JP2019094870A - エンジンの潤滑油供給機構 - Google Patents

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Abstract

【課題】油漏れ量を低減しつつ、ロッカアームに潤滑油を供給することができるエンジンの潤滑油供給機構を提供する。【解決手段】ロッカアームシャフト120と、ロッカアーム130と、ロッカアームシャフト120内に設けられ、潤滑油が供給される軸方向油路121と、ロッカアームシャフト120内に設けられ、軸方向油路121とロッカアームシャフト120の外周面とを連通し、ロッカアーム130に潤滑油を供給する径方向油路122と、を具備し、径方向油路122は、互いに隣接する複数のエキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130Cに対して一つ設けられ、径方向油路122からロッカアームシャフト120の外周面に供給された潤滑油は、ロッカアームシャフト120とロッカアーム130との間の嵌合隙間を介して、各ロッカアーム130に供給される。【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンの潤滑油供給機構の技術に関する。
従来、エンジンの潤滑油供給機構の技術は公知となっている。例えば、特許文献1に記載の如くである。
特許文献1には、カムシャフトと、前記カムシャフトに設けられたカムと、ロッカアームシャフトと、前記ロッカアームシャフトに設けられたロッカアームと、バルブとを具備する内燃機関の動弁装置が記載されている。バルブの上方ではカムとロッカアームとが摺接しており、カムが回転するとロッカアームがロッカアームシャフトを軸にして上方又は下方へと揺動し、これによりバルブの動弁動作が行われる。
前記ロッカアームシャフト内には、潤滑油が圧送されるシャフト内油路と当該シャフト内油路と連通する分岐路が設けられ、ロッカアームシャフトの外周面には分岐路を通過するように溝状に切り欠かれた油量調整路が設けられている。また、ロッカアーム内には、ロッカアームシャフトが挿通されるシャフト嵌合孔からカムとの摺接面へと延びるアーム内油路が設けられ、当該アーム内油路は、油量調整路と常時連通するように形成されている。
このように構成されることにより、ロッカアームシャフトとロッカアームとの間に周方向の組み付け誤差が生じても、ロッカアームシャフト側の油路(シャフト内油路)とロッカアーム側の油路(アーム内油路)とを常時連通することができる。
しかしながら、ロッカアームはロッカアームシャフトに対して摺動可能に(軸方向及び周方向への変位を許容した状態で)嵌合されているため、ロッカアームとロッカアームシャフトとの間には嵌合隙間(クリアランス)が存在し、この嵌合隙間から油漏れが生じ易いという問題があった。また、複数のロッカアームそれぞれに給油穴(分岐路)が設けられているため、各ロッカアームの嵌合隙間から油漏れが生じ、その結果、油漏れ量が多くなるという問題があった。
特開2003−247410号公報
本発明は以上の如き状況に鑑みてなされたものであり、その解決しようとする課題は、油漏れ量を低減しつつ、ロッカアームに潤滑油を供給することができるエンジンの潤滑油供給機構を提供するものである。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
即ち、請求項1においては、ロッカアームシャフトと、前記ロッカアームシャフトに摺動可能に嵌合されたロッカアームと、前記ロッカアームシャフト内に設けられ、潤滑油が供給される第一油路と、前記ロッカアームシャフト内に設けられ、前記第一油路と前記ロッカアームシャフトの外周面とを連通し、前記ロッカアームに潤滑油を供給する第二油路と、を具備し、前記ロッカアームは、前記ロッカアームシャフトに対して複数設けられると共に、複数の前記ロッカアームのうちの2以上が前記ロッカアームシャフトの軸線方向に互いに隣接するように設けられ、前記第二油路は、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに対して、少なくとも一つ、かつ、互いに隣接する複数の前記ロッカアームの数よりも少ない数設けられ、前記第二油路から前記ロッカアームシャフトの外周面に供給された潤滑油は、前記ロッカアームシャフトと前記ロッカアームとの間の嵌合隙間を介して、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに供給されるものである。
請求項2においては、前記ロッカアームシャフトと前記ロッカアームとの間に、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに亘るように形成された第三油路を具備するものである。
請求項3においては、前記第三油路は、前記第二油路と連通するように形成されているものである。
請求項4においては、前記第三油路は、前記ロッカアームシャフトの外周面に形成されているものである。
請求項5においては、前記ロッカアームには、前記ロッカアームシャフトと摺動するブシュが設けられ、前記第三油路は、前記ブシュの内周面に形成されているものである。
請求項6においては、前記第二油路は、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに対して一つ設けられるものである。
請求項7においては、前記ロッカアームは、複数設けられると共に、複数の前記ロッカアームのうちの3以上が前記ロッカアームシャフトの軸線方向に互いに隣接するように設けられ、前記第二油路は、互いに隣接する3以上の前記ロッカアームのうち、前記ロッカアームシャフトの軸線方向中央側の前記ロッカアームに潤滑油を供給するように形成されているものである。
請求項8においては、互いに隣接する複数の前記ロッカアームは、排気バルブを開閉するためのエキゾースト用ロッカアームと、エンジンリターダ用ロッカアームと、吸気バルブを開閉するためのインテーク用ロッカアームと、が順に前記ロッカアームシャフトの軸線方向に並ぶように設けられ、前記第二油路は、前記エンジンリターダ用ロッカアームに潤滑油を供給するように形成されているものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、油漏れ量を低減しつつ、ロッカアームに潤滑油を供給することができる。
請求項2においては、互いに隣接する複数のロッカアームに潤滑油を供給し易くすることができる。
請求項3においては、第二油路から第三油路に潤滑油を供給し易くすることができる。
請求項4においては、各ロッカアームの位相によらず、互いに隣接する複数のロッカアームに潤滑油を供給し易くすることができる。
請求項5においては、互いに隣接する複数のロッカアームに潤滑油を供給し易くすることができる。
請求項6においては、油漏れ量をより低減することができる。
請求項7においては、互いに隣接する複数のロッカアームへの供給油量の平均化を図ることができる。
請求項8においては、エキゾースト用ロッカアーム、エンジンリターダ用ロッカアーム及びインテーク用ロッカアームへの供給油量の平均化を図ることができる。
本発明の一実施形態に係るエンジンの潤滑油供給機構の全体的な構成を示した模式図。 エンジンのシリンダヘッドカバー内の断面図。 ロッカアームシャフトの近傍の正面断面拡大図。 ロッカアームの近傍の平面拡大図。 ロッカアームシャフトの近傍の側面断面拡大図。 潤滑油の供給経路を示したロッカアームシャフトの近傍の側面断面拡大図。 潤滑油の供給経路を示したロッカアームシャフトの近傍の正面断面拡大図。 本発明の別例に係るロッカアームシャフトの近傍の側面断面拡大図。
以下では、図中の矢印U、矢印D、矢印F、矢印B、矢印L及び矢印Rで示した方向を、それぞれ上方向、下方向、前方向、後方向、左方向及び右方向と定義して説明を行う。
以下では、図1を用いて、本発明の一実施形態に係る潤滑油供給機構を具備するエンジン1の構成の概要及びエンジン1における潤滑油の流れについて説明する。
エンジン1は、複数の気筒を具備するディーゼルエンジンである。エンジン1は、オイルパン11、オイルポンプ12、オイルクーラ13、オイルフィルタ14、ターボチャージャ15、メインオイルホール16、メインメタル17、コンロッドメタル18、ピストンクーリングジェット19、エアコンプレッサ20、アイドルギア21及び動弁機構100を具備する。
オイルポンプ12は、オイルパン11に貯溜された潤滑油を吸入して当該潤滑油を下流へ圧送する。オイルポンプ12は前記エンジン1によって駆動されると共に、当該エンジン1の回転数に応じた回転数で駆動される。オイルポンプ12の下流には、潤滑油を冷却するためのオイルクーラ13及び潤滑油からゴミなどを取り除くためのオイルフィルタ14が配置される。
オイルフィルタ14を流通した潤滑油は、ターボチャージャ15及びメインオイルホール16へと送られる。メインオイルホール16を流通する潤滑油は、メインメタル17(及びコンロッドメタル18)、ピストンクーリングジェット19及びエアコンプレッサ20へと送られる。また、メインオイルホール16を流通する潤滑油は、アイドルギア21及び動弁機構100のロッカアームシャフト120へと送られる。
ロッカアームシャフト120を流通する潤滑油は、ロッカアーム130、エンジンリターダ(圧縮圧開放型エンジンブレーキ)190及びカムジャーナル151へと送られる。ロッカアーム130へと送られた潤滑油は、ローラ133(ローラ133とカム152との摺動部)、及びクロスヘッド160へと送られ、各部を潤滑する。
次に、図2及び図3を用いて、本発明の一実施形態に係るエンジン1の具体的な構成について説明する。
エンジン1は、シリンダヘッド2及びシリンダヘッドカバー3を具備し、また図1にも示したように動弁機構100を具備する。
図2に示すシリンダヘッド2は、シリンダブロック(不図示)と共にエンジン1の主たる構造体となるものである。シリンダヘッド2は、前記シリンダブロックの上部に固定される。
図2に示すシリンダヘッドカバー3は、シリンダヘッド2の上部を覆うものである。シリンダヘッドカバー3は、下側が開口された碗状に形成される。シリンダヘッドカバー3は、シリンダヘッド2の上部に載置され、ボルト等によって適宜固定される。
図2に示す動弁機構100は、エンジン1の排気ポート及び吸気ポートを所定のタイミングで開閉させるためのものである。なお、動弁機構100のうち、エンジン1の吸気ポートの動作に係る構成は、エンジン1の排気ポートの動作に係る構成と概ね同じである。よって、以下では、動弁機構100のうち、エンジン1の排気ポートの動作に係る構成について説明を行い、エンジン1の吸気ポートの動作に係る構成については適宜説明を省略する。
動弁機構100は、主として排気バルブ110、ロッカアームシャフト120、ロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A)、ブシュ140、カムシャフト150、クロスヘッド160、プッシュロッド170、アジャストスクリュ180及びエンジンリターダ190を具備する。
図2に示す排気バルブ110は、エンジン1の排気ポート(不図示)を開閉するものである。排気バルブ110は、その長手方向を略上下方向に向けて左右に一対設けられる。排気バルブ110の下端は、前記排気ポートまで延設される。排気バルブ110の上下中途部は、シリンダヘッド2に摺動可能に挿通される。
ロッカアームシャフト120は、後述するロッカアーム130を回動させるためのものである。ロッカアームシャフト120は、棒状(円柱状)に形成されて、軸線を前後方向に向けて設けられる。ロッカアームシャフト120は、ロッカサポート120a(図4参照)等によって、軸線回りに回動可能に支持される。ロッカアームシャフト120は、軸方向油路121、径方向油路122及び油溝123を具備する。なお、軸方向油路121、径方向油路122及び油溝123については、後述する。
ロッカアーム130は、排気バルブ110を開閉駆動させるためのものである。以下では、排気バルブ110を開閉させるためのロッカアーム130を、エキゾースト用ロッカアーム130Aと称する。エキゾースト用ロッカアーム130Aは、ロッカアームシャフト120に、(後述するブシュ140を介して)当該ロッカアームシャフト120の外周面と摺動可能に(周方向への変位を許容した状態で)嵌合される。エキゾースト用ロッカアーム130Aの一端(左端)は、排気バルブ110の上方に位置するように設けられ、クロスヘッド160、プッシュロッド170及びアジャストスクリュ180を介して排気バルブ110の上端に上方から当接される。アジャストスクリュ180は、ロックナット180aによってエキゾースト用ロッカアーム130Aに固定されている。エキゾースト用ロッカアーム130Aは、主として貫通孔131、凹部132、ローラ133、第一アーム油路134及び第二アーム油路135を具備する。
貫通孔131は、エキゾースト用ロッカアーム130Aを前後方向に貫通するように形成される円形状の孔である。貫通孔131は、エキゾースト用ロッカアーム130Aの左右略中央部に形成される(図2参照)。貫通孔131の直径(内径)は、ロッカアームシャフト120の直径(外径)よりも一回り大きく形成される。
凹部132は、エキゾースト用ロッカアーム130Aの右端部(貫通孔131よりも右方)に形成される。凹部132は、エキゾースト用ロッカアーム130Aの右端部の前後中央部分に形成される。
ローラ133は、後述するカム152と接する部分である。ローラ133は、正面視略円形状に形成される。ローラ133は、凹部132に配置される。ローラ133は、エキゾースト用ロッカアーム130Aに回動自在に支持される。ローラ133の一部は、凹部132から外側に突出するように配置されている。
第一アーム油路134は、貫通孔131と凹部132とを連通する油路である。第一アーム油路134の一端(左端)は貫通孔131に連通される。第一アーム油路134の他端(右端)は凹部132に連通される。第一アーム油路134は直線状に形成される。
第二アーム油路135は、貫通孔131とアジャストスクリュ180とを連通する油路である。第二アーム油路135の一端(右端)は貫通孔131に連通される。第二アーム油路135の他端(左端)はエキゾースト用ロッカアーム130Aの左端に連通される。第二アーム油路135は直線状に形成される。
ブシュ140は、ロッカアームシャフト120と摺動するものである。ブシュ140は、円筒状に形成されて、軸線を前後方向に向けた状態でエキゾースト用ロッカアーム130Aの貫通孔131に圧入される。これにより、ブシュ140は、その内周面においてロッカアームシャフト120の外周面と摺動するように設けられる。ブシュ140は、主として第一供給孔141、第二供給孔142及びブシュ油路143を具備する。
図3に示す第一供給孔141は、ブシュ140を径方向に貫通するように形成される円形状の孔である。第一供給孔141の内径は、エキゾースト用ロッカアーム130Aの第一アーム油路134の内径よりも大きくなるように形成される。第一供給孔141は、正面視でブシュ140の右上部に形成される。
図3に示す第二供給孔142は、ブシュ140を径方向に貫通するように形成される円形状の孔である。第二供給孔142の内径は、エキゾースト用ロッカアーム130Aの第二アーム油路135の内径よりも大きくなるように形成される。第二供給孔142は、正面視でブシュ140の左上部に形成される。
ブシュ油路143は、ブシュ140の内周面に、外側に凹んだ溝状に形成される。ブシュ油路143は、ブシュ140の周方向に沿って延びるように形成される。ブシュ油路143の一端は、第一供給孔141に連通される。ブシュ油路143の他端は、第二供給孔142に連通される。ブシュ油路143の内径側の開口部は、ロッカアームシャフト120の外周面に覆われる。こうして、ブシュ油路143は、ロッカアームシャフト120と合わせて略密閉された空間(より詳細には、ブシュ140とロッカアームシャフト120との必要なクリアランスを除いて密閉された空間)として形成される。
図2に示すカムシャフト150は、ロッカアーム130を所定のタイミングで揺動させることで、排気バルブ110を開閉駆動させるためのものである。カムシャフト150は、主としてカムジャーナル151及びカム152を具備する。
カムジャーナル151は、カムシャフト150の軸部である。カムジャーナル151は、その長手方向を前後方向に向けた状態で、シリンダヘッド2の軸受部に載置される。
カム152は、回転中心(カムシャフト150の中心)から外周までの距離が一定でない板状に形成された部分である。カム152は、前後方向において各気筒に対応する位置でカムジャーナル151に固定される。カム152は、ロッカアーム130のローラ133と摺動するように設けられる。カム152は、カムジャーナル151と一体品(一体で加工された物)として形成される。
このように構成された動弁機構100において、カム152がカムシャフト150の軸線回りに回動することにより、ロッカアーム130がロッカアームシャフト120の軸線回りに上方又は下方へと揺動し、これにより排気バルブ110を開閉することができる。
図4に示すように、エキゾースト用ロッカアーム130Aの後方には、当該エキゾースト用ロッカアーム130Aと隣接するようにエンジンリターダ用ロッカアーム130Bが設けられる。エンジンリターダ用ロッカアーム130Bは、エンジンリターダ190(図1参照)を動作させるためのものである。エキゾースト用ロッカアーム130Aと同様に、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bは、ロッカアームシャフト120に、ブシュ140を介して当該ロッカアームシャフト120の外周面と摺動可能に(周方向への変位を許容した状態で)嵌合される。
そして、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bの後方には、当該エンジンリターダ用ロッカアーム130Bと隣接するようにインテーク用ロッカアーム130Cが設けられる。インテーク用ロッカアーム130Cは、吸気バルブ(不図示)を開閉駆動させるためのものである。エキゾースト用ロッカアーム130Aと同様に、インテーク用ロッカアーム130Cは、ロッカアームシャフト120に、ブシュ140を介して当該ロッカアームシャフト120の外周面と摺動可能に(周方向への変位を許容した状態で)嵌合される。
このようにして、各気筒ごとに、エキゾースト用ロッカアーム130Aと、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bと、インテーク用ロッカアーム130Cとが、前から順にロッカアームシャフト120の軸線方向に互いに隣接して設けられる。
次に、図3及び図5を用いて、ロッカアームシャフト120に形成される油路の詳細な構成について説明する。以下では、説明の便宜上、エキゾースト用ロッカアーム130Aに設けられたブシュ140をブシュ140Aと称し、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bに設けられたブシュ140をブシュ140Bと称し、インテーク用ロッカアーム130Cに設けられたブシュ140をブシュ140Cと称することとする。
ロッカアームシャフト120には、各気筒ごとに、軸方向油路121、径方向油路122及び油溝123が形成される。
軸方向油路121は、ロッカアームシャフト120の内部に形成されて、ロッカアームシャフト120の軸線方向(前後方向)に延びる油路である。軸方向油路121は、ロッカアームシャフト120を軸線方向に貫通するように形成される。軸方向油路121は、正面視においてロッカアームシャフト120の中心で円状に形成される。軸方向油路121には、オイルポンプ12によって圧送された潤滑油が適宜の油路を介して供給される。
径方向油路122は、ロッカアームシャフト120の内部に形成されて、ロッカアームシャフト120の径方向に延びる油路である。径方向油路122は、軸方向油路121とロッカアームシャフト120の外周面とを連通するように形成される。径方向油路122は、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bと対応する位置に形成される(図5参照)。より詳細には、径方向油路122は、当該径方向油路122のロッカアームシャフト120の外周面と連通する部分(外周面側端部)が、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bの前後略中央部と対向する位置に形成される。これにより、径方向油路122は、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bに潤滑油を供給するように形成される。
油溝123は、ロッカアームシャフト120の外周面に形成される油路である。油溝123は、ロッカアームシャフト120の外周面が凹むように形成される。油溝123は、ロッカアームシャフト120の軸線方向(前後方向)に延びるように形成される。油溝123は、エキゾースト用ロッカアーム130Aと、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bと、インテーク用ロッカアーム130Cとに亘るように形成される。具体的には、油溝123は、ブシュ140Aのブシュ油路143の前方から、ブシュ140Cのブシュ油路143の後方まで延びるように形成され、ブシュ140A、ブシュ140B及びブシュ140Cの各ブシュ油路143と連通するように形成される。また、油溝123は、径方向油路122と連通するように形成される。
次に、図6及び図7を用いて動弁機構100が有する潤滑油供給機構について説明する。
上述の如く構成された動弁機構100においては、ロッカアーム130のローラ133とカム152とが常時接しながら回転するため、カム152とロッカアーム130のローラ133との当接部に潤滑油を供給して潤滑及び冷却する必要がある。また、ロッカアームシャフト120とブシュ140との摺動面や、アジャストスクリュ180(クロスヘッド160)にも潤滑油を供給する必要がある。そこで動弁機構100は、これらの潤滑油を供給する必要がある部分(潤滑部)へと潤滑油を供給する潤滑油供給機構を有している。
前記潤滑油供給機構においては、まずロッカアームシャフト120とブシュ140との摺動面に潤滑油が供給される。そして、潤滑油は、前記摺動面を潤滑した後、ロッカアーム130内の油路を介して、カム152とロッカアーム130のローラ133との当接部、及びアジャストスクリュ180(クロスヘッド160)に供給される。
具体的には、図6に示すように、エンジン1のオイルポンプ12(図1参照)によって圧送された潤滑油は、ロッカアームシャフト120に供給されて、軸方向油路121内を後方へ流通する。軸方向油路121内を流通する潤滑油の一部は、径方向油路122へと流入し、当該径方向油路122を介してロッカアームシャフト120の外周面(ブシュ140Bの内周面)に供給される。これにより、ロッカアームシャフト120の外周面とブシュ140Bの内周面とを潤滑することができる。その後、潤滑油は、ブシュ140Bに形成されたブシュ油路143等を介して、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bに供給される。これにより、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bを潤滑することができる。
また、図6に示すように、ブシュ140Bに供給された潤滑油の残部は、ロッカアームシャフト120の外周面とブシュ140の内周面との間の嵌合隙間(クリアランス)、及び油溝123を介して、ブシュ140Bと前後に隣接するブシュ140A及びブシュ140Cに供給される。これにより、ロッカアームシャフト120とブシュ140Aの摺動面、及びロッカアームシャフト120とブシュ140Cの摺動面を潤滑することができる。
図7に示すように、油溝123等を介してブシュ140Aに供給された潤滑油の一部は、当該ブシュ140Aのブシュ油路143を正面視時計回り及び反時計回りに流通する。
ブシュ油路143を正面視反時計回りに流通した潤滑油は、第一供給孔141を介してエキゾースト用ロッカアーム130Aの第一アーム油路134に供給され、当該第一アーム油路134を介してローラ133に供給される。これにより、カム152とローラ133との当接部を潤滑することができる。
一方、ブシュ油路143を正面視時計回りに流通した潤滑油は、第二供給孔142を介してエキゾースト用ロッカアーム130Aの第二アーム油路135に供給され、当該第二アーム油路135を介してアジャストスクリュ180に供給される。これにより、アジャストスクリュ180を潤滑することができる。
このようにして、エキゾースト用ロッカアーム130Aにおいて、ロッカアームシャフト120とブシュ140Aの摺動面、カム152とローラ133との当接部、及びアジャストスクリュ180を潤滑することができる。同様に、インテーク用ロッカアーム130Cにおいても、油溝123等を介してブシュ140Cに供給された潤滑油によって、ロッカアームシャフト120とブシュ140Cの摺動面、カム152とローラ133との当接部、及びアジャストスクリュ180を潤滑することができる。
このようにして、軸方向油路121、径方向油路122及び油溝123を介して、互いに隣接する複数のロッカアーム(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)に潤滑油を供給することができる。本実施形態においては、軸方向油路121からロッカアーム130(ブシュ140)へと潤滑油を供給する給油穴(径方向油路122)を1箇所としたので、給油穴(径方向油路122)をロッカアーム130ごとに設けた場合と比べて、消費油量及び油漏れ量(各ロッカアーム130のスラスト方向端部からの油漏れ量)を低減することができる。
そして、ロッカアームシャフト120とロッカアーム130(ブシュ140)との間に、隣接する複数のロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)に亘るように油路(油溝123)を設けたことにより、従来、ロッカアーム130(エンジンリターダ用ロッカアーム130B)のスラスト方向端部から漏れていた潤滑油を、隣接するロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A及びインテーク用ロッカアーム130C)へと案内して、当該隣接するロッカアーム130の潤滑に利用することができる。これにより、消費油量を減らしても、各ロッカアーム130の潤滑が可能となると共に、油漏れ量をさらに低減することができる。
また、本実施形態においては、径方向油路122を、隣接する3つのロッカアーム130のうち前後中央側のロッカアーム130(エンジンリターダ用ロッカアーム130B)に潤滑油を供給する位置に設けている。これにより、各ロッカアーム130への供給油圧のばらつきを抑えることができ、ひいては各ロッカアーム130への供給油量の平均化を図ることができる。
以上の如く、本実施形態に係るエンジン1の潤滑油供給機構は、ロッカアームシャフト120と、前記ロッカアームシャフト120に摺動可能に嵌合されたロッカアーム130と、前記ロッカアームシャフト120内に設けられ、潤滑油が供給される軸方向油路121(第一油路)と、前記ロッカアームシャフト120内に設けられ、前記軸方向油路121と前記ロッカアームシャフト120の外周面とを連通し、前記ロッカアーム130に潤滑油を供給する径方向油路122(第二油路)と、を具備し、前記ロッカアーム130は、前記ロッカアームシャフト120に対して複数設けられると共に、複数の前記ロッカアーム130のうちの2以上が前記ロッカアームシャフト120の軸線方向に互いに隣接するように設けられ、前記径方向油路122は、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130に対して、少なくとも一つ、かつ、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)の数よりも少ない数設けられ、前記径方向油路122から前記ロッカアームシャフト120の外周面に供給された潤滑油は、前記ロッカアームシャフト120と前記ロッカアーム130との間の嵌合隙間を介して、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130に供給されるものである。
このように構成されることにより、油漏れ量を低減しつつ、ロッカアーム130に潤滑油を供給することができる。
また、本実施形態に係るエンジン1の潤滑油供給機構は、前記ロッカアームシャフト120と前記ロッカアーム130との間に、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)に亘るように形成された油溝123(第三油路)を具備するものである。
このように構成されることにより、互いに隣接する複数のロッカアーム130に潤滑油を供給し易くすることができる。
また、前記油溝123は、前記径方向油路122と連通するように形成されているものである。
このように構成されることにより、径方向油路122から油溝123に潤滑油を供給し易くすることができる。
また、前記油溝123は、前記ロッカアームシャフト120の外周面に形成されているものである。
このように構成されることにより、各ロッカアーム130の位相によらず、互いに隣接する複数のロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)に潤滑油を供給し易くすることができる。
また、前記径方向油路122は、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)に対して一つ設けられるものである。
このように構成されることにより、油漏れ量をより低減することができる。
また、前記ロッカアーム130は、複数設けられると共に、複数の前記ロッカアーム130のうちの3以上が前記ロッカアームシャフト120の軸線方向に互いに隣接するように設けられ、前記径方向油路122は、互いに隣接する3以上の前記ロッカアーム130のうち、前記ロッカアームシャフト120の軸線方向中央側の前記ロッカアーム130(エンジンリターダ用ロッカアーム130B)に潤滑油を供給するように形成されているものである。
このように構成されることにより、互いに隣接する複数のロッカアーム130(エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130C)への供給油量の平均化を図ることができる。
また、互いに隣接する複数の前記ロッカアーム130は、排気バルブ110を開閉するためのエキゾースト用ロッカアーム130Aと、エンジンリターダ用ロッカアーム130Bと、吸気バルブ(不図示)を開閉するためのインテーク用ロッカアーム130Cと、が順に前記ロッカアームシャフト120の軸線方向に並ぶように設けられ、前記径方向油路122は、前記エンジンリターダ用ロッカアーム130Bに潤滑油を供給するように形成されているものである。
このように構成されることにより、エキゾースト用ロッカアーム130A、エンジンリターダ用ロッカアーム130B及びインテーク用ロッカアーム130Cへの供給油量の平均化を図ることができる。
なお、軸方向油路121は、第一油路の実施の一形態である。
また、径方向油路122は、第二油路の実施の一形態である。
また、油溝123は、第三油路の実施の一形態である。
以上、本発明の一実施形態を説明したが、本発明は上記構成に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、本実施形態においては、互いに隣接するロッカアーム130の数は3つであるものとしたが、2つであってもよく、4つ以上であってもよい。
また、本実施形態においては、径方向油路122は、互いに隣接する複数のロッカアーム130に対して1つ設けられるものとしたが、これに限定されるものではなく、径方向油路122の数は、互いに隣接する複数のロッカアーム130の数より少なければよい。
また、本実施形態においては、第一油路はロッカアームシャフト120の軸線方向に延びるもの(軸方向油路121)とし、第二油路はロッカアームシャフト120の径方向に延びるもの(径方向油路122)としたが、第一油路及び第二油路の延設方向は特に限定されるものではなく、例えば第二油路は径方向に対して斜めに延びるように形成されていてもよい。また、第三油路は、ロッカアームシャフト120の軸線方向に延びるもの(油溝123)としたが、第三油路の延設方向は特に限定されるものではなく、例えば第三油路はロッカアームシャフト120の軸線方向に対して斜めに延びるように形成されていてもよい。
また、本実施形態においては、油溝123は、ロッカアームシャフト120の外周面が凹むように形成されるものとしたが、これに限定されるものではなく、ロッカアームシャフト120に部分的に形成されたDカット形状としてもよい。
また、本実施形態においては、油溝123は、径方向油路122と連通する位置に形成されるものとしたが、径方向油路122と直接的に連通しない位置(ロッカアームシャフト120の周方向において径方向油路122とずれた位置)に形成されるものであってもよい。油溝123の位置が径方向油路122と直接的に連通しない位置であっても、ロッカアームシャフト120の外周面とブシュ140の内周面との間の嵌合隙間(クリアランス)を介して、油溝123と径方向油路122とは連通されることとなる。このように油溝123を径方向油路122と直接的に連通しない位置に設けることで、油溝123と径方向油路122とが直接的に連通する場合と比べて、隣接するロッカアーム130への供給油量を絞ることができる。
また、径方向油路122を介してロッカアームシャフト120の外周面に供給された潤滑油は、油溝123だけでなく、ロッカアームシャフト120の外周面とブシュ140の内周面との間の嵌合隙間(クリアランス)を経由して、隣接するロッカアーム130に供給されるため、必ずしも油溝123は必須の構成ではない。換言すれば、前記嵌合隙間を経由して隣接するロッカアーム130へと供給される油量を考慮して、油溝123の有無を決定することができる。
また、本実施形態においては、第三油路は、ロッカアームシャフト120の外周面に設けられるもの(油溝123)としたが、ブシュ140の内周面に設けられるものであってもよい。具体的には、図8に示すように、油溝123に代えて、ブシュ140(ブシュ140A、ブシュ140B及びブシュ140C)の内周面に、それぞれ油溝144(油溝144A、油溝144B及び油溝144C)を形成してもよい。図8では油溝144A、油溝144B及び油溝144Cは互いに連通しているが、各ロッカアーム130がそれぞれで揺動するため、各ロッカアーム130の位相によっては、油溝144A、油溝144B及び油溝144Cは互いに直接的には連通しない。このように第三油路を各ブシュ140の内周面に設けることで、第三油路をロッカアームシャフト120の外周面に設けた場合と比べて、隣接するロッカアーム130への供給油量を絞ることができる。
以上の如く、本実施形態の別例においては、前記ロッカアーム130には、前記ロッカアームシャフト120と摺動するブシュ140が設けられ、前記第三油路(油溝144)は、それぞれ前記ブシュ140の内周面に形成されているものである。
このように構成されることにより、互いに隣接する複数のロッカアームに潤滑油を供給し易くすることができる。
なお、第三油路は、ロッカアームシャフト120の外周面に設けられるもの(油溝123)と、ブシュ140の内周面に設けられるもの(油溝144)とを組み合わせて形成されるものであってもよい。
1 エンジン
120 ロッカアームシャフト
121 軸方向油路
122 径方向油路
123 油溝
130 ロッカアーム
130A エキゾースト用ロッカアーム
130B エンジンリターダ用ロッカアーム
130C インテーク用ロッカアーム
140 ブシュ

Claims (8)

  1. ロッカアームシャフトと、
    前記ロッカアームシャフトに摺動可能に嵌合されたロッカアームと、
    前記ロッカアームシャフト内に設けられ、潤滑油が供給される第一油路と、
    前記ロッカアームシャフト内に設けられ、前記第一油路と前記ロッカアームシャフトの外周面とを連通し、前記ロッカアームに潤滑油を供給する第二油路と、
    を具備し、
    前記ロッカアームは、
    前記ロッカアームシャフトに対して複数設けられると共に、複数の前記ロッカアームのうちの2以上が前記ロッカアームシャフトの軸線方向に互いに隣接するように設けられ、
    前記第二油路は、
    互いに隣接する複数の前記ロッカアームに対して、少なくとも一つ、かつ、互いに隣接する複数の前記ロッカアームの数よりも少ない数設けられ、
    前記第二油路から前記ロッカアームシャフトの外周面に供給された潤滑油は、前記ロッカアームシャフトと前記ロッカアームとの間の嵌合隙間を介して、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに供給される、
    エンジンの潤滑油供給機構。
  2. 前記ロッカアームシャフトと前記ロッカアームとの間に、互いに隣接する複数の前記ロッカアームに亘るように形成された第三油路を具備する、
    請求項1に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  3. 前記第三油路は、
    前記第二油路と連通するように形成されている、
    請求項2に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  4. 前記第三油路は、
    前記ロッカアームシャフトの外周面に形成されている、
    請求項2又は請求項3に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  5. 前記ロッカアームには、前記ロッカアームシャフトと摺動するブシュが設けられ、
    前記第三油路は、
    前記ブシュの内周面に形成されている、
    請求項2から請求項4までのいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  6. 前記第二油路は、
    互いに隣接する複数の前記ロッカアームに対して一つ設けられる、
    請求項2から請求項5までのいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  7. 前記ロッカアームは、
    複数設けられると共に、複数の前記ロッカアームのうちの3以上が前記ロッカアームシャフトの軸線方向に互いに隣接するように設けられ、
    前記第二油路は、
    互いに隣接する3以上の前記ロッカアームのうち、前記ロッカアームシャフトの軸線方向中央側の前記ロッカアームに潤滑油を供給するように形成されている、
    請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
  8. 互いに隣接する複数の前記ロッカアームは、
    排気バルブを開閉するためのエキゾースト用ロッカアームと、エンジンリターダ用ロッカアームと、吸気バルブを開閉するためのインテーク用ロッカアームと、が順に前記ロッカアームシャフトの軸線方向に並ぶように設けられ、
    前記第二油路は、
    前記エンジンリターダ用ロッカアームに潤滑油を供給するように形成されている、
    請求項1から請求項7までのいずれか一項に記載のエンジンの潤滑油供給機構。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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