JP2019097297A - 無線給電装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】対象となる受電電極部材の数を光学的に検出することなく、伝達効率を向上する無線給電装置を提供する。【解決手段】無線給電装置12は、受電電極部材14、送電電極部材13および高周波生成部31を備える。送電電極部材13は、受電電極部材14と対向して設けられ、インピーダンスが、電力を供給する対象となる受電電極部材14の数が増加しても変化しないインピーダンスである飽和インピーダンスに設定されている。送電電極部材13は、受電電極部材14との間の静電容量を用いた電界結合によって受電電極部材14へ無線で電力を供給する。高周波生成部31は、送電電極部材13に印加する高周波の電力を生成する。【選択図】図1

Description

本発明は、無線給電装置に関する。
電界共鳴を利用した無線給電装置の場合、送電から受電までの整合が電力の伝達効率に大きな影響を与える。仮に送電電極から電力を受け取る受電電極の数が一定であれば、この受電電極の数にあわせた整合回路を設定することにより、電力の伝達効率の最適化が図られる。一方、送電電極から数が変化する複数の対象物へ電力を伝達する場合、対象物の数が変化すると整合にも変化が生じる。
例えば、送電電極から電力を受け取る対象物の数、つまり受電電極の数が変化する場合、送電電極から電力を受け取る受電電極の数を検出する必要がある。そして、検出した受電電極の数にあわせた整合回路の制御が必要となる。この場合、送電電極への進入側および送電電極からの退出側にそれぞれ対象物を検出する光学的な装置を設け、送電電極から電力を受け取る対象物の数を検出することが考えられる。これにより、整合回路は、光学的に検出された対象物の数に基づいて制御される。
しかしながら、光学的に対象物の数を特定する場合、送電電極にあわせて対象物が進入および退出するための特定の進入口および退出口を設ける必要がある。また、電力の伝達を必要としない機器や物体が送電電極に進入すると、これらの機器や物体が誤って検出され、送電電極から電力を受け取る対象物の数を特定できないおそれがある。その結果、対象物の数にあわせた整合回路の制御が困難となり、電力の伝達効率の低下を招くという問題がある。
国際公開WO2014/002190号公報
そこで、本発明の目的は、対象となる受電電極部材の数を光学的に検出することなく、伝達効率を向上する無線給電装置を提供することにある。
請求項1記載の発明では、受電電極部材に対して無線で電力を供給する送電電極部材のインピーダンスは、飽和インピーダンスに設定されている。飽和インピーダンスとは、電力を供給する対象となる受電電極部材の数が増加しても変化しないインピーダンスである。上述のように電力の伝達効率を高めるためには、送電電極部材は、この送電電極部材から電力の供給を受ける受電電極部材の数にあわせて整合を図る必要がある。すなわち、送電電極部材は、送電電極部材から電力の供給を受ける受電電極部材の数に合わせて、インピーダンスの整合を図る必要がある。従来、この課題に対して、受電電極部材の数を検出し、これにあわせてインピーダンスの制御を行なうことが主眼とされていた。
これに対し、本願発明者らは、送電電極部材から電力の供給を受ける受電電極部材の数が増加するにつれて、電力の供給を受ける対象となる受電電極部材の数が増加しても、インピーダンスの変化が小さくなること、つまりインピーダンスが飽和することを見出した。この受電電極部材の数が増加してもインピーダンスの変化が小さくなる送電電極部材のインピーダンスは、飽和インピーダンスである。送電電極部材のインピーダンスを、この飽和インピーダンスに設定することにより、送電電極部材から電力の供給を受ける受電電極部材の数が変化しても、電力の伝達効率はほとんど変化しなくなる。つまり、電力の伝達効率は、受電電極部材の数に対して不感性が高くなる。その結果、送電電極部材の数の検出は不要となり、その数を検出するための構成、そして検出した数にあわせた整合を図るための制御も不要となる。したがって、対象となる受電電極部材の数を光学的に検出することなく、伝達効率を向上することができる。
一実施形態による無線給電装置を適用した搬送システムの構成を示す概略図 一実施形態による無線給電装置を適用した搬送システムの構成を示す概略図 一実施形態による無線給電装置を適用した搬送システムの移動体の構成を示す概略図 一実施形態による無線給電装置の回路構成を示す概略図 一実施形態による無線給電装置に適用される整合回路の例を示す概略図 一実施形態による無線給電装置に適用される整合回路の例を示す概略図 無線給電装置を適用した搬送システムにおける移動体の数と送電電極部材のインピーダンスの実部との関係を示す概略図 無線給電装置を適用した搬送システムにおける移動体の数と送電電極部材のインピーダンスの虚部との関係を示す概略図
以下、無線給電装置の一実施形態について図面に基づいて説明する。
まず、無線給電装置を適用した搬送システムについて説明する。
図1に示すように、搬送システム10は、移動体11および無線給電装置12を備える。無線給電装置12は、送電電極部材13および受電電極部材14を備えている。送電電極部材13は、例えば工場や倉庫など、搬送システム10を用いる設備15に設けられている。移動体11は、図2に示すように設備15に設定されている走行路16に沿って移動する。移動体11は、図3に示すように整流回路部21、バッテリ22、制御部23および駆動部24を有している。整流回路部21は、受電電極部材14で受け取った高周波を直流に整流する。バッテリ22は、例えばリチウムイオン電池などの二次電池で構成され、整流回路部21で整流された電力を貯える。制御部23は、バッテリ22への充電を制御するとともに、駆動部24で発生する駆動力を制御する。駆動部24は、モータ25および車輪26を有しており、モータ25によって車輪26を回転駆動する。移動体11は、駆動部24で発生する駆動力によって走行路16に沿って移動する。移動体11は、図2に示すように送電電極部材13と反対側の端面に荷物などを搭載する荷台27を有している。
本実施形態の搬送システム10の場合、送電電極部材13は、移動体11が移動する走行路16のうち一部に設けられている。移動体11は、走行路16に沿って移動する際に、走行路16の一部に設けられた送電電極部材13と対向することにより、送電電極部材13から駆動用の電源となる電力を受け取る。移動体11は、受電電極部材14で受け取った電力を、整流回路部21で整流した後、バッテリ22に貯える。送電電極部材13の全長は、1台の移動体11の全長よりも長く設定されている。送電電極部材13の全長を延長することにより、2台以上の移動体11が送電電極部材13から同時に電力を受け取ることができる。
無線給電装置12を構成する送電電極部材13は、一対の並列するレール状に設けられている。送電電極部材13は、直線状に限らず、設備の構造に応じた曲線状や屈曲状であってもよい。送電電極部材13は、例えばアルミニウム、銅、あるいは鉄などの金属材料で形成され、板状である。無線給電装置12を構成する受電電極部材14は、移動体11に設けられている。受電電極部材14は、送電電極部材13と同様に導電性の材料で形成されている。受電電極部材14は、一対の送電電極部材13に対応して移動体11に一対設けられている。受電電極部材14は、送電電極部材13と対向している。この場合、送電電極部材13と受電電極部材14とは、所定の間隔を形成しつつ非接触で対向している。
このように、送電電極部材13と受電電極部材14との間に隙間を形成することにより、これらの間には誘電体となる空気が満たされる。これにより、送電電極部材13と受電電極部材14との間には、静電的な容量が確保される。そのため、送電電極部材13から受電電極部材14には、電界結合を利用して無線による電力の供給が行なわれる。
次に、本実施形態の無線給電装置12について詳細に説明する。
図1に示すように無線給電装置12は、上述した送電電極部材13および受電電極部材14に加え、高周波生成部31、送電側整合回路部32および電力回収部33を備えている。送電電極部材13は、高周波生成部31に接続している。高周波生成部31は、高周波を生成するE級インバータによって構成され、生成した高周波の電力を送電電極部材13に印加する。高周波生成部31は、主電源34に接続している。高周波生成部31は、主電源34から得られた電力を用いて高周波を生成する。なお、高周波生成部31は、E級インバータに限らず、高周波を生成可能であれば任意の構成とすることができる。
送電側整合回路部32は、高周波生成部31と送電電極部材13との間に設けられている。一実施形態の場合、送電側整合回路部32は、図4に示すように高周波生成部31との間にバラン回路35を挟んでいる。送電側整合回路部32は、送電電極部材13のインピーダンスを飽和インピーダンスに設定するための回路である。すなわち、送電側整合回路部32は、送電電極部材13のインピーダンスが飽和インピーダンスとなるように整合されている。高周波生成部31と送電電極部材13との間に送電側整合回路部32を設けることにより、高周波生成部31で生成される高周波と送電電極部材13から発振される高周波との間の整合が図られる。なお、バラン回路35は、省略してもよい。
電力回収部33は、図1に示すように回収側整合回路部41、整流回路部42およびコンバータ43を有している。回収側整合回路部41は、送電電極部材13に接続されている。回収側整合回路部41は、送電電極部材13と高周波生成部31との間に設けられている。一実施形態の場合、回収側整合回路部41は、図4に示すように整流回路部42との間にバラン回路44を挟んでいる。回収側整合回路部41は、送電側整合回路部32と同様に送電電極部材13のインピーダンスを飽和インピーダンスに設定するための回路である。すなわち、回収側整合回路部41は、送電電極部材13のインピーダンスが飽和インピーダンスとなるように整合されている。送電電極部材13と高周波生成部31との間に回収側整合回路部41を設けることにより、送電電極部材13から電力を回収する場合でも、高周波生成部31で生成される高周波と送電電極部材13から発振される高周波との間の整合が図られる。なお、バラン回路44は、省略してもよい。
送電側整合回路部32および回収側整合回路部41は、例えば図5および図6に示すような素子で構成された回路を有している。これら、図5および図6に示す送電側整合回路部32および回収側整合回路部41は、いずれも例示であり、機能を果たす範囲で任意の回路構成とすることができる。
図1に示す整流回路部42は、回収側整合回路部41を通して送電電極部材13から回収した高周波を直流に整流する。コンバータ43は、DC−DCコンバータで構成されており、整流回路部42で直流に整流された電力の電圧を変換し、高周波生成部31へ印加する。上記のような構成により、電力回収部33は、高周波生成部31から送電電極部材13に印加された送電用の電力のうち余剰となった電力を送電電極部材13から回収する。そして、電力回収部33は、回収した電力を高周波生成部31へ供給する機能を果たす。
次に、上記の構成による無線給電装置12の動作について詳細に説明する。
送電電極部材13のインピーダンスは、図7および図8に示すように飽和する傾向を示す。すなわち、送電電極部材13のインピーダンスは、送電電極部材13と対向する移動体11の数、つまり受電電極部材14の数に応じて変化する。具体的には、送電電極部材13におけるインピーダンスを実部と虚部とからなる複素数で表したとき、実数となる実部は、図7に示すように移動体11の台数とともに受電電極部材14の数が増加するにつれて小さくする。ところが、移動体11の数、つまり送電電極部材13から電力を受け取る受電電極部材14の数が一定数を超えると、移動体11の数が増加しても、インピーダンスの実部の変化はほとんど生じなくなる。このように、送電電極部材13におけるインピーダンスの実部は、電力を受け取る受電電極部材14の数が一定数を超えると、下限値で飽和する。
一方、送電電極部材13のインピーダンスのうち虚数となる虚部は、図8に示すように移動体11の台数とともに受電電極部材14の数が増加するにつれて大きくなる。ところが、移動体11の数、つまり送電電極部材13から電力を受け取る受電電極部材14の数が一定数を超えると、移動体11の数が増加しても、インピーダンスの虚部の変化はほとんど生じなくなる。このように、送電電極部材13におけるインピーダンスの虚部は、電力を受け取る受電電極部材14の数が一定数を超えると、上限値で飽和する。以上のように、送電電極部材13のインピーダンスには、移動体11つまり受電電極部材14の数の変化にかかわらず、インピーダンスの変化がほとんど生じない飽和領域が含まれている。
この飽和領域つまり飽和インピーダンスのとき、移動体11の数、つまり送電電極部材13から電力を受け取る受電電極部材14の数が変化しても、送電電極部材13と受電電極部材14との間の整合にはほとんど影響が生じない。すなわち、送電電極部材13が飽和インピーダンスのとき、送電電極部材13から電力を受け取る受電電極部材14を搭載した移動体11の数が変化しても、送電電極部材13と受電電極部材14との間の電力の伝達効率はほとんど変化しない。そこで、本実施形態では、送電電極部材13のインピーダンスは、移動体11の数にかかわらず飽和インピーダンスに設定している。すなわち、本実施形態の場合、送電電極部材13のインピーダンスは、初期値として飽和インピーダンスに設定されている。つまり、送電電極部材13のインピーダンスは、初期値として実部が飽和する下限値に設定され、虚部が飽和する上限値に設定される。これにより、送電電極部材13と対向する移動体11つまり受電電極部材14の数にかかわらず、送電電極部材13のインピーダンスは一定の飽和インピーダンスに維持される。
以上説明した一実施形態では、送電電極部材13のインピーダンスを、飽和インピーダンスに設定している。これにより、送電電極部材13から受電電極部材14への電力の伝達効率は、電力の供給を受ける受電電極部材14の数の変化に対する影響が小さくなる。つまり、電力の伝達効率は、受電電極部材14の数に対して不感性が高くなる。その結果、送電電極部材13のインピーダンスを予め飽和インピーダンスに設定することにより、送電電極部材13の数の検出は不要となり、その数を検出するための構成も不要となる。したがって、対象となる受電電極部材14の数を光学的に検出することなく、伝達効率を向上することができる。
また、一実施形態では、送電電極部材13と受電電極部材14との整合のためにインピーダンスの変更や高周波の周波数を変更するといった制御が不要となる。つまり、一実施形態では、制御器による制御に依存することなく、送電電極部材13と受電電極部材14との間の整合が図られ、送電電極部材13から受電電極部材14への電力の伝達効率の維持が図られる。したがって、制御や機器の複雑化を招くことなく、受電電極部材14の数が変化しても、全体的な電力の伝達効率の向上を図ることができる。
さらに、一実施形態では、電力回収部33によって送電電極部材13に供給された電力のうち余剰の電力を回収している。回収された電力は、再び高周波生成部31から送電電極部材13へ供給される。これにより、余剰の電力が有効に利用される。したがって、全体的な電力の伝達効率の向上を図ることができる。
以上説明した本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能である。
本開示は、実施例に準拠して記述されたが、本開示は当該実施例や構造に限定されるものではないと理解される。本開示は、様々な変形例や均等範囲内の変形をも包含する。加えて、様々な組み合わせや形態、さらには、それらに一要素のみ、それ以上、あるいはそれ以下、を含む他の組み合わせや形態をも、本開示の範疇や思想範囲に入るものである。
図面中、12は無線給電装置、13は送電電極部材、14は受電電極部材、31は高周波生成部、33は電力回収部、41は回収側整合回路部、42は整流回路部、43はコンバータを示す。

Claims (3)

  1. 1つ以上の受電電極部材(14)と、
    前記受電電極部材(14)と対向して設けられ、インピーダンスが、電力を供給する対象となる前記受電電極部材(14)の数が増加しても変化しないインピーダンスである飽和インピーダンスに設定され、前記受電電極部材(14)との間の静電容量を用いた電界結合によって前記受電電極部材(14)へ無線で電力を供給する送電電極部材(13)と、
    前記送電電極部材(13)に印加する高周波の電力を生成する高周波生成部(31)と、
    を備える無線給電装置。
  2. 前記送電電極部材(13)から余剰の電力を回収する電力回収部(33)をさらに備える請求項1記載の無線給電装置。
  3. 前記電力回収部(33)は、
    前記送電電極部材(13)に接続され、インピーダンスが前記飽和インピーダンスに整合されている回収側整合回路部(41)と、
    前記回収側整合回路部(41)から回収した高周波を整流する整流回路部(42)と、
    前記整流回路部(42)で整流した電力の電圧を変換し、前記高周波生成部(31)へ印加するコンバータ(43)と、
    を有する請求項2記載の無線給電装置。
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