JP2019097749A - 色覚検査装置 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明において、被検者は、混色光と参照光とが互いに異なる時期に呈示される同一の観察視野を観察したまま検査を行うことができるので、検査中に観察する場所を切り替えるような煩雑な作業を行う必要がない。
しかも、同一の観察視野に呈示される混色光と参照光は、被検者の網膜上の同じ部分で受光されることになる。そのため、混色光を観察してから参照光を観察して対比する際、あるいは、参照光を観察してから混色光を観察して対比する際には、先の観察によって色順応した状態の網膜部分と同じ部分で、後の観察を行うことになる。したがって、相前後して呈示される混色光と参照光とを実質的に同じ色順応状態で観察して対比することができる。よって、従来のように混色光を受光する網膜部分と参照光を受光する網膜部分との間の色順応状態を合わせるための白色光の観察を検査中に適宜挟むようなことは行わなくても、混色光の観察時と参照光の観察時との間で色順応状態が違うことによる検査精度の誤差を実質的に無くすことができる。
同一の観察視野に呈示される混色光の呈示時期と参照光の呈示時期とを瞬時に切り替える場合(すなわち、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との間の始期と終期とが実質的に一致するように切り替える場合)、輝度変化などの過渡的変化が生じる。このような過渡的な変化が生じると、生体の過渡応答による影響で、検査精度に誤差が生じ得る。
本発明によれば、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際、これらの呈示時期が重複する重複時期を設けることにより過渡的変化を軽減することが可能となる。また、このような重複時期の代わりに、同一の観察視野が消光する消光時期を設けたり、混色光及び参照光とは異なる第3色光を同一の観察視野に呈示する第3色光呈示時期を設けたりすることによっても、過渡的変化を軽減することができ、検査精度の誤差を抑制することができる。
本発明によれば、重複時期の間、同一の観察視野に呈示される光が、切り替わり前の混色光又は参照光から切り替わり後の参照光又は混色光へ徐々に変化するので、重複時期の間における輝度変化による影響を更に抑制できる。
本発明によれば、混色光及び参照光とは異なる色の第3色光を混色光及び参照光と同じ観察視野に呈示する時期を設けることにより、新たな機能を付加することができる。
例えば、混色光及び参照光での吸収が少ない錐体が吸収する波長(色)を含む第3色光を用いることで、当該錐体の機能を判定することが可能となり、判定できる色覚異常の種類を増やすことが可能となる。
また、例えば、混色光及び参照光での吸収が多い錐体が吸収する波長(色)を含む第3色光を用いることで、当該錐体の感度を色順応により低下させることができ、色覚異常の型の判別が容易になる。
また、例えば、第3色光を用いることで、錐体(S錐体、M錐体、L錐体)の順応状態をコントロールすることができ、検査の精度を上げることができる。
また、例えば、色順応状態を所定の基準状態に保つための第3色光を用い、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際に第3色光の呈示時期を介在させることで、同じ基準状態での検査結果を得ることが可能となる。具体的には、第3色光として、切り替わり前に呈示された混色光又は参照光によって生じた網膜の錐体間(S錐体、M錐体、L錐体の3種類間)における色順応の差を小さくする白色を用いることで、この色順応の差が切り替わり後の観察に影響して検出誤差を引き起こすのを抑制できる。
本発明によれば、このような第3色光の呈示時期を、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際に介在させることにより、切り替わり前に呈示された混色光又は参照光によって生じた網膜の錐状体間(S錐状体、M錐状体、L錐状体の3種類間)における色順応の差を小さくして、この色順応の差が切り替わり後の観察に影響して検出誤差を引き起こすのを抑制できる。
本発明によれば、第3色光を呈示することで、すべての錐体(S錐体、M錐体、L錐体)間における色順応状態を均一化して、錐体間における色順応の差に起因した検出誤差を抑制することが可能となる。
特に、第3色光が白色であることで、従来の色覚検査に近似した検査条件で色覚検査を行うことができる。すなわち、従来の色覚検査では、上半分に混色光が呈示され下半分に参照光が呈示された円形の観察視野を一定時間(3秒程度)観察したら、白色光を一定時間(5秒程度)観察するという作業を繰り返しながら検査を行うため、検査結果が出るときの全種類の錐体(S錐体、M錐体、L錐体)間における色順応状態は均一化された状況下のものと言える。一方、本発明においても、白色である第3色光を呈示することで、全種類の錐体間における色順応状態が従来同様に均一化されるので、全種類の錐体間における色順応状態が均一化された状況下での検査結果を得ることができる。その結果、例えば、本発明に係る色覚検査装置を用いた色覚検査の検査結果と、従来の色覚検査の検査結果との間で、適切な対比検討を行うことが可能となる。
本発明によれば、混色光を構成する各単色光(例えば、赤色光と緑色光)と参照光(例えば黄色単色光)とを同一の観察視野に交互に呈示して、輝度変化が知覚されない又は最小になるように当該各単色光の輝度を調整し(輝度マッチングさせ)、その後、輝度が調整された前記各単色光で生成した混色光と前記参照光とを交互に呈示して、混色光中の赤色光と緑色光の混合比率を調整するという色覚検査を実施することができる。
以下、本発明に係る色覚検査装置の一実施形態(以下、本実施形態を「実施形態1」という。)について、図面に用いて説明する。
図1は、本実施形態1に係る色覚検査装置の概略構成を示すブロック図である。
図2は、本実施形態1に係る色覚検査装置の一構造例を概略的に示す説明図である。
また、本実施形態1では、観察視野Sに呈示されている光が黄色単色光Yなのか混色光Y’なのかを被検者へ認知させるための報知方法として、ビープ音を出力する方法を採用しているが、他の音(音声やメロディ等)を出力する報知方法や、視覚や触覚などを通じて報知する報知方法などであってもよい。
制御部8の制御回路81は、図3(a)に示すように、パルス幅変調用台形波の繰り返し信号である単色光用制御信号及び混色光用制御信号を生成し、それぞれを混色光用LED制御回路82及び単色光用LED制御回路83へ出力する。混色光用LED制御回路82及び単色光用LED制御回路83は、入力される単色光用制御信号及び混色光用制御信号の信号レベルに応じて、各LED31,32,41へ出力する駆動信号のパルス幅を変更する。したがって、各LED31,32,41へ出力される駆動信号は、図3(b)〜(d)に示すように、それぞれに対応する制御信号の台形波形状に沿って、パルス幅が変化している。
しかも、同一の観察視野Sに呈示される混色光Y’と参照光である黄色単色光Yは、いずれも、被検者の眼Eの網膜上の同じ部分で受光されることになる。そのため、混色光Y’を観察した後に黄色単色光Yを観察して対比する時、あるいは、黄色単色光Yを観察した後に混色光Y’を観察して対比する時、先の観察によって色順応した状態の網膜部分と同じ部分で、後の観察を行うことになる。したがって、相前後して行われる混色光Y’の観察と黄色単色光Yの観察とを実質的に同じ色順応状態で行うことができる。よって、従来のアノマロスコープのように混色光Y’を受光する網膜部分と黄色単色光Yを受光する網膜部分とが異なり、これらの網膜部分間における色順応状態を合わせるための白色光の観察を行わなくても、色順応状態の違いによる検査精度の誤差を実質的に無くすことができる。
したがって、本実施形態1によれば、検査中に被検者が観察する場所を切り替えるような煩雑な作業を行うことなく、従来のアノマロスコープで色順応状態を合わせるための白色光の観察を行った場合と同程度の検査精度を実現することができる。
また、例えば、混色光として、深青色光(436[nm])と青色光(490[nm])の混色光を用い、参照光として、青色光(480[nm])に黄色光(589[nm])を混ぜて彩度を下げた混色光を用いてもよい。この場合、当該色覚検査装置を用いて、3型色覚異常を判定可能なMoreland均等検査を実施することができる。
次に、本発明に係る色覚検査装置の他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態2」という。)について、図面に用いて説明する。
本実施形態2に係る色覚検査装置は、任意の色順応状態における色覚検査を可能にするために、新たに混色光Y’及び参照光である黄色単色光Yとは異なる色の第3色光を、混色光Y’及び黄色単色光Yとは異なる時期に、同一の観察視野Sに呈示するものである。なお、本実施形態2に係る色覚検査装置の基本的な構成や動作は、上述した実施形態1と同様であるため、以下の説明では上述した実施形態1とは異なる点を中心に説明する。
図5は、本実施形態2に係る色覚検査装置の一構造例を概略的に示す説明図である。
制御部8の制御回路81は、図6(a)に示すように、単色光用制御信号及び混色光用制御信号に加えて、白色光用制御信号を生成し、それぞれを混色光用LED制御回路82、単色光用LED制御回路83及び白色光用LED制御回路84へ出力する。本実施形態2では、上述した実施形態1と同様、いずれの制御信号にも台形波の繰り返し信号を用いるが、他の波形をもつ制御信号を用いてもよい。
次に、上述した実施形態1及び2の一変形例について説明する。
上述した実施形態1及び2では、被検者が混色ノブ61及び単色ノブ71を操作して、交互に呈示される黄色単色光Yと混色光Y’の色相及び輝度が同じになるように調整する。本変形例では、このような被検者による調整操作を不要とし、より被検者の作業負担が少なくするものである。
本変形例における色覚検査装置1の基本構成は、上述した実施形態2と同様に、第3色光発光部9を備えたものであるが、混色ノブ61を含む混色比率調整部6及び単色ノブ71を含む輝度調整部7を備えておらず、その代わりに操作部10が設けられている。操作部10は、制御部8に対して被検者の操作を伝えるためのものである。操作部10は、例えば被検者が手で押す1つ又は2つ以上の操作スイッチから構成される。
図9は、混色光Y’の混色比率を決めるパラメータNと混色比率との関係を示すデータテーブルの例である。
次に、本発明に係る色覚検査装置の更に他の実施形態(以下、本実施形態を「実施形態3」という。)について、図面に用いて説明する。
本実施形態3に係る色覚検査装置は、混色光Y'の混色比率の調整の前に、混色光Y'の混色比率を変えて赤色光Rのみ及び緑色光Gのみに設定し、各々の輝度を黄色単色光Yの輝度に一致させる調整を行い、被検者の作業を容易にするものである。なお、本実施形態3では、上述した実施形態2の構成及び動作をベースとし、上述した実施形態2と同様の点については説明を省略して、上述した実施形態2とは異なる点を中心に説明する。
図11は、本実施形態3に係る色覚検査装置の一構造例を概略的に示す説明図である。
2 接眼部
3 混色光発光部
4 単色光発光部
5 導光部
6 混色比率調整部
7 輝度調整部
8 制御部
9 色光発光部
10 操作部
11 音出力部
11A ビープ音発生回路
11B スピーカ
12 輝度調整部
21 外光遮蔽筒
31 赤色LED
32 緑色LED
33 赤色LED駆動回路
34 緑色LED駆動回路
41 黄色LED
42 黄色LED駆動回路
51 光学積分器
52 円形窓
53 筒状部材
61 混色ノブ
62 赤色ノブ
63 緑色ノブ
71 単色ノブ
81 制御回路
82 混色光用LED制御回路
83 単色光用LED制御回路
84 白色光用LED制御回路
91 白色LED
92 白色LED駆動回路
本発明において、被検者は、混色光と参照光とが互いに異なる時期に呈示される同一の観察視野を観察したまま検査を行うことができるので、検査中に観察する場所を切り替えるような煩雑な作業を行う必要がない。
しかも、同一の観察視野に呈示される混色光と参照光は、被検者の網膜上の同じ部分で受光されることになる。そのため、混色光を観察してから参照光を観察して対比する際、あるいは、参照光を観察してから混色光を観察して対比する際には、先の観察によって色順応した状態の網膜部分と同じ部分で、後の観察を行うことになる。したがって、相前後して呈示される混色光と参照光とを実質的に同じ色順応状態で観察して対比することができる。よって、従来のように混色光を受光する網膜部分と参照光を受光する網膜部分との間の色順応状態を合わせるための白色光の観察を検査中に適宜挟むようなことは行わなくても、混色光の観察時と参照光の観察時との間で色順応状態が違うことによる検査精度の誤差を実質的に無くすことができる。
また、本発明によれば、混色光及び参照光とは異なる色の第3色光を混色光及び参照光と同じ観察視野に呈示する時期を設けることにより、新たな機能を付加することができる。
例えば、混色光及び参照光での吸収が少ない錐体が吸収する波長(色)を含む第3色光を用いることで、当該錐体の機能を判定することが可能となり、判定できる色覚異常の種類を増やすことが可能となる。
また、例えば、混色光及び参照光での吸収が多い錐体が吸収する波長(色)を含む第3色光を用いることで、当該錐体の感度を色順応により低下させることができ、色覚異常の型の判別が容易になる。
また、例えば、第3色光を用いることで、錐体(S錐体、M錐体、L錐体)の順応状態をコントロールすることができ、検査の精度を上げることができる。
また、例えば、色順応状態を所定の基準状態に保つための第3色光を用い、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際に第3色光の呈示時期を介在させることで、同じ基準状態での検査結果を得ることが可能となる。具体的には、第3色光として、切り替わり前に呈示された混色光又は参照光によって生じた網膜の錐体間(S錐体、M錐体、L錐体の3種類間)における色順応の差を小さくする白色を用いることで、この色順応の差が切り替わり後の観察に影響して検出誤差を引き起こすのを抑制できる。
同一の観察視野に呈示される混色光の呈示時期と参照光の呈示時期とを瞬時に切り替える場合(すなわち、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との間の始期と終期とが実質的に一致するように切り替える場合)、輝度変化などの過渡的変化が生じる。このような過渡的な変化が生じると、生体の過渡応答による影響で、検査精度に誤差が生じ得る。
本発明によれば、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際、これらの呈示時期が重複する重複時期を設けることにより過渡的変化を軽減することが可能となる。また、このような重複時期の代わりに、同一の観察視野が消光する消光時期を設けたり、混色光及び参照光とは異なる第3色光を同一の観察視野に呈示する第3色光呈示時期を設けたりすることによっても、過渡的変化を軽減することができ、検査精度の誤差を抑制することができる。
本発明によれば、このような第3色光の呈示時期を、混色光の呈示時期と参照光の呈示時期との切り替わりの際に介在させることにより、切り替わり前に呈示された混色光又は参照光によって生じた網膜の錐状体間(S錐状体、M錐状体、L錐状体の3種類間)における色順応の差を小さくして、この色順応の差が切り替わり後の観察に影響して検出誤差を引き起こすのを抑制できる。
本発明によれば、第3色光を呈示することで、すべての錐体(S錐体、M錐体、L錐体)間における色順応状態を均一化して、錐体間における色順応の差に起因した検出誤差を抑制することが可能となる。
特に、第3色光が白色であることで、従来の色覚検査に近似した検査条件で色覚検査を行うことができる。すなわち、従来の色覚検査では、上半分に混色光が呈示され下半分に参照光が呈示された円形の観察視野を一定時間(3秒程度)観察したら、白色光を一定時間(5秒程度)観察するという作業を繰り返しながら検査を行うため、検査結果が出るときの全種類の錐体(S錐体、M錐体、L錐体)間における色順応状態は均一化された状況下のものと言える。一方、本発明においても、白色である第3色光を呈示することで、全種類の錐体間における色順応状態が従来同様に均一化されるので、全種類の錐体間における色順応状態が均一化された状況下での検査結果を得ることができる。その結果、例えば、本発明に係る色覚検査装置を用いた色覚検査の検査結果と、従来の色覚検査の検査結果との間で、適切な対比検討を行うことが可能となる。
本発明によれば、混色光を構成する各単色光(例えば、赤色光と緑色光)と参照光(例えば黄色単色光)とを同一の観察視野に交互に呈示して、輝度変化が知覚されない又は最小になるように当該各単色光の輝度を調整し(輝度マッチングさせ)、その後、輝度が調整された前記各単色光で生成した混色光と前記参照光とを交互に呈示して、混色光中の赤色光と緑色光の混合比率を調整するという色覚検査を実施することができる。
Claims (7)
- 混色光と参照光とを対比して色覚異常を判定する色覚検査装置において、
前記混色光と前記参照光とを互いに異なる時期に同一の観察視野に呈示することを特徴とする色覚検査装置。 - 請求項1に記載の色覚異常検査装置において、
前記混色光の呈示時期と前記参照光の呈示時期とが部分的に重複する重複時期が存在するように、前記混色光と前記参照光とを呈示することを特徴とする色覚異常検査装置。 - 請求項2に記載の色覚検査装置において、
前記重複時期では、前記混色光と前記参照光のうち呈示を終了する方の輝度を徐々に下げるとともに、呈示を開始する方の輝度を徐々に上げることを特徴とする色覚検査装置。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の色覚検査装置において、
前記混色光及び前記参照光とは異なる色の第3色光を、前記混色光及び前記参照光とは異なる時期に、前記同一の観察視野に呈示することを特徴とする色覚検査装置。 - 請求項4に記載の色覚検査装置において、
前記第3色光の色は、前記混色光及び前記参照光の呈示によって生じる網膜の錐体間における色順応の差を小さくする色であることを特徴とする色覚検査装置。 - 請求項4又は5に記載の色覚検査装置において、
前記第3色光の色は、白色であることを特徴とする色覚検査装置。 - 請求項1乃至6のいずれか1項に記載の色覚検査装置において、
前記混色光を構成する各単色光の輝度を調整する手段を有し、
前記各単色光と所定輝度の前記参照光とを前記同一の観察視野に交互に呈示して、輝度変化が知覚されない又は最小になるように前記手段によって輝度が調整された前記各単色光を用いて、前記参照光と対比される前記混色光を前記同一の観察視野に交互に呈示することを特徴とする色覚検査装置。
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