JP6079026B2 - コイルユニットおよびそれを用いたワイヤレス給電装置 - Google Patents

コイルユニットおよびそれを用いたワイヤレス給電装置 Download PDF

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Description

本発明は、コイルユニットおよびそれを用いたワイヤレス給電装置に関する。
電源コードなしで電力を供給するワイヤレス給電技術が注目されつつある。現在のワイヤレス給電技術は、(A)電磁誘導を利用するタイプ(近距離用)、(B)電波を利用するタイプ(遠距離用)、(C)磁場の共振現象を利用するタイプ(中距離用)の3種類に大別できる。例えば電気自動車の車両下部に受電コイルを配置して、地中の給電コイルからワイヤレスで電力を伝送するという案も検討されており、このワイヤレス給電技術を用いれば、完全に絶縁されたシステムが構築可能となる。
ところで、電気自動車等へワイヤレス給電を応用する際には、例えば給電コイルと受電コイルの直径を40〜50cmとした場合に、両コイル間のギャップは両コイルの直径の1/2以下の10〜20cm程度に設計できる。このようなワイヤレス給電装置において、給電コイルが発生する強い交流磁束のため、誤って給電コイルと受電コイルとの間に金属等の異物が混入すると、渦電流が金属等に流れて受電コイルへの伝送電力が損なわれるという問題があった。このため、コイル近傍に温度検出手段を設けて異物を検出する技術が提案されていた。(特許文献1、2)
特開2011−229264号公報 特開2009−277690号公報
しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示される技術は、コイル間に混入した金属等の異物の温度上昇を温度検出素子が検出するまでに時間を要するため、異物混入を瞬時に検出することができないという課題があった。
特に電気自動車等への応用として、大電力(例えば数k〜数10kW)をワイヤレス給電する場合、給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物、例えば鉄板やアルミニウム板、銅板等が誤って混入すると、渦電流が金属等に流れて受電コイルへの伝送電力が損なわれるという問題が考えられ、この問題を未然に防ぐ仕組みが必要であった。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物が混入したときに、温度上昇が発生する前に瞬時に異常を検出することが可能なコイルユニットと、当該コイルユニットを用いて伝送電力が損なわれることを回避できるワイヤレス給電装置を提供することを目的とする。
本発明に係るコイルユニットは、給電コイルと、給電コイルからワイヤレスで伝送される電力を受電する受電コイルと、給電コイルの近傍に具備された検出コイルと、を備え、検出コイルのコイル領域は、給電コイルの巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイルの巻線部の外側に位置する外側領域とを有することを特徴とする。
本発明によれば、検出コイルのコイル領域は、給電コイルの巻線部の内側に位置する内側領域と給電コイルの巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物が混入していないときは、給電コイルの内側と外側とでは給電コイルから発生する交流磁束の向きが互いに逆向きであるために、検出コイルの内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイルのコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物が混入したときには、検出コイルの内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイルのコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
ここで、検出コイルのコイル領域内での交流磁束の変化を検出する手段として、例えばオシロスコープを用いて検出コイルの出力波形を検出する方法や、電流センサを用いて検出コイルの電流波形を検出する方法などが挙げられる。
さらに検出コイルの内側領域の占める割合が外側領域の占める割合よりも大きいことが望ましい。この場合、検出コイルの給電コイルの巻線部外側への突出長さを短くすることが可能となり、システム全体の形状を小型化できる。
検出コイルは、共振コンデンサと検出信号出力用抵抗器に接続されて閉回路を構成するようにしてもよい。この場合、検出コイルと共振コンデンサが共振することにより大きな検出信号が得られるため、検出感度を向上させることができる。
本発明に係るワイヤレス給電装置は、上記コイルユニットと、コイルユニットの給電コイルに電力増幅器を介して接続される駆動信号源と、検出コイルの出力信号が接続される第1の入力端子と駆動信号源の出力信号が接続される第2の入力端子を備えた位相比較器と、位相比較器の出力信号が接続される判定器と、判定器の出力信号と電力増幅器に接続される一次側電力制御部とを備え、位相比較器は第1の入力端子と第2の入力端子に入力された信号を比較して位相差が検出され、判定器は位相比較器で検出された位相差に基づいて異物が混入したかどうかを判定し、一次側電力制御部は判定器によって異物が混入したと判定されたときに給電コイルを駆動する電力増幅器の電力を減少または停止させることを特徴とする。
このワイヤレス給電装置によれば、給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物が混入すると、位相比較器において検出された位相の変化(位相差)が判定器に出力され、判定器によって異物が混入したかどうかの判定が行われ、異物が混入したと判定されたときに一次側電力制御部が給電コイルを駆動する電力増幅器の電力を減少または停止させている。このため、伝送電力が損なわれることを回避できる。
本発明のコイルユニットによれば、給電コイルと受電コイルの間に金属等の異物が混入したときに、温度上昇が発生する前に瞬時に異常を検出することができる。また当該コイルユニットを用いたワイヤレス給電装置によれば、伝送電力が損なわれることを回避できる。
本発明の第1実施形態におけるコイルユニットの側面図である。 本発明の第1実施形態における給電ユニットコイルの上面図である。 本発明の第1実施形態における検出コイルの詳細図である。 検出コイルの変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態における給電ユニットコイルの上面図である。 (a)は本発明の第3実施形態における給電ユニットコイルの上面図である。(b)は(a)の検出コイルを1つ抜粋した図である。 本発明の第4実施形態における給電ユニットコイルの上面図である。 (a)は検出コイルの回路構成例である。(b)は(a)に共振コンデンサを追加した検出コイルの回路構成例である。 本発明の実施形態におけるワイヤレス給電装置の構成図である。 駆動周波数と受電電力と検出信号の振幅の関係を示す図である。 駆動信号源の波形と共振電流と検出信号の関係を示す図である。 (a)は給電コイルに対する検出コイルの位置が外側寄りに配置された場合の各部信号を示す図である。(b)は給電コイルに対する検出コイルの位置がヌルポイントに配置された場合の各部信号を示す図である。(c)は給電コイルに対する検出コイルの位置が内側寄りに配置された場合の各部信号を示す図である。 (a)は鉄板が混入したときのコイルユニットの側面図である。(b)は鉄板が混入したときの給電ユニットコイルの上面図である。 鉄板の水平距離に対する駆動信号と検出信号との位相差を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、説明において、同一要素又は同一機能を有する要素には、同一符号を用いることとし、重複する説明は省略する。
まず、図1〜図3を参照して、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットL1の構成について説明する。図1は、第1実施形態に係るコイルユニットL1の側面図である。図2は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットL1の給電コイル2と検出コイル3を含む給電ユニットコイル1の上面図である。図3は、本発明の第1実施形態に係るコイルユニットL1の検出コイル3の詳細を示した図である。
コイルユニットL1は、図1に示されるように、給電コイル2と、検出コイル3と、受電コイル4と、ロードコイル5を含む。給電コイル2と受電コイル4は、給電に際し、その間に所定の距離を空けつつ、ワイヤレスで近接して配置される。本実施形態では、給電コイル2と受電コイル4の間の距離は例えば120mmに設定されている。検出コイル3は、給電コイル2上に配置されている。ロードコイル5は、図示されない負荷装置に電力を伝送するよう受電コイル4の外側に巻回される。受電コイル4とロードコイル5は電磁結合している。
給電ユニットコイル1は、図2に示されるように、給電コイル2と検出コイル3を含む。本実施形態では、給電コイル2は略正方形を呈しており、その大きさは例えば外径360mm、内径300mmである。検出コイル3は、1個または複数から構成され、本実施形態では4個配置されている。検出コイル3のコイル領域は、給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。
本実施形態における検出コイル3の形状は、図3に示されるように、T字型を呈しており、数回巻きから10回巻き程度で構成されている。
以上のように、本実施形態では、検出コイル3のコイル領域が給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入していないときは、給電コイル2の巻線部の内側と外側とで給電コイル2から発生する交流磁束の向きが互いに逆向きとなるため、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入したときには、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
続いて、図4を参照して、検出コイル3の変形例の構成について説明する。図4は、変形例に係る給電ユニットコイル11の上面図である。
図4に示された変形例では、検出コイル13は略長方形を呈している。検出コイル13のコイル領域は、第1実施形態の検出コイル3のコイル領域と同様に、給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入していないときは、給電コイル2の巻線部の内側と外側とで給電コイル2から発生する交流磁束の向きが互いに逆向きとなるため、検出コイル13の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル13のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入したときには、検出コイル13の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル13のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
ここで、T字型の検出コイル3と長方形型の検出コイル13を比較すると、検出コイル3のコイル領域は給電コイル2の中心付近まで延びている。言い換えると、検出コイル3の内側領域の占める割合が外側領域の占める割合よりも大きくなっている。一方、検出コイル13のコイル領域は給電コイル2の巻線部内側への突出長さよりも給電コイル2の巻線部外側への突出長さが長くなっている。言い換えると、検出コイル13の内側領域の占める割合が外側領域の占める割合よりも小さくなっている。このように、検出コイル3の内側領域を給電コイル2の中心付近まで延ばして配置したとしても、検出コイル3の外側領域を給電コイル2の巻線方向に沿って延ばして配置することで、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。したがって、検出コイル3の内側領域の占める割合を外側領域の占める割合よりも大きくすることによって、検出コイル3の給電コイル2の巻線部外側への突出長さを短くすることが可能となり、システム全体の形状を小型化できる。
次に、図5を参照して、本発明の第2実施形態に係る給電ユニットコイル21の構成について説明する。図5は、本発明の第2実施形態に係る給電ユニットコイル21の上面図である。
給電ユニットコイル21は、図5に示されるように、給電コイル2と複数の検出コイル23を含む。検出コイル23は、検出コイル3の形状を変形したものであって、給電コイル2の中心部に向かって延びるように32個配置されている。各検出コイル23のコイル領域は、給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。
以上のように、本実施形態では、検出コイル23のコイル領域が給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入していないときは、給電コイル2の巻線部の内側と外側とで給電コイル2から発生する交流磁束の向きが互いに逆向きとなるため、検出コイル23の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル23のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイル2の近傍に金属等の異物が混入したときには、検出コイル23の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル23のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
本実施形態においては、複数の検出コイル23のコイル領域が給電コイル2の中心部に向かって配置されている。これにより、給電コイル2のどこに金属等の異物が混入したとしても、精度良く検出することができる。なお、本実施形態では、検出コイル23の内側領域の占める割合が外側領域の占める割合よりも大きくなっているため、検出コイル23の給電コイル2の巻線部外側への突出長さを短くすることが可能となり、システム全体の形状を小型化できる。
次に、図6を参照して、本発明の第3実施形態に係る給電ユニットコイル31の構成について説明する。図6(a)は、本発明の第3実施形態に係る給電ユニットコイル31の上面図である。図6(b)は、図6(a)の検出コイル33を1つ抜粋して示した図である。
給電ユニットコイル31は、図6(a)に示されるように、給電コイル12と複数の検出コイル33を含む。給電コイル12は、略円形を呈している。検出コイル33は、検出コイル3を変形したものであって、コイル領域が給電コイル12の中心部に向かって延びるように32個配置されている。各検出コイル33は、給電コイル12の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル12の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。本実施形態では、検出コイル33のコイル領域の内側領域は、図6(b)に示されるように、先が鋭角の略二等辺三角形の形状を呈している。
以上のように、本実施形態では、検出コイル33のコイル領域が給電コイル12の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル12の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイル12の近傍に金属等の異物が混入していないときは、給電コイル12の巻線部の内側と外側とで給電コイル12から発生する交流磁束の向きが互いに逆向きとなるため、検出コイル33の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル33のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイル12の近傍に金属等の異物が混入したときには、検出コイル33の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル33のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
本実施形態においては、複数の検出コイル33のコイル領域が給電コイル12の中心部に向かって配置されている。これにより、給電コイル12のどこに金属等の異物が混入したとしても、精度良く検出することができる。なお、本実施形態では、検出コイル33の内側領域の占める割合が外側領域の占める割合よりも大きくなっているため、検出コイル33の給電コイル12の巻線部外側への突出長さを短くすることが可能となり、システム全体の形状を小型化できる。
本実施形態においては、検出コイル33のコイル領域の内側領域は先が鋭角の略二等辺三角形の形状を呈している。すなわち、検出コイル33のコイル領域の内側領域が外側領域から内側領域に向かって漸次細くなっている。これにより、給電コイル12の形状が円形であっても、中心部まで検出コイル33のコイル領域を延ばすことが可能となるため、金属等の異物を中心部まで精度良く検出することができる。
次に、図7を参照して、本発明の第4実施形態に係る給電ユニットコイル41の構成について説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る給電ユニットコイル41の上面図である。
給電ユニットコイル41は、図7に示されるように、給電コイル22と複数の検出コイル43を含む。給電コイル22は、略長方形を呈している。検出コイル43は、検出コイル3を変形したものであって、コイル領域が略長方形を呈している。本実施形態では、5個の検出コイル43がそれぞれ給電コイル22の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル22の巻線部の外側に位置する2箇所の外側領域を有している。
以上のように、本実施形態では、検出コイル43のコイル領域が給電コイル22の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル22の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。このため、給電コイル22の近傍に金属等の異物が混入していないときは、給電コイル22の巻線部の内側と外側とで給電コイル22から発生する交流磁束の向きが互いに逆向きとなるため、検出コイル43の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の少なくとも一部が打ち消しあい、検出コイル43のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれる。逆に給電コイル22の近傍に金属等の異物が混入したときには、検出コイル43の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル43のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるため、瞬時に異物を検出することができる。
本実施形態においては、検出コイル43のコイル領域が給電コイル22の巻線部の外側に位置する2箇所の外側領域を有している。これにより、検出コイル43のコイル領域の外側領域に比較的大きな領域を有しているため、給電コイル22の巻線部の外側に金属等の異物が混入したとしても、広範囲において精度良く検出することができる。
続いて、図8を参照して、検出コイルの回路構成について説明する。図8は、検出コイルの回路構成例を示した図である。
図8(a)の回路構成例では、検出コイル53が検出用抵抗器R1と接続されて閉回路を構成し、検出信号v1が出力される。一方、図8(b)の回路構成例では、検出コイル53が検出用抵抗器R1と共振コンデンサC1と接続されて閉回路を構成し、検出信号v2が出力される。図8(b)の回路構成例は、図8(a)の回路構成例に対して、検出コイル53と直列共振するように共振コンデンサC1が追加されている。この場合、検出コイル53と共振コンデンサC1が共振することによって大きな検出信号が得られるため、検出コイル53の検出感度を向上させることができる。
続いて、図9を参照して、本発明のワイヤレス給電装置S1の構成について説明する。ここでは、本実施形態では交流磁束の変化を検出する手段として、位相比較器を用いて説明する。図9は、本発明のワイヤレス給電装置S1の構成図である。
ワイヤレス給電装置S1は、図9に示されるように、給電ユニット100と、受電ユニット200を含む。給電ユニット100は、給電コイル101と、検出コイル102、112と、駆動信号源104と、電力増幅器105と、第1の位相比較器106と、第2の位相比較器116と、判定器107と、一次側電力制御部108と、を備える。受電ユニット200は、受電コイル201と、ロードコイル202と、負荷203と、を備える。
検出コイル102、112は、2個で構成されており、検出コイル102、112はそれぞれ給電コイル101の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル101の巻線部の外側に位置する外側領域とを有している。
検出コイル102は、検出用抵抗器R2に接続されて、閉回路を構成している。検出コイル102は、受電コイル201が発生する交流磁束を検出信号に変換して、検出信号出力端子103から出力され、第1の位相比較器106の第1の入力端子に入力される。ここで、検出信号出力端子103から出力される検出信号は、検出用抵抗器R2によって閉回路を流れる電流を電圧に変換したものである。
検出コイル112は、検出用抵抗器R3に接続されて、閉回路を構成している。検出コイル112の信号は、検出用抵抗器R3から受電コイル201が発生する交流磁束を検出信号として、検出信号出力端子113から出力され、第2の位相比較器116の第1の入力端子に入力される。
駆動信号源104は、電力増幅器105を介して給電コイル101に接続されており、電力増幅器105が電力を増幅して給電コイル101を駆動する。駆動信号源104の信号は、第1の位相比較器106及び第2の位相比較器116の第2の入力端子にもそれぞれ入力される。駆動信号源104の周波数は、共振周波数frで駆動する。
第1の位相比較器106及び第2の位相比較器116は、判定器107に接続されており、第1の入力端子と第2の入力端子に入力された信号を比較して位相差が検出される。
判定器107は、第1の位相比較器106及び第2の位相比較器116で検出した位相差に基づいて、給電コイル101と受電コイル201の間に金属等の異物が混入したかどうかの判定が行われる。
一次側電力制御部108は、判定器107と電力増幅器105に接続されており、入力された判定器107の判定結果に基づいて、電力増幅器105の給電コイル101を駆動する電力を減少または停止させる動作が行われる。
受信コイル201は、共振コンデンサC2と直列に接続されて共振器を構成している。受電コイル201のインダクタンスLと共振コンデンサC2の静電容量Cの定数によって共振周波数frが決定される。
ロードコイル202は、受電コイル201の近傍に配置され、負荷203に接続されている。受電コイル201とロードコイル202は電磁結合している。
負荷203は、例えば電気自動車をワイヤレスで充電するシステムを構築する場合、図示しない整流/平滑回路、充電制御回路、リチウム・イオン二次電池等により構成される。
以上のように、本実施形態では、給電コイル101と受電コイル201の間に金属等の異物が混入すると、第1の位相比較器106及び第2の位相比較器116において検出された位相の変化(位相差)が判定器107に出力され、判定器107によって異物が混入したかどうかの判定が行われ、異物が混入したと判定されたときに一次側電力制御部108が給電コイル101を駆動する電力増幅器105の電力を減少または停止させている。このため、伝送電力が損なわれることを回避することができる。
続いて、図10及び図11を参照して、本発明のワイヤレス給電装置S1による金属等の異物を検出する原理について詳細に説明する。図10及び図11は本発明のワイヤレス給電装置S1の原理を説明するための各種特性を示した図である。
図10に示すグラフは、横軸は図9に示す駆動信号源104の駆動周波数を表示し、縦軸は図9に示す負荷203の受電電力300と、検出信号出力端子103、113から出力される検出信号の振幅301を表示している。受電電力300と検出信号の振幅301は、図10に示されるように、同一周波数で最大値となる。受電コイル201と共振コンデンサC2の定数により決定される共振周波数で最大電力が得られ、検出コイル102、112の検出信号も最大となるためである。
図11に示すグラフは、駆動信号302と、受電コイル201に流れる共振電流303と、検出信号出力端子103または113から出力される検出信号304、314の関係が示されている。金属等の異物が混入していないときの検出信号304を基準として、給電コイル101と受電コイル201の間に金属等の異物が混入したときは、図11に示されるように、検出信号314の波形であって、位相差が小さくなり検出可能である。このように位相差が小さくなる原因としては、金属等の異物が混入したことにより、検出コイル102、112の内側領域における交流磁束が減少し、検出コイル102、112の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出信号304の波形が歪むためである。
ここで、図12を参照して、検出コイルの好ましい配置について詳細に説明する。図12は、駆動信号312と、図2に示す検出コイル3から出力される検出信号324の関係を示した図である。
図12(a)に示すグラフは、図2に示す検出コイル3が給電コイル2の外側寄りに配置された状態が示されており、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の一部が打ち消しあい、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束が駆動信号312と同位相の状態で平衡に保たれていることが検出信号324として現れている。図12(b)に示すグラフは、図2に示す検出コイル3がヌルポイントに配置された状態が示されており、給電コイル2から発生する交流磁束は、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束が相殺され、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束がゼロの状態で平衡に保たれていることが検出信号324として現れている。図12(c)に示すグラフは、図2に示す検出コイル3が給電コイル2の内側寄りに配置された状態が示されており、給電コイル2から発生する交流磁束は、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の一部が打ち消しあい、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束が駆動信号312と180°位相がずれた状態で平衡に保たれていることが検出信号324として現れている。
すなわち、図12(a)、図12(b)、図12(c)のいずれの状態であっても、検出コイル3のコイル領域が給電コイル2の巻線部の内側に位置する内側領域と、給電コイル2の巻線部の外側に位置する外側領域とを有しているため、金属等の異物が混入していないときは、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束が相殺または一部打ち消しあい、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束が平衡状態に保たれていることが検出信号324として現れている。一方、金属等の異物が混入すると、検出コイル3の内側領域における交流磁束と外側領域における交流磁束の打ち消しあうバランスが変化し、検出コイル3のコイル領域内での交流磁束の平衡状態が崩れるのに伴って、検出信号324も平衡状態が崩れて現れるため、金属等の異物を検出することが可能となる。特に、図12(b)のように、検出信号324がゼロの平衡状態を保つ位置に検出コイル3を配置すると、精度良く金属等の異物を検出可能であるため好ましい。
続いて、図13、図14を参照して、鉄板6が混入したときと混入していないときの特性変化について具体的な例を用いて詳細に説明する。図13(a)は、鉄板6が混入したときのコイルユニットL2の側面図である。図13(b)は、鉄板6が混入したときの給電ユニットコイル51の上面図である。図14は、鉄板の水平距離に対する駆動信号と検出信号の位相差を示す図である。
まず、鉄板6が混入した状態を図13(a)及び図13(b)に示す。コイルユニットL2は、図13(a)に示すように、給電コイル32と、検出コイル63と、受電コイル14、ロードコイル15を含む。図13(a)に示されるように、鉄板6が給電コイル32と受電コイル14との間に混入した状態が示されており、給電コイル32から混入した鉄板6までの距離をzmmとする。
給電ユニットコイル51は、図13(b)に示すように、給電コイル32と、検出コイル63を含む。図13(b)に示されるように、検出コイル63上に鉄板6が混入した状態が示されており、基準線から水平方向に移動した鉄板6の水平距離を±xmmとする。ここで、鉄板6の大きさは例えば160mm×160mm×0.25mmのものを使用した。
図14に示すグラフは、横軸に基準線から水平方向に移動した鉄板6の水平距離±xmmを表示し、縦軸に駆動信号と検出信号との位相差を表示している。図14に示す例においては、鉄板6が混入していないときの駆動信号と検出信号との位相差(3.54μs)を基準として、鉄板6の給電コイル32からの距離zを0mm、50mm、100mmに変化させて測定した。測定結果から、鉄板6の水平距離xが±200mmの範囲において、基準値よりも位相差が小さくなっており、検出が可能であった。
以上、本発明の好適な実施形態について説明してきたが、本発明は必ずしも上述した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
再充電可能な二次電池を有する機器に利用可能であり、例えば、小容量では、電気シェーバー、据え置き型コードレス電話器、携帯電話機、携帯音楽プレーヤ等である。中容量では、業務用電動工具、工場内の搬送機、ロボット、LED照明、大型扇風機等である。大容量では、電気自動車、太陽光発電等のワイヤレス電力伝送システムに利用できる。
1,11,21,31,41,51…給電ユニットコイル、2,12,22,33,101…給電コイル、3,13,23,33,43,53,63,102,112…検出コイル、4,14,201…受電コイル、5,15,202…ロードコイル、6…鉄板、100…給電ユニット、103,113…検出信号出力端子、104…駆動信号源、105…電力増幅器、106…第1の位相比較器、116…第2の位相比較器、107…判定器、108…一次側電力制御部、200…受電ユニット、203…負荷、300…受電電力、301…検出信号の振幅、302,312…駆動信号、303…共振電流、304,314,324…検出信号、L1,L2…コイルユニット、R1,R2,R3…検出用抵抗器、C1,C2…共振コンデンサ、S1…ワイヤレス給電装置

Claims (4)

  1. 給電コイルと、前記給電コイルからワイヤレスで伝送される電力を受電する受電コイルと、前記給電コイルの近傍に具備された複数の検出コイルと、を備え、前記複数の検出コイルの各検出コイルのコイル領域は、前記給電コイルの巻線部の内側に位置する内側領域と、前記給電コイルの巻線部の外側に位置する外側領域とを有し、前記複数の検出コイルの各検出コイルの前記内側領域の占める割合が前記複数の検出コイルの各検出コイルの前記外側領域の占める割合よりも大きいことを特徴とするコイルユニット。
  2. 前記複数の検出コイルは、各検出コイルのコイル領域内での前記給電コイルから発生する交流磁束がゼロの状態で平衡に保たれるように配置されていることを特徴とする請求項1に記載のコイルユニット。
  3. 前記検出コイルは、共振コンデンサと検出信号出力用抵抗器に接続されて閉回路を構成することを特徴とする請求項1または2に記載のコイルユニット。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載のコイルユニットと、前記コイルユニットの前記給電コイルに電力増幅器を介して接続される駆動信号源と、前記検出コイルの出力信号が供給される第1の入力端子と前記駆動信号源の出力信号が供給される第2の入力端子を備えた位相比較器と、前記位相比較器の出力信号が供給される判定器と、前記判定器の出力信号と前記電力増幅器に接続される一次側電力制御部とを備え、前記位相比較器は前記第1の入力端子と前記第2の入力端子に入力された信号を比較して位相差が検出され、前記判定器は前記位相比較器で検出された位相差に基づいて異物が混入したかどうかを判定し、前記一次側電力制御部は前記判定器によって異物が混入したと判定されたときに前記給電コイルを駆動する前記電力増幅器の電力を減少または停止させることを特徴とするワイヤレス給電装置。
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