JP2019099360A - シート給送装置、及び画像形成装置 - Google Patents

シート給送装置、及び画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】筐体から収容部を円滑に引き出すことが可能なシート給送装置、及び画像形成装置を提供する。【解決手段】シート給送装置4は、筐体10と、カセット41と、シート積載板43と、ピックアップローラー42と、ホルダー44と、駆動源52と、位置検知部51と、判定部55bと、制御部55aとを備える。位置検知部51は、ホルダー44が所定位置に到達したことを検知する。判定部55bは、ホルダー44が所定位置に到達不能な状態を示す異常状態が発生しているか否かを判定する。制御部55aは、判定部55bの判定結果に基づいて、駆動源52を制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、シート給送装置、及び画像形成装置に関する。
特許文献1に記載の給紙装置は、付勢部と、シート積載カセットと、シート積載台と、側面検知手段と、給紙ローラーとを備える。シート積載カセットは、複写機の筐体に収容される。付勢体は、シート積載台を上方に付勢する。側面検知手段は、シートの残量が所定の枚数以下になったとき、シート積載台の側面を検知することにより、シート積載台上のシートの残量を検知する。
特開平4−308135号公報
しかし、給紙ローラーを支持するホルダー(支持部)の上部にシートが入り込んだ場合、シートが邪魔でホルダーが所定位置に到達することができなくなる異常状態が発生する。所定位置は、給紙ローラーがシートを送出するときのホルダーの位置を示す。そして、異常状態が発生すると、給紙装置の動作が停止する。この場合、例えば、ユーザーは、筐体からシート積載カセット(収容部)を引き出し、ホルダーの上部のシートを取り除こうとする。しかし、付勢体によりシートが給紙ローラーに向けて付勢されているので、筐体からシート積載カセットを円滑に引き出すことが困難になる。
本発明は、筐体から収容部を円滑に引き出すことが可能なシート給送装置、及び画像形成装置を提供することを目的としている。
本発明の一局面によれば、シート給送装置は、筐体と、収容部と、載置部と、送出部と、支持部と、駆動源と、位置検知部と、判定部と、制御部とを備える。収容部は、前記筐体に着脱可能であり、かつ、シートを収容可能である。載置部は、前記収容部に収容されたシートである収容シートが載置され、前記収容部に対する傾斜角度を変更可能である。送出部は、前記収容シートを前記収容部の外部に送出する。支持部は、前記送出部を支持し、所定位置に近接する近接方向、及び前記所定位置から離間する離間方向に移動可能である。駆動源は、前記支持部を前記近接方向及び前記離間方向に移動させることが可能である。位置検知部は、前記支持部が前記所定位置に到達したことを検知する。判定部は、前記支持部が前記所定位置に到達不能な状態を示す異常状態が発生しているか否かを判定する。制御部は、前記判定部の判定結果に基づいて、前記駆動源を制御する。前記所定位置は、前記送出部が前記収容シートを送出するときの前記支持部の位置を示す。
本発明の他の一局面によれば、画像形成装置は、上記シート給送装置を備える。
本発明によれば、筐体から収容部を円滑に引き出すことができる。
本発明の第1実施形態に係る画像形成装置の模式的断面図である。 カセットが筐体に収容された状態を示す模式的断面図である。 (a)カセットの外部からピックアップローラーを見た斜視図である。(b)鉛直方向の下方からピックアップローラーを見た斜視図である。 (a)カセットを送出方向の上流から見た斜視図である。(b)カセットの一部拡大図である。 シート給送装置のブロック図である。 第1実施形態の制御装置の動作を示すフロー図である。 第2実施形態の制御装置の動作を示すフロー図である。 第3実施形態の制御装置の動作を示すフロー図である。 第4実施形態の制御装置の動作を示すフロー図である。
本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一又は相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[第1実施形態]
図1を参照して、本発明の第1実施形態の画像形成装置100について説明する。図1は、画像形成装置100を示す模式的断面図である。
図1に示すように、画像形成装置100は、搬送部1と、入力部2と、読取部3と、シート給送装置4と、給紙ローラー5と、リタードローラー6と、搬送ローラー7と、画像形成部8と、排出ローラー9と、筐体10とを備える。
搬送部1は、読み取り対象の画像を有するシートを、読取部3に向けて搬送する。読取部3は、シートを走査して、画像データを取得する。読取部3は、例えば、LED(Light Emitting Diode)のような発光部と、イメージセンサーのような撮像部とを含む。読取部3は、発光部、及び撮像部を用いて、シートに形成された画像を走査する。シートは、例えば、普通紙、コピー紙、再生紙、薄紙、厚紙、光沢紙、又はOHP(Overhead Projector)用紙である。
入力部2は、表示部2aと、操作キー群2bとを含む。入力部2は、画像形成装置100に対するユーザーからの指示を受け付ける。表示部2aは、例えば、タッチパネルとして機能する。
シート給送装置4は、カセット41と、ピックアップローラー42とを有する。
カセット41は、本発明に係る収容部の一例である。カセット41は、底部41aと、側壁部41bとを含む。底部41aは、板形状を有する。側壁部41bは、底部41aから略鉛直方向Vに沿って延びる。また、側壁部41bは、例えば、鉛直方向Vの上方から見て、略矩形形状に形成される。側壁部41bは、底部41a上の側方を閉塞した収容空間41cを形成する。
カセット41は、シートを収容可能である。具体的には、カセット41の収容空間41cには、シートを収容可能である。カセット41に収容されたシートを、収容シートTと記載する。ピックアップローラー42は、本発明に係る送出部の一例である。ピックアップローラー42は、収容シートTをカセット41の外部に送出する。カセット41の外部は、収容空間41cの外部に示す。第1実施形態では、ピックアップローラー42は、画像形成部8に向けて収容シートTを送出する。
給紙ローラー5は、ピックアップローラー42に対し、送出方向Xの下流に配置される。リタードローラー6は、ピックアップローラー42に対し、送出方向Xの下流に配置される。送出方向Xは、ピックアップローラー42が収容シートTを送出する方向を示す。給紙ローラー5とリタードローラー6とは、ピックアップローラー42が送出した収容シートTを挟持しつつ回転して搬送する。搬送ローラー7は給紙ローラー5とリタードローラー6とにより搬送された収容シートTを画像形成部8に送出する。
画像形成部8は、収容シートTに画像を形成する。第1実施形態では、画像は、トナー画像を示す。画像形成部8は、感光体ドラムと、帯電部と、露光部と、現像部と、転写部と、クリーニング部と、除電部と、定着部とを含む。感光体ドラム、帯電部、露光部、現像部、及び転写部によって、収容シートTに画像が形成される。クリーニング部は、感光体ドラムの表面に残留しているトナーを除去する。除電部は、感光体ドラムの表面の残留電荷を除去する。画像を形成された収容シートTは、定着部に向けて送出される。定着部は、画像を加熱及び加圧して収容シートTに定着させる。
排出ローラー9は、画像形成部8を通過した収容シートTを、筐体10の外部へ排出する。
筐体10は、画像形成部8を収容する。詳細には、筐体10は、シート給送装置4と、給紙ローラー5と、リタードローラー6と、搬送ローラー7と、画像形成部8と、排出ローラー9とを収容する。
カセット41は、筐体10に着脱可能である。第1実施形態では、カセット41が筐体10に挿入されると、カセット41が筐体10に収容される。その結果、カセット41が筐体10に装着される。カセット41が筐体10に装着されると、ピックアップローラー42が収容シートTを送出することが可能になる。
カセット41が筐体10に装着された状態から、カセット41が筐体10から引き出されると、カセット41の一部又は全部が筐体10の外部に配置される。その結果、カセット41に収容シートTを補充することが可能になる。
次に、図2から図4(b)を参照して、シート給送装置4について説明する。図2は、カセット41が筐体10に収容された状態を示す模式的断面図である。
図2に示すように、シート給送装置4は、シート積載板43をさらに有する。シート積載板43は、本発明に係る載置部の一例である。シート積載板43は、板形状を有する。シート積載板43は、カセット41に収容される。シート積載板43には、収容シートTが載置される。シート積載板43は、第1端部43aと、第2端部43bとを含む。第1端部43aは、カセット41に対し、鉛直方向Vの略下方V2に位置する。第2端部43bは、カセット41に対し、送出方向Xの上流に離間した場所に位置する。
シート給送装置4は、リフト板50をさらに有する。リフト板50は、シート積載板43の下方に配置される。リフト板50は矩形状の板部材である。リフト板50の一端には、駆動軸56が固定される。駆動軸56は、カセット41に回転可能に支持される。リフト板50の他端はシート積載板43に鉛直方向Vの下方V2から当接している。駆動軸56の端部には、扇形状のセクターギア57が固定されている。セクターギア57の外周面には歯が形成される。セクターギア57には、後述する駆動源52から駆動力を伝達される。駆動源52は、シート給送装置4に設けられる。シート給送装置4の駆動源52から伝達される駆動力により、セクターギア57と駆動軸56とリフト板50とが一体で回動する。リフト板50が回転すると、シート積載板43が回転する。リフト板50が回転するとは、リフト板50の一端を中心にリフト板50の他端が回転することを示す。シート積載板43が回転するとは、第2端部43bを中心に第1端部43aが回転することを示す。シート積載板43が回転すると、カセット41に対するシート積載板43の傾斜角度θが変更される。
図3(a)は、カセット41の外部からピックアップローラー42を見た斜視図である。図3(a)において、筐体10に設けられた天井部10aにより、カセット41の上部(収容空間41cの上部)が閉塞されている。図3(b)は、鉛直方向Vの下方V2からピックアップローラー42を見た斜視図である。
図2から図3(b)に示すように、シート給送装置4は、ホルダー44をさらに有する。ホルダー44は、本発明に係る支持部の一例である。ホルダー44は、ピックアップローラー42を支持する。具体的には、ホルダー44は、ピックアップローラー42を回転可能に支持する。また、ホルダー44は、給紙ローラー5を回転可能に支持する。
ホルダー44は、一対の対向部44aを含む、一対の対向部44aの各々は、例えば、板形状を有する部材である。一対の対向部44aは、回転軸方向Wに沿って互いに間隔を空けて配置される。回転軸方向Wは、ピックアップローラー42の回転軸の延びる方向を示す。一対の対向部44aの間には、給紙ローラー5とピックアップローラー42とが配置される。給紙ローラー5とピックアップローラー42との各々は、一対の対向部44aに回転可能に取り付けられる。
ホルダー44は、筐体10に支持される。ホルダー44は筐体10に対し、回転可能に支持される。ホルダー44は、例えば、給紙ローラー5の回転軸と同軸の回転軸44bを有し、回転軸44bを中心に回転する。ホルダー44は、回転軸44bを中心に回転することで、近接方向Y1と、離間方向Y2とに移動可能である。近接方向Y1は、所定位置に近接する方向を示す。離間方向Y2は、所定位置から離間する方向を示す。所定位置は、ピックアップローラー42が収容シートTを送出するときのホルダー44の位置を示す。第1実施形態では、近接方向Y1は、鉛直方向Vの上方V1側にホルダー44が回転する方向を示す。離間方向Y2は、鉛直方向Vの下方V2側にホルダー44が回転する方向を示す。
図3(b)に示すように、シート給送装置4は、位置検知部51をさらに有する。位置検知部51は、ホルダー44が所定位置に到達したことを検知する。
位置検知部51は、検知片51aと、検知筐体51bと、検知部51cとを含む。検知片51aは、ホルダー44に固定され、ホルダー44と共に移動する。検知片51aは、端部511を有する。ホルダー44が移動すると、検知片51aの端部511が、検知筐体51bに対し、近接、又は離間する。検知筐体51bは、筐体10に固定される。具体的には、検知筐体51bは、天井部10aを介して筐体10に固定される。検知筐体51bは、略U字形状を有する。検知筐体51bは、互いに間隔を空けて配置される一対の離間部512を有する。
検知片51aの端部511が検知筐体51bに近接すると、検知片51aの端部511が一対の離間部512の間に到達する。検知片51aの端部511が一対の離間部512の間に位置するとき、ホルダー44が所定位置に位置する。
検知部51cは、例えば、PI(フォトインタラプター)センサーである。検知部51cは、検知筐体51bに設けられる。検知部51cは、一対の離間部512のうちの1つに発光部を設ける。また、検知部51cは、一対の離間部512のうちの他の1つに受光部を設ける。そして、検知片51aの端部511が、一対の離間部512の間に到達し、発光部の光を遮ることで、検知部51cが検知片51aの端部511を検知する。検知部51cが検知片51aの端部511を検知することは、言い換えれば、ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検知することを示す。なお、検知部51cは、ホルダー44が所定位置に到達したことを検知できればよく、第1実施形態の検知部51cに限定されない。検知部51cは、例えば、タッチセンサーでもよい。この場合、検知片51aの端部511が、一対の離間部512の間に到達するとタッチセンサーである検知部51cに接触する。その結果、検知部51cが検知片51aの端部511を検知する。
図4(a)は、カセット41を送出方向Xの下流から見た斜視図である。図4(b)は、カセット41の一部拡大図である。
図4(a)及び図4(b)に示すように、シート給送装置4は、第1ギア45と、第2ギア46と、第3ギア48をさらに有する。
第1ギア45と第3ギア48は、カセット41に回転可能に支持される。第1ギア45は、第1軸45a回りに回転する。第3ギア48は第3軸48aの回りに回転する。第1ギア45と第3ギア48との各々は、略円筒形状を有する。第1ギア45の外周面と第3ギア48の外周面とには複数の歯が形成される。第1ギア45と第3ギア48とは互いに噛み合う。第3ギア48はセクターギア57にさらに噛み合う。
第2ギア46は、筐体10に回転可能に支持される。第2ギア46は、第2軸46a回りに回転する。第2軸46aは、第1軸45aと平行である。第2ギア46は、略円筒形状を有する。第2ギア46の外周面には複数の歯が形成される。
カセット41が筐体10に装着されると、第1ギア45に第2ギア46が噛み合う。具体的には、第1ギア45の歯に第2ギア46の歯が噛み合う。従って、カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が回転すると、第2ギア46と共に第1ギア45と、第3ギア48と、セクターギア57とが回転する。
図2、図4(a)、及び図4(b)に示すように、第1ギア45は、第3ギア48と、セクターギア57と、駆動軸56と、リフト板50とを介してシート積載板43に接続される。第1ギア45が第2ギア46と噛み合って回転すると、シート積載板43が回転する。
カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第1方向C1に回転すると、第1ギア45、第3ギア48、及びセクターギア57の各々が第2ギア46に従動して回転する。この場合、カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第1方向C1に回転すると、セクターギア57が第1従動方向D1に回転する。セクターギア57が第1従動方向D1に回転すると、リフト板50の一端を中心にリフト板50の他端が鉛直方向Vの上方V1側に回転する。従って、セクターギア57が第1従動方向D1に回転すると、シート積載板43の傾斜角度θが増加する。なお、シート積載板43の傾斜角度θが増加するとは、第1端部43aが鉛直方向Vの上方V1に回転することを示す。シート積載板43の傾斜角度θが増加すると、収容シートTがピックアップローラー42に接触する。そして、シート積載板43が収容シートTを介してピックアップローラー42を鉛直方向Vの上方V1に押圧する。その結果、ホルダー44が近接方向Y1に移動する。そして、シート積載板43からの圧力により、ホルダー44を所定位置に到達させることが可能になる。なお、第2ギア46は、駆動源52のモーターと共に回転する。従って、第2ギア46が第1方向C1に回転するとは、駆動源52に含まれるモーターが第1方向C1に回転することを示す。
カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第2方向C2に回転すると、第1ギア45、第3ギア48、及びセクターギア57の各々が第2ギア46に従動して回転する。この場合、カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第2方向C2に回転すると、セクターギア57が第2従動方向D2に回転する。セクターギア57が第2従動方向D2に回転すると、リフト板50の一端を中心にリフト板50の他端が鉛直方向Vの下方V2側に回転する。従って、セクターギア57が第2従動方向D2に回転すると、シート積載板43の傾斜角度θが減少する。なお、シート積載板43の傾斜角度θが減少するとは、第1端部43aが鉛直方向Vの下方V2に回転することを示す。シート積載板43の傾斜角度θが減少すると、カセット41が離間方向Y2に移動する。その結果、収容シートTがピックアップローラー42から離間する。第2方向C2は、第1方向C1とは反対の方向である。第2従動方向D2は、第1従動方向D1とは反対の方向である。なお、第2ギア46が第2方向C2に回転するとは、駆動源52に含まれるモーターが第2方向C2に回転することを示す。
カセット41には長孔47が形成される。長孔47は、送出方向Xの上流側に向かいつつ、水平方向よりも上向きに傾斜した方向に延びる。長孔47は、第1長孔端部47aと、第2長孔端部47bとを有する。第1長孔端部47aよりも第2長孔端部47bの方が、第1ギア45の第1軸45aから離間した場所に位置する。第1長孔端部47aよりも第2長孔端部47bの方が、送出方向Xの上流に位置する。
第2ギア46が回転すると、第1ギア45は、長孔47の延びる方向に沿って移動しつつ回転する。
第1ギア45は、長孔47に挿通される突出部45bを有する。突出部45bは、第1ギア45の第1軸45aに沿って延びる。突出部45bは、長孔47に挿入される。突出部45bは、長孔47を摺動する。突出部45bは、第1長孔端部47aと第2長孔端部47bとの間で摺動する。突出部45bが長孔47を摺動すると、第1ギア45と前記第2ギア46との噛み合い方向の距離Eが増減する。第1ギア45と前記第2ギア46との噛み合い方向の距離Eは、第1ギア45の第1軸45aと、第2ギア46の第2軸46aとの間の距離Eを示す。
カセット41が筐体10に装着された状態で、突出部45bが第1長孔端部47aに位置する場合、第1ギア45の第1軸45aと、第2ギア46の第2軸46aとの間の距離Eが最大になる。これに対し、カセット41が筐体10に装着された状態で、突出部45bが第2長孔端部47bに位置する場合、距離Eが最小になる。
カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第1方向C1に回転すると、第2ギア46から受ける圧力と第2ギア46の自重とにより、突出部45bが第1長孔端部47aから第2長孔端部47bに向かう。その結果、距離Eが減少する。なお、距離Eが減少すると、第1ギア45の歯と前記第2ギア46の歯との噛み合いが深くなる。これに対し、カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第2方向C2に回転すると、第2ギア46から受ける圧力により、突出部45bが第2長孔端部47bから第1長孔端部47aに向かう。その結果、距離Eが増加する。なお、距離Eが増加すると、第1ギア45の歯と前記第2ギア46の歯との噛み合いが浅くなる。
距離Eを変化させる理由は、カセット41が筐体10に挿入されたときに、第1ギア45の歯の先端と第2ギア46の歯の先端が当接しても、第1ギア45を長孔47に沿って逃がし、第1ギア45の歯及び第2ギア46の歯の破損を防止するためである。第1ギア45が長孔47に沿って逃げるとは、距離Eが増加するように突出部45bが長孔47を摺動することを示す。
以上、図2、図4(a)、及び図4(b)を参照して説明したように、第2ギア46が第2方向C2に回転すると、距離Eが増加する。従って、例えば、ホルダー44の上部に収容シートTが入り込み、異常状態が発生した場合、第2ギア46を第2方向C2に回転させると、第1ギア45の歯と第2ギア46の歯との噛み合いを解除することができる。その結果、ホルダー44でJAMが発生しても、筐体10からカセット41を円滑に引き出すことが可能になる。
異常状態は、ホルダー44が所定位置に到達不能な状態を示す。具体的には、異常状態は、ホルダー44の上部に収容シートTが入り込み、収容シートTが邪魔で、ホルダー44が所定位置に到達することができない状態を示す。
次に、図5を参照して、シート給送装置4についてさらに説明する。図5は、シート給送装置4のブロック図である。
図5に示すように、シート給送装置4は、位置検知部51に加えて、駆動源52と、電流検出部53と、記憶部54と、制御装置55とをさらに備える。
駆動源52は、ホルダー44を近接方向Y1及び離間方向Y2に移動させることが可能である。駆動源52は、ピックアップローラー42と、第2ギア46との各々を回転させる。また、駆動源52は、第1ギア45、第3ギア48、及びセクターギア57を、第2ギア46に従動回転させることが可能である。駆動源52は、例えば、モーター、ギア、及びクラッチで構成される。モーターは、例えば、正逆回転可能なステッピングモーターである。第1実施形態では、駆動源52のモーターは、電流を供給されて駆動する。電流検出部53は、駆動源52に流れる電流を検出する。第1実施形態では、電流検出部53は、駆動源52のモーターに流れる電流を検出する。
記憶部54は、記憶装置を含む。記憶装置は、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)のような主記憶装置(例えば、半導体メモリー)を含み、補助記憶装置(例えば、ハードディスクドライブ)をさらに含んでもよい。主記憶装置及び/又は補助記憶装置は、制御装置55によって実行される種々のコンピュータープログラムを記憶する。
制御装置55は、CPU(Central Processing Unit)及びMPU(Micro Processing Unit)のようなプロセッサーを含む。制御装置55は、シート給送装置4の各要素を制御する。具体的には、制御装置55のプロセッサーは、記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、位置検知部51と、駆動源52と、電流検出部53と、記憶部54とを制御する。また、第1実施形態では、制御装置55は、画像形成装置100の各要素も制御する。
制御装置55は、制御部55aと、判定部55bとを有する。具体的には、制御装置55のプロセッサーが、記憶装置に記憶されたコンピュータープログラムを実行することにより、制御部55a、及び判定部55bとして機能する。
次に、図6を参照して、制御装置55の動作について説明する。図6は、第1実施形態の制御装置55の動作を示すフロー図である。
図6に示すように、ステップS10において、カセット41が筐体10に挿入され、カセット41が筐体10に装着されると、カセット41が筐体10に装着されたことを図示しない検知部材が検知する。カセット41が筐体10に装着されたことを検知部材が検知すると、制御部55aが検知部材から信号を受信する。制御部55aが検知部材から信号を受信すると、制御部55aがカセット41のシート積載板43を鉛直方向Vの上方V1に移動させ、ホルダー44を近接方向Y1に移動させる処理を開始する。つまり、カセット41が筐体10に装着されたことを検知部材が検知すると、ホルダー44が近接方向Y1に移動するように制御部55aが駆動源52を制御する。検知部材は、シート給送装置4に備えられる。検知部材は、例えば、タッチセンサーである。
ステップS20において、カセット41が筐体10に装着された状態で、第2ギア46が第1方向C1に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御する。
ステップS30において、ホルダー44が所定位置に到達したか否かを位置検知部51が検知する。ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検知していない場合(ステップS30で、No)、処理がステップS40に移行する。ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検定した場合(ステップS30で、Yes)、処理が終了する。
ステップS40において、第2ギア46が第1方向C1に回転するように制御部55aが駆動源52を駆動させ始めてから、所定時間が経過したか否かを判定部55bが判定する。なお、判定部55bはタイマーの機能を有し、タイマーにより所定時間をカウントする。所定時間は、例えば、シート積載板43がカセット41の底部41aに対し略平行になるように倒れた状態から、駆動源52を駆動させて、シート積載板43の傾斜角度θを増加させ、ホルダー44を所定位置に到達させるために要する時間を示す(図2参照)。所定時間は、例えば、実験により求められる。所定時間を示す情報は、予め記憶部54に記憶される。
所定時間が経過している場合、(ステップS40で、Yes)、処理がステップS50に移行する。所定時間が経過していない場合、(ステップS40で、No)、処理がステップS30に移行する。
ステップS50において、判定部55bは、異常状態が発生していると判定する。詳細には、第1の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。第1の場合は、第2ギア46が第1方向C1に回転するように制御部55aが駆動源52を駆動させ始めてから、所定時間が経過した時点で、ホルダー44が所定位置に到達していない場合を示す。
ステップS60において、異常事態が発生していると判定部55bが判定すると、第2ギア46が第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御する。詳細には、異常事態が発生していると判定部55bが判定すると、第2ギア46の回転を停止させるように、制御部55aが駆動源52を制御する。そして、第2ギア46が第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御する。この場合、第2ギア46が所定の回転数だけ第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御する。なお、この場合、第2ギア46が所定の回転数よりも多い回転数で第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御してもよい。
所定の回転数は、例えば、第1ギア45の突出部45bを長孔47の第2長孔端部47bから第1長孔端部47aまで摺動させるのに必要な第2ギア46の回転数を示す(図4(b)参照)。所定の回転数は、例えば、実験により求められる。所定の回転数を示す情報は、予め記憶部54に記憶される。第2ギア46が所定の回転だけ第2方向C2に回転すると、処理が終了する。
なお、ステップS60において、第2ギア46が所定の回転時間だけ第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御してもよい。また、ステップS60において、第2ギア46が所定の回転時間よりも多い回転時間で第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御してもよい。所定の回転時間は、例えば、第1ギア45の突出部45bを長孔47の第2長孔端部47bから第1長孔端部47aまで摺動させるのに必要な第2ギア46の回転時間を示す。所定の回転時間は、例えば、実験により求められる。所定の回転時間を示す情報は、予め記憶部54に記憶される、なお、所定の回転時間は、第2ギア46が第2方向C2に回転するときの第2ギア46の回転速度も考慮して求められる。
ステップS70において、表示部2aに異常状態が発生していることを示す情報(異常通知画面)を表示させるように、制御部55aが表示部2aを制御する。その結果、処理が終了する。なお、表示部2aに異常通知画面が表示されることで、ユーザーは異常状態が発生していることを認識することが可能になる。
以上、図6を参照して説明したように、判定部55bの判定結果に基づいて、制御部55aが駆動源52を制御する。従って、異常状態が発生していると判定部55bが判定すると、第2ギア46が第2方向C2に回転するように、制御部55aが駆動源52を制御することができる。第2ギア46が第2方向C2に回転すると、第1ギア45の歯と第2ギア46の歯とのかみ合いを解消することができる。その結果、異常状態が発生しても、筐体10からカセット41を円滑に引き出すことが可能になる。
また、第1の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。従って、異常状態が発生しているか否かを判定するために判定部55bが要する時間を、所定時間内に収めることができる。その結果、異常状態が発生しているか否かを判定部55bが迅速に判定することができる。
[第2実施形態]
次に、図7を参照して、本発明の第2実施形態の画像形成装置100について説明する。図7は、第2実施形態の制御装置55の動作を示すフロー図である。
第2実施形態では、異常状態が発生しているか否かを、判定部55bが電流検出部53の検知結果に基づいて判定する点が、第1実施形態と異なる。以下では、第1実施形態と異なる点を主に説明する。
ステップS30において、ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検知していない場合(ステップS30で、No)、処理がステップS41に移行する。
ステップS41において、電流検出部53が駆動源52に流れる電流を検出する。電流検出部53の検出した電流が所定値よりも大きい場合(ステップS41で、Yes)、処理がステップS51に移行する。電流検出部53の検出した電流が所定値よりも小さい場合(ステップS41で、No)、処理がステップS30に移行する。所定値は、例えば、ホルダー44を近接方向Y1に移行して所定位置に到達させた際に、駆動源52に流れた電流の最大値よりも大きい電流の値を示す。所定値は、例えば、実験により求められる。所定値を示す情報は、予め記憶部54に記憶される。
ステップS51において、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。詳細には、第2の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。第2の場合は、第2ギア46が第1方向C1に回転するように駆動源52を駆動させる制御を制御部55aが行っている状態で、電流検出部53が所定値よりも大きい電流を検知した場合を示す。そして、処理が、ステップS60に移行する。
以上、図7を参照して説明したように、第2の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。従って、駆動源52に過電流が流れることを抑制でき、駆動源52のトルクが過大になることを抑制できる。その結果、駆動源52に過負荷がかかることを抑制できる。
[第3実施形態]
次に、図8を参照して、本発明の第3実施形態の画像形成装置100について説明する。図8は、第3実施形態の制御装置55の動作を示すフロー図である。
第3実施形態では、異常状態が発生しているか否かを、判定部55bが、駆動源52の駆動時間と、電流検出部53の検知結果とに基づいて判定する点が、第1実施形態、及び第2実施形態と異なる。以下では、第1実施形態、及び第2実施形態と異なる点を主に説明する。
ステップS30において、ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検知していない場合(ステップS30で、No)、処理がステップS40に移行する。
ステップS40において、所定時間が経過していない場合(ステップS40で、No)、処理がステップS41に移行する。所定時間が経過している場合(ステップS40で、Yes)、処理がステップS52に移行する。
ステップS41において、電流検出部53の検出した電流が所定値よりも大きい場合(ステップS41で、Yes)、処理がステップS52に移行する。電流検出部53の検出した電流が所定値よりも小さい場合(ステップS41で、No)、処理がステップS30に移行する。
ステップS52において、判定部55bは、異常状態が発生していると判定する。詳細には、第1の場合、又は、第2の場合、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。
以上、図8を参照して説明したように、第1の場合、又は、第2の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。従って、駆動源52に過負荷がかかることを抑制しつつ、異常状態が発生しているか否かを判定部55bが迅速に判定することができる。
[第4実施形態]
次に、図9を参照して、本発明の第4実施形態の画像形成装置100について説明する。図9は、第4実施形態の制御装置55の動作を示すフロー図である。
第4実施形態では、異常状態が発生しているか否かを、判定部55bが、駆動源52の駆動時間と、電流検出部53の検出結果とに基づいて判定する点は、第3実施形態と同じである。しかし、異常状態が発生していると判定部55bが判定する要件を、第3実施形態よりも厳格にしている。以下では、第1実施形態から第3実施形態と異なる点を主に説明する。
ステップS30において、ホルダー44が所定位置に到達したことを位置検知部51が検知していない場合(ステップS30で、No)、処理がステップS40に移行する。
ステップS40において、所定時間が経過している場合(ステップS40で、Yes)、処理がステップS41に移行する。所定時間が経過していない場合(ステップS40で、No)、処理がステップS30に移行する。
ステップS41において、電流検出部53の検出した電流が所定値よりも大きい場合(ステップS41で、Yes)、処理がステップS53に移行する。電流検出部53の検出した電流が所定値よりも小さい場合(ステップS41で、No)、処理がステップS30に移行する。
ステップS53において、判定部55bは、異常状態が発生していると判定する。詳細には、第1の場合、かつ、第2の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。
以上、図9を参照して説明したように、第1の場合、かつ、第2の場合に、異常状態が発生していると判定部55bが判定する。従って、異常状態が発生したと判定部55bが判定する基準を厳格にすることができる。その結果、シート給送装置4が収容シートTを送出する処理を円滑に行うことができる。
以上、図面(図1〜図9)を参照しながら本発明の実施形態について説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である(例えば、(1)〜(3))。また、上記の実施形態に開示されている複数の構成要素を適宜組み合わせることによって、種々の発明の形成が可能である。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の個数等は、図面作成の都合から実際とは異なる場合もある。また、上記の実施形態で示す各構成要素は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(1)図4(b)に示すように、第1実施形態では、第1ギア45が移動することで、距離Eが変化する。しかし、本発明はこれに限定されない。第2ギア46が移動することで、距離Eが変化してもよい。また、第1ギア45と第2ギア46との両方が移動することで、距離Eが変化してもよい。
(2)第1実施形態では、シート給送装置4は、画像形成装置100に備えられる。しかし、本発明はこれに限定されない。シート給送装置4は、画像形成装置100に備えられず、画像形成装置100に後付けで装着されてもよい。つまり、シート給送装置4は、画像形成部8に収容シートTを送出する機能を有していればよい。
(3)第1実施形態では、画像形成部8は、白黒のトナー画像を形成する。しかし、本発明は、これに限定されない。画像形成部8は、複数の色のトナーを用い、カラーのトナー画像を形成してもよい。この場合、画像形成部8は、複数の感光体ドラムを用いるタンデム式の装置であってもよく、単数の感光体ドラムを用いるロータリー式の装置であってもよい。また、画像形成部8は、ノズルを有し、ノズルからインクを吐出して、収容シートTに画像を形成してもよい。この場合、画像は、インク画像を示す。
本発明は、シート給送装置、及び画像形成装置の分野に利用可能である。
4 シート給送装置
8 画像形成部
10 筐体
41 カセット(収容部)
42 ピックアップローラー(送出部)
43 シート積載板(載置部)
44 ホルダー(支持部)
45 第1ギア
45a 第1軸
45b 突出部
46 第2ギア
46a 第2軸
47 長孔
51 位置検知部
52 駆動源
53 電流検出部
55a 制御部
55b 判定部
100 画像形成装置
C1 第1方向
C2 第2方向
E 距離
T 収容シート
Y1 近接方向
Y2 離間方向
θ 傾斜角度

Claims (11)

  1. 筐体に着脱可能であり、かつ、シートを収容可能な収容部と、
    前記収容部に収容されたシートである収容シートが載置され、前記収容部に対する傾斜角度を変更可能な載置部と、
    前記収容シートを前記収容部の外部に送出する送出部と、
    前記送出部を支持し、所定位置に近接する近接方向、及び前記所定位置から離間する離間方向に移動可能な支持部と、
    前記支持部を前記近接方向及び前記離間方向に移動させることが可能な駆動源と、
    前記支持部が前記所定位置に到達したことを検知する位置検知部と、
    前記支持部が前記所定位置に到達不能な状態を示す異常状態が発生しているか否かを判定する判定部と、
    前記判定部の判定結果に基づいて、前記駆動源を制御する制御部と
    を備え、
    前記所定位置は、前記送出部が前記収容シートを送出するときの前記支持部の位置を示す、
    シート給送装置。
  2. 前記駆動源は第1方向と前記第1方向とは反対の第2方向に回転可能なモーターを含み、
    前記モーターが前記第1方向に回転することで、前記支持部が前記近接方向に移動可能であり、
    前記モーターが前記第2方向に回転することで、前記支持部が前記離間方向に移動可能であり、
    前記異常状態が発生していると前記判定部が判定すると、前記制御部が前記駆動源の前記モーターを前記第2方向に回転させるように制御する、請求項1に記載のシート給送装置。
  3. 前記モーターが前記第1方向に回転するように、前記制御部が前記駆動源を駆動させ始めてから、所定時間が経過した時点で、前記支持部が前記所定位置に到達していない場合、前記異常状態が発生していると前記判定部が判定する、請求項2に記載のシート給送装置。
  4. 前記駆動源の前記モーターに流れる電流を検出する電流検出部をさらに備え、
    前記電流検出部が所定値よりも大きい電流を検知した場合、前記異常状態が発生していると前記判定部が判定する、請求項2に記載のシート給送装置。
  5. 前記駆動源の前記モーターに流れる電流を検出する電流検出部をさらに備え、
    前記モーターが前記第1方向に回転するように、前記制御部が前記駆動源を駆動させ始めてから、所定時間が経過した時点で、前記支持部が前記所定位置に到達していない場合、又は、前記電流検出部が所定値よりも大きい電流を検知した場合、前記異常状態が発生していると前記判定部が判定する、請求項2に記載のシート給送装置。
  6. 前記駆動源の前記モーターに流れる電流を検出する電流検出部をさらに備え、
    前記モーターが前記第1方向に回転するように、前記制御部が前記駆動源を駆動させ始めてから、所定時間が経過した時点で、前記支持部が前記所定位置に到達しておらず、かつ、前記電流検出部が所定値よりも大きい電流を検知した場合、前記異常状態が発生していると前記判定部が判定する、請求項2に記載のシート給送装置。
  7. 前記収容部に回転可能に支持され、回転することで前記載置部の傾斜角度を変更する第1ギアと、
    前記筐体に回転可能に支持され、前記駆動源により回転する第2ギアと、
    前記収容部が前記筐体に装着されると前記第1ギアと前記第2ギアとが互いに噛み合い、
    前記駆動源の前記モーターが前記第1方向に回転すると前記第2ギアに対して前記第1ギアが従動回転して、前記支持部を前記近接方向に移動させる、請求項2から請求項6のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  8. 前記収容部には、長孔が形成され、
    前記第1ギアには、前記第1ギアの第1軸に沿って延びる突出部が設けられ、
    前記突出部が前記長孔に挿入され、
    前記突出部が前記長孔を摺動すると、前記第1ギアと前記第2ギアとの噛み合い方向の距離が増減する、請求項7に記載のシート給送装置。
  9. 前記送出部は、シートに画像を形成する画像形成部に向けて前記収容シートを送出する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  10. 前記収容部が前記筐体に装着されたことを検知する検知部材をさらに備え、
    前記収容部が前記筐体に装着されたことを前記検知部材が検知すると、前記収容部が前記近接方向に移動するように前記制御部が前記駆動源を制御する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載のシート給送装置と、上記筐体とを備える、画像形成装置。
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