JP2019085729A - フロアヒンジ - Google Patents

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【課題】DA区間と1速区間とを明確に切り替える。【解決手段】フロアヒンジ10の制御機構部は、第2の油室12bと第1の油室12aをつないで作動油の流通を行う1速流路42およびDA流路43と、ピストン部材19と接離可能に設けるとともに、第2の油室12bから1速流路42とDA流路43への作動油の流通を制御するホールドオープン開始弁41と、第2の油室12bと1速流路42との間に設けることで第2の油室12bから1速流路42に対する作動油の流通の許可又は停止を行うホールドオープン解除弁44と、DA流路43と1速流路42とを接続する接続流路45中に設けられ、常には接続流路45における作動油の流通を停止し、DA流路43内の作動油の内圧が所定以上に高くなったときにはDA流路43から接続流路45を介して1速流路42に対する作動油の流通を許可するDA油漏れ防止弁46を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、扉の開閉速度を制御するフロアヒンジに関するものである。
従来から、扉を開扉状態から全閉状態に閉扉動作させるに際して、一定区間ゆっくりと閉扉動作を行わせるディレードアクション(以下、「DA」と記す。)区間と、扉の閉じ際に高速に変速する1速区間とを設けることで、確実な扉の全閉状態を実現することに用いられるフロアヒンジが公知である。例えば、下記特許文献1には、前述したようなDA区間と1速区間を実現し得るフロアヒンジとしての自動式ドアクローザが開示されている。
特開昭56−3777号公報
しかしながら、上掲した特許文献1に開示されるフロアヒンジとしての自動式ドアクローザについては、その構造上の理由から、DA区間から1速区間に切り替わってからもDA流路から作動油が流出してしまう場合があり、1速区間で本来調整した速度通りに扉が閉まらないことが危惧される。そこで、DA区間と1速区間が明確に切り替えられることで、1速区間で本来調整した速度通りに扉が閉まるような構造を有するフロアヒンジが求められているが、従来技術には、閉扉速度の切り替えを明確化できる構造を備えたフロアヒンジは存在していなかった。
本発明は、上述した従来技術に存在する課題に鑑みて成されたものであって、その目的は、DA区間から1速区間に切り替わった瞬間から、DA区間から作動油が流出しないように構成することで、DA区間と1速区間とが明確に切り替えられ、1速区間において本来調整した速度通りに扉が閉まるようにしたフロアヒンジを提供することにある。
以下、本発明について説明する。なお、本発明の理解を容易にするために添付図面の参照番号を括弧書きにて付記するが、それにより本発明が図示の形態に限定されるものではない。
本発明に係るフロアヒンジ(10)は、作動油が充填される油室(12)を備えるヒンジケース(11)と、前記ヒンジケース(11)の一端側に配置されるとともに扉と連結されて該扉の開閉動作に伴って回転する回転軸(14)と、前記回転軸(14)に固定設置される非円形形状をしたカム部材(15)と、前記カム部材(15)の外周面と摺接可能に配置されるカムフォロワ(16)を備えることで該カム部材(15)の回転運動に伴って前記ヒンジケース(11)内を往復移動するスライドプレート(17)と、前記スライドプレート(17)に接続するロッド部材(18)と、前記ロッド部材(18)における前記スライドプレート(17)接続側とは逆側の端部に設置され、前記油室(12)を第1の油室(12a)と第2の油室(12b)に2分割するとともに前記油室(12)内で往復移動自在に設置されるピストン部材(19)と、前記ピストン部材(19)に対して常時一定方向の付勢力を及ぼす弾性部材(31)と、前記ピストン部材(19)の往復移動に伴う前記第1の油室(12a)および前記第2の油室(12b)間での作動油の移動油量を調整することによって前記ピストン部材(19)の移動速度を制御し、もって前記扉の開扉速度又は閉扉速度を制御する制御機構部と、を備えるフロアヒンジ(10)であって、前記制御機構部は、前記第2の油室(12b)と前記第1の油室(12a)をつないで前記第2の油室(12b)から前記第1の油室(12a)への作動油の流通を行う1速流路(42)およびDA流路(43)と、前記ピストン部材(19)と接離可能に設けられるとともに、前記第2の油室(12b)から前記1速流路(42)と前記DA流路(43)への作動油の流通を制御するホールドオープン開始弁(41)と、前記第2の油室(12b)と前記1速流路(42)との間に設けられることで前記第2の油室(12b)から前記1速流路(42)に対する作動油の流通の許可又は停止を行うホールドオープン解除弁(44)と、前記DA流路(43)と前記1速流路(42)とを接続する接続流路(45)中に設けられ、常には前記接続流路(45)における作動油の流通を停止し、前記DA流路(43)内の作動油の内圧が所定以上に高くなったときには前記DA流路(43)から前記接続流路(45)を介して前記1速流路(42)に対する作動油の流通を許可するDA油漏れ防止弁(46)と、を備えることを特徴とするものである。
また、本発明に係るフロアヒンジ(10)では、前記ピストン部材(19)における前記ホールドオープン開始弁(41)との接触箇所に、流路閉鎖用弾性部材(22)を配置することができる。
本発明によれば、DA区間から1速区間に切り替わった瞬間から、DA区間から作動油が流出しないように構成することで、DA区間と1速区間とが明確に切り替えられ、1速区間において本来調整した速度通りに扉が閉まるようにしたフロアヒンジを提供することができる。
本実施形態に係るフロアヒンジの具体的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)はフロアヒンジの正面視を示し、分図(b)は分図(a)におけるA−A断面を示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁とDA流路開閉弁の両方が全開状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が全開状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁とDA流路開閉弁の両方が全開状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が閉扉動作を行ってウレタンゴムとホールドオープン開始弁との接触が開始された状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁とDA流路開閉弁の両方が全開状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、図3の状態から更に扉の閉扉動作が進んだ状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁とDA流路開閉弁の両方が全開状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が全閉状態となったときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁が全開状態である一方で、DA流路開閉弁が全閉状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が全開状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁が全開状態である一方で、DA流路開閉弁が全閉状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が閉扉動作を行ってウレタンゴムとホールドオープン開始弁との接触が開始された状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁が全開状態である一方で、DA流路開閉弁が全閉状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、図7の状態から更に扉の閉扉動作が進んだ状態のときのフロアヒンジを示している。 本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁が全開状態である一方で、DA流路開閉弁が全閉状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、扉が全閉状態となったときのフロアヒンジを示している。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図面を用いて説明する。なお、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
まず、図1を用いて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の具体的な構成を説明する。ここで、図1は、本実施形態に係るフロアヒンジの具体的な構成を説明するための図であり、図中の分図(a)はフロアヒンジの正面視を示し、分図(b)は分図(a)におけるA−A断面を示している。なお、図1は、扉が全開状態のときのフロアヒンジ10の様子を示した図である。
本実施形態に係るフロアヒンジ10は、作動油が充填される油室12を備えるヒンジケース11を有して構成されている。このヒンジケース11は、概略直方体形状から成る外観形状を有する部材である。ヒンジケース11の内部は作動油が充填される油室12として空洞となっており、図1における紙面右側の面には当該空洞を開放する開放部が形成されている。この開放部は、埋栓部材13によって塞がれており、空洞を閉じることによって油室12が形成されている。
ヒンジケース11の一端側(図1における紙面左側)には、不図示の扉と連結されて該扉の開閉動作に伴って回転する回転軸14が回転自在な状態で配置されている。この回転軸14の略軸中央部には、非円形形状である略ハート形状をしたカム部材15が固定設置されている。
カム部材15の配置位置に対して図1における紙面左側の位置には、カムフォロワ16が配置されており、このカムフォロワ16はスライドプレート17に対して外輪が回転自在な状態で固定設置されている。カムフォロワ16は、カム部材15の外周面と摺接可能に配置されているので、不図示の扉が開閉動作を行うと、回転軸14とともに略ハート形状をしたカム部材15が回転し、カム部材15の外周面に摺接した状態を常時維持しながらカム部材15の外周面に沿ってカムフォロワ16の外輪が回転する。つまり、カム部材15が有する略ハート形状をしたカム形状の作用によって、カムフォロワ16とこのカムフォロワ16が固定設置されたスライドプレート17は、ヒンジケース11内を図1における紙面左右方向に向けて往復移動するように構成されている。
また、スライドプレート17には、ロッド部材18が接続されている。このロッド部材18は、スライドプレート17におけるカムフォロワ16設置側とは逆側に配置されており、図1中の分図(b)で示されたA−A断面視において、カム部材15がカムフォロワ16とロッド部材18との間に位置するように配置されている。
このロッド部材18におけるスライドプレート17接続側とは逆側の端部には、ピストン部材19が設置されている。このピストン部材19は、ヒンジケース11の内部に形成された油室12を第1の油室である作動油室12aと第2の油室である圧油室12bに2分割する機能を発揮する部材である。上述したように、不図示の扉が開閉動作を行うと、スライドプレート17はヒンジケース11内を図1における紙面左右方向に向けて往復移動するので、スライドプレート17に取り付けられたロッド部材18とピストン部材19についても、油室12内を図1における紙面左右方向に向けて往復移動することとなる。そして、図1に示すような扉が全開状態の場合、ピストン部材19は第2の油室である圧油室12bが最も広くなる位置に配置されるとともに、第1の油室である作動油室12aが最も狭くなる位置に配置されることとなる。また、不図示の扉が全開状態から閉扉動作を行って開扉角度が小さくなるにしたがって、ピストン部材19は第2の油室である圧油室12bを狭める方向に移動するとともに、第1の油室である作動油室12aを広げる方向に移動することとなる。
また、本実施形態に係るピストン部材19には、逆止弁20と強制閉鎖弁21と流路閉鎖用弾性部材としてのウレタンゴム22が設置されている。逆止弁20は、第1の油室である作動油室12aから第2の油室である圧油室12bに対して作動油が流入することを許容する一方で、逆の作動油の流れを停止する機能を有した弁体である。したがって、不図示の扉が図1で示す全開状態から閉扉動作を行うときには、ピストン部材19が油室12内を図1における紙面左側から右側に向けて移動するが、このときには、逆止弁20は作動油の流通を許可しない。一方、不図示の扉が全閉状態から開扉動作を行ってピストン部材19が油室12内を図1における紙面右側から左側に向けて移動し、図1で示す全開状態まで開扉動作が行われるときには、逆止弁20は、第1の油室である作動油室12aから第2の油室である圧油室12bに対して作動油が流入することを許容することで、ピストン部材19が油室12内を移動することを阻害しないように構成されている。
強制閉鎖弁21は、後述する制御機構部が機能しないときなど、油室12内の作動油に対して異常な油圧が生じたときに稼働する弁体であり、本実施形態に係るフロアヒンジ10における安全装置的な機能を発揮する部材である。
流路閉鎖用弾性部材としてのウレタンゴム22は、後述するホールドオープン開始弁41と接触する位置に配置されている。後述するホールドオープン開始弁41は、ピストン部材19と接離可能に設けられるとともに作動油を流通させるための貫通した空洞を有する部材であり、ウレタンゴム22がホールドオープン開始弁41と接触することで、貫通した空洞を確実に閉鎖し、この貫通した空洞内での作動油の流通が不能となるように構成されている。
一方、埋栓部材13とヒンジケース11には、本実施形態に係る制御機構部が形成されている。本実施形態に係る制御機構部は、ピストン部材19の往復移動に伴う第1の油室である作動油室12aおよび第2の油室である圧油室12b間での作動油の移動油量を調整することによってピストン部材19の移動速度を制御し、もって扉の開扉速度又は閉扉速度を制御することができるようになっている。その具体的な構成を説明すると、本実施形態に係る制御機構部は、第2の油室である圧油室12bと第1の油室である作動油室12aをつないで第2の油室である圧油室12bから第1の油室である作動油室12aへの作動油の流通を行う1速流路42およびDA流路43と、ピストン部材19と接離可能に設けられるとともに、第2の油室である圧油室12bから1速流路42とDA流路43への作動油の流通を制御するホールドオープン開始弁41と、第2の油室である圧油室12bと1速流路42との間に設けられることで第2の油室である圧油室12bから1速流路42に対する作動油の流通の許可又は停止を行うホールドオープン解除弁44と、DA流路43と1速流路42とを接続する接続流路45中に設けられ、常には接続流路45における作動油の流通を停止し、DA流路43内の作動油の内圧が所定以上に高くなったときにはDA流路43から接続流路45を介して1速流路42に対する作動油の流通を許可するDA油漏れ防止弁46と、を備えて構成されている。
1速流路42とDA流路43のそれぞれは、1速流路開閉弁42aとDA流路開閉弁43aを流路中に備えており、この1速流路開閉弁42aやDA流路開閉弁43aを開閉させることで、1速流路42とDA流路43内での作動油の流通を許可したり停止したりすることが可能となっている。なお、1速流路開閉弁42aやDA流路開閉弁43aの開閉動作については、ヒンジケース11の外部からドライバなどの工具を用いて操作することで、予め各開閉弁の開状態や閉状態を設定しておくこととなる。
ホールドオープン開始弁41は、上述したように、貫通した空洞を有する部材である。図1で示すように、扉が全開状態でピストン部材19と接触せず、貫通した空洞が閉鎖されていない状態の場合には、ホールドオープン開始弁41が有するコイルバネの発揮する弾性力の作用によって、ホールドオープン開始弁41は第2の油室である圧油室12bの方向(すなわち、図1における紙面左方向)に向けて突出した状態が維持されている。このように図1で示す状態のときには、ホールドオープン開始弁41は、1速流路42への作動油の流通を阻害する位置に配置されているとともに、DA流路43への作動油の流通を許可する位置に配置されている。したがって、図1で示す状態のときに、ホールドオープン開始弁41は、第2の油室である圧油室12bからホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞内を経由して、DA流路43への作動油の流通を許可する構成となっている。
次に、扉が全開状態から閉扉動作を行うことでピストン部材19が図1における紙面右方向に移動してウレタンゴム22がホールドオープン開始弁41と接触すると、ウレタンゴム22の弾性力の作用によって、ホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞は確実に閉鎖され、この貫通した空洞内での作動油の流通が不能となる。ウレタンゴム22とホールドオープン開始弁41との接触が開始された状態から更にピストン部材19が第2の油室である圧油室12bの領域を狭める方向に移動すると、ホールドオープン開始弁41は図1における紙面右方向に移動してDA流路43への作動油の流通を停止することとなる。
ホールドオープン解除弁44は、当該ホールドオープン解除弁44が有するコイルバネの発揮する弾性力の作用によって、常には第2の油室である圧油室12bから1速流路42への作動油の流通を停止する作用を発揮している。ただし、第2の油室である圧油室12b内での作動油の圧力が増加して、この圧力がホールドオープン解除弁44が有するコイルバネの弾性力を超えた場合には、ホールドオープン解除弁44が弁体を図1における紙面右方向に移動して、第2の油室である圧油室12bから1速流路42への作動油の流通が許可されるように構成されている。
DA油漏れ防止弁46は、当該DA油漏れ防止弁46が有するコイルバネの発揮する弾性力の作用によって、常にはDA流路43と1速流路42とを接続する接続流路45の作動油の流通を停止する作用を発揮している。ただし、DA流路43内での作動油の圧力が増加して、この圧力がDA油漏れ防止弁46が有するコイルバネの弾性力を超えた場合には、DA油漏れ防止弁46が弁体を図1における紙面左方向に移動して接続流路45を開放し、DA流路43から1速流路42への作動油の流通が許可されるように構成されている。
ここで、油室12を形成するヒンジケース11の内壁面には、不図示のストッパ形状部が形成されている。このストッパ形状部は、スライドプレート17とロッド部材18との接続位置から僅かにピストン部材19側に離れた位置に形成されている。そして、このストッパ形状部とピストン部材19との間には、ピストン部材19に対して常時一定方向の付勢力を及ぼす弾性部材であるメインスプリング31が配置されている。すなわち、本実施形態に係るメインスプリング31は、図1における紙面左側のコイル端部をストッパ形状部に当接しており、また、図1における紙面右側のコイル端部をピストン部材19に当接しているので、ピストン部材19を図1における紙面右方向に向けて常時押圧するように構成されている。このメインスプリング31によって及ぼされる付勢力の方向は、不図示の扉が全閉状態から開扉動作を行うに際して当該開扉動作に対して負荷を与える方向となっており、不図示の扉に対して常時一定の力を及ぼす機構となっている。
また、本実施形態に係るフロアヒンジ10では、ロッド部材18に対して不図示のストッパピンが設置されており、このストッパピンとピストン部材19との間に挟まれる形で第二の弾性部材であるインナースプリング32が設置されている。本実施形態に係るインナースプリング32は、メインスプリング31の内径側に配置される部材である。扉が全閉状態である場合、ロッド部材18に固定設置されたストッパピンの位置は、ヒンジケース11の内壁面に形成されたストッパ形状部の位置よりもピストン部材19側に位置するように構成されている。したがって、扉が全閉状態にあるとき、インナースプリング32の一端側(図1における紙面左側)はストッパピンによって接触保持され、インナースプリング32の他端側(図1における紙面右側)はピストン部材19によって接触保持されているので、インナースプリング32が及ぼす弾性力はピストン部材19単体のみに及ぼされ、その付勢力はピストン部材19の外部に対して及ぼされることがない。
しかし、不図示の扉が全閉角度から開扉動作することでロッド部材18が図1における紙面左方向に向けて移動し、ストッパピンの位置がヒンジケース11の内壁面に形成されたストッパ形状部の位置よりも反ピストン部材19側に位置すると、インナースプリング32の一端側(図1における紙面左側)はストッパ形状部によって接触保持され、インナースプリング32の他端側(図1における紙面右側)はピストン部材19によって接触保持されることになるので、インナースプリング32の付勢力がメインスプリング31と同様にピストン部材19を図1における紙面右方向に向けて押圧することとなる。つまり、不図示の扉が全閉状態から所定の開扉角度まで開扉動作を行うに際しては、当該開扉動作に対してメインスプリング31が負荷を与え、さらに、所定の開扉角度から全開角度までの開扉動作が行われるときには、メインスプリング31とインナースプリング32が協働して不図示の扉に対して負荷を及ぼすことになるので、不図示の扉における所定の開扉角度から全開角度までの開扉動作中に開扉速度を遅らせるバックチェック機能を好適に発揮し得るフロアヒンジ10が実現されている。
すなわち、本実施形態に係るフロアヒンジ10では、不図示の扉における全閉角度から所定の開扉角度までの開扉動作中では、インナースプリング32は、ストッパピンとピストン部材19との間に位置することで、油室12内でのピストン部材19の往復移動動作に作用する付勢力を及ぼさず、不図示の扉における所定の開扉角度から全開角度までの開扉動作中では、インナースプリング32は、ヒンジケース11の内壁面に形成されたストッパ形状部とピストン部材19との間に位置することで、油室12内でのピストン部材19の往復移動動作に作用する付勢力を及ぼすことになるので、不図示の扉における所定の開扉角度から全開角度までの開扉動作中に開扉速度を遅らせるバックチェック機能が発揮されることとなる。
なお、本実施形態では、図1に示すように、メインスプリング31とインナースプリング32はコイルばねとして構成されており、また、メインスプリング31とインナースプリング32のばねの巻き方向が逆巻きとなるように配置されている。2つのコイルばねをばねの巻き方向が逆巻きとなるように配置することで、2つのコイルばねが圧縮された際に接触することがないので、常時安定した動作を実現することが可能となっている。
以上、本実施形態に係るフロアヒンジ10の具体的な構成を説明した。次に、図2〜図9を用いて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の動作説明を行う。
[第一の動作例]
まず、図2〜図5を用いて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の第一の動作例を説明する。ここで、図2〜図5は、本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁42aとDA流路開閉弁43aの両方が全開状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、図2は扉が全開状態のときのフロアヒンジを示しており、図3は扉が閉扉動作を行ってウレタンゴム22とホールドオープン開始弁41との接触が開始された状態のときのフロアヒンジを示しており、図4は図3の状態から更に扉の閉扉動作が進んだ状態のときのフロアヒンジを示しており、図5は扉が全閉状態となったときのフロアヒンジを示している。
第一の動作例の場合、不図示の扉を全開状態にして操作者が扉から手を離すと、扉は全開状態を維持することなく閉扉動作に移行し、その閉扉動作は、一定区間ゆっくりと閉扉動作を行わせるDA区間と、扉の閉じ際に高速に変速する1速区間とによって実行されることとなる。すなわち、図2で示す扉の全開状態から操作者が扉から手を離すと、図2で示す状態のフロアヒンジ10では、第2の油室である圧油室12bからホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞内を経由して、DA流路43への作動油の流通が許可されているので、第2の油室である圧油室12b内の作動油は、流通を阻害されることなくホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞内とDA流路43を経由して第1の油室である作動油室12aへと移動することとなる。つまり、図2で示す状態から図3で示す状態になるまでの間のフロアヒンジ10は、一定区間ゆっくりと閉扉動作を行わせるDA区間が実行されることとなる。
不図示の扉の閉扉動作が進んで本実施形態に係るフロアヒンジ10が図3で示す状態になると、ウレタンゴム22がホールドオープン開始弁41と接触するので、ウレタンゴム22の弾性力の作用によって、ホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞はウレタンゴム22によって確実に閉鎖され、この貫通した空洞内での作動油の流通が不能となる。ウレタンゴム22とホールドオープン開始弁41との接触が開始された図3で示す状態から更にピストン部材19が第2の油室である圧油室12bの領域を狭める方向に移動すると、図4で示すように、ホールドオープン開始弁41は図4における紙面右方向に移動する。このとき、ホールドオープン開始弁41での貫通した空洞内での作動油の流通は不能となるが、DA流路43への作動油の流通は許可されているので、第2の油室である圧油室12b内の作動油の内圧が高まることはない。そして、第2の油室である圧油室12b内の作動油は、ホールドオープン開始弁41の弁体の隙間から図3および図4における紙面上方の接続流路45を介して1速流路42へと流れ、第1の油室である作動油室12aへの作動油の流通が実行されることとなる。したがって、図3から図4の状態に移行する間で、第2の油室である圧油室12b内の作動油は、1速流路42を経由して第1の油室である作動油室12aへと流通するので、不図示の扉は、扉の閉じ際に高速に変速する1速区間によって閉扉動作を行うこととなる。つまり、第一の動作例を行うフロアヒンジ10は、一定区間ゆっくりと閉扉動作を行わせるDA区間の実行が確実に停止された後、扉の閉じ際に高速に変速する1速区間が実行を開始されることになるので、DA区間と1速区間とが明確に切り替えられ、1速区間において本来調整した速度通りに扉が閉まるようにしたフロアヒンジ10が提供可能となっている。なお、このとき、埋栓部材13に設けられたホールドオープン解除弁44やDA油漏れ防止弁46は、動作することがない。
図4で示す1速区間が実行されている状態から、図5で示す扉の全閉状態に至るまでの間において、フロアヒンジ10では、第2の油室である圧油室12bから1速流路42を経由して第1の油室である作動油室12aへの作動油の流通のみが許可されているので、扉の閉じ際に高速に変速する1速区間が確実に実行されることとなる。そして、図5で示す状態に移行することで、不図示の扉は全閉状態となる。
以上、図2〜図5を用いて本実施形態に係るフロアヒンジ10が行う第一の動作例について説明した。次に、図6〜図9を用いて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の別の動作例についての説明を行う。
[第二の動作例]
図6〜図9を用いて、本実施形態に係るフロアヒンジ10の第二の動作例を説明する。ここで、図6〜図9は、本実施形態に係るフロアヒンジの1速流路開閉弁42aが全開状態である一方で、DA流路開閉弁43aが全閉状態である場合のフロアヒンジの動作説明を行うための図であり、特に、図6は扉が全開状態のときのフロアヒンジを示しており、図7は扉が閉扉動作を行ってウレタンゴム22とホールドオープン開始弁41との接触が開始された状態のときのフロアヒンジを示しており、図8は図7の状態から更に扉の閉扉動作が進んだ状態のときのフロアヒンジを示しており、図9は扉が全閉状態となったときのフロアヒンジを示している。
第二の動作例の場合、不図示の扉を全開状態にして操作者が扉から手を離すと、扉は全開状態を維持して停止することとなる。かかる扉の停止状態は、DA流路開閉弁43aが全閉状態となっていることから実現する状態である。すなわち、図6で示す状態のフロアヒンジ10では、第2の油室である圧油室12bからホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞内を経由して、DA流路43への作動油の流通が許可されているが、DA流路43に設置されたDA流路開閉弁43aが全閉状態となっていることから、第2の油室である圧油室12b内の作動油は、第一の油室である作動油室12aに移動できないようになっている。これにより、扉の全開状態が保持されることとなる。
図6で示す扉の全開状態が保持されたフロアヒンジ10の状態から、操作者が不図示の扉に対して閉扉方向の閉鎖力を加えると、ピストン部材19が第2の油室である圧油室12bを狭める方向に移動するので、圧油室12b内の作動油の内圧が上昇する。この圧油室12b内の作動油の内圧上昇が一定の圧力まで達すると、当該圧力がホールドオープン解除弁44に作用して弁体を移動させ、第2の油室である圧油室12bから1速流路42に対する作動油の流通の許可が行われる。この瞬間から、1速区間が実行されることになる。つまり、第二の動作例を行うフロアヒンジ10は、扉の全開状態が保持された状態から閉扉動作を行わせると、1速区間が実行を開始されることになる。
不図示の扉の1速区間による閉扉動作が進んで本実施形態に係るフロアヒンジ10が図7で示す状態になると、ウレタンゴム22がホールドオープン開始弁41と接触するので、ウレタンゴム22の弾性力の作用によって、ホールドオープン開始弁41が有する貫通した空洞はウレタンゴム22によって確実に閉鎖される。ウレタンゴム22とホールドオープン開始弁41との接触が開始された図7で示す状態から更にピストン部材19が第2の油室である圧油室12bの領域を狭める方向に移動すると、図8で示すように、ホールドオープン開始弁41は図8における紙面右方向に移動してDA流路43内での作動油の内圧を上昇させることとなる。
DA流路43ではDA流路開閉弁43aが全閉状態となっていることから、DA流路43内での作動油の内圧上昇が継続され、この内圧上昇が一定の圧力まで達すると、当該圧力がDA油漏れ防止弁46に作用して弁体を移動させ、DA流路43から接続流路45を介して1速流路42に対する作動油の流通の許可が行われる。なお、DA油漏れ防止弁46が設置されていない場合には、DA流路43内での作動油の内圧上昇によって埋栓部材13から作動油が漏れてしまうなどの不具合発生が予想されるが、本実施形態では、DA油漏れ防止弁46の設置によって作動油漏れなどの不具合発生を確実に防止することが可能となっている。
図8で示すDA油漏れ防止弁46の作動状態から、図9で示す扉の全閉状態に至るまでの間において、フロアヒンジ10では、第2の油室である圧油室12bから1速流路42を経由して第1の油室である作動油室12aへの作動油の流通のみが許可されているので、1速区間の実行が継続されることとなる。そして、図9で示す状態に移行することで、不図示の扉は全閉状態となる。なお、図9で示す状態のとき、DA油漏れ防止弁46は作動油からの圧力付与が解除され、弁体を閉じた初期状態に復帰することとなる。
以上説明した第二の動作例の場合、不図示の扉を全開状態にして操作者が扉から手を離すと、扉は全開状態を維持して停止することとなり、そのような全開状態の扉に閉扉力を加えると、1速区間での閉扉動作が実行されるものであった。このように、本実施形態に係るフロアヒンジ10は、第一の動作例や第二の動作例のように、様々な動作を実行可能なフロアヒンジとなっている。そして、本実施形態に係るフロアヒンジ10は、第一の動作例で示したように、DA区間から1速区間に切り替わった瞬間から、DA区間から作動油が流出しないように構成することで、DA区間と1速区間とが明確に切り替えられ、1速区間において本来調整した速度通りに扉が閉まるように構成されている。また、本実施形態に係るフロアヒンジ10は、第二の動作例で示したように、作動油漏れなどの不具合が発生しない構成となっている。この第二の動作例を実行した場合のフロアヒンジ10についても、作動油漏れなどの不具合が発生しないので、1速区間において本来調整した速度通りに扉が閉まるようにしたフロアヒンジを提供することが可能となっている。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 フロアヒンジ、11 ヒンジケース、12 油室、12a 作動油室、12b 圧油室、13 埋栓部材、14 回転軸、15 カム部材、16 カムフォロワ、17 スライドプレート、18 ロッド部材、19 ピストン部材、20 逆止弁、21 強制閉鎖弁、22 ウレタンゴム、31 メインスプリング、32 インナースプリング、41 ホールドオープン開始弁、42 1速流路、42a 1速流路開閉弁、43 DA流路、43a DA流路開閉弁、44 ホールドオープン解除弁、45 接続流路、46 DA油漏れ防止弁。

Claims (2)

  1. 作動油が充填される油室を備えるヒンジケースと、
    前記ヒンジケースの一端側に配置されるとともに扉と連結されて該扉の開閉動作に伴って回転する回転軸と、
    前記回転軸に固定設置される非円形形状をしたカム部材と、
    前記カム部材の外周面と摺接可能に配置されるカムフォロワを備えることで該カム部材の回転運動に伴って前記ヒンジケース内を往復移動するスライドプレートと、
    前記スライドプレートに接続するロッド部材と、
    前記ロッド部材における前記スライドプレート接続側とは逆側の端部に設置され、前記油室を第1の油室と第2の油室に2分割するとともに前記油室内で往復移動自在に設置されるピストン部材と、
    前記ピストン部材に対して常時一定方向の付勢力を及ぼす弾性部材と、
    前記ピストン部材の往復移動に伴う前記第1の油室および前記第2の油室間での作動油の移動油量を調整することによって前記ピストン部材の移動速度を制御し、もって前記扉の開扉速度又は閉扉速度を制御する制御機構部と、
    を備えるフロアヒンジであって、
    前記制御機構部は、
    前記第2の油室と前記第1の油室をつないで前記第2の油室から前記第1の油室への作動油の流通を行う1速流路およびDA流路と、
    前記ピストン部材と接離可能に設けられるとともに、前記第2の油室から前記1速流路と前記DA流路への作動油の流通を制御するホールドオープン開始弁と、
    前記第2の油室と前記1速流路との間に設けられることで前記第2の油室から前記1速流路に対する作動油の流通の許可又は停止を行うホールドオープン解除弁と、
    前記DA流路と前記1速流路とを接続する接続流路中に設けられ、常には前記接続流路における作動油の流通を停止し、前記DA流路内の作動油の内圧が所定以上に高くなったときには前記DA流路から前記接続流路を介して前記1速流路に対する作動油の流通を許可するDA油漏れ防止弁と、
    を備えることを特徴とするフロアヒンジ。
  2. 請求項1に記載のフロアヒンジにおいて、
    前記ピストン部材における前記ホールドオープン開始弁との接触箇所に、流路閉鎖用弾性部材が配置されていることを特徴とするフロアヒンジ。
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