JP2019083236A - コンデンサ用外装ケース - Google Patents
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Abstract
Description
近年、回路モジュールの設置場所が多様化している。例えば輸送用機械においては、輸送用機械のセンサ・ネットワーク化、IoT(Internet Of Things)化、構成要素の分散制御化等の進展に伴い、これらを担う回路モジュールも、より厳しい環境条件の下に設置される場合が増えてきた。例えば、四輪自動車においては、エンジン室の近傍においても回路モジュール《いわゆるECU(Electronic Control Unit)》が設置されつつある。
こうしたことから、コンデンサ等の電子部品に対しても、従来以上に厳しい環境条件(振動等)に耐えうることが要求されている。例えば、コンデンサにあっては、機械的強度が高く耐振性に優れたものを提供することが要求されている。
通常の製造工程によれば、コンデンサ用外装ケース900にコンデンサ素子200を嵌挿してコンデンサ組立体509を得た後、コンデンサ組立体509の外面を熱収縮チューブ等の保護チューブで被覆するという工程をとる場合が多い。従来のコンデンサ用外装ケース900においては外周壁912に凹部940が形成されているため、保護チューブで被覆されたコンデンサ組立体509’(図示を省略。)の表面にも上記凹部940の形状に追従するように凹部(図示を省略。)が現れることとなる。
このため、コンデンサ組立体509’(図示を省略。)の外観において何らかの凹みを検出した場合、上記凹部940の形状に追従するようにして形成された凹部による凹みなのか(良品扱い)、外部からの力によって変形して形成された凹みなのか(不良品扱い)、一見するだけでは判別しづらく、適切な外観検査を行うためには検出された凹みの素性を判別するための特別な工夫を施す必要があった。
このように、従来のコンデンサ用外装ケース900によれば、外周壁912に凹部940が形成されているため、外観検査の難易度が高くなってしまうという課題があった。
また、筒状胴部の外周壁は実質的に平滑であるため、本発明のコンデンサ用外装ケースを用いて組み立てたコンデンサ組立体についても、その表面には大きな凹みが現れない。よって、もし仮にコンデンサ組立体が外部からの力によって変形して凹みが形成された場合には、外観検査においてこのような凹みを容易に検出することができる。加えて、コンデンサ組立体の表面に対して、諸情報の印刷を容易に施すことができる。
したがって、本発明に係るコンデンサ用外装ケースによれば、これを用いることにより、機械的強度が高く耐振性に優れたコンデンサ組立体を得ることができ、且つ、コンデンサ組立体の外観検査、コンデンサ組立体の表面への印刷等を容易に行うことができる。
1.実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1の構成
(1)基本構成
コンデンサ用外装ケース1は、アルミ電解コンデンサ素子を収容するための有底円筒状のコンデンサ用外装ケースである。
筒状胴部10の外周壁12は実質的に平滑となっている。
また、筒状胴部10の内周壁13において、底部20から開口部11の側に伸びる凸条部30が少なくとも3箇所設けられている。なお、図1(a)〜図1(b)においては、凸条部30が6箇所設けられている例を示している。
ここで、「凸条部」とは、他の部分(筒状胴部10の内周壁13)から、中心軸AX1に向けて突出しており、該突出している部分が長手方向(中心軸AX1と平行な方向)に伸びている部位を指すものとする。
実施形態1における凸条部30は、底部20の内底面21を始端として開口部11の側に伸び、内底面21と開口部11との間の所定の位置《図1(b)では終端34として示した位置。)において終端している。筒状胴部10の内周壁13において、開口部11付近には凸条部30が形成されていない。
通常は、LL<LCの関係となるよう構成されている。さらに、LL<(LC/2)の関係にあることが好ましい。
ストレート部31は、底部20の内底面21から、終端34の側に向かって該内底面21と開口部11との間の所定の位置まで伸び、筒状胴部10の内周壁13又は外周壁12と平行になるように形成されている。ストレート部31の内周壁13に平行な方向の長さをLSで示す。
一方、テーパー部32は、ストレート部31に連成されており、開口部11の側に向かうにつれて筒状胴部10の径方向(r方向)外側に傾斜するように形成されている。テーパー部32の内周壁13に平行な方向の長さをLTで示す《図1(b)参照。)。
通常は、LT<LSの関係になるように構成されている。さらに、LT<(LS/4)の関係にあることが好ましい。ストレート部の長さLSを相対的に長くすることにより、コンデンサ素子と係合する長さも相対的に長くなるため、コンデンサ素子をより強固に固定することができる。
図2は、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を説明するために示す図である。図2(a)は、筒状胴部10のうち凸条部30を含む部分を底部20と平行な面で切断し(図1(b)におけるA−A線矢印領域の切断)、該切断した面を筒状胴部10の径方向(r方向)における中心軸AX1に沿って視たときの断面図を示す。図2(b)は、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1の正面図である。
なお、上記弧のうち、中心軸AX1との間の距離が最も近い部位を、凸条部の「頂部」というものとする《図2(a)において頂部35として示している。》。
実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1においては、3箇所以上の凸条部30の頂部35が中心軸AX1を中心とした一の仮想円の円周上に配置されるように、各凸条部30は形成されている。これら一の円周上に配置された3以上の頂部35が、円筒状のコンデンサ素子の外周面と係合することでコンデンサ素子を固定する。
図2(b)に示すように、筒状胴部10の外周壁12は実質的に平滑である。別言すると、筒状胴部10の外周壁12には、実質的な段差が形成されていない、又は/及び、実質的な凹凸が設けられていない。
図3は、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を説明するために示す図である。図3は、コンデンサ用外装ケース1の内部にアルミ電解コンデンサ素子200aが嵌挿されるときの様子を示す。なお、符号300は封口体を示し、後述するコンデンサ組立体500の一部を構成している。
図4は、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を用いて組み立てたコンデンサ組立体500について説明するために示す図である。図4(a)は、コンデンサ組立体500を底部20の側から視た斜視図である。図4(b)は、筒状胴部10の径方向における中心軸AX1及び凸条部30を含む平面でコンデンサ組立体500を切断したときの断面図である。
実施形態1において、アルミ電解コンデンサ素子200aがコンデンサ素子200を構成する。アルミ電解コンデンサ素子200aは、例えば、一方の端子202が接続された一方の電極箔と、他方の端子202が接続された他方の電極箔とを有し、一方の電極箔と他方の電極箔とがセパレータを介装するようにして巻回されてなる一般的なものであってもよい(図示を省略。)。
封口体300は、コンデンサ用外装ケース1の開口部11付近に圧入され、コンデンサ用外装ケース1に嵌挿されたコンデンサ素子200を封止すると共に、コンデンサ素子200の端子202の根元を補助しながら支える。
(1)実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1は、アルミ電解コンデンサ素子200aを収容するための有底円筒状のコンデンサ用外装ケース1であって、一方の側に開口部11が設けられた筒状胴部10と、筒状胴部10の他方の側に連成された底部20と、を備える。ここで、筒状胴部10の外周壁12は実質的に平滑であり、且つ、筒状胴部10の内周壁13において、底部20から開口部11の側に伸びる凸条部30が少なくとも3箇所設けられている。
また、筒状胴部10の外周壁12は実質的に平滑であるため、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を用いて組み立てたコンデンサ組立体500についても、その表面には大きな凹みが現れない。よって、もし仮にコンデンサ組立体500が外部からの力によって変形して凹みが形成された場合には、外観検査においてこのような凹みを容易に検出することができる。
加えて、コンデンサ組立体500の表面に対して、諸情報の印刷を容易に施すことができる。なお、印刷は、コンデンサ用外装ケース1に対し直接行うものでもよいし、コンデンサ用外装ケース1に保護チューブで被覆した後に行うものでもよい。
以上より、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1によれば、これを用いることにより、機械的強度が高く耐振性に優れたコンデンサ組立体500を得ることができ、且つ、コンデンサ組立体の外観検査、コンデンサ組立体の表面への印刷等を容易に行うことができる。
つまり、開口部11付近には凸条部30が形成されていないため、開口部11付近の内径(図示を省略。)は、凸条部30が形成されている底部20側の内径ΦAよりも大きい。このため、コンデンサ素子200を挿入し易いコンデンサ用外装ケース1となる。
次に、実施形態2に係るコンデンサ用外装ケース2について、図5を用いて説明する。なお、実施形態1と共通する要素については当該要素の説明を省略する。
図5(a)は、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1でいうところの図2(a)に対応する図であり、筒状胴部10のうち凸条部30aを含む部分を底部20と平行な面で切断し、該切断した面を筒状胴部10の径方向(r方向)における中心軸AX1に沿って視たときの断面図を示す。図において、C1は凸条部30aの頂部35aを結んだ仮想的な円であり、C2はコンデンサ用外装ケース2に収容されるアルミ電解コンデンサ素子(図示を省略。)の外周を示す仮想的な円である。なお、C2の円周はC1の円周のわずかに外側にある。図5(b)は、筒状胴部10の径方向(r方向)における中心軸AX1及び凸条部30aの頂部35aを含む平面で、コンデンサ用外装ケース2を切断したときに、当該平面に垂直な方向に沿って当該切断した面を視たときのコンデンサ用外装ケース2の断面図である。
すなわち、実施形態2にコンデンサ用外装ケース2は、図5(a)に示すように、筒状胴部10のうち凸条部30aを含む部分を底部20と平行な面で切断し、該切断した面を筒状胴部10の径方向における中心軸に沿って視たとき、凸条部30aの頂部35aの形状は、当該コンデンサ用外装ケース2に収容されるアルミ電解コンデンサ素子(図示を省略。)の外周円C2と同心円の関係にある形状をなしている。
換言すると、凸条部30aの頂部35aの形状は、嵌挿されるべきコンデンサ素子の外周面の形状に倣った形状となっている。
次に、実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1の製造方法について、実施形態3として説明する。
図6は、実施形態3に係るコンデンサ用外装ケースの製造方法を説明するために示すフローチャートである。
スラグ材は、金属を含む材料である。例えば、アルミニウム等を用いることができる。
すなわち、パンチをスラグ材に向けて打撃すると、打撃を受けたスラグ材はダイの給材凹部の形状に沿って圧延され、更にパンチの形状に追従しながら圧延され、圧延スラグ材が成形される(図示を省略。)。
分離の方法は如何なる方法であってもよいが、例えば、ストリッパーによって圧延スラグ材の端部を引っ掛けて、圧延スラグ材をパンチから引き剥がすようにして分離してもよい(図示を省略。)。
ところで、従来、一般的なケース類は、下金型(ダイ)と上金型(パンチ)との間に一枚の金属板(ブランク)を介装し、段階的に絞るという、いわゆる「深絞り」によって製造することが多かった(図示を省略する。)。しかしながら、深絞りは段階的に絞りを行うため、金型を数多く準備する必要があり、工程数も比較的多い。また、金属板にクラックが入らないようにするため必要十分に絞り時間を確保する必要から作業時間が長い。こうしたことから、深絞りによってケース類を製造する場合、比較的コストが大きくなってしまうという課題がある。
また、深絞りを行う場合には、下金型(ダイ)と上金型(パンチ)との位置合わせが比較的難しいという課題がある。
このインパクトプレス工程S30を実施するにあたり準備すべき下金型(ダイ)及び上金型(パンチ)は基本的に1種類のものでよい。また、インパクトプレス工程S30は、基本的に1回の打撃によってスラグ材を圧延して圧延スラグ材を得ることができる。このため、実施形態3に係るコンデンサ用外装ケース1の製造方法によれば、いわゆる深絞り加工による深絞り工程を用いた製造方法に比べて、工程数が少なく、加工時間が大幅に短く、準備すべき金型の数も少ない製造方法によって実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を得ることができる。
また、インパクトプレス工程S30によれば、下金型(ダイ)と上金型(パンチ)との位置合わせは比較的ラフに行ってもよく、この点においても、深絞りによる製造よりも簡便且つ容易に実施形態1に係るコンデンサ用外装ケース1を得ることができる。
しかしながら、実施形態3に係るコンデンサ用外装ケース1の製造方法によれば、インパクトプレス工程S30によって形成された底部の周縁部の厚みは、他の部位の厚みと同等かそれ以上になるよう形成される。
したがって、仮に、底部20の周縁部において応力が集中したときにも底部20の周縁部にクラックが発生しづらいコンデンサ用外装ケース1を得ることができる。
一方、実施形態3の製造方法によれば、インパクトプレス工程S30によってコンデンサ用外装ケース1が形成されているため、凸条部30の頂部35と筒状胴部10の外周壁12との間の厚みは、他の部位(筒状胴部10のうち凸条部30が形成されていない部位)の厚みよりも大きくなっている。
したがって、コンデンサ素子200を内部に嵌挿した際、凸条部30付近に応力を受けたとしても、凸条部30付近は上記したように比較的厚みがあり剛性も相対的に高いため、コンデンサ素子200を強固に係止することができる。このため、より機械的強度が高く耐振性に優れたコンデンサ組立体を得ることができる。
変形例2に係るコンデンサ用外装ケース4は、図7(c)に示すように、ストレート部31の長さLSが限りなく0に近く、ストレート部31の長さLSに対するテーパー部32の長さLTの比率が極めて大きく設定された構成である。このような構成によれば、コンデンサ素子200をコンデンサ用外装ケース4に容易に挿入することができる。
変形例3に係るコンデンサ用外装ケース5は、図7(d)に示すように、テーパー部32の長さLTが限りなく0に近く、ストレート部31の長さLSに対するテーパー部32の長さLTの比率が極めて小さく設定された構成である。このような構成によれば、テーパー部32がコンデンサ素子200と係合する長さを大きく確保することができ、コンデンサ用外装ケース4に安定的に固定することができる。
また、凸条部が設置される箇所を4箇所、5箇所、8箇所等の仕様でコンデンサ用外装ケースを構成してもよい(図示を省略。)。4箇所以上とした場合には、コンデンサ素子が係合する箇所(接触する箇所)が多くなるため、更に安定的にコンデンサ素子を固定することができる。
なお、凸条部が設置される箇所は6箇所であることがより好ましい。6箇所とした場合には、中心軸AX1を中心に凸条部が点対称に配置されることとなるため、3箇所とした場合に比べて、コンデンサ素子と係合する箇所(コンデンサ素子を支える箇所でもある)が多くなり、応力もより分散されて、より一層機械的強度が高く耐振性に優れたコンデンサ組立体を得ることができる。
例えば、凸条部が、楕円の円弧を構成する弧の形状をなしていてもよい(図示を省略。)。また例えば、張り出した弧の部分が鋭角な構成(すなわち、中心軸AX1に向けて角張っている形状)であってもよい(図示を省略。)。
また、図1〜図4においては、筒状胴部10の内周壁13の面から直に円弧が立ち上がる形状により凸条部30を構成していた。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、筒状胴部10の内周壁13の面から一旦台状の部位(矩形の部位)が立ち上がり、該台状の部位の上に更に円弧が立ち上がるようにして凸条部を構成してもよい(図示を省略。)。
Claims (8)
- アルミ電解コンデンサ素子を収容するための有底円筒状のコンデンサ用外装ケースであって、
一方の側に開口部が設けられた筒状胴部と、前記筒状胴部の他方の側に連成された底部と、を備え、
前記筒状胴部の外周壁は実質的に平滑であり、
前記筒状胴部の内周壁において、前記底部から前記開口部の側に伸びる凸条部が少なくとも3箇所設けられていることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1に記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記筒状胴部のうち前記凸条部を含む部分を前記底部と平行な面で切断し、該切断した面を前記筒状胴部の径方向における中心軸に沿って視たとき、
前記3箇所以上の前記凸条部は、前記中心軸を中心として互いに等角度ピッチで配置されていることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1又は2に記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記凸条部は、前記底部の内底面を始端として前記開口部の側に伸び、前記内底面と前記開口部との間の所定の位置において終端していることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1〜3のいずれかに記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記筒状胴部のうち前記凸条部を含む部分を前記底部と平行な面で切断し、該切断した面を前記筒状胴部の径方向における中心軸に沿って視たとき、
前記3箇所以上の前記凸条部のそれぞれの頂部を結ぶ内周円の直径は、当該コンデンサ用外装ケースに収容される前記アルミ電解コンデンサ素子の外周円の直径よりも小さいことを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記筒状胴部のうち前記凸条部を含む部分を前記底部と平行な面で切断し、該切断した面を前記筒状胴部の径方向における中心軸に沿って視たとき、
前記凸条部は、前記中心軸に向けて弧が張り出した略かまぼこ型であることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1〜4のいずれかに記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記筒状胴部のうち前記凸条部を含む部分を前記底部と平行な面で切断し、該切断した面を前記筒状胴部の径方向における中心軸に沿って視たとき、
前記凸条部の頂部の形状は、当該コンデンサ用外装ケースに収容される前記アルミ電解コンデンサ素子の外周円と同心円の関係にある形状をなしていることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1〜6のいずれかに記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記筒状胴部の径方向における中心軸及び前記凸条部の頂部を含む面で、前記筒状胴部を切断したとき、
前記凸条部は、
前記底部の内底面から該内底面と前記開口部との間の所定の位置まで伸び、前記筒状胴部の前記内周壁又は前記外周壁と平行になるように形成されているストレート部と、
前記ストレート部に連成され、前記開口部の側に向かうにつれて前記筒状胴部の径方向外側に傾斜するように形成されているテーパー部と、
を有することを特徴とするコンデンサ用外装ケース。 - 請求項1〜7のいずれかに記載のコンデンサ用外装ケースにおいて、
前記コンデンサ用外装ケースは、先端付近の外周に凹部を有するパンチを用いたインパクト成形によって構成され、
前記凸条部の形状は、前記パンチの前記凹部の形状に倣った形状であることを特徴とするコンデンサ用外装ケース。
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