JP2019091786A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ケーブルが基板側のコネクタから抜けることを防ぐことができる画像形成装置を提供する。【解決手段】画像形成装置1は、装置本体2と、増設基板33と、増設基板33を覆うシールド部材60と、第1端子37bと第1面37aを有する第1端子保持部37とを有するUSBケーブル38と、第2端子36bと第2面36aを有する第2端子保持部36cとを有し、第2端子36bと第1端子37bとが嵌合する方向が増設基板33の平面方向と平行となるように増設基板33に設けられる第3USBコネクタ36とを備え、シールド部材60は、第1延出部62と、第2延出部63とを有し、第1延出部62は第1面37aに当接し、第2延出部63は第2面36aに当接し、第1延出部62および第2延出部63の少なくともいずれか一方は、第1端子37bと第2端子36bを嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材である。【選択図】図5

Description

本発明は、ケーブルが接続される画像形成装置に関する。
従来、筐体と、筐体の内部に設けられるプリント配線基板と、プリント配線基板に実装され、ケーブル側のコネクタが接続される基板側のコネクタとを備えた、画像形成装置等の情報処理装置が知られている。
このような情報処理装置においては、例えば特許文献1に開示されるように、基板側のコネクタは、ケーブルが接続されたときにケーブルハウジングが筐体の外形より外側に出ない位置に設けられており、ケーブルハウジングが、筐体の外形の一部を形成するカバーによって覆われるように構成されている。カバーは、ケーブルハウジングを、基板側のコネクタとケーブルとの接続方向の一側から押さえており、ケーブルが基板側のコネクタから抜けることを防いでいる。
特開2001−266993号公報
しかし、前述の情報処理装置においては、ケーブルハウジングを筐体の一部を形成するカバーにより接続方向の一側から押さえる構成であったため、プリント配線基板や筐体が有する寸法公差の大きさによっては、プリント配線基板に実装されるコネクタのカバーに対する位置が大きくずれることとなる。
例えば、基板側のコネクタの位置が、カバーから離れる方向にずれた場合、カバーによってケーブルハウジングを十分に押えることができず、ケーブルが基板側のコネクタから抜けるおそれがあった。
そこで、本発明においては、基板側のコネクタおよびケーブルを適切に押えて、ケーブルが基板側のコネクタから抜けることを防ぐことができる画像形成装置を提供するものである。
上記課題を解決する画像形成装置は、以下の特徴を有する。
即ち、画像形成装置は、装置本体と、前記装置本体に装着される基板と、前記基板の平面に平行な面を有し、前記基板を覆うシールド部材と、第1端子と、前記第1端子を保持し、かつ、前記第1端子と対向する位置に第1面を有する第1端子保持部と、を有するケーブルと、第2端子と、前記第2端子を保持し、かつ、前記第2端子と対向する位置に第2面を有する第2端子保持部と、を有し、前記第1端子と前記第2端子とが嵌合することによって前記ケーブルが接続され、前記第2端子と前記第1端子とが嵌合する方向が前記基板の平面方向と平行な方向となるように、前記基板上に設けられるコネクタと、を備え、前記シールド部材は、前記シールド部材の前記平行な面から延出する第1延出部と、前記シールド部材の前記平行な面から延出する第2延出部と、を有し、前記第1延出部は、前記第1端子保持部の前記第1面に当接し、前記第2延出部は、前記第2端子保持部の前記第2面に当接し、前記第1延出部および前記第2延出部の少なくともいずれか一方は、前記第1端子と前記第2端子を嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材である。
本発明によれば、第1延出部および第2延出部を、適切な位置で第1端子保持部の第1面および第2端子保持部の第2面に当接させることができ、ケーブルがコネクタから抜けることを防ぐことが可能となる。
開閉カバーが閉位置に変位した状態の画像形成装置を示す斜視図である。 開閉カバーが開位置に変位し、装置本体に増設基板およびシールド部材が装着された状態の画像形成装置を示す斜視図である。 開閉カバーが開位置に変位し、装置本体に増設基板が装着されるとともに、装置本体からシールド部材が取り外された状態の画像形成装置を示す斜視図である。 開閉カバーが開位置に変位し、装置本体から増設基板およびシールド部材が取り外された状態の画像形成装置を示す斜視図である。 画像形成装置の左端側後部を示す底面断面図である。 開閉カバーが開位置に変位した状態の画像形成装置の左端側後部を示す斜視図である。 シールド部材を示す斜視図である。 シールド部材を示す左側面図である。 シールド部材を示す底面断面図である。 装置本体に装着され、第1延出部および第2延出部により第1端子保持部および第2端子保持部を挟み込んだ状態のシールド部材を示す底面断面図である。
次に、本発明を実施するための形態を、添付の図面を用いて説明する。
[画像形成装置]
図1に示す画像形成装置1は、本発明に係る画像形成装置の一実施形態である。
以下の説明においては、図1に示すように画像形成装置1が使用可能に設置された状態を基準として、前後、左右、上下の各方向を定める。
図1〜図5に示すように、画像形成装置1は、装置本体2と、シートを収容するシートカセット3と、シートに画像を形成する画像形成部6とを備えている。
装置本体2は、シートカセット3および画像形成部6を収容している。
画像形成装置1は、左側面カバー21、右側面カバー22、上面カバー23、前面カバー24、および後面カバー25を有している。
左側面カバー21は装置本体2の左側面を覆い、右側面カバー22は装置本体2の右側面を覆い、上面カバー23は装置本体2の上面を覆い、前面カバー24は装置本体2の前面を覆い、後面カバー25は装置本体2の後面を覆っている。左側面カバー21は筐体カバーの一例である。
上面カバー23の略中央部には、画像形成部6により画像が形成されたシートが排出される排紙トレイ23aが形成されている。上面カバー23における左側の前部には、画像形成装置1に対する入力操作を行う操作部4が設けられている。
装置本体2の下部にはシートカセット3が配置されており、シートカセット3の上方に画像形成部6が配置されている。画像形成部6の画像形成方式は特に限定されるものではなく、例えばレーザプリント方式やインクジェットプリント方式を採用することができる。
左側面カバー21は開口部21aを有している。左側面カバー21には、開口部21aを閉塞する閉位置と開口部21aを開放する開位置との間で変位可能な開閉カバー28が揺動可能に支持されている。
開口部21aは、開閉カバー28が開位置にあるときに、装置本体2に支持される板金フレーム27が開口部21aから露出する位置に配置されており、画像形成装置1の外部から開口部21aを通じて増設基板33を板金フレーム27に装着することが可能となっている。
つまり、左側面カバー21の開口部21aは、増設基板33が通過可能に構成されている。このように、左側面カバー21は増設基板33が通過可能であり開閉カバー28により開閉される開口部21aを有している。増設基板33は、装置本体2に装着される基板の一例である。
図5に示すように、画像形成装置1は、装置本体2の本体フレーム26に支持されるメイン基板31を有している。メイン基板31は、装置本体2に予め装着されている。メイン基板31には、外部からの情報を画像形成装置1内にUSB経由で入力するための第1USBポートを構成する第1USBコネクタ32が実装されている。また、メイン基板31には、第1USBコネクタ32を介して送られるデータの処理や画像形成部6を制御する制御部であるASICが搭載されている。第1USBコネクタ32は、雌側端子を有する雌側コネクタにて構成されている。
左側面カバー21は後方に面する後面211を有しており、後面211には第1ポート開口部21bが形成されている。第1ポート開口部21bからは、第1USBコネクタ32が露出している。
増設基板33は、メモリ、LANボード、またはセキュリティーボード等の所定の機能を有し、画像形成装置1に増設することが可能な基板である。
増設基板33には、第2USBコネクタ34、LANコネクタ35、および第3USBコネクタ36が実装されている。
第2USBコネクタ34は、外部からの情報を増設基板33にUSB経由で入力するための第2USBポートを構成するコネクタである。第2USBコネクタ34は、雌側端子を有する雌側コネクタにて構成されている。
LANコネクタ35は、外部からの情報を増設基板33にLAN経由で入力するためのLANポートを構成するコネクタである。LANコネクタ35は、雌側端子を有する雌側コネクタにて構成されている。
左側面カバー21の後面211には第2ポート開口部21cおよび第3ポート開口部21dが形成されている。増設基板33が板金フレーム27に装着された状態においては、第2ポート開口部21cから第2USBコネクタ34が露出し、第3ポート開口部21dからLANコネクタ35が露出している。
第3USBコネクタ36は、増設基板33に入力され増設基板33にて処理された情報を増設基板33の外部にUSB経由で出力するための第3USBポートを構成するコネクタである。第3USBコネクタ36は、基板上に設けられるコネクタの一例である。
図5に示すように、第3USBコネクタ36は、第2端子36bと、第2端子36bを保持し、かつ、第2端子36bと対向する位置に第2面36aを有する第2端子保持部36cとを有している。第2端子36bは雌側端子にて構成されている。第3USBコネクタ36は雌側コネクタにて構成されている。第2端子保持部36cは、所謂コネクタハウジングである。
第2面36aと第2端子36bとは、前後方向において対向しており、第2面36aは第2端子36bよりも後方に配置されている。
画像形成装置1は、一端に第1端子保持部37が設けられ、他端に第3端子保持部39が設けられたUSBケーブル38を有している。USBケーブル38は第1端子保持部を有するケーブルの一例である。
図5に示すように、USBケーブル38は第1端子37bを有している。第1端子保持部37は第1端子37bを保持しており、かつ、第1端子37bと対向する位置に第1面37aを有している。第1面37aと第1端子37bとは、前後方向において対向しており、第1面37aは第1端子37bよりも前方に配置されている。第1端子37bは雄側端子にて構成されている。
USBケーブル38は第3端子(図示せず)を有している。第3端子は第3端子保持部39により保持されている。
第1端子保持部37および第3端子保持部39は、所謂ケーブルハウジングである。
第1端子保持部37は第3USBコネクタ36に接続され、第3端子保持部39は第1USBコネクタ32に接続されている。
第1端子保持部37の第1端子37bと、第3USBコネクタ36の第2端子36bとは、互いに嵌合可能に構成されており、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合することにより、USBケーブル38と第3USBコネクタ36とが接続される。
第3USBコネクタ36は、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合した場合に、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向が、増設基板33の平面方向と平行な方向となるように増設基板33上に設けられている。
本実施形態においては、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向は、前後方向となっており、第1端子37bは、第2端子36bに対して前方から後方に向かって嵌合する。
画像形成装置1においては、例えば第2USBコネクタ34に入力された情報は増設基板33にて処理された後に第3USBコネクタ36から出力され、第3USBコネクタ36から出力された情報はUSBケーブル38を通じて第1USBコネクタ32に入力されるように構成されている。
第1USBコネクタ32、第2USBコネクタ34、および第3USBコネクタ36は、USB規格に準拠したコネクタである。第1端子保持部37および第3端子保持部39が設けられたUSBケーブル38は、USB規格に準拠したケーブルである。
第1USBコネクタ32、第2USBコネクタ34、第3USBコネクタ36、およびUSBケーブル38は、画像形成装置1および増設基板33に対する情報の入出力をUSB経由で行うことを可能としている。
板金フレーム27には、増設基板33と左側面カバー21における開閉カバー28との間に配置されるシールド部材60が取り付けられている。シールド部材60は、増設基板33の平面に平行な面を有し、増設基板33を覆っている。
左側面カバー21の開口部21aはシールド部材60が通過可能に構成されており、画像形成装置1の外部から開口部21aを通じてシールド部材60を板金フレーム27に取り付けることが可能となっている。
シールド部材60は、開閉カバー28が開位置にあるときには開口部21aから露出し、開閉カバー28が閉位置にあるときには開閉カバー28により覆われる。
つまり、画像形成装置1においては、開閉カバー28が開位置に変位すると、シールド部材60が開口部21aから露出し、開閉カバー28が閉位置に変位すると、シールド部材60が開閉カバー28により覆われるように構成されている。
このように、閉位置に変位した開閉カバー28によりシールド部材60を覆うことで、開閉カバー28によりシールド部材60を外力等から保護することが可能になっている。
画像形成装置1において増設基板33およびシールド部材60を装着する場合は、図4に示すように開閉カバー28を開位置に変位させた後に、図3に示すように増設基板33を板金フレーム27に取り付ける。増設基板33を取り付けた後、USBケーブル38の第1端子保持部37を第3USBコネクタ36に接続するとともに、USBケーブル38の第3端子保持部39を第1USBコネクタ32に接続する。その後、図2に示すように、シールド部材60を板金フレーム27に取り付けて、シールド部材60により増設基板33を覆う。さらに、図1に示すように、開閉カバー28を閉位置に変位させて、開閉カバー28によりシールド部材60を覆う。
[シールド部材]
図5〜図8に示すように、シールド部材60は、金属からなる板状部材である板金部材にて形成されており、被覆部61、第1延出部62、第2延出部63、第1脚部64、第2脚部65、および第3脚部66を有している。
被覆部61は、略矩形の平板状に形成されており、増設基板33の基板面である平面と被覆部61の板面とが対向するように配置されている。被覆部61の板面は増設基板33の平面と並行な面である。つまり、被覆部61は増設基板33の平面と並行な面を有しており、増設基板33を覆っている。
被覆部61は、板面に孔部61aを有している。孔部61aは、前後方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。孔部61aは、互いに接続される第1端子保持部37および第3USBコネクタ36の第2端子保持部36cと対向する箇所に位置している。孔部61aは第2孔部の一例である。
第1脚部64は、被覆部61の下端から増設基板33側へ向けて延出する板状部材である。第1脚部64は、被覆部61の下辺における略全域にわたって形成されている。第1脚部64における増設基板33側の端部には、固定部64aが形成されている。固定部64aは、第1脚部64の増設基板33側の端部から下方へ向けて延出している。
固定部64aには、前後方向を長手方向とする長円形状に形成される固定用孔64bが形成されており、ビス等の締結部材を固定用孔64bに挿通するとともに板金フレーム27に締結することで、固定部64aが板金フレーム27に固定される。本実施形態においては、固定部64aは、第1脚部64の前端部および後端部の2箇所に形成されている。
第2脚部65は、被覆部61の上端から増設基板33側へ向けて延出する板状部材である。第2脚部65は、被覆部61の上辺における略全域にわたって形成されている。第2脚部65における増設基板33側の端部には、固定部65aが形成されている。固定部65aは、第2脚部65の増設基板33側の端部から上方へ向けて延出している。
固定部65aには、前後方向を長手方向とする長円形状に形成される固定用孔65bが形成されており、ビス等の締結部材を固定用孔65bに挿通するとともに板金フレーム27に締結することで、固定部65aが板金フレーム27に固定される。本実施形態においては、固定部65aは、第2脚部65の後端部の1箇所に形成されている。
第3脚部66は、被覆部61の前端から増設基板33側へ向けて延出する板状部材である。第3脚部66は、被覆部61の前辺における上端部に形成されている。第3脚部66における増設基板33側の端部には、固定部66aが形成されている。固定部66aは、第3脚部66の増設基板33側の端部から前方へ向けて延出している。
固定部66aには、前後方向を長手方向とする長円形状に形成される固定用孔66bが形成されており、ビス等の締結部材を固定用孔66bに挿通するとともに板金フレーム27に締結することで、固定部66aが板金フレーム27に固定される。本実施形態においては、固定部66aは、第3脚部66に1箇所形成されている。
第1延出部62は、被覆部61の板面から増設基板33側へ向けて延出する第1板状部材である。第1延出部62は、被覆部61の孔部61aに対応する部分の前側の一部を、孔部61aの前側縁部にて増設基板33側に屈曲して形成されている。
ここで、被覆部61の孔部61aに対応する部分の「前側の一部」とは、「第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向における第1端子保持部37側の一部」である。また、孔部61aの「前側縁部」とは、「第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向における第1端子保持部37側の縁部」である。
第1延出部62は、孔部61aの前側縁部から増設基板33側へ向けて、被覆部61の板面に対して垂直に延出する当接部62aと、前記第1板状部を当接部62aの増設基板33側端部にて前方へ向けて屈曲することにより形成された折り返し部62bとを有している。
当接部62aの板面は、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向に直交する面に形成されている。折り返し部62bは、増設基板33の板面と直交する方向に対して、被覆部61側から増設基板33側へ行くに従って前方へ向かう方向に傾斜している。
第2延出部63は、被覆部61の板面から増設基板33側へ向けて延出する第2板状部材である。第2延出部63は、被覆部61の孔部61aに対応する部分の後側の一部を、孔部61aの後側縁部にて増設基板33側に屈曲して形成されている。
ここで、被覆部61の孔部61aに対応する部分の「後側の一部」とは、「第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向における第2端子保持部36c側の一部」である。また、孔部61aの「後側縁部」とは、「第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向における第2端子保持部36c側の縁部」である。
第2延出部63は、孔部61aの後側縁部から増設基板33側へ向けて延出する支持部63aと、前記第2板状部材を支持部63aの増設基板33側端部にて被覆部61側へ向けて屈曲することにより形成された押圧部63bと、前記第2板状部材を押圧部63bの被覆部61側端部にて支持部63a側へ向けて屈曲することにより形成された折り返し部63cとを有している。押圧部63bおよび折り返し部63cは、支持部63aの前方に位置している。
支持部63aは、増設基板33の板面と直交する方向に対して、被覆部61側から増設基板33側へいくに従って前方へ向かう方向に傾斜している。押圧部63bは、増設基板33の板面と直交する方向に対して、増設基板33側から被覆部61側へ行くに従って前方へ向かう方向に傾斜している。折り返し部63cは、増設基板33の板面と直交する方向に対して、増設基板33側から被覆部61側へ行くに従って後方へ向かう方向に傾斜している。
支持部63aの板面には、支持部63aの板面を貫通する孔部63dが形成されている。孔部63dは、支持部63aにおける増設基板33側の部分に形成されており、支持部63aの増設基板33側の端部から被覆部61に至るまで形成されている。孔部63dは第1孔部の一例である。
板金部材を屈曲して形成された第2延出部63は弾性部材であり、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向に対する付勢力を発揮させる弾性を有している。
第2延出部63には孔部63dが形成されていて、第2延出部63の板面の一部が除去された状態となっているため、第2延出部63は、孔部63dを形成しない場合に比べて弾性変形し易くなっている。
図9に示すように、シールド部材60においては、第1延出部62および第2延出部63は、第2延出部63における支持部63aの被覆部61の板面からの延出長さD2が、第1延出部62における当接部62aの被覆部61の板面からの延出長さD1よりも大きくなるように形成されている。
また、第1延出部62および第2延出部63は、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向(前後方向)において、自然状態にある第1延出部62と第2延出部63との間の長さがL1となるように形成されている。
一方、図10に示すように、互いに接続される第1端子保持部37および第2端子保持部36cにおいては、第1端子保持部37の第1面37aと第2端子保持部36cの第2面36aとの間の長さがL2となるように形成されている。長さL2は長さL1よりも大きく形成されている。
そして、シールド部材60が板金フレーム27に取り付けられた状態では、第1端子保持部37および第2端子保持部36cを第1延出部62と第2延出部63とで、前後方向に挟み込んだ状態となっている。この状態においては、第1延出部62が第1端子保持部37の第1面37aに当接し、第2端子保持部36cの第2面36aに当接している。
また、第1端子保持部37および第3USBコネクタ36を挟み込んだ状態の第1延出部62と第2延出部63との間の長さはL2となっている。
この場合、第2延出部63は弾性部材にて形成されているため、シールド部材60を板金フレーム27に取り付ける際に、第1延出部62と第2延出部63とで第1端子保持部37および第2端子保持部36cを挟み込むと、第2延出部63が後方向に弾性変形して、第1延出部62と第2延出部63との間の長さがL2となる。
このように、後方向に弾性変形した第1延出部62と第2延出部63とで第1端子保持部37および第2端子保持部36cを挟み込んだ状態では、第2延出部63が前方向に対して付勢力を有しており、第2延出部63は、第2端子保持部36cの第2面36aを前方、即ち第1面37a側へ押圧している。
第2延出部63においては、押圧部63bと折り返し部63cとの境界部が前側へ凸となる形状に形成されており、押圧部63bと折り返し部63cとの境界部が第2面36aを押圧している。第1延出部62においては、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向に直交する面である当接部62aの板面が第1面37aに当接している。
このように、シールド部材60が板金フレーム27に取り付けられた状態では、第1端子保持部37および第2端子保持部36cが第1延出部62と第2延出部63とで前後方向に挟み込まれるため、第1端子保持部37の第1端子37bが第3USBコネクタ36の第2端子36bから抜け出ることが防止される。
ここで、第3USBコネクタ36の第2端子36bと第1端子保持部37の第1端子37bとを嵌合した際、第2端子36bと第1端子37bとが嵌合する方向における、第2端子保持部36cの第2面36aから第1端子保持部37の第1面37aまでの寸法L2は、互いに接続される第2端子保持部36cおよび第1端子保持部37毎にばらつきが生じる。
従来技術では、コネクタが基板上に固定され、ケーブルのケーブルハウジングをコネクタとケーブルとが嵌合する方向の一側から押さえつけることで、そのコネクタからケーブルが抜けないようにしていた。しかし、装置を構成する各部品の公差によって、ケーブルハウジングの押さえ部材の最適な位置が、互いに嵌合されるコネクタおよびケーブル毎にそれぞれ異なり、ケーブルハウジングを押え部材により適切に押えることができないことがあった。
これに対し、本実施形態における画像形成装置1では、互いに接続された第2端子保持部36cと第1端子保持部37とを、シールド部材60の第1延出部62および第2延出部63によって、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向における一側と他側の2方向から挟み込んでおり、かつ、第2延出部63が前記嵌合する方向に対して付勢力を有している。
従って、第1延出部62および第2延出部63を、第1端子保持部37の第1面37aから第2端子保持部36cの第2面36aまでの長さL2のばらつきを吸収しつつ、適切な位置で第1面37aおよび第2面36aに当接させることができ、USBケーブル38が第3USBコネクタ36から抜けることを防ぐことが可能となっている。
本実施形態においては、第1延出部62を、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向に直交する面を有した板状部材にて形成し、第2延出部63を、前記嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材にて形成しているが、第1延出部62を、前記嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材にて形成し、第2延出部63を、前嵌合する方向に直交する面を有した板状部材にて形成することもできる。
また、第1延出部62と第2延出部63との両方を前記嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材にて形成しても、第1端子保持部37が第2端子保持部36cから抜けることを防ぐことが可能である。
但し、本実施形態のように、第1延出部62を、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向に直交する面を有した板状部材にて形成し、第2延出部63を、前記嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材にて形成した場合は、以下のような効果を奏することができる。
つまり、第3USBコネクタ36は、増設基板33上に固定されているため安定しているが、USBケーブル38の第1端子保持部37は第3USBコネクタ36の第2端子保持部36cに接続されているだけで増設基板33上には固定されていないため、ぐらつくことがある。
しかし、本実施形態のように、第2延出部63を弾性部材にて形成し、第1延出部62を前記嵌合する方向に直交する面を有した板状部材にて形成することで、第1端子保持部37のぐらつきを抑制しながら、第2端子保持部36cと第1端子保持部37との両方を押さえることができる。
また、第1延出部62を前記嵌合する方向に直交する面を有する板状部材にて構成し、この前記嵌合する方向に直交する面を第1端子保持部37の第1面37aに当接させることで、第1延出部62によりシールド部材60の増設基板33に対する前記嵌合する方向の位置決めをすることが可能となる。
なお、シールド部材60においては、第2延出部63が増設基板33側から被覆部61側へ行くに従って前方へ向かう方向に傾斜する押圧部63bを有し、第1延出部62が被覆部61側から増設基板33側へ行くに従って前方へ向かう方向に傾斜する折り返し部62bを有しているため、第2延出部63と第1延出部62との間の間隔が被覆部61側から増設基板33側へ向かうにつれて大きくなっている。
これにより、シールド部材60を装置本体2に取り付ける際に、第2端子保持部36cおよび第1端子保持部37を、第2延出部63と第1延出部62との間に円滑に誘い込むことが可能となっている。
また、第2延出部63においては、押圧部63bの被覆部61側端部に連続して折り返し部63cが形成されているため、押圧部63bが第2端子保持部36cの第2面36aを押圧したときに、押圧部63bの被覆部61側端部が第2面36aにくい込むことを抑制できる。
また、シールド部材60においては、第2延出部63における支持部63aの延出長さD2が、第1延出部62における当接部62aの延出長さD1よりも大きくなるように形成されているとともに、第2延出部63の支持部63aに孔部63dが形成されているため、第2延出部63は弾性変形し易くなっている。従って、第2延出部63により第2端子保持部36cの第2面36aを押圧するときに、押圧力が過度に大きくなることがなく、第3USBコネクタ36にかかる負荷を抑制することができる。
また、シールド部材60においては、例えば板金部材をプレス成形により打ち抜くとともに屈曲させることにより、被覆部61、第1延出部62、第2延出部63、第1脚部64、第2脚部65、および第3脚部66が形成されている。
特に、第1延出部62は、被覆部61の孔部61aに対応する部分の前側の一部が、孔部61aの前側縁部にて増設基板33側に屈曲した板状部材により形成され、第2延出部63は、被覆部61の孔部61aに対応する部分の後側の一部が、孔部61aの後側縁部にて増設基板33側に屈曲した板状部材により形成されている。
このように、シールド部材60における増設基板33の平面に平行な面を有する被覆部61を打ち抜いて屈曲することで、前後方向の互いに対向する位置に第1延出部62および第2延出部63を形成することが可能となる。これにより、第1延出部62および第2延出部63を容易に形成することができるとともに、部品点数を削減することができる。
図10に示すように、第3USBコネクタ36の第2端子保持部36cは略直方体形状に形成されており、少なくとも第2面36aが金属板36に覆われている。本実施形態においては、第2端子36bが形成されている面および増設基板33に実装されている面を除いて金属板36mにより覆われている。金属板36mは、少なくとも第2面36aを覆う金属の一例である。
また、第1端子保持部37は略直方体形状に形成されており、少なくとも第1面37aが樹脂部材にて形成されている。本実施形態においては、第1端子保持部37の外周面が全体的に樹脂にて形成されている。
このように、第2端子保持部36cの少なくとも第2面36aを金属で覆うことによって、第3USBコネクタ36側から第2延出部63側へ静電気を流すことが可能となる。この場合、第2延出部63は弾性部材にて構成されているため、第2延出部63と第2端子保持部36cの第2面36aを覆う金属板36mとの接触性が良好となり、第3USBコネクタ36側からシールド部材60側への静電気の流れを向上させることができる。
一方、第1端子保持部37の少なくとも第1面37aは樹脂部材にて形成されていて静電気が流れないので、第1端子保持部37に接触する第1延出部62を弾性部材でない板状部材にて構成したとしても、不具合は生じない。
また、図10に示すように、第2端子保持部36cの第2端子36bは、増設基板33の基板面と直交する方向において、第2端子36bに第1端子37bが接続された状態の第1端子保持部37が、増設基板33の基板面から離間する位置に配置されている。
これにより、増設基板33に実装された電子部品等と、第3USBコネクタ36に接続された第1端子保持部37とが干渉することを防止可能となっている。
また、図3に示すように、USBケーブル38は、第1端子保持部37から、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向と直交する方向、かつ増設基板33の基板面に平行な面に沿った方向である下方へ向けて延出している。つまり、第1端子保持部37は、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合する方向と直交する方向にUSBケーブル38が延出する、所謂L字型のケーブルハウジングに形成されている。
これにより、USBケーブル38が、第1端子保持部37および第2端子保持部36cを保持するシールド部材60の第1延出部62および第2延出部63に干渉することがない。また、USBケーブル38を増設基板33の基板面に平行な面に沿って配線することが可能となっている。
また、本実施形態においては、雌側端子である第2端子36bを有する第3USBコネクタ36を増設基板33に設けて、第3USBコネクタ36の第2端子36bに雄側端子である第1端子保持部37の第1端子37bを嵌合させるように構成している。
しかし、第3USBコネクタ36の第2端子36bを雄側端子にて形成するとともに、第1端子保持部37の第1端子37bを雌側端子にて形成して、第1端子37bを第2端子36bに嵌合させるように構成することもできる。
但し、第3USBコネクタ36の第2端子36bを雌側端子にて形成するとともに、第1端子保持部37の第1端子37bを雄側端子にて形成して、第2端子36bに第1端子37bを嵌合させるように構成した場合の方が、第3USBコネクタ36の第2端子36bと第1端子保持部37の第1端子37bとの嵌合作業を容易にすることができる。
[本実施形態おける効果]
本実施形態においては、画像形成装置1は以下のように構成される。
つまり、画像形成装置1は、装置本体2と、増設基板33と、シールド部材60と、USBケーブル38と、第3USBコネクタ36とを備える。
増設基板33は装置本体2に装着される基板である。シールド部材60は、増設基板33の平面に平行な面を有し、増設基板33を覆う。USBケーブル38は、第1端子37bと、第1端子37bを保持し、かつ、第1端子37bと対向する位置に第1面37aを有する第1端子保持部37とを有する。第3USBコネクタ36は、第2端子36bと、第2端子36bを保持し、かつ、第2端子36bと対向する位置に第2面36aを有する第2端子保持部36cとを有し、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合することによってUSBケーブル38が接続され、第2端子36bと第1端子37bとが嵌合する方向が増設基板33の平面方向と平行な方向となるように、増設基板33上に設けられる。
また、シールド部材60は、シールド部材60の被覆部61における前記平行な面から延出する第1延出部62と、シールド部材60の被覆部61における前記平行な面から延出する第2延出部63とを有する。第1延出部62は、第1端子保持部37の第1面37aに当接し、第2延出部63は、第2端子保持部36cの第2面36aに当接する。第1延出部62および第2延出部63の少なくともいずれか一方は、第1端子37bと第2端子36bを嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材である。
これにより、第1延出部62および第2延出部63を、第1端子保持部37の第1面37aから第2端子保持部36cの第2面36aまでの長さL2のばらつきを吸収しつつ、適切な位置で第1面37aおよび第2面36aに当接させることができ、USBケーブル38が第3USBコネクタ36から抜けることを防ぐことが可能となる。
また、第1延出部62は、前記嵌合する方向に直交する面を有する板状部材であり、第2延出部63は、前記嵌合する方向に対して付勢力を有する前記弾性部材である。
これにより、第1端子保持部37のぐらつきを抑制しながら、第2端子保持部36cと第1端子保持部37との両方を押さえることができる。
また、第2端子保持部36cの少なくとも第2面36aが金属で覆われ、第1端子保持部37の少なくとも第1面37aが樹脂部材にて形成される。
これにより、第3USBコネクタ36側から第2延出部63側へ静電気を流すことが可能となる。この場合、第2延出部63と第2端子保持部36cの第2面36aを覆う金属板36mとの接触性が良好となり、第3USBコネクタ36側からシールド部材60側への静電気の流れを向上させることができる。また、第1端子保持部37に接触する第1延出部材62を弾性部材でない板状部材にて構成したとしても、不具合は生じない。
また、第1延出部62は、シールド部材60の被覆部61における前記平行な面の板面から増設基板33側へ向けて延出する第1板状部材であり、前記第2延出部63は、シールド部材60の被覆部61における前記平行な面の板面から増設基板33側へ向けて延出する第2板状部材であり、前記第2板状部材の前記平行な面の板面からの延出長さD2が、前記第1板状部材の前記平行な面の板面からの延出長さD1よりも大きく、第2延出部63は、前記第2板状部材における増設基板33側部分の板面を貫通する孔部63dを有する。
これにより、第2延出部63により第2端子保持部36cの第2面36aを押圧するときに、押圧力が過度に大きくなることがなく、第3USBコネクタ36にかかる負荷を抑制することができる。
また、シールド部材60の被覆部61における前記平行な面は、第2端子保持部36cおよび第1端子保持部37と対向する箇所に孔部61aを有し、第1延出部62は、前記平行な面の孔部61aに対応する部分の前記嵌合する方向における第1端子保持部37側の一部が、孔部61aの前記嵌合する方向における第1端子保持部37側の縁部にて増設基板33側に屈曲した板状部材により形成され、第2延出部63は、前記平行な面の孔部61aに対応する部分の前記嵌合する方向における第2端子保持部36c側の一部が、孔部61aの前記嵌合する方向における第2端子保持部36c側の縁部にて増設基板33側に屈曲した板状部材により形成される。
これにより、第1延出部62および第2延出部63を容易に形成することができるとともに、部品点数を削減することができる。
また、第2端子保持部36cに保持される第2端子36bは、増設基板33の前記平面と直交する方向において、第2端子36bに第1端子37bが接続された第1端子保持部37が増設基板33の前記平面から離間する位置に配置されている。
これにより、増設基板33に実装された電子部品等と、第3USBコネクタ36に接続された第1端子保持部37とが干渉することを防止できる。
また、装置本体2に装着される増設基板33およびシールド部材60が通過可能な開口部21aを有し、装置本体2を覆う左側面カバー21と、左側面カバー21に揺動可能に支持され、開口部21aを閉塞する閉位置と開口部21aを開放する開位置との間で変位可能な開閉カバー28とをさらに備え、開閉カバー28が前記開位置に変位すると、シールド部材60が開口部21aから露出し、開閉カバー28が閉位置に変位すると、シールド部材60が開閉カバー28により覆われる。
このように、閉位置に変位した開閉カバー28によりシールド部材60を覆うことで、開閉カバー28によりシールド部材60を外力等から保護することができる。
また、第1端子保持部37においては、第1端子37bと第2端子36bとが嵌合した際に、USBケーブル38が第1端子保持部37から前記嵌合する方向と直交する方向、かつ増設基板33の前記平面に平行な面に沿って延出する。
これにより、USBケーブル38が、第1端子保持部37および第2端子保持部36cを保持するシールド部材60の第1延出部62および第2延出部63に干渉することがない。また、USBケーブル38を増設基板33の基板面に平行な面に沿って配線することができる。
また、第1端子37bは雄側端子にて構成され、第2端子36bは雌側端子にて構成される。
これにより、第3USBコネクタ36の第2端子36bと第1端子保持部37の第1端子37bとの嵌合作業を容易にすることができる。
また、第3USBコネクタ36はUSB規格に準拠したコネクタであり、USBケーブル38はUSB規格に準拠したケーブルである。
これにより、画像形成装置1および増設基板33に対する情報の入出力をUSB経由で行うことが可能になる。
1 画像形成装置
2 装置本体
21 左側面カバー
21a 開口部
28 開閉カバー
33 増設基板
36 第3USBコネクタ
36a 第2面
36b 第2端子
36c 第2端子保持部
36m 金属板
37 第1端子保持部
37a 第1面
37b 第1端子37
38 USBケーブル
60 シールド部材
61 被覆部
61a 孔部
62 第1延出部
62a 当接部
62b 折り返し部
63 第2延出部
63a 支持部
63b 押圧部
63c 折り返し部63c
63d 孔部
D1 (第1延出部の)延出長さ
D2 (第2延出部の)延出長さ

Claims (10)

  1. 装置本体と、
    前記装置本体に装着される基板と、
    前記基板の平面に平行な面を有し、前記基板を覆うシールド部材と、
    第1端子と、前記第1端子を保持し、かつ、前記第1端子と対向する位置に第1面を有する第1端子保持部と、を有するケーブルと、
    第2端子と、前記第2端子を保持し、かつ、前記第2端子と対向する位置に第2面を有する第2端子保持部と、を有し、前記第1端子と前記第2端子とが嵌合することによって前記ケーブルが接続され、前記第2端子と前記第1端子とが嵌合する方向が前記基板の平面方向と平行な方向となるように、前記基板上に設けられるコネクタと、
    を備え、
    前記シールド部材は、
    前記シールド部材の前記平行な面から延出する第1延出部と、
    前記シールド部材の前記平行な面から延出する第2延出部と、を有し、
    前記第1延出部は、前記第1端子保持部の前記第1面に当接し、
    前記第2延出部は、前記第2端子保持部の前記第2面に当接し、
    前記第1延出部および前記第2延出部の少なくともいずれか一方は、前記第1端子と前記第2端子を嵌合する方向に対して付勢力を有する弾性部材である、
    画像形成装置。
  2. 前記第1延出部は、前記嵌合する方向に直交する面を有する板状部材であり、
    前記第2延出部は、前記嵌合する方向に対して付勢力を有する前記弾性部材である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記第2端子保持部の少なくとも前記第2面が金属で覆われ、
    前記第1端子保持部の少なくとも前記第1面が樹脂部材にて形成される、
    ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記第1延出部は、前記シールド部材の前記平行な面の板面から前記基板側へ向けて延出する第1板状部材であり、
    前記第2延出部は、前記シールド部材の前記平行な面の板面から前記基板側へ向けて延出する第2板状部材であり、
    前記第2板状部材の前記平行な面の板面からの延出長さが、前記第1板状部材の前記平行な面の板面からの延出長さよりも大きく、
    前記第2延出部は、前記第2板状部材における前記基板側部分の板面を貫通する第1孔部を有する、
    ことを特徴とする請求項2〜請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記シールド部材の前記平行な面は、前記第2端子保持部および第1端子保持部と対向する箇所に第2孔部を有し、
    前記第1延出部は、前記平行な面の前記第2孔部に対応する部分の前記嵌合する方向における前記第1端子保持部側の一部が、前記第2孔部の前記嵌合する方向における前記第1端子保持部側の縁部にて前記基板側に屈曲した板状部材により形成され、
    前記第2延出部は、前記平行な面の前記第2孔部に対応する部分の前記嵌合する方向における前記第2端子保持部側の一部が、前記第2孔部の前記嵌合する方向における前記第2端子保持部側の縁部にて前記基板側に屈曲した板状部材により形成される、
    ことを特徴とする請求項4に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2端子保持部に保持される前記第2端子は、前記基板の前記平面と直交する方向において、前記第2端子に前記第1端子が接続された前記第1端子保持部が前記基板の前記平面から離間する位置に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記装置本体に装着される基板および前記シールド部材が通過可能な開口部を有し、前記装置本体を覆う筐体カバーと、
    前記筐体カバーに揺動可能に支持され、前記開口部を閉塞する閉位置と前記開口部を開放する開位置との間で変位可能な開閉カバーと、をさらに備え、
    前記開閉カバーが前記開位置に変位すると、前記シールド部材が前記開口部から露出し、
    前記開閉カバーが閉位置に変位すると、前記シールド部材が前記開閉カバーにより覆われる、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1端子保持部においては、前記第1端子と前記第2端子とが嵌合した際に、前記ケーブルが前記第1端子保持部から前記嵌合する方向と直交する方向、かつ前記基板の前記平面に平行な面に沿って延出する、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記第1端子は、雄側端子にて構成され、
    前記第2端子は、雌側端子にて構成される、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記コネクタは、USB規格に準拠したコネクタであり、
    前記ケーブルは、USB規格に準拠したケーブルである、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一項に記載の画像形成装置。
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