JP2019098729A - カレンダー掛止具 - Google Patents

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【課題】 本発明において、保持力の弱い石膏ボード製壁面に使用しても掛止具が抜けてしまう恐れがなく、厚みを有するカレンダーも掛止することが可能で、壁面に密着して掛止することが出来るカレンダー掛止具を提供する。【解決手段】 石膏ボード製壁面等にカレンダーを掛止するための掛止具であって、片面に接着剤等が塗布され、該接着剤等と針状物質により壁面等に固定されるシート状又はプレート状の台座と1組のスナップボタンで構成され、該スナップボタン雄部が前記台座に取り付けられ、該スナップボタン雄部の構造が先端の嵌合部を除いた軸部の長さが4mm程度であることを特徴とする。【選択図】図1

Description

この発明は石膏ボード製壁面などにカレンダーを掛止するための掛止具に関するものである。
従来、カレンダーを壁に留めるための一般的方法として鋲またはプッシュピンを用いて行われてきた。しかしながら、カレンダーはその用途上1年で掛け替えられるものがほとんどであり、鋲またはプッシュピンを用いる方法ではカレンダーの掛け替えの都度、抜き跡が壁に残されていくという欠点があった。更に月めくりカレンダーに至っては毎月鋲またはプッシュピンの抜き差し作業が発生するため、壁に残る抜き跡の問題は看過できないものとなっている。
フック型のピンを用いてカレンダーを掛止する方法も一般的に用いられており、この場合、ピンの抜き差し作業が生じない利点はあるが、フックが壁から突出することにより装飾性の悪さ、フックへの掛け外しの際の操作性の悪さおよび薄い紙製のカレンダーの場合ぴんと張った状態で掛止することが難しいなどの欠点を有している。
一方、上記問題を解決する方法の1例として特許文献1に開示された壁に刺して用いるピンと該ピンと一体化した強磁性体からなるスナップと磁石から構成される係止具が挙げられる。これは月めくりカレンダーの1枚目をスナップにより係止し、2枚目以降は強磁性体からなるスナップ頭部と磁石による磁着により係止する構造からなるカレンダー係止具である。
実用新案登録第3206779号
しかし特許文献1に開示された係止具では、保持力の弱い石膏ボード製壁面に固定して使用する場合、スナップの嵌合を外す際に係止具自体が壁面から抜けてしまう恐れがある。また、特許文献1に開示された係止具では、2枚目以降を係止する場合、スナップの頭部が干渉することにより、壁面に対してわずかな角度をつけた状態で係止することになるため、長期間の使用で重力の影響から両端部が垂れ下がってくるという欠点があった。そもそも月が替わるごとにカレンダーを切り取っていくような厚みを有するカレンダーに対してはスナップを嵌合することができず、係止不能という根本的な欠点を有していた。
そこで、上記特許文献1に開示された係止具が有する欠点を解決すべく、本発明において、保持力の弱い石膏ボード製壁面に使用しても掛止具が抜けてしまう恐れがなく、厚みを有するカレンダーも掛止することが可能で、壁面に密着して掛止することが出来るカレンダー掛止具を提供する。
第1の課題解決手段に係るカレンダー掛止具は、石膏ボード製壁面等にカレンダーを掛止するための掛止具であって、片面に接着剤等が塗布され、該接着剤等と針状物質により壁面等に固定されるシート状又はプレート状の台座と1組のスナップボタンで構成され、該スナップボタン雄部が前記台座に取り付けられ、該スナップボタン雄部の構造が先端の嵌合部を除いた軸部の長さが4mm程度であることを特徴とするカレンダー掛止具(第1発明)である。
前記掛止具の1例として台座が直径20mm、厚さ1mm程度の人口皮革製で、片面に、接着強さ5cmあたり50kg程度の両面テープが接着され、針状物質が垂直に立った状態で一体化された構造のものが挙げられる。
また、前記係止具はスナップボタン雄部の軸部長さが4mm程度あるため、一般的な月めくりカレンダーの厚みである3mm程度の厚みを有するカレンダーを掛止することが可能である。
ここで、前記第1発明において、台座の固定方法として針状物質と接着剤等による接着効果の併用方式を採用することにより、保持力の弱い石膏ボード製壁面に確実に固定することが可能となる。
石膏ボード製壁面に台座を固定する方法として強力な接着剤による接着効果のみで固定する方法も考えられるが、その場合、平面方向に加わる力により長期間の使用で接着面のずれが生じ、最終的には台座が壁面から外れてしまうことが起こり得る。その対策として、接着力を強化する手段もあるが、その場合、台座を壁面から外す際に壁紙を損傷してしまう恐れがある。
一方、台座を針状物質のみで石膏ボード製壁面に固定する場合、石膏ボードの保持力の弱さからスナップボタンの嵌合を外す際に働く面と鉛直方向の力により台座が壁面から抜け落ちてしまうことが想定される。
本発明において、平面方向に加わる力に対しては針状物質により台座のずれ防止を担い、スナップボタンの嵌合を外す際に働く面と鉛直方向の力に対しては接着剤等による接着効果で台座の脱落防止を担うことで、接着力を必要最低限に抑えることにより、台座を壁紙から外す際の壁紙の損傷を防ぐことが可能となる。
第2の課題解決手段に係るカレンダー掛止具は、第1発明に記載のスナップボタン雌部に弾性部材が一体化され、前記弾性部材がカレンダーを壁面に押し付ける状態で掛止する構造であるカレンダー掛止具(第2発明)である。
第1の効果に、本発明品は台座の壁面への固定方法として針状物質と接着効果の併用としてことで、台座の壁面への取り付け操作が極めて簡素化されたところにある。従来、石膏ボード製壁面への掛止具の固定方法は複数の細釘を交差的に打ち込むことにより固定する方法などさまざまであるが、そのうち最も簡易な固定方法はプッシュピンなどの鋲形状をした掛止具であり、本発明品の取り付け操作はプッシュピンと同様であり、最も簡易な固定方法で取り付け可能である。
第2の効果に、本発明品に用いるスナップボタンの嵌合力に対し、それを上回る強度で本発明品を壁面に固定することで、強い力でカレンダーを引っ張った場合においても、最初にスナップボタンが外れることで掛止具が壁面から外れることを防ぐことができる構造にある。これは他のカレンダー掛止方法にはないものである。
第3の効果に、本発明品の掛止機構にスナップボタンを用いることにより、新たな針孔を壁面に残すことなくカレンダーの掛け替えが可能であるというフック状のピンを用いた場合と同様の利点を有すると同時にカレンダーを掛止した場合、スナップボタンの頭部が見えるのみで景観を損なわないというフック状ピンにはない利点を有する所にある。
請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の斜視図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の断面図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1及び請求項2に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。
図1及び図2は請求項1に係るカレンダー掛止具の斜視図及び説明図であり、本発明の1形態を示す。
スナップボタン雄部(1)が取り付けられた台座(2)は、接着剤等(3)及び針状物質(4)により壁面(5)に固定される構造からなり、カレンダー(6)の環状穴部をスナップボタン雄部(1)の突起に挿通し、スナップボタン雌部(7)をスナップボタン雄部(1)に嵌合することによりカレンダー(6)を壁面(5)に掛止する。また、スナップボタン雌部(7)はスナップボタン頭部(8)及び弾性部材(9)が一体化された構造からなる。
図3乃至図6により本発明品の基本的構造を説明する。
カレンダーは一般的に3mm程度の厚みを有しており、一般的なスナップボタンではこのような厚みを有する物を挟持することが難しい。本発明品は図3に示すようにスナップボタン雄部(1)の嵌合部(a)を除く軸部(b)の長さを4mm程度とすることで、厚みを有する物の挟持を可能とした。ここで、軸部(b)が長すぎると壁面からの突起が大きくなりその場合、0003段落記載の欠点が生じることとなり好ましくない。軸部(b)の長さはその用途上2mmから6mm程度の長さが想定され、4mm程度が適当である。
また、スナップボタン雌部(7)の取り外し作業が容易となるよう、フラップ(10)がスナップボタン雌部(7)に取り付けられている。
一方で図4に示すように月めくりのカレンダー(6)の1月部分を表示する場合、挟持対象の厚みはわずかであり、この場合、軸部(b)の長さに相当する遊びが生じることになる。この遊びを解消するため、弾性部材(9)がスナップボタン雌部(7)に一体化されており、前記弾性部材(9)が掛止物を壁面に押し付けることにより前記遊びを解消する構造となっている。ここで、弾性部材(9)は圧力に応じて1mmから6mm程度の範囲で厚さを変化させる材料からなる。
図5は月めくりのカレンダー(6)の12月部分を表示した場合を示している。この場合、カレンダーの厚みはスナップボタン雄部(1)の軸部(b)の長さと同程度となり遊びはほとんどない状態である。この時弾性部材(9)はカレンダー(6)とスナップボタン雌部(7)に挟まれ最も薄い状態に変形している。
図6はカレンダー(6)を壁面に掛止した状態を示している。本発明品を用いた場合、掛止具のうち見える部分はスナップボタン頭部(8)とフラップ(10)のみであり、景観上も好ましいものである。
図7及び図8は弾性部材として樹脂製細板(11)と弾性体(12)の組み合わせによる部品(c)を用いた例を示している。
図7は断面図を示し、カレンダー(6)の厚みの変化に応じて樹脂製細板(11)の湾曲具合が変化し、カレンダー(6)の厚みに関わらず部品(c)はカレンダー(6)を壁面に押し付ける働きをする。
本発明品を用いてカレンダー以外の物を掛止することも可能である。
図9はカレンダーに代えてフォトフレーム(13)を掛止した1例を示す。
1 スナップボタン雄部
2 台座
3 接着剤等
4 針状物質
5 壁面
6 カレンダー
7 スナップボタン雌部
8 スナップボタン頭部
9 弾性部材
10 フラップ
11 樹脂製細板
12 弾性体
13 フォトフレーム
a 嵌合部
b 軸部
c 部品
この発明は石膏ボード製壁面などにカレンダーを掛止するための掛止具に関するものである。
従来、カレンダーを壁に留めるための一般的方法として鋲またはプッシュピンを用いて行われてきた。しかしながら、カレンダーはその用途上1年で掛け替えられるものがほとんどであり、鋲またはプッシュピンを用いる方法ではカレンダーの掛け替えの都度、抜き跡が壁に残されていくという欠点があった。更に月めくりカレンダーに至っては毎月鋲またはプッシュピンの抜き差し作業が発生するため、壁に残る抜き跡の問題は看過できないものとなっている。
フック型のピンを用いてカレンダーを掛止する方法も一般的に用いられており、この場合、ピンの抜き差し作業が生じない利点はあるが、フックが壁から突出することにより装飾性の悪さ、フックへの掛け外しの際の操作性の悪さおよび薄い紙製のカレンダーの場合ぴんと張った状態で掛止することが難しいなどの欠点を有している。
一方、上記問題を解決する方法の1例として特許文献1に開示された壁に刺して用いるピンと該ピンと一体化した強磁性体からなるスナップと磁石から構成される係止具が挙げられる。これは月めくりカレンダーの1枚目をスナップにより係止し、2枚目以降は強磁性体からなるスナップ頭部と磁石による磁着により係止する構造からなるカレンダー係止具である。
実用新案登録第3206779号
しかし特許文献1に開示された係止具では、保持力の弱い石膏ボード製壁面に固定して使用する場合、スナップの嵌合を外す際に係止具自体が壁面から抜けてしまう恐れがある。また、特許文献1に開示された係止具では、2枚目以降を係止する場合、スナップの頭部が干渉することにより、壁面に対してわずかな角度をつけた状態で係止することになるため、長期間の使用で重力の影響から両端部が垂れ下がってくるという欠点があった。そもそも月が替わるごとにカレンダーを切り取っていくような厚みを有するカレンダーに対してはスナップを嵌合することができず、係止不能という根本的な欠点を有していた。
そこで、上記特許文献1に開示された係止具が有する欠点を解決すべく、本発明において、保持力の弱い石膏ボード製壁面に使用しても掛止具が抜けてしまう恐れがなく、厚みを有するカレンダーも掛止することが可能で、壁面に密着して掛止することが出来るカレンダー掛止具を提供する。
第1の課題解決手段に係るカレンダー掛止具は、石膏ボード製壁面等にカレンダーを掛止するための掛止具であって、片面に接着剤等が塗布され、該接着剤等と針状物質により壁面等に固定されるシート状又はプレート状の台座と1組のスナップボタンで構成され、該スナップボタン雄部が前記台座に取り付けられ、該スナップボタン雄部の構造が先端の嵌合部を除いた軸部の長さがmm程度である構造からなり、該スナップボタンの雌部に弾性部材が一体化され、該弾性部材がカレンダーを壁面に押し付ける状態で掛止する構造であるカレンダー掛止具(第1発明)である。
前記掛止具の1例として台座が直径20mm、厚さ1mm程度の人口皮革製で、片面に、接着強さ5cmあたり50kg程度の両面テープが接着され、針状物質が垂直に立った状態で一体化された構造のものが挙げられる。また、前記係止具はスナップボタン雄部の軸部長さが4mm程度あるため、一般的な月めくりカレンダーの厚みである3mm程度の厚みを有するカレンダーを掛止することが可能である。
ここで、前記第1発明において、台座の固定方法として針状物質と接着剤等による接着効果の併用方式を採用することにより、保持力の弱い石膏ボード製壁面に確実に固定することが可能となる。
石膏ボード製壁面に台座を固定する方法として強力な接着剤による接着効果のみで固定する方法も考えられるが、その場合、平面方向に加わる力により長期間の使用で接着面のずれが生じ、最終的には台座が壁面から外れてしまうことが起こり得る。その対策として、接着力を強化する手段もあるが、その場合、台座を壁面から外す際に壁紙を損傷してしまう恐れがある。 一方、台座を針状物質のみで石膏ボード製壁面に固定する場合、石膏ボードの保持力の弱さからスナップボタンの嵌合を外す際に働く面と鉛直方向の力により台座が壁面から抜け落ちてしまうことが想定される。
本発明において、平面方向に加わる力に対しては針状物質により台座のずれ防止を担い、スナップボタンの嵌合を外す際に働く面と鉛直方向の力に対しては接着剤等による接着効果で台座の脱落防止を担うことで、接着力を必要最低限に抑えることにより、台座を壁紙から外す際の壁紙の損傷を防ぐことが可能となる。
第1の効果に、本発明品は台座の壁面への固定方法として針状物質と接着効果の併用としてことで、台座の壁面への取り付け操作が極めて簡素化されたところにある。従来、石膏ボード製壁面への掛止具の固定方法は複数の細釘を交差的に打ち込むことにより固定する方法などさまざまであるが、そのうち最も簡易な固定方法はプッシュピンなどの鋲形状をした掛止具であり、本発明品の取り付け操作はプッシュピンと同様であり、最も簡易な固定方法で取り付け可能である。
第2の効果に、本発明品に用いるスナップボタンの嵌合力に対し、それを上回る強度で本発明品を壁面に固定することで、強い力でカレンダーを引っ張った場合においても、最初にスナップボタンが外れることで掛止具が壁面から外れることを防ぐことができる構造にある。これは他のカレンダー掛止方法にはないものである。
第3の効果に、本発明品の掛止機構にスナップボタンを用いることにより、新たな針孔を壁面に残すことなくカレンダーの掛け替えが可能であるというフック状のピンを用いた場合と同様の利点を有すると同時にカレンダーを掛止した場合、スナップボタンの頭部が見えるのみで景観を損なわないというフック状ピンにはない利点を有する所にある。
請求項1に係るカレンダー掛止具の斜視図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の断面図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。 請求項1に係るカレンダー掛止具の説明図を示す。
図1及び図2は請求項1に係るカレンダー掛止具の斜視図及び説明図であり、本発明の1形態を示す。
スナップボタン雄部(1)が取り付けられた台座(2)は、接着剤等(3)及び針状物質(4)により壁面(5)に固定される構造からなり、カレンダー(6)の環状穴部をスナップボタン雄部(1)の突起に挿通し、スナップボタン雌部(7)をスナップボタン雄部(1)に嵌合することによりカレンダー(6)を壁面(5)に掛止する。また、スナップボタン雌部(7)はスナップボタン頭部(8)及び弾性部材(9)が一体化された構造からなる。
図3乃至図6により本発明品の基本的構造を説明する。
カレンダーは一般的に3mm程度の厚みを有しており、一般的なスナップボタンではこのような厚みを有する物を挟持することが難しい。本発明品は図3に示すようにスナップボタン雄部(1)の嵌合部(a)を除く軸部(b)の長さを4mm程度とすることで、厚みを有する物の挟持を可能とした。ここで、軸部(b)が長すぎると壁面からの突起が大きくなりその場合、0003段落記載の欠点が生じることとなり好ましくない。軸部(b)の長さはその用途上2mmから6mm程度の長さが想定され、4mm程度が適当である。
また、スナップボタン雌部(7)の取り外し作業が容易となるよう、フラップ(10)がスナップボタン雌部(7)に取り付けられている。
一方で図4に示すように月めくりのカレンダー(6)の1月部分を表示する場合、挟持対象の厚みはわずかであり、この場合、軸部(b)の長さに相当する遊びが生じることになる。この遊びを解消するため、弾性部材(9)がスナップボタン雌部(7)に一体化されており、前記弾性部材(9)が掛止物を壁面に押し付けることにより前記遊びを解消する構造となっている。ここで、弾性部材(9)は圧力に応じて1mmから6mm程度の範囲で厚さを変化させる材料からなる。
図5は月めくりのカレンダー(6)の12月部分を表示した場合を示している。この場合、カレンダーの厚みはスナップボタン雄部(1)の軸部(b)の長さと同程度となり遊びはほとんどない状態である。この時弾性部材(9)はカレンダー(6)とスナップボタン雌部(7)に挟まれ最も薄い状態に変形している。
図6はカレンダー(6)を壁面に掛止した状態を示している。本発明品を用いた場合、掛止具のうち見える部分はスナップボタン頭部(8)とフラップ(10)のみであり、景観上も好ましいものである。
図7及び図8は弾性部材として樹脂製細板(11)と弾性体(12)の組み合わせによる部品(c)を用いた例を示している。
図7は断面図を示し、カレンダー(6)の厚みの変化に応じて樹脂製細板(11)の湾曲具合が変化し、カレンダー(6)の厚みに関わらず部品(c)はカレンダー(6)を壁面に押し付ける働きをする。
本発明品を用いてカレンダー以外の物を掛止することも可能である。図9はカレンダーに代えてフォトフレーム(13)を掛止した1例を示す。
1 スナップボタン雄部
2 台座
3 接着剤等
4 針状物質
5 壁面
6 カレンダー
7 スナップボタン雌部
8 スナップボタン頭部
9 弾性部材
10 フラップ
11 樹脂製細板
12 弾性体
13 フォトフレーム
a 嵌合部
b 軸部
c 部品

Claims (2)

  1. 石膏ボード製壁面等にカレンダーを掛止するための掛止具であって、片面に接着剤等が塗布され、該接着剤等と針状物質により壁面等に固定されるシート状又はプレート状の台座と1組のスナップボタンで構成され、該スナップボタン雄部が前記台座に取り付けられ、該スナップボタン雄部の構造が先端の嵌合部を除いた軸部の長さが4mm程度であることを特徴とするカレンダー掛止具。
  2. 請求項1記載のスナップボタン雌部に弾性部材が一体化され、前記弾性部材がカレンダーを壁面に押し付ける状態で掛止する構造であるカレンダー掛止具。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS639970U (ja) * 1986-07-01 1988-01-22
JPS63172385U (ja) * 1987-04-30 1988-11-09
KR101383545B1 (ko) * 2013-01-29 2014-04-09 나장복 벽걸이용 액자걸이

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