JP2019091203A - プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

プログラム、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】撮影画像中の被写体の領域に種々のコンテンツを重ねて表示するためのプログラム等を提供する。【解決手段】情報処理装置は、マーカを表面に有するアースボールを被写体として撮影を行い、撮影画像を取得する。情報処理装置は、取得した撮影画像中のアースボールを前記マーカに基づいて認識する。そして、情報処理装置は、認識した撮影画像中のアースボールに対して、アースボールの全領域を覆うようにコンテンツ画像を重ねて表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、プログラム、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
近年、AR(Augmented Reality)システムを用いた商品の開発が行われている。ARシステムでは、スマートフォン、タブレット端末、携帯ゲーム機等のようにカメラ及び表示部を有する情報機器に、ARマーカを認識するためのアプリケーションプログラムをインストールしておく。このような情報機器を用いて、ARマーカが付された被写体を撮影すると、情報機器がARマーカを認識し、認識したARマーカに応じたコンテンツを、撮影画像の上に重ねて表示する。これにより、ユーザは、撮影対象の被写体にコンテンツが重畳された画像を表示部にて見ることができる。特許文献1には、立体対象物を撮影し、撮影した画像中の立体対象物の上に画像又は文字等の付加情報を重ねて表示するシステムが開示されている。
特開2013−92407号公報
ARシステムにおいては、どのようなものを被写体とすべきか、また、撮影画像に重ねて表示されるコンテンツについて種々の検討が行われている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、画像中の被写体の領域に種々のコンテンツを重ねて表示するためのプログラム等を提供することにある。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、認識した前記撮影画像中の前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示する処理を実行させる。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、認識した前記撮影画像中の前記球体に、日時情報を含む複数のコンテンツ画像を、前記日時情報が示す日時の順に重畳して表示する処理を実行させる。
本開示の一態様によれば、球体を撮影した画像中の球体の領域に種々のコンテンツを重ねて表示でき、ユーザに応じた楽しみ方を実現できる。
ARシステムの構成例を示す模式図である。 情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 情報処理装置の制御部によって実現される機能を示すブロック図である。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 実施形態2の情報処理装置の制御部によって実現される機能を示すブロック図である。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 AR画像の表示例を示す模式図である。 実施形態3の情報処理装置の制御部によって実現される機能を示すブロック図である。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 AR画像の表示例を示す模式図である。 実施形態4の情報処理装置の制御部によって実現される機能を示すブロック図である。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 情報処理装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 AR画像の表示例を示す模式図である。
以下に、本開示のプログラム等について、その実施形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施形態1)
図1は、ARシステムの構成例を示す模式図である。本実施形態のARシステムは、ARマーカ(マーカ)を表面に有する球体であるアースボール20を被写体とし、アースボール20を情報処理装置10で撮影して使用する。アースボール20は例えば空気を充填することにより球体となるPVC(ポリ塩化ビニル)製のボールであるが、これに限らない。アースボール20の表面には、例えば地球上の地図が印刷されており、地図中の適宜位置にARマーカが付されている。例えば図1に示す例では、地図中の海及び大陸のそれぞれに名称が付されており、各国及び都市のそれぞれに国名及び都市名が付されている。これらの文字はARマーカを構成する。また、図1では省略しているが、地図中に各国の国境線が含まれており、国境線もARマーカを構成する。また、地図中の河川、平野、山脈等は地形毎に所定の色で色分けされており、各色もARマーカを構成する。更に、地図中の海にはそれぞれの海、海域等を識別するために所定のマークM1〜M4(例えば船のマークM1,M2、亀やカモメ等の動物のマークM3,M4)が付されている。また、地図中の大陸にはそれぞれの大陸、地域等を識別するために所定のマークM5〜M7が付されている。これらのマークM1〜M7もARマーカを構成する。
図2は、情報処理装置10の構成例を示すブロック図である。情報処理装置10は、スマートフォン、タブレット端末、パーソナルコンピュータ、ゲーム機等の情報機器であり、可搬型の情報機器であれば操作が容易である。情報処理装置10は、制御部11、記憶部12、操作パネル13、カメラ16、通信部17等を含み、これらの各部はバスを介して相互に接続されている。制御部11は、CPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等のプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶してある制御プログラムを適宜実行することにより、情報処理装置10が行う種々の情報処理及び制御処理等を行う。
記憶部12は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ、ハードディスク、SSD(Solid State Drive)等を含む。記憶部12は、制御部11が実行する制御プログラム及び制御プログラムの実行に必要な各種のデータ等を予め記憶している。また記憶部12は、制御部11が制御プログラムを実行する際に発生するデータ等を一時的に記憶する。記憶部12に記憶される制御プログラムには、本開示のプログラムである画像処理アプリケーションプログラム(以下では、画像処理アプリという)Pが含まれる。また、記憶部12に記憶されるデータには、コンテンツDB12a及びアルバム12bが含まれる。なお、コンテンツDB12aは、画像処理アプリPに組み込まれていてもよいし、ネットワークNを介して情報処理装置10と通信可能な記憶装置に記憶されていてもよい。またアルバム12bは、ネットワークNを介して情報処理装置10と通信可能な記憶装置に記憶されていてもよい。
コンテンツDB12aには、文字、画像等のコンテンツが記憶されており、各コンテンツは、アースボール20に付与されたARマーカを識別するための情報、又は地球上の位置を示す位置情報(緯度及び経度)にそれぞれ対応付けられて記憶されている。アルバム12bには、情報処理装置10を用いてユーザが撮影した静止画像及び動画映像、通信部17にて外部装置から受信した静止画像及び動画映像等のコンテンツが記憶されている。静止画像及び動画映像等のコンテンツは、それぞれの撮影日時又は作成日時等を示す日時情報と、撮影場所、作成場所又は各コンテンツに応じた場所等を示す位置情報と共にアルバム12bに記憶されている。なお、日時情報及び位置情報を有しない静止画像及び動画映像がアルバム12bに記憶されていてもよい。また、アルバム12bに記憶されるコンテンツには、例えば全天球カメラを用いて取得した全天球画像を正距円筒図法により平面に展開した矩形のパノラマ画像、被写体の全周面を撮影した画像を合成して正距円筒図法により平面に展開した矩形のパノラマ画像等が含まれる。
操作パネル13は、入力部14及び表示部15が一体として構成されたタッチパネルである。入力部14は、表示部15の表面に配置されたタッチセンサであり、ユーザによる操作入力を受け付け、操作内容に対応した制御信号を制御部11へ送出する。表示部15は、例えば液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等であり、制御部11からの指示に従って各種の情報を表示する。入力部14及び表示部15は別体として構成されてもよい。
カメラ16は、レンズ及び撮像素子等を有し、レンズを介して入射した光を撮像素子にて光電変換して電子データ(画像データ)を取得する。カメラ16は、制御部11からの指示に従って撮影を行い、取得した画像データ(撮影画像)を逐次制御部11へ送出する。なお、情報処理装置10は、カメラ16が内蔵された構成のほかに、外部カメラの接続が可能な接続部を備える構成でもよい。この場合、接続部は、外部カメラにて取得された映像データの入力を受け付け、入力された映像データを逐次制御部11へ送出する。
通信部17は、インターネット等のネットワークに接続するためのインタフェースであり、ネットワークを介して外部装置との間で情報の送受信を行う。
情報処理装置10は、通信部17を介して外部装置から画像処理アプリPを取得して記憶部12に記憶してもよい。また、情報処理装置10が可搬型記憶媒体に記憶された情報を読み取る読取部等を備える場合、可搬型記憶媒体から画像処理アプリPを読み出して記憶部12に記憶してもよい。また情報処理装置10は、表示部15にゴーグル型又は眼鏡型のヘッドマウントディスプレイを使用するHMD(Head Mounted Display)型の情報機器であってもよい。この場合、入力部14に、音声入力を行うマイク、又はユーザの視線を検知する視線入力装置等を使用することが望ましい。情報処理装置10は、カメラ16及び表示部15を有する情報機器であれば、どのような機器でもよい。
以下に、情報処理装置10において制御部11が画像処理アプリPを実行することによって実現する機能について説明する。図3は、情報処理装置10の制御部11によって実現される機能を示すブロック図である。情報処理装置10の制御部11は、記憶部12に記憶してある画像処理アプリPを実行した場合、アースボール認識部21、コンテンツ読出部22、抽出部23、画像処理部24、重畳部25の各機能を実現する。なお、本実施形態では、これらの各機能を制御部11が画像処理アプリPを実行することにより実現するが、これらの一部を専用のハードウェア回路で実現してもよい。
情報処理装置10の制御部11は、例えば操作パネル13(入力部14)を介してユーザから画像処理アプリPの実行指示を受け付けた場合、カメラ16による撮影を開始する。カメラ(取得部)16は撮影を開始した場合、所定のタイミング(例えば1/30秒毎、1/15秒毎)で撮影画像を取得する。
アースボール認識部(認識部)21は、カメラ16が取得した撮影画像に対して、撮影画像中のアースボール20の領域を認識し、また、アースボール20における撮影領域(撮影範囲)等を認識する。例えば、アースボール認識部21は、撮影画像に対して、アースボール20の輪郭である円形を認識することにより、撮影画像中のアースボール20の輪郭(領域)を特定する。またアースボール認識部21は、撮影画像中のARマーカを認識し、認識したARマーカに基づいて、撮影されたアースボール20の領域(撮影範囲)を特定する。例えば、アースボール認識部21は、ARマーカに基づいて、撮影されたアースボール20(アースボール20の撮影範囲)に含まれる海、大陸、国、都市等を特定する。またアースボール認識部21は、アースボール20の撮影範囲内の各位置(各地点)における地球上の位置情報(緯度及び経度)を特定する。なお、画像処理アプリPには、それぞれのARマーカがアースボール20に付された位置に関する情報、例えば、海、大陸、国、都市等の情報、又は地球上の位置情報が含まれている。よって、アースボール認識部21は、ARマーカを認識した場合、認識したARマーカの位置情報を特定でき、特定した位置情報に基づいてアースボール20の撮影範囲を特定できる。
コンテンツ読出部22は、コンテンツDB12a又はアルバム12bから、AR画像を生成するためのコンテンツを読み出す。コンテンツ読出部22は例えば、アースボール認識部21が撮影画像から認識したARマーカに応じたコンテンツをコンテンツDB12aから読み出す。また、コンテンツ読出部22は、例えば操作パネル13(入力部14)を介してユーザが指示したコンテンツをアルバム12bから読み出す。
抽出部23は、コンテンツ読出部22がコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出したコンテンツから、アースボール認識部21が特定したアースボール20の撮影範囲に対応する領域を抽出する。例えば、コンテンツが地球上の各位置に応じた画像を含む場合、抽出部23は、アースボール20の撮影範囲の緯度及び経路に対応する領域に応じた画像をコンテンツから抽出する。具体的には、アースボール20の撮影範囲が日本を中心とした所定領域である場合、抽出部23は、コンテンツから、日本を中心とした所定領域に対応する部分を抽出する。
画像処理部24は、抽出部23がコンテンツから抽出した領域(以下ではコンテンツという)に対して種々の画像処理を行う。例えば、画像処理部24は、コンテンツに対して拡大処理又は縮小処理を行う。また、画像処理部24は、コンテンツを撮影画像中のアースボール20の円形領域に表示するために、コンテンツを円形画像に変形(変換)する処理を行う。なお、処理対象のコンテンツが、正距円筒図法により平面に展開した矩形のパノラマ画像である場合、円形画像への変換処理を行うことによって全天球画像に戻すことができ、円形領域に表示した場合に良好に表示できる。更に画像処理部24は、コンテンツに対して各種の加工処理を行ってもよく、操作パネル13を介してユーザによって手書き入力された文字等をコンテンツに追加する処理を行ってもよい。
重畳部25は、アースボール認識部21によって特定された撮影画像中のアースボール20の全領域を覆うように、画像処理部24によって処理されたコンテンツに基づく円形のコンテンツ画像を重畳させてAR画像を生成する。これにより、アースボール20をカメラ16で撮影した撮影画像において、アースボール20の全領域に、円形に処理されたコンテンツが表示されるAR画像が生成できる。情報処理装置10は、重畳部25によって生成されたAR画像を表示部15に表示する。
上述した各機能により、情報処理装置10は、カメラ16で撮影したアースボール20に、コンテンツDB12a又はアルバム12bに記憶してあるコンテンツを重畳させたAR画像を生成できる。なお、抽出部23がアースボール20の撮影範囲に対応する領域をコンテンツから抽出し、画像処理部24が、抽出された領域に対して画像処理を行う。これにより、アースボール20の撮影範囲内の各位置(各場所)と、コンテンツにおける各位置(各場所)とを位置合せした状態でコンテンツをアースボール20に重畳させることができる。
以下に、情報処理装置10によるAR画像の表示処理についてフローチャートに基づいて説明する。図4は、情報処理装置10が行う処理の手順を示すフローチャートであり、図5〜図8は、AR画像の表示例を示す模式図である。以下の処理は、情報処理装置10の記憶部12に記憶してある制御プログラムに従って制御部11によって実行される。
情報処理装置10は、例えば操作パネル13を介してユーザから画像処理アプリPの実行指示を受け付けた場合、画像処理アプリPを実行する。画像処理アプリPを実行した情報処理装置10において、制御部11は、カメラ16による撮影を開始する(S1)。制御部11は、カメラ16にて撮影画像を取得し(S2)、取得した撮影画像に対して、撮影画像中のARマーカを認識し、ARマーカ及び撮影画像に基づいて、撮影画像中のアースボール20を認識する(S3)。ここでは、制御部11は、撮影画像中のアースボール20の領域、及びアースボール20の撮影範囲等を特定する。
制御部11は、認識したアースボール20において、撮影範囲が変更されたか否かを判断する(S4)。例えば制御部11は、ステップS3で特定したアースボール20の撮影範囲を記憶部12に記憶しておき、次にアースボール20の撮影範囲を特定した場合に、前回の撮影範囲から変更されたか否かを判断する。撮影範囲が変更されていないと判断した場合(S4:NO)、制御部11は、ステップS2の処理に戻り、所定のタイミングで撮影画像を取得し、取得した撮影画像に基づいてアースボール20を認識する処理を繰り返す。
撮影範囲が変更されたと判断した場合(S4:YES)、又は初めてアースボール20の認識が行われた場合、制御部11は、AR画像に用いるコンテンツをコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す(S5)。制御部11は、例えばステップS3で認識したアースボール20又はARマーカに応じたコンテンツをコンテンツDB12aから読み出す。アースボール20又はARマーカに応じたコンテンツとは、例えば、撮影画像中のアースボール20の領域内の絵柄、地図等に応じたコンテンツ、又は撮影画像に含まれるARマーカに応じたコンテンツである。なお、操作パネル13を介してユーザから、AR画像に用いるコンテンツを指定された場合、制御部11は、指定されたコンテンツをアルバム12bから読み出す。
次に制御部11は、ステップS5で読み出したコンテンツから、ステップS3で特定したアースボール20の撮影範囲に応じた領域(対応領域)を抽出する(S6)。例えば、制御部11は、アースボール20の撮影範囲の緯度及び経路に対応する領域の画像をコンテンツ画像から抽出する。そして、制御部11は、ステップS6で抽出した領域(コンテンツ)に対して画像処理を行う(S7)。ここでは、制御部11は、コンテンツを、撮影画像中のアースボール20の円形領域に表示できるように円形画像に変形する処理を行う。更に、制御部11は、撮影画像中のアースボール20の領域を全て覆うように、ステップS7で処理を行ったコンテンツに基づく円形のコンテンツ画像を重畳させてAR画像を生成する(S8)。制御部11は、生成したAR画像を操作パネル13に表示する(S9)。
制御部11は処理を終了するか否かを判断する(S10)。処理を終了する場合とは、例えばユーザから操作パネル13を介して終了の指示を受け付けた場合である。制御部11は、処理を終了しないと判断した場合(S10:NO)、ステップS2の処理に戻り、処理を終了すると判断した場合(S10:YES)、処理を終了する。
ステップS2の処理に戻った場合、制御部11は、所定のタイミングで撮影画像を取得する都度、ステップS3〜S9の処理を行う。これにより、カメラ16によって逐次取得される撮影画像に基づいて、アースボール20の認識、認識したアースボール20の撮影範囲に応じたコンテンツの重畳が行われ、アースボール20の撮影範囲に応じたAR画像が生成される。よって、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによってアースボール20の撮影範囲が変更された場合、アースボール20に重畳されるコンテンツがリアルタイムで変更される。
図5に示す例は、NASA(アメリカ航空宇宙局)によって公開されている正距円筒図法による月面写真をコンテンツに用いた場合のAR画像である。正距円筒図法による月面写真を用いる場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲の緯度及び経度に応じた月面緯度及び月面経度(月面座標)の領域の画像をコンテンツ(月面写真)から抽出する。そして制御部11は、抽出した画像に対して円形に変形する画像処理を行った後、撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳する。これにより、図5に示すような月球儀のAR画像を生成できる。また、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによってアースボール20の撮影範囲が変更された場合、制御部11は、変更後の撮影範囲に応じた領域の画像をコンテンツ(月面写真)から抽出する。そして制御部11は、抽出した画像に対して円形に変形する画像処理を行った後、撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳する。これにより、アースボール20の撮影範囲が変更された場合、変更後のアースボール20の撮影範囲に応じた月面写真がアースボール20に重畳される。よって、図5に示すような月球儀のAR画像において、アースボール20の撮影範囲を変更することにより、月球儀を回転させることができ、月球儀を様々な方向から見た画像の表示が可能となる。
図6A,Bに示す例は、衛星から地球の全周面を撮影した写真を合成して正距円筒図法により平面に展開した衛星写真をコンテンツに用いた場合のAR画像である。このような衛星写真を用いる場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲の緯度及び経度に応じた領域の画像をコンテンツ(衛星写真)から抽出する。そして制御部11は、抽出した画像に対して円形に変形する画像処理を行った後、撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳する。これにより、図6A,Bに示すように、衛星から見た地球のAR画像を表示できる。なお、図6Aは、アフリカ大陸及びユーラシア大陸が昼間である衛星写真の例を示し、図6Bは、アメリカ大陸が夜中である衛星写真の例を示す。図6A,Bに示す画面が表示されている状態において、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによってアースボール20の撮影範囲が変更された場合、変更後のアースボール20の撮影範囲に応じた衛星写真がアースボール20に重畳される。よって、図6Aに示すAR画像が表示部15に表示された状態で、アースボール20の撮影範囲が南アメリカに変更された場合、南アメリカに対応する衛星写真に基づいて図6Bに示すAR画像に変更される。即ち、図6A,Bに示すようなAR画像において、アースボール20の回転に伴ってAR画像中の地球も回転させることができ、地球を様々な方向から見た画像(写真)の表示が可能となる。なお、このようなコンテンツは、例えば日本標準時に基づいて指定可能であり、ユーザによって任意に指定可能である。
図7A,Bに示す例は、大陸の形状の経時的変化(地殻変動)を示す画像をコンテンツに用いた場合のAR画像である。このような画像を用いる場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲の緯度及び経度に応じた領域の画像をコンテンツから抽出する。そして制御部11は、抽出した画像に対して円形に変形する画像処理を行った後、撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳する。これにより、図7Aに示すように、アースボール20の撮影範囲に対応する2億年前の大陸(地球)のAR画像を表示できる。なお、図7Aに示すAR画像が表示部15に表示された状態で、アースボール20の撮影範囲が変更された場合、変更後の撮影範囲に応じた画像に基づいて、変更後の撮影範囲における2億年前の大陸(地球)のAR画像が表示される。よって、図7Aに示すAR画像においても、被写体のアースボール20の回転に伴ってAR画像中の2億年前の地球も回転させることができ、2億年前の地球を様々な方向から見た画像の表示が可能となる。
また、大陸の地殻変動を示す画像のコンテンツは、2億年前から現在までの各年代の地球の画像を複数含む。よって、図7Aに示す表示画面には、AR画像として表示すべき画像の年代を指定するためのインジケータ13aが表示されている。図7Aに示す表示画面において、操作パネル13を介してインジケータ13aが操作された場合、制御部11は、インジケータ13aによって指定された年代の地球の画像(コンテンツ)から、アースボール20の撮影範囲に応じた領域を抽出する。そして制御部11は、抽出した領域(コンテンツ)に画像処理を行って、撮影画像のアースボール20に重畳させてAR画像を生成する。これにより、インジケータ13aによって指定された年代において、アースボール20の撮影範囲に応じた場所の大陸の画像がAR画像として表示される。なお、図7Aに示す表示画面は、インジケータ13aを介して2億年前の地球が指定された場合の例であり、図7Bに示す表示画面は、現在の地球が指定された場合の例である。図7A,Bに示す表示画面において、インジケータ13aによって連続して年代の変更が指定された場合、逐次指定される年代に応じた画像を用いたAR画像が表示される。
図8に示す例は、例えば情報処理装置10を用いて犬を撮影した写真をコンテンツに用いた場合のAR画像である。このような写真を用いる場合、制御部11は、例えば矩形の写真に対して円形に変形する画像処理のみを行い、撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳する。このように任意の写真をAR画像に用いることができるので、ユーザに応じたAR画像を生成でき、ユーザは自身で撮影した写真をより楽しむことができる。また、月面写真のように被写体の全周を撮影した写真をコンテンツに用いた場合には、アースボール20の撮影範囲の変更に伴い、変更後のアースボール20の撮影範囲に応じた写真がアースボール20に重畳される。よって、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによって、AR画像中の写真(写真中の被写体)も回転させることができる。
本実施形態では、上述した例のほかに、例えば各国の国境、領土、国名の経時的変化、各国の地方の区分、地名の経時的変化を示す画像をコンテンツに用いてもよい。この場合にも、アースボール20の撮影範囲に応じて、撮影された国、地方等において、各種の経時的変化を示すコンテンツを重畳させたAR画像を生成することができる。
本実施形態によると、撮影画像中のアースボール20の全領域を覆うように、コンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出したコンテンツが重畳される。よって、アースボール20の円形領域を表示領域として、各種のコンテンツを表示することができる。また、情報処理装置10のカメラ16及び表示部15を介してアースボール20を見ることにより、アースボール20上に各種のコンテンツが表示されているように見ることができる。更に、アースボール20の撮影範囲を変更することにより、重畳されるコンテンツも変更されるので、アースボール20の撮影範囲の変更に伴ってAR画像中の物体(例えば月球儀)も回転させることができる。
(実施形態2)
本実施形態は、複数のコンテンツを順次切り替えてアースボール20に重畳させたAR画像を生成する情報処理装置10に関する。本実施形態の情報処理装置10は、実施形態1の情報処理装置10と同様の構成を有するので、実施形態1と共通する部分については、説明を省略する。
図9は、実施形態2の情報処理装置10の制御部11によって実現される機能を示すブロック図である。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、画像処理アプリPを実行した場合、実施形態1と同様にアースボール認識部21、コンテンツ読出部22、抽出部23、画像処理部24、重畳部25の各機能を実現する。なお、本実施形態では、コンテンツ読出部22は順序特定部26を有する。本実施形態においても、これらの各機能の一部を専用のハードウェア回路で実現してもよい。
順序特定部26は、コンテンツ読出部22がコンテンツDB12a又はアルバム12bから複数のコンテンツを読み出す際に、各コンテンツの日時情報に基づいて、各コンテンツの読み出し順序(表示順序)を特定する。日時情報は、各コンテンツが作成又は撮影された日時を示す情報だけでなく、関連する複数のコンテンツにおいて表示順序を示す情報であってもよい。日時情報は、各コンテンツに対応付けてコンテンツDB12a又はアルバム12bに記憶されている。順序特定部26は、コンテンツ読出部22がコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出すべきコンテンツの日時情報をコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す。順序特定部26は、読み出した日時情報に基づいて、コンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出すべき複数のコンテンツに対して読み出し順序を特定する。例えば、日時情報が各コンテンツの表示順序を示す場合、順序特定部26は、各コンテンツの読み出し順序を、それぞれの日時情報が示す順序に決定する。また、日時情報がコンテンツの撮影日時又は作成日時を示す場合、順序特定部26は、それぞれの日時情報が示す日時の順(例えば古い順又は新しい順)に、各コンテンツの読み出し順序を決定する。コンテンツ読出部22は、順序特定部26が特定した順に、各コンテンツをコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す。
上述したように読み出されたコンテンツは、実施形態1と同様に、抽出部23にてアースボール20の撮影範囲に応じた領域が抽出され、画像処理部24にて画像処理が行われた後、重畳部25にて撮影画像中のアースボール20の円形領域に重畳される。これにより、AR画像が生成される。なお、コンテンツ読出部22は、順序特定部26が特定した順に複数のコンテンツを読み出し、抽出部23、画像処理部24及び重畳部25は、順次読み出されたコンテンツに各種の処理を行ってAR画像を生成する。情報処理装置10は、重畳部25によって順次生成されるAR画像を所定のタイミングで切り替えて表示部15に表示する。これにより、本実施形態では、カメラ16で撮影したアースボール20に、複数のコンテンツが順次切り替えられて重畳されたAR画像を表示することができる。
以下に、本実施形態の情報処理装置10によるAR画像の表示処理についてフローチャートに基づいて説明する。図10は、情報処理装置10が行う処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置10の記憶部12に記憶してある制御プログラムに従って制御部11によって実行される。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、図4中のステップS1〜S4と同様の処理を行う(S21〜S24)。
制御部11は、アースボール20の撮影範囲が変更されたと判断した場合(S24:YES)、又は初めてアースボール20の認識が行われた場合、AR画像に用いる複数のコンテンツに対してそれぞれの表示順序を特定する(S25)。例えば、制御部11は、コンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出すべき複数のコンテンツの日時情報をコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出し、読み出した日時情報に基づいてそれぞれの表示順序を特定する。なお、AR画像に用いるコンテンツに対する指定を操作パネル13にてユーザから受け付けていた場合、制御部11は、このコンテンツの日時情報をアルバム12bから読み出す。また、ステップS23で認識したアースボール20又はARマーカに応じたコンテンツをAR画像に用いる場合、制御部11は、このコンテンツの日時情報をコンテンツDB12aから読み出す。
制御部11は、特定した表示順序に従って、1つのコンテンツをコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出し(S26)、読み出したコンテンツに対して、図4中のステップS6〜S9と同様の処理を行う(S27〜S30)。これにより、撮影されたアースボール20に1つのコンテンツを重畳させたAR画像が表示される。そして制御部11は、AR画像に用いる全てのコンテンツに対する表示(重畳)処理が終了したか否かを判断する(S31)。制御部11は、全ての表示処理が終了していないと判断した場合(S31:NO)、ステップS26に処理を移行し、ステップS25で特定した表示順序に従って、次のコンテンツをコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す(S26)。そして制御部11は、読み出したコンテンツに対してステップS27〜S30の処理を行う。AR画像に用いる全てのコンテンツに対する処理が終了したと判断した場合(S31:YES)、制御部11は処理を終了するか否かを判断する(S32)。制御部11は、処理を終了しないと判断した場合(S32:NO)、ステップS22の処理に戻り、処理を終了すると判断した場合(S32:YES)、処理を終了する。
上述した処理により、例えば図5〜図8に示すように撮影画像中のアースボール20の全領域を覆うようにコンテンツが重畳されるAR画像において、所定のタイミングでコンテンツが切り替えられて表示される。よって、アースボール20の円形領域を表示領域として、複数のコンテンツを切り替えて表示することができるので、ユーザに応じたAR画像を生成でき、ユーザは自身で撮影した写真をより楽しむことができる。
本実施形態のAR画像は、撮影画像中のアースボール20の全領域に対して、複数のコンテンツを順次切り替えて表示する構成のほかに、図11に示すように撮影画像中のアースボール20の領域の一部に各コンテンツを表示する構成でもよい。図11は、AR画像の表示例を示す模式図である。図11Aに示す例では、撮影画像中のアースボール20の領域において、複数のコンテンツが重ならないように並べて表示されている。なお、図11A中の1〜5の数字は各コンテンツの表示順序を示す。また、図11Bに示すように、撮影画像中のアースボール20の領域において、複数のコンテンツをそれぞれの一部を重畳させて表示させてもよい。図11B中の1〜4の数字は各コンテンツの表示順序を示す。このようにAR画像を生成する際に撮影画像中のアースボール20に重畳させる複数のコンテンツの表示態様は適宜変更可能である。また、各コンテンツの表示態様をユーザからの指定に応じて切り替え可能としてもよい。図11A,Bではそれぞれのコンテンツの表示領域を円形で示したが、矩形であってもよい。
(実施形態3)
本実施形態は、複数のコンテンツを、撮影画像中のアースボール20内の対応する各位置(各場所)に重畳させたAR画像を生成する情報処理装置10に関する。本実施形態の情報処理装置10は、実施形態2の情報処理装置10と同様の構成を有するので、実施形態2と共通する部分については、説明を省略する。
図12は、実施形態3の情報処理装置10の制御部11によって実現される機能を示すブロック図である。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、画像処理アプリPを実行した場合、実施形態2と同様にアースボール認識部21、コンテンツ読出部22、画像処理部24、重畳部25の各機能を実現する。なお、本実施形態では、抽出部23を備える必要はなく、重畳部25は位置特定部27を有する。本実施形態においても、これらの各機能の一部を専用のハードウェア回路で実現してもよい。
位置特定部27は、重畳部25が撮影画像中のアースボール20にコンテンツを重畳する際に、各コンテンツの位置情報に基づいて、重畳すべき位置を特定する。位置情報は、例えば各コンテンツが撮影又は作成された位置(場所)を示す情報、各コンテンツを表示すべき位置(場所)を示す情報であり、地球上(地図上)の位置を示す情報(緯度及び経度等)が用いられる。また位置情報は、アースボール20に付された各ARマーカを示す情報であってもよい。位置情報は、各コンテンツに対応付けてコンテンツDB12a又はアルバム12bに記憶されており、本実施形態では、コンテンツ読出部22が、コンテンツを読み出す際に、各コンテンツの位置情報もコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す。
コンテンツの位置情報が地球上の位置を示す情報である場合、位置特定部27は、アースボール認識部21がARマーカに基づいて特定した、撮影画像中のアースボール20内の各位置の位置情報とコンテンツの位置情報とに基づいて、コンテンツを重畳すべき位置を特定する。即ち、位置特定部27は、撮影画像中のアースボール20内の各位置の位置情報に基づいて、コンテンツの位置情報が示す位置がアースボール20内のどの位置であるかを特定し、特定した位置を、コンテンツを重畳すべき位置に決定する。また、コンテンツの位置情報が、対応するARマーカを示す情報である場合、位置特定部27は、アースボール認識部21が特定した、対応するARマーカの位置を、コンテンツを重畳すべき位置に特定する。
本実施形態の重畳部25は、撮影画像中のアースボール20において、位置特定部27が特定した位置に、画像処理部24によって処理されたコンテンツに基づくコンテンツ画像を重畳させてAR画像を生成する。本実施形態では、コンテンツ読出部22が、順序特定部26にて特定された順に複数のコンテンツを読み出すので、所定の順に読み出されたコンテンツをアースボール20のそれぞれ対応する位置に重畳したAR画像を生成できる。なお、重畳部25は、コンテンツ読出部22によって順次読み出されて画像処理部24によって処理された複数のコンテンツを、所定のタイミングで順次切り替えて撮影画像中のアースボール20に重畳させてもよいし、所定のタイミングで順次追加して撮影画像中のアースボール20に重畳させてもよい。情報処理装置10は、重畳部25によって生成されるAR画像を表示部15に表示する。これにより、情報処理装置10は、カメラ16で撮影したアースボール20の各位置に、各位置に応じたコンテンツを重畳させたAR画像を生成して表示することができる。
以下に、本実施形態の情報処理装置10によるAR画像の表示処理についてフローチャートに基づいて説明する。図13は、情報処理装置10が行う処理の手順を示すフローチャートであり、図14〜図18は、AR画像の表示例を示す模式図である。以下の処理は、情報処理装置10の記憶部12に記憶してある制御プログラムに従って制御部11によって実行される。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、図10中のステップS21〜S26と同様の処理を行う(S41〜S46)。なお、本実施形態では、ステップS46で、制御部11は、コンテンツDB12a又はアルバム12bからコンテンツを読み出す際に、コンテンツの位置情報も読み出す。
制御部11は、ステップS46で読み出したコンテンツに対して画像処理を行う(S47)。ここでは、制御部11は、必要に応じてコンテンツのサムネイル画像を生成する処理を行う。なお、画像処理を行う必要がないコンテンツの場合には、制御部11はコンテンツに対して何も行わなくてもよい。次に制御部11は、コンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出したコンテンツの位置情報に基づいて、撮影画像中のアースボール20において、コンテンツを重畳すべき表示位置を特定する(S48)。そして制御部11は、特定した表示位置に、ステップS47で画像処理を行ったコンテンツに基づくコンテンツ画像(例えばサムネイル画像)を重畳させてAR画像を生成し(S49)、操作パネル13に表示する(S50)。これにより、撮影されたアースボール20の対応する位置に、1つのコンテンツ(例えばサムネイル画像)を重畳させたAR画像が表示される。
制御部11は、AR画像に用いる全てのコンテンツに対する表示(重畳)処理が終了したか否かを判断する(S51)。制御部11は、全ての表示処理が終了していないと判断した場合(S51:NO)、ステップS46に処理を移行し、ステップS45で特定した表示順序に従って、次のコンテンツをコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す(S46)。そして制御部11は、読み出したコンテンツに対してステップS47〜S50の処理を行う。AR画像に用いる全てのコンテンツに対する処理が終了したと判断した場合(S51:YES)、制御部11は処理を終了するか否かを判断する(S52)。制御部11は、処理を終了しないと判断した場合(S52:NO)、ステップS42の処理に戻り、処理を終了すると判断した場合(S52:YES)、処理を終了する。
上述した処理により、例えば図14〜図18に示すように撮影画像中のアースボール20において、各コンテンツがそれぞれ対応する位置に重畳されたAR画像を生成できる。図14に示す例は、台風の画像をコンテンツC0に用いた場合のAR画像である。このコンテンツC0を用いる場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、このコンテンツC0の位置情報(緯度及び経度)に対応する表示位置を特定し、撮影画像中のアースボール20の特定した位置にコンテンツC0を重畳する。これにより、撮影したアースボール20上に台風の画像を表示させたAR画像を生成できる。なお、複数の画像で1つのコンテンツが構成されている場合、制御部11は、各画像の日時情報に応じた表示順序で各画像を表示させることにより、アースボール20上に台風の経路図を重畳させることができる。また、アースボール20の撮影範囲を変更した場合には、制御部11は、変更後の撮影範囲に応じたコンテンツ(台風の画像)を、撮影画像中のアースボール20の対応する位置に重畳する。よって、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向が変更された場合には、AR画像における地球も回転され、回転後の地球上の各場所で発生している台風の画像が表示される。
図15に示す例は、例えばユーザが旅行中に撮影した写真をコンテンツC1〜C3に用いた場合のAR画像である。ユーザが撮影した写真をコンテンツに用いる場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、撮影範囲内の各場所で撮影された写真をアルバム12bから読み出す。そして制御部11は、読み出した各写真のサムネイル画像を生成する。なお、アルバム12bに各写真のサムネイル画像が記憶されている場合、制御部11は、各写真のサムネイル画像をアルバム12bから読み出せばよい。また制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、各コンテンツC1〜C3(各写真)の位置情報(緯度及び経度)に対応する表示位置を特定する。そして制御部11は、コンテンツC1〜C3の撮影順に、撮影画像中のアースボール20の特定した位置に各コンテンツC1〜C3を重畳する。これにより、図15に示すように、旅行中に撮影した写真を、アースボール20上の撮影場所に対応する位置に、各写真を撮影した順に表示させたAR画像を生成できる。
図15では3つのコンテンツC1〜C3がアースボール20のそれぞれ対応する位置に表示されている状態を示すが、各コンテンツC1〜C3は所定のタイミングで切り替えて表示されてもよい。即ち、アースボール20上には常に1つのコンテンツのみが重畳される構成でもよい。また、図15に示す画面において、いずれかのコンテンツC1〜C3に対する選択操作が操作パネル13を介して行われた場合、制御部11は、選択されたコンテンツを拡大表示してもよい。即ち、制御部11は、選択されたコンテンツをアルバム12bから読み出し、最前面に表示してもよい。なお、図15に示す画面においても、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによってアースボール20の撮影範囲が変更された場合、制御部11は、変更後の撮影範囲に応じたコンテンツ(変更後の撮影範囲内で撮影された写真)をアルバム12bから読み出し、同様の処理を行う。これにより、アースボール20を回転させることによってアースボール20の撮影範囲を変更することにより、変更後の撮影範囲に応じた写真が重畳されたAR画像を表示できる。
図16に示す例は、旅行前において旅行で滞在する予定の場所を示す位置情報及び滞在日時に対応付けてコンテンツDB12aに記憶されたコンテンツC4〜C5を用いた場合のAR画像である。ここでは、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、撮影範囲内の各滞在予定場所を示す位置情報と、この位置情報に対応する滞在日時及びコンテンツC4〜C6とをコンテンツDB12aから読み出す。そして制御部11は、読み出した位置情報(緯度及び経度)に基づいて、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、各コンテンツC4〜C6の表示位置を特定する。そして制御部11は、コンテンツC4〜C6の滞在日時の順に、撮影画像中のアースボール20の特定した位置に各コンテンツC4〜C6を重畳する。これにより、図16に示すように、撮影画像中のアースボール20において、滞在順序を示すアイコン等のコンテンツC4〜C6が、滞在順序に従って、それぞれの滞在予定場所に対応する位置に重畳されたAR画像を生成できる。
図16に示す画面において、コンテンツC4〜C6は例えば滞在日時を示すアイコンであってもよい。また、図16に示すように各コンテンツC4〜C6を結ぶ線を追加して表示することにより、アースボール20上に旅行経路を表示できる。更に、図16に示す画面において、各コンテンツC4〜C6に所定のウェブサイトへのリンクを設定しておいてもよい。この場合、いずれかのコンテンツC4〜C6に対する選択操作が操作パネル13を介して行われたときに、制御部11は、選択されたコンテンツに設定されたウェブサイトから、この滞在場所に関する情報を取得して表示するようにしてもよい。
図17に示す例は、図15と同様にユーザが撮影した写真をコンテンツに用いた場合のAR画像である。図17に示す画面は、図15に示す画面に、AR画像として表示すべき写真の撮影日時を指定するための期間指定欄13bが追加されたものである。図17に示す表示画面において、操作パネル13を介して期間が指定された場合、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、撮影範囲内の各場所で撮影された写真のうちで、指定された期間内に撮影された写真をアルバム12bから読み出す。そして制御部11は、読み出した各写真のサムネイル画像を生成し、各写真(コンテンツ)の撮影順に、撮影画像中のアースボール20のそれぞれ対応する表示位置に、各写真のサムネイル画像を重畳する。これにより、アースボール20の撮影範囲内で、ユーザによって指定された期間内に撮影された写真を、アースボール20上の撮影場所に対応する位置に表示させたAR画像を生成できる。図17に示す画面においても、いずれかのコンテンツに対する選択操作が操作パネル13を介して行われた場合、制御部11は、選択されたコンテンツを拡大表示してもよい。また、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向を変更することによってアースボール20の撮影範囲が変更された場合、変更後の撮影範囲に応じたコンテンツ(変更後の撮影範囲内で撮影された写真)が重畳されたAR画像が表示される。
図17に示す画面では、期間指定欄13bとして、プルダウンメニューが設定されており、プルダウンメニューによって任意の期間の設定が可能である。しかし、期間指定欄13bはこのような構成に限らない。例えば操作パネル13を介した文字入力によって期間が設定されてもよい。また、指定された期間内において、AR画像として表示すべき写真の撮影した年又は年月を指定するためのインジケータが表示されてもよい。この場合、図7に示した例と同様に、インジケータによって指定された年又は年月に撮影された写真をAR画像として表示させることができる。
本実施形態において、写真等のコンテンツは、記憶部12に記憶されている必要はなく、ネットワークを介して情報処理装置10と通信可能な外部装置、例えばクラウドサーバに記憶されていてもよい。この場合、制御部11は、アースボール20の撮影範囲に対応する場所で撮影された写真、ユーザによって指定された期間内に撮影された写真等のコンテンツをクラウドサーバから読み出せばよい。
本実施形態において、アースボール20上の各位置を示す位置情報(各ARマーカを示す情報でもよい)と、各コンテンツとを対応付けてコンテンツDB12aに記憶させておいてもよい。図18に示す例は、アースボール20上の各位置に、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀等において各位置に生息していた恐竜の画像をコンテンツC7〜C9として用いた場合のAR画像である。ここでは、制御部11は、撮影されたアースボール20の撮影範囲において、撮影範囲内の各位置に対応するコンテンツC7〜C9をコンテンツDB12aから読み出し、撮影されたアースボール20において、各コンテンツC7〜C9の表示位置を特定する。そして制御部11は、撮影画像中のアースボール20のそれぞれ対応する表示位置に各コンテンツC7〜C9を重畳する。これにより、図18に示すように、三畳紀、ジュラ紀、白亜紀等における恐竜の生息場所を示すAR画像を表示できる。図18に示す画面においても、撮影対象のアースボール20を回す、又はアースボール20に対する撮影方向が変更された場合には、AR画像における地球も回転され、回転後の地球上の各場所に対応する恐竜の画像(コンテンツ)が表示される。
本実施形態では、上述した例のほかに、例えばアースボール20上の各国の位置情報と、各国の国旗とを対応付けてコンテンツDB12aに記憶しておくことにより、撮影画像中のアースボール20において、各国の表示位置に国旗を重畳させたAR画像を生成できる。また、アースボール20上の各位置情報と、世界遺産登録された建築物等のサムネイル画像とを対応付けてコンテンツDB12aに記憶しておいてもよい。この場合、撮影画像中のアースボール20において、世界遺産登録された建物等の場所に、世界遺産のサムネイル画像を重畳させたAR画像を生成できる。
更に、本実施形態では、例えばフライトレコーダに記録された飛行ルート又は飛行予定ルートに基づいて、アースボール20において、飛行ルート上の都市等の位置にコンテンツを重畳させたAR画像を生成できる。また、例えばコロンブス、バスコ・ダ・ガマ、マゼラン等の探検家が航海した航路に基づいて、アースボール20上に各航路を示すコンテンツを重畳させたAR画像を生成できる。これにより、AR画像上で各航路を復元できる。更に、アースボール20の撮影領域に応じて、撮影された場所において、各場所の地形を視角的に把握できるコンテンツを重畳させたAR画像を生成することもできる。上述したようにアースボール20の撮影範囲に応じた各種のコンテンツを用いてAR画像を生成することにより、AR画像によって種々の学習を行うことができる。また、ユーザが撮影した写真等をコンテンツに用いた場合には、ユーザに応じたAR画像を生成でき、ユーザは自身で撮影した写真をより楽しむことができる。
上述した各実施形態において、コンテンツは、1つの静止画像であってもよいし、複数の静止画像により構成されていてもよいし、動画映像により構成されていてもよい。複数の静止画像又は動画映像により構成されたコンテンツを用いる場合、撮影されたアースボール20において、重畳されたコンテンツが動いた状態で表示される。
(実施形態4)
本実施形態は、スケジューラに設定された予定情報に基づいてAR画像を生成する情報処理装置10に関する。本実施形態の情報処理装置10は、実施形態3の情報処理装置10と同様の構成を有するので、実施形態3と共通する部分については、説明を省略する。本実施形態の情報処理装置10は、記憶部(予定記憶部)12に予定情報DB12cを記憶している。予定情報DB12cには、例えばスケジューラに設定された予定情報が記憶されており、予定情報は、仕事、旅行等の予定日時の日時情報及び予定場所の位置情報を含む。
図19は、実施形態4の情報処理装置10の制御部11によって実現される機能を示すブロック図である。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、画像処理アプリPを実行した場合、実施形態3と同様にアースボール認識部21、コンテンツ読出部22、画像処理部24、重畳部25の各機能を実現する。なお、本実施形態では、コンテンツ読出部22の順序特定部26は、予定情報DB12cから予定情報の日時情報を取得し、重畳部25の位置特定部27は、予定情報DB12cから予定情報の位置情報を取得する。
以下に、本実施形態の情報処理装置10によるAR画像の表示処理についてフローチャートに基づいて説明する。図20は、情報処理装置10が行う処理の手順を示すフローチャートである。以下の処理は、情報処理装置10の記憶部12に記憶してある制御プログラムに従って制御部11によって実行される。なお、図20は、図13中のステップS41の処理の前にステップS61の処理を追加したものであり、図20では図13中のステップS42〜S52の図示を省略する。
本実施形態の情報処理装置10において、制御部11は、予定情報DB12cから例えば旅行の予定情報を読み出す(S61)。予定情報には例えば、旅行で滞在する予定の場所を示す位置情報と、滞在日時を示す日時情報とが含まれる。制御部11は、読み出した予定情報に基づいて、ステップS41以降の処理を行う。具体的には、ステップS45で制御部11は、読み出した予定情報に含まれる滞在日時に基づいて、AR画像に用いる複数のコンテンツに対してそれぞれの表示順序を特定する。またステップS48で制御部11は、読み出した予定情報に含まれる位置情報に基づいて、撮影画像中のアースボール20において、各コンテンツを重畳すべき表示位置を特定する。
なお、読み出した予定情報が未来の情報である場合、即ち、予定情報が示す旅行に行く前である場合、ステップS46で制御部11は、図16に示すようなコンテンツ(例えばアイコン)をコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す。また、読み出した予定情報が過去の情報である場合、即ち、予定情報が示す旅行に行った後である場合、ステップS46で制御部11は、例えば図15に示すように、予定情報の日時情報が示す日時に対応するコンテンツ(例えば写真)をコンテンツDB12a又はアルバム12bから読み出す。
上述した処理により、実施形態3と同様に、図15,16に示すようなAR画像を生成できる。即ち、図15に示すように、アースボール20において、旅行した各場所に対応する位置に、各場所で撮影した写真C1〜C3を重畳させたAR画像を予定情報に基づいて生成できる。また、図16に示すように、アースボール20において、滞在予定の各場所に対応する位置に、滞在順序を示すアイコン等のコンテンツC4〜C6を重畳させたAR画像を予定情報に基づいて生成できる。本実施形態において、コンテンツDB12a又はアルバム12bに記憶してあるコンテンツは、静止画像であっても動画映像であってもよい。また、写真等のコンテンツは、記憶部12に記憶されているだけでなく、例えばクラウドサーバに記憶されていてもよい。
(実施形態5)
本実施形態は、撮影画像中のアースボール20の全領域を覆うように1つのコンテンツを重畳させ、その上に複数のコンテンツを重畳させたAR画像を生成する情報処理装置10に関する。本実施形態の情報処理装置10は、実施形態1,3の情報処理装置10と同様の構成を有するので、実施形態1,3と共通する部分については、説明を省略する。
以下に、本実施形態の情報処理装置10によるAR画像の表示処理についてフローチャートに基づいて説明する。図21及び図22は、情報処理装置10が行う処理の手順を示すフローチャートであり、図23は、AR画像の表示例を示す模式図である。以下の処理は、情報処理装置10の記憶部12に記憶してある制御プログラムに従って制御部11によって実行される。本実施形態の情報処理装置10の制御部11は、図4中のステップS1〜S9と同様の処理を行う(S71〜S79)。これにより、アースボール20の撮影範囲に応じたコンテンツが、撮影画像中のアースボール20の全領域に重畳されたAR画像が生成される。
次に制御部11は、図13中のステップS45〜S51と同様の処理を行う(S80〜S86)。ここでは、制御部11は、ステップS73で認識されたアースボール20に基づいて各処理を行う。制御部11は、AR画像に用いる全てのコンテンツに対する処理が終了したと判断した場合(S86:YES)、制御部11は処理を終了するか否かを判断する(S87)。制御部11は、処理を終了しないと判断した場合(S87:NO)、ステップS72の処理に戻り、処理を終了すると判断した場合(S87:YES)、処理を終了する。
上述した処理により、図23に示すように、撮影画像中のアースボール20の全領域を覆うようにコンテンツが重畳され、更にその上に、アースボール20の撮影範囲内の各場所で撮影された写真のサムネイル画像が重畳されたAR画像が生成される。なお、図23に示す例では、アースボール20の全領域を覆うように、日本が夜間のときに撮影された衛星写真が重畳されており、複数の写真のサムネイル画像は、アースボール20上のそれぞれの撮影場所に対応する位置に重畳されている。また、各写真のサムネイル画像は、各写真を撮影した順に表示させることができる。これにより、図11に示したような表示態様で複数のコンテンツ(サムネイル画像)を表示する際に、背景画像として任意のコンテンツを表示させることができる。
上述した各実施形態では、カメラ16に対するアースボール20の向き(撮影方向)を変更することによって、アースボール20の撮影領域を変更する構成に限らない。例えば、情報処理装置10は、アースボール20の全周を撮影位置を移動させながら撮影した複数の撮影画像を適宜切り替えることにより、表示部15に表示されるアースボール20の領域を変更する構成を有してもよい。この場合、表示部15に表示されるアースボール20の領域が、コンテンツが重畳されるアースボール20の領域となる。このような構成を有する場合、情報処理装置10は、自装置10の傾きを検知する傾きセンサ等を有する。そして、情報処理装置10は、傾きセンサによって検知した自装置10の傾きに応じて、表示部15に表示されるアースボール20を回転させ、表示されるアースボール20の表示領域を切り替える。その後、情報処理装置10は、表示部15に表示されたアースボール20に対して、上述した各実施形態で説明したような処理を行うことにより、表示中のアースボール20に対して各種のコンテンツを重畳させたAR画像を表示させることができる。
各実施形態で記載されている技術的特徴(構成要件)はお互いに組合せ可能であり、組み合わせすることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 情報処理装置
11 制御部
12 記憶部
13 操作パネル
15 表示部
16 カメラ
20 アースボール(球体)
21 アースボール認識部
22 コンテンツ読出部
23 抽出部
24 画像処理部
25 重畳部
26 順序特定部
27 位置特定部
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、地図中に海、大陸、国及び都市の名称を含む世界地図、及び地域別に描かれたキャラクタを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、取得した前記撮影画像中の前記球体を前記世界地図及びキャラクタに基づいて認識し、前記世界地図及びキャラクタに基づいて認識した前記撮影画像中の前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示部に表示し、前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示しない場合、撮影した前記世界地図及びキャラクタを表面に有する前記球体の撮影画像を前記表示部に表示する処理を実行させる。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、前記撮影画像中の前記マーカに基づいて、日時情報及び位置情報を含む複数のコンテンツ画像を取得し、取得した前記複数のコンテンツ画像の日時情報に基づいて、前記複数のコンテンツ画像の表示順序を特定し、取得した前記複数のコンテンツ画像の位置情報及び前記撮影画像中の前記マーカに基づいて、前記撮影画像中の前記球体における前記コンテンツ画像のそれぞれの表示位置を特定し、認識した前記撮影画像中の前記球体に、取得した前記複数のコンテンツ画像を、特定した前記表示順序で、それぞれ特定した表示位置に重畳して表示する処理を実行させる。

Claims (13)

  1. コンピュータに、
    マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、
    取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、
    認識した前記撮影画像中の前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示する
    処理を実行させるプログラム。
  2. 前記コンピュータに、
    前記コンテンツ画像の表示領域が前記撮影画像中の前記球体の全領域となるように前記コンテンツ画像に画像処理を行う
    処理を実行させる請求項1に記載のプログラム。
  3. 複数の前記コンテンツ画像のそれぞれは日時情報を含み、
    前記コンピュータに、
    前記日時情報が示す日時の順に、前記撮影画像中の前記球体の全領域に前記コンテンツ画像を表示する
    処理を実行させる請求項1又は2に記載のプログラム。
  4. コンピュータに、
    マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、
    取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、
    認識した前記撮影画像中の前記球体に、日時情報を含む複数のコンテンツ画像を、前記日時情報が示す日時の順に重畳して表示する
    処理を実行させるプログラム。
  5. 前記コンテンツ画像は位置情報を含み、
    前記コンピュータに、
    前記マーカ及び前記位置情報に基づいて、前記撮影画像中の前記球体の対応する位置に前記コンテンツ画像を表示する
    処理を実行させる請求項4に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータは、日時情報及び位置情報を含む予定情報を記憶する予定記憶部を有し、
    前記コンピュータに、
    前記予定記憶部から読み出した前記予定情報に含まれる日時情報が示す日時の順に、前記撮影画像中の前記球体の、前記予定情報に含まれる位置情報及び前記マーカに基づく位置にコンテンツ画像を表示する
    処理を実行させる請求項4又は5に記載のプログラム。
  7. 前記コンピュータは、前記コンテンツ画像を記憶する記憶部を有し、
    前記コンピュータに、
    前記撮影画像中の前記球体に、前記記憶部から読み出した前記コンテンツ画像を表示する
    処理を実行させる請求項1から6までのいずれかひとつに記載のプログラム。
  8. 前記コンテンツ画像は、前記記憶部に記憶されているアルバムに記憶されており、
    前記コンピュータに、
    前記アルバムから読み出した前記コンテンツ画像を加工して、前記撮影画像中の前記球体に表示する
    処理を実行させる請求項7に記載のプログラム。
  9. 前記コンテンツ画像は動画映像である
    請求項1から8までのいずれかひとつに記載のプログラム。
  10. マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得する取得部と
    前記取得部が取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識する認識部と、
    前記認識部が認識した前記撮影画像中の前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示する表示部と
    を備える情報処理装置。
  11. マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得する取得部と、
    前記取得部が取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識する認識部と、
    前記認識部が認識した前記撮影画像中の前記球体に、日時情報を含む複数のコンテンツ画像を、前記日時情報が示す日時の順に重畳して表示する表示部と
    を備える情報処理装置。
  12. 情報処理装置が、
    マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、
    取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、
    認識した前記撮影画像中の前記球体の全領域を覆うようにコンテンツ画像を表示する
    処理を行う情報処理方法。
  13. 情報処理装置が、
    マーカを表面に有する球体を撮影した撮影画像を取得し、
    取得した前記撮影画像中の前記球体を前記マーカに基づいて認識し、
    認識した前記撮影画像中の前記球体に、日時情報を含む複数のコンテンツ画像を、前記日時情報が示す日時の順に重畳して表示する
    処理を行う情報処理方法。
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