JP2019093434A - 成形用金型装置 - Google Patents

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藤井 博之
Hiroyuki Fujii
博之 藤井
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Abstract

【課題】入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置を提供すること。【解決手段】本開示は、第1方向Y1に沿って伸びた後、第1方向Y1に対して傾斜する第2方向Y2に沿って伸びるガイド12と、ガイド12の下側に設けられ、第1方向Y1に沿って伸縮するシリンダ13と、ガイド12の上側に設けられ、ガイド12に沿って移動するスライド入子11と、ガイド12の下側に設けられ、スライド入子11とシリンダ13とを連結する連結部14と、を備える、成形用金型装置10である。【選択図】図2

Description

本開示は、成形用金型装置に関するものであり、特に、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置に関する。
材料を金型に入れて製品を製造する工程においては、製品を金型からスムーズに取り出すため、離型剤を金型に予め塗布しておく。
特許文献1には、離型剤噴射手段によって噴射した離型剤を固定側金型又は可動側金型に設けた案内手段に当てて向きを変えることにより、離型剤噴射手段の噴射方向とは異なる方向から可動側金型を構成するスライドコアに対して離型剤を塗布する技術が開示されている。
特開2008−137014号公報
しかしながら、特許文献1に開示の離型剤噴射手段であって離型剤を金型(入子)の裏面に直接噴射する離型剤噴射手段は、離型剤を案内手段に当てることで離型剤の噴射の勢いが落ちるので、その分だけ高い噴射圧力が必要である。そのため、噴射圧力を高めるための設備を追加する必要があり、金型の裏面に離型剤を容易に塗布することが難しいという問題があった。
本開示は、上記の問題に鑑みてなされたものであり、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置を提供することを目的とする。
本開示は、
第1方向に沿って伸びた後、前記第1方向に対して傾斜する第2方向に沿って伸びるガイドと、
前記ガイドの下側に設けられ、前記第1方向に沿って伸縮するシリンダと、
前記ガイドの上側に設けられ、前記ガイドに沿って移動する入子と、
前記ガイドの下側に設けられ、前記入子と前記シリンダとを連結する連結部と、
を備える、成形用金型装置である。
このような成形用金型装置によれば、入子が第1方向に沿って移動してガイドの端部に行くと、入子がガイドの傾斜に沿って傾く。これにより、入子の裏面が露出するので、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することができる。
本開示によれば、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置を提供することができる。
実施の形態に係る成形用金型装置を例示する斜視図である。 図1に示す部分Bを方向Xから見た側面図である。 実施の形態の比較例に係る成形用金型装置を例示する斜視図である。 図3に示す部分Cを方向Xから見た側面図である。
以下、図面を参照して本開示の実施の形態について説明する。各図面において、同一又は対応する要素には同一の符号が付されており、説明の明確化のため、必要に応じて重複説明を省略する。
[実施の形態]
図1は、実施の形態に係る成形用金型装置を例示する斜視図である。
図2は、図1に示す部分Bを方向Xから見た側面図である。
図1及び図2に示すように、実施の形態に係る成形用金型装置10は、可動側金型10aと固定側金型とを備える。可動側金型10aは、ガイド12とシリンダ13とスライド入子11と連結部14とを備える。
ガイド12は、第1方向Y1に沿って伸びた後、第1方向Y1に対して傾斜する第2方向Y2に沿って伸びる。
シリンダ13は、シリンダ本体13aと伸縮部13bとを有し、ガイド12の下側に設けられる。シリンダ13の伸縮部13bは、第1方向Y1に沿って伸縮する。
連結部14は、ガイド12の下側に設けられ、スライド入子11とシリンダ13の伸縮部13bとを連結する。
スライド入子11は、ガイド12の上側に設けられる。スライド入子11は、シリンダ13の伸縮部13bの伸縮に連動して移動し、連結部14を介してガイド12に沿って移動する。スライド入子を入子と称することもある。
離型剤噴射部(図示しない)は、可動側金型10aと固定側金型との間に設けられる。離型剤噴射部は、スライド入子11に対して、例えば、スライド入子11よりも上方向Zから離型剤を塗布する。
実施の形態に係る成形用金型装置10においては、スライド入子11がガイド12に沿ってガイド12の端部に移動した時、ガイド12の端部はガイド12の中央部と比べて傾斜しているので、スライド入子11もガイド12の端部の傾きに沿って傾斜する。すなわち、スライド入子11が後退しスライド入子11が開いた時、スライド入子11の裏面11s1は、離型剤を塗布することが可能な程度に傾く。
尚、スライド入子が傾くことを、スライド入子が角度変換すると称することもある。また、第1方向Y1を開方向と称し、その逆方向を閉方向と称することもある。
スライド入子11が開いた時、スライド入子11はガイド12が伸びる第2方向Y2に沿って傾き、スライド入子11の裏面11s1が露出する。これにより、離型剤が上方向Zから塗布された場合でも、スライド入子11の裏面11s1に容易に離型剤を塗布することができる。
その結果、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置を提供することができる。これにより、実施の形態に係る成形用金型装置においては、離型剤噴射部の噴射圧力を高めるための設備を追加する必要は無い。
ここで、成形用金型装置10の特徴を記載する。
成形用金型装置10は、スライド入子11が平行(第1方向Y1)に移動した後、スライド入子11が角度変換する構造を有する。
成形用金型装置10は、スライド入子11を開く際にシリンダ13の伸縮部13bの配置を変更してスライド入子11の角度変換を可能とする。
成形用金型装置10は、スライド入子11の移動の際に用いるガイド12の傾斜をガイド12の端部において変更することでスライド入子11の角度変更を可能とする。
[比較例]
図3は、実施の形態の比較例に係る成形用金型装置を例示する斜視図である。
図4は、図3に示す部分Cを方向Xから見た側面図である。
図3及び図4に示すように、比較例に係る成形用金型装置40は、実施の形態に係る成形用金型装置10と比べて、連結部44がガイド42の下側に設けられておらず、連結部44の形状が異なり、ガイド42の端部が傾斜していない点が異なる。
このため、スライド入子41は、シリンダ43の動きに応じて平行移動をするのみであり、スライド入子41は、角度変換されない。
これにより、スライド入子41が開いた時、スライド入子41の裏面41s1は傾かないので、そこに離型剤を塗布することが難しい。
その結果、入子の裏面に離型剤を容易に塗布することが可能な成形用金型装置を提供することが難しい。
尚、発開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
10、40…成形用金型装置 10a、40a…可動側金型 11、41…スライド入子 11s1、41s1…裏面 11s2、41s2…製品面 12、42…ガイド 13、43…シリンダ 13a、43a…シリンダ本体 13b、43b…伸縮部 14、44…連結部 B、C…部分 X、Y…方向 Y1…第1方向 Y2…第2方向 Z…上方向

Claims (1)

  1. 第1方向に沿って伸びた後、前記第1方向に対して傾斜する第2方向に沿って伸びるガイドと、
    前記ガイドの下側に設けられ、前記第1方向に沿って伸縮するシリンダと、
    前記ガイドの上側に設けられ、前記ガイドに沿って移動する入子と、
    前記ガイドの下側に設けられ、前記入子と前記シリンダとを連結する連結部と、
    を備える、成形用金型装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021044643A1 (ja) * 2019-09-02 2021-03-11 株式会社テクノクラーツ スライド機構、固定型、可動型及び成形用金型

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