JP2019082285A - 冷蔵庫 - Google Patents

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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

【課題】送風機カバーの位置を容易に特定することが可能であり、その特定動作に伴う騒音および振動が低減された冷蔵庫を供給する。【解決手段】冷蔵庫は、貯蔵室に供給される空気を冷却する冷凍サイクルの冷却器と、冷却器が配設されて貯蔵室につながる送風口が形成される冷却室と、送風口から供給される空気を貯蔵室に向けて送風する送風機31と、送風口を少なくとも部分的に塞ぐ遮蔽装置40と、冷凍サイクル、送風機31および遮蔽装置40の動作を制御する制御装置と、を具備する。更に、冷蔵庫では、遮蔽装置40は、送風機31を覆う送風機カバー42と、送風機カバー42を開閉する駆動機構である駆動軸と、送風機カバー42が送風機31を覆う際に当接する弾性部材であるゴム部材45と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、貯蔵室内に食品等を冷却保存する冷蔵庫に関し、特に、貯蔵室に繋がる風路を適宜塞ぐ遮蔽装置を備えた冷蔵庫に関する。
従来から、特許文献1に記載されたような、一つの冷却器で複数の貯蔵室を適宜冷却する冷蔵庫が知られている。図8に、この文献に記載された冷蔵庫100を模式的に示す。この図に示す冷蔵庫100には、上方から、冷蔵室101、冷凍室102および野菜室103が形成されている。冷凍室102の奥側には、冷却器108が収納される冷却室104が形成されており、冷却室104と冷凍室102とを区画する区画壁105には、冷気を各貯蔵室に供給するための開口部106が形成されている。また、この開口部106には、冷気を送風する送風ファン107が配設されており、この送風ファン107を覆う送風機カバー110が冷凍室102側に配置されている。冷蔵室101に供給される冷気が流通する風路109の途中には、ダンパ114が配設されている。
図9を参照して、上記した送風機カバー110を詳述する。送風機カバー110は、略四角形形状を呈する凹部111が形成されており、凹部111の上部を部分的に切り欠いて開口部113が形成されている。ここで、送風機カバー110が、上記した送風ファン107を覆う状況では、送風機カバー110の開口部113は、冷蔵庫本体側の風路109と連通している。
上記した構成の冷蔵庫100は次のように動作する。図8を参照して、先ず、冷蔵室101および冷凍室102の両方を冷却する場合は、送風機カバー110を送風ファン107から離間させ、ダンパ114を開き、この状態で送風ファン107を回転させる。そうすると、冷却室104の内部で冷却器108により冷却された冷気の一部は、送風ファン107の送風力で、冷凍室102に送風される。また、この冷気の他の一部は、風路109、ダンパ114および風路109を経由して、冷蔵室101に送風される。これより、冷凍室102と冷蔵室101の両方が冷却される。
一方、冷蔵室101のみを冷却する際には、送風ファン107を送風機カバー110で覆い、ダンパ114を開き、この状態にて冷却器108で冷却された冷気を送風ファン107で送風する。送風機カバー110を閉鎖状態にすると、送風機カバー110の上部に形成された開口部113が、風路109と連通するようになる。よって、送風ファン107で送風された冷気は、上記した開口部113、ダンパ114、風路109を経由して、冷蔵室101に供給される。
上記のように、開口部113が形成された送風機カバー110を用いることで、一つの冷却器108で、複数の貯蔵室を適宜冷却することが可能となった。
特開2013−2664号公報
しかしながら、特許文献1に記載された冷蔵庫では、送風機カバー110で冷気の送風量を精密に制御するためには、送風機カバー110の位置を精密に制御する必要があるが、送風機カバー110の位置を特定するのが必ずしも容易でない課題があった。この対処方法として、位置センサを用いて送風機カバー110の位置を常時モニタリングし、この位置センサの出力に基づいて、送風機カバー110の開閉度を制御することが考えられる。しかしながら、位置センサを採用することで冷蔵庫全体のコストが向上してしまう課題が生じてしまう。
別の対処方法として、冷蔵庫の初期動作として、送風機カバー110を可動範囲の端部まで移動させることで、送風機カバー110の初期位置を特定し、その初期位置を基準として送風機カバー110の開閉を制御することも考えられる。しかしながら、このような初期動作では、送風機カバー110を確実に端部に移動させるために、送風機カバー110が端部に至った後も、駆動機構は駆動力を発揮し続ける場合がある。このような駆動機構の動作により騒音が発生する恐れがあった。
更には、通常の冷蔵庫運転時に於いても、送風機カバー110は適宜に開閉動作を実行するが、送風機カバー110が風路109を閉鎖するべく区画壁105に当接すると、大きな当接音が発生してしまう恐れがあることも考えられる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、風路を適宜閉鎖する遮蔽装置のカバーの位置特定や開閉動作に伴い異音が発生することが抑制された冷蔵庫を提供することにある。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室に供給される空気を冷却する冷凍サイクルの冷却器と、前記冷却器が配設されて前記貯蔵室につながる送風口が形成される冷却室と、前記送風口から供給される前記空気を前記貯蔵室に向けて送風する送風機と、前記送風口を少なくとも部分的に塞ぐ遮蔽装置と、前記冷凍サイクル、前記送風機および前記遮蔽装置の動作を制御する制御装置と、を具備し、前記遮蔽装置は、前記送風機を覆う送風機カバーと、前記送風機カバーを開閉する駆動機構と、前記送風機カバーが前記送風機を覆う際に当接する弾性部材と、を有することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記送風機カバーは、主面部と、前記主面部の周辺側から立設された側面部と、を有し、前記送風機は、前記送風機カバーの前記主面部を貫通する支持部により支えられ、前記弾性部材は、前記支持部と前記送風機との間に配設され、且つ、前記支持部と前記送風機カバーとの間に配設されることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記主面部の前記弾性部材に接触する接触部を、他の部分の前記主面部よりも、前記弾性部材の方に向かって突出させることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記弾性部材は、前記支持部の先端側に取り付けられたゴム部材であり、前記ゴム部材は、第1環状部と、第2環状部と、前記第1環状部の内側縁部と前記第2環状部の内側縁部とをつなぐ筒状部と、を有し、前記送風機は、半径方向外側に向かって突出する鍔部を有し、前記支持部は、前記ゴム部材の前記筒状部の内側に挿通され、前記送風機の前記鍔部は、前記ゴム部材の前記筒状部に外側から当接し、前記送風機カバーは、閉動作する際に、前記ゴム部材の前記第1環状部に当接することを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記駆動機構は、前記送風機カバーを貫通すると共にネジ機構を形成する駆動軸であり、 前記制御装置は、初期動作として前記駆動軸をモータで回転させることで、前記送風機カバーを前記弾性部材に当接させることを特徴とする。
また、本発明の冷蔵庫では、前記制御装置は、前記送風機カバーが前記弾性部材に接触した後も、更に、前記送風機カバーが閉まる方向に前記モータを回転させるオーバーステップ動作を実行することを特徴とする。
本発明の冷蔵庫は、貯蔵室に供給される空気を冷却する冷凍サイクルの冷却器と、前記冷却器が配設されて前記貯蔵室につながる送風口が形成される冷却室と、前記送風口から供給される前記空気を前記貯蔵室に向けて送風する送風機と、前記送風口を少なくとも部分的に塞ぐ遮蔽装置と、前記冷凍サイクル、前記送風機および前記遮蔽装置の動作を制御する制御装置と、を具備し、前記遮蔽装置は、前記送風機を覆う送風機カバーと、前記送風機カバーを開閉する駆動機構と、前記送風機カバーが前記送風機を覆う際に当接する弾性部材と、を有することを特徴とする。従って、送風機を覆うために制御装置が送風機カバーを移動させると、送風機カバーは弾性部材に当接する。よって、閉鎖する送風機カバーが他部材に接触した際に発生する接触音を小さくすることができ、運転中の冷蔵庫から大きな異音が発生することを抑制することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記送風機カバーは、主面部と、前記主面部の周辺側から立設された側面部と、を有し、前記送風機は、前記送風機カバーの前記主面部を貫通する支持部により支えられ、前記弾性部材は、前記支持部と前記送風機との間に配設され、且つ、前記支持部と前記送風機カバーとの間に配設されることを特徴とする。従って、弾性部材は、支持部と送風機との間に配設されることで、送風機が回転する際に生じる振動が支持部材に伝導することを抑制する機能を有する。更に、弾性部材は、支持部と送風機カバーとの間にも配設されることで、送風機カバーが閉じた際に送風機カバーの主面部が弾性部材に当接するので、接触音が発生することを抑止することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記主面部の前記弾性部材に接触する接触部を、他の部分の前記主面部よりも、前記弾性部材の方に向かって突出させることを特徴とする。従って、送風機カバーを閉じる際に、送風機カバーを弾性部材側に向かって移動させると、送風機カバーの主面部に形成された接触部を、確実に弾性部材に接触させることができ、静音効果を顕著にすることができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記弾性部材は、前記支持部の先端側に取り付けられたゴム部材であり、前記ゴム部材は、第1環状部と、第2環状部と、前記第1環状部の内側縁部と前記第2環状部の内側縁部とをつなぐ筒状部と、を有し、前記送風機は、半径方向外側に向かって突出する鍔部を有し、前記支持部は、前記ゴム部材の前記筒状部の内側に挿通され、前記送風機の前記鍔部は、前記ゴム部材の前記筒状部に外側から当接し、前記送風機カバーは、閉動作する際に、前記ゴム部材の前記第1環状部に当接することを特徴とする。従って、弾性体としてのゴム部材に前記送風機の鍔部が当接することで、回転する送風機から生じる振動が支持部に伝導することが抑制される。また、送風機カバーが閉動作する際に、ゴム部材の第1環状部に当接することで、送風機カバーの閉動作に伴い当接音が発生することが抑止される。
また、本発明の冷蔵庫では、前記駆動機構は、前記送風機カバーを貫通すると共にネジ機構を形成する駆動軸であり、前記制御装置は、初期動作として前記駆動軸をモータで回転させることで、前記送風機カバーを前記弾性部材に当接させることを特徴とする。従って、送風機カバーの位置を検出するべく、初期動作として弾性部材に当接するまで送風機カバーを移動させても、大きな当接音が発生することを抑止することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記制御装置は、前記送風機カバーが前記弾性部材に接触した後も、更に、前記送風機カバーが閉まる方向に前記モータを回転させるオーバーステップ動作を実行することを特徴とする。従って、送風機カバーの位置を正確に検出するべくモータを余計に回転させた場合でも、送風機カバーは弾性部材に接触していることから、この回転により大きな振動や騒音が発生することを抑止することができる。
また、本発明の冷蔵庫では、前記制御装置は、前記オーバーステップ動作の後に、前記送風機カバーが開く方向に前記モータを逆回転させることを特徴とする。従って、オーバーステップ動作の後に、送風機カバーを弾性部材から離れる方向に移動させることで、送風機カバーを弾性部材から離間させ、回転する送風機から生じる振動が送風機カバーに伝導することを防止することができる。
本発明の実施形態に係る冷蔵庫を示す図であり、(A)は正面図であり、(B)は側方断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫が有する遮蔽装置を示す分解斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫が有する遮蔽装置を示す図であり、(A)は非閉鎖状態の遮蔽装置を示す断面図であり、(B)は閉鎖状態の遮蔽装置を示す断面図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫が有する遮蔽装置を示す図であり、(A)は斜視図であり、(B)は非閉鎖状態における遮蔽装置の拡大斜視図であり、(C)は閉鎖に近い状態の遮蔽装置の拡大斜視図であり、(D)は閉鎖状態における遮蔽装置の切断拡大斜視図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の接続構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の冷却運転を全体的に示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る冷蔵庫の初期動作を示すフローチャートである。 背景技術に係る冷蔵庫を示す拡大側面図である。 背景技術に係る冷蔵庫で採用される送風機カバーを示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係る冷蔵庫10を図面に基づき詳細に説明する。以下の説明では、同一の部材には原則的に同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。更に以下の説明では、上下前後左右の各方向を適宜用いるが、左右とは冷蔵庫10を前方から見た場合の左右を示している。
図1を参照して、本実施形態に係る冷蔵庫10の概略構成を説明する。図1(A)は冷蔵庫10の各風路の構成等を示す正面図であり、図1(B)は冷蔵庫10の断面図である。図1(A)では風路が形成される部分をハッチングで示し、図1(B)では断熱材が形成される部分をハッチングで示している。
図1(B)を参照して、冷蔵庫10は、本体としての断熱箱体11を備え、この断熱箱体11の内部に食品等を貯蔵する貯蔵室が形成されている。この貯蔵室としては、上段に冷凍室15が形成され、下段に冷蔵室16が形成されている。ここで、冷凍室15に替えて、その室内温度を冷蔵温度帯域から冷凍温度帯域まで変更することができる変温室を形成することもできる。
断熱箱体11の前面は開口しており、各貯蔵室に対応した前記開口には、各々断熱扉17、18が開閉自在に設けられている。断熱扉17は、冷凍室15の前面を塞ぐもので、断熱扉17の左側上下端部が断熱箱体11に回転自在に支持されている。同様に、断熱扉18は、冷蔵室16の前面を塞ぐもので、断熱扉18の左側上下端部が断熱箱体11に回転自在に支持されている。
冷蔵庫10の本体である断熱箱体11は、前面が開口する鋼板製の外箱12と、この外箱12内に間隙を持たせて配設され、前面が開口する合成樹脂製の内箱13とから構成されている。外箱12と内箱13との間隙には、発泡ポリウレタン製の断熱材14が充填発泡されている。尚、各断熱扉17、18も、断熱箱体11と同様の断熱構造を採用している。
冷蔵室16と、その下段に位置する冷凍室15との間は、断熱仕切壁19によって仕切られている。断熱仕切壁19は、断熱箱体11と同様の断熱構造を有している。
冷凍室15および冷蔵室16の内部には収納棚が配置されている。また、冷蔵室16の下部には、前後方向に引き出し可能な収納容器32および収納容器33が配置されている。
冷凍室15の後方には、各貯蔵室に供給される冷気を調整する遮蔽装置40が配設されている。後述するように、遮蔽装置40が非閉鎖状態となることで送風機31から送風された冷気が各貯蔵室に送風され、遮蔽装置40が閉鎖状態となることで冷却室20と各送風路とを遮断することができる。遮蔽装置40の構造および動作は後述する。
冷凍室15の更に奥側には、冷却室20が形成されており、その内部には、庫内を循環する空気を冷却するための蒸発器である冷却器27が配置されている。
冷却器27は、圧縮機35、図示しない放熱器、図示しない膨張手段であるキャピラリーチューブに冷媒配管を介して接続されており、蒸気圧縮式の冷凍サイクル回路を構成するものである。
図1(B)を参照して、冷却室20の前方は区画板36で区画されており、区画板36を開口することで、各貯蔵室に送風される冷気が流通する送風口30が形成されている。送風口30の前方には、冷気を送風する送風機31が配設されている。送風機31としては、ターボファン等の遠心ファンを採用することができ、遠心ファンは円周方向に向かって送風する。また、上記した遮蔽装置40は、送風機31および送風口30を覆うように開閉動作を行う。
図1(B)を参照して、冷凍室15の後方側面には、冷却器27で冷却された空気である冷気が吹き出される吹出口21が形成されている。また、冷凍室15の後方側面の下部には、冷凍室15の下部と冷却室20の下部とを連通する帰還口22が形成されている。図1(A)に示すように、冷気は、送風機31により周囲に向かって冷凍室供給風路29を経由して送風された後に、送風機31の周囲に形成された吹出口21から冷凍室15に吹き出される。また、冷凍室15を冷却した冷気は、帰還口22を経由して冷却室20に帰還する。
また、遮蔽装置40から下方に向かって、冷蔵室16に送風される冷気が流通する冷蔵室送風路25が形成されている。冷蔵室送風路25は、冷蔵室16の下端付近まで延在している。冷蔵室送風路25と冷蔵室16とは、複数の吹出口23を介して連通している。また、図1(A)に示すように、冷蔵室16の下方部分と冷却室20とは、冷蔵室帰還風路26で連通している。従って、冷蔵室16を冷却する際には、冷却室20の内部にて冷却器27により冷却された冷気は、送風口30および遮蔽装置40を経由して、冷蔵室送風路25を流通した後に、吹出口23から冷蔵室16に吹き出される。また、冷蔵室16を冷却した冷気は、図1(A)に示す冷蔵室帰還風路26を流通して冷却室20の下部に形成された帰還口24から冷却室20に帰還する。
冷蔵室送風路25には冷蔵室ダンパ34が介装されている。冷蔵室ダンパ34は、断熱仕切壁19の後方近傍に配設されている。冷蔵室ダンパ34を開状態にすると、冷蔵室送風路25を経由して冷気を冷却室20から冷蔵室16に送風することができる。一方、冷蔵室ダンパ34を閉状態にすると、冷蔵室送風路25が途中で閉鎖され、冷蔵室送風路25を経由して冷気が冷蔵室16に送風されることはない。
また、冷却室20の内部に於いて冷却器27の下方には、冷却器27に付着した霜を融かして除去する除霜手段として、除霜ヒータ28が設けられている。除霜ヒータ28は、電気抵抗加熱式のヒータである。
図2を参照して、上記した冷蔵庫10に採用される遮蔽装置40の構成を説明する。図2は遮蔽装置40を構成する各部材を前後方向に分解して示す斜視図である。ここでは、遮蔽装置40を上下反転させて図示している。
遮蔽装置40は、送風機31を覆う送風機カバー42と、送風機カバー42を冷蔵庫10本体に取り付ける遮蔽ベース41と、を有している。遮蔽装置40の主たる機能は、上記した送風機31を適宜、非閉鎖状態または閉鎖状態にすることで、送風機31が回転することにより送風した冷風を、所望の貯蔵室に供給することにある。また、遮蔽装置40を閉鎖状態とすることで、冷却器27の除霜行程にて発生する暖気が、冷凍室15等に流入することを抑止する。ここで、暖気とは、除霜ヒータ28で加熱された空気のことである。
送風機カバー42は、合成樹脂材を概略的に蓋形状に射出成形したものであり、正面視で略四角形状を呈する主面部50と、主面部50の周辺縁部から後方側に伸びる側面部51を有している。主面部50の中央付近を円形に貫通してネジ穴39が形成されており、ネジ穴39の内側側面を螺旋状に窪ませてネジ溝が形成されている。送風機カバー42の下側の側面部51を開口させて開口部38が形成されている。開口部38は、下方から見たら左右側に細長に形成された矩形形状を呈している。開口部38が形成されていることで、遮蔽装置40を閉鎖状態としても、開口部38を経由して、冷却室20と冷蔵室送風路25とを連通させることが出来る。送風機カバー42の主面部50の周辺部付近を円形に開口することで、挿入孔54が形成されている。後述するように、挿入孔54は、遮蔽ベース41の支持部52が貫通する。挿入孔54の周囲の主面部50を円環状に後方側に向かって隆起させることで接触部53が形成されている。送風機カバー42の役割は、上記したように、冷却室20の送風口30に配置された送風機31を実質的に塞ぐことにある。
駆動軸44は、略円柱形状を呈しており、その側面の一部を螺旋状に連続して突起させた図示しないネジ山が設けられている。ここで、駆動軸44の側面に形成されるネジ山と、送風機カバー42のネジ穴39の側面に形成されるネジ溝とは、使用状況下では螺合される。即ち、駆動軸44のネジ山と、送風機カバー42のネジ穴39のネジ溝とで、ネジ機構が形成されている。駆動軸44の内部には図示しないステッピングモータが内蔵されており、そのモータの駆動力で駆動軸44は所定角度回転する。駆動軸44が例えば前方から見て時計回りに回転すると、送風機カバー42は遮蔽ベース41から離れ、図1(B)に示す送風口30を送風機カバー42が塞いで閉鎖状態となる。よって、送風機31で送風された冷気は、冷凍室15には供給されない。一方、駆動軸44が例えば前方から見て反時計回りに回転すると、送風機カバー42は遮蔽ベース41側に向かって移動し、図1(B)に示す送風口30は送風機カバー42で覆われず、非閉鎖状態となる。よって、送風機31で送風された冷気は、この間隙を経由して冷凍室15に供給される。
遮蔽ベース41は、上記した送風機カバー42と類似した形状を呈する合成樹脂から成る部材である。遮蔽ベース41の内部には、送風機カバー42を収納することが可能な空間が形成されている。遮蔽ベース41には、後方に向かって円柱状に突出する支持部52が形成されている。ここでは、駆動軸44の周囲に3つの支持部52が形成されている。支持部52は、上記した送風機カバー42の挿入孔54を貫通する。遮蔽ベース41は、図1(B)を参照して、冷凍室15の後方側面と区画板36との間に配置され、断熱箱体11側に固定されている。
支持部52の後方側端部には、弾性部材としてのゴム部材45が固定される。後述する送風機31は、ゴム部材45を介して、支持部52に取り付けられる。これにより、回転する送風機31から発生する振動が、ゴム部材45で吸収され、振動が支持部52に伝導することが抑止される。特に、本実施形態に於ける支持部52は、送風機カバー42を貫通して送風機31を支持する長尺部材であるため、支持部52に大きな振動が伝導すると騒音が発生する恐れがある。しかしながら、ゴム部材45で振動を減衰させることで、支持部52の揺れを防止し、騒音が発生することを抑止することができる。
送風機31は、例えば遠心ファンである送風ファン55と、送風ファン55を回転させるここでは図示しないモータと、送風ファン55およびモータを回転可能に支持するファン支持部56とを有する。ファン支持部56の外周部を円周方向外側に向かって部分的に突出させることで鍔部49が形成されている。鍔部49は、外周端部が開口する不完全環状を呈している。鍔部49が上記したゴム部材45に嵌合することで、送風機31は上記した支持部52により支持される。
更に、本実施形態では、送風機カバー42を前方側端部に移動させる際に、送風機カバー42の主面部50をゴム部材45に当接させている。また、後述するように、本実施形態では、初期動作として送風機カバー42の位置の位置を検出するために、送風機カバー42が他部材に接触して停止するまで、駆動軸44を回転させている。この際、ゴム部材45が送風機カバー42に接触することで、初期動作の際に発生する騒音を抑制することができる。
図3に冷蔵庫10に組み付けされた遮蔽装置40の構造を示す。図3(A)は非閉鎖状態の遮蔽装置40を示す断面図であり、図3(B)は閉鎖状態の遮蔽装置40を示す断面図である。
図3(A)を参照して、非閉鎖状態の遮蔽装置40では、駆動軸44が反時計回りに回転することで、送風機カバー42は前方端部に移動している。即ち、図1(B)を参照して、送風機カバー42の後方側端部は送風口30の周辺の区画板36に当接していない。また、遠心ファンである送風機31は遠心方向に向かって送風するが、送風機カバー42の側面部51は送風機31よりも前方に配置されているので、送風機31の送風が送風機カバー42に干渉されることはない。よって、送風機31により送風された冷気は効率的に各貯蔵室に供給される。
図3(B)を参照して、閉鎖状態の遮蔽装置40では、駆動軸44が時計回りに回転することで、送風機カバー42は後方端部に移動している。即ち、図1(B)を参照して、送風機カバー42の後方側端部は送風口30の周辺の区画板36に前方から当接している。また、遠心ファンである送風機31は遠心方向に向かって送風するが、送風機カバー42の側面部51は送風機31の側方に配置されているので、送風機31の送風は送風機カバー42により阻止されている。一方、送風機カバー42の下端部分には側面部51は形成されておらず、矩形の開口部38が形成されている。上記したように、この開口部38を経由して冷気を冷蔵室16に供給することができる。この時、送風機カバー42の主面部50は、支持部52の後端に取り付けられたゴム部材45に当接している。このようにすることで、送風機カバー42が後端に達した際に接触音が発生することを抑止することができる。
図4を参照して、上記したゴム部材45に送風機カバー42が当接する構成を詳述する。図4(A)は遮蔽装置40を示す斜視図であり、図4(B)は非閉鎖状態の遮蔽装置40を部分的に示す斜視図であり、図4(C)は閉鎖状態の遮蔽装置40を部分的に示す斜視図であり、図4(D)は図4(C)の断面図である。
図4(B)を参照して、上記したように、送風機カバー42の主面部50を部分的に隆起させることで接触部53が形成されている。ここでは、接触部53は、支持部52が貫通する挿入孔54を囲むように円環状に形成されている。
図4(C)に示す閉鎖状態に移行させると、即ち送風機カバー42の主面部50を後方に向かって移動させると、上記した接触部53がゴム部材45の紙面上に於ける下面に接触する。よって、送風機カバー42を確実にゴム部材45に接触させることができ、送風機カバー42の接触およびモータのオーバーステップ動作による騒音の発生を抑止することができる。オーバーステップ動作については後述する。
図4(D)を参照して、ゴム部材45は、円環状の第1環状部46および第2環状部47と、第1環状部46の内側縁部と第2環状部47の内側縁部とをつなぐ円筒状の筒状部48とを有している。第1環状部46、第2環状部47および筒状部48は、射出成型などにより形成されたゴム材料からなる。
支持部52は、ゴム部材45の筒状部48の内部に挿通されている。また、送風機31の鍔部49は、ゴム部材45の筒状部48に外側から嵌合する。係る構造により、支持部52と送風機31とは、ゴム部材45を介して連結され、直接的には接触しない。よって、送風機31が回転することで発生する振動はゴム部材45で減衰され、大きな振動が支持部52に伝導することが抑制されている。
上記した送風機カバー42の接触部53は、ゴム部材45の第1環状部46に紙面上に於いて下方側から接触する。即ち、送風機カバー42と支持部52との間には、ゴム部材45が介在している。かかる構成により、合成樹脂からなる硬質な送風機カバー42が、同様に合成樹脂から成る硬質な支持部52に接触することが防止され、大きな操作音が発生することが抑制される。
更に、ゴム部材45の第1環状部46の紙面に於ける下面に接触するのは、送風機カバー42の接触部53であり、このようにすることで、送風機カバー42を確実にゴム部材45に点接触させることができる。
図5を参照して、上記した構成を有する冷蔵庫10の接続構成を説明する。制御装置60は、例えばCPUから構成され、以下に説明する各種センサからの入力を受けて所定の演算処理を行い、その処理結果に基づいて圧縮機35等の各種構成機器の動作を制御する。また、制御装置60は、冷却運転を行うための各種定数やプログラムを記憶する半導体記憶装置を備えても良い。制御装置60の制御により、各貯蔵室は貯蔵された被貯蔵物を保存するために適した室内温度帯域とされ、適宜なタイミングで除霜行程が行われる。
制御装置60の入力側端子には、温度センサ62およびタイマ61が接続されている。温度センサ62は、上記した、冷凍室15および冷蔵室16の何れかまたは複数に取り付けられており、これらの室内温度を計測する。タイマ61は、冷凍室15および冷蔵室16を冷却する冷却時間や除霜ヒータ28の運転時間等を計測する。ここで、タイマ61は、制御装置60が備える機能の一部として実現される。
制御装置60の出力側端子には、圧縮機35、送風機31、遮蔽装置40、冷蔵室ダンパ34および除霜ヒータ28が接続されている。圧縮機35等の各種機器は、制御装置60から出力される出力信号に基づいて動作する。
次に、図6および図7に記載したフローチャートに基づいて、上記した各図も参照しつつ、冷蔵庫10の動作を説明する。図6は冷蔵庫10の運転を全体的に示すフローチャートであり、図7は冷蔵庫10の初期動作を示すフローチャートである。
図6を参照して、冷蔵庫10を商用電源に接続することで電源を投入すると、ステップS10で制御装置60は、遮蔽装置初期動作を実行する。このステップS10は、図2に示した遮蔽装置40の送風機カバー42の初期位置を特定するものであり、その詳細は図7を参照して詳述する。また、制御装置60は、遮蔽装置初期動作を、停電などから復帰した際にも実行する。
初期動作が終了したら、ステップS20で、制御装置60は、冷凍サイクルの圧縮機35が運転を停止しているか否かを判断する。圧縮機35が停止していたら、即ちステップS20がYESの場合は、制御装置60は、冷蔵庫10の運転状況に応じて、ステップS30で除霜運転を行う。具体的には、制御装置60は、例えば、冷凍サイクルの圧縮機35を運転することで各貯蔵庫を冷却する時間が一定以上となれば、冷却器27の着霜が一定以上に進行したと判断し、ステップS30で除霜運転を行う。除霜運転では、制御装置60は、圧縮機35を停止し、遮蔽装置40を閉鎖状態とし、冷蔵室ダンパ34を閉鎖した状態で、除霜ヒータ28に通電することで、冷却室20の着霜を溶融して除去する。
更に、制御装置60は、ステップS30の除霜運転が終了した後に、通常の冷却制御の事前運転として、冷却室20の内部を所定温度まで冷却する復帰運転をステップS40で実行する。その後、制御装置60は、ステップS50に移行する。
一方、圧縮機35が動作している場合は、即ちステップS20でNOの場合は、制御装置60は、各貯蔵室を所定の温度帯域に冷却するための通常冷却制御を実行する。具体的には、制御装置60は、ステップS50で遮蔽装置40の開閉動作を適宜行い、ステップS51で冷蔵室ダンパ34を適宜開閉し、図2に示す冷凍室15および冷蔵室16を所定の温度帯域に保つ。
遮蔽装置40および冷蔵室ダンパ34等を適宜開閉させながら各貯蔵室を冷却する通常冷却制御を以下に説明する。
先ず、冷蔵室16のみを冷却する運転について説明する。制御装置60の指示に基づいて、圧縮機35を運転し、冷蔵室ダンパ34を開き、送風機31を運転する。この場合、図3(B)に示すように、遮蔽装置40は閉鎖状態とされるので、図1(B)を参照して、送風機カバー42と区画板36との間には間隙が形成されず、冷凍室15には冷気は供給されない。一方、冷蔵室16には、送風機カバー42の開口部38(図2)および冷蔵室送風路25(図1(B))を経由して、冷気が冷却室20から送風される。冷蔵室16のみに冷気を供給することで、冷蔵室16を効果的に冷却することができる。
次に、冷凍室15のみを冷却する運転について説明する。制御装置60の指示に基づいて、圧縮機35を運転し、冷蔵室ダンパ34を閉じ、送風機31を運転する。このとき、送風機カバー42は、図3(A)に示す如く非閉鎖状態となる。これにより、冷却器27によって冷却された空気は、送風口30の近傍に配設された送風機31によって送風され、送風機カバー42と区画板36との間隙を経由し、冷凍室供給風路29及び吹出口21を順次通過し、冷凍室15のみへと供給される。一方、冷蔵室ダンパ34は閉鎖状態であることから、冷蔵室送風路25を介して冷気は冷蔵室16には送風されない。このようにすることで、冷凍室15のみを効果的に冷却することができる。
また、遮蔽装置40を非閉鎖状態とし、且つ、冷蔵室ダンパ34を開状態とすることで、冷凍室15および冷蔵室16の両方に冷気を送風し、両貯蔵室を同時に冷却することもできる。
図7を参照して、冷蔵庫10を商用電源に接続した直後等に、送風機カバー42の位置を特定するために、制御装置60が実行する遮蔽装置40の初期動作を説明する。
先ず、ステップS11では、冷蔵庫10の電源を投入する。ここで、電源の投入は、冷蔵庫10の電源プラグを商用電源に接続することであっても良いし、停電から電源が復帰することであっても良い。更には、冷蔵庫10の運転状況下にて、送風機カバー42を開いて冷気を冷凍室15に送風していると制御装置60が判断しているにも関わらず、実際には冷凍室15の庫内温度が低下しない異常運転が発生した際に、送風機カバー42の位置を初期化するために、以下の初期化動作を行っても良い。
次に、ステップS12では、送風機カバー42の位置を特定するために、駆動軸44を回転させることで、送風機カバー42を移動させる。具体的には、送風機カバー42の開閉制御を実行するためには、送風機カバー42の現在の位置を特定する必要があるが、本形態の冷蔵庫10は送風機カバー42の位置を計測するための位置センサを備えていない。そこで本形態では、冷蔵庫10の電源投入時等に、可動範囲の端部まで送風機カバー42を移動させることで、送風機カバー42の初期位置を特定している。
この際、駆動軸44を駆動するステッピングモータに印加されるパルスの数は、送風機カバー42を可動範囲の前端から後端まで移動させるのに必要な量とされている。例えば、送風機カバー42を可動範囲の全域である前端から後端まで移動させるのに必要とされるステッピングモータのパルスのステップ数が100であり、送風機カバー42が可動範囲の中央部付近に位置しているとする。この場合、制御装置60は、送風機カバー42がどの位置に存在していても、可動範囲の後端に至るまで送風機カバー42を移動させるために、ステッピングモータに、ステップ数が100となるまでパルスを印加する。従って、ステッピングモータで駆動軸44を回転させることで、送風機カバー42を後方に移動させると、ステッピングモータが約50ステップ分回転することで、ステップS13にて、送風機カバー42の側面部51の後側辺が遮蔽ベース41の前側主面に面的に当接する。
送風機カバー42が遮蔽ベース41に当接した後でも、本形態では、駆動軸44に内蔵されたステッピングモータには、残りの約50ステップ分のパルスが印加される。係る制御はオーバーステップ動作とも称される。即ち、送風機カバー42が遮蔽ベース41に当接した後、ステップS14がNOの間は、パルスが印加され続けるステッピングモータから振動が発生する。本形態では、図4に示したように、送風機カバー42の主面部50が、支持部52の先端に取り付けられたゴム部材45に接触するので、ステッピングモータから振動が発生しても、その振動の大部分はゴム部材45により吸収され、大きな騒音や振動は発生しない。
制御装置60によるオーバーステップ動作が終了すると、制御装置60は、ステッピングモータを所定のステップ数だけ逆方向に回転させる。このようにすることで、図4(D)を参照して、送風機カバー42の主面部50が、ゴム部材45から離間する。従って、送風機31が回転することにより発生する振動が送風機カバー42に伝導することを抑止できる。
上記各ステップが終了したら、遮蔽装置初期動作S10が終了する。本ステップにより、送風機カバー42の位置は可動範囲の後端であることを制御装置60は認識できるので、その後、通常の冷却運転を行う上記したステップS20に移行する。
以上が、本形態にかかる冷蔵庫10の動作に関する説明である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更実施が可能である。
10 冷蔵庫
11 断熱箱体
12 外箱
13 内箱
14 断熱材
15 冷凍室
16 冷蔵室
17 断熱扉
18 断熱扉
19 断熱仕切壁
20 冷却室
21 吹出口
22 帰還口
23 吹出口
24 帰還口
25 冷蔵室送風路
26 冷蔵室帰還風路
27 冷却器
28 除霜ヒータ
29 冷凍室供給風路
30 送風口
31 送風機
32 収納容器
33 収納容器
34 冷蔵室ダンパ
35 圧縮機
36 区画板
38 開口部
39 ネジ穴
40 遮蔽装置
41 遮蔽ベース
42 送風機カバー
44 駆動軸
45 ゴム部材
46 第1環状部
47 第2環状部
48 筒状部
49 鍔部
50 主面部
51 側面部
52 支持部
53 接触部
54 挿入孔
55 送風ファン
56 ファン支持部
60 制御装置
61 タイマ
62 温度センサ
100 冷蔵庫
101 冷蔵室
102 冷凍室
103 野菜室
104 冷却室
105 区画壁
106 開口部
107 送風ファン
108 冷却器
109 風路
110 送風機カバー
111 凹部
113 開口部
114 ダンパ


Claims (7)

  1. 貯蔵室に供給される空気を冷却する冷凍サイクルの冷却器と、前記冷却器が配設されて前記貯蔵室につながる送風口が形成される冷却室と、前記送風口から供給される前記空気を前記貯蔵室に向けて送風する送風機と、前記送風口を少なくとも部分的に塞ぐ遮蔽装置と、前記冷凍サイクル、前記送風機および前記遮蔽装置の動作を制御する制御装置と、を具備し、
    前記遮蔽装置は、前記送風機を覆う送風機カバーと、前記送風機カバーを開閉する駆動機構と、前記送風機カバーが前記送風機を覆う際に当接する弾性部材と、を有することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記送風機カバーは、主面部と、前記主面部の周辺側から立設された側面部と、を有し、
    前記送風機は、前記送風機カバーの前記主面部を貫通する支持部により支えられ、
    前記弾性部材は、前記支持部と前記送風機との間に配設され、且つ、前記支持部と前記送風機カバーとの間に配設されることを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記主面部の前記弾性部材に接触する接触部を、他の部分の前記主面部よりも、前記弾性部材の方に向かって突出させることを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記弾性部材は、前記支持部の先端側に取り付けられたゴム部材であり、
    前記ゴム部材は、第1環状部と、第2環状部と、前記第1環状部の内側縁部と前記第2環状部の内側縁部とをつなぐ筒状部と、を有し、
    前記送風機は、半径方向外側に向かって突出する鍔部を有し、
    前記支持部は、前記ゴム部材の前記筒状部の内側に挿通され、
    前記送風機の前記鍔部は、前記ゴム部材の前記筒状部に外側から当接し、
    前記送風機カバーは、閉動作する際に、前記ゴム部材の前記第1環状部に当接することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 前記駆動機構は、前記送風機カバーを貫通すると共にネジ機構を形成する駆動軸であり、
    前記制御装置は、初期動作として前記駆動軸をモータで回転させることで、前記送風機カバーを前記弾性部材に当接させることを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の冷蔵庫。
  6. 前記制御装置は、前記送風機カバーが前記弾性部材に接触した後も、更に、前記送風機カバーが閉まる方向に前記モータを回転させるオーバーステップ動作を実行することを特徴とする請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記制御装置は、前記オーバーステップ動作の後に、前記送風機カバーが開く方向に前記モータを逆回転させることを特徴とする請求項6に記載の冷蔵庫。
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