起動時に、前記熱媒体流路に熱媒体を通流させる、水素生成装置の運転方法。
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