JP2019098772A - 座席加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】座席加熱装置における装置構成の複雑化を可及的に回避すること。【解決手段】座席加熱装置(1)は、着座者を支持する座席パッド(7)に装着されることで、着座面(6a)に温熱を供給するように構成されている。この座席加熱装置は、発熱部(11)と、一対の電極(12)とを備えている。一対の電極は、座席パッドの厚さ方向に対向するように配置されている。発熱部は、一対の電極の間に配置されている。発熱部は、加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成されている。【選択図】図1
Description
本発明は、座席加熱装置に関する。
この種の装置として、特許文献1に記載のものが知られている。特許文献1に記載の装置は、基材と、発熱部と、着座検出部と、制御部とを備える。
発熱部は、エラストマ製の基材に配置されている。発熱部は、エラストマと導電材とを含む発熱層と、エラストマと導電材とを含み発熱層に接続される一対の発熱部用配線と、を有する。静電容量型の着座検出部は、基材に配置されていてエラストマと導電材とを含む一対の電極層と、一対の電極層の間に介装されるエラストマ製の誘電層と、エラストマと導電材とを含み一対の電極層に接続される一対の着座用配線と、を有する。制御部は、着座検出部からの信号を基に、発熱部を制御する。
例えば、特許文献1に記載の構成においては、1枚のシート状部材に、発熱部と着座検出部とを設ける必要があった。また、特許文献1に記載の構成においては、着座検出部からの信号に基づいて発熱部を制御するための、制御部を設ける必要があった。したがって、特許文献1に記載の装置においては、装置構成が複雑化し、装置コストが増大した。
本発明は、上記に例示した事情等に鑑みてなされたものである。すなわち、本発明は、例えば、装置構成の複雑化を可及的に回避した座席加熱装置を提供する。
請求項1に記載の座席加熱装置(10)は、着座者を支持する座席パッド(7)に装着されることで、着座面(6a)に温熱を供給するように構成されている。
この座席加熱装置は、
前記座席パッドの厚さ方向に対向する一対の電極(12)と、
加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成され、一対の前記電極の間に配置された、発熱部(11)と、
を備えている。
この座席加熱装置は、
前記座席パッドの厚さ方向に対向する一対の電極(12)と、
加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成され、一対の前記電極の間に配置された、発熱部(11)と、
を備えている。
かかる構成においては、前記座席パッドが前記着座者を支持することによる荷重により、前記発熱部が、前記座席パッドの前記厚さ方向に沿って加圧される。すると、加圧導電体により形成された前記発熱体は、通電可能な状態となる。すなわち、一対の前記電極の一方から、前記発熱体を経て、一対の前記電極の他方まで通電することが可能となる。加圧により通電可能となった状態の前記発熱体は、通電されることで発熱する。
このように、かかる構成においては、前記発熱部を加圧導電体により形成することで、単体の前記発熱部に、発熱機能と着座検出機能とを設けることができる。したがって、装置構成の複雑化を可及的に回避することが可能となる。
なお、上記および特許請求の範囲の欄における、各手段に付された括弧付きの参照符号は、同手段と後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係の一例を示すものである。よって、本発明の技術的範囲は、上記の参照符号の記載によって、何ら限定されるものではない。
(実施形態)
以下、本発明の実施形態を、図1および図2に基づいて説明する。なお、一つの実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると当該実施形態の理解が妨げられるおそれがあるため、当該実施形態の説明の後にまとめて記載する。
以下、本発明の実施形態を、図1および図2に基づいて説明する。なお、一つの実施形態に対して適用可能な各種の変形例については、当該実施形態に関する一連の説明の途中に挿入されると当該実施形態の理解が妨げられるおそれがあるため、当該実施形態の説明の後にまとめて記載する。
(全体構成)
図1を参照すると、車両1の車室2内には、座席3が設置されている。本実施形態においては、座席3は、自動車用座席であって、自動車である車両1に搭載されている。
図1を参照すると、車両1の車室2内には、座席3が設置されている。本実施形態においては、座席3は、自動車用座席であって、自動車である車両1に搭載されている。
以下、説明の便宜上、本実施形態の構成における、前後左右上下の各方向を、図中矢印で定義する。なお、かかる方向の概念は、実施形態の構成を簡潔に説明するために便宜上設けたものである。したがって、「下」は、重力作用方向を必ずしも意味しないことは、いうまでもない。但し、典型的には、車両1を水平面状に安定的に載置した場合、「下」は、重力作用方向と一致あるいはほぼ一致する。同様に、左右方向は、典型的には、車幅方向と一致あるいはほぼ一致する。但し、左右方向についても、必ずしも車幅方向を意味するものではないことは、いうまでもない。前後方向についても同様である。
座席3は、背当部4と、座面部5と、表皮部6とを備えている。背当部4は、座席3に乗員が着座した場合に当該乗員の上体を背後から支持するように、座面部5の後端部から斜め上方に延設されている。座面部5は、座席3に乗員が着座した場合に当該乗員の臀部および大腿部を下方から支持するように設けられている。
背当部4および座面部5は、外表面にて表皮部6を有している。なお、図示の簡略化のため、図1においては、本実施形態においては、背当部4に対応する表皮部6の図示が省略されている。表皮部6は、通気性を有する生地、例えば、布地、パーフォレーション付き天然皮革、またはパーフォレーション付き合成皮革によって形成されている。着座面6aは、座席3に乗員が着座した場合に乗員の臀部および大腿部に対向する座面部5の外表面、すなわち、座面部5に対応する表皮部6の表面である。
座面部5は、表皮部6と座席パッド7とを有している。すなわち、本実施形態において、座席パッド7は、車両1の車室2内に設置される座席3を構成するものである。
座席パッド7は、着座者すなわち座席3に着座した乗員を良好に支持するように、クッション性の高い発泡ポリウレタン樹脂等によって形成されている。本実施形態においては、座席パッド7は、上側パッド7aと下側パッド7bとを積層した2層構造を有している。上側パッド7aと下側パッド7bとは、同一の特性を有する同一の材料によって形成されている。「特性」は、例えば、JIS K 6400等の工業基準に準拠して測定される硬さ等である。
上側パッド7aは、表皮部6と下側パッド7bとの間に配置されている。上側パッド7aには、空気流が良好に通流可能な複数の着座側通路7cが、上下方向すなわち上側パッド7aの厚さ方向に沿って形成されている。着座側通路7cにて「空気流が良好に通流可能」とは、着座側通路7cにて、通流する空気流に大きな流路抵抗が生じないことをいう。以下、着座側通路7c以外の部分についても同様である。具体的には、着座側通路7cは、上側パッド7aを厚さ方向に貫通する貫通孔であって、表皮部6すなわち着座面6aに向けて開口するように設けられている。
下側パッド7bは、上側パッド7aの下方に配置されている。本実施形態においては、下側パッド7bには、収容部7dが設けられている。収容部7dは、上側パッド7aに向かって開口する凹部であって、平面視にて略矩形状に形成されている。なお、本明細書にて、「平面視」とは、対象物を上から見ることをいう。
下側パッド7bには、空気流が良好に通流可能な送風源側通路7eが、上下方向すなわち下側パッド7bの厚さ方向に沿って形成されている。なお、下側パッド7bの厚さ方向は、上側パッド7aの厚さ方向と同一方向であり、座席パッド7の全体における厚さ方向とも一致する。送風源側通路7eは、下側パッド7bを厚さ方向に貫通する貫通孔であって、収容部7dの平面視における略中央部にて開口するように設けられている。
収容部7dの前後方向における略中央部には、空気流が通流可能な溝部7fが、左右方向に沿って形成されている。溝部7fは、上側パッド7aに向かって開口する凹部を形成するように設けられている。溝部7fは、送風源側通路7eを介して、ダクト8と接続されている。
ダクト8は、管状部材であって、気流発生源9と座席加熱装置10とを接続するように設けられている。本実施形態においては、ダクト8は、座席3の下方に配置されている。気流発生源9は、例えば、座席3の下方に配置された送風機、具体的には送風ユニットである。あるいは、気流発生源9は、例えば、車両1に搭載されたエアコン装置である。
(座席加熱装置の構成)
座席加熱装置10は、座面部5における座席パッド7に装着されることで、着座面6aに空気流および温熱を供給するように構成されている。具体的には、座席加熱装置10は、発熱部11と、一対の電極12とを備えている。以下、図1および図2を参照しつつ、座席加熱装置10における各部の構成について説明する。
座席加熱装置10は、座面部5における座席パッド7に装着されることで、着座面6aに空気流および温熱を供給するように構成されている。具体的には、座席加熱装置10は、発熱部11と、一対の電極12とを備えている。以下、図1および図2を参照しつつ、座席加熱装置10における各部の構成について説明する。
図2に示されているように、発熱部11は、収容部7dに収容されるように、平面形状が矩形状のシート状に形成されている。「平面形状」とは、シート状部材の厚さ方向が水平面と直交するように当該シート状部材を水平面上に載置して、当該シート状部材を水平面と直交する視線で見た場合の、当該シート状部材の外形形状をいう。すなわち、発熱部11の平面形状は、発熱部11の平面視における外形形状と一致する。
発熱部11は、平面形状が矩形状の、一対のシート面13を有している。シート面13は、発熱部11を水平面上に載置した場合に、発熱部11の水平面と対向する表面、すなわち、頂面および底面を構成する表面である。
発熱部11は、加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成されている。具体的には、発熱部11は、加圧導電性ゴム等の加圧導電性エラストマにより、継ぎ目なく一体に形成されている。加圧導電体および加圧導電性エラストマは、本願の出願時点において、すでに周知となっている。したがって、本明細書において適用可能な加圧導電性材料の具体例の列挙については省略する。
本実施形態においては、発熱部11は、非押圧状態にて非導電性を有する一方で、面内方向における加圧領域が選択的に低抵抗化することで通電可能となるように構成されている。面内方向とは、座席パッド7の厚さ方向と交差する方向である。また、面内方向は、シート面13が水平面と対向するように発熱部11を水平面上に載置した場合の、当該水平面と平行な方向である。すなわち、面内方向とは、発熱部11の三次元形状を薄板形状とした場合の、当該薄板形状における、板厚方向と直交する主面上の任意の方向である。
発熱部11は、一対の電極12の間に配置されている。電極12は、上下方向すなわち座席パッド7の厚さ方向に対向するように配置されている。発熱部11は、一対の電極12のうちの一方を不図示の電源の正極に電気接続し他方を当該電源の負極に電気接続することで、加圧および通電により発熱するように構成されている。
電極12は、矩形状の平面形状を有していて面内方向に延設された導体シートであって、銅等の良導体によって形成されている。具体的には、電極12は、シート面13に対向する平板状に形成されている。電極12は、発熱部11の平面形状とほぼ一致する平面形状を有している。一対の電極12の各々は、発熱部11における一対のシート面13に接合されている。
図1に示されているように、発熱部11は、空気流が良好に通流可能な通風路14を内部に有している。本実施形態においては、通風路14は、主として前後方向に空気流が通流するように、前後方向に沿って設けられている。通風路14の前後方向における両端部は、閉塞されている。
また、発熱部11は、空気流が良好に通流可能な複数の通風孔15を有している。通風孔15は、シート面13にて開口する貫通孔であって、通風路14と連通するように設けられている。また、通風孔15は、発熱部11が座面部5における座席パッド7に装着された場合に、着座面6a側に向かって開口するように設けられている。すなわち、発熱部11の外部の空間と通風路14とは、通風孔15を介して連通されている。また、通風孔15は、前後方向について、着座側通路7cに対応する位置に設けられている。すなわち、通風孔15は、着座側通路7cと対向するように配設されている。
さらに、発熱部11は、空気流が良好に通流可能な連通孔16を有している。連通孔16は、通風孔15が設けられている側とは反対側のシート面13にて開口する貫通孔であって、通風路14と連通するように設けられている。また、連通孔16は、発熱部11が座面部5における座席パッド7に装着された場合に溝部7fと連通するように、前後方向について溝部7fに対応する位置に設けられている。すなわち、連通孔16は、溝部7fと対向するように配設されている。
本実施形態においては、発熱部11は、加圧導電性エラストマ製の通風チューブ17を並列に複数配列することによって形成されている。通風チューブ17は、内部に通風路14を有するチューブであって、円筒形状に形成されている。複数の通風チューブ17の各々は、前後方向に延設されている。また、複数の通風チューブ17は、左右方向に配列されている。すなわち、発熱部11は、前後方向に延設された通風路14を、並列に複数配列した構造を有している。また、発熱部11は、通電方向が通風チューブ17の延設方向と一致するように構成されている。
具体的には、本実施形態においては、左右方向に隣接する2本の通風チューブ17同士が互いに結合されることで、複数の通風チューブ17は一体化されている。例えば、複数の通風チューブ17は、互いに継ぎ目なく一体化され得る。このため、シート面13は、複数の半円柱面を並列に配置して互いに滑らかに結合した形状を有している。また、通風チューブ17の各々には、通風孔15を構成する切り欠き部が、前後方向について同一の位置に設けられている。さらに、通風チューブ17の各々には、連通孔16を構成する切り欠き部が、前後方向について同一の位置に設けられている。
(動作概要)
以下、本実施形態に係る座席加熱装置10の動作概要について、本実施形態の構成により奏される効果とともに、図1および図2を参照しつつ説明する。
以下、本実施形態に係る座席加熱装置10の動作概要について、本実施形態の構成により奏される効果とともに、図1および図2を参照しつつ説明する。
座席3に乗員が着座すると、座席パッド7が着座者を支持することによる荷重により、発熱部11が座席パッド7の厚さ方向に沿って加圧される。すると、加圧導電体により形成された発熱部11は、着座による面内方向における加圧領域にて、通電可能な状態となる。すなわち、一対の電極12の一方から、発熱部11における加圧領域を経て、一対の電極12の他方まで通電することが可能となる。
例えば、気流発生源9にて、送風、すなわち、座席加熱装置10に向けて空気が送出される場合がある。この場合、気流発生源9からダクト8を介して座席加熱装置10に吹出方向の空気流が供給される。すると、かかる空気流に起因して、送風源側通路7e、溝部7f、および連通孔16を介して発熱部11内の通風路14に空気が流入する空気流が発生する。
これにより、通風路14から通風孔15を介して発熱部11の外部に空気が流出する空気流が発生する。すなわち、通風孔15から着座面6aに向けて空気流が噴出される。通風孔15から着座面6aに向けて噴出された空気流は、着座側通路7cを通過するとともに、通気性を有する表皮部6を貫通して、車室2側に達する。このようにして、着座者に対する送風が実行される。
逆に、気流発生源9にて空気が吸引される場合がある。この場合、座席加熱装置10からダクト8を介して気流発生源9に向かう空気流が発生する。すなわち、気流発生源9からダクト8を介して座席加熱装置10に吸引方向の空気流が供給される。かかる空気流に起因して、発熱部11内の通風路14から、連通孔16、溝部7f、および送風源側通路7eを介してダクト8側に空気が流出する空気流が発生する。すなわち、発熱部11内の通風路14から、空気が吸い出される。
これにより、着座側通路7cおよび通風孔15を介して発熱部11内の通風路14に空気が流入する空気流が発生する。すると、着座側通路7cにて、負圧が発生する。これにより、着座面6aの周囲の空気が、通気性を有する表皮部6を貫通して、発熱部11側に吸引される。このようにして、着座者と座席3との間の空気を吸引することで、着座部における蒸れを良好に解消することが可能となる。
また、一対の電極12を介して、発熱部11における、通電可能な加圧領域が通電される。すると、この加圧領域にて、発熱部11が通電により発熱する。これにより、着座者に対する加温動作が実行される。なお、かかる加温動作は、上記の送風動作または吸引動作とは別に、あるいは、上記の送風動作または吸引動作と同時に実行され得る。特に、送風動作と加温動作とが併用される場合、発熱部11の通電により、通風路14の内部の空気が加温される。かかる加温空気が通風孔15を介して着座者に供給されることで、発熱部11それ自体の発熱による輻射熱とともに、着座者に対する効果的な加温が実現され得る。
上記の通り、本実施形態の構成においては、座席加熱装置10は、発熱部11と一対の電極12とを備えている。一対の電極12は、座席パッド7の厚さ方向に対向するように配置されている。発熱部11は、一対の電極12の間に配置されている。発熱部11は、加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成されている。
かかる構成においては、発熱部11を加圧導電体により形成することで、単体の発熱部11に、発熱機能と着座検出機能とを設けることができる。すなわち、座席3に着座者が存在する場合に必要な発熱機能を奏しつつ、座席3に着座者が存在しない場合の不要な発熱による電力消費を抑制することが、発熱部11それ自体の機能により可能となる。したがって、座席加熱装置10における装置構成の複雑化を、可及的に回避することが可能となる。
また、本実施形態の構成においては、発熱部11は、加圧導電性エラストマにより形成されている。したがって、発熱機能と着座検出機能とを有する単体の発熱部11を、簡略な装置構成により実現することが可能となる。
また、本実施形態の構成においては、発熱部11は、シート状に形成されている。また、発熱部11は、面内方向における加圧領域が選択的に通電可能となるように構成されている。かかる構成においては、シート状の発熱部11は、面内方向における加圧領域にて、選択的に通電可能となる。面内方向における加圧領域は、着座状態に応じて変化し得る。したがって、かかる構成によれば、シート状の発熱部11における、着座状態に応じた発熱領域の設定を、簡略な装置構成により実現することが可能となる。
また、本実施形態の構成においては、発熱部11は、通風路14と通風孔とを有している。通風路14は、発熱部11の内部に形成されている。通風孔15は、通風路14と連通するように設けられている。また、通風孔15は、座席パッド7に装着された場合に、着座面6a側に向かって開口するように設けられている。
かかる構成においては、発熱部11は、通風孔15にて空気を噴出または吸入することで、通風機能を奏する。また、発熱部11は、通電により、着座による面内方向における加圧領域にて発熱する。このように、かかる構成においては、発熱部11それ自体が通電により発熱することで、単体の発熱部11により、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが奏され得る。すなわち、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが、良好に一体化され得る。
ところで、発熱部11の他にシートヒータを設けて、両者を着座面6aと座席パッド7との間に設置する2層構造の場合、シートヒータの存在に起因して、通風抵抗が増加する。これに対し、本実施形態の構成においては、単体の発熱部11により通風機能と発熱機能とが実現されることで、上記のような通風抵抗の増加が、良好に回避され得る。
上記の通り、かかる構成によれば、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ、良好な通風性能および発熱性能を具備することが可能となる。かかる観点から、座席加熱装置10は、「座席用空調装置」、あるいは、加温機能付きの「座席用送風装置」または「座席用空気流発生装置」とも称され得る。
また、本実施形態の構成においては、通風機能を有する発熱部11は、加圧導電性エラストマによって形成されている。かかる構成においては、通風機能を奏する発熱部11を加圧導電性エラストマによって形成することで、発熱部11が構成されている。したがって、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが良好に一体化された単体の発熱部11が、安価な装置コストによって実現され得る。
また、本実施形態の構成においては、発熱部11は、内部に通風路14を有するチューブ状に形成された通風チューブ17を並列に複数配列することによって形成されている。より詳細には、本実施形態においては、発熱部11は、左右方向に隣接する2本の通風チューブ17同士を互いに結合することで複数の通風チューブ17を一体化した構造を有している。
かかる構成においては、発熱部11は、通風チューブ17の内部の空間によって形成された通風路14を並列に複数配列した構造を有している。したがって、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが良好に一体化された単体の発熱部11を、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ実現することが可能となる。
また、本実施形態の構成においては、座席パッド7は、車両1の車室2内に設置される座席3を構成する。かかる構成においては、発熱部11は、車両1の車室2内に設置される座席3を構成する座席パッド7に装着されることで、車両1の乗員に対して空気流および/または温熱を供給することができる。したがって、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ、自動車等の車両用座席に通風機能と発熱機能とを設けることが可能となる。
(変形例)
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、相互に同一または均等である部分には、同一符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。故に、上記実施形態に対しては、適宜変更が可能である。以下、代表的な変形例について説明する。以下の変形例の説明においては、上記実施形態との相違点を主として説明する。また、上記実施形態と変形例とにおいて、相互に同一または均等である部分には、同一符号が付されている。したがって、以下の変形例の説明において、上記実施形態と同一の符号を有する構成要素に関しては、技術的矛盾または特段の追加説明なき限り、上記実施形態における説明が適宜援用され得る。
上記実施形態における説明、および、図中の記載における、前後左右上下の各方向概念は、実施形態の構成を簡潔に説明するために便宜上設けたものである。したがって、本発明は、かかる方向概念に限定されない。
具体的には、例えば、図1に示されているように、座席3が「前向き」に設置された場合、左右方向が車幅方向と一致あるいはほぼ一致する。これに対し、座席3が「横向き」に設置された場合、前後方向が車幅方向と一致あるいはほぼ一致する。また、座席3が「後ろ向き」に設置された場合、前後方向が逆転する。後述する他の変形例についても同様である。
座席3の構造についても、特段の限定はない。すなわち、例えば、座席3は、前部座席あってもよいし、後部座席であってもよい。背当部4は、リクライニング角度が調整可能であってもよいし、調整不能であってもよい。背当部4には、着座者の頭部を支持するヘッドレストが設けられていてもよい。あるいは、座席3は、背当部4を有しないものであってもよい。
表皮部6は、座席パッド7の外側表面と一体化されていてもよい。
上記実施形態において、発熱部11は、下側パッド7bに設けられた収容部7dに収容されることで、座席パッド7に装着されていた。しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。すなわち、例えば、発熱部11は、上側パッド7aに収容されていてもよい。
あるいは、例えば、発熱部11は、表皮部6と座席パッド7との間に配置されていてもよい。この場合、座席パッド7は、上下に分離されない一体構造であってもよい。
上記実施形態において、発熱部11は、通風チューブ17を並列に複数配列して一体化することによって形成されていた。しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。具体的には、例えば、発熱部11は、1枚の平板状部材の内部に複数の通風路14を設けることによって形成されていてもよい。
気流発生源9が、座席3の近傍に配置される送風機、具体的には送風ユニットである場合があり得る。この場合、座席加熱装置10は、発熱部11と、かかる発熱部11に対して気流を供給するように設けられた気流発生源9とを備えるものと把握され得る。
発熱部11における、通風路14内の空気流の通流方向と、通電方向すなわち電流通流方向とは、上記実施形態のように平行であってもよいし、互いに交差していてもよい。
上記実施形態において、発熱部11は、内部に通風路14を有することで、通風機能を有していた。しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。具体的には、例えば、発熱部11は、通風機能を有しない、単なる面状ヒータであってもよい。
上記実施形態および各変形例においては、座席加熱装置10は、座面部5に設けられていた。しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。すなわち、座席加熱装置10は、座面部5に代えて、あるいは、座面部5とともに、背当部4に設けられ得る。背当部4に座席加熱装置10が設けられる場合、背当部4は、上記実施形態および各変形例における座面部5と同様に構成され得る。したがって、説明の冗長化を回避するため、背当部4に座席加熱装置10が設けられる場合の、背当部4の構成についても図示および説明については、本明細書においては省略する。
発熱部11を構成する材料は、加圧導電性を有していれば、エラストマに限定されない。また、発熱部11における加圧導電性についても、非荷重時にて絶縁性を有していれば、特段の限定はない。
具体的には、例えば、着座者の体重にかかわらず、着座領域すなわち加圧領域の全体を良好に発熱領域化するためには、ON−OFF的な荷重−抵抗特性を有することが好適である。ON−OFF的な荷重−抵抗特性とは、比較的低荷重の印加にて急激に低抵抗化し、その後は荷重値を増加しても抵抗値低下がほぼ飽和するような特性をいう。
しかしながら、本発明は、かかる態様に限定されない。すなわち、発熱部11における加圧導電性は、荷重値の増加に伴い抵抗値がほぼ線形的に低下するような荷重−抵抗特性を有していてもよい。
上記の説明において、互いに継ぎ目無く一体に形成されていた複数の構成要素は、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されてもよい。同様に、互いに別体の部材を貼り合わせることによって形成されていた複数の構成要素は、互いに継ぎ目無く一体に形成されてもよい。
上記の説明において、互いに同一の材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに異なる材料によって形成されてもよい。同様に、互いに異なる材料によって形成されていた複数の構成要素は、互いに同一の材料によって形成されてもよい。
変形例も、上記の例示に限定されない。また、複数の変形例が、相互に組み合わされ得る。さらに、上記実施形態の全部または一部と、変形例の全部または一部とが、相互に組み合わされ得る。
上記実施形態および変形例を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。また、構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に本発明が限定されることはない。同様に、構成要素等の形状、方向、位置関係等が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に特定の形状、方向、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、方向、位置関係等に本発明が限定されることはない。
(まとめ)
以下、上記実施形態および変形例による開示の一部または全部によって示された、本発明の種々の観点について説明する。
以下、上記実施形態および変形例による開示の一部または全部によって示された、本発明の種々の観点について説明する。
第1の観点では、座席加熱装置は、発熱部と一対の電極とを備えている。一対の電極は、座席パッドの厚さ方向に対向するように配置されている。発熱部は、一対の電極の間に配置されている。発熱部は、加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成されている。
かかる構成においては、発熱部を加圧導電体により形成することで、単体の発熱部に、発熱機能と着座検出機能とを設けることができる。したがって、座席加熱装置における装置構成の複雑化を、可及的に回避することが可能となる。
第2の観点では、発熱部は、加圧導電性エラストマにより形成されている。したがって、発熱機能と着座検出機能とを有する単体の発熱部を、簡略な装置構成により実現することが可能となる。
第3の観点では、発熱部は、シート状に形成されている。また、発熱部は、面内方向における加圧領域が選択的に通電可能となるように構成されている。面内方向は、座席パッドの厚さ方向と交差する方向である。かかる構成においては、シート状の発熱部は、面内方向における加圧領域にて、選択的に通電可能となる。面内方向における加圧領域は、着座状態に応じて変化し得る。したがって、かかる構成によれば、シート状の発熱部における、着座状態に応じた発熱領域の設定を、簡略な装置構成により実現することが可能となる。
第4の観点では、発熱部は、通風路と通風孔とを有している。通風路は、発熱部の内部に形成されている。通風孔は、通風路と連通するように設けられている。また、通風孔は、座席パッドに装着された場合に、着座面側に向かって開口するように設けられている。
かかる構成においては、シート状の発熱部は、通風孔にて空気を噴出または吸入することで、通風機能を奏する。また、発熱部は、加圧および通電により発熱する。すなわち、単体の発熱部により、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが、良好に一体化され得る。したがって、かかる構成によれば、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ、良好な通風性能および発熱性能を具備することが可能となる。
第5の観点では、発熱部は、内部に通風路を有するチューブ状に形成された通風チューブを、並列に複数配列することによって形成されている。かかる構成においては、発熱部は、通風チューブの内部の空間によって形成された通風路を並列に複数配列した構造を有している。したがって、通風機能と、着座検出機能と、発熱機能とが良好に一体化された単体の発熱部を、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ実現することが可能となる。
第6の観点では、座席パッドは、車両の車室内に設置される座席を構成する。すなわち、発熱部は、車両の車室内に設置される座席を構成する座席パッドに装着されることで、車両の乗員である着座者に対して温熱を供給することができる。したがって、装置構成の複雑化を可及的に回避しつつ、自動車等の車両用座席に発熱機能を設けることが可能となる。
1 車両
3 座席
6a 着座面
7 座席パッド
10 座席加熱装置
11 発熱部
12 電極
14 通風路
15 通風孔
17 通風チューブ
3 座席
6a 着座面
7 座席パッド
10 座席加熱装置
11 発熱部
12 電極
14 通風路
15 通風孔
17 通風チューブ
Claims (6)
- 着座者を支持する座席パッド(7)に装着されることで、着座面(6a)に温熱を供給するように構成された、座席加熱装置(10)であって、
前記座席パッドの厚さ方向に対向する一対の電極(12)と、
加圧および通電により発熱する加圧導電体により形成され、一対の前記電極の間に配置された、発熱部(11)と、
を備えた座席加熱装置。 - 前記発熱部は、加圧導電性エラストマにより形成された、請求項1に記載の座席加熱装置。
- 前記発熱部は、シート状に形成されていて、前記厚さ方向と交差する面内方向における加圧領域が選択的に通電可能となるように構成された、請求項1または2に記載の座席加熱装置。
- 前記発熱部は、内部に形成された通風路(14)と、前記通風路と連通するように設けられていて前記座席パッドに装着された場合に前記着座面側に向かって開口する通風孔(15)とを有する、請求項3に記載の座席加熱装置。
- 前記発熱部は、内部に前記通風路を有するチューブ状に形成された通風チューブ(17)を、並列に複数配列することによって形成された、請求項4に記載の座席加熱装置。
- 前記座席パッドは、車両(1)の車室(2)内に設置される座席(3)を構成する、請求項1〜5のいずれか1つに記載の座席加熱装置。
Priority Applications (3)
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US16/883,663 US20200282883A1 (en) | 2017-11-28 | 2020-05-26 | Seat heating device |
Applications Claiming Priority (1)
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WO2005084493A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 通風装置 |
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JP2007209397A (ja) * | 2006-02-07 | 2007-08-23 | Mitsubishi Motors Corp | 空調シート |
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- 2017-11-28 JP JP2017228113A patent/JP2019098772A/ja active Pending
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2018
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-
2020
- 2020-05-26 US US16/883,663 patent/US20200282883A1/en not_active Abandoned
Patent Citations (2)
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WO2005084493A1 (ja) * | 2004-03-05 | 2005-09-15 | Kurabe Industrial Co., Ltd. | 通風装置 |
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