JP2019094153A - シート状物体の給送装置 - Google Patents

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Tsutomu Ishii
勉 石井
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Abstract

【課題】積層された複数の用紙を1枚ずつ送り出す給紙装置において、用紙の厚みに合わせたゲートのギャップ調整が必要であるが、このギャップ調整が容易ではなかった。【解決手段】用紙と同じものを受け入れる挿入口INと、ゲート30に接続され、挿入口で受け入れた物体の厚みに応じて隙間Gを変化させる連動機構40とを備える。用紙をセットする際に、同じ用紙を挿入口INに挿入する。これにより隙間Gの大きさが適切に設定される。給紙装置において搬送物(用紙)そのものを用いて、捌きに必要なギャップ調整を容易に行うことができる。【選択図】図1

Description

本発明は、紙などのシート状のものを1枚ずつ送り出す給送装置(給紙装置。以下の説明において、送り出す対象が紙以外のシート状のものである場合も給「紙」装置と表記する)に関し、特に、ゲート方式を用いた給紙のギャップ調整機構を備えるものに関する。
紙などのシート状のものを1枚ずつ送り出す給送装置に関する先行技術として、下記のものがある。
特開平9−156785号公報 特開11−263464号公報 特開2000−118748号公報
特許文献1には、積層された複数枚の段ボール紙Pのうち最下層(又は最上層)の段ボール紙Pに当接して回転するの送りローラ2と、前記段ボール紙Pの最前縁を規制し下端に前記段ボール紙Pの1枚分の厚みよりも大きく2枚分の厚みには達しない程度のゲート間隙が設けられたゲートストッパ3と、前記送りローラ2の背面側に設けられ、前記送りローラ2に当接する段ボール紙Pを送りローラ2側へ吸引するバキューム部6とを備える給紙装置が記載されている。前記ゲートストッパ3は、段ボール紙Pの搬出方向に向かって定盤1の前方に配置されており、その下端にはゲート間隙3Sが設けられている。このゲート間隙3Sの高さTは、段ボール紙Pの紙厚tに対し、t<T<2tの関係が成立するように、すなわち、段ボール紙の1枚分の厚みよりも大きく2枚分の厚みには達しないように設定されている。
特許文献1記載の装置には、ゲート間隙3Sは固定であり調整することができない。特許文献1の給紙装置は特定の厚みの紙を送り出すことができるが、厚みが異なると対応できないという問題がある。仮に、設定を変えることができるとしても手動であり、実際上は困難である。
特許文献2記載のシート材給送装置は、間隔調整手段としての紙厚調整モータ11を備え、これにより送りローラ6、分離ローラ7の間隔を調整し的確な状態で紙の分離搬送を自動で行える様にしている。特許文献2では、紙厚調整モータ11の調整方法として、(1)一律の調整方法、(2)給紙ローラ4の回転駆動により原稿F1が給紙前センサS1に検知され、分離搬送部まで、規定のパルス分原稿F1を駆動しその後送りモータ8を駆動し、同時に紙厚調整モータ11を駆動する、(3)紙厚調整モータ11による開口速度を分離搬送部の開口量で可変する、(4)給紙後センサS2に原稿Fを検知した後に紙厚調整モータ11を規定パルス分さらに移動し、補正を図る、(5)マニュアル(手動調整)、が記載されている。
特許文献2記載の装置には、他のローラの動きやセンサの出力に基づき紙厚調整モータ11を駆動するので制御が複雑であるとともに、正確な紙厚調整ができないという問題がある。
特許文献3には、積層された記録紙Pを下方から支持する底部記録紙ガイド1と記録紙Pの先端辺を当接させるスリット板2とを有し、スリット板2の下端部と底部記録紙ガイド1の上面との間にスリットSを形成するとともに、スリットSの給紙方向直下流に前記スリットSを通過した記録紙Pの搬送を行うピックアップローラ18と摩擦ローラ20とを対向させて配置させ、給紙装置の前記スリットSの寸法s”が、用紙厚調整前において記録紙の1枚分の厚さ寸法tより小さい寸法となるようにスリット板2を支持部材7に配設した給紙装置が記載されている。スリットSの寸法s”は固定(調整方法は手動)である(特許文献3の段落0035、0046、0048)。
特許文献3記載の装置では、紙厚調整ができないか、調整するとしても手動なので困難であるという問題がある。
特許文献1〜3の給紙装置においては、紙厚調整ができないあるいは困難であり、また制御及び構造が複雑であるという問題があった。
この発明は上記問題を解決するためになされたもので、簡単な構造で紙厚調整を容易に行うことができる給紙装置を提供することを目的とする。
この発明は、シート状物体を送り出す搬送機構と、前記搬送機構の出口側に設けられるゲートとを備え、積層された複数の前記シート状物体を1枚ずつ送り出す給送装置において、
前記搬送機構と前記ゲートの間には、前記シート状物体が通過する隙間が設けられ、
前記ゲートは、前記隙間の大きさを可変できるように構成され、
前記シート状物体と同じ、又は、相当するものを受け入れる挿入口と、
前記ゲートに接続され、前記挿入口で受け入れた物体の厚みに応じて前記隙間を変化させる連動機構とを備えることを特徴とする。
前記ゲート及び前記連動機構が、一体に形成されていてもよい。
発明の実施の形態に係る給紙装置(給送装置)の側面図である。 発明の実施の形態に係る給紙装置(給送装置)の動作説明図である。
図1は、発明の実施の形態に係る給紙装置(給送装置)の側面図である。図2は、発明の実施の形態に係る給紙装置(給送装置)の動作説明図である。
発明の実施の形態に係る給紙装置は、積層された複数の用紙(シート状物体)を1枚ずつ送り出すものである。用紙の出口側を正面とすると、図1は本件給紙装置の右側面に相当する。正面図、平面図は、省略する。
図1において、11、11は一対のローラ、12はローラ11、11に取り付けられたベルトである。ローラ11、11の少なくとも一方は、図示しないモータなどにより回転駆動される。これによりベルト12は、矢印の方向に進行する。ベルト12の上には、送り出すべき用紙が積層される。積層された用紙の最下段のみがベルト12に接し、摩擦力により矢印方向に送り出される。給紙装置の出口側には、ベルト12に接して回転するローラ13が設けられている。
ローラ11、11及びベルト12はシート状物体を送り出す搬送機構を構成する。
20は、給紙装置の内と外を仕切る仕切り板である。仕切り板20は搬送機構の上側にベルト12(その進行方向)に略直交するように設けられる部材である。仕切り板20は、図1において略垂直(鉛直)に設けられている。仕切り板20が本件給紙装置の筐体側面を兼ねてもよい。図1において、左側が給紙装置の外側であり、右側が給紙装置の内側である。用紙が仕切り板20から左側に出るところが用紙の出口である。
30は、出口に設けられた板状のゲートである。ゲート30は、仕切り板20と同様に、搬送機構の上側にベルト12に略直交するように設けられるとともに、図1において略垂直に設けられている。ゲート30の先端は、初期状態(図2(a))においてベルト12に隙間なく接触するように調整されている。図1においてゲート30は板状のものであるが、用紙1枚のみ進行を可能にするものであれば、その形状は問わない。
用紙を実際に搬送する使用状態において、本装置の搬送機構(具体的にはベルト12の上面)とゲート30の間には、用紙が通過する隙間(ギャップ)Gが設けられる。ゲート30は、隙間Gの大きさを可変できるように構成されている。具体的には、図2(a)の矢印に示すように上下方向に移動する(なお、図2(a)は初期状態であるから、そこからはさらに下に移動することはない)。ゲート30が上方に動けば隙間Gは大きくなり(通過できる用紙の厚みが増え)、下方に動けば隙間Gは小さくなる(通過できる用紙の厚みが減る)。図1の例では、板状のゲート30が、仕切り板20に沿って摺動するが、これには限定されない。
本件給紙装置の外側には、用紙の挿入口INが設けられている。挿入口INに挿入される用紙は、搬送機構に積層され送り出される用紙とは別のものである。すなわち、挿入口INに挿入される用紙は隙間Gの調整のためだけに用いられ、搬送装置により送り出されることはない。挿入口INに挿入される用紙は、積層されている用紙(シート状物体)と同じ、又は、相当するものである(例えば、積層されている用紙1枚の厚みに相当するシート状物体、材質は問わない)。
挿入口INは、用紙を受ける台となる板50と、その上に設けられる板40とを備える。板40と50の間に用紙が挿入される。板40は、図1において略L字状をしており、一方が水平(給紙ベルト12の進行方向と平行)、他方が垂直(仕切り板20と平行)である。板40は、仕切り板20に沿って摺動し、上下に移動可能である(板状のゲート30と同様に移動方向はこれに限定されない)。
板40の垂直側の端にはゲート30が取り付けられている。すなわち、板40の上下に伴いゲート30も上下する。板40は、挿入口INを構成する部材であるとともに、挿入口INで受け入れた用紙(物体)の厚みに応じて隙間Gを変化させる連動機構でもある。図1の例では、ゲート30及び連動機構が、一体に形成されている。
図2を参照して、本発明の実施の形態に係る隙間(ギャップ)調整について説明を加える。用紙を1枚ずつ送り出すためには、用紙の厚みに応じて隙間の調整が必要である。
図2(a)は、挿入口INに用紙を差し込んでいない状態を示す。このとき、ゲート30の先端が給紙ベルト12の上面に接している。隙間Gは0である。隙間Gが存在していないとも言える。なお、多少のマージンを見込んで、図2(a)の状態において一定の隙間Gが生じるようにしてもよい。例えば、用紙の厚みをtとして、挿入口INに用紙を差し込んでいない状態で隙間がtの約半分になるように設定する。なお、ゲート30の先端が直線状であるとして、その直線全体が給紙ベルト12の上面に隙間なく接している状態に限らない。部分的に接している状態(例えば所定間隔で点状に接している状態)でもよい。図2(a)の状態で用紙の搬送を阻止できるようになっていればよい。
図2(b)は、挿入口INに厚みt1の用紙が挿入された状態を示す。この用紙により板40がt1だけ持ち上げられ、これに伴いゲート30が動き、隙間G1が生じる。この大きさはt1である。給紙ベルト12により厚みt1の用紙が搬送されると、その1枚のみがゲート30を通過することができる。
図2(c)は、挿入口INに厚みt2の用紙が挿入された状態を示す。このときの隙間G2の大きさはt2である。給紙ベルト12により厚みt2の用紙が搬送されると、その1枚のみがゲート30を通過することができる。
余裕を見込んで、隙間Gの大きさをTとし、用紙厚tに対し、t<T<2tの関係が成立するように、すなわち、用紙1枚分の厚みよりも大きく2枚分の厚みには達しないように隙間Gの大きさを設定してもよい。例えば、図2(a)の初期状態において、隙間Gを0でなく、一定の値(例えば用紙厚の半分)としておくことが考えられる。
以上のように、発明の実施の形態によれば、挿入口INに用紙を挿入することにより、隙間Gの大きさを容易に調整することができる。図2(a)のように調整しておくだけで、任意の厚みの用紙に対応することができる。そのための機構は単純であり、低コストで実現できる。
従来技術によれば、ゲートは用紙の厚みに合わせたギャップ調整が必要であり、このギャップ調整が容易ではなかった。この発明の実施の形態によれば、給紙装置において搬送物(用紙)そのものを用いて、捌きに必要なギャップ調整を容易に行うことができる。
図1の連動機構は最も簡単な構造のものであるが、他の構造を採用することもできる。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
11 ローラ
12 給紙ベルト
13 ローラ
20 仕切り板
30 ゲート
40 板(連動機構)
50 板
G 隙間(ギャップ)
IN 挿入口

Claims (2)

  1. シート状物体を送り出す搬送機構と、前記搬送機構の出口側に設けられるゲートとを備え、積層された複数の前記シート状物体を1枚ずつ送り出す給送装置において、
    前記搬送機構と前記ゲートの間には、前記シート状物体が通過する隙間が設けられ、
    前記ゲートは、前記隙間の大きさを可変できるように構成され、
    前記シート状物体と同じ、又は、相当するものを受け入れる挿入口と、
    前記ゲートに接続され、前記挿入口で受け入れた物体の厚みに応じて前記隙間を変化させる連動機構とを備えることを特徴とするシート状物体の給送装置。
  2. 前記ゲート及び前記連動機構が、一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載のシート状物体の給送装置。
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