JP2019093861A - ワイパ装置の支持構造 - Google Patents

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【課題】ワイパ装置の不具合の発生を抑制することが可能なワイパ装置の支持構造を提供する。【解決手段】ワイパ装置の支持構造100は、ワイパ装置を支持するものであり、上端部にプレート12を有するサスペンションタワー1と、サスペンションタワー1に対して車幅方向の外側に配置されるカウルトップサイド2と、プレート12に連結されるとともに、カウルトップサイド2に連結されるブラケット3とを備える。ブラケット3は、ワイパ装置のピボットホルダを支持するように構成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、ワイパ装置の支持構造に関する。
従来、車両に設けられるワイパ装置の支持構造が知られている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1のワイパ支持構造では、ワイパアーム軸受を介してワイパアーム回動軸を支持するステーが設けられている。ステーの上端側は、フロントガラスの下端部において車幅方向に延びるカウルトップに連結され、ステーの下端側は、ストラットハウスに連結されている。すなわち、カウルトップとストラットハウスとの間に架け渡されたステーによってワイパアーム回動軸が支持されている。
特開2006−218994号公報
ここで、上記した従来のワイパ支持構造では、ワイパの駆動時にステーに作用する反力によってカウルトップが弾性的に撓むおそれがある。カウルトップが撓んだ場合には、ステーの位置が変位することから、そのステーに支持されるワイパアーム回動軸の位置も変位するので、ワイパに不具合が生じることが考えられる。ワイパの不具合とは、フロントガラスに対するワイパブレードの押し付け力が変化することや、ワイパブレードの払拭範囲が変化してワイパブレードがフロントピラーに乗り上げることなどである。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、本発明の目的は、ワイパ装置の不具合の発生を抑制することが可能なワイパ装置の支持構造を提供することである。
本発明によるワイパ装置の支持構造は、ワイパ装置を支持するものであり、上端部にプレートを有するサスペンションタワーと、サスペンションタワーに対して車幅方向の外側に配置されるカウルトップサイドと、プレートに連結されるとともに、カウルトップサイドに連結されるブラケットとを備える。ブラケットは、ワイパ装置のピボットホルダを支持するように構成されている。
このように構成することによって、ピボットホルダを支持するブラケットが剛性の高いプレートおよびカウルトップサイドに連結されるので、ワイパ装置の駆動時にブラケットに作用する反力によってプレートおよびカウルトップサイドが弾性的に撓むことを抑制することができる。これにより、ブラケットの位置の変位を抑制することができるので、ピボット軸の位置の変位を抑制することができる。
本発明のワイパ装置の支持構造によれば、ワイパ装置の不具合の発生を抑制することができる。
ワイパ装置の一例を示した概略構成図である。 本実施形態による支持構造を示した平面図である。 図2の支持構造を示した分解斜視図である。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
まず、図1を参照して、本発明の一実施形態による支持構造100によって支持されるワイパ装置50の一例について説明する。
ワイパ装置50は、図示省略した車両に設けられており、車両のフロントガラスに付着した雨水や雪などを払拭するように構成されている。このワイパ装置50は、図1に示すように、ワイパモータ51と、リンク機構52と、ワイパアーム53aおよび53bと、ワイパブレード(図示省略)とを備えている。
ワイパモータ51は、ワイパブレードを駆動する駆動力源である電動モータ部511と、電動モータ部511の出力を減速して出力軸(図示省略)に伝達する減速機構部512とを含んでいる。このワイパモータ51は、出力軸をたとえば一方向に回転させるように構成されている。
リンク機構52は、ワイパモータ51から出力される回転運動を往復運動に変換するために設けられている。このリンク機構52は、クランクアーム(図示省略)と、駆動ロッド521と、ピボットレバー522aおよび522bと、ピボット軸523aおよび523bと、連結ロッド524とを含んでいる。
クランクアームは、基端がワイパモータ51の出力軸に接続され、その出力軸を中心にして回転するように構成されている。このクランクアームの先端には、駆動ロッド521の一端が回転可能に取り付けられている。駆動ロッド521の他端は、ピボットレバー522aの先端に回動可能に取り付けられている。
ピボットレバー522aの先端には、連結ロッド524の一端が回動可能に取り付けられている。ピボットレバー522aの基端はピボット軸523aに結合され、ピボット軸523aはピボットホルダ525aに回動可能に設けられている。ピボット軸523aには、ワイパアーム53aの基端が取り付けられている。このため、ピボットレバー522aおよびワイパアーム53aは、ピボット軸523aを中心にして回動可能に構成されている。そして、ワイパアーム53aの先端には、フロントガラスの運転席側に付着した雨水や雪などを払拭するためのワイパブレードが設けられている。
ピボットレバー522bの先端には、連結ロッド524の他端が回動可能に取り付けられている。ピボットレバー522bの基端はピボット軸523bに結合され、ピボット軸523bはピボットホルダ525bに回動可能に設けられている。ピボット軸523bには、ワイパアーム53bの基端が取り付けられている。このため、ピボットレバー522bおよびワイパアーム53bは、ピボット軸523bを中心にして回動可能に構成されている。そして、ワイパアーム53bの先端には、フロントガラスの助手席側に付着した雨水や雪などを払拭するためのワイパブレードが設けられている。
ここで、ワイパ装置50では、フレーム54によりワイパモータ51およびピボットホルダ525aが連結されている。そして、ワイパモータ51およびリンク機構52がカウルトップ内に配置されている。カウルトップは、フロントガラスの下端部において車幅方向に延びるように形成され、上端が開放されたU字状に形成されている。
また、ワイパ装置50は、3点で支持されており、ワイパモータ51とピボットホルダ525aおよび525bとが支持されている。ワイパモータ51は、ゴムブッシュ(図示省略)を介してカウルトップに設けられたブラケット(図示省略)に取り付けられている。ピボットホルダ525bにはアーム55bが設けられ、そのアーム55bがゴムブッシュ56bを介してカウルトップに設けられたブラケット(図示省略)に取り付けられている。
次に、図2および図3を参照して、本実施形態による支持構造100について説明する。なお、支持構造100は、本発明の「ワイパ装置の支持構造」の一例であり、ピボットホルダ525aは、本発明の「ピボットホルダ」の一例である。
支持構造100は、ワイパ装置50のピボットホルダ525aを支持するように構成されている。ピボットホルダ525aにはアーム55aが設けられ、そのアーム55aがゴムブッシュ56aを介してブラケット3(図2参照)に取り付けられている。すなわち、支持構造100は、ワイパモータ51の出力が連結ロッド524を介さずに直接入力される側のピボット軸523aのピボットホルダ525aを支持するものである。このため、支持構造100は、車幅方向の右側(運転席側)に配置されている。具体的には、支持構造100は、図3に示すように、サスペンションタワー1と、カウルトップサイド2と、ブラケット3とを備えている。
サスペンションタワー1は、図示省略したサスペンション装置の上端部を支持するために設けられている。このサスペンションタワー1は、側壁を構成するタワー本体11と、タワー本体11の上端部に設けられたプレート12とを有する。サスペンションタワー1は、エプロンメンバ(図示省略)の車幅方向の内側に配置され、そのエプロンメンバなどに結合されている。
また、プレート12上には、図2に示すように、カウルトップの車幅方向の端部40が配置されている。カウルトップは、2枚のパネル41および42によって構成され、端部40が平板状に形成されている。パネル41はプレート12にボルト締結され、パネル42はパネル41に結合されている。プレート12は、パネル41に比べて大きい厚みを有しており、パネル41に比べて高い剛性を有する。たとえば、プレート12が2.6mmの厚みを有し、パネル41が0.65mmの厚みを有する。
カウルトップサイド2は、カウルトップに対して車幅方向の外側に配置されている。このカウルトップサイド2は、車両前後方向に延びるように形成されるとともに、サスペンションタワー1に対して車幅方向の外側に配置されている。また、カウルトップサイド2は、エプロンメンバの上方に配置され、エプロンメンバおよびフロントピラー(図示省略)などに結合されている。カウルトップサイド2は、ダッシュ上面カウル(図示省略)に比べて大きい厚みを有しており、ダッシュ上面カウルに比べて高い剛性を有する。たとえば、カウルトップサイド2が1.8mmの厚みを有し、ダッシュ上面カウルが0.6mmの厚みを有する。なお、ダッシュ上面カウルは、カウルの構成部品であり、エンジンコンパートメントとキャビンとを区画するダッシュパネル(図示省略)の上方に配置されている。
ブラケット3は、ワイパ装置50のピボットホルダ525a(図1参照)を支持するために設けられている。このブラケット3は、平板状に形成され、一方端部31がプレート12に連結されるとともに、他方端部32がカウルトップサイド2に連結されている。このため、ブラケット3は、一方端部31が他方端部32に比べて車幅方向の内側に配置されるように、斜めに延びるように形成されている。ブラケット3は、プレート12とカウルトップサイド2との間に架け渡されている。なお、ブラケット3は、たとえば1.2mmの厚みを有する。
具体的には、図3に示すように、ブラケット3の一方端部31にはボルト孔31aが形成され、カウルトップのパネル41にはボルト孔41aが形成され、プレート12にはボルト孔12aが形成されている。そして、図3の矢印で示すように、ボルト(図示省略)がボルト孔31a、41aおよび12aに挿入された状態でナット(図示省略)に螺合されることにより、ブラケット3およびパネル41がプレート12に組み付けられている。すなわち、プレート12とブラケット3との間に、カウルトップのパネル41が挟み込まれている。また、ブラケット3の他方端部32にはボルト孔32aが形成され、カウルトップサイド2にはボルト孔2aが形成されている。そして、図3の矢印で示すように、ボルト(図示省略)がボルト孔32aおよび2aに挿入された状態でナット(図示省略)に螺合されることにより、ブラケット3がカウルトップサイド2に組み付けられている。
また、ブラケット3は、一方端部31および他方端部32の間に配置される取付部33を有し、その取付部33にピボットホルダ525a(図1参照)が取り付けられている。具体的には、ブラケット3の取付部33にボルト孔33aが形成されており、ボルト57(図1参照)がアーム55aのゴムブッシュ56aとボルト孔33aとに挿入された状態でナット(図示省略)に螺合されることにより、ピボットホルダ525aのアーム55aがブラケット3に組み付けられている。
−効果−
本実施形態では、上記のように、ピボットホルダ525aを支持するブラケット3がサスペンションタワー1のプレート12およびカウルトップサイド2に連結されている。すなわち、カウルトップのパネル41に比べて剛性が高いプレート12にブラケット3の一方端部31が連結されるとともに、ダッシュ上面カウルに比べて剛性が高いカウルトップサイド2にブラケット3の他方端部32が連結されている。このように構成することによって、ブラケット3が剛性の高いプレート12およびカウルトップサイド2に連結されるので、ワイパ装置50の駆動時にブラケット3に作用する反力によってプレート12およびカウルトップサイド2が弾性的に撓むことを抑制することができる。これにより、ブラケット3の位置の変位を抑制することができるので、ピボット軸523aの位置の変位を抑制することができる。その結果、ワイパ装置50の不具合の発生を抑制することができる。特に、本実施形態は、フロントガラスの面積が大きく、ブラケット3に作用する反力が大きい車両(たとえばSUVタイプの車両)に好適である。なお、ワイパ装置50の不具合とは、フロントガラスに対するワイパブレードの押し付け力が変化することや、ワイパブレードの払拭範囲が変化してワイパブレードがフロントピラーに乗り上げることなどである。また、降雪時の雪溜りなどの外部からの入力に対する耐久強度を向上させることができる。また、ブラケットをカウルトップのパネルおよびダッシュ上面カウルに連結するとともに、カウルトップのパネルおよびダッシュ上面カウルの厚みを大きくする場合に比べて、重量およびコストの増加を抑制することができる。
−他の実施形態−
なお、今回開示した実施形態は、すべての点で例示であって、限定的な解釈の根拠となるものではない。したがって、本発明の技術的範囲は、上記した実施形態のみによって解釈されるものではなく、特許請求の範囲の記載に基づいて画定される。また、本発明の技術的範囲には、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
たとえば、本実施形態において、ワイパ装置50の構成は一例であって、ワイパ装置50の構成が異なるものであってもよい。具体的には、本実施形態では、ワイパモータ51が一方向に回転される例を示したが、これに限らず、ワイパモータが両方向に回転されるようにしてもよい。
本発明は、車両に設けられるワイパ装置の支持構造に利用可能である。
1 サスペンションタワー
2 カウルトップサイド
3 ブラケット
12 プレート
50 ワイパ装置
100 支持構造(ワイパ装置の支持構造)
525a ピボットホルダ

Claims (1)

  1. ワイパ装置を支持するワイパ装置の支持構造であって、
    上端部にプレートを有するサスペンションタワーと、
    前記サスペンションタワーに対して車幅方向の外側に配置されるカウルトップサイドと、
    前記プレートに連結されるとともに、前記カウルトップサイドに連結されるブラケットとを備え、
    前記ブラケットは、前記ワイパ装置のピボットホルダを支持するように構成されていることを特徴とするワイパ装置の支持構造。
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