JP2019087064A - レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム - Google Patents

レシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザの嗜好に適合したレシピ情報を提示すること。【解決手段】レシピデータベース101と、レシピ情報に従って調理される飲食物の味覚情報を含む属性情報を格納するレシピ属性情報格納部102と、レシピデータベース101に格納されているレシピ情報の閲覧履歴を格納する閲覧履歴格納部103と、レシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部102に格納されている属性情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定する嗜好情報推定部104と、推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部102に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベース101に格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドするレシピレコメンド部105とを備えるレシピ情報提供装置100を提供する。【選択図】図1

Description

本開示は、料理レシピ情報を提供するためのレシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラムに関する。
ユーザに料理レシピ情報(以下、単に「レシピ情報」という。)を提供するシステムが知られている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に開示されているシステムにおいては、ユーザが希望する栄養成分の部分的な変更を反映させたレシピ情報が提供される。
特開2006−139694号公報
しかしながら、特許文献1に記載のシステムは、ユーザが希望するレシピ情報をもとにしていると考えられるが、変更を反映した後のレシピ情報がユーザの希望するものになっているのか不明である。また、システムに大量のレシピ情報が格納されている場合、ユーザはどのようにレシピ情報を検索し、自分が希望するレシピ情報を取得すればよいのか迷ってしまう。このためユーザは、新たなレシピ情報を得るための検索を諦め、検索および調理した経験のあるレシピ情報に依存しがちとなってしまい、同じような料理を繰り返して飲食し、そのうち繰り返して飲食している料理に飽きてしまう。このため、システムが使用されなくなってしまう。
そこで、本開示では、ユーザの嗜好に適合したレシピ情報を提示するためのレシピ情報提供装置、レシピ情報提供方法およびレシピ情報提供プログラムについて説明する。
本開示の一態様に係るレシピ情報提供装置は、レシピ情報を格納するレシピデータベースと、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けて格納するレシピ属性情報格納部と、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納する閲覧履歴格納部と、閲覧履歴格納部に格納されているレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定する嗜好情報推定部と、嗜好情報推定部により推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドするレシピレコメンド部とを備える。
本開示の一態様に係るレシピ情報提供方法は、レシピデータベースにレシピ情報を格納し、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納し、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納し、格納されたレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定し、推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドすることを含む。
本開示の一態様に係るレシピ情報提供プログラムは、コンピュータに、レシピデータベースにレシピ情報を格納させ、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納させ、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納させ、格納されたレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定させ、推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドさせるためのプログラムである。
本開示によれば、ユーザの嗜好に適合したレシピ情報を提示することができる。
本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置を含むシステムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置のレシピデータベースにレシピ情報が格納されている状態の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置のレシピ属性情報格納部に属性情報が格納されている状態の一例を示す図である。 味覚情報を表わすための6次元空間の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置の閲覧履歴格納部に格納される閲覧履歴の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置の嗜好情報推定部により推定されるユーザの嗜好情報の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置と通信を行なう端末の画面表示の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置と通信を行なう端末の画面表示の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置の処理のフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置を含むシステムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置を含むシステムの機能ブロック図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置と通信を行なう端末の画面表示の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置と通信を行なう端末の画面表示の一例を示す図である。 本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置の閲覧履歴格納部に格納される閲覧履歴の一例を示す図である。
本開示の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下に説明する実施形態は、特許請求の範囲に記載された本開示の内容を不当に限定するものではない。また、実施形態に示される構成要素のすべてが、本開示の必須の構成要素であるとは限らない。
(実施形態1)
図1は、本開示の一実施形態に係るレシピ情報提供装置を含むシステム10の機能ブロック図である。システム10は、レシピ情報提供装置100と、ネットワークNWと、端末T1、T2、・・・と、を有し、レシピ情報提供装置100と、端末T1、T2、・・・とは、ネットワークNWを介して接続されている。
レシピ情報提供装置100は、レシピデータベース101と、レシピ属性情報格納部102と、閲覧履歴格納部103と、嗜好情報推定部104と、レシピレコメンド部105と、応答部106とを備える。
レシピデータベース101は、レシピ情報を格納する。レシピ情報は、飲食物を調理する手順を表わす情報である。また、レシピ情報には、飲食物を調理するために必要な食材と食材の量とが含まれていてもよい。なお、レシピ情報は、画像とテキストからなる静的なコンテンツのみならず、調理の手順や食材などが撮影された動画コンテンツであってもよい。
図2は、複数のレシピ情報がレシピデータベース101にテーブル構造を用いて格納されている状態を示す。それぞれのレシピ情報は、図2に示すテーブル情報の列名に対応して「レシピID」、「レシピ名」、「材料」、「手順番号」、「説明」、「画像」の情報を含む。「レシピID」は、レシピ情報を一意に特定するための識別情報である。「レシピ名」は、レシピ情報に従って調理される飲食物の名称である。「材料」は、調理に用いられる材料の名称と材料の量とを表わす。「手順番号」は、レシピ情報に従って調理を行なう手順の番号を表わす。「説明」は、各手順における調理作業の説明を表わす。「画像」は、「説明」とともに表示する画像の識別情報を表わす。
例えば、「レシピID」が”1”として特定されるレシピ情報の「レシピ名」は、"豆腐の肉巻き"であり、「材料」は、”豆腐1丁”、”チーズ2枚”、”豚肉100g”および”砂糖3g”を含む。また、「手順」の手順1として豆腐を調理し、手順2においてはチーズを調理することが説明される。また、手順1の説明とともに、P035により識別される画像を表示し、手順2の説明には、画像を表示しない(「NULL」は、空値を表すとし、この場合は、手順2の説明とともに表示する画像がないことを表わす。)。なお、レシピ情報が動画コンテンツである場合は、動画と共に投稿される補足情報や、動画の解析などにより、材料などを特定してレシピデータベース101へ格納する構成でもよい。
レシピ属性情報格納部102は、レシピ情報の属性情報を格納する。レシピ属性情報格納部102は、レシピ情報がレシピデータベース101に格納されている場合には、例えばレシピ情報のレシピIDと関連付けて属性情報を格納することにより、属性情報をレシピ情報に関連付けることができる。また、本実施形態においては、レシピ情報の属性情報には、そのレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む。
図3は、レシピ属性情報格納部102に属性情報がテーブル構造を用いて格納されている状態を示す。属性情報は、例えば図3に示すように、「作者ID」、「調理時間」および「味覚情報」を含み、「レシピID」によりレシピデータベース101に格納されているレシピ情報に関連付けられている。
例えば、「レシピID」が”1”のレシピ情報には、「作者ID」が"AU953"であり、調理時間が"3.0分"であり、味覚情報が"VEC298"である属性情報が関連付けられている。ここに、"AU953"は、レシピ情報の作成者の識別情報であり、"3.0分"は、レシピ情報に従って調理を行なう場合の所要時間であり、"VEC298"は、レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を表わしている。
味覚情報は、人間の有する味覚の種類である甘味、苦味、塩味、酸味、辛味およびうま味それぞれの感覚の大きさにより構成されるベクトルにより表現することが可能である。図4は、甘味、苦味、塩味、酸味、辛味およびうま味それぞれを次元軸とする6次元空間の一例を示す。次元軸は原点Oにて交わっており、原点Oを始点とし、甘味、苦味、塩味、酸味、辛味およびうま味それぞれの感覚の大きさに対応する位置を終点とするベクトルとして、味覚情報を表わすことができる。したがって、図3の例えば"VEC298"の始点を、図4の原点Oに移動させた場合の終点の位置が、「レシピID」が"1"として識別されるレシピ情報に従って調理される飲食物の呈する味覚情報に対応する。また、味覚情報は、ベクトルの終点の位置のみならず、上記の6次元空間内の領域としても表現が可能である。この場合、領域の例えば重心位置をベクトルの終点とすることもできる。
なお、味覚情報は、飲食物を口腔内に入れた際の舌の味蕾細胞により感じられる味覚に関する情報のみならず、口腔内の空気が咽頭部を経て鼻の嗅覚器官により感じられる風味に関する情報も含まれ得る。また、飲食物に固形物が含まれる場合には、その固形物を咀嚼するときの食感も味覚情報に含まれ得る。風味や食感が味覚情報に含まれる場合には、味覚情報は、6次元より次元数の多い空間の位置により表現することが可能である。
閲覧履歴格納部103は、ユーザがレシピデータベース101に格納されているレシピ情報を閲覧した履歴である閲覧履歴を格納する。別言すれば、閲覧履歴は、どのユーザがどのレシピ情報をいつ閲覧したのかを表わす。例えば、図1に示す端末T1を、あるユーザが操作し、端末T1からレシピデータベース101に格納されているレシピ情報の要求メッセージを、ネットワークNWを介してレシピ情報提供装置100の応答部106に送信すると、応答部106は、(ステップ1)要求メッセージに含まれるレシピ情報のレシピIDを用いてレシピデータベース101を検索するとともに、(ステップ2)応答部106は、そのユーザからレシピ情報の要求があったことを現在の時刻情報とともに閲覧履歴格納部103に格納し、(ステップ3)検索されたレシピ情報を端末T1へ返信する。なお、ステップ1乃至ステップ3は、ここに記載した順序で実行する必要はなく、必要に応じて順序を入れ替えて実行することができる。
図5は、閲覧履歴格納部103に格納されている閲覧履歴の一例を示す。図5に示す閲覧履歴によれば、例えば、「時刻」が”201710200632”(2017年10月20日6時32分)に、「ユーザID」として、"U2847"を有するユーザが「コンテンツ」として"3−1"により識別されるレシピ情報を閲覧したことが記録されている。例えば「レシピID」として"3"により識別されるレシピ情報の手順1を閲覧したことが記録されている。
嗜好情報推定部104は、閲覧履歴格納部103に格納されているレシピ情報の閲覧履歴と、レシピ属性情報格納部102に格納されている属性情報と、に基づいて、ユーザの嗜好情報を推定する。
ここに、ユーザの嗜好情報は、ユーザが好む、あるいは、嫌悪する飲食物の味を表わす情報である。ここでは、一例として嗜好情報を、ユーザの好みの味を表わす情報であるとすると、ユーザがより好む味覚情報を呈する飲食物のレシピ情報を、より頻繁に閲覧するといえる。そこで、嗜好情報推定部104は、ユーザがこれまでに閲覧したレシピ情報を閲覧履歴格納部103から取得し、取得されたレシピ情報に関連付けられている属性情報をレシピ属性情報格納部102から取得し、取得された属性情報に含まれる味覚情報のベクトルの平均を算出してもよい。この場合、より高頻度で閲覧されるレシピ情報に従って調理される飲食物の呈する味覚情報のベクトルにより大きな重み付けを行なう重み付け平均を算出するようにしてもよい。このようなベクトルの算出により、ユーザのレシピ情報の閲覧履歴により、当該レシピ情報に従って調理される飲食物の呈する味覚情報にユーザの嗜好情報を近づけることができる。
また、単にレシピ情報を閲覧するだけではなく、実際にレシピ情報に従って調理を行なう飲食物の呈する味覚であるほど、ユーザが好みの味覚であるともいえる。そこで、レシピ情報に飲食時間帯の情報を含ませておき、嗜好情報推定部104は、レシピ情報に従って調理される飲食物が通常飲食されると想定される時間に閲覧されたレシピ情報であれば、ユーザが実際にレシピ情報に従って調理を行なったとみなし、当該レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報により大きな重み付けを行なう。例えば、飲食物がアルコールを含むカクテル類である場合には、夕方から深夜にかけて飲食することが通常であり、その他の時間に飲食することは例外的であるとみなして、夕方から深夜にかけて閲覧されたレシピ情報のカクテル類の呈する味覚情報に、その他の時間に閲覧されたレシピ情報のカクテル類の呈する味覚情報よりも大きな重み付けを行なってもよい。
また、嗜好情報推定部104は、閲覧履歴格納部103に格納されている閲覧履歴を解析などして、あるユーザがレシピ情報の閲覧を開始してから別のレシピ情報を閲覧するまでの時間長(「閲覧時間長」ともいう。)に基づいて、そのユーザの味覚情報を推定してもよい。例えば、閲覧時間長に応じて、レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に大きな重み付けを行なって味覚情報のベクトルの平均を求めて、嗜好情報を算出し、推定結果としてもよい。
また、レシピ情報に従って飲食物が調理されるまでに要する調理時間情報を、レシピ情報に関連付けられる属性情報に含めておき、閲覧時間長と、調理時間情報とを比較して、味覚情報の重み付けを決定してもよい。例えば、閲覧時間長が調理時間情報の表わす時間長と同じか、75%以上であれば、ユーザがレシピ情報に従って飲食物の調理を行なったとみなして、その飲食物が呈する味覚情報に大きな重み付けを行なって味覚情報のベクトルの平均を算出して、嗜好情報を推定してもよい。
図6は、嗜好情報推定部104により推定されるユーザごとの嗜好情報の一例である。例えば、図6によれば、「ユーザID」として"U2846"を有するユーザの嗜好情報は、ベクトル"VEC783"と推定されたことを示している。
レシピレコメンド部105は、嗜好情報推定部104により推定されたユーザの嗜好情報と、レシピ属性情報格納部102に格納されている属性情報に基づいて、レシピデータベース101に格納されているレシピ情報をユーザに提示し、推奨されるレシピ情報としてレコメンドする。例えば、嗜好情報推定部104により推定された嗜好情報のベクトルの始点を原点に置いた場合の終点と、レシピ属性情報格納部102に格納されている味覚情報のベクトルの始点を原点に置いた場合の終点と、の距離(例えば、ユークリッド距離)が小さいレシピ情報であるほど、ユーザの嗜好する味覚を呈する飲食物のレシピ情報であるとみなしてもよい。そこで、例えば、レシピレコメンド部105は、上述した距離が小さいレシピ情報を優先して、ユーザに推奨する。推奨の仕方としては、ユーザがレシピ情報提供装置にログインなどした場合の最初にユーザに提示される画面内におすすめのレシピ情報を表示するようにしてもよい。あるいは、レシピ情報の一覧が表示される場合に、レシピ情報に、上述した距離に応じてお奨め度などを表示してもよい。
図7は、ユーザが端末T1などを使用して、レシピ情報提供装置100へのアクセスを開始した場合の端末T1などの画面表示の一例を示す。図7(A)は、端末T1などがレシピ情報提供装置100に接続された場合に表示されるログイン画面の一例である。ユーザは、入力領域701および702にユーザIDおよびパスワードをそれぞれ入力することにより、レシピ情報提供装置100にログインすることができる。
ログインが成功すると、例えば、図7(B)の画面に遷移し、レシピ検索を行なったり(ボタン703が押下された場合)、人気レシピの閲覧を行なったり(ボタン704が押下された場合)、おすすめレシピの閲覧を行なったり(ボタン705が押下された場合)することができる。ボタン705が押下された場合、ユーザの嗜好情報のベクトルの終点と距離が例えば所定の値より小さい終点を有する味覚情報を呈する飲食物のレシピ情報が表示される。
あるいは、ボタン703が押下されて検索条件を入力した後や、ボタン705が押下されてレシピ情報の一覧が表示される場合には、図7(C)のように「おすすめ度」の見出しの下の領域709および710に表示されるユーザの嗜好情報の終点との距離に応じた星印(☆)の数により、ユーザの嗜好にどの程度適合した飲食物のレシピ情報であるかが示されてもよい。
図8は、例えばボタン706、707および708のうち、ボタン706が押下された場合にユーザの端末T1などの画面へのレシピ情報の表示の一例を示す。図8には、図2に示すレシピ情報のうち、「レシピID」として"1"を有するレシピ情報が示されている様子を示す。したがって、図8の領域801には、レシピ名として"豆腐の肉巻き"が表示され、領域802には、材料として、"豆腐 1丁"などが表示され、領域803および805には、手順1および手順2の説明が表示され、領域804には、"P035"により識別される画像が表示されている。
図9は、レシピ情報提供装置100が行なう処理のフローチャートを示す。フローチャートの各ステップの処理は以下の通りである。
ステップS901の処理として、嗜好情報推定部104が、閲覧履歴格納部103に格納されている閲覧履歴を読み出す。
ステップS902の処理として、嗜好情報推定部104が、ユーザごとに閲覧履歴を特定する。例えば、ステップS901において読み出された閲覧履歴をユーザIDおよび時刻によりソートし、ユーザ別に閲覧時刻順に閲覧履歴を並び替える。
ステップS903の処理として、ユーザごとに閲覧したレシピ情報を特定する。
ステップS904の処理として、ステップS903において特定されたレシピ情報の属性情報を特定する。属性情報を特定するには、嗜好情報推定部104は、レシピ属性情報格納部102にアクセスし、レシピ情報に関連付けられている属性情報を特定する。
ステップS905の処理として、嗜好情報推定部104は、ユーザごとに嗜好情報を推定する。例えば、嗜好情報推定部104はレシピ情報に関連付けられている属性情報に含まれ、ステップS904において特定された味覚情報を取得し、味覚情報のベクトルに重み付けを行なって平均を算出する。
ステップS906の処理として、嗜好情報推定部104は、ユーザごとにレコメンドするレシピ情報を決定する。例えば、嗜好情報推定部104は、ステップS905において算出されたベクトルの終点と最も近い終点を有する味覚情報を含むレシピ情報の属性情報を特定し、当該属性情報と関連付けられているレシピ情報を特定する。
ステップS907の処理として、ユーザがレシピ情報提供装置100にログインすると、ステップS908の処理として、ステップS906で決定されたレシピ情報を、ログインの後に、レコメンドする。
なお、図9においては、ユーザのログインの前に、ユーザごとにレコメンドするレシピ情報を決定したが、ユーザのログインの後に、ユーザごとにレコメンドするレシピ情報を決定してもよい。
また、ユーザの嗜好情報の推定には、レシピ情報の作者の嗜好情報を用いてもよい。この場合には、ユーザがレシピ情報を閲覧すると、嗜好情報推定部104は、レシピ情報の属性情報をレシピ属性情報格納部102より取得し、レシピ情報の作成者のIDを取得する。そこで、嗜好情報推定部104は、ユーザが閲覧したレシピ情報の作成者のIDからレシピ情報の作成者の嗜好情報を取得し、嗜好情報の平均を求めてもよい。この場合、より頻繁に閲覧するレシピ情報の作成者の嗜好情報により大きな重み付けをつけて平均を求めることもできる。
また、ユーザの嗜好情報をクラスタリングすることにより、ユーザの嗜好情報が似ているユーザをクラスタリングすることができる。そこで、レシピレコメンド部105は、同じクラスターに属する他のユーザの嗜好情報を用いて、レシピ情報を提示してレコメンドしてもよい。このように同じクラスターに属する他のユーザの嗜好情報を用いることにより、レコメンドされるレシピ情報がいつも同じになってしまい、ユーザが飽きてしまうことを防ぐことができる。
以上のように、本実施形態に係るレシピ情報提供装置は、レシピ情報の閲覧履歴と、レシピ情報の属性情報に含まれる味覚情報と、に基づいて、ユーザの嗜好情報を推定し、推定された嗜好情報を用いてレシピ情報をユーザにレコメンドする。これにより、ユーザの嗜好に適合した料理レシピをレコメンドすることができる。
なお、レシピ情報提供装置100は、計算機に図9に示すフローチャートの処理を実行させ、当該計算機をレシピ情報提供装置100として動作させて実現することができる。この場合には、レシピデータベース101、レシピ属性情報格納部102および閲覧履歴格納部103は、計算機の記憶装置(例えば、半導体メモリ装置や磁気ディスク装置)と情報の入出力を行なうモジュールにより実現され、嗜好情報推定部104、レシピレコメンド部105および応答部106は、当該モジュールとデータの入出力を行なう別のモジュールとして実現することができる。
(実施形態2)
上述の実施形態において、レシピデータベース101に格納されているレシピ情報に従って調理される飲食物の呈する味覚情報が、レシピ属性情報格納部102に格納される属性情報に含まれる。この場合、味覚情報は、実際に飲食物をレシピ情報に従って調理し、調理された飲食物の味覚情報を味覚センサーで測定したり、飲食物に赤外線を照射し、赤外吸収吸光度の2次微分スペクトルを用いて測定したりしてもよい。
あるいは、レシピ情報に対応付けられている属性情報に含まれる味覚情報は、レシピ情報に従う調理作業中に使用される調味料の味覚情報に基づいて定められていてもよい。調味料の具体的な例としては、砂糖、食塩、酢、しょうゆ、みそ、唐辛子、ウスターソース、ケチャップなどを挙げることができる。調味料は、飲食物の呈する味覚を調整するために使用されるので、レシピ情報に従う調理作業中に使用される調味料が、飲食物の呈する味覚を決めるのに重要な地位を占めている。
そこで、図10に示すレシピ情報提供装置100のように、図1に示したレシピ情報提供装置100に、味覚情報生成部1001を備えてもよい。味覚情報生成部1001は、レシピデータベース101に格納されているレシピ情報を解析し、レシピ情報に含まれている調味料に関する記述を抽出し、飲食物の味覚情報を決定し、レシピ属性情報格納部102に格納する。具体的には、調味料ごとに呈する味覚と調味料の量より、図4に示した空間のベクトルを決定し、使用される調味料ごとに決定されたベクトルを加算して味覚情報を求めることができる。
また、調理作業の後に使用される調味料ほど、飲食物の呈する味覚を決めるのに重要な地位を占めているので、調理作業の後に使用される調味料ほど、大きな重み付けをつけて上述したベクトルの加重平均を求めてもよい。
本実施形態によれば、上記実施形態1の効果に加え、レシピ情報に従って調理される飲食物の呈する味覚情報を調味料に従って算出するので、レシピ情報がレシピデータベース101に格納されてから、レシピ属性情報格納部102に属性情報が格納されるまでの時間および処理を少なくすることができるなどの効果を得ることができる。
なお、本開示では、レシピ情報が、図2に示すように構造化されてレシピデータベース101に格納されていることを主に想定しているが、レシピ情報は、構造化されている必要はなく、自然言語で記述されていてもよい。この場合には、味覚情報生成部は、自然言語で記述されたレシピ情報の構文解析および意味解析を行ない、調理作業に使用される調味料の情報を取得するようになっていてもよい。また、レシピ情報が動画コンテンツである場合は、動画解析などにより調理作業に使用される調味料の情報を取得する構成でもよい。
(実施形態3)
図11は、実施形態3に係るレシピ情報提供装置100を含むシステムの機能ブロック図を示す。レシピ情報提供装置100は、レシピデータベース101と、レシピ属性情報格納部102と、閲覧履歴格納部103と、嗜好情報推定部104と、レシピレコメンド部105と、応答部106と、コメント受付部1101とを備えている。また、レシピ情報提供装置100は、実施形態2のように、味覚情報生成部1001を備えていてもよい。
したがって、本実施形態に係るレシピ情報提供装置100は、実施形態1または実施形態2に係るレシピ情報提供装置100が、さらにコメント受付部1101を備えている構成を有している。
コメント受付部1101は、ユーザからのレシピ情報に対するコメントを受け付ける。例えば、ユーザの操作する端末T1、T2、・・・の画面にレシピ情報が表示された後に、コメント受付部1101は、ユーザの操作する端末T1、T2、・・・より、コメントを受け付ける。
コメントは、近年のSNSに備わっているような"I like it!"のような肯定的な感情とともに押下されるボタンにより表わしたり、否定的な感情をとともに押下されるボタンにより表わしたり、あるいは、自然言語によるユーザの具体的な感想により表わしたりすることができる。
図12は、レシピ情報が表示される画面であり、コメントを受け付けるユーザインターフェースを備えた画面の一例を示す。「良かった」というボタン1201は、ユーザの肯定的な感情とともに押下されるボタンである。ボタン1201が押下されると、押下されたという情報がコメント受付部1101により受け付けられ、嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定する。
また、「良くなかった」というボタン1202は、ユーザの否定的な感情とともに押下されるボタンである。ボタン1202が押下されると、押下されたという情報がコメント受付部1101により受け付けられ、嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近づかないように推定する。嗜好情報推定部104が、ユーザの嗜好情報の推定にレシピ情報の閲覧回数を用いている場合には、「良くなかった」というボタン1202が押下されたならば、当該レシピ情報の閲覧回数を増加させないようにしたり、減少させたりすることにより、ユーザの嗜好情報が、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近づかないようにすることができる。
また、「コメントする」というボタン1203は、ユーザが自然言語によってコメントを入力するためのボタンである。ボタン1203が押下されると、コメント受付部1101は、図13に示されるような表示を画面に行い、ユーザがテキスト欄1301にコメントを記述できるようにする。ユーザが送信ボタン1302を押下すると、テキスト欄1301に記述されたコメントがコメント受付部1101により受け付けられ、嗜好情報推定部104は、コメントが肯定的な内容であるか、否定的な内容であるか、自然言語解析などを行なって解析し、その解析結果に基づいて、ユーザの嗜好情報を推定する。例えば、レシピ情報に従って調理される飲食物に対して「豆腐と豚肉の組み合わせが意外とおいしかった。」のような肯定的な内容であれば、「良かった」というボタン1201が押下された際のように、ユーザの嗜好情報を、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定する。また、「口に合わなかった。」のような否定的な内容であれば、ボタン1202が押下された際のように、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報から離れるように推定する。
以上のように、本実施形態においては、上記実施形態1または2により得られる効果に加え、ユーザのコメントを受け付けることにより、より正確にユーザの嗜好情報を推定乃至算出することができる。
なお、レシピ情報が提供される画面には、図12のようにボタン1201−1203が全て表示される必要はなく、少なくともいずれかのボタンが表示されていればよい。
(実施形態4)
嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、レシピ情報がユーザによりブックマークされているか否かに基づいて、推定することが可能である。
例えば、レシピ情報が図8や図12に表示された状態で、ユーザが画面操作を行ない、画面に表示されているレシピ情報を、例えば端末T1、T2、・・・で動くブラウザが提供したりレシピ情報提供装置100が提供したりするブックマークに入れると、嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定してもよい。
また、ブックマークに入れただけでなく、ユーザがブックマークを経由してレシピ情報を閲覧した場合、嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、画面に表示されたレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定してもよい。
この場合には、閲覧履歴格納部103は、ユーザがどのコンテンツを経由してレシピ情報を閲覧したかを閲覧履歴として保持してもよい。「どのコンテンツを経由してレシピ情報を閲覧したか」という情報は、レシピ情報提供装置100と端末T1、T2、・・・との間の通信プロトコルが、HTTP(HyperText Transfer Protocol)を用いる場合には、リファラーとして参照することができるので、閲覧履歴格納部103は、リファラーを格納する。
図14は、本実施形態に係る閲覧履歴格納部103が格納する閲覧履歴の一例を示す。例えば、「時刻」が、"201710200632"における「ユーザID」が"U2847"であるユーザの「コンテンツ」"3−1"の「リファラー」は、"bookmark"となっている。そこで、嗜好情報推定部104は、ユーザの嗜好情報を、「コンテンツ」"3−1"のレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定乃至算出する。
なお、図14においては、「時刻」が"201710200633"および"201710200635"である閲覧履歴は、リファラーが"bookmark"となっていない。そこで、嗜好情報推定部104は、「時刻」が"201710200633"および"201710200635"である閲覧履歴のみでは、ユーザの嗜好情報を、「コンテンツ」"3−1"のレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報に近くなるように推定乃至算出しないようにすることができる。
以上のように、本実施形態では、上記実施形態1ないし3のいずれかの実施形態により得られる効果に加えて、レシピ情報がブックマークされているかどうか、また、ブックマークを経由してレシピ情報が閲覧されたかどうかを考慮してユーザの嗜好情報を推定するので、より正確に嗜好情報を得ることができる。
以上、開示に係る実施形態について説明したが、これらはその他の様々な形態で実施することが可能であり、種々の省略、置換および変更を行なって実施することができる。これらの実施形態および変形例ならびに省略、置換および変更を行なったものは、特許請求の範囲の技術的範囲とその均等の範囲に含まれるものである。
10 システム、100 レシピ情報提供装置、101 レシピデータベース、102 レシピ属性情報格納部、103 閲覧履歴格納部、104 嗜好情報推定部、105 レシピレコメンド部、106 応答部、NW ネットワーク、T1 端末、T2 端末
本開示の一態様に係るレシピ情報提供装置は、レシピ情報を格納するレシピデータベースと、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けて格納するレシピ属性情報格納部と、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納する閲覧履歴格納部と、閲覧履歴格納部に格納されているレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報と属性情報に含まれ、ユーザが閲覧したレシピ情報の作成者の嗜好情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定する嗜好情報推定部と、嗜好情報推定部により推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドするレシピレコメンド部とを備える。
本開示の一態様に係るレシピ情報提供方法は、レシピデータベースにレシピ情報を格納し、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納し、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納し、格納されたレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報と属性情報に含まれ、ユーザが閲覧したレシピ情報の作成者の嗜好情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定し、推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドすることを含む。
本開示の一態様に係るレシピ情報提供プログラムは、コンピュータに、レシピデータベースにレシピ情報を格納させ、レシピ情報の属性情報であってレシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納させ、レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納させ、格納されたレシピ情報の閲覧履歴とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報と属性情報に含まれ、ユーザが閲覧したレシピ情報の作成者の嗜好情報とに基づいて、ユーザの嗜好情報を推定させ、推定されたユーザの嗜好情報とレシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、レシピデータベースに格納されているレシピ情報をユーザにレコメンドさせるためのプログラムである。

Claims (12)

  1. レシピ情報を格納するレシピデータベースと、
    前記レシピ情報の属性情報であって前記レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、前記レシピ情報に関連付けて格納するレシピ属性情報格納部と、
    前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納する閲覧履歴格納部と、
    前記閲覧履歴格納部に格納されているレシピ情報の閲覧履歴と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定する嗜好情報推定部と、
    前記嗜好情報推定部により推定された前記ユーザの嗜好情報と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報を前記ユーザにレコメンドするレシピレコメンド部と、
    を備えるレシピ情報提供装置。
  2. 前記レシピ属性情報格納部に格納される属性情報が含む味覚情報は、前記属性情報が関連付けられている前記レシピ情報に従う調理作業中に使用される調味料の味覚情報に基づいて定められている、請求項1に記載のレシピ情報提供装置。
  3. 前記レシピ属性情報格納部に格納される属性情報が含む味覚情報は、前記属性情報が関連付けられている前記レシピ情報に従う調理作業において、後に使用される調味料であるほど、味覚情報の重み付けを大きくして定められている、請求項2に記載のレシピ情報提供装置。
  4. 前記嗜好情報推定部は、前記閲覧履歴により前記レシピ情報の閲覧時間帯と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のレシピ情報提供装置。
  5. 前記嗜好情報推定部は、前記閲覧履歴により前記レシピ情報の閲覧時間長と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレシピ情報提供装置。
  6. 前記レシピ属性情報格納部が前記レシピ情報と関連付けて格納する属性情報は、前記レシピ情報に従って飲食物が調理されるのに要する調理時間情報を含み、
    前記嗜好情報推定部は、前記レシピ情報の閲覧時間長と前記レシピ情報に従って飲食物が調理されるのに要する前記調理時間情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好を推定する、請求項5に記載のレシピ情報提供装置。
  7. 前記レシピ情報提供装置は、前記ユーザからのレシピ情報に対するコメントを受け付けるコメント受付部を有し、
    前記嗜好情報推定部は、前記コメント受付部が受け付けたコメントに基づいて前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のレシピ情報提供装置。
  8. 前記嗜好情報推定部は、前記コメント受付部が受け付けた感想が肯定的な内容か否定的な内容かに基づいて前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項7に記載のレシピ情報提供装置。
  9. 前記嗜好情報推定部は、レシピ情報がユーザによりブックマークされているか否かに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のレシピ情報提供装置。
  10. 前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報は、レシピ情報の作成者情報を含み、
    前記嗜好情報推定部は、前記作成者情報に基づいて前記ユーザの嗜好情報を推定する、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のレシピ情報提供装置。
  11. レシピデータベースにレシピ情報を格納し、
    前記レシピ情報の属性情報であって前記レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、前記レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納し、
    前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納し、
    格納されたレシピ情報の閲覧履歴と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定し、
    推定された前記ユーザの嗜好情報と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報を前記ユーザにレコメンドすることを含むレシピ情報提供方法。
  12. コンピュータに、
    レシピデータベースにレシピ情報を格納させ、
    前記レシピ情報の属性情報であって前記レシピ情報に従って調理される飲食物が呈する味覚情報を含む属性情報を、前記レシピ情報に関連付けてレシピ属性情報格納部に格納させ、
    前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報のユーザによる閲覧履歴を格納させ、
    格納されたレシピ情報の閲覧履歴と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記ユーザの嗜好情報を推定させ、
    推定された前記ユーザの嗜好情報と前記レシピ属性情報格納部に格納されている属性情報とに基づいて、前記レシピデータベースに格納されているレシピ情報を前記ユーザにレコメンドさせるためのレシピ情報提供プログラム。

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