JP2019095987A - 情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム - Google Patents

情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラム Download PDF

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Mizuki Mashita
瑞希 眞下
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Abstract

【課題】金融機関のサーバと通信する設備を有さない施設であっても、現金の払い戻しサービスを提供可能とする。
【解決手段】本情報処理システムは、管理サーバと要求元装置とを含む。管理サーバは、要求元装置から支払元口座情報と要求額とを含む払い戻し要求を受け付ける受付手段と、要求額を示す情報を含む要求額識別子を要求元装置へ返送する返送手段と、要求元装置から支払先口座情報を受信する受信手段と、を有する。要求元装置は、管理サーバに対して、払い戻し要求を送信する要求手段と、管理サーバから返送された要求額識別子を出力する識別子出力手段と、要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得する取得手段と、取得手段が取得した支払先口座情報を管理サーバに送信する口座情報送信手段と、を有する。
【選択図】図7

Description

本発明は、情報処理システム、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムに関する。
金融機関以外の施設でも現金の払い戻しが受けられる技術が提案されている。
特開平11−219398号公報 特開平11−306255号公報 特開2004−206509号公報
金融機関以外の施設で現金の払い戻しを受ける場合、金融機関のサーバと通信するための設備を当該施設に用意することになる。このような設備を用意することは、当該施設にとって大きな負担となる。
そこで、開示の技術の1つの側面は、金融機関のサーバと通信する設備を有さない施設であっても、現金の払い戻しサービスを提供可能とする情報処理システムを提供することを目的とする。
開示の技術の1つの側面は、次のような情報処理システムによって例示される。本情報処理システムは、管理サーバと要求元装置とを備える。管理サーバは、支払元口座情報と要求額とを含む払い戻し要求を要求元装置から受け付ける受付手段と、要求額を示す情報を含む要求額識別子を要求元装置へ返送する返送手段と、要求元装置から支払先口座情報を受信する受信手段と、を有する。要求元装置は、管理サーバに対して、払い戻し要求を送信する要求手段と、管理サーバから返送された要求額識別子を出力する識別子出力手段と、要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得する取得手段と、取得手段が取得した支払先口座情報を管理サーバに送信する口座情報送信手段と、を有する。
このような技術によれば、要求元装置は、管理サーバに対して支払元口座情報と要求額とを含む払い戻し要求を送信する。管理サーバは、要求額を示す情報を含む要求額識別子を要求元装置へ返送する。要求額識別子を受信した要求元装置は、受信した要求額識別子を出力する。要求元装置は、要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得し、取得した支払先口座情報を管理サーバに送信する。要求元装置から支払先口座情報を受信することで、管理サーバは、支払元口座情報が示す支払元口座から支払先口座情報が示す支払先口座へ要求額の資金を移動することができる。すなわち、要求元装置が管理サーバと施設との間の情報のやり取りを中継するため、施設は管理サーバと通信する設備を保有しなくともよい。なお、支払元口座情報および支払先口座情報は、口座番号のように預金口座を直接的に示す情報であってもよいが、これに限定されない。すなわち、管理サーバが、支払元口座情報や支払先口座情報から預金口座を特定できる情報であればよい。管理サーバが支払元口座情報や支払先口座情報と預金口
座との対応関係を管理しており、当該対応関係を基に預金口座が特定できればよい。支払元口座情報は、例えば、要求元装置が管理サーバに接続する際に用いたユーザIDであってもよく、支払先口座情報は、例えば、施設を識別する情報であってもよい。
さらに、開示の技術は次の特徴を有してもよい。管理サーバは、受付手段が払い戻し要求を受け付けると、要求額の資金を支払元口座から保留口座に移動する保留手段と、保留口座から支払先口座情報が示す支払先口座に要求額の資金を移動する清算手段と、をさらに有する。このような技術によれば、管理サーバは払い戻し要求を受信した時点で要求額の資金を支払元口座から保留口座に移動するため、払い戻し要求の受信と支払先口座情報の受信との間に支払元口座から資金が移動することによる資金不足が生じる可能性が抑制される。
さらに、開示の技術は次の特徴を有してもよい。管理サーバは、所定の時期までの間に受信した支払先口座情報が示す支払先口座と要求額との対応関係を管理する管理手段をさらに有し、清算手段は、所定の時期になると、保留口座から支払先口座の各々への資金の移動を対応関係にしたがって行う。このような技術によれば、例えば、決算の時期にあわせて複数の取引をまとめて、支払先口座への資金の移動を行うことができる。
さらに、開示の技術は次の特徴を有してもよい。施設には支払先口座情報を提供可能な端末が設けられており、要求元装置および端末との間は近距離無線通信による通信が可能であり、取得手段は、近距離無線通信によって端末から支払先口座情報を取得する。このような技術によれば、要求元装置の操作者が要求元装置に支払先口座情報を入力しなくともよい。また、要求元装置の操作者による操作ミスの発生を抑制できる。
さらに、開示の技術は次の特徴を有してもよい。要求元装置は、自装置の位置情報を取得可能であるとともに施設の位置情報と支払先口座情報とを対応付けて管理しており、取得手段は、取得した位置情報に対応付けられた支払先口座情報を取得する。位置情報は、例えば、位置情報システムが提供する。位置情報システムは、要求元装置が備えてもよいし、外部の装置が備えてもよい。外部の装置が位置情報システムを備える場合、要求元装置は当該外部の装置から位置情報を取得すればよい。このような技術によれば、支払先口座情報の取得が容易になる。
さらに、開示の技術は、情報処理装置、情報処理方法および情報処理プログラムの側面から把握することも可能である。
本情報処理システムは、金融機関のサーバと通信する設備を有さない施設であっても、現金の払い戻しサービスを提供可能とすることができる。
図1は、実施形態に係る現金払い戻しシステムの構成の一例を示す図である。 図2は、情報処理装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る現金払い戻しシステムの処理ブロックの一例を示す図である。 図4は、出金ログの一例を示す図である。 図5は、口座管理DBの一例を示す図である。 図6は、資金移動ログの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る現金払い戻しシステムの処理シーケンスの一例を示す図である。 図8は、管理テーブルの一例を示す図である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。以下に示す実施形態の構成は例示であり、開示の技術は実施形態の構成に限定されない。
<実施形態>
図1は、実施形態に係る現金払い戻しシステム1の構成の一例を示す図である。現金払い戻しシステム1は、管理サーバ11、ユーザ端末21、店舗端末22を含む。実施形態では、管理サーバ11とユーザ端末21とはコンピュータネットワーク1Nを介して通信可能に接続される。現金払い戻しシステム1は、「情報処理システム」の一例である。
金融機関10は、例えば、銀行である。金融機関10は、顧客の預金口座を管理し、預金口座への入金や預金口座からの出金を行う。管理サーバ11は、金融機関10において、顧客の預金口座を管理する情報処理装置である。預金口座の各々には、預金口座を識別する口座番号が割り当てられる。管理サーバ11は金融機関10に設置され、コンピュータネットワーク1Nを介して他の情報処理装置と通信可能である。管理サーバ11は、例えば、顧客からの要求に応じて、預金口座に預金された資金の払い戻しや、預金口座への入金、預金口座間の資金の移動等を実行する。さらに、管理サーバ11は、コンピュータネットワーク1Nを介してオンラインバンキングシステムを提供する。管理サーバ11が提供するオンラインバンキングシステムは、例えば、ユーザ端末21がユーザ21aのユーザIDとパスワードを入力してオンラインバンキングシステムにログインすると、ユーザ21aのユーザIDに対応付けられた預金口座に対する操作を行う環境をユーザ端末21に対して提供する。
店舗20は、商取引の現場になる場所であり、例えば、コンビニエンスストア、百貨店、スーパーマーケット、食料品店等の小売店である。店舗20には、店舗20の各々を識別する店舗コードが割り当てられる。店舗20は、「施設」の一例である。
ユーザ端末21は、ユーザ21aによって操作される情報処理装置である。ユーザ端末21は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、ウェアラブル端末、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯電話等の可搬型情報処理装置である。ユーザ端末21は、コンピュータネットワーク1Nを介して他の情報処理装置と通信可能である。ユーザ端末21は、「要求元装置」の一例である。
店舗端末22は、店舗20内に設置される情報処理装置である。店舗端末22は、例えば、店舗における商取引を記録したり表示したりするPoint of Sale(POS)レジスタ
ーである。店舗端末22は、現金を格納する格納庫を有する。店舗端末22は、例えば、店員22aによって操作される。店舗端末22は、コンピュータネットワーク1Nには接続されないが、店舗端末22は、例えば、店舗20の本社に設置されたデータベース(図示を省略)と通信可能に接続される。店舗端末22には、例えば、商品に付されているバーコードを読み取るバーコードリーダー23が接続される。店舗端末22は、バーコードリーダー23によってバーコードを読み取り、上記データベースに問い合わせることで、商品の値段や商品名等の各種情報を取得可能である。さらに、店舗端末22は、店舗コードをディスプレイ等に出力できる。店舗端末22は、「支払先口座情報を提供可能な端末」の一例である。
図2は、情報処理装置100のハードウェア構成の一例を示す図である。情報処理装置100は、Central Processing Unit(CPU)101、主記憶部102、補助記憶部1
03、通信部104および接続バス100Bを含む。CPU101、主記憶部102、補
助記憶部103および通信部104は、接続バス100Bによって相互に接続されている。情報処理装置100は、管理サーバ11、ユーザ端末21および店舗端末22として利用できる。
CPU101は、マイクロプロセッサユニット(MPU)、プロセッサとも呼ばれる。CPU101は、単一のプロセッサに限定される訳ではなく、マルチプロセッサ構成であってもよい。また、単一のソケットで接続される単一のCPU101がマルチコア構成を有していても良い。CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、CPU101以外のプロセッサ、例えば、Digital Signal Processor(DSP)、Graphics Processing Unit(GPU)、数値演算プロセッサ、ベクトルプロセッサ、画像処理プロセッサ等の専用プロセッサで行われても良い。また、CPU101が実行する処理のうち少なくとも一部は、集積回路(IC)、その他のディジタル回路によって実行されてもよい。また、CPU101の少なくとも一部にアナログ回路が含まれても良い。集積回路は、Large Scale Integrated circuit(LSI)、Application Specific Integrated Circuit(AS
IC)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)を含む。PLDは、例えば、Field-Programmable Gate Array(FPGA)を含む。CPU101は、プロセッサと集積回路
との組み合わせであっても良い。組み合わせは、例えば、マイクロコントローラユニット(MCU)、System-on-a-chip(SoC)、システムLSI、チップセットなどと呼ばれる。情報処理装置100では、CPU101が補助記憶部103に記憶されたプログラムを主記憶部102の作業領域に展開し、プログラムの実行を通じて周辺装置の制御を行う。これにより、情報処理装置100は、所定の目的に合致した処理を実行することができる。主記憶部102および補助記憶部103は、情報処理装置100が読み取り可能な記録媒体である。
主記憶部102は、CPU101から直接アクセスされる記憶部として例示される。主記憶部102は、Random Access Memory(RAM)およびRead Only Memory(ROM)を含む。
補助記憶部103は、各種のプログラムおよび各種のデータを読み書き自在に記録媒体に格納する。補助記憶部103は外部記憶装置とも呼ばれる。補助記憶部103には、オペレーティングシステム(Operating System、OS)、各種プログラム、各種テーブル等が格納される。OSは、通信部104を介して接続される外部装置等とのデータの受け渡しを行う通信インターフェースプログラムを含む。外部装置等には、例えば、コンピュータネットワーク等で接続された、他の情報処理装置および外部記憶装置が含まれる。なお、補助記憶部103は、例えば、ネットワーク上のコンピュータ群であるクラウドシステムの一部であってもよい。
補助記憶部103は、例えば、Erasable Programmable ROM(EPROM)、ソリッド
ステートドライブ(Solid State Drive、SSD)、ハードディスクドライブ(Hard Disk
Drive、HDD)等である。また、補助記憶部103は、例えば、Compact Disc(CD)ドライブ装置、Digital Versatile Disc(DVD)ドライブ装置、Blu-ray(登録商標)Disc(BD)ドライブ装置等である。また、補助記憶部103は、Network Attached Storage(NAS)あるいはStorage Area Network(SAN)によって提供されてもよい。
通信部104は、例えば、他の情報処理装置との通信で用いられる通信インタフェースである。管理サーバ11およびユーザ端末21は、例えば、通信部104としてNetwork Interface Card(NIC)を備え、NICによってコンピュータネットワーク1Nを介した通信を行う。ユーザ端末21および店舗端末22は、例えば、Blutooth(登録商標)によって例示される近距離無線通信を行う近距離無線通信モジュールを通信部104として備え、ユーザ端末21と店舗端末22とが近距離無線通信モジュールを介して通信可能と
してもよい。
情報処理装置100は、例えば、ユーザ等からの操作指示等を受け付ける入力部をさらに備えてもよい。このような入力部として、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、加速度センサーあるいは音声入力装置といった入力デバイスを例示できる。
情報処理装置100は、例えば、CPU101で処理されるデータや主記憶部102に記憶されるデータを出力する出力部を備えるものとしてもよい。このような、出力部として、Cathode Ray Tube(CRT)ディスプレイ、Liquid Crystal Display(LCD)、Plasma Display Panel(PDP)、Electroluminescence(EL)パネル、有機ELパネル
あるいはプリンタといった出力デバイスを例示できる。
<現金払い戻しシステム1の処理ブロック>
図3は、実施形態に係る現金払い戻しシステム1の処理ブロックの一例を示す図である。管理サーバ11、ユーザ端末21および店舗端末22は、主記憶部102に実行可能に展開されたコンピュータプログラムをCPU101が実行することで、図3に例示される各処理ブロックとしての処理を実行する。以下、図3を参照して、実施形態に係る現金払い戻しシステム1の処理ブロックの一例について説明する。
<ユーザ端末21の処理ブロック>
ユーザ端末21は、ログイン要求部211、払い戻し要求部212、バーコード出力部213および受け取り通知部214を備える。ログイン要求部211は、管理サーバ11が提供するオンラインバンキングシステムへのログインを要求する。ログインの要求は、例えば、ユーザ21aを識別するユーザIDとパスワードを管理サーバ11に送信することで行われる。払い戻し要求部212は、ユーザ21aから払い戻しの要求額の入力を受け付ける。払い戻し要求部212は、払い戻しの要求額を含む払い戻し要求を管理サーバ11に対して送信する。払い戻し要求部212は、「要求手段」の一例である。バーコード出力部213は、管理サーバ11から払い戻しの要求額を示す情報とユーザ21aのユーザIDとを含むバーコードを受信すると、受信したバーコードを例えばユーザ端末21が備えるディスプレイに出力する。バーコード出力部213は、「識別子出力手段」の一例である。受け取り通知部214は、払い戻しを要求した要求額の現金を店舗端末22から受け取ると、現金を受け取った店舗20を示す店舗コードを含む受け取り通知を管理サーバ11に送信する。受け取り通知部214は、「取得手段」、「口座情報送信手段」および「指示手段」の一例である。
<店舗端末22の処理ブロック>
店舗端末22は、読み取り部221、出金部222、店舗コード出力部223および出金ログ224を備える。読み取り部221は、ユーザ端末21のディスプレイに表示されたバーコードを読み取る。読み取り部221は、例えば、図1のバーコードリーダー23である。読み取り部221は、バーコードから読み取った払い戻しの要求額を店舗端末22のディスプレイに表示する。
出金部222は、読み取り部221が読み取った払い戻しの要求額の現金を出金する。出金された現金は、店員22aによってユーザ21aに渡される。店舗コード出力部223は、出金部222による出金が完了すると、店舗端末22のディスプレイに店舗コードを出力するとともに、ユーザID、出金部222が出金した金額および出金した日時を対応付けて出金ログ224に記録する。図4は、出金ログ224の一例を示す図である。出金ログ224は、「日時」、「ユーザID」および「出金額」の各項目を含む。日時は、店舗端末22が出金した日時を示し、ユーザIDは出金を依頼したユーザ21aを識別するIDを示し、出金額は店舗端末22が出金した現金の金額を示す。図4を参照すると、
2017年11月1日14時33分にユーザID「User1」のユーザ21aに対して「50000」円を出金したことがわかる。出金部222は、「出金手段」および「口座情報出力手段」の一例である。店舗コードは「支払先口座情報」の一例である。
<管理サーバ11の処理ブロック>
管理サーバ11は、口座管理DB111、ログイン処理部112、口座管理部113、保留口座114および資金移動ログ115を備える。口座管理DB111は、預金口座と預金口座の保有者とを対応付けて管理するデータベースである。図5は、口座管理DB111の一例を示す図である。口座管理DB111では、預金口座の保有者を識別するIDと預金口座の口座番号とが対応付けられる。図5に例示されるように、口座管理DB111は、「ID」と「口座番号」の各項目を含む。「ID」には、店舗20を識別する店舗コードやユーザ21aを識別するユーザIDが格納される。「口座番号」には、預金口座を識別する口座番号が格納される。例えば、図5では、ID「AAAA」によって識別される店舗20またはユーザ21aが保有する預金口座の口座番号は「000123456789」であることがわかる。
ログイン処理部112は、管理サーバ11が提供するオンラインバンキングシステムへのユーザ端末21からのログイン要求を受け付ける。ログイン処理部112は、例えば、ユーザ端末21から受信したユーザIDとパスワードの組み合わせに基づいてユーザ認証を行い、ユーザ認証に成功すると、要求に基づいてオンラインバンキングシステムへのログインを許可する。
保留口座114は、ユーザ端末21から払い戻しが要求されると、清算が行われるまでの間、払い戻す資金が一時的に預け入れられる預金口座である。
口座管理部113は、金融機関10内の預金口座を管理する。口座管理部113は、例えば、ユーザ端末21から払い戻し要求を受信すると、払い戻しを要求された資金を保留口座114に移動する。口座管理部113は、保留口座114に移動した資金の金額を示す情報とオンラインバンキングシステムにログインしたユーザ21aのユーザIDとを含むバーコードを発行し、発行したバーコードをユーザ端末21に送信する。口座管理部113は、さらに、ユーザ端末21から受け取り通知を受信すると、保留口座114に移動した資金を店舗20の預金口座に移動する。さらに、口座管理部113は、預金口座から保留口座114への資金の移動や、保留口座114から預金口座への資金の移動の際には、日時、移動元の預金口座の口座番号、移動先の預金口座の口座番号および移動した資金の金額を対応付けて資金移動ログ115に記録する。図6は、資金移動ログ115の一例を示す図である。資金移動ログ115は、「日時」、「移動元口座」、「移動先口座」および「移動額」の各項目を含む。「日時」には、資金の移動が発生した日時を示す情報が格納される。「移動元口座」には、資金の移動元となる預金口座の口座番号または保留口座を示す情報が格納される。「移動先口座」には、資金の移動先となる預金口座の口座番号または保留口座を示す情報が格納される。「移動額」には、移動した資金の金額を示す情報が格納される。図6を参照すると、例えば、2017年11月1日14時32分には口座番号「111000845330」の預金口座から保留口座114へ「50000」円が移動し、20
17年11月1日14時33分には保留口座114から口座番号「000123456789」の預金口座へ「50000」円が移動したことが理解できる。口座管理部113は、「受付手段」、
「返送手段」、「受信手段」、「保留手段」および「清算手段」の一例である。口座管理部113が生成するバーコードは、「要求額識別子」の一例である。
図7は、実施形態に係る現金払い戻しシステム1の処理シーケンスの一例を示す図である。なお、ここでは、口座管理DB111は、図5に例示される状態であるものとする。以下、図7を参照して、実施形態に係る現金払い戻しシステム1の処理シーケンスの一例
について説明する。
S1では、ユーザ端末21のログイン要求部211は、ユーザIDとパスワードとを管理サーバ11に送信することで、オンラインバンキングシステムへのログインを要求する。管理サーバ11のログイン処理部112は、ユーザ端末21から受信したユーザIDとパスワードとに基づいて、ログイン処理を行う。ここでは、ユーザID「User1」として
ログインに成功したものとする。
S2では、払い戻し要求部212は、ユーザ21aからの払い戻しの要求額の入力を受け付ける。払い戻し要求部212は、入力を受け付けた払い戻しの要求額を含む払い戻し要求を管理サーバ11に対して送信する。
S3では、管理サーバ11の口座管理部113は、S1でログインしたユーザのユーザID「User1」に対応付けられた預金口座(すなわち、ユーザ21aの預金口座)を口座
管理DB111を参照して特定する。図5を参照すると、ユーザID「User1」に対応付
けられた預金口座の口座番号は「111000845330」である。そのため、口座管理部113は、口座番号「111000845330」の預金口座がユーザID「User1」で識別されるユーザ21
aの預金口座であると特定する。口座管理部113は、口座番号「111000845330」の預金口座に入金されている資金が払い戻し要求で要求された金額以上であるか否かを確認する。口座番号「111000845330」の預金口座に入金されている資金が払い戻し要求で要求された金額に満たない場合、口座管理部113は、その旨をユーザ端末21に通知して処理を終了する。口座番号「111000845330」の預金口座に入金されている資金が払い戻し要求で要求された金額以上である場合、口座管理部113は、払い戻し要求で要求された金額を口座番号「111000845330」の預金口座から保留口座114に移動する。口座管理部113は、さらに、移動元の預金口座を示す情報と、移動先の預金口座を示す情報と、移動した金額と、移動した日時とを対応付けて資金移動ログ115に記録する。図6を参照すると、移動元の預金口座を示す情報として「111000845330」、移動先の預金口座を示す情報として「保留口座」、移動した金額として「50000」、移動した日時として「2017/11/1 14:32」が記録されていることがわかる。S1でログインしたユーザのユーザID「User1」
は、「支払元口座情報」の一例である。
S4では、管理サーバ11の口座管理部113は、保留口座114に移動した資金の金額を示す情報とユーザID「User1」を示す情報とを記録したバーコードを発行し、発行
したバーコードをユーザ端末21に送信する。
S5では、ユーザ端末21のバーコード出力部213は、管理サーバ11から受信したバーコードをユーザ端末21のディスプレイに出力する。S6では、店舗端末22の読み取り部221は、ユーザ端末21のディスプレイに出力されたバーコードをバーコードリーダー23によって読み取り、バーコードに記録された金額とユーザIDとを取得する。読み取り部221は、さらに、バーコードから読み取った金額を店舗端末22のディスプレイに表示する。
S7では、店舗端末22の出金部222は、S6で読み取ったバーコードによって示される金額の現金を出金する。出金部222が出金した現金は、店員22aによってユーザ21aに渡される。さらに、出金部222は、出金を行った日時、出金を要求したユーザ21aのユーザIDおよび出金した金額を対応付けて出金ログ224に記録する。
S8では、店舗端末22の店舗コード出力部223は、店舗端末22のディスプレイに店舗コードを出力する。ここでは、店舗コードとして「AAAA」が出力されたものとする。S9では、ユーザ端末21の受け取り通知部214は、ユーザ21aからの店舗コードの
入力を受け付ける。受け取り通知部214は、入力された店舗コードを含む受け取り通知を管理サーバ11に送信する。管理サーバ11の口座管理部113は、受け取り通知を受信すると、口座管理DB111を参照して、受け取り通知に含まれる店舗コードに対応付けられた預金口座を特定する。図5を参照すると、店舗コード「AAAA」に対応付けられた預金口座の口座番号は、「000123456789」であることがわかる。そのため、口座管理部113は、受け取り通知に含まれる店舗コードに対応付けられた預金口座は、口座番号「000123456789」の預金口座であると特定する。S10では、口座管理部113は、S3で保留口座に移動した資金を口座番号「000123456789」の預金口座に移動する。口座管理部113は、さらに、移動元の預金口座を示す情報と、移動先の預金口座を示す情報と、移動した金額と、移動した日時とを対応付けて資金移動ログ115に記録する。図6を参照すると、移動元の預金口座を示す情報として「保留口座」、移動先の預金口座を示す情報として「000123456789」、移動した金額として「50000」、移動した日時として「2017/11/1
14:33」が記録されていることがわかる。店舗コード「AAAA」は、「要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報」の一例である。S11では、口座管理部113は、ユーザ端末21に取引結果を通知する。取引結果は、例えば、S10における資金の移動が正常に実行できたか否かを示す情報を含む。
<実施形態の作用効果>
実施形態では、店舗20において現金を払い戻す際に、管理サーバ11との通信はユーザ端末21が行い、店舗端末22は管理サーバ11との通信を行わなくてよい。また、店舗端末22は、ユーザ21aが保有する預金口座に対する操作を行わないため、キャッシュカードを読み取る装置を店舗20に設置しなくともよい。そのため、実施形態によれば、金融機関10の管理サーバ11と通信する設備を有さない店舗20であっても、現金の払い戻しサービスを提供できる。
実施形態では、ユーザ端末21が払い戻し要求を送信すると、管理サーバ11がユーザ21aの預金口座に入金されている資金が、払い戻し要求で要求された金額以上であるか否かを確認し、不足する場合にはユーザ端末21にその旨通知して処理を終了する。そのため、預金口座の資金が不足している場合には現金の払い戻し処理を中断できる。
また、ユーザ21aの預金口座の資金が不足していない場合、管理サーバ11の口座管理部113は、ユーザ21aの預金口座から保留口座114に要求された額の資金を移動する。保留口座114への資金の移動を終えると、管理サーバ11の口座管理部113は、保留口座114に移動した資金の金額を示す情報を含むバーコードを発行し、発行したバーコードをユーザ端末21に送信する。店舗端末22は、バーコードを読み取ることで、払い戻す金額を示す情報を取得し、出金する。そのため、預金口座に入金されている資金が不足しているにもかかわらず、現金が払い戻されることが抑制される。
実施形態では、管理サーバ11は、払い戻し要求を受信すると、要求額の資金を保留口座114へ移動した。そのため、払い戻し要求の受信と受け取り通知の受信との間における何らかの要求によって支払先口座から資金が移動することによる資金不足が生じる可能性が抑制される。
実施形態では、管理サーバ11は、移動先の預金口座への資金の移動が完了すると、ユーザ端末21に対して取引結果を通知した。そのため、実施形態によれば、管理サーバ11は、ユーザ端末21に対して、取引が正常に終了したか否かを通知することができる。
<変形例>
実施形態では、店舗コードは店舗端末22のディスプレイに出力され、ディスプレイに出力された店舗コードは、ユーザ21aによってユーザ端末21に入力された。ユーザ端
末21は、入力された店舗コードを含む受け取り通知を管理サーバ11に送信した。しかしながら、ユーザ端末21が受け取り通知を管理サーバ11に送信する方法は、このような方法に限定されない。例えば、ユーザ端末21がGlobal Positioning System(GPS
)によって例示される位置情報システムから位置情報を取得可能であり、ユーザ端末21のディスプレイにはユーザ端末21の周辺に存在する店舗20の位置を示す地図が表示される。ユーザ端末21は、地図に表示された店舗20のうち、選択された店舗20の店舗コードを管理サーバ11に送信してもよい。または、ユーザ端末21は、ユーザ端末21の最寄りの店舗20の店舗コードを管理サーバ11に送信してもよい。ユーザ端末21は、例えば、店舗20の位置情報と店舗コードとを対応付けて補助記憶部103に記憶しておけばよい。位置情報システムを利用することで、店舗コードの送信が容易になる。
実施形態では、受け取り通知が送信されると(図7のS9)、保留口座114から店舗の預金口座に資金が移動される(図7のS10)。すなわち、実施形態では、現金の払い戻し一件ごとに、ユーザ21aの預金口座から保留口座114を経て店舗20の預金口座への資金の移動が生ずる。換言すれば、実施形態に係る管理サーバ11は、現金の払い戻しが一件発生する毎に、清算処理を行っているということができる。しかしながら、管理サーバ11による清算処理は、現金の払い戻し一件ごとに実施する方法に限定されない。管理サーバ11は、例えば、複数件の払い戻しの清算処理をまとめて実行してもよい。すなわち、管理サーバ11の口座管理部113は、例えば、所定の時期までの間は、受け取り通知を受信しても保留口座114から店舗20の預金口座へ資金を移動せず、店舗20の預金口座を示す情報と払い戻し額とを対応付けて管理する。図8は、管理テーブル116の一例を示す図である。管理テーブル116は、店舗20の預金口座を示す情報と払い戻し額とを対応付けて管理するテーブルである。管理テーブル116は、例えば、管理サーバ11の補助記憶部103に格納される。管理テーブル116は、「日時」、「移動先口座」および「移動額」の各項目を有する。「日時」は、受け取り通知を受信した日時を示し、「移動先口座」は店舗20の預金口座の口座番号を示し、移動額は移動する「移動先口座」によって示される預金口座に移動する資金の金額を示す情報が格納される。すなわち、「移動額」には、払い戻しの要求額と同じ金額が格納される。管理サーバ11の口座管理部113は、所定の時期になると、管理テーブル116にしたがって、所定の時期までの間に実行された複数件の払い戻し処理によって保留口座114に格納された資金を店舗20の預金口座の各々に移動する。所定の時期は、例えば、一日に一回、一か月に一回、四半期に一回、半年に一回等である。また、所定の時期は、金融機関10または店舗20の決算の時期であってもよい。管理テーブル116は、「所定の時期までの間に受信した支払先口座情報が示す支払先口座と要求額との対応関係」、「管理手段」の一例である。所定の時期に保留口座114に格納された資金を店舗20の預金口座の各々に移動する口座管理部113は、「清算手段」の一例である。
実施形態では、店舗端末22は、出金を要求したユーザ21aのユーザIDおよび出金した金額を対応付けて出金ログ224に記録した(図7のS7)。店舗端末22は、例えば、出金ログ224を出力し、出力された出金ログ224が金融機関10に提出される。金融機関10では、管理サーバ11が、管理サーバ11に記録された資金移動ログ115と店舗端末22が出力した出金ログ224とを照合して、資金移動ログ115と出金ログ224との間で齟齬が無いか確認してもよい。このような確認が定期的に実行されることで、例えば、店舗端末22が出金しているにもかかわらず、保留口座から店舗20の預金口座に資金が移動されていないことを検出できる。
実施形態では、店舗端末22の店舗コード出力部223は、店舗端末22のディスプレイに店舗コードを出力し(図7のS8)、ユーザ端末21の受け取り通知部214が、ユーザ21aからの店舗コードの入力を受け付ける(図7のS9)ことで、店舗端末22からユーザ端末21に店舗コードが渡された。しかしながら、店舗端末22からユーザ端末
21に店舗コードを渡す方法は、このような方法に限定されない。例えば、店舗端末22およびユーザ端末21がBluetooth(登録商標)に例示される近距離無線通信モジュール
を備え、近距離無線通信によって店舗端末22からユーザ端末21に店舗コードが送信されてもよい。店舗コードを受信したユーザ端末21は、例えば、ユーザ21aの操作を待たずに受信した店舗コードを含む受け取り通知を管理サーバ11に送信してもよい。このような構成を採用することで、ユーザ21aの操作負担を軽減することができ、また、ユーザ21aによる操作ミスの発生を抑制できる。
実施形態では、管理サーバ11は、図7のS11に例示されるように、移動先の預金口座への資金の移動が完了すると、取引結果を通知した。しかしながら、取引結果の通知は、移動先の預金口座への資金の移動が完了したときに通知されるものに限定されない。例えば、管理サーバ11は店舗コードを含む受け取り通知を受信すると、ユーザ端末21に取引結果(完了通知)を通知してもよい。受け取り通知を受信したタイミングで管理サーバ11が取引結果を通知することで、ユーザ21aは店舗コードを適切に送信したことが確認できる。
実施形態では、図7のS8における店舗コードの通知は、店舗端末22の店舗コード出力部223によって店舗コードが出力されることで行われた。しかしながら、店舗コードの通知はこのような方法に限定されない。例えば、店舗コードは、店舗20の店員22aから口頭や文書によって通知されてもよい。また、例えば、店舗端末22が出力するレシートに店舗コードが記載されることで通知されてもよい。また、例えば、店舗端末22が出力するレシートに店舗コードを示すバーコードが記載されることで通知されてもよい。レシートにバーコードが記載される場合、ユーザ端末21は当該バーコードを読み取って店舗コードを取得すればよい。
実施形態で利用されるバーコードは、Quick Response(QR)コードであってもよい。また、バーコードの替りに数字、記号の羅列や他の識別子が用いられてもよい。
以上で開示した実施形態や変形例はそれぞれ組み合わせる事ができる。
<<コンピュータが読み取り可能な記録媒体>>
コンピュータその他の機械、装置(以下、コンピュータ等)に上記いずれかの機能を実現させる情報処理プログラムをコンピュータ等が読み取り可能な記録媒体に記録することができる。そして、コンピュータ等に、この記録媒体のプログラムを読み込ませて実行させることにより、その機能を提供させることができる。
ここで、コンピュータ等が読み取り可能な記録媒体とは、データやプログラム等の情報を電気的、磁気的、光学的、機械的、または化学的作用によって蓄積し、コンピュータ等から読み取ることができる記録媒体をいう。このような記録媒体のうちコンピュータ等から取り外し可能なものとしては、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、Compact Disc Read Only Memory(CD−ROM)、Compact Disc - Recordable(CD−R)、Compact Disc - ReWriterable(CD−RW)、Digital Versatile Disc(DVD)、ブ
ルーレイディスク(BD)、Digital Audio Tape(DAT)、8mmテープ、フラッシュメモリなどのメモリカード等がある。また、コンピュータ等に固定された記録媒体としてハードディスクやROM等がある。
1・・・現金払い戻しシステム
1N・・・コンピュータネットワーク
10・・・金融機関
11・・・管理サーバ
20・・・店舗
21・・・ユーザ端末
21a・・・ユーザ
22・・・店舗端末
22a・・・店員
100・・・情報処理装置
100B・・・接続バス
101・・・CPU
102・・・主記憶部
103・・・補助記憶部
104・・・通信部
111・・・口座管理DB
112・・・ログイン処理部
113・・・口座管理部
114・・・保留口座
115・・・資金移動ログ
116・・・管理テーブル
211・・・ログイン要求部
212・・・払い戻し要求部
213・・・バーコード出力部
214・・・受け取り通知部
221・・・読み取り部
222・・・出金部
223・・・店舗コード出力部
224・・・出金ログ

Claims (8)

  1. 要求元装置から支払元口座情報と要求額とを含む払い戻し要求を受け付ける受付手段と、
    前記要求額を示す情報を含む要求額識別子を前記要求元装置へ返送する返送手段と、
    前記要求元装置から支払先口座情報を受信する受信手段と、を有する管理サーバと、
    前記管理サーバに対して、前記払い戻し要求を送信する要求手段と、
    前記管理サーバから返送された前記要求額識別子を出力する識別子出力手段と、
    前記要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段が取得した前記支払先口座情報を前記管理サーバに送信する口座情報送信手段と、を有する要求元装置と、を備える、
    情報処理システム。
  2. 前記管理サーバは、
    前記受付手段が前記払い戻し要求を受け付けると、前記要求額の資金を前記支払元口座情報が示す支払元口座から保留口座に移動する保留手段と、前記保留口座から前記支払先口座情報が示す支払先口座に前記要求額の資金を移動する清算手段と、をさらに有する、
    請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記管理サーバは、所定の時期までの間に受信した前記支払先口座情報が示す支払先口座と前記要求額との対応関係を管理する管理手段をさらに有し、
    前記清算手段は、前記所定の時期になると、前記保留口座から前記支払先口座の各々への資金の移動を前記対応関係にしたがって行う、
    請求項2に記載の情報処理システム。
  4. 前記施設には前記支払先口座情報を提供可能な端末が設けられており、
    前記要求元装置および前記端末との間は近距離無線通信による通信が可能であり、
    前記取得手段は、前記近距離無線通信によって前記端末から前記支払先口座情報を取得する、
    請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記要求元装置は、自装置の位置情報を取得可能であるとともに、前記施設の位置情報と前記支払先口座情報とを対応付けて管理しており、
    前記取得手段は、取得した位置情報に対応付けられた前記支払先口座情報を取得する、
    請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 金融機関の預金口座を管理する管理サーバに対して、支払元口座と要求額とを含む払い戻し要求を送信する要求手段と、
    前記管理サーバから要求額を示す要求額識別子を受信すると、受信した前記要求額識別子を出力する識別子出力手段と、
    前記要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得する取得手段と、
    支払先口座情報を前記管理サーバに送信して、前記支払元口座から前記支払先口座情報が示す支払先口座へ前記要求額の移動を指示する指示手段と、を備える、
    情報処理装置。
  7. コンピュータが、
    金融機関の預金口座を管理する管理サーバに対して、支払元口座と要求額とを含む払い戻し要求を送信し、
    前記管理サーバから要求額を示す要求額識別子を受信すると、受信した前記要求額識別子を出力し、
    前記要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得し、
    前記支払先口座情報を前記管理サーバに送信して、前記支払元口座から前記支払先口座情報が示す支払先口座へ前記要求額の移動を指示する、
    情報処理方法。
  8. コンピュータに、
    金融機関の預金口座を管理する管理サーバに対して、支払元口座と要求額とを含む払い戻し要求を送信させ、
    前記管理サーバから要求額を示す要求額識別子を受信すると、受信した前記要求額識別子を出力させ、
    前記要求額識別子によって示される要求額の現金を出金した施設が指定する支払先口座情報を取得させ、
    前記支払先口座情報を前記管理サーバに送信して、前記支払元口座から前記支払先口座情報が示す支払先口座へ前記要求額の移動を指示させる、
    情報処理プログラム。
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