JP2019099271A - 包装箱および該包装箱用のブランクシート - Google Patents
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Abstract
Description
前記第1面部には、前記第3面部の近傍で前記包装箱の一部を開放するための破断操作を受容する第1破断線が、前記第1面部の面内に延び、且つ前記第3面部に対する2つの角部をつなぐように設けられ、
前記第3面部は、前記第2面部の側の部分と、該部分に対し前記包装箱の外方に屈曲可能な、前記第1面部の側の部分と、に区画されており
前記第3面部は、前記第5面部および前記第6面部の内面に沿ってそれぞれ折り曲げられた一対の折り曲げ部を有し、
該一対の折り曲げ部のそれぞれは、前記第1面部の側に位置する第1部分と、前記第2面部の側に位置し、対応する前記第5面部または前記第6面部に接着された第2部分とを有し、前記第1部分および前記第2部分は、前記屈曲可能な部分の屈曲に伴って破断する第2破断線を介して接続され、
前記第1部分は、前記第1面部と前記第3面部の双方から離れるように延在して前記第2破断線につながる縁辺を有する、
ことを特徴とする。
前記第1面部となる領域には前記第1破断線が設けられ、
前記第3面部に連続して前記折り曲げ部となる領域は、それぞれ前記第1面部および前記第2面部の側に位置して前記第1部分となる領域および前記第2部分となる領域とに、前記第2破断線によって区画されており、
前記第1部分となる領域は前記縁辺となる部分を有している、
ことを特徴とする。
(構成)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る包装箱の外観構成を示す斜視図、図2は、実施形態の主要部の構成を説明するために、図1におけるII−II線に沿って取った断面図である。
図3(a)〜(c)、図4(a)および(b)を用いて本実施形態に係る包装箱の開封動作を説明する。本実施形態では、第1および第2開放部によって2段階の開封状態が得られるようにしている。
図7は、図1に示した実施形態に係る包装箱を組み立てるためのブランクシートの平面図であり、ブランクシート内の各領域には、上述した各面部あるいは折り曲げ部に対応した符号を、下線を付して示している。図7において、実線はブランクシートの外形を、不連続な実線は破断線11a,33を示している。また、破線は折り曲げ線を示し、折り曲げを容易にするためのけい線加工が施されているが、一点鎖線で示す屈曲線3cに関しては、上述したように、顕在化した折り曲げ線を施すか否かは任意である。
・第1面部1となる領域に、第2面部3との稜線13となる折り曲げ線および第1破断線11aで区画されて第1開放部11となる領域が設けられていること、
・第3面部3に連続して折り曲げ部30となる領域は、それぞれ第1面部1および第2面部2の側に位置して第1部分31となる領域および第2部分32となる領域とに、第2破断線33を介して接続されていること、
・第1部分31となる領域は、第1面部1となる領域の角部から縁辺31aとは非平行に延在する部分31b1を有して第2破断線33につながる縁辺31bとなる部分を有していること、
が特徴的な構成である。
本発明は、上述した実施形態および随所に述べた変形例に限られない。例えば、上述の実施形態では、第1面部1に設けた第1開放部11と、第3面部3に設けた第2開放部との組み合わせ(これらを総称して開放部という)を説明した。しかしこれに加えて、別の開放部を設けることもできる。例えば、第1面部1から第4面部4にわたる開放部をさらに設けてもよい。この場合は、図7の第1面部1となる領域に付した、ブランクシート長手方向の中心線15に関して線対称となるように、第1面部1および第4面部4にそれぞれ第1および第2開放部を設ければよい。あるいは、第2面部2から第4面部4にわたるような開放部を設けてもよい。この場合は、例えば、第3面部3、第1面部1、第4面部4、第2面部2となる領域およびのりしろ領域24をこの順で連続して一体に形成し、実施形態で説明した開放部と180度回転対象となるように第2面部2から第4面部4にわたる開放部を設ければよい。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る包装箱の外観構成を示す斜視図であり、図1の実施形態と同様に構成された部分および同様の機能を果たす部分には対応箇所に同一の符号を付してある。図8の実施形態では、第1面部1に、第1の実施形態の第1開放部11よりも高さ方向の寸法を大きくした等脚台形を基本形状とする第1開放部111が形成される一方、第3面部3には、第1開放部111をロックしてその開放状態を維持するためのロック領域形成部137が設けられている。
3a 第1面部側部分
3b 第2面部側部分
3c 屈曲線
11、111 第1開放部
11a 第1破断線
30 折り曲げ部
31 折り曲げ部の第1部分
31a、31b 縁辺
31b1 円弧状縁辺部
31b2 直線状縁辺部
33 第2破断線
35、135 第3破断線
37、137 ロック領域形成部
Claims (11)
- 対向する矩形状の第1面部および第2面部と、前記第1面部および前記第2面部をつないで対向する矩形状の第3面部および第4面部と、前記第1面部および前記第2面部をつないで対向する対向する矩形状の第5面部および第6面部と、を含む直方体形状の包装箱であって、
前記第1面部には、前記第3面部の近傍で前記包装箱の一部を開放するための破断操作を受容する第1破断線が、前記第1面部の面内に延び、且つ前記第3面部に対する2つの角部をつなぐように設けられ、
前記第3面部は、前記第2面部の側の部分と、該部分に対し前記包装箱の外方に屈曲可能な、前記第1面部の側の部分と、に区画されており
前記第3面部は、前記第5面部および前記第6面部の内面に沿ってそれぞれ折り曲げられた一対の折り曲げ部を有し、
該一対の折り曲げ部のそれぞれは、前記第1面部の側に位置する第1部分と、前記第2面部の側に位置し、対応する前記第5面部または前記第6面部に接着された第2部分とを有し、前記第1部分および前記第2部分は、前記屈曲可能な部分の屈曲に伴って破断する第2破断線を介して接続され、
前記第1部分は、前記第1面部と前記第3面部の双方から離れるように延在して前記第2破断線につながる縁辺を有する、
ことを特徴とする包装箱。 - 前記第1破断線を破断して前記包装箱の一部を開放する操作に伴って第1の開封状態を得、さらに、前記屈曲可能な部分を屈曲させる操作に伴って第2の開封状態を得ることが可能であり、
前記第2破断線は前記屈曲させる操作に伴って破断されるように形成され、当該破断に伴って、前記屈曲可能な部分とともに、前記第1部分が前記包装箱の外方へと屈曲することが許容される、
ことを特徴とする請求項1に記載の包装箱。 - 前記縁辺は、前記第1部分につながり、前記第1面部の内面と干渉せずに前記屈曲を許容する第1の縁辺部を有することを特徴とする請求項2に記載の包装箱。
- 前記縁辺は、さらに、前記第1の縁辺部から連続して前記第2破断線につながるように設けられ、前記第1面部の内面と当接して前記屈曲を制限する第2の縁辺部を有することを特徴とする請求項3に記載の包装箱。
- 前記第1の縁辺部は、円弧状縁辺部であることを特徴とする請求項4に記載の包装箱。
- 前記第2の縁辺部は、前記円弧状縁辺部から接線方向に延在する直線状縁辺部であることを特徴とする請求項5に記載の包装箱。
- 前記第5面部および前記第6面部の少なくとも一方に、前記包装箱の内方に折り曲げ可能に形成され、当該折り曲げによって前記第1部分に干渉する係止部が設けられていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか一項に記載の包装箱。
- 請求項1ないし7のいずれか一項に記載の包装箱を形成するためのブランクシートであって、
前記第1面部となる領域には前記第1破断線が設けられ、
前記第3面部に連続して前記折り曲げ部となる領域は、それぞれ前記第1面部および前記第2面部の側に位置して前記第1部分となる領域および前記第2部分となる領域とに、前記第2破断線によって区画されており、
前記第1部分となる領域は前記縁辺となる部分を有している、
ことを特徴とするブランクシート。 - 前記第3面部には、ヒンジ線を中心として回動可能なロック領域形成部であって、前記第1面部と前記第3面部との稜線を中心として前記第1破断線が区画する領域を第3面部上に折り畳んだときに、その自由端側となる部分と係合して前記領域をロック可能な形状および寸法を有しているロック領域形成部を画定する第3破断線が形成されている、ことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載の包装箱。
- 前記ロック領域形成部は、前記ヒンジ線は、前記屈曲可能な部分を屈曲させる際の回動中心となる屈曲線上に位置し、前記第3破断線は、前記第2面部の側の部分の側に凸となるように設けられ、前記第3破断線の破断によって形成される開口内に前記自由端側となる部分を受容させることができることを特徴とする請求項9に記載の包装箱。
- 請求項9または10に記載の包装箱を形成するためのブランクシートであって、
前記第1面部となる領域には前記第1破断線が設けられ、
前記第3面部に連続して前記折り曲げ部となる領域は、それぞれ前記第1面部および前記第2面部の側に位置して前記第1部分となる領域および前記第2部分となる領域とに、前記第2破断線によって区画されており、
前記第1部分となる領域は前記縁辺となる部分を有しており、
前記第3面部となる領域には前記第3破断線が設けられている、
ことを特徴とするブランクシート。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017235178 | 2017-12-07 | ||
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018148496A Active JP7087803B2 (ja) | 2017-12-07 | 2018-08-07 | 包装箱および該包装箱用のブランクシート |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7447746B2 (ja) | 2020-09-11 | 2024-03-12 | 王子ホールディングス株式会社 | 包装箱 |
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-
2018
- 2018-08-07 JP JP2018148496A patent/JP7087803B2/ja active Active
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