JP2019098609A - 液体吐出装置 - Google Patents

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雅彦 露木
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Abstract

【課題】プリントヘッドに電力を供給するフレキシブルケーブルに生じる電圧降下の影響を低減することが可能な液体吐出装置を提供すること。【解決手段】駆動信号を生成する駆動回路311が設けられた第1基板30−1と、前記駆動信号が供給されることで変位する複数の圧電素子60と、複数の前記圧電素子のそれぞれに対応し、対応する前記圧電素子の変位に基づき液体を吐出する、1インチあたり300個以上、且つ600個以上設けられたノズルと、を有する吐出ヘッド40と、前記第1基板と前記吐出ヘッドとを支持した状態で移動可能なキャリッジと、を含み、前記第1基板には、前記駆動回路及び前記吐出ヘッドの少なくともいずれか一方に供給される電圧信号を生成する電圧生成回路320が設けられている、液体吐出装置。【選択図】図9

Description

本発明は、液体吐出装置に関する。
インク等の液体を吐出して画像や文書を印刷するインクジェットプリンター(液体吐出装置)には、例えばピエゾ素子などの圧電素子を用いたものが知られている。圧電素子は、プリントヘッドにおいて複数のノズルのそれぞれに対応して設けられ、それぞれが駆動信号にしたがって駆動されることで、ノズルから所定のタイミングで所定量の液体が吐出されて、媒体上にドットを形成する。
このようなインクジェットプリンターとしては、例えば特許文献1には、圧電素子の一方の電極に吐出すべきインク量に応じた制御信号(駆動信号)を印加し、他方の電極に保持信号(一定電圧信号)を印加し、駆動信号と一定電圧信号との電位差により圧電素子を駆動(変位)することで、インクを吐出するインクジェットプリンターが開示されている。
特許第6119347号公報
しかしながら、プリントヘッドが移動可能なキャリッジ上に支持された所謂シリアル型のインクジェットプリンターが、例えば、布帛上に印刷を行う捺染用インクジェットプリンターや、A2短辺幅以上の媒体に印刷を行う大判インクジェットプリンターなどの大型のインクジェットプリンターであるとき、キャリッジ上に支持されたプリントヘッドに電力を供給するフレキシブルケーブルの配線長が3mを超える場合があり、そのため、フレキシブルケーブルのインピーダンス成分が大きくなり、当該インピーダンス成分に起因する電圧降下が生じやすくなるという問題がある。
また、プリントヘッドが、1インチあたり300個以上、且つ600個以上の多くのノズルを有する場合であっては、プリントヘッドで消費される電力が増加するため、プリントヘッドに電力を供給するフレキシブルケーブルに流れる電流が増加し、そのため、フレキシブルケーブルのインピーダンス成分に起因する電圧降下が生じやすくなるという問題がある。
このような電圧降下は、キャリッジに支持されるプリントヘッド等の動作の不安定化を招き、さらには、圧電素子を変位させる駆動信号及び一定電圧信号に影響を及ぼすことで、インクの吐出精度の悪化を招く、といった問題を引き起こす可能性がある。
本発明は、以上のような問題に鑑みてなされたものであり、本発明のいくつかの態様によれば、プリントヘッドに電力を供給するフレキシブルケーブルに生じる電圧降下の影響を低減することが可能な液体吐出装置を提供することができる。
本発明は前述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の態様又は適用例として実現することが可能である。
[適用例1]
本適用例に係る液体吐出装置は、駆動信号を生成する駆動回路が設けられた第1基板と、前記駆動信号が供給されることで変位する複数の圧電素子と、複数の前記圧電素子のそれぞれに対応し、対応する前記圧電素子の変位に基づき液体を吐出する、1インチあたり300個以上、且つ600個以上設けられたノズルと、を有する吐出ヘッドと、前記第1基板と前記吐出ヘッドとを支持した状態で移動可能なキャリッジと、を含み、前記第1基板には、前記駆動回路及び前記吐出ヘッドの少なくとも一方に供給される電圧信号を生成する電圧生成回路が設けられている。
本適用例に係る液体吐出装置では、駆動信号を生成する駆動回路が設けられた第1基板と、駆動信号に基づき圧電素子が変位し圧電素子の変位に基づき液体を吐出する吐出ヘッドと、は共に移動可能なキャリッジに支持されており、第1基板に設けられた回路及び吐出ヘッドで使用される電圧信号は、第1基板に設けられた電圧生成回路により生成される。
このため、キャリッジに支持されていない外部の構成から、例えばフレキシブルケーブル(フレキシブル配線)を介して供給される電圧信号に、当該フレキシブル配線に起因する電圧降下が生じた場合であっても、当該電圧降下が、電圧生成回路により生成される電圧信号に影響することが低減される。
また、本適用例に係る液体吐出装置では、第1基板と吐出ヘッドは、共にキャリッジに支持されているため、第1基板と吐出ヘッドとを接続する配線を短くすることが可能となり、当該配線に生じるインピーダンス成分を低減できる。よって、電圧生成回路により生成された電圧信号であって、吐出ヘッドの供給される電圧信号に、第1基板と吐出ヘッドとを接続する配線のインピーダンス成分に起因する電圧降下が生じることを低減できる。
さらに、本適用例に係る液体吐出装置では、1インチあたり300個以上、且つ600個以上の多くのノズルを駆動することにより大きな電流が生じる場合であっても、外部から供給される電圧信号に対して、フレキシブル配線に起因する電圧降下、及び第1基板と吐出ヘッドとを接続する配線に起因する電圧降下が低減される。よって、電圧生成回路により生成された電圧信号に、これらの電圧降下が影響することを低減できる。
[適用例2]
上記適用例に係る液体吐出装置において、3m以上の長さのフレキシブル配線と、前記フレキシブル配線を介して前記第1基板と接続され、第1電圧信号を生成する電源電圧生成回路が設けられた第2基板と、をさらに有し、前記第1電圧信号は、前記駆動回路及び前記吐出ヘッドの少なくともいずれか一方に供給される前記電圧信号より大きな電圧値であり、且つ前記フレキシブル配線を介して前記第2基板から前記電圧生成回路に供給されてもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、第1基板に供給される第1電圧信号は、電圧生成回路により生成される電圧信号より大きな電圧値である。このため、第1電圧信号を、フレキシブル配線を介して第1基板に供給するとき、フレキシブル配線に流れる電流が小さくなる。よって、第1電圧信号にフレキシブル配線のインピーダンス成分に起因する電圧降下が生じることが低減される。第1電圧信号にフレキシブル配線に起因する電圧降下が低減されるため、第1電圧信号に基づき生成される電圧信号に、フレキシブル配線に起因する電圧降下が影響することがさらに低減される。
また、本適用例に係る液体吐出装置では、フレキシブル配線に流れる電流が小さいため、当該フレキシブル配線が3m以上の長さであっても、電圧生成回路により生成される電
圧信号に、フレキシブル配線に起因する電圧降下が影響することを低減できる。
[適用例3]
上記適用例に係る液体吐出装置において、前記電圧生成回路は、第1電圧生成回路を含み、前記第1電圧生成回路は、前記圧電素子に供給される基準電圧信号を生成してもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、電圧生成回路により生成される電圧信号に、吐出ヘッドに電圧を供給するフレキシブル配線に起因する電圧降下の影響を低減することが可能であることから、電圧生成回路に含まれる第1電圧生成回路で生成される、圧電素子に供給される基準電圧信号の精度も向上する。よって、圧電素子の変位の精度を向上することが可能となり、ノズルから吐出されるインクの吐出精度を向上することが可能となる。
[適用例4]
上記適用例に係る液体吐出装置において、前記電圧生成回路は、第2電圧生成回路を含み、前記第2電圧生成回路は、前記圧電素子への前記駆動信号の供給を制御する吐出制御回路に供給される第2電圧信号を生成してもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、電圧生成回路により生成される電圧信号に、吐出ヘッドに電圧を供給するフレキシブル配線に起因する電圧降下の影響を低減することが可能であることから、電圧生成回路に含まれる第2電圧生成回路で生成される、圧電素子への駆動信号の供給を制御する吐出制御回路を動作させる第2電圧信号の精度も向上する。よって、圧電素子への駆動信号の供給精度が向上し、ノズルから吐出されるインクの吐出精度を向上することが可能となる。
[適用例5]
上記適用例に係る液体吐出装置において、前記電圧生成回路は、第3電圧生成回路を含み、前記第3電圧生成回路は、前記駆動回路に供給される第3電圧信号を生成してもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、電圧生成回路により生成される電圧信号に、吐出ヘッドに電圧を供給するフレキシブル配線に起因する電圧降下の影響を低減することが可能であることから、電圧生成回路に含まれる第3電圧生成回路で生成される、駆動回路を動作させる第3電圧信号の精度も向上する。よって、駆動回路の動作がさらに安定し、駆動回路で生成される圧電素子を変位させる駆動信号の精度も向上する。よって、ノズルから吐出されるインクの吐出精度を向上することが可能となる。
[適用例6]
上記適用例に係る液体吐出装置において、前記第1基板は複数設けられ、並設した状態で前記キャリッジに支持され、前記吐出ヘッドは複数設けられ、並設した状態で前記キャリッジに支持されてもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、複数の第1基板が、並設した状態でキャリッジに支持されているため、キャリッジに支持されていない外部の構成から、例えばフレキシブルケーブル(フレキシブル配線)を介して供給される電力(電圧信号)は、複数の第1基板に同等に供給することができる。そのため、電圧生成回路により生成される電圧信号のばらつきが低減される。また、複数の吐出ヘッドも並設した状態でキャリッジに支持されているため、複数の第1基板と接続される配線のそれぞれを短くすることが可能となる。よって、当該配線のインピーダンス成分に起因する電圧降下が低減される。そのため、電圧生成回路により生成される電圧信号及び駆動信号に、複数の第1基板と複数の吐出ヘッド
間でのばらつきが生じることが低減される。
したがって、複数の吐出ヘッドのそれぞれから吐出されるインクのばらつきを低減することが可能となる。よって、複数の吐出ヘッド間におけるインクの吐出精度を向上することが可能となる。
[適用例7]
上記適用例に係る液体吐出装置において、前記電圧生成回路は、前記第1基板の第1面に設けられ、前記駆動回路は、前記第1基板の第2面に設けられてもよい。
本適用例に係る液体吐出装置では、駆動信号を生成する駆動回路と、電圧生成回路と、を第1基板の異なる面に設けることで、駆動信号と電圧信号とが干渉することを低減できる。よって、駆動信号と電圧信号との精度が向上する。
液体吐出装置の構成を示す側面図である。 液体吐出装置の印刷部の周辺構成を示す側面図である。 液体吐出装置の印刷部の周辺構成を示す正面図である。 液体吐出装置の印刷部の周辺構成を示す斜視図である。 吐出ヘッドの構成を示す斜視図である。 吐出ヘッドを鉛直方向の下方(ノズル面)から見た分解斜視図である。 吐出ヘッドのノズルが形成されるノズル面を示す図である。 ノズルを含む吐出部の概略構成を示す図である。 液体吐出装置の電気的構成を示す図である。 電圧降下が低減されていることを説明するための図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を用いて説明する。用いる図面は説明の便宜上のものである。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではない。また以下で説明される構成の全てが本発明の必須構成要件であるとは限らない。
以下では、本発明に係る液体吐出装置について、印刷装置であるインクジェットプリンターであって、布帛上に印刷を行う捺染用インクジェットプリンターや、A2短辺幅以上の媒体に印刷を行う大判プリンターなどの大型のインクジェットプリンターを例に挙げて説明する。
1.液体吐出装置の概要
図1から図4を用いて本実施形態における液体吐出装置1の構成について説明する。
図1は、液体吐出装置1の構成を示す側面図である。図2は、液体吐出装置1の印刷部6の周辺構成を示す側面図である。図3は、液体吐出装置1の印刷部6の周辺構成を示す正面図である。図4は、液体吐出装置1の印刷部6の周辺構成を示す斜視図である。
図1に示すように、液体吐出装置1は、媒体Mを繰り出す繰出部3と、媒体Mを支持する支持部4と、媒体Mを搬送する搬送部5と、媒体Mに印刷を行う印刷部6と、これらの構成を制御する制御部2とを備えている。
なお、以下の説明では、液体吐出装置1の幅方向を「走査方向X」とし、液体吐出装置1の奥行方向を「前後方向Y」とし、液体吐出装置1の高さ方向を「鉛直方向Z」とし、
媒体Mが搬送される方向を「搬送方向F」とする。走査方向X、前後方向Y及び鉛直方向Zは互いに交差(直交)する方向であり、搬送方向Fは走査方向Xと交差(直交)する方向である。
繰出部3は、媒体Mを巻き重ねたロール体Rを回転可能に保持する保持部材31を有している。保持部材31には、種類の異なる媒体Mや走査方向Xにおける寸法の異なるロール体Rが保持される。そして、繰出部3では、ロール体Rを一方向(図1では時計まわり方向)に回転させることで、ロール体Rから巻き解かれた媒体Mが支持部4に向かって繰り出される。
支持部4は、搬送方向Fの上流から下流に向かって、媒体Mの搬送経路を構成する第1支持部41、第2支持部42、及び第3支持部43を備える。第1支持部41は、繰出部3から繰り出された媒体Mを第2支持部42に向けて案内し、第2支持部42は、印刷が行われる媒体Mを支持し、第3支持部43は、印刷済みの媒体Mを搬送方向Fの下流に向けて案内する。
搬送部5は、媒体Mに搬送力を付与する搬送ローラー52と、媒体Mを搬送ローラー52に押さえ付ける従動ローラー53と、搬送ローラー52を駆動する回転機構51とを備えている。搬送ローラー52及び従動ローラー53は、走査方向Xを軸方向とするローラーである。
搬送ローラー52は媒体Mの搬送経路の鉛直方向Zの下方に配置され、従動ローラー53は媒体Mの搬送経路の鉛直方向Zの上方に配置される。回転機構51は、例えばモーター及び減速機などによって構成される。そして、搬送部5では、搬送ローラー52及び従動ローラー53で媒体Mを挟持した状態で搬送ローラー52を回転させることで、媒体Mが搬送方向Fに搬送される。
図2及び図3に示すように、印刷部6は、走査方向Xに沿って延びるガイド部材62と、走査方向Xに沿って移動可能にガイド部材62に支持されるキャリッジ71と、キャリッジ71に支持されるとともに媒体Mにインク(液体)を吐出する複数(本実施形態では5つ)の吐出ヘッド40と、キャリッジ71を走査方向Xに移動させる移動機構61とを備えている。
さらに、印刷部6は、複数(本実施形態では5つ、図4参照)の駆動回路基板30と、制御回路基板20と、各駆動回路基板30及び制御回路基板20を収容する放熱ケース81と、各吐出ヘッド40のメンテナンスを行うメンテナンス部91とを備えている。
キャリッジ71は、走査方向Xから見たときの断面がL字状をなすキャリッジ本体72と、キャリッジ本体72に対して着脱自在に取着されてキャリッジ本体72とで閉空間を形成するキャリッジカバー73とを備えている。キャリッジ71の下部には複数の吐出ヘッド40が走査方向Xに等間隔で配列された状態で支持されており、各吐出ヘッド40の下端部がキャリッジ71の下面から外部へ突出している。各吐出ヘッド40の下面には、インクが吐出される複数のノズル651が配列された状態で開口している。
各吐出ヘッド40(「吐出ヘッド」の一例)は、インクを吐出するための圧力発生手段(圧電素子)をノズル651毎に有するいわゆるインクジェットヘッドであり、キャリッジ71に支持された状態において各ノズル651の開口を第2支持部42に向けている。移動機構61は、モーター及び減速機を備え、当該モーターの回転力をキャリッジ71の走査方向Xにおける移動力に変換する機構である。このため、キャリッジ71は、移動機構61が駆動されることで、複数の吐出ヘッド40、複数の駆動回路基板30及び制御回
路基板20を支持した状態で走査方向Xに往復移動する。
図2及び図4に示すように、キャリッジ71の後部の上端部には、各駆動回路基板30及び制御回路基板20を収容した直方体状の放熱ケース81の前端部が固定されている。
制御回路基板20は、放熱ケース81を介してキャリッジ71に支持される。制御回路基板20には、コネクター29が設けられている。
コネクター29は、制御部2とケーブル65(「フレキシブル配線」の一例)を介して接続されている。すなわち、ケーブル65は、走査方向Xに往復移動するキャリッジ71に支持された制御回路基板20と、液体吐出装置1に固定された制御部2と、を電気的に接続する。そのため、ケーブル65は、キャリッジ71の往復移動に追従して変形するFFC(Flexible Flat Cable)で構成されることが好ましい。本実施形態における液体吐出装置1は、前述のとおり大型のインクジェットプリンターである。そのため、往復移動するキャリッジ71の移動距離が大きい。よって、キャリッジ71の往復移動に追従して変形する、ケーブル65も長く、ケーブル65は、3m以上の長さのFFCにより構成される。
また、制御回路基板20の鉛直方向Zの上方には、複数の駆動回路基板30が立設し並設されている。制御回路基板20と各駆動回路基板30とは、BtoB(Board to Board)コネクター83で接続される。
各駆動回路基板30(「第1基板」の一例)は、放熱ケース81を介してキャリッジ71に支持される。詳細には、複数の駆動回路基板30が、走査方向Xに等間隔で配列された状態で放熱ケース81に支持される。このとき、複数の駆動回路基板30の配列方向と複数の吐出ヘッド40の配列方向とは同じになる。すなわち、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とは、それぞれがキャリッジ71に支持された状態で、複数が並設している。
各駆動回路基板30には、前端部にFFCコネクター84,85が設けられる。FFCコネクター84,85は、それぞれが放熱ケース81の前面からキャリッジ71に露出している。
また各駆動回路基板30の第1面34には、駆動回路基板30で発生した熱を放出する放熱板82が取着されている。さらに、各駆動回路基板30の第1面34には、後述する電圧生成回路320(図9参照)が設けられ、第1面34の裏面である第2面35には、駆動回路311、312(図9参照)が設けられる。
FFCコネクター84には、FFCなどで構成されるケーブル86の一端部が着脱自在(抜き差し自在)に接続され、FFCコネクター85には、FFCなどによって構成されるケーブル87の一端部が着脱自在に接続される。
吐出ヘッド40はその上面に、接続基板74がBtoBコネクター75を介し接続される。さらに、接続基板74には、FFCコネクター76,77が設けられる。FFCコネクター76にはケーブル86の他端部が着脱自在に接続され、FFCコネクター77にはケーブル87の他端部が着脱自在に接続される。よって、各駆動回路基板30と各吐出ヘッド40とは、ケーブル86,87及び接続基板74を介して電気的に接続されている。
このとき、複数の駆動回路基板30は、放熱ケース81に並設し複数設けられ、また、複数の吐出ヘッド40は、複数の駆動回路基板30のそれぞれに対応し、キャリッジ本体72に並設し複数設けられている。
図2及び図4に示すように、ガイド部材62は、その前面下部に走査方向Xに延びるガイドレール部63を有している。キャリッジ71は、その後面下部に設けられたキャリッジ支持部64においてガイドレール部63により走査方向Xに移動可能に支持されている。すなわち、キャリッジ支持部64は、ガイドレール部63に対して走査方向Xに摺動可能に連結されている。つまり、キャリッジ71は、移動機構61の駆動により、キャリッジ支持部64においてガイド部材62のガイドレール部63にガイドされながら走査方向Xに沿って往復移動する。
図3に示すように、メンテナンス部91は、走査方向Xにおいて、第2支持部42と隣り合うように設けられている。メンテナンス部91は、吐出ヘッド40に接触することで、各ノズル651が開口する空間を閉空間とするキャッピングを行うためのキャップ92を有している。キャッピングは、吐出ヘッド40の各ノズル651内のインクの乾燥を抑制するために行われる。なお、キャッピングはメンテナンスの一例であり、これに限られるものではない。
2.吐出ヘッドの構成
ここで、本実施形態における吐出ヘッド40の構成について、図5から図7を用いて説明する。
図5は吐出ヘッド40の斜視図である。図5に示すように吐出ヘッド40は、ホルダー21と、カバー部材27とを備える。
ホルダー21の前後方向Yの両側には、当該ホルダー21と一体的にフランジ部22が設けられている。このフランジ部22が、キャリッジ本体72(図2参照)とネジ等により固定される。
カバー部材27は、ホルダー21の鉛直方向Zの上方(図5における上方)に設けられる。カバー部材27は内部に設けられた、ノズル651にインクを導入するインク流路(図示省略)をカバーする。また、カバー部材27の鉛直方向Zの上方には、接続基板74(図2参照)と接続されるBtoBコネクター75(図2参照)が挿通される開口28が設けられている。
図6は、吐出ヘッド40を鉛直方向Zの下方(ノズル651の形成面)から見た分解斜視図である。
図6に示すように、吐出ヘッド40のホルダー21には、固定板23と、補強板24と、複数(本実施形態では4つ)の吐出モジュール500が設けられる。
ホルダー21は、固定板23よりも大きい強度を有する例えば金属等の導電性材料からなる。ホルダー21の鉛直方向Zの下方(図6では上側)の面には、複数の吐出モジュール500を収容する収容部25が設けられている。
収容部25は、鉛直方向Zの下方に開口する凹形状を有し、固定板23によって固定された複数の吐出モジュール500を収容する。このとき、収容部25の開口は固定板23によって封止される。すなわち、収容部25と固定板23とによって形成された空間の内部に吐出モジュール500が収容される。なお、収容部25は、吐出モジュール500毎に設けられていてもよく、複数の吐出モジュール500に亘って連続して設けられていてもよい。
ホルダー21の収容部25が設けられた面には、補強板24及び固定板23が固定される凹形状を有する凹部26が設けられている。この凹部26の底面に補強板24と固定板23とが順次積層されている。
固定板23は、金属等の導電性材料で形成された板状部材からなる。また、固定板23には、各吐出モジュール500のノズル651が設けられたノズル面651aを露出する開口23aが鉛直方向Zに貫通して設けられている。開口23aは、吐出モジュール500毎に独立して設けられている。なお、固定板23は、開口23aの周縁部において、吐出モジュール500のノズル面651a側と固定される。
補強板24は、固定板23よりも強度が大きい材料が用いるのが好ましい。補強板24には、固定板23と接合された吐出モジュール500に対応し、吐出モジュール500の外周よりも大きな内径を有する開口24aが鉛直方向Zに貫通して設けられている。この補強板24の開口24a内に挿通された吐出モジュール500が固定板23と接合される。
固定板23とホルダー21とは、図示しない支持具によって支持した状態で所定の圧力で互いに押圧されて接合される。
図7は、吐出ヘッド40のノズル651が形成されるノズル形成面を示す図である。
図7に示すように、吐出モジュール500は、ホルダー21の鉛直方向Zの下方の面において千鳥状に配置されている。吐出モジュール500には、インクを吐出するノズル651が前後方向Yに沿って並設されている。また、吐出モジュール500には、ノズル651が前後方向Yに並設された列が走査方向Xに2列設けられている。なお、吐出モジュール500には、走査方向Xに沿って1インチあたり300個以上のノズル651が並設され、さらに、1つの吐出モジュール500には、600個以上のノズル651が設けられている。すなわち、本実施形態における吐出ヘッド40には、2400個以上のノズル651が設けられている。
また、吐出モジュール500の内部には、ノズル651に連通する流路と、流路内のインクに圧力変化を生じさせる圧力発生手段とが設けられている。
3.吐出部の構成
ここで、図8を用いて吐出モジュール500に備えられるノズル651に連通する流路と、流路内のインクに圧力変化を生じさせる圧力発生手段の構成について説明する。図8は、吐出モジュール500に備えられる複数のノズル651を含む複数の吐出部600の内の1つに対応した概略構成を示す図である。図8に示されるように、吐出モジュール500は、吐出部600と、リザーバー641とを含む。
リザーバー641には、不図示のインクカートリッジからインクチューブ及び供給口661を経由してインクが導入される。リザーバー641は、インク色ごとに設けられる。
吐出部600は、圧電素子60と、振動板621と、キャビティー631と、ノズル651と、を含む。このうち、振動板621は、図8において上面に設けられた圧電素子60によって変位し、インクが充填されるキャビティー631の内部容積を拡大/縮小させるダイヤフラムとして機能する。ノズル651は、ノズルプレート632に設けられるとともに、キャビティー631に連通する開孔である。キャビティー631は、内部にインクが充填され、圧電素子60の変位により、内部容積が変化する。ノズル651は、キャビティー631に連通し、キャビティー631の内部容積の変化に応じてキャビティー6
31内のインクを吐出する。
図8で示される圧電素子60は圧力発生手段として機能し、圧電体601を一対の電極611,612で挟んだ構造である。この構造の圧電体601にあっては、電極611,612により印加された電圧に応じて、電極611,612、振動板621とともに図8において中央部分が両端部分に対して上下方向に撓む。本実施形態における圧電素子60の圧電体601は、膜厚が1μm以下で構成されている。
具体的には、圧電素子60の電極611(一端)には、後述する電圧信号である駆動電圧Voutが供給され、電極612(他端)には、後述する一定電圧の電圧信号である電圧VBS(「基準電圧信号」の一例)が供給される。圧電素子60は、駆動電圧Voutと電圧VBSとの電位差が大きくなると、上方向に撓む一方、駆動電圧Voutと電圧VBSの電位差が小さくなると、下方向に撓む構成となっている。すなわち、圧電素子60は、駆動電圧Voutと電圧VBSとの電位差により変位する。
そして、圧電素子60が上方向に撓めば、キャビティー631の内部容積が拡大し、インクがリザーバー641から引き込まれる。一方、下方向に撓めば、キャビティー631の内部容積が縮小する。このように、キャビティー631は、圧電素子60が変位することで、内部容積が変化する。この内部容積の変化に応じて、インクがノズル651から吐出される。
なお、圧電素子60は、図示した構造に限られず、圧電素子60を変形させてインクのようなインクを吐出させることができる型であればよい。また、圧電素子60は、屈曲振動に限られず、いわゆる縦振動を用いる構成でもよい。
また、圧電素子60は、吐出モジュール500においてキャビティー631とノズル651とに対応して設けられる。
4.液体吐出装置の電気的構成
本実施形態における液体吐出装置1の電気的構成について、図9を用いて説明する。図9は、液体吐出装置1の電気的構成を示すブロック図である。図9に示されるように、液体吐出装置1は、電源回路基板10、制御回路基板20、複数の駆動回路基板30−1〜30−n及び複数の吐出ヘッド40−1〜40−nを備える。ここで、本実施形態における液体吐出装置1では、前述のとおり、制御回路基板20、複数の駆動回路基板30−1〜30−n及び複数の吐出ヘッド40−1〜40−nは、キャリッジ71に支持されている。
なお、複数の駆動回路基板30−1〜30−nには、全て同じ構成が設けられており区別する必要がない場合は、駆動回路基板30と称する。また、複数の吐出ヘッド40−1〜40−nは、全て同じ構成であり区別する必要がない場合は、吐出ヘッド40と称する。また、本実施形態では、駆動回路基板30−i(i=1〜n)と吐出ヘッド40−iとが、1対1で対応して接続されているとして説明するが、これに限られるものではない。
電源回路基板10(「第2基板」の一例)には、高電圧生成回路110(「電源電圧生成回路」の一例)が設けられている。また、電源回路基板10は、ケーブル65を介して、制御回路基板20と電気的に接続される。
高電圧生成回路110は、液体吐出装置1の外部から入力される電源電圧(例えば商用電源であるAC100V)に基づいて、液体吐出装置1で使用される例えばDC42Vの電圧信号である電圧HVH(「第1電圧信号」の一例)を生成し、制御回路基板20に出
力する。
また、電源回路基板10は、液体吐出装置1の外部のホストコンピューターから入力される信号を制御回路基板20に伝送する。なお、電源回路基板10は、ホストコンピューターから入力される信号を、シリアル制御信号をLVDS(Low Voltage Differential Signaling)転送方式、LVPECL(Low Voltage Positive Emitter Coupled Logic)転送方式、CML(Current Mode Logic)転送方式等に用いられる差動信号に変換し、制御回路基板20に伝送してもよい。
なお、電源回路基板10は、制御部2(図1参照)と共に、液体吐出装置1に固定されてもよい。
制御回路基板20には、制御回路210が設けられ、BtoBコネクター83を介して、駆動回路基板30と電気的に接続される。
制御回路210は、吐出データ生成回路211及び駆動データ生成回路212を含み、ホストコンピューターから電源回路基板10を介して画像データ等の各種の信号が供給されたときに、駆動回路基板30に設けられた回路及び吐出ヘッド40を制御するための各種制御信号等を出力する。
具体的には、制御回路210に入力された信号の一部は、吐出データ生成回路211に入力される。そして、吐出データ生成回路211は、入力された信号に基づいて、吐出部600からのインクの吐出を制御する複数種類の制御信号を生成する。
詳細には、吐出データ生成回路211は、後述する駆動電圧COM−A,COM−Bのいずれを選択するかを制御するための複数(n個)の印刷データ信号SI1〜SInと、吐出部600からインクが吐出される周期を制御するための複数(n個)のラッチ信号LAT1〜LATnを生成し、複数(n個)の駆動回路基板30−1〜30−nのそれぞれに出力する。このとき、駆動回路基板30−iには、印刷データ信号SIi、ラッチ信号LATiが入力される。なお、駆動回路基板30に入力される吐出を制御するための信号を、印刷データ信号SI、ラッチ信号LATと称する。
さらに、吐出データ生成回路211は、クロック信号Sckを複数の駆動回路基板30−1〜30−nに共通に出力する。
また、制御回路210に入力された信号の一部は、駆動データ生成回路212に入力される。駆動データ生成回路212は、入力された信号に基づいて、吐出部600を駆動する駆動電圧の元となるデジタルデータである2n個の駆動データdA1〜dAn,dB1〜dBnを生成し、n個の駆動回路基板30−1〜30−nのそれぞれに出力する。このとき、駆動回路基板30−iには、駆動データdAi,dBiが入力される。なお、駆動回路基板30に入力される駆動電圧の元となるデジタルデータを、駆動データdA,dBと称する。
ここで、駆動データdA1〜dAn,dB1〜dBnは、駆動電圧の波形(駆動波形)をアナログ/デジタル変換したデジタルデータであってもよく、直近の駆動データに対する差分を示すデジタルデータであってもよく、また、駆動波形において傾きが一定の各区間の長さとそれぞれの傾きとの対応関係を規定するデジタルデータであってもよい。
なお、電源回路基板10から供給される信号が、LVDS転送方式等の差動方式の信号であるとき、制御回路基板20は当該差動信号を復元する信号復元回路を備え、当該復元
回路において復元した後、制御回路210に入力してもよい。
また、制御回路基板20には、高電圧生成回路110で生成された電圧HVHを分岐する配線パターンを有し、複数の駆動回路基板30−1〜30−nに出力する。
駆動回路基板30(第1基板)には、駆動回路311,312、電圧生成回路320が設けられ、ケーブル86,87を介して吐出ヘッド40と電気的に接続される。
駆動回路311(「駆動回路」の一例)には、駆動データdA及び電圧HVHが入力される。駆動回路311は、入力される駆動データdA及び電圧HVHに基づいて電圧信号である駆動電圧COM−A(「駆動信号」の一例)を生成し、吐出ヘッド40に出力する。
駆動回路312には、駆動データdB及び電圧HVHが入力される。駆動回路312は、入力される駆動データdB及び電圧HVHに基づいて電圧信号である駆動電圧COM−Bを生成し、吐出ヘッド40に出力する。
ここで、駆動回路311,312は、入力されるデータ及び出力する駆動電圧が異なるのみであり、回路的な構成は同一であってもよい。
例えば、駆動データdA,dBがそれぞれ駆動電圧COM−A,COM−Bの波形をアナログ/デジタル変換したデジタルデータであれば、駆動回路311,312は、駆動データdA,dBをそれぞれデジタル/アナログ変換した後、電圧HVHに基づきD級増幅して駆動電圧COM−A,COM−Bを生成する。
また、例えば、駆動データdA,dBがそれぞれ駆動電圧COM−A,COM−Bの波形において傾きが一定の各区間の長さとそれぞれの傾きとの対応関係を規定するデジタルデータであれば、駆動回路311,312は、それぞれ駆動データdA,dBで規定される各区間の長さと傾きとの対応関係を満たすアナログ信号を生成した後、電圧HVHに基づきD級増幅して駆動電圧COM−A,COM−Bを生成する。
電圧生成回路320は、一定電圧生成回路322、低電圧生成回路323、及びゲート駆動電圧生成回路324を有する。なお、電圧生成回路320は、駆動回路基板30に設けられる種々の構成(回路)、及び吐出ヘッド40の各種構成に供給される各種電圧を生成するその他の回路構成が含まれてもよい。
一定電圧生成回路322(「第1電圧生成回路」の一例)には、電圧HVHが入力され、電圧HVHを降圧することで、例えばDC6Vの電圧信号である電圧VBSを生成し、吐出ヘッド40に出力する。
電圧VBSは、前述のとおり圧電素子60の電極612に供給され、電極611に供給される駆動電圧Voutとの電位差により圧電素子60を変位させる。換言すれば、電圧VBSは、圧電素子60を変位させるための基準電圧として機能する。
低電圧生成回路323(「第2電圧生成回路」の一例)には、電圧HVHが入力され、電圧HVHを降圧することで、例えばDC3.3Vの電圧信号である電圧VDD(「第2電圧信号」の一例)を生成し、吐出ヘッド40に出力する。
電圧VDDは、後述する駆動信号選択回路510に供給されることで、駆動信号選択回路510の電源電圧として機能する。
ゲート駆動電圧生成回路324(「第3電圧生成回路」の一例)には、電圧HVHが入力され、電圧HVHを降圧することで、例えばDC7.5Vの電圧信号である電圧GVDD(「第3電圧信号」の一例)を生成し、駆動回路311,312に出力する。
電圧GVDDは、駆動回路311,312が備えるD級増幅回路に含まれる増幅器を駆動させるための駆動回路制御電圧として機能する。
なお、電圧VBS,VDD,GVDDが用いられる用途(機能)は一例であり、その他の用途に用いられてもよい。また、電圧VBS,VDD,GVDDはいずれも、電圧HVHを降圧することで生成されているがこれに限られるものではなく、例えば、電圧VBSが、電圧GVDDを降圧することで生成されてもよく、また、電圧VDDが、電圧VBSを降圧することで生成されてもよい。
以上のような、一定電圧生成回路322、低電圧生成回路323及びゲート駆動電圧生成回路324は、DC−DCコンバーターで構成されることが好ましく、詳細には、スイッチングレギュレータやリニアレギュレータ等で構成されていることが好ましい。これにより、出力される電流の変動に対して、安定した電位の電圧VBS,VDD,GVDDを供給することが可能となる。
また、駆動回路基板30は、吐出データ生成回路211から入力された印刷データ信号SI、ラッチ信号LAT及びクロック信号Sckを、吐出ヘッド40に転送する。
ここで、前述のとおり、一定電圧生成回路322、低電圧生成回路323、ゲート駆動電圧生成回路324を含む電圧生成回路320は、駆動回路基板30の第1面34に設けられ、駆動回路311,312は駆動回路基板30の第2面35に設けられる。このように、高電圧な駆動電圧COM−A,COM−Bを生成する駆動回路311,312と、電圧VDDを生成する低電圧生成回路323及び電圧VBSを生成する一定電圧生成回路322と、を駆動回路基板30の異なる表面に設けることで、相互干渉が低減される。
また、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とは、ケーブル86で、駆動電圧COM−A,COM−B、電圧VDD,VBSを転送し、ケーブル86で吐出データ生成回路211から入力された印刷データ信号SI、ラッチ信号LAT及びクロック信号Sckを転送する。
これにより、数mVの電圧に基づき吐出を制御する印刷データ信号SI、ラッチ信号LAT及びクロック信号Sckと、数V以上の電圧信号である駆動電圧COM−A,COM−B、電圧VDD,VBSが、互いに干渉することを低減できる。
吐出ヘッド40は、複数(m個)の吐出モジュール500を備える。
複数の吐出モジュール500のそれぞれは、駆動信号選択回路510と、複数の吐出部600を備える。
駆動信号選択回路510(「吐出制御回路」の一例)は、選択制御回路520と、複数の選択回路530とを備える。駆動信号選択回路510は、例えばIC(Integrated Circuit)で構成され、電圧VDDにより動作する。
選択制御回路520には、印刷データ信号SI、ラッチ信号LAT及びクロック信号Sckが入力される。
選択制御回路520は、複数の選択回路530のそれぞれに対して、駆動電圧COM−A,COM−Bのいずれを選択すべきか(又は、いずれも非選択とすべきか)を制御するための選択信号を、印刷データ信号SIに基づき生成し、ラッチ信号LATで定められた印刷周期に基づいて出力する。
選択回路530のそれぞれは、選択制御回路520から出力された選択信号に従い、入力される駆動電圧COM−A,COM−Bのいずれかを選択し、駆動電圧Voutとして対応する吐出部600に出力する。そして、駆動電圧Voutが圧電素子60の一端に印加される。換言すれば、圧電素子60の一端には、選択回路530で選択された駆動電圧COM−A,COM−Bのいずれかが、駆動電圧Voutとして供給される。
このとき、選択回路530には、電圧HVHが入力される。選択回路530は、駆動回路311,312において、電圧HVHに基づき増幅された高電圧の駆動電圧COM−A,COM−Bを選択し、駆動電圧Voutとして出力する。このため、選択回路530が、電圧HVHを用いて駆動電圧COM−A,COM−Bのいずれを選択するかを制御することで、駆動電圧COM−A,COM−Bの選択をより確実に行うことができる。
以上のように、駆動信号選択回路510は、入力される駆動電圧COM−A,COM−Bを選択し、駆動電圧Voutとして圧電素子60に供給する。換言すれば、駆動信号選択回路510は、圧電素子60への駆動電圧COM−A,COM−Bの供給を制御する。
複数の吐出部600のそれぞれは、圧電素子60を含み、選択回路530のそれぞれに対応して設けられている。圧電素子60の一端には、選択回路530から出力された駆動電圧Voutが印加され、他端には、電圧VBSが印加される。そして、圧電素子60は、駆動電圧Voutと電圧VBSとの電位差により変位し、当該変位に基づき吐出部600(ノズル651)からインクを吐出させる。
5.フレキシブル配線での電圧降下の影響の低減及び効果
ここで本実施形態の液体吐出装置1に対して、吐出ヘッド40を含むキャリッジ71に支持される構成に電力を供給するケーブル65に生じる電圧降下の影響について図10を用いて説明する。
図10は、液体吐出装置1に生じる電圧降下を説明するための図である。
図10に示すように、液体を吐出するノズル651を備える吐出ヘッド40と、吐出ヘッド40に駆動電圧COM−A,COM−B、電圧VDD及び電圧VBSを供給する駆動回路311,312、一定電圧生成回路322、低電圧生成回路323、ゲート駆動電圧生成回路324が設けられた駆動回路基板30とは、キャリッジ71に支持されている。
具体的には、キャリッジ71は、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とを支持した状態で移動(往復移動)する。
吐出ヘッド40は、電極611(一端)に駆動電圧COM−A,COM−Bに基づく駆動電圧Voutが供給され、電極612(他端)に電圧VBS(基準電圧信号)が供給されることで変位する複数の圧電素子60と、圧電素子60のそれぞれに対応し、対応する圧電素子60の変位に基づき液体を吐出するノズル651と、電圧VDD(第2電圧信号)により動作し、駆動電圧Voutの圧電素子60への供給を制御する駆動信号選択回路510(吐出制御回路)を備える。
駆動回路基板30には、駆動電圧COM−A,COM−Bを生成する駆動回路311,312と、電圧信号を生成する電圧生成回路320が設けられている。
電圧生成回路320は、電圧VBSを生成する一定電圧生成回路322(第1電圧生成回路)と、電圧VDDを生成する低電圧生成回路323(第2電圧生成回路)と、電圧GVDD(第3電圧信号)を生成するゲート駆動電圧生成回路324(第3電圧生成回路)とを有する。
図10に示すように、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とは、キャリッジ71に支持されている。このような構成とすることで、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とを電気的に接続するケーブル86を短くすることができる。そのため、駆動回路基板30と吐出ヘッド40とを電気的に接続するケーブル86のインピーダンスを低減できる。したがって、吐出ヘッド40に入力される駆動電圧COM−A,COM−B、電圧VBS及び電圧VDDに起因して生じる電流と、ケーブル86のインピーダンスと、により生じる電圧降下は低減される。
また、駆動回路基板30に設けられた回路及び吐出ヘッド40で使用される電圧信号は、電圧生成回路320により生成される。このとき、電圧生成回路320により生成される電圧信号の電圧値は、電圧HVHの電圧値より小さい。そのため、電圧生成回路320は、ケーブル65に起因する電圧降下が生じた電圧HVHに基づいて、電圧信号を生成することが可能である。すなわち、駆動回路基板30において、電圧信号を生成することで、駆動回路基板30に設けられた回路及び吐出ヘッド40で使用される電圧信号の安定化が可能となり、吐出ヘッド40からインクが吐出される吐出精度への影響を低減することができる。
具体的には、電圧生成回路320に含まれる、一定電圧生成回路322は、ケーブル65に起因する電圧降下が生じた電圧HVHに基づいて、圧電素子60の電極612に供給される電圧VBSを生成する。このように、駆動回路基板30において、電圧VBSを生成することで、電圧VBSの安定化が可能となり、ケーブル65に起因する電圧降下によるインクを吐出するための圧電素子60の変位への影響が低減される。
また、電圧生成回路320に含まれる、低電圧生成回路323は、ケーブル65に起因する電圧降下が生じた電圧HVHに基づいて、駆動信号選択回路510が動作するための電源電圧である電圧VDDを生成する。駆動信号選択回路510は、駆動電圧COM−A,COM−Bを適切なタイミングで選択し、圧電素子60が変位するための駆動電圧Voutを生成する。このように、駆動回路基板30において、電圧VDDを生成することで、電圧VDDの安定化が可能となり、駆動信号選択回路510の動作が安定する。よって、ケーブル65に起因する電圧降下により、圧電素子60に駆動電圧Voutが供給されるタイミングにばらつきが生じることが低減される。
また、電圧生成回路320に含まれる、ゲート駆動電圧生成回路324は、ケーブル65に起因する電圧降下が生じた電圧HVHに基づいて、駆動回路311,312が備えるD級増幅回路に含まれる増幅器を駆動させるための電圧GVDDを生成する。駆動回路311,312は、駆動データdA,dBをそれぞれデジタル/アナログ変換した後、MOS−FETなどを用いてD級増幅することで駆動電圧COM−A,COM−Bを生成する。このように、駆動回路基板30において、電圧GVDDを生成することで、電圧GVDDの安定化が可能となり、ケーブル65に起因する電圧降下により駆動電圧COM−A,COM−Bの波形に歪みが生じることが低減される。
以上のように、駆動回路基板30に設けられた回路及び吐出ヘッド40で使用される電
圧信号が、駆動回路基板30に設けられた電圧生成回路320により生成されることで、電圧HVHにケーブル65に起因する電圧降下が生じた場合であっても、インクが吐出される吐出精度への影響が低減される。
また、本実施形態の液体吐出装置1では、吐出ヘッド40が、1インチあたり300個以上、且つ600個以上で設けられた多くのノズル651を有することで、吐出ヘッド40における消費電力が増加する。そのため、ケーブル65には、大きな電流が流れる。しかし、本実施形態における液体吐出装置1では、電圧生成回路320により生成される電圧信号に対して、電圧HVHにケーブル65に起因する電圧降下が影響することが低減されているため、インクの吐出精度の安定化が可能となる。
また、電圧生成回路320は、電源回路基板10(第2基板)に設けられた高電圧生成回路110(電源電圧生成回路)により生成される電圧HVH(第1電圧信号)により動作する。このとき、電圧HVHは、3m以上の長さのケーブル65(フレキシブル配線)を介して、電源回路基板10から制御回路基板20に供給される。
図10に示すように、電圧HVHは、外部から入力される商用電源(例えばAC100V)に基づいて、電源回路基板10に含まれる高電圧生成回路110で生成された高電圧の電圧信号である。なお、高電圧生成回路110は、AC−DCコンバーターで構成されることが好ましく、更には絶縁型のAC−DCコンバーターであることがより好ましい。
電源回路基板10は、高電圧生成回路110で生成された高電圧の電圧HVHを、ケーブル65を介して制御回路基板20に供給する。換言すれば、電源回路基板10は、電圧HVHを供給することより、キャリッジ71に支持された制御回路基板20、駆動回路基板30及び吐出ヘッド40に設けられた各構成(回路)が動作するための電力を供給する。
このとき、電源回路基板10が高電圧の電圧HVHに基づいて当該電力を供給するため、ケーブル65に流れる電流は低減される。したがって、ケーブル65の配線のインピーダンス成分に起因する電圧降下が低減される。
以上のように、電源回路基板10が高電圧の電圧HVHに基づいて当該電力を供給するため、ケーブル65に流れる電流が低減されため、液体吐出装置1のケーブル65の長さが3m以上の大型のインクジェットプリンターあっても、電源回路基板10とキャリッジ71に支持された制御回路基板20との間に生じる電圧降下が低減される。
電圧HVHが供給される制御回路基板20は、駆動回路基板30と共にキャリッジ71に支持されている。したがって、制御回路基板20と駆動回路基板30とを電気的に接続する配線パターンを短くすることが可能となり、よって、当該配線パターンのインピーダンスが小さい。すなわち、制御回路基板20と駆動回路基板30とを電気的に接続する配線パターンにおける電圧降下は小さい。
以上より、駆動回路基板30に供給される電圧HVHには、ケーブル65のインピーダンス成分に起因する電圧降下の影響が低減される。このため、電圧HVHに基づいて駆動回路311,312で生成される駆動電圧COM−A,COM−B、及び電圧生成回路320で生成される電圧VBS,VDD,GVDDは、ケーブル65のインピーダンス成分に起因する電圧降下の影響がさらに低減される。
また、制御回路基板20に供給された電圧HVHは、制御回路基板20で分岐され、複数の駆動回路基板30のそれぞれに供給される。このとき、前述のとおり、制御回路基板
20と駆動回路基板30とを電気的に接続する配線パターンにおける電圧降下は小さい。このため、複数の駆動回路基板30のそれぞれに供給される電圧HVHは、ケーブル65、及び制御回路基板20と駆動回路基板30とを電気的に接続する配線パターンにおける電圧降下のばらつきが低減された電圧信号となる。換言すれば、複数の駆動回路基板30のそれぞれに供給される電圧HVHのばらつきが低減される。
キャリッジ71に複数の駆動回路基板30は、並設した状態でキャリッジ71に支持され、また、複数の吐出ヘッド40は、並設した状態でキャリッジ71に支持されている。このとき、それぞれの駆動回路基板30に入力される電圧HVHのばらつきが低減される。よって、複数の駆動回路基板30に設けられた駆動回路311,312で生成される、駆動電圧COM−A,COM−B、及び電圧生成回路320で生成される、電圧VBS,VDD,GVDDの、複数の駆動回路基板30間でのばらつきが低減される。
以上のように、複数の駆動回路基板30間で駆動電圧COM−A,COM−B、電圧VBS,VDD,GVDDのばらつきが低減されるため、複数の吐出ヘッド40を有する液体吐出装置1であってもインクの吐出精度を向上することが可能となる。
さらに、本実施形態における液体吐出装置1では、キャリッジ71に支持された駆動回路基板30に設けられた駆動回路311,312で生成される駆動電圧COM−A,COM−B、及び電圧生成回路320で生成される電圧VBS,VDD,GVDDに対して、ケーブル65のインピーダンス成分に起因する電圧降下の影響が低減されため、吐出ヘッド40は、1インチあたり300個以上、且つ600個以上の多くのノズル651を有する場合であって、ケーブル65が3m以上の配線長を有する場合であっても、精度よくインクを吐出することが可能となる。
以上、実施形態及び変形例について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様で実施することが可能である。例えば、上記の実施形態を適宜組み合わせることも可能である。
本発明は、実施形態で説明した構成と実質的に同一の構成(例えば、機能、方法及び結果が同一の構成、あるいは目的及び効果が同一の構成)を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成の本質的でない部分を置き換えた構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成と同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成を含む。また、本発明は、実施形態で説明した構成に公知技術を付加した構成を含む。
1…液体吐出装置、2…制御部、3…繰出部、4…支持部、5…搬送部、6…印刷部、10…電源回路基板、20…制御回路基板、21…ホルダー、22…フランジ部、23…固定板、24…補強板、25…収容部、26…凹部、27…カバー部材、23a,24a,28…開口、29…コネクター、30…駆動回路基板、31…保持部材、34…第1面、35…第2面、40…吐出ヘッド、41…第1支持部、42…第2支持部、43…第3支持部、51…回転機構、52…搬送ローラー、53…従動ローラー、60…圧電素子、61…移動機構、62…ガイド部材、63…ガイドレール部、64…キャリッジ支持部、65,86,87…ケーブル、71…キャリッジ、72…キャリッジ本体、73…キャリッジカバー、74…接続基板、75,83…BtoBコネクター、76,77,84,85…FFCコネクター、81…放熱ケース、82…放熱板、91…メンテナンス部、110…高電圧生成回路、210…制御回路、211…吐出データ生成回路、212…駆動データ生成回路、311,312…駆動回路、320…電圧生成回路、322…一定電圧生成回路、323…低電圧生成回路、324…ゲート駆動電圧生成回路、500…吐出モジュ
ール、510…駆動信号選択回路、520…選択制御回路、530…選択回路、600…吐出部、601…圧電体、611,612…電極、621…振動板、631…キャビティー、632…ノズルプレート、641…リザーバー、651…ノズル、651a…ノズル面、661…供給口、M…媒体、R…ロール体

Claims (7)

  1. 駆動信号を生成する駆動回路が設けられた第1基板と、
    前記駆動信号が供給されることで変位する複数の圧電素子と、複数の前記圧電素子のそれぞれに対応し、対応する前記圧電素子の変位に基づき液体を吐出する、1インチあたり300個以上、且つ600個以上設けられたノズルと、を有する吐出ヘッドと、
    前記第1基板と前記吐出ヘッドとを支持した状態で移動可能なキャリッジと、
    を含み、
    前記第1基板には、前記駆動回路及び前記吐出ヘッドの少なくとも一方に供給される電圧信号を生成する電圧生成回路が設けられている、
    ことを特徴とする液体吐出装置。
  2. 3m以上の長さのフレキシブル配線と、
    前記フレキシブル配線を介して前記第1基板と接続され、第1電圧信号を生成する電源電圧生成回路が設けられた第2基板と、
    をさらに有し、
    前記第1電圧信号は、前記駆動回路及び前記吐出ヘッドの少なくともいずれか一方に供給される前記電圧信号より大きな電圧値であり、且つ前記フレキシブル配線を介して前記第2基板から前記電圧生成回路に供給される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の液体吐出装置。
  3. 前記電圧生成回路は、第1電圧生成回路を含み、
    前記第1電圧生成回路は、前記圧電素子に供給される基準電圧信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の液体吐出装置。
  4. 前記電圧生成回路は、第2電圧生成回路を含み、
    前記第2電圧生成回路は、前記圧電素子への前記駆動信号の供給を制御する吐出制御回路に供給される第2電圧信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  5. 前記電圧生成回路は、第3電圧生成回路を含み、
    前記第3電圧生成回路は、前記駆動回路に供給される第3電圧信号を生成する、
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  6. 前記第1基板は複数設けられ、並設した状態で前記キャリッジに支持され、
    前記吐出ヘッドは複数設けられ、並設した状態で前記キャリッジに支持されている、
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
  7. 前記電圧生成回路は、前記第1基板の第1面に設けられ、
    前記駆動回路は、前記第1基板の第2面に設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
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