JP2019084224A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
Description
チップが搭載された基板などが基板ボックスに収容されたものがある(例えば、特許文献
1参照)。また、基板ボックス内には、設定値などの情報を表示する表示部が設けられて
いる。
、遊技機の内部に設けられた表示部の表示内容が、例えば不正にこっそり見られるような
場合にも、その防止が難しかった。
そり視認し難くすることができる遊技機を提供することである。
、
開閉可能な前面ドア(例えば、前面扉1b等)が取り付けられた本体部(例えば、筐体
1a等)と、
前記本体部の内部で所定情報(例えば、設定値等)を表示する表示部(例えば、セグメ
ント表示装置8における表示部8A等)と、
前記所定情報の視認を阻害可能な阻害部(例えば、蓋部材50における没入部53の底
板部53A及び右側板部53C等)と、を有し、
前記表示部に表示される前記所定情報は、前記前面ドアの開放幅が所定幅であるときに
、前記前面ドアの開放幅が前記所定幅より広い特定幅であるときよりも視認し難くなるよ
うに前記阻害部によって視認が阻害される(例えば、セグメント表示装置8の表示部8A
は、前面扉1bの開放幅が第2開放幅であるときに、前面扉1bの開放幅が第1開放幅で
あるときよりも視認し難くなるように没入部53の底板部53A、右側板部53C、さら
に蓋部51によって視認が阻害される等)ことを特徴とする。
そり視認し難くすることができる。
記所定幅であるときに前記所定情報を覗き込める所定位置と前記表示部とを結ぶ直線上に
設けられる(例えば、視点Bとセグメント表示装置8を結ぶ直線上には、蓋部材50にお
ける没入部53の底板部53A及び右側板部53Cが介在される等)ことにより、前記所
定情報の視認を阻害する(没入部53の底板部53A、右側板部53Cにより、視点Bか
らセグメント表示装置8の表示部8Aの視認を阻害する等)ようにしてもよい。
時の視認性が担保される。
る操作が行われる操作部(例えば、設定キースイッチ7及びリセットスイッチ9等)と、
を被覆する被覆部(例えば、蓋部材50等)を有し、
前記阻害部は前記被覆部に設けられている(例えば、蓋部材50に没入部53が設けら
れている等)ようにしてもよい。
る確認が必要な時の視認性が担保される。
(例えば、基板ボックス100等)に収容された基板(例えば、設定基板3等)に設けら
れており、
前記阻害部は前記基板ボックスに設けられている(例えば、基板ボックス100におけ
る蓋部材50に没入部が設けられている等)ようにしてもよい。
がないようにできる。
ックス100における蓋部材50の蓋部51等)から前記表示部に向いた壁部(例えば、
基板ボックス100の蓋部材50における蓋部51から奥方に凹む没入部53の底板部5
3A及び右側板部53C等)により構成されているようにしてもよい。
いようにできる。
、以下の実施形態において、各図面の比率等については、実際の比率等と異なることがあ
る。図1は、スロットマシンの前扉を開放した状態の斜視図、図2は、スロットマシンの
前扉を開放した状態の正面図、図3は、スロットマシンの側面図である。なお、以下の実
施形態において、「上」「下」「左」「右」「奥」「手前」の各方向について、基板ボッ
クス100がスロットマシン1の筐体1aに取り付けられた状態に基づいて説明する。図
中のX方向が左右方向、Y方向が上下方向、Z方向が前後方向を意味する。また、各図面
の寸法等については、実際の寸法等と異なることがある。
aの側端に回動自在に枢支された前面扉1bとから構成されている。前面扉1bは、筐体
1aに対して回動することによって、筐体1aの開口された前面側を開閉することができ
、筐体1aを開放したり閉鎖したりする。
2L、102C、102Rが水平方向に並設されたリール装置102を備えている。これ
らリール102L、102C、102Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄が前
面扉1bに設けられた透視窓103から見えるように配置されている。
口、さらには、MAXBETスイッチ、精算スイッチ等が設けられている。また、前面扉
1bの内側には、リセットスイッチ、打止スイッチ、自動精算スイッチ等が設けられてい
る。筐体1aの内部には、前述したリール102L、102C、102Rのほか、メダル
を貯留するホッパータンク及びホッパーモータを備えるホッパーユニット110や電源ボ
ックス120が設けられている。さらに、図1〜図3に示すように、筐体1aの内側上方
には、基板ボックス100が設けられている。図2に示すように、基板ボックス100は
、リール102L、102C、102Rよりも上方位置に設けられている。また、図3に
示すように、基板ボックス100は、筐体1aにおける奥板に固定されて取り付けられて
いる。基板ボックス100は、前面扉1bを開放した状態で店員等が筐体1aの正面側に
おける基板ボックス100と同じ高さ位置に視点を置いて見たときに、店員等の視点と基
板ボックス100の間に介在物がない位置に配置されている。また、基板ボックス100
は、前面扉1bを閉鎖したときには、筐体1aの外側からは、筐体1aまたは前面扉1b
に視線を妨げられて視認できないようにされている。
る。基板ボックス100は、例えば、その裏面側がスロットマシン1における筐体の奥板
に固定されて取り付けられる。図4〜6に示すように、基板ボックス100は、取付ベー
ス10と、基板ケース20と、基板カバー30とを備えている。基板ボックス100は、
例えば、取付ベース10がスロットマシン1における筐体の奥板に固定されてスロットマ
シン1に取り付けられている。基板ボックス100における取付ベース10は、図5及び
図6に示すように、概略的な形状が横長の矩形をなす底板11を備えている。底板11は
、矩形部分からその一部が適宜側方に飛び出す形状をなしている。底板11の手前側の面
には、上板部12、下板部13、左側板部14、及び右側板部15が設けられている。上
板部12、下板部13、左側板部14、及び右側板部15は、底板11の外縁に沿って立
設されており、底板11の手前側を囲っている。下板部13の幅方向略中央における底板
11の反対側の縁には、切欠部16が形成されている。この切欠部16には、例えば、主
基板2に接続される配線等が通過する。
い態様としてもよい。また、取付ベース10、基板ケース20、及び基板カバー30は、
横長の矩形とされているが、他の形状でもよく、略正方形上でもよいし、一部に曲線部が
形成されているものでもよい。また、取付ベース10における底板の周辺が上板部12、
下板部13、左側板部14、及び右側板部15で囲まれているが、囲まれていなくてもよ
い。
板ケース20は、取付ベース10の底板11上に載置される載置板21を備えている。載
置板21の上縁及び下縁には、それぞれ上係合片22及び下係合片23が立設されている
。上係合片22と下係合片23の奥側から手前方向への高さは、取付ベース10の上板部
12及び下板部13の高さよりも低くされている。また、上係合片22と下係合片23の
高さは、取付ベース10の上板部12及び下板部13における切欠部16の高さよりも低
くされている。このため、上下方向に取付ベース10を見た際には、基板ケース20の上
係合片22及び下係合片23は、取付ベース10の上板部12及び下板部13に隠されて
視認できない状態になっている。
み出すようにしてもよい。また、上係合片22と下係合片23の高さが、取付ベース10
の上板部12及び下板部13の高さよりも低くされていることにより、不正用の器具など
の侵入を抑制している。上係合片22と下係合片23の高さが、取付ベース10の上板部
12及び下板部13の高さと同じか高くてもよい。
4,24…がそれぞれ設けられている。係合溝24は、略L字形状に切り込まれて形成さ
れており、手前側から奥側に延びる切欠きと左側から右側に延びる切欠きによって形成さ
れている。このうち、手前側から奥側に延びる切欠きは、左側から右側に延びる切欠きよ
りも短くされている。また、手前側から奥側に延びる切欠きと左側から右側に延びる切欠
きの接続部分における角部分は、面取りされた面取り部とされている。
られており、下係合片23の内側(上側)には、下側位置決め片26(図8(B)参照)
が設けられている。上係合片22と上側位置決め片25、及び下係合片23と下側位置決
め片26とは、いずれも略平行に配置されている。
の間には、いずれも隙間が形成されている。この隙間は形成されておらず、上係合片22
と上側位置決め片25、下係合片23と下側位置決め片26が密着していてもよい。上側
位置決め片25及び下側位置決め片26の奥側から手前方向への高さは、同じ高さとされ
ている。この上側位置決め片25及び下側位置決め片26の高さは、上係合片22と下係
合片23の高さよりも低くされている。上側位置決め片25及び下側位置決め片26の奥
側から手前方向への高さ位置は、係合溝24の下辺よりも低い位置とされている。
板3は、基板ケース20における上側位置決め片25及び下側位置決め片26の上に載置
されている。このため、主基板2及び設定基板3と基板ケース20の載置板21との間に
は、基板下空間が形成されている。主基板2は、基板ケース20内における左右中心線よ
りも左寄りの位置に配置されており、設定基板3は、基板ケース20内における左右中心
線よりも右寄りの位置に配置されている。このため、主基板2の左端部は、筐体1aの左
側板の近傍位置に配置されており、設定基板3は、筐体1aにおける右側板の近傍位置に
配置されている。
ており、基板ケース20の載置板21における左側部分に載置されている。主基板2の表
面における右側端部には、主基板2の左端辺に沿って主基板2の上辺から下辺まで延在す
る右側溝部2Aが設けられている。主基板2の右端側における上下方向略中央よりもやや
高い位置には、図示しない主基板側コネクタが搭載されている。
端辺に沿って主基板2の右辺から左辺まで延在する上側溝部2B及び下側溝部2Cが設け
られている。上側溝部2B及び下側溝部2Cの上下方向の幅は、基板ケース20における
上側位置決め片25及び下側位置決め片26の厚さと略同一である。また、主基板2にお
ける下側には、コネクタ類が設けられるコネクタ類搭載領域2Dが設けられている。
、遊技の制御を司り、遊技の進行における主要な役割を果たしている。マイクロコンピュ
ータ4は、主基板2の左端部に搭載されている。主基板2には、マイクロコンピュータ4
以外の図示しない電子素子が複数搭載されている。
基板ケース20の載置板21における右側部分に載置されている。設定基板3の上下方向
の長さは、主基板2の上下方向の長さと略同一とされている。このため、主基板2と設定
基板3を並べた際に、主基板2の上辺と設定基板3の上辺、及び主基板2の下辺と設定基
板3の下辺とは連続するようになる。また、設定基板3の厚さは、主基板2の厚さと略同
一である。設定基板3の左右方向の幅は、主基板2の左右方向の幅よりも狭くされており
、具体的には、設定基板3の左右方向の幅は、主基板2の左右方向の幅の約1/7とされ
ている。
Aが形成されている。左側溝部3Aは、設定基板3の右端辺に沿って設定基板3の上辺か
ら下辺まで延在している。設定基板3の左側溝部3Aの深さは、主基板2の右側溝部2A
の深さと略同一である。また、設定基板3の右端側における上下方向略中央よりもやや高
い位置には、設定基板側コネクタ6が搭載されている。設定基板側コネクタ6は、主基板
側コネクタと接続可能とされている。
装置8、及びリセットスイッチ9が搭載されている。設定キースイッチ7、セグメント表
示装置8、及びリセットスイッチ9は、設定基板3に設けられていることから、筐体1a
の内部における上方であって左右中心線よりも右寄りに配置され、右側板の近傍位置に配
置されている。
である。設定キースイッチ7は、図7及び図8に示すように、円筒形状をなすシリンダ部
7Aと、シリンダ部7Aの表面に形成されたキー挿入孔7Bとを備えている。また、シリ
ンダ部7Aは、シリンダ搭載台7Cに搭載されている。シリンダ部7A及びシリンダ搭載
台7Cは、いずれも奥側から手前側に延びるように設けられている。
れている。設定キーは、例えば、スロットマシンが設置される遊技場における責任者など
が所持する。キー挿入孔7Bに挿入された設定キーを回転させることにより、スロットマ
シンにおける設定変更及び設定確認を行うことができる。
ト表示装置8は、台座部と、台座部の手前側に設けられた8つの点灯素子を備える表示部
8A(図10参照)を備えている。台座部は、奥側から手前側に延びるように設けられて
おり、奥側から手前側までの台座部の高さは、設定キースイッチ7におけるシリンダ部7
A及びシリンダ搭載台7Cの高さよりも低くされている。
ランプによって「8」の文字を形成し、残りの1つのランプによってドット(「.」)を
形成している。この7セグメントによって、例えば「0」〜「9」までの文字やアルファ
ベットの文字などを表示することができる。なお、表示部8Aは、7セグメントの表示装
置以外の表示装置でもく、例えば液晶表示装置でもよい。また、7セグメントの表示装置
の場合でも、ドット(「.」)が設けられないようにしてもよい。
定値が表示される。設定値は、適宜のタイミングでセグメント表示装置8に表示される。
例えば、設定変更作業時などに設定キースイッチ7によって設定変更状態または設定確認
状態に切り替えられたときにセグメント表示装置8の表示部8Aに設定値が表示されるよ
うにしてもよいし、設定表示スイッチを別途設けておき、この設定表示スイッチを操作す
ることによってセグメント表示装置8の表示部8Aに設定値が表示されるようにしてもよ
い。
ットスイッチとして機能し、設定変更状態においては払出率(出玉率)の設定値を変更す
るための設定スイッチとして機能するスイッチである。リセットスイッチ9は、セグメン
ト表示装置8の下側位置に設けられている。リセットスイッチ9は、ボタン搭載部9Aと
、ボタン9Bとを備えている。ボタン搭載部9Aは、ボタン9Bを搭載する台座である。
ボタン搭載部9Aは、奥側から手前側に延びるように設けられており、ボタン搭載部9A
における奥側から手前側までの高さは、セグメント表示装置8における台座部の高さより
も低くされている。ボタン9Bは、略円筒形状をなしている。
る。例えば、エラー状態のときには、アルファベットの「E」の文字がセグメント表示装
置8の表示部8Aに表示され、打止状態のときには、アルファベットの「S」の文字がセ
グメント表示装置8の表示部8Aに表示される。また、設定変更状態においては払出率(
出玉率)の設定値を変更するときや設定確認状態のときには、設定値が表示される。
30Aが形成され、隔壁40の右側に設定基板収容部30Bが形成されている。基板カバ
ー30における主基板収容部30Aには、天板31が設けられている。天板31は、主基
板2におけるコネクタ類搭載領域2Dを除いた部分よりやや小さい略同一の略矩形をなし
ている。天板31の奥側の面には、上外枠片32、下外枠片33、及び左外枠片34が設
けられている。上外枠片32、下外枠片33、左外枠片34、及び隔壁40は、天板31
の外縁に沿って下方を向いて突設されており、天板31の奥側を囲っている。
側を向いて開口する断面略コ字形状をなし、上外枠片32に対して略平行に配置されてい
る。上係合部35Aの外面(上面)は、取付ベース10の上板部12に近接して配置され
ている。
側を向いて開口する断面略コ字形状をなし、下外枠片33に対して略平行に配置されてい
る。下係合部35Bの外面(下面)は、取付ベース10の下板部13に近接して配置され
ている。
る。また、下係合部35Bにおける開口部には、基板ケース20の下係合片23が挟み込
まれている。上係合部35A及び下係合部35Bの開口部には、複数の係合突起36が設
けられている。係合突起36は、基板ケース20の上係合片22及び下係合片23にそれ
ぞれ設けられた係合溝24に対応する位置に設けられている。これらの係合突起36には
、それぞれ係合溝24が係合されている。
ている。下係合部35Bの内側(上側)には、下挟込部37Bが設けられている。上挟込
部37Aは、基板ケース20の上側位置決め片25との間で主基板2の上側溝部2Bを挟
み込んで保持しており、下挟込部37Bは、基板ケース20の下側位置決め片26との間
で主基板2の下側溝部2Cの下側端部を挟み込んで保持している。こうして、主基板2は
、基板ケース20及び基板カバー30によって位置決めされて保持されている。
置に設けられている。図8(A)に示すように、隔壁40の奥側端部は、主基板2の右側
溝部2A及び左側溝部3Aに入り込んでいる。このため、隔壁40の奥側端部と主基板2
及び設定基板3の表面とは、接触しないようにされている。この隔壁40によって、基板
ボックス100内おいて、主基板2が設けられる領域と設定基板3が設けられる領域が仕
切られている。なお、隔壁40と主基板2及び設定基板3の表面が接触するようにしても
よい。また、隔壁40は、主基板2の右側端部に近い側に配置されており、マイクロコン
ピュータ4は、主基板2の左側端部に近い位置に配置されている。こうして、マイクロコ
ンピュータ4は、隔壁40から離れて配置されている。
0Aが設けられている。この切欠部40Aを介して、設定基板3における設定基板側コネ
クタ6が主基板収容部30A側に突出し、主基板2に設けられた主基板側コネクタに接続
されている。切欠部40Aが設けられていることにより、設定基板側コネクタ6を主基板
側コネクタに対して容易に接続することができる。また、設定基板3に搭載された設定キ
ースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9は、設定基板3に設けら
れた配線、主基板に設けられた配線、及びこれらの配線を接続する設定基板側コネクタ6
及び主基板側コネクタを介してマイクロコンピュータ4に接続されている。
板部41は、板状の上段部42と板状の下段部43を備えており、全体として平面視した
形状が設定基板3と略同一形状とされている。天板部41の奥側の面には、上外枠片44
、下外枠片45、及び右外枠片46が設けられている。上外枠片44、下外枠片45、及
び右外枠片46は、天板部41の外縁に沿って下方を向いて突設されており、天板部41
の奥側を囲っている。
なっており、上段部42と下段部43の間には段差が設けられている。上段部42は、設
定キースイッチ7の手前側に配置され、下段部43は、セグメント表示装置8及びリセッ
トスイッチ9の手前側に配置されている。
れている。設定キー取付部47は、設定キースイッチ7に対応する位置に設けられており
、設定キー取付部47には、図8(B)にも示すように、上段開口部47Aが設けられて
いる。上段開口部47Aは、設定キースイッチ7を操作するための開口部である。設定キ
ースイッチ7は、上段開口部47Aを臨んで設けられている。このため、基板カバー30
の外側から設定キーを設定キースイッチ7のキー挿入孔7Bに挿入可能とされている。
基板3から上段開口部47Aまでの距離は、設定キースイッチ7のシリンダ部7A及びシ
リンダ搭載台7Cの奥側から手前方向への高さと略同一とされている。このため、円筒状
の設定キースイッチ7におけるシリンダ部7Aは、上段開口部47Aの近傍まで延在し、
設定キースイッチ7のキー挿入孔7Bは、上段開口部47Aに近接した位置に配置されて
いる。
付部48は、下段部43におけるリセットスイッチ9に対応する位置に設けられている。
リセットスイッチ取付部48は、リセットスイッチを操作するための開口部である。リセ
ットスイッチ9は、リセットスイッチ取付部48を臨んで設けられている。このため、基
板カバー30の外側から遊技店の店員(責任者)などがリセットスイッチ9を操作可能と
されている。リセットスイッチ取付部48の前端には前端開口48Aが設けられ、奥端に
は奥端開口48Bが設けられている。
Aの面積は、奥端開口48Bの面積よりも大きくなっている。前端開口48Aと奥端開口
48Bとの間には、前端開口48Aと奥端開口48Bを繋ぐ側壁部48Cが形成されてい
る。側壁部48Cは、すり鉢状をなしており、角のないなめらかな曲面状をなしている。
イッチ9におけるボタン搭載部9Aの奥側から手前方向への高さと略同一とされている。
また、リセットスイッチ9に設けられた円筒形状のボタン9Bの径は、奥端開口48Bの
径よりやや小さくされている。このため、リセットスイッチ9のボタン9Bは、奥端開口
48Bを通って、奥端開口48Bよりも手前側に張り出している。前端開口48Aの径は
、例えば19mmとされている。
におけるリセットスイッチ取付部48が設けられた位置の上方部分が位置している。セグ
メント表示装置8の奥側から手前方向への高さは、設定基板3と下段部43の裏面までの
距離よりやや短くされている。このため、セグメント表示装置8における表示部8Aは、
下段部43に近接した位置に配置されている。
板カバー30を介して、基板カバー30の外側から内側を視認可能とされている。このた
め、基板カバー30の外側から、基板カバー30の内側に配置された主基板2、設定基板
3、設定キースイッチ7、及びセグメント表示装置8等が視認可能とされている。このた
め、基板カバー30内で不正行為が実行されている際に、その不正行為を基板カバー30
の外側から見つけやすくなっている。また、隔壁40も光透過性部材で形成されているた
め、基板カバー30内の視認性をさらに良好なものにしている。なお、基板カバー30は
光透過性材料で形成されているが、取付ベース10及び基板ケース20については、光非
透過性材料で形成されている。
0は、光透過性材料で形成されており、透明となっている。蓋部材50は、蓋部51を備
えている。蓋部51における左端部の上下位置には、図5及び図8(A)に示すように、
基板カバー30に設けられた回転支持用の突起部49Aに嵌め込まれる孔部55が設けら
れている。蓋部材50は、突起部49Aが嵌め込まれた孔部55を繋ぐ回転軸周りに回転
することによって開閉可能とされている。蓋部材50が閉鎖された状態では、蓋部材50
は、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口4
8A及び奥端開口48Bを被覆している。また、蓋部材50が開放されると、設定キー取
付部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開
口48Bの被覆状態が解放されて、設定キースイッチ7に設定キーを挿入可能となるとと
もに、リセットスイッチ9の操作が可能となる。
没入部53は、セグメント表示装置8及びリセットスイッチ9の前方に設けられており、
没入部53は、天板部41における上段部42よりも奥方であり、下段部43よりも手前
位置まで延在している。
4が設けられている。遊技店の店員等は、蓋部材50を開閉する際などにこの摘み部54
を摘むことができる。また、蓋部51の右側端部には、図5及び図8(B)に示すように
、基板カバー30に設けられた嵌合突起49Bに嵌合する嵌合孔56が形成されている。
蓋部材50が閉じているときには、嵌合孔56に嵌合突起49Bが嵌りこみ、蓋部材50
が閉じた状態を維持している。また、嵌合突起は半球状であり、摘み部54を所持して蓋
部材50を開放させることにより、嵌合状態から容易に解放されるようになっている。
は、左側板部53B、右側板部53C、上側板部53D、及び下側板部53Eが設けられ
ている。底板部53Aの奥方にセグメント表示装置8が配置されている。また、図9には
示さないが、底板部53Aの奥方にリセットスイッチ9が設けられている。
、セグメント表示装置8と同じ高さ位置における筐体1aの右側板ぎりぎりを視線が通る
位置に視点を置いたときに、視点とセグメント表示装置8との間には、没入部53の底板
部53A及び右側板部53Cが介在される。筐体1aの外側からセグメント表示装置8を
見るにあたって、筐体1aの真正面に視点を置いたときには、視点とセグメント表示装置
8との間には、没入部53の底板部53Aが介在される。
玉率)を調整する事項であり、スロットマシン1を設置する遊技店及び遊技者にとって重
要な事項である。このため、例えば不正を働こうとする者が、例えば、設定基板3等に不
正を働いて設定変更状態あるいは設定確認状態にしてセグメント表示装置8に設定値を表
示させ、表示された設定値を覗くという事態が想定される。
外側(筐体1aの外側)から視認するためには、前面扉1bを開放することとなる。不正
を働こうとする者は、通常、遊技店の目の届かないところで不正行為を実行するので、前
面扉1bを開放するとしても、大きく開放するのは難しく、小さく開放する程度にとどめ
られることも多い。
時との前面扉1bの回転角度の差が約90°とされた特定幅を第1開放幅とし、前面扉1
bの開放幅が小さく、例えば閉鎖時と開放時との前面扉1bの回転角度の差が約5から2
0°のいずれかの角度、例えば10°とされた所定幅を第2開放幅とする。このとき、前
面扉1bの開放幅を第1開放幅で開放して筐体1aの外側からセグメント表示装置8を視
認しようとすると、図10に示すように、視点Aからセグメント表示装置8を視認しよう
としても、視点Aとセグメント表示装置8との結ぶ直線上に前面扉1bが介在されない。
このため、視点Aからセグメント表示装置8を視認する際には、図11に示すように、視
点Aとセグメント表示装置8の間には、蓋部材50における没入部53の底板部53Aの
みが介在されているが、底板部53Aと右側板部53Cとが設けられてはいない。いわば
、視点Aとセグメント表示装置8の表示部8Aとを結ぶ直線上には、阻害部が設けられて
いない。底板部53Aは、透明の部材で構成されているので、外側から内側を視認するこ
とができる。したがって、前面扉1bを第1開放幅で開放したときには、視点Aからは、
セグメント表示装置8の表示部8Aを容易に視認することができる。
視認しようとすると、図10に示すように、視点Aからセグメント表示装置8を視認しよ
うとしたときには、視点Aとセグメント表示装置8との間に前面扉1bが介在されてしま
う。このため、セグメント表示装置8との間に前面扉1bを介在させないようにするため
には、視点Bからセグメント表示装置8を視認することになる。視点Bからセグメント表
示装置8を視認する際には、図11に示すように、視点Bとセグメント表示装置8を結ぶ
直線上には、蓋部材50における没入部53の底板部53A及び右側板部53Cといった
阻害部が介在されており、視点Aとセグメント表示装置8とを結ぶ直線上には、阻害部が
設けられている。さらに、視点Bとセグメント表示装置8を結ぶ直線上には、蓋部51も
介在される。したがって、前面扉1bを第2開放幅で開放したときには、視点Bからは、
セグメント表示装置8の表示部8Aの視認が困難となる。よって、セグメント表示装置8
の表示部8Aは、前面扉1bの開放幅が第2開放幅であるときに、前面扉1bの開放幅が
第1開放幅であるときよりも視認し難くなるように没入部53の底板部53A、右側板部
53C、さらに蓋部51によって視認が阻害される。
透過率は100%ではないので、底板部53Aを介在させる場合よりもセグメント表示装
置8を見にくくなる。さらに、底板部53Aと右側板部53Cの向きが異なるので、光の
屈折などが生じることから、底板部53A及び右側板部53Cを介して視点Bからセグメ
ント表示装置8を視認する際には、セグメント表示装置8を非常に見にくくなる。このた
め、不正を働こうとする者が、前面扉1bの開放幅を第2開放幅として開放したときには
、セグメント表示装置8に表示された設定値を覗こうとしても、視点Bからは、セグメン
ト表示装置8を視認することが難しくなる。したがって、スロットマシン1の内部に設け
られたセグメント表示装置8の表示部8Aに表示する表示内容をこっそり視認し難くする
ことができる。
板部53Cは、前面扉1bの開放幅を第2開放幅としたときに覗き込める視点Bからセグ
メント表示装置8を覗く方向からセグメント表示装置8の表示部8Aに表示された設定値
を認識することが困難となるようにセグメント表示装置8の表示部8Aの視認を阻害する
。また、前面扉1bの開放幅を第1開放幅としたときに覗き込める視点Aからセグメント
表示装置8を覗く方向からセグメント表示装置8の表示部8Aに表示された設定値を認識
させることを妨げないようにしている。このため、前面扉1bの開放幅を第1開放幅とし
たときには、セグメント表示装置8の表示部8Aに表示された設定値を視点Aから覗くこ
とができるので、店員等による確認が必要な時の視認性を担保することができる。
及びセグメント表示装置8の表示部8Aに関する操作が行われる設定キースイッチ7やリ
セットスイッチ9を被覆する蓋部材50が設けられており、蓋部材50に没入部53が形
成されている。このため、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9を操作するために蓋
部材50を開放することによってセグメント表示装置8の表示部8Aを視認できる。した
がって、設定変更作業などの係員等による確認が必要なときの視認性を担保することがで
きる。なお、蓋部材50は、設定キースイッチ7及びリセットスイッチ9を被覆している
が、これらの一方のみを被覆していてもよい。
は、基板ボックス100に収容された設定基板3に設けられており、基板ボックス100
に蓋部材50が形成されている。このため、セグメント表示装置8の表示部8Aの視認を
阻害するための部品として、蓋部材50を用いることができるので、新たな部品を取り付
ける必要がないようにできる。
50の蓋部51からセグメント表示装置8の表示部8Aに向けて形成された蓋部51から
奥方に凹む没入部53の底板部53A及び右側板部53Cによって視点Bから覗いたとき
のセグメント表示装置8の表示部8Aの視認が阻害される。このため、基板ボックス10
0の外郭(本実施形態の蓋部51)から外方に飛び出すような部分が生じないようにでき
る。
部材が搭載された主基板2及び、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9などの遊技店
の店員等が操作を行う部材が搭載された設定基板3が設けられている。そのため、例えば
、基板カバー30に開口を形成して設定キースイッチ7やリセットスイッチ9などを基板
カバー30から露出させておくと、設定基板3に設けられた設定キースイッチ7やリセッ
トスイッチ9などを操作しやすくなる。ところが、この基板カバー30に形成された開口
から不正用の器具などを侵入させることが考えられ、マイクロコンピュータ4などが不正
に操作される恐れがある。
によって主基板収容部30Aと設定基板収容部30Bに仕切られている。このため、設定
基板収容部30Bにおいては、設定キースイッチ7やリセットスイッチ9の操作容易とな
る一方、隔壁40が設けられていることから。主基板収容部30Aに対する不正な器具等
の侵入を抑制することができる。したがって、マイクロコンピュータ4への不正な接触を
防止することができる。
イッチ9は、主基板2とは異なる設定基板3に設けられており、設定基板3は、主基板2
が設けられる主基板収容部30Aとは異なる設定基板収容部30Bに設けられている。こ
のため、マイクロコンピュータ4が搭載された主基板2と同じ基板に直接操作部を接続さ
れていないようにできる。したがって、マイクロコンピュータ4への不正な接触をさらに
好適に防止することができる。
透明となっている。このため、設定基板収容部30Bから主基板収容部30Aへの収容部
内の視認性を妨げないようにすることができ、マイクロコンピュータ4への不正な接触を
さらに好適に防止することができる。また、隔壁40を含む基板カバー30は、全体とし
て光透過性材料で形成され、透明となっている。さらには、基板カバー30は、スロット
マシンには、基板ボックス100における取付ベース10側が取り付けられ、基板カバー
30側は露出しているが、この露出した基板カバー30が透明となっている。このため、
基板ボックス100の内部を全体的に視認しやすくなっているので、マイクロコンピュー
タ4への不正な接触をさらに好適に防止することができる。
41には、蓋部材50が取り付けられ、設定基板収容部30Bは、蓋部材50を閉鎖する
ことによって、蓋部材50は、設定キー取付部47の上段開口部47A、リセットスイッ
チ取付部48の前端開口48A及び奥端開口48Bを被覆している。このため、設定キー
スイッチ7やリセットスイッチ9の不正な操作を防止することができる。
コンピュータ4は、主基板2の右端部に設けられている。また、隔壁40は、主基板2の
左端部に設けられていることから、マイクロコンピュータ4は、隔壁40からは離れた位
置に配置されている。このため、設定基板収容部30Bにおける開口(リセットスイッチ
取付部48の前端開口48A及び奥端開口48B)を介して不正器具等が挿入された場合
でも、マイクロコンピュータ4まで距離が長くなるので、マイクロコンピュータ4への不
正な接触をさらに好適に防止することができる。
、前端開口48A及び奥端開口48Bを備えており、奥端開口48Bの径(幅)は、前端
開口48Aの径(幅)よりも小さく(狭く)されている。また、前端開口48Aと奥端開
口48Bとは、側壁部48Cによって接続されている。このため、遊技店の店員の指など
をリセットスイッチ取付部48に挿入しやすく、リセットスイッチ9の操作を容易にしな
がらも、リセットスイッチ取付部48からの不正器具等の侵入を抑制することができ、マ
イクロコンピュータ4への不正な接触を防止することができる。
Bは、いずれも略円形状に形成されている。このため、遊技店の店員等が指を挿入しよう
とする際に、どの方向から指を入れようとしても前端開口48Aや奥端開口48Bに指が
引っかかりにくくなる。したがって、いずれの方向からも同様にリセットスイッチ9を操
作することができる。前端開口48Aと奥端開口48Bは、いずれも円形状に形成されて
いてもよいし、一方が円形状、他方が略円形状であるなど、異なる形状であってもよい。
なお、略円形状とは、円形に近い形状であり、例えば、楕円形や長円などを含む形状であ
る。また、前端開口48Aと奥端開口48Bは、円形または略円形以外の形状であっても
よい。
B及び前端開口48Aの円形の場合にはそれぞれの径を比較して、径が狭いことによって
がばが狭い態様としている。また、例えば、奥端開口48Bと前端開口48Aの形状が異
なる場合には、例えば、奥端開口48Bのうちの最も広い幅が前端開口48Aのうちの最
も広い幅よりも狭くなるようにすればよい。
おける前端開口48Aと奥端開口48Bを繋ぐ側壁部48Cは、角部を含まず、曲面で形
成されている。このため、前端開口48Aと奥端開口48Bまで指などをスムーズに動か
すことができるので、リセットスイッチ9を容易に操作することができる。
ッチ9よりも奥側から手前方向への高さが高い(長さが長い)セグメント表示装置8が設
けられている。このように、リセットスイッチ9よりも奥側から手前方向への高さが高い
セグメント表示装置8が設定基板3に設けられていることにより、蓋部材50の没入部5
3によってセグメント表示装置8を被覆することで、蓋部材50の没入部53によってリ
セットスイッチ9を被覆することができる。したがって、複数の部品を好適に被覆するこ
とができる。
、「指の爪のはえぎわから指先端までの中間位置における指の幅」を「指定幅」としたと
き、男性の約90%が含まれる親指の指定幅である19mmとされている。このため、ほ
とんどの遊技店の店員が、リセットスイッチ取付部48に指などをスムーズに入り込ませ
ることができる。なお、前端開口48Aの幅は、約90%の男性の親指の指定幅を基準に
19mmに設定したが、他の数値に設定してもよい。例えば、約90%の男性の小指の指
定幅を基準に13mmとしてもよし、約90%の男性の人差し指の指定幅を基準に15m
mとしてもよい。また、約90%の女性の親指や人差し指の指定幅を基準に17mmや1
5mmなどとしてもよい。また、奥端開口48Bの幅がこれらの幅であり、前端開口48
Aの幅は、これらより広くてもよい。
考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなく特許請求の範囲によって示
され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図さ
れる。
側板部53Cは、透明であるが、透明でなくてもよい、例えば、光透過率を低減させるよ
うに、目隠しシールを貼り付けたり、有色に塗装したり、偏光レンズを設けたりしてもよ
いし、光を透過させないようにしてもよい。また、蓋部材50における蓋部51について
も同様に、光透過率を低減させ、あるいは光を透過させないようにしてもよい。
よって1桁の数字等が表示可能とされているが、1桁以外の数字等が表示可能とされてい
てもよい。例えば、セグメント表示装置8の表示部8Aには、2桁、3桁、または4桁以
上の数字等が表示可能とされていてもよい。さらに、これらの複数桁の数字等が表示可能
とされている例においては、視点Bからは、複数桁のうちの一部の桁が阻害部によって委
任が阻害されるようにしてもよい。なお、複数の桁の7セグメントに文字を表示する場合
には、「桁」ではなく、複数の文字列が表示されることになる。
例えば、いわゆる機械割(払出率)、有利区間の滞在割合、遊技機がパチンコ遊技機等で
ある場合における役比や連比、大当り遊技状態や確変遊技状態(高確率状態)、時短有利
状態(高ベース状態)の滞在率など、遊技の履歴に関する遊技履歴情報であってもよい。
遊技履歴情報は、遊技店の店員等は視認する必要がある反面、不正を働こうとする者には
視認できなくしたい情報である。このような情報に対して、セグメント表示装置8の表示
部8Aは、前面扉1bの開放幅が第2開放幅であるときに、前面扉1bの開放幅が第1開
放幅であるときよりも視認し難くなるように没入部53の底板部53A、右側板部53C
、さらに蓋部51によって視認が阻害される。したがって、遊技機の内部に設けられた表
示部に表示する表示内容をこっそり視認し難くすることができる。また、表示部8Aは、
セグメント表示装置8の表示部8A以外のものでもよい。例えば、液晶表示装置の表示部
でもよいし、ランプによる表示部でもよい。
中に払い出されたメダルの数の割合をいう。連比とは、払出遊技媒体数(払い出しメダル
数)のうち、連続する有利状態(有利区間)中に払い出されたメダルの数の割合をいう。
なお、遊技機はパチンコ遊技機であってもよく、その場合、役比とは、賞球合計数のうち
電動役物(電チュー、アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合である。また、連
比とは、賞球合計数のうち大入賞口(アタッカー)への入賞による賞球数が占める割合で
ある。
れているが、他の物で構成されていてもよい。例えば、リセットスイッチや設定キースイ
ッチなどが阻害部となってもよいし、基板に設けられるデバイス、例えばコンデンサ、抵
抗、トランジスタなどが阻害部となってもよい。
てもよい。あるいは、筐体1a内に設けられる小さなリール(いわゆるミニリール)、演
出用のリール等であってもよい。また、阻害部は、没入部53として基板ボックス100
から飛び出さないようにされているが、基板ボックス100から飛び出す突出部を阻害部
としてもよい。あるいは、基板ボックスの表面における平坦部であってもよい。この場合
、基板ボックスの平坦部に光透過部と光非透過部とを形成して、光非透過部を阻害部とし
てもよい。また、没入部や突出部に光透過部と光非透過部を設けて光非透過部を阻害部と
してもよい。
0を同じ高さ位置としているが、視点Aと視点Bを基板ボックス100と異なる高さ位置
としてもよい。例えば、視点Aと視点Bが基板ボックス100より高い位置に設定すると
きには、阻害部をセグメント表示装置8の右上方に配置するようにしてもよい。
7、セグメント表示装置8、及びリセットスイッチ9が設けられているが、他の装置が設
けられていてもよい。例えば、スロットマシンに発生したエラー状態を解除するためのエ
ラー解除スイッチ、又はエラーが解除された際に遊技の再開を承認するための確認スイッ
チなどが設けられていてもよい。このエラースイッチは、例えば、リセットスイッチ9が
取り付けられたリセットスイッチ取付部48に設けられていてもよい。
装置8、及びリセットスイッチ9は、いずれも設定基板3に設けられ、主基板側コネクタ
及び設定基板側コネクタ6を介して主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続
されているが、他の態様でもよい。例えば、主基板2に設定キースイッチ7、セグメント
表示装置8、及びリセットスイッチ9が搭載され、主基板2におけるマイクロコンピュー
タ4が搭載された部分を主基板収容部30Aに収容し、設定キースイッチ7、セグメント
表示装置8、及びリセットスイッチ9が設けられた部分を設定基板収容部30Bに収容す
るようにしてもよい。また、設定キースイッチ7、セグメント表示装置8、及びリセット
スイッチ9が主基板2や設定基板3などの基板には搭載されていないが、配線を介して主
基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続されていてもよいし、主基板2以外の
基板を介在させて、主基板2に搭載されたマイクロコンピュータ4に接続されていてもよ
い。また、マイクロコンピュータ収容部に収容されるマイクロコンピュータは、主基板2
に搭載され、遊技の進行を制御するマイクロコンピュータ以外のマイクロコンピュータ、
例えば、主にスロットマシンの演出を制御する遊技制御基板におけるマイクロコンピュー
タなどでもよい。
され、取付ベース10及び基板ケース20が光非透過性材料で形成されているが、基板カ
バー30が光非透過性材料で形成されていてもよいし、取付ベース10及び基板ケース2
0が光透過性材料で形成されていてもよい。また、取付ベース10、基板ケース20、及
び基板カバー30の一部が光透過性材料で形成され、他の一部が光非透過性材料で形成さ
れていてもよい。
制御基板は主基板2であるが、他の基板でもよい。例えば、主に遊技機の演出の制御を司
る演出制御基板でもよいし、音声制御を行う音声制御基板やランプ制御を行うランプ制御
基板、さらには、遊技価値(メダルや遊技球)の払出制御を行う払出基板でもよい。また
、基板ボックス100に収容された操作基板は設定基板3であるが、操作が可能な操作部
を備える基板であれば、他の基板でもよい。例えば、音声制御基板や払出基板などに操作
部が設けられていれば、これらの基板が操作基板であってもよい。
基板ボックス100は、パチンコ遊技機、雀球、アレパチなどの遊技機に適用してもよ
い。雀球、アレパチなどの遊技機とは、例えば、基板ボックス100が、パチンコ遊技機
の遊技盤の裏側などに設けられているものである。このようなパチンコ遊技機、雀球、ア
レパチなどの遊技機においては、基板ボックス100が設けられることにより、演出効果
をさらに高めることができる。
(11)本発明の遊技機は、遊技を行う遊技機(例えば、スロットマシン1等)であっ
て、
開閉可能な前面ドア(例えば、前面扉1b等)が取り付けられた本体部(例えば、筐体
1a等)と、
前記本体部の内部で所定情報(例えば、設定値等)を表示する表示部(例えば、セグメ
ント表示装置8における表示部8A等)と、
前記所定情報の視認を阻害可能な阻害部(例えば、蓋部材50における没入部53の底
板部53A及び右側板部53C等)と、を有し、
前記表示部に表示される前記所定情報は、前記前面ドアの開放幅が所定幅であるときに
、前記前面ドアの開放幅が前記所定幅より広い特定幅であるときよりも視認し難くなるよ
うに前記阻害部によって視認が阻害される(例えば、セグメント表示装置8の表示部8A
は、前面扉1bの開放幅が第2開放幅であるときに、前面扉1bの開放幅が第1開放幅で
あるときよりも視認し難くなるように没入部53の底板部53A、右側板部53C、さら
に蓋部51によって視認が阻害される等)ことを特徴とする。
そり視認し難くすることができる。
が前記所定幅であるときに前記所定情報を覗き込める所定位置と前記表示部とを結ぶ直線
上に設けられる(例えば、視点Bとセグメント表示装置8を結ぶ直線上には、蓋部材50
における没入部53の底板部53A及び右側板部53Cが介在される等)ことにより、前
記所定情報の視認を阻害する(没入部53の底板部53A、右側板部53Cにより、視点
Bからセグメント表示装置8の表示部8Aの視認を阻害する等)ようにしてもよい。
時の視認性が担保される。
に関する操作が行われる操作部(例えば、設定キースイッチ7及びリセットスイッチ9等
)と、を被覆する被覆部(例えば、蓋部材50等)を有し、
前記阻害部は前記被覆部に設けられている(例えば、蓋部材50に没入部53が設けら
れている等)ようにしてもよい。
視認性が担保される。
ックス(例えば、基板ボックス100等)に収容された基板(例えば、設定基板3等)に
設けられており、
前記阻害部は前記基板ボックスに設けられている(例えば、基板ボックス100におけ
る蓋部材50に没入部が設けられている等)ようにしてもよい。
がないようにできる。
板ボックス100における蓋部材50の蓋部51等)から前記表示部に向いた壁部(例え
ば、基板ボックス100の蓋部材50における蓋部51から奥方に凹む没入部53の底板
部53A及び右側板部53C等)により構成されているようにしてもよい。
ようにできる。
クロコンピュータ4等)が搭載された制御基板(例えば、主基板2等)が少なくとも収容
された基板ボックスを備える遊技機であって、
前記基板ボックスには、所定操作が可能な操作部(例えば、設定キースイッチ7、リセ
ットスイッチ9等)がさらに収容され、
前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口(例えば、設定キー取付
部47の上段開口部47A、リセットスイッチ取付部48の前端開口48A及び奥端開口
48B等)が形成されており、
前記基板ボックスの収容部は、前記マイクロコンピュータの搭載箇所を含む制御部収容
部(例えば、主基板収容部30A等)と前記操作部が収容された操作部収容部(例えば、
設定基板収容部30B等)とに隔壁(例えば、隔壁40等)により仕切られていることを
特徴とする遊技機。
る。
た遊技制御基板(例えば、主基板2等)と、前記操作部が搭載された操作基板(例えば、
設定基板3等)をさらに備え、
前記遊技制御基板は、前記マイクロコンピュータ収容部に収容され(例えば、主基板2
が、主基板収容部30Aに収容されている等)、
前記操作基板は、前記操作部収容部に収容されている(例えば、設定基板3が、設定基
板収容部30Bに収容されている等)ようにしてもよい。
作部を接続されていないようにできる。
成されている(例えば、隔壁40が透明である等)ようにしてもよい。
覆部材(例えば、蓋部材50等)をさらに備えるようにしてもよい。
ータは、前記隔壁から離れた位置に配置されている(例えば、マイクロコンピュータ4は
、隔壁40から離れた主基板2の左端部に配置されている等)ようにしてもよい。
る。
)が設けられた基板(例えば、設定基板3等)が収容された基板ボックスを備える遊技機
であって、
前記基板ボックスの特定面(例えば、基板カバー30の下段部43等)には、凹部(例
えばリセットスイッチ取付部48)が設けられ、
前記凹部には、前記基板ボックスの外部から前記操作部を操作可能とする開口(例えば
、奥端開口48B等)が形成されており、
前記開口の幅は、前記凹部の幅よりも狭い(例えば、奥端開口48Bの径は、前端開口
48A及び側壁部48Cの径より小さい等)ことを特徴とする遊技機。
る。
形状または略円形状に形成されている(例えば、前端開口48A、奥端開口48B、及び
側壁部38Cは、いずれも略円形状をなしている等)ようにしてもよい。
側の端部から前記開口に連なる領域は、角部を含まない(例えば、接続部4Cは、角の無
いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
すことができる。
特定面側の端部から前記開口に連なる領域は、曲面で形成されている(例えば、接続部4
7Cは、角の無いなめらかな曲面状をなしている等)ようにしてもよい。
すことができる。
作部よりも前記基板から前記基板ボックスの外側面に向けた方向への長さが長い部品(例
えば、セグメント表示装置8等)が搭載されているようにしてもよい。
mm以上である(例えば、奥端開口48Bの径は、例えば19mmとされている等)よう
にしてもよい。
わせるようにしてもよい。
2 主基板
2A 右側溝部
3 設定基板
3A 左側溝部
4 マイクロコンピュータ
7 設定キースイッチ
7A シリンダ部
7B キー挿入孔
7C シリンダ搭載台
8 セグメント表示装置
8A 表示部
9 リセットスイッチ
9A ボタン搭載部
9B ボタン
10 取付ベース
20 基板ケース
30 基板カバー
30A 主基板収容部
30B 設定基板収容部
40 隔壁
40A 切欠部
41 天板部
42 上段部
43 下段部
47 設定キー取付部
47A 上段開口部
48 リセットスイッチ取付部
48A 前端開口
48B 奥端開口
48C 側壁部
50 蓋部材
51 蓋部
53 没入部
53A 底板部
53C 右側板部
100 基板ボックス
Claims (1)
- 遊技を行う遊技機であって、
開閉可能な前面ドアが取り付けられた本体部と、
前記本体部の内部で所定情報を表示する表示部と、
前記所定情報の視認を阻害可能な阻害部と、を有し、
前記表示部に表示される前記所定情報は、前記前面ドアの開放幅が所定幅であるときに
、前記前面ドアの開放幅が前記所定幅より広い特定幅であるときよりも視認し難くなるよ
うに前記阻害部によって視認が阻害されることを特徴とする遊技機。
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