JP2019094272A - 漢方ゼリー医薬組成物 - Google Patents
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Abstract
【課題】 生薬に由来する不味を抑制することができる漢方ゼリー医薬組成物を提供する。【解決手段】 漢方ゼリー医薬組成物は、生薬と、アラビアガムとを含有しており、このアラビアガムが有する粘性によって剤形をゼリー状にすることができるとともに、アラビアガムによる不味に対するマスキング効果により、生薬に由来する不味を抑制することができ、更に漢方ゼリー医薬組成物は、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有することで、剤形を好適なゼリー状にすることができる。【選択図】 なし
Description
本発明は、生薬に由来する不味を抑えることができる漢方ゼリー医薬組成物に関する。
医療用及び一般用の医薬品として供される漢方製剤は、種々の効能を有する生薬を含有しており、様々な服用シーンを考慮して、賦形剤を添加して錠剤、顆粒剤、散剤等の剤形や、エタノールや水を添加して液剤、煎剤等の剤形で製剤化される。
しかし、生薬の服用量は数百ミリグラムから数グラム超に及ぶことから、その生薬の含有量が多くなり、これに加えて製剤化のために生薬の数倍量の賦形剤やエタノールや水等が添加されることにより、漢方製剤は、服用時における一回量が非常に多くなる。そのため、錠剤等の剤形や液剤等の剤形とした漢方製剤は、その数量の多さから服用しづらく、特に液剤は誤嚥を引き起こしやすいものになってしまうという問題があった。
剤形に係る問題を解決するため、例えば特許文献1では、ゼラチンを用いて半固形状に成型することで、剤形をゼリー状にして、容易な服用を可能にしたものが提案されている。しかし、ゼラチンは、保存安定性が低く、冷所保存が必要であるため、医薬品としての長期安定性試験や加速安定性試験に耐えられず、製品の流通面からも、医薬品としてのレベルを満たす製品にしづらい。
そこで、例えば特許文献2〜5のように、カラギーナン、ローカストビーンガム、キサンタンガム等の多糖類や、ポリアクリル酸等のゲル化剤(ゼリー化剤)を用いることで、服用し易いゼリー状の剤形とし、かつ保存安定性の向上を図ることができるものが提案されている。
しかし、生薬の服用量は数百ミリグラムから数グラム超に及ぶことから、その生薬の含有量が多くなり、これに加えて製剤化のために生薬の数倍量の賦形剤やエタノールや水等が添加されることにより、漢方製剤は、服用時における一回量が非常に多くなる。そのため、錠剤等の剤形や液剤等の剤形とした漢方製剤は、その数量の多さから服用しづらく、特に液剤は誤嚥を引き起こしやすいものになってしまうという問題があった。
剤形に係る問題を解決するため、例えば特許文献1では、ゼラチンを用いて半固形状に成型することで、剤形をゼリー状にして、容易な服用を可能にしたものが提案されている。しかし、ゼラチンは、保存安定性が低く、冷所保存が必要であるため、医薬品としての長期安定性試験や加速安定性試験に耐えられず、製品の流通面からも、医薬品としてのレベルを満たす製品にしづらい。
そこで、例えば特許文献2〜5のように、カラギーナン、ローカストビーンガム、キサンタンガム等の多糖類や、ポリアクリル酸等のゲル化剤(ゼリー化剤)を用いることで、服用し易いゼリー状の剤形とし、かつ保存安定性の向上を図ることができるものが提案されている。
漢方製剤では、上記した剤形の問題の他に、生薬に由来する苦味、辛味、えぐ味、収れん味等の不味が服用感を悪くするという問題がある。この不味に係る問題について、特許文献1〜5は、甘味料を添加することで不味の抑制を図っている。しかし、ゼリー状の剤形は、他の剤形に比べてフレーバーリリース(口中で噛んだときに口腔から鼻に香りが抜けること)が良く、不味をより強く感じやすいため、甘味料による十分な不味の抑制効果が得られないという問題があった。特に、生薬の中には、例えばオンジ(遠志)のような非常に強い不味を有するものがあり、このような生薬を使用する場合、多量の甘味料を添加してなお、所望とする不味の抑制効果を得ることができない。
本発明は、このような従来技術に存在する問題点に着目してなされたものである。その目的とするところは、生薬に由来する不味を抑制することができる漢方ゼリー医薬組成物を提供することにある。
上記従来の問題点を解決する手段として、請求項1に記載の漢方ゼリー医薬組成物の発明は、生薬と、アラビアガムとを含有することを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、更に、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記アラビアガムの含有率は、0.1質量%以上、5質量%以下であることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記ゼリー化剤の含有率は、0.1質量%以上、10質量%以下であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の発明において、前記生薬は、オンジであることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、更に、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有することを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記アラビアガムの含有率は、0.1質量%以上、5質量%以下であることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2又は請求項3に記載の発明において、前記ゼリー化剤の含有率は、0.1質量%以上、10質量%以下であることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の発明において、前記生薬は、オンジであることを要旨とする。
〔作用〕
本発明の漢方ゼリー医薬組成物は、生薬と、アラビアガムとを含有する。このアラビアガムは、高い粘性を有しており、この粘性が付与された漢方ゼリー医薬組成物は、剤形がゼリー状とされる。更に、アラビアガムは、苦味、辛味、えぐ味、収れん味等の不味に対するマスキング効果を有しており、このマスキング効果によって、生薬に由来する不味を抑制することができる。
また、更に、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有する場合、漢方ゼリー医薬組成物を嚥下しやすいゼリー状にすることができる。
また、アラビアガムの含有率は、0.1質量%以上、5質量%以下である場合、生薬に由来する不味を好適に抑制しつつ、漢方ゼリー医薬組成物の服用量の増加を抑えることができる。
また、ゼリー化剤の含有率は、0.1質量%以上、10質量%以下である場合、漢方ゼリー医薬組成物の剤形をゼリー状にしつつ、服用感の悪化を抑えることができる。
また、生薬は、オンジである場合、強い不味を有するオンジは、本発明の漢方ゼリー医薬組成物に含有される生薬として有用である。
本発明の漢方ゼリー医薬組成物は、生薬と、アラビアガムとを含有する。このアラビアガムは、高い粘性を有しており、この粘性が付与された漢方ゼリー医薬組成物は、剤形がゼリー状とされる。更に、アラビアガムは、苦味、辛味、えぐ味、収れん味等の不味に対するマスキング効果を有しており、このマスキング効果によって、生薬に由来する不味を抑制することができる。
また、更に、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有する場合、漢方ゼリー医薬組成物を嚥下しやすいゼリー状にすることができる。
また、アラビアガムの含有率は、0.1質量%以上、5質量%以下である場合、生薬に由来する不味を好適に抑制しつつ、漢方ゼリー医薬組成物の服用量の増加を抑えることができる。
また、ゼリー化剤の含有率は、0.1質量%以上、10質量%以下である場合、漢方ゼリー医薬組成物の剤形をゼリー状にしつつ、服用感の悪化を抑えることができる。
また、生薬は、オンジである場合、強い不味を有するオンジは、本発明の漢方ゼリー医薬組成物に含有される生薬として有用である。
〔効果〕
本発明によれば、生薬に由来する不味を抑制することができる漢方ゼリー医薬組成物を提供することができる。
本発明によれば、生薬に由来する不味を抑制することができる漢方ゼリー医薬組成物を提供することができる。
本発明を具体化した実施形態について、以下に説明する。
漢方ゼリー医薬組成物は、生薬と、アラビアガムとを含有する。
漢方ゼリー医薬組成物は、生薬と、アラビアガムとを含有する。
前記生薬としては、特に限定されず、何れも含有させることができる。生薬の具体例としては、オンジ(遠志)、アセンヤク(阿仙薬)、イレイセン(威霊仙)、ウイキョウ(茴香)、ウワウルシ、エンゴサク(延胡索)、オウギ(黄耆)、オウゴン(黄岑)、オウバク(黄柏)、オウヒ(桜皮)、オウレン(黄連)、ガジュツ、カゴソウ(夏枯草)、カンキョウ(乾姜)、カッコン(葛根)、カッコウ、カロニン、カノコソウ、カンゾウ(甘草)、カミツレ、キキョウ(桔梗)、キクカ(菊花)、キササゲ、キジツ(枳実)、キョウニン(杏仁)、キョウカツ、クジン(苦参)、ケイガイ(荊芥)、ケイヒ(桂皮)、ゲンチアナ、ゲンノショウコ、コウカ(紅花)、コウジン、コウブシ(香附子)、コウベイ、コウボク(厚朴)、ゴオウ、ゴシツ(牛膝)、ゴシュユ(呉茱萸)、ゴボウシ(牛蒡子)、ゴミシ(五味子)、サイコ(柴胡)、サイシン(細辛)、サフラン、サンキライ、サンシシ(山梔子)、サンシュユ(山茱萸)、サンショウ(山椒)、サンザシ(山査子)、サンズコン(山豆根)、サンソウニン(酸棗仁)、サンヤク(山薬)、サンナ(山奈)、ジオウ(地黄)、シオン、シャクヤク、ジャコウ、シャゼンソウ、ジュウヤク、ショウマ(升麻)、シツリシ、シャゼンシ、シャゼンソウ、シャジン(沙参)、シュクシャ(縮砂)、獣胆(ユウタンを含む)、ショウキョウ(生姜)、ジリュウ(地竜)、シンイ(辛夷)、ジコッピ(地骨皮)、シコン、セキサン(石蒜)、セッコウ(石膏)、セネガ、センコツ(川骨)、ゼンコ(前胡)、センキュウ、センブリ、ソウジュツ(蒼朮)、ソウハクヒ(桑白皮)、ソヨウ(蘇葉)、ダイオウ(大黄)、タイソウ、チクジョ、チクセツニンジン(竹節人参)、チモ(知母)、チョウジ(丁子)、チョレイ(猪苓)、チンピ(陳皮)、テンナンショウ(天南星)、トウガシ(冬瓜子)、トウキ(当帰)、トウニン(桃仁)、トコン、トチュウ、ナンテンジツ、ニンジン(人参)、ニンドウ(忍冬)、バイモ、バクモンドウ、ハッカ(薄荷)、ハンゲ(半夏)、ビャクシ、ビャクシャク、ビャクジュツ(白朮)、ビワヨウ(枇杷葉)、ビンロウジ(檳子)、ブクリョウ(茯苓)、ベラドンナ、ボウイ、ボタンピ(牡丹皮)、マオウ(麻黄)、マシニン(麻子仁)、モクツウ、モッコウ(木香)、ユウタン、ヨクイニン、リュウガンニク(竜眼肉)、リョウキョウ(良姜)、リュウコツ(竜骨)、リュウタン(竜胆)、レンニク(蓮肉)、レンギョウ(連翹)、ケンポナシ(玄圃梨)などが挙げられる。生薬は、これらの中から1種以上を選択して使用することができる。これら生薬の中でもオンジ(遠志)は、特に強い苦味とえぐ味を有しており、本発明の漢方ゼリー医薬組成物に含有される生薬として有用である。
生薬は、複数を組み合わせることで、漢方原薬として、漢方ゼリー医薬組成物に含有させることができる。漢方原薬の具体例としては、安中散料、茵▲ちん▼蒿湯、温経湯、温清飲、越婢加朮湯、黄耆建中湯、黄連解毒湯、乙字湯、▲かっ▼香正気散、回補湯、葛根湯、葛根湯加川▲きゅう▼辛夷、加味帰脾湯、加味逍遙散、加味平胃散、甘草湯、甘麦大棗湯、▲きゅう▼帰膠艾湯、▲きゅう▼帰調血飲第一加減、響声破笛丸料、銀翹解毒散、駆風解毒散、荊芥連翹湯、桂枝加芍薬湯、桂枝加朮附湯、桂枝加竜骨牡蛎湯、桂枝湯、桂枝人参湯、桂枝茯苓丸料、桂枝茯苓丸料加▲よく▼苡仁、玄武湯、香蘇散料、五苓散料、五積散料、五淋散料、呉茱萸湯、牛車腎気丸料、五物解毒湯、酸棗仁湯、柴胡加竜骨牡蛎湯、柴胡桂枝湯、柴胡桂枝乾姜湯、柴胡清肝湯、三黄瀉心湯、柴胡疏肝湯、柴朴湯、小青竜湯、小柴胡湯、四物湯、十味敗毒湯、消風散、芍薬甘草湯、参苓白朮散、十全大補湯、炙甘草湯、生脈宝、七物降下湯、参蘇飲、真武湯、折衝飲、清上防風湯、続命湯、大柴胡湯、大黄牡丹皮湯、猪苓湯、釣藤散、調胃承気湯、当帰芍薬散料、当帰飲子、桃核承気湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯、人参湯、半夏厚朴湯、排膿散及湯、半夏瀉心湯、麦門冬湯、半夏白朮天麻湯、白虎加人参湯、防已黄耆湯、防風通聖散、補中益気湯、麻黄湯、麻杏甘石湯、麻杏▲よく▼甘湯、麻子仁丸、▲よく▼苡仁湯、抑肝散、抑肝散加陳皮半夏、苓甘姜味辛夏仁湯、苓桂朮甘湯、六君子湯、竜胆瀉肝湯、六味丸、竹茹温胆湯などが挙げられる。漢方原薬は、これらの中から1種以上を選択して使用することができる。
漢方ゼリー医薬組成物に含有させる際の生薬(あるいは漢方原薬)の状態は、特に限定されない。通常、生薬(あるいは漢方原薬)は、抽出等の方法で得られた有効成分からなるエキスの状態とされて、漢方ゼリー医薬組成物に含有される。このエキスには、液状、軟エキス、乾燥エキス等の形態があるが、いずれの形態でも使用することができる。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対する生薬(あるいは漢方原薬)の含有率は、服用量や状態によって異なり、特に限定されない。例えば液状のエキスや軟エキスであれば、含有率が過剰に高い場合はエキスが凝集等することで分散性が悪くなり、含有量が過剰に低い場合は漢方ゼリー医薬組成物の服用量の増大を招くので、分散性を良好に保ちつつ、高濃度にするという観点から、含有率は固形分比で、好ましくは1〜80質量%、より好ましくは3〜70質量%、さらに好ましくは5〜60質量%である。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対する生薬(あるいは漢方原薬)の含有率は、服用量や状態によって異なり、特に限定されない。例えば液状のエキスや軟エキスであれば、含有率が過剰に高い場合はエキスが凝集等することで分散性が悪くなり、含有量が過剰に低い場合は漢方ゼリー医薬組成物の服用量の増大を招くので、分散性を良好に保ちつつ、高濃度にするという観点から、含有率は固形分比で、好ましくは1〜80質量%、より好ましくは3〜70質量%、さらに好ましくは5〜60質量%である。
前記アラビアガムは、多糖類(アラビノガラクタン)を主成分とし、糖タンパク質(アラビノガラクタンタンパク質)を含む、水溶性の食物繊維である。このアラビアガムは、水溶液にすることで、多糖類に由来した強い粘性を示す性質を有しており、この性質を利用することで、漢方ゼリー医薬組成物の剤形をゼリー状とすることができる。
更にアラビアガムは、生薬に由来する苦味、辛味、えぐ味、収れん味等の不味に対し、このような不味を隠蔽して感じさせないようにするマスキング効果を有している。そして、漢方ゼリー医薬組成物は、アラビアガムによる不味に対するマスキング効果を利用することで、生薬に由来する不味を抑制することができる。
ここで、前記ゼリー状とは、液体と固体の両方の属性をもつ半固体であって、液体より固体に近い半流動体であり、粘性を有することで自由に変形する形状をいうものとする。そして、ゼリー状には、流動性をほぼ有さないゲル状態のものと、流動性を有するゾル状態のものとが含まれるものとする。
更にアラビアガムは、生薬に由来する苦味、辛味、えぐ味、収れん味等の不味に対し、このような不味を隠蔽して感じさせないようにするマスキング効果を有している。そして、漢方ゼリー医薬組成物は、アラビアガムによる不味に対するマスキング効果を利用することで、生薬に由来する不味を抑制することができる。
ここで、前記ゼリー状とは、液体と固体の両方の属性をもつ半固体であって、液体より固体に近い半流動体であり、粘性を有することで自由に変形する形状をいうものとする。そして、ゼリー状には、流動性をほぼ有さないゲル状態のものと、流動性を有するゾル状態のものとが含まれるものとする。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対するアラビアガムの含有率は、不味に対する十分なマスキング効果を得るとともに、服用しづらくなることを抑制するという観点から、好ましくは0.1〜5質量%、より好ましくは0.2〜4質量%、さらに好ましくは0.3〜3質量である。
アラビアガムの含有率が過剰に低い場合には、不味に対する十分なマスキング効果が得られない。アラビアガムの含有率が過剰に高い場合には、マスキング効果は特に向上せず、却ってアラビアガムの含有量が増すことで、漢方ゼリー医薬組成物の服用量が増してしまい、服用しづらくなる。
アラビアガムの含有率が過剰に低い場合には、不味に対する十分なマスキング効果が得られない。アラビアガムの含有率が過剰に高い場合には、マスキング効果は特に向上せず、却ってアラビアガムの含有量が増すことで、漢方ゼリー医薬組成物の服用量が増してしまい、服用しづらくなる。
漢方ゼリー医薬組成物は、更に、ゼリー化剤を含有することができる。このゼリー化剤には、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム(カロブビーンガム)、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上が使用される。
漢方ゼリー医薬組成物は、アラビアガムのみ含有する場合、剤形がゾル状態のゼリー状となるが、アラビアガムとゼリー化剤の両方を含有する場合、剤形がゲル状態のゼリー状となる。このゲル状態のゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物は、流動性をほぼ有さないことからまとまりやすく、嚥下しやすいものになる。
漢方ゼリー医薬組成物は、アラビアガムのみ含有する場合、剤形がゾル状態のゼリー状となるが、アラビアガムとゼリー化剤の両方を含有する場合、剤形がゲル状態のゼリー状となる。このゲル状態のゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物は、流動性をほぼ有さないことからまとまりやすく、嚥下しやすいものになる。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対するゼリー化剤の総量の含有率は、嚥下しやすいゼリー状にするとともに、服用感の悪化を抑えるという観点から、好ましくは0.1〜10質量%、より好ましくは0.5〜8質量%、さらに好ましくは1〜6質量%である。
ゼリー化剤の含有率が過剰に低い場合には、漢方ゼリー医薬組成物をゲル状態のゼリー状にすることができず、嚥下し難いものになるおそれがある。ゼリー化剤の含有率が過剰に高い場合には、ゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物の硬度が増すとともに、服用量の増加を招くため、服用感が悪化するおそれがある。
ゼリー化剤の含有率が過剰に低い場合には、漢方ゼリー医薬組成物をゲル状態のゼリー状にすることができず、嚥下し難いものになるおそれがある。ゼリー化剤の含有率が過剰に高い場合には、ゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物の硬度が増すとともに、服用量の増加を招くため、服用感が悪化するおそれがある。
漢方ゼリー医薬組成物をゲル状態のゼリー状の剤形とする場合、医薬品としての品質を保つという観点から、経時変化による水分の遊離のしやすさを示す離水率は、低いほど好ましい。上記したゼリー化剤の中でも、カラギーナンは、この離水率を低くする効果を有しており、好ましい材料である。カラギーナンには、ιカラギーナンおよび/またはκカラギーナンが選択される。
カラギーナンを使用する場合、医薬品としての品質を保つという観点から、漢方ゼリー医薬組成物の離水率は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下、さらに好ましくは2%以下である。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対するカラギーナンの含有率は、離水率を前記範囲にするとともに、服用感の悪化を抑えるという観点から、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1〜4質量%、さらに好ましくは1〜3.5質量%である。
カラギーナンの含有率が過剰に低い場合には、離水率を低くすることができず、含有率が過剰に高い場合には、ゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物が硬くなって服用感が悪化するおそれがある。
カラギーナンを使用する場合、医薬品としての品質を保つという観点から、漢方ゼリー医薬組成物の離水率は、好ましくは10%以下、より好ましくは5%以下、さらに好ましくは2%以下である。
漢方ゼリー医薬組成物の総量に対するカラギーナンの含有率は、離水率を前記範囲にするとともに、服用感の悪化を抑えるという観点から、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1〜4質量%、さらに好ましくは1〜3.5質量%である。
カラギーナンの含有率が過剰に低い場合には、離水率を低くすることができず、含有率が過剰に高い場合には、ゼリー状とした漢方ゼリー医薬組成物が硬くなって服用感が悪化するおそれがある。
上記したゼリー化剤の中で、カンテン末は、ゲル状態のゼリー状の剤形を好適に保つことで、継時的な物性変化を抑制する効果を有しており、医薬品としての品質を保つという観点で、好ましい材料である。
カンテン末を使用する場合、漢方ゼリー医薬組成物の総量に対する含有率は、医薬品としての品質を保つという観点から、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1〜2質量%、さらに好ましくは0.3〜1質量%である。
カンテン末の含有率が過剰に低い場合には、剤形を好適に保つことができず、含有率が過剰に高い場合には、離水率が高くなるおそれがある。
カンテン末を使用する場合、漢方ゼリー医薬組成物の総量に対する含有率は、医薬品としての品質を保つという観点から、好ましくは0.05〜5質量%、より好ましくは0.1〜2質量%、さらに好ましくは0.3〜1質量%である。
カンテン末の含有率が過剰に低い場合には、剤形を好適に保つことができず、含有率が過剰に高い場合には、離水率が高くなるおそれがある。
漢方ゼリー医薬組成物には、生薬に由来の不味を緩和して服用感を向上させるという観点で、甘味料を添加することができる。甘味料の具体例としては、アセスルファムカリウム、ステビア抽出物、アスパルテーム、スクラロース、ソーマチン、白糖、還元麦芽糖水アメ(マルチトール)、マンニトール、キシリトール、ソルビトール、エリスリトール、マンニトール、トレハロースが挙げられ、これらの群から選択される少なくとも1種が使用される。
漢方ゼリー医薬組成物には、生薬に由来の不味を和らげて服用感を向上させるという観点で、矯味剤を添加することができる。矯味剤の具体例としては、エリスリトール、キシリトール、トレハロース等の糖類、無水クエン酸やクエン酸水和物やクエン酸ナトリウム等のクエン酸類、l−メントール、矯味の目的で添加される香料などの添加物などが挙げられ、これらの群から選択される少なくとも1種が使用される。
また、漢方ゼリー医薬組成物には、上記したものの他に、医薬品の基準に定める範囲内で、ゲル化促進剤、安定化剤、防腐剤、pH調整剤、保存料、香料、賦形剤などを添加することができる。
例えば、剤形をゼリー状とするためのゲル化を促進するという観点で、ゲル化促進剤として、乳酸カルシウムおよび/または塩化カリウムを添加することができる。
また、固形分量を調製してゼリー状の剤形を安定化させるという観点で、安定化剤として、デキストリンを添加することができる。
また、保存性を高めるという観点で、防腐剤として、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウムから選択される1種以上を添加することができる。
また、医薬品としての品質を保つためにpHを3.8〜4.8にするという観点で、pH調整剤として、上記矯味剤で挙げたクエン酸類を添加することができる。
例えば、剤形をゼリー状とするためのゲル化を促進するという観点で、ゲル化促進剤として、乳酸カルシウムおよび/または塩化カリウムを添加することができる。
また、固形分量を調製してゼリー状の剤形を安定化させるという観点で、安定化剤として、デキストリンを添加することができる。
また、保存性を高めるという観点で、防腐剤として、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸ブチル、安息香酸ナトリウムから選択される1種以上を添加することができる。
また、医薬品としての品質を保つためにpHを3.8〜4.8にするという観点で、pH調整剤として、上記矯味剤で挙げたクエン酸類を添加することができる。
次に本発明の実施例をあげて説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
漢方ゼリー医薬組成物を表1〜表8に示す組成で調製し、実施例1〜26および比較例1〜18の試料を得た後、各試料の味を評価した。
評価の方法は、評価者が各試料を服用し、苦味、えぐ味等の不味について、最良の1から最悪の10までの10段階で評価するものとし、15人の評価者による10段階評価の平均値を、各試料の味の評価とした。その結果を表1〜表8に示す。
なお、不味の評価については、以下のように指標を定めた
1〜2:ほとんど不味を感じない。
3〜4:わずかに不味を感じる。
5〜6:不味を感じる。
7〜8:強い不味を感じる。
9〜10:極めて強い不味を感じる。
評価の方法は、評価者が各試料を服用し、苦味、えぐ味等の不味について、最良の1から最悪の10までの10段階で評価するものとし、15人の評価者による10段階評価の平均値を、各試料の味の評価とした。その結果を表1〜表8に示す。
なお、不味の評価については、以下のように指標を定めた
1〜2:ほとんど不味を感じない。
3〜4:わずかに不味を感じる。
5〜6:不味を感じる。
7〜8:強い不味を感じる。
9〜10:極めて強い不味を感じる。
実施例1〜3,14〜16の結果から、アラビアガムと、ゼリー化剤としてカラギーナンおよびカンテン末とを含有する場合、ゼリー化剤の含有率を増しても、味の評価は1のまま変わらなかった。
実施例4〜9,17〜22の結果から、使用するゼリー化剤の種類やゼリー化剤の含有率の増減で、味の評価に若干の変化が生じた。
実施例10〜13,23〜26の結果から、アラビアガムの含有率が増した場合に味の評価に変化はないが、アラビアガムの含有率が減じるにつれて味の評価は悪くなった。
比較例1〜3,10〜12の結果から、アラビアガムを含有しない場合、ゼリー化剤の含有率の増減で味の評価は若干良くなるが、極僅かな変化に過ぎない。
比較例4〜9,13〜18の結果から、使用するゼリー化剤の種類やゼリー化剤の含有率の増減で、味の評価を良好なものにすることは可能であるが、アラビアガムを含有させた実施例のように、顕著に味の評価が良くなることはなかった。
以上から、アラビアガムは、生薬に由来する不味に対して良好なマスキング効果を有しており、そのマスキング効果は、カラギーナン等のゼリー化剤に比べて優れていることが示された。
実施例4〜9,17〜22の結果から、使用するゼリー化剤の種類やゼリー化剤の含有率の増減で、味の評価に若干の変化が生じた。
実施例10〜13,23〜26の結果から、アラビアガムの含有率が増した場合に味の評価に変化はないが、アラビアガムの含有率が減じるにつれて味の評価は悪くなった。
比較例1〜3,10〜12の結果から、アラビアガムを含有しない場合、ゼリー化剤の含有率の増減で味の評価は若干良くなるが、極僅かな変化に過ぎない。
比較例4〜9,13〜18の結果から、使用するゼリー化剤の種類やゼリー化剤の含有率の増減で、味の評価を良好なものにすることは可能であるが、アラビアガムを含有させた実施例のように、顕著に味の評価が良くなることはなかった。
以上から、アラビアガムは、生薬に由来する不味に対して良好なマスキング効果を有しており、そのマスキング効果は、カラギーナン等のゼリー化剤に比べて優れていることが示された。
漢方ゼリー医薬組成物を表9,10に示す組成で調製し、参考例1〜9の試料を得た後、各試料の離水率(%)を測定した。
測定は、試料を包材内に収容し、室温で放置して所定形状に固めた後、包材内から試料を崩れないように取り出し、そのまま試料を40度の環境下で1週間保管して、試料の表面に生じた水分を脱脂綿でふき取り、ふき取った水分量(mg)を測定し、試料の総量(30000mg)に対する質量百分率を算出することで行った。その結果を表9,10に示す。
測定は、試料を包材内に収容し、室温で放置して所定形状に固めた後、包材内から試料を崩れないように取り出し、そのまま試料を40度の環境下で1週間保管して、試料の表面に生じた水分を脱脂綿でふき取り、ふき取った水分量(mg)を測定し、試料の総量(30000mg)に対する質量百分率を算出することで行った。その結果を表9,10に示す。
参考例1〜3の結果、ゼリー化剤にゼラチンを使用した場合、試料が室温では固まらず、離水率(%)の測定は出来なかった。なお、参考例1〜3は、冷蔵することで固まったが、40度の環境下、1週間の保管中に再度溶解してしまい、離水率(%)の測定は出来なかった。
参考例4〜6の結果、ゼリー化剤にカンテン末を使用した場合、何れも離水率(%)が10%を超えており、継時的な物性変化による品質保持ができないことが示された。
参考例7〜9の結果、ゼリー化剤にカラギーナンとカンテン末を使用した場合、離水率(%)が10%以下であり、継時的な物性変化による品質保持が可能であることが示された。
以上から、継時的な物性変化による品質保持を可能とすることで、医薬品としての品質を保つには、ゼリー化剤にカラギーナンとカンテン末を使用することが好ましいことが示された。
参考例4〜6の結果、ゼリー化剤にカンテン末を使用した場合、何れも離水率(%)が10%を超えており、継時的な物性変化による品質保持ができないことが示された。
参考例7〜9の結果、ゼリー化剤にカラギーナンとカンテン末を使用した場合、離水率(%)が10%以下であり、継時的な物性変化による品質保持が可能であることが示された。
以上から、継時的な物性変化による品質保持を可能とすることで、医薬品としての品質を保つには、ゼリー化剤にカラギーナンとカンテン末を使用することが好ましいことが示された。
本発明によれば、生薬に由来する不味を抑制することができる漢方ゼリー医薬組成物を提供することができるので、産業上利用可能である。
Claims (5)
- 生薬と、アラビアガムとを含有することを特徴とする漢方ゼリー医薬組成物。
- 更に、カンテン末、カラギーナン、キサンタンガム、ローカストビーンガム、アルギン酸及びその塩、ジェランガム、ペクチン、プルラン、グアーガム、タラガム、タマリンドシードガム、加工デンプン、セルロース誘導体、サイリウムシードガム、及びグルコマンナンからなる群より選ばれる1種以上のゼリー化剤を含有する請求項1に記載の漢方ゼリー医薬組成物。
- 前記アラビアガムの含有率は、0.1〜5質量%である請求項1又は請求項2に記載の漢方ゼリー医薬組成物。
- 前記ゼリー化剤の含有率は、0.1〜10質量%である請求項2又は請求項3に記載の漢方ゼリー医薬組成物。
- 前記生薬は、オンジである請求項1から請求項4のうち何れか一項に記載の漢方ゼリー医薬組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017222667A JP2019094272A (ja) | 2017-11-20 | 2017-11-20 | 漢方ゼリー医薬組成物 |
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JP2017222667A Pending JP2019094272A (ja) | 2017-11-20 | 2017-11-20 | 漢方ゼリー医薬組成物 |
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- 2017-11-20 JP JP2017222667A patent/JP2019094272A/ja active Pending
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