JP2019088360A - 電動チリトリ - Google Patents

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洋一 三浦
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Abstract

【課題】主に、ワイパーヘッドの側縁部に集中的に付着しているゴミを手作業で取り除く必要をなくすことができるようにする。【解決手段】床面1上に載置可能な本体ケーシング11の内部に、吸引装置12と、吸引装置12から延びる吸引風路13とを収容設置する。本体ケーシング11の床面1との接触部分に、吸引風路13の先端部に接続される吸引口14を設ける。吸引口14を、フローリングワイパー2のワイパーヘッド2bの側縁部2b1を差込可能なスリット状に形成する。更に、吸引口14の内部に、吸引装置12を作動させる作動スイッチ21を設けるようにしても良い。【選択図】図2

Description

この発明は、電動チリトリに関するものである。
例えば、フローリング床を清掃する際に、掃除機の代わりにフローリングワイパーを用いることがある。フローリングワイパーは、柄の付いたワイパーヘッドに清掃シートを取付けて使うようにした手軽な床清掃具であり、柄を持ってワイパーヘッドを床面に沿うように動かすことで、ワイパーヘッドに取付けた清掃シートで床面を払拭すると共に、清掃シートに床面上のゴミを付着させて捕集するようになっている。
清掃シートは、ある程度汚れたら適宜交換することができるが、床清掃によってワイパーヘッドに付着したゴミを取ることで、清掃シートの交換時期を延ばすことができる。ワイパーヘッドから取ったゴミは、ゴミ箱やチリトリ(例えば、特許文献1参照)などにそのまま捨てることになる。
特開2002−360491号公報
しかしながら、床清掃後にワイパーヘッドから付着したゴミを手作業で取り除くのは、手間が掛かると共に煩わしい作業であった。
そこで、本発明は、主に、上記した問題点を解決することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明は、
床面上に載置可能な本体ケーシングの内部に、吸引装置と、該吸引装置から延びる吸引風路とを収容設置し、
前記本体ケーシングの床面との接触部分に、前記吸引風路の先端部に接続される吸引口を設けると共に、
該吸引口が、フローリングワイパーのワイパーヘッドの側縁部を差込可能なスリット状であることを特徴とする。
本発明によれば、上記構成によって、ワイパーヘッドの側縁部に集中的に付着しているゴミを手作業で取り除く必要をなくすことなどができる。
本実施の形態にかかる電動チリトリの使用状態を示す斜視図である。 図1の電動チリトリの全体斜視図である。 図2の電動チリトリの正面図である。 図2の電動チリトリの左側面図である。 本体ケーシングの容器収容部にゴミ容器セットする状態を示す斜視図である。 図5とは反対の方向から見た電動チリトリの容器収容部を示す斜視図である。 ゴミ容器の斜視図である。
以下、本実施の形態を、図面を用いて詳細に説明する。
図1〜図7は、この実施の形態を説明するためのものである。
<構成>以下、この実施例の構成について説明する。
例えば、図1に示すように、フローリング床などの床面1を清掃する際に用いられているフローリングワイパー2を補助してより使い勝手を良くするために電動チリトリ3を設ける。フローリングワイパー2は、柄2aの付いたワイパーヘッド2bに清掃シート4を取付けて使うようにした(電気を使わない)手軽な床清掃具である。フローリングワイパー2は、柄2aを持ってワイパーヘッド2bを床面1に沿うように動かすことで、ワイパーヘッド2bに取付けた清掃シート4で床面1を払拭すると共に、清掃シート4に床面1上のゴミを付着させるなどして捕集するものである。
床清掃後には、ワイパーヘッド2bで集めたゴミを電動チリトリ3に吸い込ませて除去する。清掃シート4は、ある程度汚れたら適宜交換することができる。
ここで、フローリングワイパー2は、市販のものを適宜使用することができるが、電動チリトリ3に合わせた専用のものなどを用いるようにしても良い。ワイパーヘッド2bは、平面視ほぼ長方形状をして所要の厚みを有する薄板状の床払拭部材である。ワイパーヘッド2bは、その底面が床払拭面になっていると共に、上面のコーナー部などには清掃シート4のコーナー部を差し込んで保持するためのシート保持部が設けられている。清掃シート4は、床払拭面を覆うように下側からワイパーヘッド2bに巻き付けた後に、そのコーナー部をワイパーヘッド2bの上面に設けられたシート保持部へ差し込んで保持させるようにする。清掃シート4には、目的に応じて、ドライタイプのものやウェットタイプのものなど各種のものが存在している。
そして、電動チリトリ3を、以下のようなものとする。
(1)図2(〜図4)に示すように、床面1上に載置可能な本体ケーシング11の内部に、吸引装置12と、吸引装置12から延びる吸引風路13とを収容設置する。
そして、本体ケーシング11の床面1との接触部分に、吸引風路13の先端部に接続される吸引口14を設ける。
更に、吸引口14を、フローリングワイパー2のワイパーヘッド2bの側縁部2b1(図1)を差込可能なスリット状に形成する(スリット状差込口)。
ここで、本体ケーシング11は、基本的に床面1上に載置して使用するものとされるが、必ずしも床面1上に載置して使用する必要はなく、フローリングワイパー2によって払拭される面(被払拭面)の上であれば、例えば、台上に載置して使用しても良い。本体ケーシング11は、樹脂製や金属製のものなどとされる。本体ケーシング11は、有効な大きさの吸引口14が形成できるのであれば、どのような形状としても良いが、この実施例では、本体ケーシング11を、底面11aと上面11bと4つの側面11c〜11fとを有する筐体としている。
この際、本体ケーシング11の上面11bを、ワイパーヘッド2bとほぼ同じかそれよりも一回り程度大きい相似形状にすることで、フローリングワイパー2を本体ケーシング11の上に乗せて保管できるようにしても良い。
そして、本体ケーシング11の4つの側面11c〜11fは、幅の広い一対の長辺側の側面11c,11dと、幅の狭い一対の短辺側の側面11e,11fと、を有するものとなっている。長辺側の側面11c,11dは、ワイパーヘッド2bの長辺とほぼ同じかそれよりも若干長く、短辺側の側面11e,11fは、ワイパーヘッド2bの短辺とほぼ同じかそれよりも若干長くなっている。但し、本体ケーシング11の4つの側面11c〜11fの長さは、上記に限るものではない。
この際、4つの側面11c〜11fに対し、上面11bよりも所要量だけ上へ張り出す周壁部11gを設けることで、フローリングワイパー2を周壁部11g内に安定して収容保持することができるようにしても良い。また、周壁部11gの内部にトレーを着脱可能に設置すれば、トレーによって本体ケーシング11の上面11bを保護すると共に、電動チリトリ3の外観品質を向上することができる。また、トレーが汚れた場合などには、本体ケーシング11の上面11bからトレーを取り外して洗うことなどもできるようになる。
吸引装置12は、ファン12aと、ファン12aを駆動するモータ12bとを有するものとされる。ファン12aとモータ12bは一体化してユニット化することができるが、吸引装置12の構造は、これに限るものではない。吸引装置12は、本体ケーシング11内に設置されると共に、本体ケーシング11の吸引装置12を設けた部分の側面11c〜11fには排気口15が設けられる。排気口15は、本体ケーシング11のどの側面11c〜11fに設けるようにしても良いが、短辺側の側面11e,11fのどちらか一方(例えば、側面11f)に設けるのが好ましい。
吸引風路13は、ほぼ横へ延びると共に、一端側が吸引装置12の吸入側に接続され、他端側(先端側)が本体ケーシング11の吸引口14に接続される。吸引風路13は、本体ケーシング11の側面11c〜11fなどに沿って配設される。この実施例では、例えば、(吸引装置12とは反対側となる)短辺側の側面11eに沿って配設される風路部13aと、(吸引口14が設けられる)長辺側の側面11cに沿って配設される風路部13bとを有している。吸引風路13は、丸断面などとすることができるが、本体ケーシング11内に配設した時に、より大きな風路断面を確保できるように(縦長の)矩形断面などとすることもできる。吸引風路13の他端側には、吸引口14と接続するための屈曲部13c(図3)を有するようにしても良い。この実施例では、屈曲部13cは吸引口14へ向かって下向きに屈曲されている。
なお、吸引風路13は、屈曲部13cを除き、全体としてほぼ水平に配設しても良いが、例えば、吸引口14から吸引装置12側へ向けて下り勾配となる傾斜部を少なくとも一部(例えば、風路部13b)に設けることで、吸い込んだゴミの吸引口14への逆流を防止することが可能になる。また、吸引風路13は、全体をほぼ均一断面に形成しても良いが、例えば、吸引装置12の側の部分(風路部13a)の断面を吸引口14の側の部分(風路部13b)の断面よりも大きくすることで、吸引風路13のメンテナンスを吸引装置12の側から行い易くすることができる。
本体ケーシング11の床面1との接触部分は、本体ケーシング11の側面11c〜11fの下辺部周辺のことである。
吸引口14は、フローリングワイパー2で集めたゴミを吸引するための開口部分である。吸引口14は、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1を床面1に沿って差込むのに丁度良い大きさや形状や深さ(奥行き)に形成される。例えば、吸引口14は、ワイパーヘッド2bの長辺側の側縁部2b1とほぼ同じかそれよりも若干長い長さ寸法と、ワイパーヘッド2bの(側縁部2b1における最大部分の)厚みとほぼ同じかそれよりも若干高い高さ寸法を有して横へ細長く延びるスリットとされている。吸引口14は、ワイパーヘッド2bの長辺側の側縁部2b1を所要量差し込める奥行きに形成される。この実施例では、吸引口14は、本体ケーシング11の長辺側の側面11c,11dのうちの1つ(この実施例では、側面11cとなっている)の下辺部に沿って設けられている。
(2)吸引口14の内部に、吸引装置12を作動させる作動スイッチ21を設けるようにしても良い。
ここで、作動スイッチ21は、ワイパーヘッド2bの長辺側の側縁部2b1を吸引口14の内部へ差し込むとオンになり、ワイパーヘッド2bを吸引口14から外へ出すとオフになるように構成できれば、どのようなものでも良い。作動スイッチ21には、光センサースイッチや機械的なプッシュスイッチなどを用いることができる。
作動スイッチ21は、吸引口14の内部であればどこに設置しても良いが、吸引口14から吸引風路13へのゴミの取込口22に対して上下方向に並ぶ位置に設置するのが最も好ましい。この実施例では、取込口22は、吸引風路13の先端部(の屈曲部13cの下端部)と吸引口14との接続部分となっており、取込口22は、吸引口14の幅中央部の上側の位置に設けられているので、作動スイッチ21は、吸引口14における幅中央部の位置に設けられることになる。
この際、作動スイッチ21は、取込口22の下側に設置しても良い。この場合、作動スイッチ21は、例えば、取込口22の真下に位置する吸引口14の底面14aから上方へ突出するプッシュスイッチなどとすることができる。また、作動スイッチ21は、吸引口14の奥面から手前側へ突出するプッシュスイッチなどとすることができる。更に、作動スイッチ21は、取込口22の周辺から下へ延びるように吊り下げ支持されたレバースイッチなどとしても良い。
なお、作動スイッチ21は、不用意に手などが触れないように、吸引口14の手前側の位置よりも、奥寄りの位置に設けるのが好ましい。この実施例では、作動スイッチ21としてのプッシュスイッチは、吸引口14の底面14aの奥行き方向のほぼ中間部に設けるようにしている。
なお、本体ケーシング11には、作動スイッチ21の他に、電源スイッチ25を設けることができる。電源スイッチ25は、オンにした時だけ作動スイッチ21を使えるようにするための主電源である。但し、構造的には、作動スイッチ21を設けずに電源スイッチ25だけを設けるようにしても良い。この実施例では、電源スイッチ25は、排気口15が設けられた本体ケーシング11の短辺側の側面11fに設けている。また、電源コード26は、床面1への設置時に邪魔にならないように、本体ケーシング11の短辺側の側面11e,11fのどちらからでも引き出せるようにしている。
(3)吸引口14の内部に、吸引口14から吸引風路13への取込口22へ向かって縮小する漸縮形状部31を設けるようにしても良い。
ここで、漸縮形状部31は、吸引口14の内部の少なくとも一部に対して設けることができる。この実施例では、吸引口14の底面14aを、奥側へ進むに従って上がり勾配となる傾斜面31aとしている。この傾斜面31aは、通常のチリトリの底面とほぼ同じ角度になっている。また、吸引口14の上面を、取込口22のある幅中央部へ進むに従って上がり勾配となる左右の傾斜面31b(図3)としている。なお、吸引口14の奥面や左右の側面については、ほぼ垂直な立壁のままとしているが、必要な場合には漸縮形状部31を構成する傾斜面などにしても良い。
(4)吸引口14の側部に、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1に付着したゴミを掻き取る掻取部41を設けるようにしても良い。
ここで、掻取部41は、本体ケーシング11の短辺側の側面11e,11fの下部における吸引口14の側部を構成する部分をそのまま利用して設けている。本体ケーシング11の短辺側の側面11e,11fの下部を掻取部41として残すことで、更に、吸引口14の両側部の密閉性を高めてゴミの吸引力を高めることが可能になる。
なお、上記とは反対に、本体ケーシング11の短辺側の側面11e,11fの下部を切り欠いて吸引口14の両側部を開放する(掻取部41をなくす)ことで、例えば、吸引口14よりも幅の広いワイパーヘッド2bを吸引口14へ差し込んで使用することが可能になる。よって、吸引口14の両側部には、掻取部41を折り取ることができるようにするための切込部などを予め入れておくようにしても良い。
(5)図5(〜図7)に示すように、吸引風路13の途中に、ゴミ容器51を着脱可能に収容する容器収容部52を設けるようにしても良い。
そして、本体ケーシング11に容器収容部52を露出させる蓋部53を開閉可能に設けても良い。
更に、蓋部53と容器収容部52との間に、シール部材54と、蓋部53を閉じた時にシール部材54が圧着するシール面55とを有するシール部56を備えるようにしても良い。
ここで、ゴミ容器51は、ダストケースや、ゴミパックなどとすることができる。ダストケースは樹脂製などの箱などのことである。ゴミパックは、図7に示すような通気性を有する紙製などの袋のことである。
容器収容部52は、ゴミ容器51が入る大きさの空間とされる。容器収容部52は、吸引装置12と隣接するように本体ケーシング11の内部に配置されて、吸引装置12と吸引風路13の風路部13aの端部との間に介在される。容器収容部52の一側には、吸引装置12の吸入側に接続される吸入口52a(図6)が設けられ、容器収容部52の他側には、吸引風路13の風路部13aの端部に対する接続口52b(図5)が設けられる。接続口52bは、例えば、ゴミパックの入口部の形状に合うように丸断面などとされている。また、風路部13aは、ゴミパックの入口部とほぼ同じ高さ(本体ケーシング11のほぼ中間の高さ)に設置するのが好ましい。
蓋部53は、本体ケーシング11の上面11bなどに設けられる。蓋部53は、例えば、本体ケーシング11の上面11bに設けた開口部分にヒンジ部などを中心として上下方向で且つ吸引装置12の側へ開くように取付けられる。蓋部53と本体ケーシング11の開口部分との間には、ヒンジ部と反対の側に、爪部と爪掛り部とを有するロック部が設けられる。但し、蓋部53の構成や開閉方向などについては、上記に限るものではない。
シール部材54は、本体ケーシング11の上面11bに設けた開口部分と蓋部53とのどちらか一方に設けられ、シール面55は、開口部分と蓋部53との他方に設けられる。この実施例では、シール部材54を蓋部53に設けると共に、シール面55を本体ケーシング11の開口部分に設けている。
この際、シール部材54を蓋部53の内面側から突設された環状のリブ53aの先端部に設けると共に、シール面55を本体ケーシング11の開口部分の奥側に設けた、リブ53aの長さと等しい深さを有する段差面などとしても良い。このように、シール部56を本体ケーシング11の上面11bよりも奥側の深い位置に設けることにより、蓋部53の剛性を上げると共に、シール部56による密閉性を向上することができる。
<作用>以下、この実施例の作用について説明する。
フローリング床を、フローリングワイパー2を用いて清掃する。フローリングワイパー2は、柄2aを持ってワイパーヘッド2bを床面1に沿うように動かすことで、ワイパーヘッド2bに取付けた清掃シート4で床面1を払拭することができると共に、清掃シート4に床面1上のゴミを付着させて捕集することができる。
床清掃後に、清掃シート4には、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1の部分などにゴミが集中的に付着されることになり、また、清掃シート4に付着しないようなゴミも、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1の周辺に集められる。この清掃シート4の側縁部2b1に付着したゴミとワイパーヘッド2bの側縁部2b1周辺に集められたゴミとを捨てることで床清掃は終了となる。清掃シート4は、ある程度汚れたら適宜交換することができるが、付着したゴミを取ることで交換時期を延ばすことが可能である。
この際、ゴミは、ワイパーヘッド2bの床払拭面よりもワイパーヘッド2bの側縁部2b1に対して多く付着するため、床清掃後に、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1に集中的に付着しているゴミを手作業で取り除いて捨てることになるが、この作業は煩わしいものである。
そこで、この実施例では、フローリングワイパー2と組み合わせて使用するのに適した電動チリトリ3を設けて、フローリングワイパー2に付着したゴミを取って捨てる作業を容易且つ確実に行い得るようにした。
<効果>この実施例の電動チリトリ3によれば、以下のような効果を得ることができる。
(効果1)電動チリトリ3は、基本的に床面1上に置いて使うものとなっており、フローリングワイパー2などの床清掃具で集めたゴミを床面1に沿ってそのまま吸引口14へ近付けて吸引装置12を作動させることにより、吸引口14から本体ケーシング11内へゴミを一気に吸い込ませることができる。
この際、電動チリトリ3の吸引口14を、フローリングワイパー2のワイパーヘッド2bの側縁部2b1を差込可能なスリット状にした。よって、吸引口14がワイパーヘッド2bの側縁部2b1を差込むのに適した形になっているため、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1に付着したゴミや、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1周辺のゴミなどを効率良く確実に吸い込ませて自動的に除去することができる。
よって、フローリングワイパー2での床清掃後にゴミを取り残すことなくきれいに捨てることができると共に、床清掃後に、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1に集中的に付着しているゴミをワイパーヘッド2bの側縁部2b1から手作業で除去するなどの手間をなくすことができる。そして、ワイパーヘッド2bに取付けた清掃シート4に付着したゴミを効率的に取り除くことができるので、清掃シート4を長く使用することができて経済的である。また、電動チリトリ3を用いることで、清掃シート4を、ゴミが付着していないきれいな状態に保てるので、フローリングワイパー2による床清掃の効果を高めることができる。
また、吸引口14をワイパーヘッド2bの側縁部2b1を差込むのに適した形とすることで、フローリングワイパー2のワイパーヘッド2b以外では、電動チリトリ3が使えないように用途を制限して誤作動をなくすこともできる。
(効果2)吸引口14の内部に作動スイッチ21を設けるようにしても良い。これにより、吸引口14にワイパーヘッド2bの側縁部2b1を差込んだ時に、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1によって作動スイッチ21が入ることで、吸引装置12を自動的に作動させることができる。よって、吸引装置12を作動させるために特別なスイッチ操作を行う手間をなくすことができ、利便性を高めることができる。また、作動スイッチ21が、不用意に操作され難いように吸引口14の内部の位置に設置されるので、誤作動を防止するのに効果的である。
この際、作動スイッチ21を、吸引口14から吸引風路13への取込口22に対して上下方向に並ぶ位置(特に下側)に設置することで、作動スイッチ21と取込口22との距離が短くなるため、作動スイッチ21に引っ掛ったゴミなども強力且つ確実に取込口22へと吸引除去することができるようになる。また、作動スイッチ21を、例えば、取込口22の周辺から下へ延びるように吊り下げ支持されたレバースイッチなどとすることで、作動スイッチ21(レバースイッチ)自体をゴミの引っ掛りがない、または、ゴミの引っ掛りの少ないものにすることができる。
(効果3)吸引口14の内部に漸縮形状部31を設けるようにしても良い。これにより、吸引口14の内部の真空度が、吸引口14から吸引風路13への取込口22へ向かって高くなって行くようになるので、吸引口14の内部へ入ったゴミを吸引風路13から本体ケーシング11内へ強力に吸い込むことができるようになる。
(効果4)吸引口14の側部に掻取部41を設けても良い。これにより、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1を掻取部41に擦り付けることで、ワイパーヘッド2bの側縁部2b1に付着したゴミを掻取部41で物理的に掻き取ることができる。よって、例えば、最初の吸引でワイパーヘッド2bの側縁部2b1に集中的に付着したゴミが完全に吸い込まれずに残ってしまったような場合であっても、掻取部41を用いることで、手を汚さずにワイパーヘッド2bの側縁部2b1から強制的に付着したゴミを掻き取ることができるので、最終的に吸引口14に吸い込ませて除去することが容易となる。
(効果5)吸引風路13の途中に容器収容部52を設けて、容器収容部52にゴミ容器51を着脱可能に収容できるようにしても良い。これにより、吸引風路13から本体ケーシング11内へ吸い込まれたゴミをゴミ容器51に溜めておき、ゴミ容器51がゴミで満杯になった時に本体ケーシング11の蓋部53を開けて容器収容部52からゴミ容器51を取り出してゴミを捨てることができるようになる。
そして、蓋部53と容器収容部52との間に、シール部材54と、蓋部53を閉じた時にシール部材54が圧着するシール面55とを有するシール部56を備えるようにした、これにより、シール部56で、容器収容部52の密閉度を高めて吸引力の低下を防止することができる。
以上、この発明の実施の形態を図面により詳述してきたが、実施の形態はこの発明の例示にしか過ぎないものである。よって、この発明は実施の形態の構成にのみ限定されるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があってもこの発明に含まれることは勿論である。また、例えば、各実施の形態に複数の構成が含まれている場合には、特に記載がなくとも、これらの構成の可能な組合せが含まれることは勿論である。また、実施の形態に複数の実施例や変形例がこの発明のものとして開示されている場合には、特に記載がなくとも、これらに跨がった構成の組合せのうちの可能なものが含まれることは勿論である。また、図面に描かれている構成については、特に記載がなくとも、含まれることは勿論である。更に、「等」の用語がある場合には、同等のものを含むという意味で用いられている。また、「ほぼ」「約」「程度」などの用語がある場合には、常識的に認められる範囲や精度のものを含むという意味で用いられている。
1 床面
2 フローリングワイパー
2b ワイパーヘッド
2b1 側縁部
3 電動チリトリ
11 本体ケーシング
12 吸引装置
13 吸引風路
14 吸引口
21 作動スイッチ
22 取込口
31 漸縮形状部
41 掻取部
51 ゴミ容器
52 容器収容部
53 蓋部
54 シール部材
55 シール面
56 シール部

Claims (5)

  1. 床面上に載置可能な本体ケーシングの内部に、吸引装置と、該吸引装置から延びる吸引風路とを収容設置し、
    前記本体ケーシングの床面との接触部分に、前記吸引風路の先端部に接続される吸引口を設けると共に、
    該吸引口が、フローリングワイパーのワイパーヘッドの側縁部を差込可能なスリット状であることを特徴とする電動チリトリ。
  2. 請求項1に記載の電動チリトリにおいて、
    前記吸引口の内部に、前記吸引装置を作動させる作動スイッチが設けられていることを特徴とする電動チリトリ。
  3. 請求項1または請求項2に記載の電動チリトリにおいて、
    前記吸引口の内部に、前記吸引口から前記吸引風路への取込口へ向かって縮小する漸縮形状部が設けられていることを特徴とする電動チリトリ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の電動チリトリにおいて、
    前記吸引口の側部に、前記ワイパーヘッドの側縁部に付着したゴミを掻き取る掻取部が設けられていることを特徴とする電動チリトリ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の電動チリトリにおいて、
    前記吸引風路の途中に、ゴミ容器を着脱可能に収容する容器収容部が設けられ、
    前記本体ケーシングに前記容器収容部を露出させる蓋部が開閉可能に設けられ、
    該蓋部と前記容器収容部との間に、シール部材と、前記蓋部を閉じた時に前記シール部材が圧着するシール面とを有するシール部を備えたことを特徴とする電動チリトリ。
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Citations (8)

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