JP2019090629A - 二次元走査型合成開口レーダー - Google Patents

二次元走査型合成開口レーダー Download PDF

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Abstract

【課題】地中レーダーは、電磁波を地中深く伝達させるために低周波数の電磁波を用いる必要があり、対象物の解像度が低い。【解決手段】レーダーを搭載した飛行体を用いて、飛行方向と直交する方向に対して合成開口を行うことで2次元の合成開口を行い、低周波数のレーダーでも高い解像度を得る。また、飛行経路の間隔を不均一にすることで、所望の方向以外の利得が大きくなることを防ぐ。【選択図】図2

Description

本発明は、使用する周波数が低く、解像度が高い、二次元走査型合成開口レーダーに関するものである。
地中レーダーは、埋設物探査の他、地下インフラの埋設工事における先行埋設物の検知や、構造物、土壌、岩盤内の水分検査等に用いられる。一方、電磁波を地中深く伝達させるためには、波長の長い、低周波数の電磁波を用いる必要があり、対象物の解像度が低いという問題がある。
合成開口レーダーは、人工衛星や航空機に搭載して、遠距離から高い解像度を得るレーダー方式であり、低周波数の電磁波を用いたレーダーに適用することで、高い解像度が得られる。しかし、レーダーの移動方向に関してはアンテナ開口を合成することで解像度を高めることができるが、直交する方向に関しては電磁波の送信時間幅(パルス幅)を狭くしたり、周波数を変化させるなど、広い周波数帯域幅や、高い周波数の電磁波が必要であり、地中レーダーに適用することが困難である。
近年、ヘリコプタータイプの小型無人機が実用化され、それにカメラ等の撮影機器を搭載して地上の画像を撮影することで、広範囲に高い解像度の画像を得ることが可能となった。この技術はレーダーの搭載にも適用できる。
しかし、無人機の飛行方向と直交する方向の解像度が電磁波の送信時間幅や、掃引する周波数帯域幅で決まるため、地中深くまで到達する低い周波数での利用が難しい。
一方で、飛行方向と直交する方向に合成開口技術を適用する場合は、飛行経路の間隔を電磁波の波長の半分以下にしないと、複数の方向に対して大きな利得が得られるため、対象物の位置を特定することができず、現実的でない。
更に、合成開口技術を適用する場合は、レーダーからの電磁波を地上の広い範囲に放射する必要があるが、その為には十分高い高度を取る必要があるが、その場合は必要な電力も多くなり、他の電波機器への干渉が増大する。
大内 和夫著 「レーダの基礎」コロナ社 2017年
特開平5−93778号公報
非特許文献1の9章で紹介されている地中レーダーは、地面にほぼ接地した距離で地中に電磁波を放射し、その反射を計測している。地面から離れると、電磁波の放射方向が広くなり、目標の解像度は低くなる。
特許文献1、あるいは非特許文献1の8章で紹介されている合成開口レーダーは、離れた場所から、高い解像度を得る技術であるが、基本的には高速な飛行体を用い、1次元の移動方向に対して合成開口を行い、飛行方向と直交する方向は、短パルス波あるはチャープパルス波の反射により計測している。このため、広い周波数帯域幅が必要で、装置が複雑になる。
解決しようとする問題点は、高い場所から地中を計測することで、計測の効率を高めることである。
また、レーダーを搭載した飛行体を用いて、合成開口を行う際に、飛行方向と直交する方向に対しても合成開口を行う際の欠点である、複数の方向に対して大きな利得が得られてしまう現象、を解消することである。
本発明は、レーダーを搭載した飛行体を用いて、2次元平面内で合成開口することで、地上から離れていても高い解像度を保ったまま、計測効率を高めたことを特徴とする。
また、飛行方向と直交する方向に対して合成開口を行う際に、飛行経路の間隔を電磁波の波長の半分以上になっても、所望の方向以外の利得が大きくなることを防ぐために、飛行経路の間隔を不均一にすることを特徴とする。
また、本発明はレーダーを搭載した飛行体を用いて合成開口を行う際に、少ない放射電力で、大きな合成開口面を得るために、電磁波の放射方向を変化させることを特徴とする。
また、本発明はレーダーを搭載した飛行体を用いて合成開口を行う際に、飛行前に地上のGPS受信機の位置と、その近傍に置いたGPS受信機を備えた飛行体の位置を校正してから、測定を行うことで合成開口に必要な高い位置精度を保持することを特徴とする。
本発明のレーダーは、レーダーを搭載する飛行体の飛行経路を2次元とし、繰り返しの飛行経路の間隔を不均一にすることで、合成開口処理後の利得が所望の方向以外で大きくなることを防ぐという利点がある。
また、本発明のレーダーは、低い高度で電磁波の放射方向を変化させることで、少ない放射電力で、大きな合成開口面を得、ひいては高い解像度を得ることができるという利点がある。
図1は実施例1のレーダーと地上の被検知エリアを示した概略図である。 図2は実施例1のレーダーの飛行経路を示した概略図である。 図3は実施例1のレーダーの飛行経路に沿った合成開口の説明図である。 図4は実施例1のレーダーの飛行経路と被検知エリアを示した説明図である。 図5は実施例1のレーダーの飛行経路に沿った合成開口の利得の説明図である。 図6は実施例2のレーダーの飛行経路の間隔を不均一にした場合の説明図である。 図7は実施例2のレーダーの飛行経路の間隔を不均一にした場合の合成開口の利得の説明図である。 図8は実施例3のレーダーの飛行経路の高さを変化した場合の説明図である。 図9は実施例4のレーダーの飛行経路の高さと方向を変化した場合の説明図である。 図10は実施例5のレーダーの飛行経路の方向を変化させ、2回走査した場合の説明図である。 図11は実施例6のレーダーと地上の被検知エリアを示した概略図である。 図12は実施例6のレーダーの飛行経路と被検知エリアを示した説明図である。 図13は実施例7のレーダーの飛行速度とアンテナの回転速度を最適化した場合の被検知エリアを示した説明図である。 図14は実施例8のレーダーと被検知エリアを示した概略図である。 図15は実施例9のレーダーと被検知エリアを示した概略図である。 図16は実施例10のレーダーと被検知エリアを示した概略図である。 図17は実施例1のレーダーの構成を示した説明図である。 図18は実施例6のレーダーの構成を示した説明図である。 図19は実施例1から8までのレーダーのデータを処理する設備の構成を示した説明図である。 図20は実施例1から7までの計算機の処理の手順を示した説明図である。
飛行方向と直交する方向に対して合成開口を行う際に、飛行経路の間隔を電磁波の波長の半分以上になっても、所望の方向以外の利得が大きくなることを防ぐという目的を、飛行経路を変更することで実現した。
また、少ない放射電力で、高い解像度を得るという目的を、電波の放射方向を時々刻々と変えることで実現した。
図1は、本発明装置の実施例1のレーダーと地上の被検知エリアを示した概略図であって、101はレーダーを搭載した無人機、102、103、104は無人機101に搭載されたレーダーから放射された電磁波を十分強く受けることで、その場に存在する物体を検知され得る被検知エリアである。
無人機101に搭載されたレーダーは地上方向に向けて短時間の電磁波を繰り返し放射し、その反射波を受信する。無人機101は、電磁波を放射する送信機と送信用アンテナ、電磁波を受信する受信機と受信用アンテナ、受信した電磁波を記録する記録部を備え、あらかじめ決められた飛行経路に沿って飛行する。地上で電磁波を受ける範囲は、被検知エリア102、被検知エリア103、被検知エリア104の順に、無人機101の飛行経路に沿って移動する。
図2は、本発明装置の実施例1のレーダーの飛行経路を示した概略図であって、201はレーダーを搭載した無人機、202は無人機201の飛行経路、210、211、212、213、214、215、216、217、218、219、220、221は地上の被検知エリアである。
無人機201は、飛行経路202に沿って飛行し、地上に向けて電磁波を放射する。飛行経路202は直線で飛行した後、折り返し、直前の飛行経路から若干はなれた直線を逆方向に飛行する経路である。被検知エリア210〜215は折り返す前の被検知エリア、被検知エリア216〜221は、折り返した後の被検知エリアである。被検知エリア210〜215で覆われる被検知エリアと、被検知エリア216〜221で覆われる被検知エリアは半分以上が重なるように飛行経路202は計画されることが望ましい。これにより、被検知エリアのどの地点も、少なくとも2つ以上の直線の飛行経路から電磁波を受けることができ、少なくとも折り返す前後の直線部分の間隔以上の合成開口径のアンテナ径に相当する解像度が得られる。
図3は、本発明装置の実施例1のレーダーの飛行経路に沿った合成開口の説明図であって、301は飛行経路の直線部をu軸とした際の時刻t1での無人機の位置、302〜309も同様に時刻t2から時刻t9までのu軸上の無人機の位置、320は地上の位置P、321は地上の位置Q、331は時刻t1の無人機の位置301と地上の位置Pとの距離、332〜339は同様に時刻t2から時刻t9の無人機の位置と、地上の点Pとの距離、341は時刻t1の無人機の位置301と地上の位置Qとの距離、342〜349は同様に時刻t2から時刻t9の無人機の位置と、地上の点Qとの距離である。
距離331〜339に応じて、受信した電磁波の位相を調整して加算することで、地上の点Pからの反射波に対するレーダーの利得を最大にすることができる。例えば、距離331〜339の中で最も短いものが距離333の場合、距離332と距離333の差をLとすると、時刻t2の位置302から放射された電磁波が地上のP点320で反射し、再び時刻t2の位置302で受信される時間は、時刻t3の位置303から放射された電磁波が地上のP点320で反射し、再び時刻t3の位置303で受信される時間に比べて以下の数式1であらわされる△T(t2)の2倍だけ遅れる。ここでCは光速である。従って、周波数をfとすると電磁波の位相としては数式2であらわされる角度△θ(t2)だけ遅れる。そこで、時刻t3の位置303から放射された電磁波が地上のP点320で反射し、再び時刻t3の位置303で受信した信号と、時刻t2の位置302から放射された電磁波が地上のP点320で反射し、再び時刻t2の位置302で受信される受信した信号の位相を△θ(t2)戻した信号(時間的に早くした信号)を加算することで、地上のP点320で反射した電磁波の振幅を大きくし、かつ他の点で反射した電磁波の振幅を抑圧することができる。同様な信号処理を無人機の位置、301、304〜309で行うことで、地上のP点320で反射した電磁波の振幅をさらに大きくし、かつ他の点で反射した電磁波の振幅をさらに抑圧することができる。
数式1
Figure 2019090629
数式2
Figure 2019090629
同様に、距離341〜349の距離の差を用いて、地上のP点320で行った処理を行うことで、地上のQ点321で反射した電磁波の振幅を大きくすることができる。
図4は、本発明装置の実施例1のレーダーの飛行経路と被検知エリアを示した説明図であって、401は無人機が測定開始の位置にあるときの地上の被検知エリア、402は検知開始から最初にY軸方向へ直進する飛行経路、403は直線の飛行経路402からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、404は、折り返すための飛行経路403で飛行経路402からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、405は直線の飛行経路404からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、406は、折り返すための飛行経路405で飛行経路404からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向へ飛行する飛行経路、407は直線の飛行経路406からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、408は、折り返すための飛行経路407で飛行経路406からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、409は無人機が検知終了の位置にあるときの地上の被検知エリア、410は無人機が飛行経路402にあるときの地上の被検知エリア、411は無人機が飛行経路404にあるときの地上の被検知エリア、412は無人機が飛行経路406にあるときの地上の被検知エリア、413は無人機が飛行経路408にあるときの地上の被検知エリア、420は飛行経路402と飛行経路404の間隔d、421は飛行経路404と飛行経路406の間隔d、422は飛行経路406と飛行経路408の間隔dである。
無人機に搭載されたレーダーからの電磁波は検知開始時に被検知エリア401に放射される。無人機が飛行経路402に沿って移動しながら電磁波を放射するため、被検知エリア410のすべての範囲でレーダーからの電磁波を受け、その範囲にある物体は電磁波を反射することで検知される。次に、無人機は折り返す飛行経路403を経て飛行経路402からX方向へ間隔420(d)離れた飛行経路404に沿って移動し電磁波を放射するため、被検知エリア411のすべての範囲でレーダーからの電磁波を受け、その範囲にある物体は電磁波を反射することで検知される。同様に無人機が飛行経路406、飛行経路408に沿って移動することで、被検知エリア412、被検知エリア413にある物体は電磁波を反射することで検知される。
図5は、本発明の実施例1のレーダーの飛行経路に沿った合成開口の利得の説明図であって、501は合成開口の利得、502は合成開口による電磁波を受信するX軸の方向(角度)、503は電磁波を受信する方向と合成開口の利得の関係、504は合成開口の目標となるX軸の方向So、505はグレーティングローブの発生する方向の間Sgである。
図3で説明したように地上の一点からの反射波の振幅を大きくし、他の地点からの反射波の振幅を抑圧する場合、Y軸方向では観測点の間隔を十分狭くできるが、X軸方向では図4のdの間隔を狭くすると飛行時間が長くなり、現実的でない。dが波長に比べて大きい場合、数式2で示すLが大きくなることから、地上でわずかに離れた別の地点でも、高い利得が得られてしまい、複数の方向からの反射波の振幅が大きくなってしまうグレーティングローブという現象が存在する。
この時、複数の周波数の電磁波を使用すると、周波数毎にSgが異なるため、SoとSoにSgの整数倍を加えた方向も異なり、したがって合成開口の目標となるX軸の方向Soからの反射波を識別できる。この時、異なる周波数は多ければ多いほどよく、また、周波数を時間的に変化させる方法でもよい。
図6は、本発明装置の実施例2のレーダーの飛行経路の間隔を不均一にした場合の説明図であって、601は無人機が測定開始の位置にあるときの地上の被検知エリア、602は検知開始から最初にY軸方向へ直進する飛行経路、603は直線の飛行経路602からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、604は折り返すための飛行経路603で飛行経路602からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、605は直線の飛行経路604からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、606は、折り返すための飛行経路605で飛行経路604からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向へ飛行する飛行経路、607は直線の飛行経路606からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、608は、折り返すための飛行経路607で飛行経路606からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、609は無人機が検知終了の位置にあるときの地上の被検知エリア、610は無人機が飛行経路602にあるときの地上の被検知エリア、611は無人機が飛行経路604にあるときの地上の被検知エリア、612は無人機が飛行経路606にあるときの地上の被検知エリア、613は無人機が飛行経路608にあるときの地上の被検知エリア、620は飛行経路602と飛行経路604の間隔d1、621は飛行経路604と飛行経路606の間隔d2、622は飛行経路606と飛行経路608の間隔d3である。
図4の場合と同様に、無人機に搭載されたレーダーからの電磁波は検知開始時に被検知エリア601に放射される。無人機が飛行経路602に沿って移動しながら電磁波を放射するため、被検知エリア610のすべての範囲でレーダーからの電磁波を受け、その範囲にある物体は電磁波を反射することで検知される。次に、無人機は折り返す飛行経路603を経て飛行経路602からX方向へ間隔620(d1)離れた飛行経路604に沿って移動し電磁波を放射するため、被検知エリア611のすべての範囲でレーダーからの電磁波を受け、その範囲にある物体は電磁波を反射することで検知される。同様に無人機が飛行経路606、飛行経路608に沿って移動することで、被検知エリア612、被検知エリア613にある物体は電磁波を反射することで検知される。
図7は、本発明の実施例2のレーダーの飛行経路の間隔を不均一にした場合の合成開口の利得の説明図であって、701は合成開口の利得、702は合成開口による電磁波を受信する方向、703は電磁波を受信する方向と合成開口の利得の関係、704は合成開口の目標となるX軸の方向So、705はグレーティングローブの発生する方向の間Sg、710は一番利得の大きいグレーティングローブの利得、711はSo方向の利得、712はSo方向の利得711と一番利得の大きいグレーティングローブの利得710の差である。
図6のように飛行した場合は、目標となるX軸の方向Soに対する数式2のLの値が各観測点で異なるため、図7のようにグレーティングローブの利得は小さくなる。
図8は、本発明装置の実施例3のレーダーの飛行経路の高さを変化した場合の説明図であって、801は無人機が測定開始の位置にあるときの地上の被検知エリア、802は検知開始から最初にY軸方向へ直進する飛行経路、803は直線の飛行経路802からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、804は、折り返すための飛行経路803で飛行経路802からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、805は直線の飛行経路804からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、806は、折り返すための飛行経路805で飛行経路804からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向へ飛行する飛行経路、807は直線の飛行経路806からX方向へ決められた距離だけ離れて折り返すため飛行経路、808は、折り返すための飛行経路807で飛行経路806からX方向へ決められた距離だけ離れてY軸方向を負の方向へ飛行する飛行経路、809は無人機が検知終了の位置にあるときの地上の被検知エリア、810は無人機が飛行経路802にあるときの地上の被検知エリア、811は無人機が飛行経路804にあるときの地上の被検知エリア、812は無人機が飛行経路806にあるときの地上の被検知エリア、813は無人機が飛行経路808にあるときの地上の被検知エリア、820は飛行経路802と飛行経路804の間隔d1、821は飛行経路804と飛行経路806の間隔d2、822は飛行経路806と飛行経路808の間隔d3、830は折り返すため飛行経路803上で飛行高度を飛行経路802より下げる位置、831は折り返すため飛行経路805上で飛行高度を飛行経路802より上げる位置、832は折り返すため飛行経路807上で飛行高度を飛行経路802と同じ高さまで下げる位置である。
このように飛行した場合も、目標となるX軸の方向Soに対する数式2のLの値が各観測点で異なることに加え、高度も不均一になることで更にLが変化するため、グレーティングローブの利得はさらに小さくなる。
図9は、本発明装置の実施例4のレーダーの飛行経路の高さと方向を変化した場合の説明図であって、901は無人機が測定開始の位置にあるときの地上の被検知エリア、902は検知開始から最初にY軸方向へ直進する飛行経路、903は直線の飛行経路902から方向を変えて折り返すため飛行経路、904は、折り返すための飛行経路903で飛行経路902から方向を変えて直進する飛行経路、905は直線の飛行経路904から方向を変えて折り返すための飛行経路、906は、折り返すための飛行経路905で飛行経路904から方向を変えて直進する飛行経路、907は直線の飛行経路906から方向を変えて折り返すため飛行経路、908は、折り返すための飛行経路907で飛行経路906から方向を変えて直進する飛行経路、909は無人機が検知終了の位置にあるときの地上の被検知エリア、910は無人機が飛行経路902にあるときの地上の被検知エリア、911は無人機が飛行経路904にあるときの地上の被検知エリア、912は無人機が飛行経路906にあるときの地上の被検知エリア、913は無人機が飛行経路908にあるときの地上の被検知エリア、930は折り返すため飛行経路903上で飛行高度を飛行経路902より下げる位置、931は折り返すため飛行経路905上で飛行高度を飛行経路902より上げる位置、932は折り返すため飛行経路907上で飛行高度を飛行経路902と同じ高さまで下げる位置である。
このように飛行した場合、折り返すため飛行経路903、905、907での折り返す角度が180度ではないため、Yの値が異なるX軸上でのLの値が異なる。従って、目標となるX軸の方向Soに対する数式2のLの値が各観測点で異なることに加え、高度も不均一になることで更にLが変化するため、グレーティングローブの利得はさらに小さくなる。
図10は、本発明装置の実施例5のレーダーの飛行経路の方向を変化させ、2回走査した場合の説明図であって、1001は無人機のY軸方向に沿った測定開始の位置、1002はY軸方向に飛行し、途中で3回折り返したあと、X軸方向に沿った測定の開始位置、1003はX軸方向に飛行し、途中で3回折り返したあとの測定終了の位置、1010は測定開始の位置1001から最初に折り返した際に移動したX軸方向の間隔d1、1011は測定開始の位置1001から2回目に折り返した際に移動したX軸方向の間隔d2、、1012は測定開始の位置1001から3回目に折り返した際に移動したX軸方向の間隔d3、1014はX軸方向に沿った測定開始の位置1002から最初に折り返した際に移動したY軸方向の間隔d4、1015はX軸方向に沿った測定開始の位置1002から2回目に折り返した際に移動したY軸方向の間隔d5、1016はX軸方向に沿った測定開始の位置1002から3回目に折り返した際に移動したY軸方向の間隔d6である。
このように飛行した場合、Y軸方向に沿って測定した際の受信信号だけでなく、X軸方向に沿って測定した際の受信信号を用いて合成開口を行うことができるため、グレーティングローブはほとんど発生しない。
図11は、本発明装置の実施例6のレーダーと地上の被検知エリアを示した概略図であって、1101はレーダーを搭載した無人機、1102、1103は被検知エリアである。
無人機1101に搭載されたレーダーは地上方向に向けて短時間の電磁波を繰り返し放射し、その反射波を受信する。無人機1101は、電磁波を放射する送信機と送信用アンテナ、電磁波を受信する受信用アンテナ、送信用アンテナと受信用アンテナを同時に鉛直方向に対して回転させる回転装置、受信した電磁波を記録する記録部を備え、あらかじめ決められた飛行経路に沿って飛行しながら、アンテナの方向を鉛直方向に対して回転させる。アンテナは鉛直方向から角度を付けて装着されており、地上で電磁波を受ける被検知エリアは、無人機の下を回転する。被検知エリア1102、被検知エリア1103は、無人機1101の飛行経路に沿って回転しながら移動する。
図12は、本発明装置の実施例6のレーダーの飛行経路と被検知エリアを示した説明図であって、1201はレーダーを搭載した無人機、1202は無人機1201の飛行経路、1210は時刻Toの無人機1201の位置、1211は時刻To+△T秒後の無人機1201の位置、1212は時刻To+2△T秒後の無人機1201の位置、1213は時刻To+3△T秒後の無人機1201の位置、1214は時刻To+4△T秒後の無人機1201の位置、1215は時刻To+5△T秒後の無人機1201の位置、1216は時刻To+6△T秒後の無人機1201の位置、1217は時刻To+7△T秒後の無人機1201の位置、1218は時刻To+8△T秒後の無人機1201の位置、1220は時刻Toの被検知エリア、1221は時刻To+△T秒後の被検知エリア、1222は時刻To+2△T秒後の被検知エリア、1223は時刻To+3△T秒後の被検知エリア、1224は時刻To+4△T秒後の被検知エリア、1225は時刻To+5△T秒後の被検知エリア、1226は時刻To+6△T秒後の被検知エリア、1227は時刻To+7△T秒後の被検知エリア、1228は時刻To+8△T秒後の被検知エリア、1230は無人機1201の折り返す飛行経路である。
無人機1201に搭載されたレーダーはその送信用アンテナと受信用アンテナを鉛直方向から角度を付けて装着し、かつ鉛直方向に対して回転させる機能を有しているため、時刻Toに飛行経路上の位置1210にいるが、被検知エリア1220は位置1210の真下ではなく、進行方向の‐180度の方向にある。△T秒後に無人機1201は飛行経路上の位置1211に達するが、アンテナ方向が△T秒間で時計回りに45度回転するため、被検知エリア1221は位置1211の進行方向から時計回りで‐135度の方向に移動する。同様に2△T秒後に位置1212の進行方向から時計回りで‐90度の方向に移動する。このように無人機1201が、位置1213、1214、1215、1216、1217と飛行経路を進むと、電磁波を受けるエリアは、被検知エリア1222,1223,1224,1225,1226,1227と移動し、位置1228で、進行方向の‐180度の方向の被検知エリア1228となる。また、図に点線で示すように時刻Toの△T秒前、2△T秒前、3△T秒前、4△T秒前の被検知エリアも、被検知エリア1224,1225,1226,1227を飛行経路に沿って平行移動したエリアとなる。
この実施例6では、△T秒間に45度回転することで説明しているが、実際には無人機1201の速度や高度、アンテナの電磁波の放射角度に応じて、最適な値とするのが望ましい。
このように飛行することで、1つの飛行経路でも、アンテナを固定した場合に比べてより広いエリアを検知することが可能となり、低い高度で飛行し、電磁波を放射した一瞬一瞬での被検知エリアが狭くても、全体としての合成開口のエリアを広くとることが可能で、その結果として目標に対する解像度を高くできる。
図13は、本発明装置の実施例7のレーダーの飛行経路と被検知エリアを示した説明図であって、1301はレーダーを搭載した無人機、1302は無人機1301の飛行経路、1310は時刻Toの無人機1301の位置、1311は時刻To+△T秒後の無人機1301の位置、1312は時刻To+2△T秒後の無人機1301の位置、1313は時刻To+3△T秒後の無人機1301の位置、1314は時刻To+4△T秒後の無人機1301の位置、1315は時刻To+5△T秒後の無人機1301の位置、1316は時刻To+6△T秒後の無人機1301の位置、1317は時刻To+7△T秒後の無人機1301の位置、1318は時刻To+8△T秒後の無人機1301の位置、1320は時刻Toの被検知エリア、1321は時刻To+△T秒後の被検知エリア、1322は時刻To+2△T秒後の被検知エリア、1323は時刻To+3△T秒後の被検知エリア、1324は時刻To+4△T秒後の被検知エリア、1325は時刻To+5△T秒後の被検知エリア、1326は時刻To+6△T秒後の被検知エリア、1327は時刻To+7△T秒後の被検知エリア、1328は時刻To+8△T秒後の被検知エリア、1330は無人機1301の折り返す飛行経路である。
実施例7では、無人機1301の飛行速度を場所ごとに変化させており、時間△T秒間にレーダーが移動する距離が各時刻で異なる。例えば、時刻Toから時刻To+△Tの間に進む距離は短く、時刻To++4△T秒後まで徐々に速度を上げている。その後、時刻To+8△T秒後まで徐々に速度を落としている。そのため、実施例6で見られるような被検知エリアの隙間がなくなり、検知するための情報が不足する地上の個所が少なくなる。
また、ここでは無人機の速度を変化させているが、アンテナの回転速度を変化させることでも同様な効果が得られる。
実施例6、実施例7ではアンテナを回転させる必要があるが、無人機に回転機構を備えて回転機構にレーダー装置を搭載する方式でも、無人機自体を回転する方式でもよい。
また、実施例6、実施例7では鉛直方向に対してアンテナを回転させているが、他の方向に対して回転させることで、より広いエリアを検知することも可能である。
図14は、本発明装置の実施例8のレーダーと被検知エリアを示した概略図であって、1401はレーダーの電磁波を送信する無人機、1402はレーダーの電磁波を受信する無人機、1403は被検知エリア、1404は地上の目標位置、1405は無人機1401に搭載されたレーダーから放射された電磁波が地上の点1404で反射し、無人機1402に搭載されたレーダーで受ける際の距離、1406は無人機1401に搭載されたレーダーから放射された電磁波を、無人機1402に搭載されたレーダーで直接受ける際の距離、1410は距離1406と距離1405の位相差が位置1404と同じ地上の位置をつないだ曲線のうち位置1404を通る曲線、1411、1412は距離1406と距離1405の位相差が位置1404と同じ地上の位置をつないだ曲線のうち位置1404を通らない曲線である。
無人機1401と無人機1402の位置から、目標の位置1404を決めると、距離1406と距離1405の位相差が計算できる。被検知エリア1403内で、計算された位相差を生じさせる地上の点は、目標の位置1404を通る曲線1410、および目標の位置1404を通らない曲線1411、1412があるが、無人機1401、1402が移動すると曲線1410、1411、1412は位置1404を通りつつ、間隔や方向が変化する。従って、広い範囲で無人機1401と無人機1402が飛行し様々な角度から位置1404に電磁波を放射し、その反射波を受けることができれば、大きな合成開口を得つつ、特定の目標に関する利得を上げることができる。
実施例8では、レーダーの電磁波を送信する無人機が1台、レーダーの電磁波を受信する無人機が1台ずつ飛行する例であるが、それぞれ複数台を飛行させることも可能であり、その場合はレーダーの送信する周波数をそれぞれ異なるものとし、一方で、電磁波を受信する無人機は、すべての送信周波数の周波数を同時に受信することで、より精度の高い合成開口を得ることができる。また、このとき、ある規則に従って各無人機の電磁波の周波数を切り替えることで、さらに精度の高い合成開口を得ることができる。
図15は、本発明装置の実施例9のレーダーと被検知エリアを示した概略図であって、1501はレーダーの電磁波を送信する無人機、1502はレーダーの電磁波を受信する地上機、1503は被検知エリア、1504は地上の目標位置、1505は無人機1501に搭載されたレーダーから放射された電磁波が地上の点1504で反射し、地上機1502に搭載されたレーダーで受ける際の距離、1506は無人機1501に搭載されたレーダーから放射された電磁波を、地上機1502に搭載されたレーダーで直接受ける際の距離である。
動作の仕組みは実施例8と同じであるが、レーダーの電磁波を受信する地上機1502は大きくても良いため、受信したデータを保存し、解析することが容易となる。
また、地上機1502に複数の受信アンテナを搭載し、それぞれの受信アンテナで受信した信号の位相を変えて合成することで、受信アンテナの向きを変えずに、被検知エリア1503の位置を移動させることが可能である。また、位相を変える操作を、計算機上で行うことで、複数の被検知エリアを得ることができ、そのため複数の離れた位置を飛行している各無人機から放射される電磁波をそれぞれの無人機に対して最も効率の高い被検知エリアを作り、かつ同時に受信することができる。
図16は、本発明装置の実施例10のレーダーと被検知エリアを示した概略図であって、1601はレーダーの電磁波を送信する地上機、1602はレーダーの電磁波を受信する無人機、1603は被検知エリア、1604は地上の目標位置、1605は地上機1601に搭載されたレーダーから放射された電磁波が地上の点1604で反射し、無人機1602に搭載されたレーダーで受ける際の距離、1606は地上機1601に搭載されたレーダーから放射された電磁波を、無人機1602に搭載されたレーダーで直接受ける際の距離である。
動作の仕組みは実施例8と同じであるが、レーダーの電磁波を送信する地上機1602は大きくても良いため、大電力の電磁波を送信することが容易であり、被検知エリアを大きくすることが可能となる。
図17は、本発明装置の実施例1のレーダーの構成を示した説明図であって、1701は制御装置、1702は発信器、1703はレーダー送信機、1704はレーダー送信アンテナ、1705はレーダー受信アンテナ、1706はレーダー受信機、1707はAD変換器、1708はAD変換器、1709は無人機の位置検出器、1710は記録装置、1711はデータ送信機、1712はデータ送信アンテナである。
制御装置1701の指示で、発信器1702からの信号と同じ周波数の電磁波をレーダー信号送信器1703が作成し、レーダー送信アンテナ1704から放射する。地上からの反射波はレーダー受信アンテナ1705で受け、レーダー受信機1706で受信する。受信した信号はAD変換器1707で振幅と位相をデジタル化する。また、レーダー送信機で作成した電磁波の一部もAD変換器1708で振幅と位相をデジタル化する。デジタル化された送信信号と受信信号は、位置検出器1709で検出された無人機の位置の情報と共に記録装置1710に記録される。記録装置1710に記録された信号は制御装置1701の指示によりデータ送信機に送られ、データ送信1712から送信される。
図18は、本発明装置の実施例6のレーダーの構成を示した説明図であって、1801は制御装置、1802は発信器、1803はレーダー送信機、1804はレーダー送信アンテナ、1805はレーダー受信アンテナ、1806はレーダー受信機、1807はAD変換器、1808はAD変換器、1809は無人機の位置検出器、1810は記録装置、1811はデータ送信機、1812はデータ送信アンテナ、1820はアンテナ回転装置、1821はアンテナ方向検出装置である。
制御装置1801の指示で、発信器1802からの信号と同じ周波数の電磁波をレーダー信号送信器1803が作成し、レーダー送信アンテナ1804から放射する。地上からの反射波はレーダー受信アンテナ1805で受け、レーダー受信機1806で受信される。レーダー送信アンテナ1804と、レーダー受信アンテナ1805を、同一の方向を向いて搭載し、またアンテナ回転装置1820により、鉛直方向に対して回転し、受信した信号はAD変換器1807で振幅と位相をデジタル化する。また、レーダー送信機で作成した電磁波の一部もAD変換器1808で振幅と位相をデジタル化する。デジタル化された送信信号と受信信号は、位置検出器1809で検出された無人機の位置の情報と、アンテナ方向検出装置1821で検出されたアンテナ方向の情報と共に記録装置1810に記録される。記録装置1810に記録された信号は制御装置1801の指示によりデータ送信機に送られ、データ送信1812から送信される。
図19は、本発明装置の実施例1から8までのレーダーのデータを処理する設備の構成を示した説明図であって、1901はデータ受信アンテナ、1902はデータ受信機、1903は復号装置、1904は計算機、1905は表示器である。
無人機のデータ送信機から送信されたデータをデータ受信アンテナ1901を介して、データ受信機1902で受信し、復号装置1903でデジタル化する。デジタル化した受信信号を計算機1904で計算し、結果を表示器1905で表示する。
実施例8、9のレーダーのデータを処理する設備の構成では、データ受信アンテナ1901を介して、データ受信機1902が不要でデジタル化した受信信号を、そのまま計算機1904に入力する。
図20は、本発明装置の実施例1から7までの計算機の処理の手順を示した説明図であって、2001〜2009は計算機の処理の手順である。
手順2001は地上の目標の座標を設定する手順であり、地表面のすべての点からの反射波の強度を求める場合には、それらのすべての点に関して以下の手順を行う。また、深さが異なる点からの反射波の強度を求める場合も、それらのすべての点に関して以下の手順を行う。手順2002は飛行した無人機の位置をレーダーの位置座標として設定する。基本的には、飛行経路上で電磁波を放射した位置のすべてで、以下の処置を行う。無人機の位置座標と、レーダーのアンテナの位置座標が異なる場合には、正しいアンテナの位置座標になるよう補正する。手順2003は手順2001で設定した地上の目標の座標と、手順2002で設定したレーダーの位置座標の間の距離を計算する。手順2004は手順2003で得られた距離から位相変化分を計算し、受信信号の位相からその2倍の値を差し引いて受信信号の位相とする。位相変化分は、レーダーが放射する電磁波の周波数の1波長の長さを360度として計算する。手順2005はレーダー送信アンテナのアンテナパターン(放射パターン)と、レーダー受信アンテナのアンテナパターンと、手順2002で設定したレーダーの位置にレーダーがいたときのアンテナの方向から、手順2001で設定した目標の座標の方向のアンテナ利得を計算する。手順2006は手順2004で得られた受信信号と、手順2005で得られたアンテナ利得を乗算し受信信号とする。手順2007はすべてのレーダーの位置座標に関して手順2006で得られた受信信号の和を取る。手順2008は上記の手順を必要な地上の目標のすべてに対して行う。手順2009は地表面のすべての点からの受信信号を出力する。
上記の手順では地表面の高さ方向の座標はあらかじめわかっているもの、あるいは固定したものとして記載しているが、地表の平面の各位置でもっとも反射が早い高さを地表の座標としてもよい。その場合は、十分高さの高い部分から上記処理の手順を実施することで地表面を知ることができる。
上記の手順では無人機の位置は正確であることを想定しているが、実際は誤差が生じる。その誤差を、パラメータを含む関数で表し、測定結果と実際の地上の形状に合うようにパラメータを調整することで、無人機の位置の精度を高め、それにより、地中の目標物の精度を上げることができる。
埋設物探査の他、地下インフラの埋設工事における先行埋設物の検知や、構造物、土壌、岩盤内の水分検査等に用いられる地中レーダーにおいて、低周波数の電磁波を用いることで電磁波を地中深く伝達させ、かつ高い解像度を得ることができる。また、省電力化のため、少ない電力の電磁波を低い高度で放射しても、広い合成開口を実現し、したがって高い解像度を得ることができる。
101 無人機、
102 被検知エリア
103 被検知エリア
104 被検知エリア

201 無人機、
202 飛行経路、
210 被検知エリア、
211 被検知エリア
212 被検知エリア
213 被検知エリア
214 被検知エリア
215 被検知エリア
216 被検知エリア
217 被検知エリア
218 被検知エリア
219 被検知エリア
220 被検知エリア
221 被検知エリア

301 時刻t1の無人機の位置
302 時刻t2の無人機の位置
303 時刻t3の無人機の位置
304 時刻t4の無人機の位置
305 時刻t5の無人機の位置
306 時刻t6の無人機の位置
307 時刻t7の無人機の位置
308 時刻t8の無人機の位置
309 時刻t9の無人機の位置、
320 地上の位置P、
321 地上の位置Q、
331 時刻t1の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
332 時刻t2の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
333 時刻t3の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
334 時刻t4の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
335 時刻t5の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
336 時刻t6の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
337 時刻t7の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
338 時刻t8の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
339 時刻t9の無人機の位置と地上の位置Pとの距離
341 時刻t1の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
342 時刻t2の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
343 時刻t3の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
344 時刻t4の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
345 時刻t5の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
346 時刻t6の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
347 時刻t7の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
348 時刻t8の無人機の位置と地上の位置Qとの距離
349 時刻t9の無人機の位置と地上の位置Qとの距離

401 被検知エリア
402 飛行経路
403 飛行経路
404 飛行経路
405 飛行経路
406 飛行経路
407 飛行経路
408 飛行経路
409 被検知エリア
410 被検知エリア
411 被検知エリア
412 被検知エリア
413 被検知エリア
420 間隔d
421 間隔d
422 間隔d

501 合成開口の利得、
502 合成開口による電磁波を受信する方向、
503 電磁波を受信する方向と合成開口の利得の関係、
504 合成開口の目標となるX軸の方向So、
505 グレーティングローブの発生する方向の間Sg

601 被検知エリア
602 飛行経路
603 飛行経路
604 飛行経路
605 飛行経路
606 飛行経路
607 飛行経路
608 飛行経路
609 被検知エリア
610 被検知エリア
611 被検知エリア
612 被検知エリア
613 被検知エリア
620 間隔d1
621 間隔d2
622 間隔d3

701 合成開口の利得
702 合成開口による電磁波を受信する方向
703 電磁波を受信する方向と合成開口の利得の関係
704 合成開口の目標となるX軸の方向So
705 グレーティングローブの発生する方向の間Sg
710 一番利得の大きいグレーティングローブの利得
711 So方向の利得
712 So方向の利得と一番利得の大きいグレーティングローブの利得の差

801 被検知エリア
802 飛行経路
803 飛行経路
804 飛行経路
805 飛行経路
806 飛行経路
807 飛行経路
808 飛行経路
809 被検知エリア
810 被検知エリア
811 被検知エリア
812 被検知エリア
813 被検知エリア
820 間隔d1、
821 間隔d2、
822 間隔d3、
830 飛行高度を下げる位置、
831 飛行高度を上げる位置、
832 飛行高度を下げる位置

901 被検知エリア
902 飛行経路
903 飛行経路
904 飛行経路
905 飛行経路
906 飛行経路
907 飛行経路
908 飛行経路
909 被検知エリア
910 被検知エリア
911 被検知エリア
912 被検知エリア
913 被検知エリア
930 飛行高度を下げる位置
931 飛行高度を上げる位置
932 飛行高度を下げる位置

1001 Y軸方向に沿った測定開始の位置、
1002 X軸方向に沿った測定の開始位置、
1003 測定終了の位置、
1010 間隔d1
1011 間隔d2
1012 間隔d3
1014 間隔d4
1015 間隔d5
1016 間隔d6

1101 無人機、
1102 被検知エリア
1103 被検知エリア

1201 無人機、
1202 飛行経路
1210 時刻Toの無人機の位置
1211 時刻To+△T秒後の無人機の位置
1212 時刻To+2△T秒後の無人機の位置
1213 時刻To+3△T秒後の無人機の位置
1214 時刻To+4△T秒後の無人機の位置
1215 時刻To+5△T秒後の無人機の位置
1216 時刻To+6△T秒後の無人機の位置
1217 時刻To+7△T秒後の無人機の位置
1218 時刻To+8△T秒後の無人機の位置
1220 時刻Toの被検知エリア
1221 時刻To+△T秒後の被検知エリア
1222 時刻To+2△T秒後の被検知エリア
1223 時刻To+3△T秒後の被検知エリア
1224 時刻To+4△T秒後の被検知エリア
1225 時刻To+5△T秒後の被検知エリア
1226 時刻To+6△T秒後の被検知エリア
1227 時刻To+7△T秒後の被検知エリア
1228 時刻To+8△T秒後の被検知エリア
1230 飛行経路

1301 無人機
1302 飛行経路
1310 時刻Toの無人機の位置
1311 時刻To+△T秒後の無人機の位置
1313 時刻To+2△T秒後の無人機の位置
1313 時刻To+3△T秒後の無人機の位置
1314 時刻To+4△T秒後の無人機の位置
1315 時刻To+5△T秒後の無人機の位置
1316 時刻To+6△T秒後の無人機の位置
1317 時刻To+7△T秒後の無人機の位置
1318 時刻To+8△T秒後の無人機の位置
1320 時刻Toの被検知エリア
1321 時刻To+△T秒後の被検知エリア
1322 時刻To+2△T秒後の被検知エリア
1323 時刻To+3△T秒後の被検知エリア
1324 時刻To+4△T秒後の被検知エリア
1325 時刻To+5△T秒後の被検知エリア
1326 時刻To+6△T秒後の被検知エリア
1327 時刻To+7△T秒後の被検知エリア
1328 時刻To+8△T秒後の被検知エリア
1330 飛行経路

1401 無人機
1402 無人機
1403 被検知エリア
1404 地上の目標位置
1405 距離
1406 距離
1410 曲線
1411 曲線
1412 曲線

1501 無人機
1502 地上機
1503 被検知エリア
1504 地上の目標位置
1505 距離
1506 距離

1601 無人機
1602 地上機
1603 被検知エリア
1604 地上の目標位置
1605 距離
1606 距離

1701 制御装置
1702 発信器
1703 レーダー送信機
1704 レーダー送信アンテナ
1705 レーダー受信アンテナ
1706 レーダー受信機
1707 AD変換器
1708 AD変換器
1709 位置検出器
1710 記録装置
1711 データ送信機
1712 データ送信アンテナ

1801 制御装置
1802 発信器
1803 レーダー送信機
1804 レーダー送信アンテナ
1805 レーダー受信アンテナ
1806 レーダー受信機
1807 AD変換器
1808 AD変換器
1809 位置検出器
1810 記録装置
1811 データ送信機、
1812 データ送信アンテナ
1820 アンテナ回転装置、
1821 アンテナ方向検出装置

1901 データ受信アンテナ
1902 データ受信機
1903 復号装置
1904 計算機
1905 表示器

2001 計算機の処理の手順
2002 計算機の処理の手順
2003 計算機の処理の手順
2004 計算機の処理の手順
2005 計算機の処理の手順
2006 計算機の処理の手順
2007 計算機の処理の手順
2008 計算機の処理の手順
2009 計算機の処理の手順

Claims (14)

  1. 飛行体と、当該飛行体に合成開口レーダーを搭載したレーダー装置において、レーダー装置を測定するエリアの上空で少なくとも1回以上往復飛行させることで、2つの方向で合成開口を行うことを特徴とするレーダー装置。
  2. 飛行体と、当該飛行体に合成開口レーダーを搭載したレーダー装置において、レーダー装置を測定するエリアの上空で少なくとも2回以上往復飛行させ、その複数の往復路の間隔を異なるものとしたことを特徴とするレーダー装置。
  3. 飛行体の往復の飛行経路で、往路と復路を意図的に並行でない方向とすることを特徴とする請求項1、および請求項2のレーダー装置。
  4. 飛行体の飛行経路を渦状とすることを特徴とする請求項1、請求項2、および請求項3のレーダー装置。
  5. 飛行体の往復の飛行経路で、2つ以上の高さで飛行することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、および請求項4のレーダー装置。
  6. 飛行体に搭載した合成開口レーダーを鉛直方向から斜めに取り付け、かつ鉛直方向に対して回転させながらレーダー波を送受信することを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、および請求項5のレーダー装置。
  7. 飛行体に搭載した合成開口レーダーの周波数として、少なくとも2つの異なる周波数を用いることを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、および請求項6のレーダー装置。
  8. 合成開口レーダーを搭載した飛行体を少なくとも2つ以上用いたことを特徴とする請求項7のレーダー装置。
  9. 合成開口レーダーの送信部のみを搭載した少なくとも1つ以上の飛行体と、合成開口レーダーの受信部のみを搭載した少なくとも1つ以上の飛行体とからなる請求項8のレーダー装置。
  10. 合成開口レーダーの送信部のみを搭載した少なくとも1つ以上の飛行体と、合成開口レーダーの受信部のみを搭載した地上装置とからなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、および請求項8のレーダー装置。
  11. 合成開口レーダーの受信部のみを搭載した少なくとも1つ以上の飛行体と、合成開口レーダーの送信部のみを搭載した地上装置とからなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、および請求項8のレーダー装置。
  12. 合成開口レーダーを搭載した少なくとも1つ以上の飛行体と、合成開口レーダーを搭載した地上装置とからなる請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、および請求項8のレーダー装置。
  13. 飛行前に地上のGPS受信機の近傍で、当該GPS受信機からの相対位置がわかっている場所にGPS受信機を搭載した飛行体を置き、飛行体のGPS受信機の位置情報を、わかっている先の相対位置の差を用いて補正する機能を有する請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、および請求項12のレーダー装置。
  14. 実際の飛行経路と、計算で用いた飛行経路の差を、パラメータを含む関数で表し、飛行後に、地上のあらかじめわかっている目標の実際の位置と計算で求めた位置が最も小さくなるようにパラメータを調整することで、精度の高い飛行経路を得、その飛行経路を用いて、再度合成開口を行うことを特徴とする請求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項10、請求項11、請求項12、および請求項13のレーダー装置。
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