JP2019087937A - 撮像装置および交換レンズ装置 - Google Patents
撮像装置および交換レンズ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019087937A JP2019087937A JP2017216501A JP2017216501A JP2019087937A JP 2019087937 A JP2019087937 A JP 2019087937A JP 2017216501 A JP2017216501 A JP 2017216501A JP 2017216501 A JP2017216501 A JP 2017216501A JP 2019087937 A JP2019087937 A JP 2019087937A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- imaging
- information
- interchangeable lens
- image circle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Structure And Mechanism Of Cameras (AREA)
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
【課題】交換レンズを大型化することなく、交換レンズのイメージサークルの中心がずれた場合でも撮像素子の防振のためのシフト可能量を確保する。【解決手段】撮像装置100は、交換レンズ装置200が取り外し可能にかつ通信可能に装着される。該撮像装置は、撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子101と、像振れを低減するための防振に際して撮像素子の移動を制御する制御部102とを有する。制御部は、交換レンズ装置から、該交換レンズ装置が有する撮像光学系のイメージサークルに関する情報を受信し、該受信したイメージサークルに関する情報を用いて撮像素子の移動可能範囲を設定する。【選択図】図1
Description
本発明は、撮像装置および交換レンズ装置(以下、交換レンズという)に関する。
デジタルカメラやビデオカメラ等の撮像装置には、被写体像を撮像する撮像素子を撮像光学系の光軸に対してシフトさせることで像振れを低減する防振を行うものがある。ただし、レンズ交換式カメラでは、装着された交換レンズのイメージサークル径が撮像素子のサイズに対して余裕がなかったり、イメージサークルの中心が交換レンズの製造誤差等によって撮像素子の中心からずれていたりする場合がある。このような場合には、良好な防振を行うための十分なシフト量が得られない。
特許文献1には、交換レンズのイメージサークルの中心位置の情報をカメラに通信し、カメラにおいて周辺光量補正の中心をシフトさせる方法が開示されている。この方法によれば、イメージサークルの中心位置のずれ方向と反対方向に撮像素子がシフトしても、撮像素子上のシフト方向側の部分の光量落ちを目立たなくすることが可能である。
また特許文献2には、交換レンズにより結像されたチャートの像を撮像素子により撮像し、該チャート像に基づいて撮像素子のシフト原点位置を決める方法が開示されている。
しかしながら、特許文献1にて開示されたように周辺光量補正の中心をシフトさせる方法は、撮像素子がイメージサークル内でシフトする場合に限り有効な方法である。このため、イメージサークルの中心位置のずれ方向とは反対方向において撮像素子のシフト量を十分に確保することができない。撮像素子の十分なシフト量を確保するためには、交換レンズのイメージサークルを十分に大きくする、言い換えれば交換レンズを大型化する必要がある。一方、特許文献2にて開示されているようにチャート像を撮像してから撮像素子のシフト原点位置を決めるのでは、新たな交換レンズを使用するごとに、チャート像の撮像を行う必要がある。
本発明は、撮像光学系のイメージサークルの位置がずれた場合でも、交換レンズを大型化することなく、防振に際しての撮像素子の移動範囲を確保することができる撮像装置および交換レンズを提供する。
本発明の一側面としての撮像装置は、交換レンズ装置が取り外し可能にかつ通信可能に装着される。該撮像装置は、撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子と、像振れを低減するための防振に際して撮像素子の移動を制御する制御部とを有する。制御部は、交換レンズ装置から、該交換レンズ装置が有する撮像光学系のイメージサークルに関する情報を受信し、該受信したイメージサークルに関する情報を用いて撮像素子の移動可能範囲を設定することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての交換レンズ装置は、像振れを低減するための防振に際して撮像素子を移動させることが可能な撮像装置に対して着脱可能である。該交換レンズ装置は、撮像光学系と、撮像光学系のイメージサークルに関する情報を記憶した記憶部と、イメージサークルに関する情報を撮像装置に送信する送信部とを有することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての制御方法は、交換レンズ装置が取り外し可能に装着され、像振れを低減するための防振に際して撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有する撮像装置に適用される。該制御方法は、交換レンズ装置から、該交換レンズ装置が有する撮像光学系のイメージサークルに関する情報を受信するステップと、該受信したイメージサークルに関する情報を用いて撮像素子の移動可能範囲を設定するステップとを有することを特徴とする。
本発明の他の一側面としての制御方法は、撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有し、撮像光学系のイメージサークルに関する情報を用いて撮像素子の移動可能範囲を設定する撮像装置に対して着脱可能な交換レンズ装置に適用される。イメージサークルに関する情報を用意するステップと、該用意されたイメージサークルに関する情報を撮像装置に送信するステップとを有することを特徴とする。
なお、撮像装置および交換レンズ装置のコンピュータに、上記制御方法に従う処理を実行させるコンピュータプログラムも本発明の他の一側面を構成する。
本発明によれば、交換レンズ装置のイメージサークルの位置がずれた場合でも、交換レンズ装置を大型化することなく、防振に際しての撮像素子の移動量を確保することができる。
以下、本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
図5は、実施例1の撮像装置(以下、カメラという)100と該カメラ100に対して着脱可能な交換レンズ装置(以下、交換レンズという)200とを含むカメラシステムの構成を示している。カメラ100は、スチルカメラであってもよいしビデオカメラであってもよい。
カメラ100において、撮像素子101は、交換レンズ200が有する撮像光学系210により形成された被写体像を撮像(光電変換)する。撮像素子101からの出力信号(撮像信号)は画像処理部108に入力される。画像処理部108は、撮像信号に対して各種画像処理を行って画像データを生成する。画像データは、不図示のモニタに表示されたり、不図示の記録媒体に記録されたりする。
撮像素子101は、不図示のシフト機構により撮像光学系210の光軸(図中に破線で示す)に対して交差する方向に移動可能である。例えば、光軸に直交する平面内においてシフトしたり、光軸を回転中心として光軸に直交する平面内において回転したりすることが可能である。以下の説明では、撮像素子101をシフトさせる場合を中心に説明する。カメラ振れ検出部105は、ユーザの手振れ等により生じたカメラ100の振れ(以下、カメラ振れという)を検出して該カメラ振れを表すカメラ振れ検出信号をカメラマイコン102に出力する。カメラマイコン102は撮像素子101の移動を制御する制御部としての機能を有する。カメラマイコン102は、カメラ振れ検出信号からカメラ振れによる像振れを低減(補正)するための撮像素子101のシフト量を演算し、該シフト量を含む防振指示をセンサ防振制御部103に出力する。センサ防振制御部103は、カメラマイコン102からの防振指示に応じてシフト機構に含まれるアクチュエータを制御することで、撮像素子101を上記シフト量だけシフト駆動する。これにより、センサ防振(像振れ補正)が行われる。
カメラマイコン(制御部)102は、カメラ通信部106および交換レンズ200内のレンズ通信部229を介してレンズマイコン226と通信可能である。カメラマイコン102は、姿勢検出部104にカメラ100の姿勢(以下、カメラ姿勢という)の検出を指示し、姿勢検出部104はカメラ姿勢を検出して姿勢検出信号をカメラマイコン102に出力する。カメラ姿勢には、正位置、縦位置(グリップ上、グリップ下)、上向き等がある。
交換レンズ200において、撮像光学系210は、変倍レンズ202、絞り202、フォーカスレンズ203および防振レンズ(光学素子)204とを有する。ズーム制御部221は、変倍レンズ202の位置(以下、ズーム位置という)を検出可能であり、カメラマイコン102からのズーム駆動指令に応じて変倍レンズ202を駆動することにより変倍を行う。フォーカス制御部223は、フォーカスレンズ203の位置(以下、フォーカス位置という)を検出可能であり、カメラマイコン102からのフォーカス駆動指令に応じてフォーカスレンズ203を駆動することにより焦点調節(フォーカシング)を行う。
絞り制御部222は、絞り202の開口径(以下、絞り位置という)を検出可能であり、カメラマイコン102からの絞り駆動指令に応じて絞り202を駆動することにより光量調節を行う。絞り制御部222は、連続的に絞り位置を検出および制御してもよいし、開放状態、2段(中間)、および1段(最小)のように不連続的に絞り位置を検出および制御してもよい。また、絞り位置の検出とは、絞り202を駆動する駆動機構の駆動量を用いて絞り位置を検出してもよい。
ズーム制御部221、絞り制御部222およびフォーカス制御部223が検出したズーム位置、絞り位置およびフォーカス位置をカメラマイコン102に送信する。なお、送信するズーム位置は、変倍レンズ202の位置の情報であってもよいし、そのズーム位置に対応する焦点距離の情報であってもよい。
防振レンズ204は、防振に際して、不図示のシフト機構により光軸に対して直交する方向成分を含む方向にシフト可能である。すなわち、光軸に直交する平面内でシフトしたり、光軸上の一点を回動中心として回動したりしてもよい。
レンズ振れ検出部228は、ユーザの手振れ等により生じた交換レンズ200の振れ(以下、レンズ振れという)を検出して該レンズ振れを表すレンズ振れ検出信号をレンズマイコン226に出力する。
レンズマイコン226は、レンズ振れ検出信号を用いてレンズ振れによる像振れを低減(補正)するための防振レンズ204のシフト量を演算し、該シフト量を含む防振指示をレンズ防振制御部(制御部)224に出力する。レンズ防振制御部(レンズ防振部)224は、防振レンズ204の移動を制御する。具体的には、レンズマイコン226からの防振指示に応じてシフト機構に含まれるアクチュエータを制御することで、防振レンズ204を算出したシフト量だけ駆動する。これにより、レンズ防振が行われる。なお、以下の説明において、防振レンズ204がシフト可能な範囲を、レンズシフト可能範囲という。レンズマイコン226は、データ格納部(記憶部)227に格納されたイメージサークル情報等の情報を読み出し、撮像装置100にイメージサークル情報等を送信する送信部としての機能を有する。
データ格納部227は、撮像光学系210のズーム範囲(焦点距離の可変範囲)、フォーカス範囲(合焦可能な距離範囲)、絞り値の可変範囲等の光学情報を格納している。また、データ格納部227は、撮像光学系210のイメージサークルに関する情報(以下、イメージサークル情報という)を格納している。ここで、イメージサークル情報は、イメージサークルの位置を表す情報と、イメージサークルのサイズを表す情報とを含む。本実施例では、イメージサークルの位置を表す情報としてイメージサークルの中心位置を表すイメージサークル中心情報を格納している。
図1は、撮像光学系210のイメージサークル1の中心3が撮像素子2(101)の中心8に一致している理想的な場合の撮像素子2のシフト可能量4を示している。この場合、撮像素子2はその対角方向のどちらにシフトしてもシフト可能量4は最大となる。すなわち、撮像素子2の移動が可能な範囲であるセンサシフト可能範囲が最大となる。
図2は、図1に示した理想的なイメージサークル1に対して、交換レンズの製造誤差によりイメージサークル5(の中心3′)が撮像素子2(の中心8)に対して右下側にずれた状態を示している。この状態では、撮像素子2を左上方向や左下方向にシフトする際に、図1の状態に対してシフト可能量6が減少する。図2の状態で、左上方向や左下方向に図1に示したシフト可能量4と同じシフト量だけ撮像素子2をシフトさせた場合、撮像素子2の左上部部分や左下部分がイメージサークルの外に逸脱する。これにより、撮像信号により形成される画像の左上隅部や左下隅部が黒くなり、画像としての品位が低下する。
交換レンズの製造誤差は、撮像光学系210を構成する光学要素の光軸からの偏芯により生じるため、交換レンズごとの偏芯方向によってどちらの方向にも生じ得る。このため、どの交換レンズが装着されても撮像素子2がイメージサークルを逸脱しないためには、図3に示すように本来のイメージサークル1内において製造誤差によりシフトしたイメージサークル5をはみ出ない実効イメージサークル7を定義する必要がある。すなわち、この実効イメージサークル7内をセンサシフト可能範囲として設定する必要がある。しかし、これでは撮像素子2のシフト可能量がいずれの方向でも減少してしまい、十分なセンサ防振を行うことができない。
実効イメージサークル7を大きくするために、設計段階でのイメージサークル1を大きくすると、交換レンズ全体が大型化するので、好ましくない。このため本実施例の交換レンズには、予めイメージサークル情報がデータ格納部227に格納、すなわち記憶(用意)されている。当該イメージサークル情報は、例えば、交換レンズの製造時において交換レンズの個体ごとの測定により得られるものである。例えば、図2に示した本来のイメージサークル1の中心位置(3)に対する実際のイメージサークル5の中心位置(3′)のずれ量とずれ方向を個々の交換レンズで測定する。そして、測定により得られたずれ量とずれ方向を表すベクトル情報を、実際のイメージサークル5の中心位置を表すイメージサークル中心情報としてデータ格納部227に格納、すなわち記憶(用意)する。レンズマイコン226はイメージサークル情報をカメラマイコン102に送信する。カメラマイコン102は、受信したイメージサークル情報を用いてセンサシフト可能範囲を設定する。つまり、カメラマイコン102は、受信したイメージサークル中心情報を用いて、図4に示すように、防振時の移動の原点となる撮像素子2のシフト初期位置(以下、センサシフト初期位置という)9を設定する。このとき、撮像素子2の中心8′が、実際のイメージサークル5の中心3′に近づくようにセンサシフト初期位置9を設定する。センサシフト初期位置9を中心3′と一致させ、設定後のセンサシフト初期位置9から撮像素子2をシフトさせることで、図1に示した理想状態と同程度のシフト可能量10を確保することができる。
また、レンズマイコン226は、イメージサークル情報としてイメージサークルのサイズ(径)を表すイメージサークルサイズ情報もデータ格納部227に保持しており、該イメージサークルサイズ情報もカメラマイコン102に送信する。カメラマイコン102は、イメージサークルサイズ情報も用いて、設定した初期位置9から撮像素子2を最大限シフトさせることが可能なシフト可能量を設定する。
図6は、データ格納部227に格納されたイメージサークル中心情報とイメージサークルサイズ情報を示す。本実施例では、ベクトル情報であるイメージサークル中心情報を二次元座標(shift_x, shift_y)としてデータ格納部227に格納し、イメージサークルサイズ情報をスカラー量(circle)として格納している。
また本実施例では、イメージサークル5の中心8′とサイズが撮像光学系210の光学状態としてのズーム位置、フォーカス位置および絞り位置(開放、2段(中間)、1段(最小))に応じて変化する。さらにイメージサークル5の中心8′とサイズは、カメラ姿勢(正位置、グリップ上縦位置、グリップ下縦位置、上向き)に応じて変化する。このため、データ格納部227には、イメージサークル中心情報およびイメージサークルサイズ情報として、撮像光学系210の光学状態およびカメラ姿勢に応じて異なる情報を格納している。
このように本実施例では、撮像光学系210の光学状態やカメラ姿勢に応じて異なるイメージサークル情報をカメラマイコン102に送信する。そして、カメラマイコン102に、実際の光学状態やカメラ姿勢に応じたイメージサークル情報を用いてセンサシフト可能範囲を設定させる。これにより、カメラシステムの使用状態に応じた最大のセンサシフト可能範囲を設定することができる。
図7のフローチャートを用いて、本実施例においてカメラマイコン102およびレンズマイコン226が行う処理について説明する。カメラマイコン102およびレンズマイコン226は、コンピュータプログラムである制御プログラムに従って本処理を実行する。このことは、後述する他の実施例でも同じである。
図7において、ステップS501〜ステップS506はカメラマイコン102が実行する処理を示し、ステップS601〜ステップS602はレンズマイコン226が実行する処理を示している。
ステップS501では、カメラマイコン102は、イメージサークル情報(イメージサークル中心情報およびイメージサークルサイズ情報)と、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在絞り位置の情報を含む現在位置情報の送信をレンズマイコン226に要求する。
レンズマイコン226は、ステップS601において、この送信要求に応じて、データ格納部227から読み出した全イメージサークル情報をカメラマイコン102に一括送信する。
続いてステップS602では、レンズマイコン226は、ズーム制御部221、フォーカス制御部223および絞り制御部222がそれぞれ検出した現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置を含む現在位置情報をカメラマイコン102に送信する。
ステップS502では、カメラマイコン102は、レンズマイコン226から送信された全イメージサークル情報を受信して、内部メモリに保存する。またステップS503において、カメラマイコン102は、レンズマイコン226から送信された現在位置情報を受信する。
次にステップS503では、カメラマイコン102は、姿勢検出部104を通じて現在のカメラ姿勢を検出する。
そしてステップS504において、カメラマイコン102は、全イメージサークル情報のうち、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置および現在のカメラ姿勢に対応するイメージサークル情報を内部メモリから読み出す。なお、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置および現在のカメラ姿勢とに対応するイメージサークル情報が内部メモリに保存されていない場合は、保存されたイメージサークル情報を用いた補間演算等により必要なイメージサークル情報を取得してもよい。さらに本ステップにおいて、カメラマイコン102は、読み出したイメージサークル情報(イメージサークル中心情報およびイメージサークルサイズ情報)を用いて、図4に示したようにセンサシフト可能範囲を確定(設定)する。
こうしてセンサシフト可能範囲を確定したカメラマイコン102は、ステップS505においてカメラ振れ検出部105を通じてカメラ振れを検出する。そしてステップS506において、検出したカメラ振れによる像振れを低減するようにセンサ防振制御部103を通じて撮像素子101をシフト駆動する。すなわち、センサ防振制御を行う。
本実施例によれば、交換レンズ200を大型化することなく、交換レンズ200のイメージサークルの中心がずれても、防振に際しての撮像素子101のシフト可能量を確保することができる。
ステップS501〜S502およびステップS601〜S602は、例えば、交換レンズがカメラ100に装着されたときに行われる初期通信で送受信される。なお、レンズマイコン226が、カメラ100に設けられた姿勢検出部104に代わって交換レンズ200に設けた姿勢検出部によってレンズ姿勢を検出してもよい。また、レンズマイコン226は、ステップS601の前にステップS602の工程を行ってもよい。
図8のフローチャートを用いて、実施例2においてカメラマイコン102およびレンズマイコン226が行う処理について説明する。なお、実施例2のカメラ100および交換レンズ200の構成は実施例1と同じである。
実施例1では、カメラマイコン102がレンズマイコン226から一括して全イメージサークル情報を受信し、カメラマイコン102が、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置および現在のカメラ姿勢に対応するイメージサークル情報を取得する場合について説明した。これに対して、本実施例では、カメラマイコン102は、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置および現在のカメラ姿勢に対応するイメージサークル情報をレンズマイコン226から取得する。
図8において、ステップS701〜ステップS707はカメラマイコン102が実行する処理を示し、ステップS801〜ステップS803はレンズマイコン226が実行する処理を示している。
ステップS701では、カメラマイコン102は、イメージサークル情報(イメージサークル中心情報およびイメージサークルサイズ情報)の送信をレンズマイコン226に要求する。
続いてステップ702では、カメラマイコン102は、姿勢検出部104を通じてカメラ姿勢を検出する。そしてステップS703では、カメラマイコン102は、検出したカメラ姿勢を表す情報をレンズマイコン226に送信する。
レンズマイコン226は、ステップS801において、カメラマイコン102からのイメージサークル情報の送信要求とカメラ姿勢を表す情報とを受信する。
次にステップS802において、レンズマイコン226は、ズーム制御部221、フォーカス制御部223および絞り制御部222がそれぞれ検出した現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置を取得する。
次にステップS803では、レンズマイコン226は、データ格納部227から、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置および現在のカメラ姿勢に対応するイメージサークル情報を読み出し、これらをカメラマイコン102に送信する。なお、レンズマイコン226は、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置、現在の絞り位置、現在のカメラ姿勢に対応するイメージサークル情報がデータ格納部227に格納されていない場合は、格納されているイメージサークル情報を用いた補間演算等により必要なイメージサークル情報を取得してもよい。
ステップS704では、カメラマイコン102は、レンズマイコン226から送信された現在のズーム位置、フォーカス位置および絞り位置と検出したカメラ姿勢とに対応するイメージサークル情報を受信する。
この後、ステップS705〜S707では、カメラマイコン102は、実施例1(図7)のステップS504〜S506と同様にして、センサシフト可能範囲を確定し、カメラ振れによる像振れを低減するようにセンサ防振制御を行う。
本実施例によれば、カメラマイコン102はレンズマイコン226からセンサ防振制御に使用するイメージサークル情報のみを受信する。このため、実施例1と同様の効果に加え、実施例1のように全イメージサークル情報を受信して内部メモリに保持する場合に比べて、内部メモリの必要容量を少なくすることができる。
なお、レンズマイコン226が、カメラ100に設けられた姿勢検出部104に代わって交換レンズ200に設けた姿勢検出部によってレンズ姿勢を検出してもよい。そして、現在のズーム位置、フォーカス位置および絞り位置と検出したレンズ姿勢とに対応するイメージサークル情報をカメラマイコン102に送信してもよい。
カメラマイコン102は、ステップS701を、ステップS702およびS703と並行して行ってもよいし、ステップS702およびステップS703の後かつステップS801の前に行ってもよい。レンズマイコン226は、ステップS801の前に、ステップS802を行ってもよい。
図9のフローチャートを用いて、実施例3においてカメラマイコン102およびレンズマイコン226が行う処理について説明する。なお、実施例3のカメラ100および交換レンズ200の構成は実施例1と同じである。
図9において、ステップS701では、カメラマイコン102は、全イメージサークル情報(イメージサークル中心情報およびイメージサークルサイズ情報)と現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置の情報の送信をレンズマイコン226に要求する。
レンズマイコン226は、ステップS1001において、上記送信要求に応じて、データ格納部227から読み出した全イメージサークル情報をカメラマイコン102に一括送信する。続いてステップS1002では、レンズマイコン226は、ズーム制御部221、フォーカス制御部223および絞り制御部222のそれぞれが検出した現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置の情報をカメラマイコン102に送信する。
ステップS902では、カメラマイコン102は、全イメージサークル情報を受信して内部メモリに保存する。また、レンズマイコン226から送信された現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置の情報を受信する。
次にステップS903では、カメラマイコン102は、姿勢検出部104を通じてカメラ姿勢を検出する。またカメラマイコン102は、予め内部メモリに保存されていた撮像素子101のサイズ(例えば、対角サイズ)を表す情報を内部メモリから読み出す。
そしてステップS904において、カメラマイコン102は、全イメージサークル情報のうち現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置と、検出したカメラ姿勢とに対応するイメージサークル情報を内部メモリから読み出す。なお、実施例1と同様に、現在のズーム位置、現在のフォーカス位置および現在の絞り位置と、検出したカメラ姿勢とに対応するイメージサークル情報を補間演算等により取得してもよい。さらに、カメラマイコン102は、読み出したイメージサークル情報と、撮像素子101のサイズを表す情報とを用いて、センサシフト可能範囲とレンズシフト可能範囲をイメージサークルのずれに応じて設定することが必要か否かを判定(選択)する。該判定の結果が必要であった場合は、カメラマイコン102は、ステップS902で取得したイメージサークル情報およびズーム位置(焦点距離)の情報を用いて、センサシフト可能範囲およびレンズシフト可能範囲を確定する。
具体的には、撮像素子101のシフト量ΔYとそれにより得られる防振角(防振可能なカメラ振れ角)Δθとの関係は、
ΔY=f・tanΔθ
である。このため、撮像光学系210が望遠系である(焦点距離fが長い)場合は、撮像素子101をシフトさせても防振角Δθはあまり増加しない。このような場合は、防振レンズ204のシフトで主たる防振を行い、撮像素子101のシフトでイメージサークルのずれを補正するようにレンズシフト可能範囲とセンサシフト可能範囲を確定する。一方、撮像光学系210が広角系である(焦点距離fが短い)場合は、撮像素子101のシフトによって大きな防振角Δθが得られる。このような場合は、撮像素子101のシフトで主たる防振を行い、防振レンズ204のシフトでイメージサークルのずれを補正するようにセンサシフト可能範囲とレンズシフト可能範囲を確定する。すなわち、撮像素子101と防振レンズ204のうち一方が主たる防振を行い、他方がイメージサークルのずれを補正するようにして全体として良好な防振が行われるようにセンサシフト可能範囲とレンズシフト可能範囲を分配設定する。
ΔY=f・tanΔθ
である。このため、撮像光学系210が望遠系である(焦点距離fが長い)場合は、撮像素子101をシフトさせても防振角Δθはあまり増加しない。このような場合は、防振レンズ204のシフトで主たる防振を行い、撮像素子101のシフトでイメージサークルのずれを補正するようにレンズシフト可能範囲とセンサシフト可能範囲を確定する。一方、撮像光学系210が広角系である(焦点距離fが短い)場合は、撮像素子101のシフトによって大きな防振角Δθが得られる。このような場合は、撮像素子101のシフトで主たる防振を行い、防振レンズ204のシフトでイメージサークルのずれを補正するようにセンサシフト可能範囲とレンズシフト可能範囲を確定する。すなわち、撮像素子101と防振レンズ204のうち一方が主たる防振を行い、他方がイメージサークルのずれを補正するようにして全体として良好な防振が行われるようにセンサシフト可能範囲とレンズシフト可能範囲を分配設定する。
このように、撮像素子101上における像の位置を所定量補正する際に、撮影光学系210の焦点距離が第1の長さである場合は、焦点距離が当該第1の長さよりも短い第2の長さである場合よりもセンサシフト初期位置のずらし量を大きくし、レンズシフト初期位置のずらし量を小さくする。同様に、撮像素子101上における像の位置を所定量補正する際に、撮影光学系210の焦点距離が第1の長さである場合は、焦点距離が当該第1の長さよりも短い第2の長さの場合よりも撮像素子101のシフト量を小さくし、かつ防振レンズ204のシフト量を大きくする。
なお、焦点距離によっては、撮像素子101および防振レンズ204のうち一方をイメージサークルのずれを補正するためのみに用いて、他方のみで防振制御を行ってもよい。
こうしてセンサシフト初期位置およびセンサシフト可能範囲とセンサシフト可能範囲とを確定したカメラマイコン102は、ステップS905においてカメラ振れ検出部105を通じてカメラ振れを検出する。
そしてステップS906において、カメラマイコン102は、検出したカメラ振れに応じて、設定したセンサシフト可能範囲内でセンサ防振制御部103を通じて撮像素子101をシフト駆動する。また、カメラマイコン102は、同じく検出したカメラ振れに応じて、設定したレンズシフト可能範囲でのレンズシフト量を算出し、これをレンズマイコン226に対してレンズ防振指令に含めて送信する。このレンズ防振指令を受けたレンズマイコン226は、ステップS1003において、該レンズ防振指令に含まれるレンズシフト量だけ防振レンズ204をシフト駆動する。
本実施例によれば、交換レンズ200のイメージサークルの中心がずれた場合でも、撮像素子101のシフトと防振レンズ204のシフトを併せ用いて良好な防振を行うことができる。
交換レンズ200がズームレンズではない場合、カメラマイコン102は、現在のズーム位置の代わりに、撮影光学系210の焦点距離の情報の送信をレンズマイコン226に要求し、当該情報を取得してもよい。また、当該焦点距離の情報は、ステップS904の前までに取得されていればよい。また、焦点距離を表す情報は、必ずしも焦点距離の情報ではなくてもよく、交換レンズ200を特定することが可能な個体情報(ID情報)であってもよい。レンズマイコン226は個体番号をカメラマイコン102に送信し、カメラマイコン102が内部メモリに記憶されているデータベースから、取得した個体情報に対応する焦点距離を取得してもよい。
以上、交換レンズ200が防振に際してレンズを移動することが可能なことを前提に説明したが、交換レンズ200が防振レンズ204を有するか否か、すなわちレンズ防振機能を有するか否かが分からない場合は、カメラ100から交換レンズ200に対してレンズ防振機能を有するか否かを通信により問い合わせてもよい。当該通信は、例えば、カメラ100に対して交換レンズ200が装着されたときに行われる初期通信において行われる。レンズ防振機能を有するか否かを問い合わせた結果、交換レンズ200がレンズ防振機能を有する旨が通知された場合は、カメラマイコン102は、図9のフローチャートにしたがって処理を実行する。レンズ防振機能を有するか否かを問い合わせた結果、交換レンズ200から所定時間応答が無い場合や、交換レンズ200からレンズ防振機能を有しない旨の通知が成された場合は、カメラマイコン102は実施例1や実施例2のように撮像素子101のみを用いて防振制御を行う。
次に実施例4について説明する。実施例4のカメラ100および交換レンズ200の構成は実施例1と同じである。
実施例1〜3では、イメージサークル情報を用いてセンサシフト可能範囲を設定した。しかし、撮像素子101のセンサシフト可能量は、機械的な制約、撮像素子101をシフト駆動するための電力による制約および撮像素子101をシフトさせることによって発生する磁気ノイズの影響による制約等により制限される。このため、単純にイメージサークル情報のみを用いてセンサシフト可能範囲を設定することができない場合がある。この場合、交換レンズ200の防振レンズ204のシフト初期位置(以下、本実施例においてレンズシフト中心という)をずらすことで、イメージサークルの中心位置のずれを補正することが可能である。これにより、カメラシステム全体としての光学性能を高めつつ、カメラ100と交換レンズ200のそれぞれの防振制御を最適化することができる。
図10のフローチャートは、実施例4においてカメラマイコン102およびレンズマイコン226が行う処理について説明する。ここでは、カメラマイコン102およびレンズマイコン226がそれぞれ、レンズシフト中心およびセンサシフト初期位置(以下、本実施例においてセンサシフト中心という)を決定するまで処理について説明する。
レンズマイコン226は、ステップS1101において、交換レンズ200のレンズ個体情報(データ格納部227に格納されたイメージサークル中心情報)からセンサシフト中心のずらし量(以下、センサシフト中心ずらし量という)を設定する。
次にレンズマイコン226は、ステップS1102において、ステップS1101にて算出したセンサシフト中心ずらし量をカメラマイコン102に送信する。
次にカメラマイコン102は、ステップS1201において、レンズマイコン226から受信したセンサシフト中心ずらし量が許容できるずらし量であるか否かを判定する。許容できるセンサシフト中心ずらし量は、センサシフト可能範囲で十分なセンサ防振が可能なセンサシフト中心ずらし量である。このときのセンサシフト可能範囲は、撮像素子101のシフトに対する機械的な制約、撮像素子101をシフト駆動するための電力による制約および撮像素子101をシフトさせることによって発生する磁気ノイズの影響による制約等によって決まる。
次にカメラマイコン102は、ステップS1202にて、許容できない分のセンサシフト中心ずらし量(許容できるずらし量との差分)を、レンズシフト中心のずらし量(以下、レンズシフト中心ずらし量という)としてレンズマイコン226に送信する。センサシフト中心ずらし量が許容できる場合は、カメラマイコン102は、レンズシフト中心ずらし量を0としてレンズマイコン226に送信するか、レンズシフト中心ずらし量の送信自体を行わない。
レンズシフト中心ずらし量を受信したレンズマイコン226は、ステップS1103において、交換レンズ200に装着された時の防振レンズ204の位置である原点位置からレンズシフト中心ずらし量分だけずらしたレンズシフト中心を決定する。
一方、カメラマイコン102も、ステップS1203において、イメージサークルのずれがない場合の本来のセンサシフト中心から許容できるセンサシフト中心ずらし量センサシフト中心ずらし量だけずらしたセンサシフト中心を決定する。この際、カメラ100において許容できないセンサシフト中心ずらし量は、レンズシフト中心ずらし量として交換レンズ200側において分担しているので、カメラ100側としては許容できるセンサシフト中心ずらし量だけセンサシフト中心をずらせばよい。
図11のフローチャートを用いて、実施例5においてカメラマイコン102が行う処理およびレンズマイコン226が行う処理について説明する。具体的には、カメラマイコン102がセンサシフト中心を決定するまでの処理(図11の右側)と、レンズマイコン226がレンズシフト中心およびセンサシフト中心を決定するまでの処理(図11の左側)について説明する。なお、実施例5のカメラ100および交換レンズ200の構成は実施例1と同じである。
カメラマイコン102は、ステップS1301において、センサシフト中心をずらすことが可能なセンサシフト中心ずらし可能量を算出し、レンズマイコン226に送信する。カメラマイコン102は、このセンサシフト中心ずらし可能量を、撮像素子101のシフトに対する機械的な制約、撮像素子101をシフト駆動するための電力および撮像素子101をシフトさせることによって発生する磁気ノイズの影響等に基づいて算出する。
次にレンズマイコン226は、ステップS1401において、レンズ個体情報からセンサシフト中心ずらし量を算出する。さらにレンズマイコン226は、算出したセンサシフト中心ずらし量とカメラマイコン102から受信したセンサシフト中心ずらし可能量とを比較する。センサシフト中心ずらし量がセンサシフト中心ずらし可能量以下である場合は、そのセンサシフト中心ずらし量をそのまま確定したセンサシフト中心ずらし量とする。一方、センサシフト中心ずらし量がセンサシフト中心ずらし可能量より大きい場合は、センサシフト中心ずらし可能量を確定したセンサシフト中心ずらし量とする。
次にレンズマイコン226は、ステップS1402において、ステップS1401で確定したセンサシフト中心ずらし量をカメラマイコン102に送信する。
そしてレンズマイコン226は、ステップS1403において、ステップS1401で確定したセンサシフト中心ずらし量に応じてレンズシフト中心を決定する。具体的には、ステップS1401においてセンサシフト中心ずらし量がセンサシフト中心ずらし可能量以下であった場合は、防振レンズ204の原点位置のままとする。これに対して、ステップS1401においてセンサシフト中心ずらし量がセンサシフト中心ずらし可能量より大きかった場合は、その差分だけ防振レンズ204の原点位置からずらしたレンズシフト中心を決定する。
一方、カメラマイコン102は、ステップS1302において、イメージサークルのずれがない場合の本来のセンサシフト中心からレンズマイコン226から受信したセンサシフト中心ずらし量分だけずらしたセンサシフト中心を決定する。ステップS1403においてレンズマイコン226がセンサ中心ずらし可能量と比較してセンサシフト中心ずらし量を決めたため、カメラ100側において許容できないセンサシフトずらし量がカメラマイコン102に送信されることはない。
実施例1において、ズーム位置(焦点距離)に応じてイメージサークルの中心位置が変化することおよびそれに対する対策(処理)を説明したが、実施例6ではその変形例について説明する。
撮像光学系が変倍可能である場合に製造誤差等により撮像素子の中心位置が撮影光学系の光軸に対してずれていると、図12に示すように、撮像素子101の中心13に結像すべき被写体像14、15が変倍とともに移動する「ズーム中心ずれ」という現象が生じる。言い換えれば、変倍に際してイメージサークルの中心位置が移動する。なお、被写体像14は広角端における被写体像であり、被写体像15は望遠端における被写体像である。そしてズーム中心ずれ(イメージサークルの中心位置の移動)により、撮像素子101の四隅部における光量のばらつきが生じたり、四隅部のいずれかがイメージサークルの外にはみ出したりする。
本実施例では、ズーム中心ずれの大きさ(以下、ズーム中心ずれ量という)を、撮像素子101の中心からのずれ量としてxy座標系で表記する。ズーム中心ずれ量は焦点距離に応じて変化するため、焦点距離に応じたズーム中心ずれ量を交換レンズ200内のデータ格納部227に格納する。また、ズーム中心ずれ量は、カメラ(またはレンズ)姿勢によっても変化するため、焦点距離とカメラ姿勢に応じたズーム中心ずれ量をデータ格納部227に格納してもよい。
なお、図示はしないが、交換レンズ200の物体側または像面側にアタッチメントレンズを装着した際には、該アタッチメントレンズの拡大倍率に応じてズーム中心ずれ量を変更することが望ましい。例えばアタッチメントレンズの拡大倍率がβである場合には、ズーム中心ずれ量にβを乗算する。
図13(a)には、データ格納部227に格納されたズーム中心ずれ量のデータテーブルを示す。上述したように、ズーム中心ずれ量はズーム位置とカメラ姿勢によって変化するため、図13(a)に示すデータテーブルでは、カメラ姿勢(ANGLE[0] ~[m])ごとおよびズーム位置(ZOOM[0]~[xx])ごとのズーム中心ずれ量(x[1] ~[n], y[1] ~[n])が記述されている。
また、ズーム位置xにおけるズーム中心ずれ量Yを、以下の式(1)に示す3次の多項式を用いて算出することも可能である。
Y=Ax3+Bx2+Cx+D (1)
式(1)におけるA、B、CおよびDは係数であり、これら係数を図13(b)に示すようなデータテーブルとしてデータ格納部227に格納しておけばよい。各係数は、x座標とy座標のそれぞれで用意されている。さらに、各係数は、カメラ姿勢ごとに用意されている。なお、式(1)は例にすぎず、4次や5次等の多項式で表現するようにしてもよい。
また、ズーム位置xにおけるズーム中心ずれ量Yを、以下の式(1)に示す3次の多項式を用いて算出することも可能である。
Y=Ax3+Bx2+Cx+D (1)
式(1)におけるA、B、CおよびDは係数であり、これら係数を図13(b)に示すようなデータテーブルとしてデータ格納部227に格納しておけばよい。各係数は、x座標とy座標のそれぞれで用意されている。さらに、各係数は、カメラ姿勢ごとに用意されている。なお、式(1)は例にすぎず、4次や5次等の多項式で表現するようにしてもよい。
図14のフローチャートには、本実施例においてカメラマイコン102およびレンズマイコン226が行う処理を示している。
ステップS1501でカメラ100の電源がオンされると、カメラマイコン102は、ステップS1502において姿勢検出部104を通じてカメラ姿勢を検出する。
次にステップS1503では、カメラマイコン102は、レンズマイコン226に対して、データ格納部227からの現在(すなわち、前回の電源オフ時)のズーム位置に応じたズーム中心ずれ量(つまりはイメージサークル中心情報)の読み出しと送信を要求する。レンズマイコン226は、要求されたズーム中心ずれ量をカメラマイコン102に送信する。
そしてステップ1504では、カメラマイコン102は、レンズマイコン226から受信したズーム中心ずれ量から撮像素子101のシフト量を設定する。次にステップ1505では、カメラマイコン102は、撮像素子101をステップS1504で設定したシフト量だけシフトさせる。これにより、ズーム中心ずれが補正される。
次にステップ1506では、カメラマイコン102は、ユーザによる撮像指示に応じて、ズーム中心ずれが補正された状態で撮像を行う。次にステップS1507では、カメラマイコン102は、ユーザにより撮像停止(OFF)指示がなされたか否かを判定し、撮像停止指示がなされていない場合はカメラマイコン102はステップS1508に進む。
ステップ1508では、カメラマイコン102は、ユーザによりズーム操作が行われたか否か、すなわち焦点距離が変更されたか否かを判定する。カメラマイコン102は、ズーム操作が行われていないと判定した場合はステップS1506に戻り、ズーム操作が行われたと判定した場合はステップS1509に進む。
ステップ1509では、カメラマイコン102は、姿勢検出部104を通じてカメラ姿勢を検出し、ステップS1502で検出したカメラ姿勢から変化があったか否かを判定する。カメラマイコン102は、カメラ姿勢に変化がないと判定した場合はステップS1506に戻り、カメラ姿勢に変化があったと判定した場合はステップS1510に進む。
ステップ1510では、カメラマイコン102は、新たなズーム位置とカメラ姿勢に応じたズーム中心ずれ量の送信をレンズマイコン226に要求する。レンズマイコン226は、該要求に応じてズーム中心ずれ量をデータ格納部227から読み出してカメラマイコン102に送信する。ズーム中心ずれ量を受信したカメラマイコン102は、ステップS1504に戻り、ステップS1510で受信したズーム中心ずれ量から撮像素子101のシフト量を設定する。
ステップS1507においてユーザにより撮像停止指示がなされた場合は、カメラマイコン102はステップS1511に進んで撮像を停止した後、本処理を終了する。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
(その他の実施例)
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
前述の各実施例では、カメラマイコン102からの送信要求に応じてレンズマイコン226がイメージサークルに関する情報を送信する場合を説明したが、カメラ100に対して交換レンズ200が装着された際にレンズマイコン226が自発的にカメラマイコン102に対してイメージサークルに関する情報を送信してもよい。
撮像システムに含まれる交換レンズ200のイメージサークルのサイズ変動が少ない交換レンズ200であって、カメラマイコン102が交換レンズ200の個体番号からイメージサークルのサイズを取得可能な場合は、交換レンズ200はイメージサークルに関する情報としてイメージサークルの中心情報のみを送信してもよい。
前述の各実施例では、交換レンズ200に格納されているイメージサークルの位置を表す情報がイメージサークルの中心情報である場合を説明したが、イメージサークルの位置を表す情報はこれに限られない。例えば、イメージサークルが楕円形状の場合は楕円の2つの焦点位置の情報であってもよいし、イメージサークルの外周上の複数の代表位置の情報であってもよい。
撮像光学系210の、ズーム位置、フォーカス位置および絞り位置に応じて異なるイメージサークルを取得する場合についてのみ説明したが、本発明の実施例はこれに限られない。データ格納部227に格納されたイメージサークルに関する情報は、1つの交換レンズ装置200あたり1つのイメージサークルに関する情報(1つのレンズシフト初期位置と1つのイメージサークルサイズ)のみであってもよい。または、ズーム位置、フォーカス位置および絞り位置うちの少なくとも1つに応じてイメージサークルに関する情報が異なっていてもよい。
以上説明した各実施例は代表的な例にすぎず、本発明の実施に際しては、各実施例に対して種々の変形や変更が可能である。
100 カメラ
101 撮像素子
102 カメラマイコン
226 レンズマイコン
227 データ格納部
101 撮像素子
102 カメラマイコン
226 レンズマイコン
227 データ格納部
Claims (19)
- 交換レンズ装置が取り外し可能にかつ通信可能に装着される撮像装置であって、
前記撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子と、
像振れを低減するための防振に際して前記撮像素子の移動を制御する制御部とを有し、
前記制御部は、
前記交換レンズ装置から、該交換レンズ装置が有する撮像光学系のイメージサークルに関する情報を受信し、
該受信したイメージサークルに関する情報を用いて前記撮像素子の移動可能範囲を設定することを特徴とする撮像装置。 - 前記イメージサークルに関する情報は、前記イメージサークルの位置を表す情報と前記イメージサークルのサイズを表す情報とを含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
- 前記制御部は、前記交換レンズ装置から、前記撮像光学系のズーム位置、フォーカス位置および絞り位置のうち少なくとも1つに応じて異なる前記イメージサークルに関する情報を受信することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像装置。
- 前記制御部は、前記交換レンズ装置から、前記交換レンズ装置または前記撮像装置の姿勢に応じて異なる前記イメージサークルに関する情報を受信することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 前記交換レンズ装置は、前記撮像光学系に含まれる光学素子を前記光軸に対して直交する方向成分を含む方向に移動させることで前記防振を行い、
前記制御部は、前記イメージサークルに関する情報を用いて設定された前記撮像素子の移動可能範囲に応じて、前記交換レンズ装置に対して前記光学素子の移動可能範囲を設定することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、
前記交換レンズ装置から前記撮像光学系の焦点距離を表す情報を受信し、
前記焦点距離に応じて、前記撮像素子の移動量と前記光学素子の移動量とを設定することを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。 - 前記制御部は、前記焦点距離が第1の焦点距離の場合よりも、該第1の焦点距離よりも短い第2の焦点距離の場合の方が前記防振に際しての前記撮像素子の移動量が小さく、かつ前記光学素子の移動量が大きくなるように、前記撮像素子の移動可能範囲と前記光学素子の移動可能範囲を設定すること特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
- 前記制御部は、前記イメージサークルに関する情報と前記撮像素子のサイズを表す情報とを用いて、前記焦点距離に応じて前記撮像素子および前記光学素子のそれぞれの移動量を設定するか否かを選択することを特徴とする請求項6又は7に記載の撮像装置。
- 前記制御部は、前記イメージサークルの位置を表す情報に応じて前記撮像素子の移動中心を移動中心ずらし量だけずらす場合において、前記移動中心ずらし量が前記撮像素子の移動可能範囲に対して許容できないときは、許容できない分の前記移動中心ずらし量を前記交換レンズ装置に対して送信して該交換レンズ装置に前記光学防振素子の移動中心を設定させることを特徴とする請求項5から8のいずれか一項に記載の撮像装置。
- 像振れを低減するための防振に際して撮像素子を移動させることが可能な撮像装置に対して着脱可能な交換レンズ装置であって、
前記撮像光学系と、
前記撮像光学系のイメージサークルに関する情報を記憶した記憶部と、
前記イメージサークルに関する情報を前記撮像装置に送信する送信部とを有することを特徴とする交換レンズ装置。 - 前記イメージサークルに関する情報は、前記イメージサークルの位置を表す情報と前記イメージサークルのサイズを表す情報とを含むことを特徴とする請求項10に記載の交換レンズ装置。
- 前記送信部は、前記撮像光学系のズーム位置、フォーカス位置および絞り位置のうち少なくとも1つに応じて異なる前記イメージサークルに関する情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項10または11に記載の交換レンズ装置。
- 前記送信部は、前記交換レンズ装置または前記撮像装置の姿勢に応じて異なる前記イメージサークルに関する情報を前記撮像装置に送信することを特徴とする請求項10から12のいずれか一項に記載の交換レンズ装置。
- 前記撮像光学系は、前記光軸に対して直交する方向成分を含む方向に移動可能な光学素子を含み、
前記防振に際して前記光学素子の移動を制御する制御部を有し、
前記制御部は、前記イメージサークルに関する情報を用いて設定された前記撮像素子の移動可能範囲に応じた前記光学防振素子の移動可能範囲において前記光学素子を移動させることを特徴とする請求項10から13いずれか一項に記載の交換レンズ装置。 - 前記制御部は、
前記イメージサークルに関する情報に応じて前記撮像素子の移動中心をセンサ移動中心ずらし量だけずらす場合において、前記撮像装置から受信したセンサ移動中心ずらし可能量と前記イメージサークル中心情報とから前記センサ移動中心ずらし量と前記光学素子の移動中心のずらし量であるレンズ移動中心ずらし量とを設定することを特徴とする請求項14に記載の交換レンズ装置。 - 交換レンズ装置が取り外し可能に装着され、像振れを低減するための防振に際して前記撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有する撮像装置の制御方法であって、
前記交換レンズ装置から、該交換レンズ装置が有する撮像光学系のイメージサークルに関する情報を受信するステップと、
該受信したイメージサークルに関する情報を用いて前記撮像素子の移動可能範囲を設定するステップとを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。 - 撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有し、前記撮像光学系のイメージサークルに関する情報を用いて前記撮像素子の移動可能範囲を設定する撮像装置に対して着脱可能な交換レンズ装置の制御方法であって、
前記イメージサークルに関する情報を用意するステップと、
該用意されたイメージサークルに関する情報を前記撮像装置に送信するステップとを有することを特徴とする交換レンズ装置の制御方法。 - 交換レンズ装置が取り外し可能に装着され、像振れを低減するための防振に際して前記撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有する撮像装置のコンピュータに、請求項16に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
- 撮像光学系の光軸に対して交差する方向に移動可能な撮像素子を有し、前記撮像光学系のイメージサークルに関する情報を用いて前記撮像素子の移動可能範囲を設定する撮像装置に対して着脱可能な交換レンズ装置のコンピュータに、請求項17に記載の制御方法に従う処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017216501A JP2019087937A (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 撮像装置および交換レンズ装置 |
US16/180,247 US11336827B2 (en) | 2017-11-09 | 2018-11-05 | Imaging apparatus and interchangeable lens apparatus that utilize image circle information of an imaging optical system in the interchangeable lens apparatus |
EP18204642.5A EP3483651B1 (en) | 2017-11-09 | 2018-11-06 | Imaging apparatus and interchangeable lens apparatus |
CN201811323464.0A CN109769088B (zh) | 2017-11-09 | 2018-11-08 | 摄像装置和可更换镜头装置及其控制方法和存储介质 |
US17/236,036 US11516393B2 (en) | 2017-11-09 | 2021-04-21 | Imaging apparatus to which an interchangeable lens apparatus is attached that utilize image circle information of an imaging optical system in the interchangeable lens apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017216501A JP2019087937A (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 撮像装置および交換レンズ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019087937A true JP2019087937A (ja) | 2019-06-06 |
Family
ID=66764387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017216501A Pending JP2019087937A (ja) | 2017-11-09 | 2017-11-09 | 撮像装置および交換レンズ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2019087937A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021002010A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | キヤノン株式会社 | 防振制御装置、撮像装置及び防振制御方法 |
CN114422676A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-29 | 广州市奥威亚电子科技有限公司 | 摄像头模组的参数记录方法、暗角调整方法及装置 |
US11445115B2 (en) | 2019-10-30 | 2022-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capturing and stabilization apparatus and method capable of performing image stabilization control by moving an image sensor |
JP7466342B2 (ja) | 2019-10-30 | 2024-04-12 | キヤノン株式会社 | 防振装置及び方法、及び撮像装置 |
-
2017
- 2017-11-09 JP JP2017216501A patent/JP2019087937A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021002010A (ja) * | 2019-06-24 | 2021-01-07 | キヤノン株式会社 | 防振制御装置、撮像装置及び防振制御方法 |
JP7305455B2 (ja) | 2019-06-24 | 2023-07-10 | キヤノン株式会社 | 防振制御装置、撮像装置及び防振制御方法 |
US11445115B2 (en) | 2019-10-30 | 2022-09-13 | Canon Kabushiki Kaisha | Image capturing and stabilization apparatus and method capable of performing image stabilization control by moving an image sensor |
JP7466342B2 (ja) | 2019-10-30 | 2024-04-12 | キヤノン株式会社 | 防振装置及び方法、及び撮像装置 |
CN114422676A (zh) * | 2022-01-17 | 2022-04-29 | 广州市奥威亚电子科技有限公司 | 摄像头模组的参数记录方法、暗角调整方法及装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109769088B (zh) | 摄像装置和可更换镜头装置及其控制方法和存储介质 | |
US10186021B2 (en) | Camera system, camera body, and control method of camera system | |
US9602727B2 (en) | Imaging apparatus and imaging method | |
JP7277513B2 (ja) | レンズ装置、レンズ装置の制御方法およびレンズ装置の制御プログラム、 | |
JP2019087937A (ja) | 撮像装置および交換レンズ装置 | |
JP6500238B2 (ja) | 撮像装置、撮像方法及び撮像プログラム | |
JP6808399B2 (ja) | アクセサリ装置、制御装置、撮像システム、通信制御方法および通信制御プログラム | |
JP5900257B2 (ja) | 処理装置、処理方法、及び、プログラム | |
US11092774B2 (en) | Lens apparatus, image capturing apparatus, control method of lens apparatus, and control method of image capturing apparatus | |
JP2015049330A (ja) | 交換レンズ、撮像装置、それらの制御方法および制御プログラム | |
JP7154950B2 (ja) | レンズ装置、撮像装置、及びそれらの制御方法 | |
JP6335671B2 (ja) | 像振れ補正装置および像振れ補正方法 | |
JP7039263B2 (ja) | 撮像システム、撮像装置、レンズ装置、およびその制御方法 | |
JP2004252486A (ja) | 撮像装置における像ぶれ補正装置 | |
JP7466342B2 (ja) | 防振装置及び方法、及び撮像装置 | |
JP7214492B2 (ja) | 撮像装置およびレンズ装置 | |
JP7383413B2 (ja) | レンズ装置、撮像装置、撮像システム、及び制御方法 | |
JP6618575B2 (ja) | 画像処理装置、撮像装置、レンズ装置、および、画像処理方法 | |
JP2020184028A (ja) | 防振制御装置及び方法、及び、撮像装置 | |
JP2021150815A (ja) | 撮像装置、撮像装置の制御方法、およびプログラム | |
JP2023070454A (ja) | 画像処理装置及び方法、及び撮像装置 | |
CN116801083A (zh) | 控制装置、透镜装置、摄像装置、相机系统、控制方法及存储介质 | |
JP2023075680A (ja) | 光学機器、撮像システム及び撮像システムにおける補正量の算出方法 | |
JP2020043475A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
JP2021097339A (ja) | 撮像装置および撮像システム |