JP2019079950A - 半導体装置 - Google Patents

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千英 四家井
Chie Yotsukai
千英 四家井
山本 寛
Hiroshi Yamamoto
寛 山本
園原 英雄
Hideo Sonohara
英雄 園原
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Abstract

【課題】製造歩留まり及び製品信頼性を向上させることができる半導体装置及びその製造方法を提供する。【解決手段】半導体装置1は、電源配線VSSと、電源配線VDDと、周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部21と、3端子容量31と、を有する高駆動セル20と、を備える。3端子容量31は、半導体基板10に形成され、拡散層27nを介して電源配線VSSと接続されたPウェル23pと、絶縁膜34を挟んでPウェル23pと対向し、一方が電源配線VDDに接続され、他方が高駆動部21に接続された電極35と、を含む。高駆動セル20は、クロックセルであり、高駆動部21は、入力されたクロック信号を分配するクロック部である。【選択図】図4

Description

本発明は、半導体装置に関し、例えば、クロックセルを内蔵する半導体装置に関する。
特許文献1には、3端子コンデンサをスタンダードセルの内部に併設した半導体集積回路が記載されている。特許文献1の半導体集積回路は、3端子コンデンサにより、電源配線に発生する電源ノイズを低減している。また、3端子コンデンサは、半導体集積回路の外部への電磁波の放出を低減させるとともに、半導体集積回路の外部からの電磁波の侵入を低減させるシールドの機能を有している。これにより、半導体集積回路の電磁波のシールド効果を向上させている。
特開2007−165922号公報
図18及び図19は、特許文献1のような半導体装置の基板上に積層されたメタル層の第1層及び第6層の平面図である。図20は、半導体装置を例示した断面図であり、図19のA−A線による断面を示す。図18〜図20に示すように、基板118上におけるスタンダードセル領域には、スタンダードセル110が設けられている。スタンダードセル110は、電源配線112と、接地配線114と、機能回路素子116とを有している。また、スタンダードセル110は、メタル層の第1層M1から第6層M6を含む多層配線構造を有している。
機能回路素子116は、インバータ機能を有し、電源配線112及び接地配線114の間の基板118に、P型トランジスタ領域122及びN型トランジスタ領域124、並びに、入力126及び出力信号端子128を有している。そして、機能回路素子116は、メタル層の第5層M5及び柱状導電部130を介して電源供給され、メタル層の第4層M4及び第6層M6並びに柱状導電部132を介して接地される。
一方、電磁波のシールド機能を有する3端子コンデンサは、電源電圧が供給されるメタル層の第5層M5と、接地されるメタル層の第4層M4及び第6層M6で構成される。このように、図に示す半導体装置は、3端子コンデンサを形成するために、メタル層を必要とする。そのため、信号配線に用いられるメタルの配線領域が減少し、信号配線の引き回しが困難になる。
また、積層されたメタル層のうち、上層のメタル層で、3端子容量を形成するため、上層でVCC配線(またはVSS配線)を分離する必要がある。よって、電源メッシュの作成が複雑になり、ショートやスペーシングエラー等を抑制することが困難になる。例えば、図20において、電源パッドから引き出したVCC配線は、必ず、+Y軸方向側に延びたメタルの第5層M5に接続し、−Y軸方向側の第5層M5には接続されない。このように、電源メッシュの作成は困難である。
さらに、メタル層と、メタル層との間に絶縁膜を形成したMIM容量を使用する場合には、特殊なプロセスを必要とする。よって、半導体装置を製造するプロセスが特殊なものとなり、汎用性が低下する。また、一般に特殊なプロセスを使用すると、半導体装置の信頼性が低下する。
図21は、半導体装置の電源配線を例示した平面図である。図21に示すように、3端子容量の代わりに、2端子容量を半導体装置内に配置させ、電源ノイズのうち、とりわけ電流が大きく、ノイズの発生源となるクロックセルの電源ノイズを低減させることが考えられる。2端子容量の電極は一般に、メタル層第1層M1における電源配線VDD及び接地配線VSSを用いて構成される。
図22は、ゲート酸化膜を含む2端子容量を例示した平面図である。図22に示すように、2端子容量は、半導体基板に形成されたPウェル123p、ゲート電極135、及び、ゲート酸化膜134を含んでいる。ゲート電極135は、半導体基板10に形成されたPウェル123p及びNウェル123nのうち、Pウェル123p上に配置されている。ゲート絶縁膜134は、ゲート電極135と、Pウェル123pとの間に形成されている。このような構成の2端子容量は、メタル層第1層M1における電源配線VDD及び接地配線VSSの間に形成されている。ゲート電極135は、電源配線VDDに接続されている。Pウェル123pは、拡散層127nを介して接地配線VSSに接続されている。このような2端子容量を半導体装置内に配置させ、電源ノイズを低減させる。
しかしながら、クロックセルは、動作率や駆動能力が高く、発生するノイズも大きい。このため、2端子容量に形成される寄生抵抗によって、高周波のノイズが2端子容量を素通りする。2端子容量によるノイズ抑制効果は限定的である。
また、クロックセルのノイズ低減のために、VDD配線と、クロックセルに給電するVDDCK配線を完全に電源分離する場合には、電源メッシュの構造が複雑になり、製造が困難である。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体装置は、第1電源配線と、前記第1電源配線と異なる電位の第2電源配線と、周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部と、3端子容量と、を有する高駆動セルと、を備え、前記3端子容量は、半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、絶縁膜を挟んで前記前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極とを含む。
前記一実施の形態によれば、ノイズの伝搬を抑制することができる半導体装置を提供することができる。
実施形態1に係る半導体装置を例示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置におけるスタンダードセル領域のメタル層の第1層を例示した拡大図である。 実施形態1に係る半導体装置における電源配線のメッシュを例示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置の3端子容量を例示した断面図である。 実施形態1の変形例に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態1に係る半導体装置の高駆動セル及び周囲のセルを例示した平面図である。 実施形態2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例3に係る半導体装置の高駆動部分離セル及び3端子容量分離セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例4に係る半導体装置の高駆動部分離セル及び3端子容量分離セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例5に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態2の変形例6に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態3に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態3の変形例1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 実施形態3の変形例2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。 半導体装置の基板上に積層されたメタル層の第1層の平面図である。 半導体装置の基板上に積層されたメタル層の第6層の平面図である。 半導体装置を例示した断面図であり、図19のA−A線による断面を示す。 半導体装置の電源配線を例示した平面図である。 ゲート酸化膜を含む2端子容量を例示した平面図である。
説明の明確化のため、以下の記載及び図面は、適宜、省略、及び簡略化がなされている。また、各図面において、同一の要素には同一の符号が付されており、必要に応じて重複説明は省略されている。
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る半導体装置を例示した平面図である。図1に示すように、半導体装置1は、主面11を有する半導体基板10を備えている。
ここで、半導体装置1の説明の便宜のために、XYZ直交座標軸を導入する。主面11に直交する方向をZ軸方向とし、主面11に平行な面内における一方向をX軸方向とする。主面11に平行な面内におけるX軸方向に直交する方向をY軸方向とする。なお、XYZ直交座標軸は、半導体装置1の説明の便宜のために導入したものであり、半導体装置1を使用する際に、主面11を鉛直方向に向ける等のように、半導体装置1の使用時の向きを規定したものではない。
主面11は、Z軸方向から見て、例えば矩形状である。主面11には、IO領域12及びコア領域13が設けられている。IO領域12は、例えば、主面11の周縁近傍に設けられている。IO領域12には、信号の入出力を行う複数のIO端子14が周縁に沿って並ぶように設けられている。図では、煩雑にならないように、いくつかのIO端子14のみ符号が付されている。また、PLL(Phase Locked Loop)回路15、及び、ADC(Analog to Digital Converter)回路をIO領域12に配置してもよい。
コア領域13は、主面11の中央部に設けられている。コア領域13は、IO領域12に囲まれている。コア領域13には、FLASHやSRAM等の各種のハードマクロ及びスタンダードセルが配置されている。スタンダードセルが配置された領域を、スタンダードセル領域16という。よって、コア領域13は、スタンダードセル領域16を含んでいる。
スタンダードセル領域16は、クロックセル20a、フリップフロップ、各種の組合せ回路セル等の多数のスタンダードセルが配置されている。スタンダードセル領域16では、IO領域12のPLL回路15等から出力されたクロック信号は、多段構成の多数のクロックセル20aのクロック部に入力される。クロックセル20aは、入力された信号を半導体装置1全体に分配する。例えば、末端のクロックセル20aは、多数のフリップフロップ等にクロック信号を分配する。
クロックセル20aには大きな電流が流れる。クロックセル20aは、周囲のセルよりも大きい電流を消費する。したがって、クロックセル20aにおいて発生するノイズも大きいものとなる。クロックセル20aは、ノイズの主な発生源となっている。
図2は、実施形態1に係る半導体装置1におけるスタンダードセル領域のメタル層の第1層M1を例示した拡大図である。図2に示すように、スタンダードセル領域16は、電源配線VDDと、電源配線VSSと、を有している。スタンダードセル領域16の第1層M1では、X軸方向に延在した複数の電源配線VDDと、X軸方向に延在した複数の電源配線VSSが、Y軸方向に交互に並んで配置されている。そして、隣り合う電源配線VDD及び電源配線VSSに渡って跨ぐように、クロックセル20a、フリップフロップ等のセル17がレイアウトされている。セル17は、例えば、インバータ、バッファ、NAND、NOR、AND等のセル17である。なお、図では、いくつかのセル17及びいくつかのクロックセル20aにのみ符号を付している。また、セル17内のレイアウトは省略されている。
図3は、実施形態1に係る半導体装置における電源配線のメッシュを例示した平面図である。半導体装置1は、半導体基板10を覆う層状に積層された複数のメタル層を備えている。複数のメタル層は、半導体基板10側から順に、第1層M1、第2層M2、・・・第N層Mn、・・・、最上層を含んでいる。
図3に示すように、スタンダードセル領域16には、電源配線VDD及び電源配線VSSのメッシュ18が形成されている。メッシュ18は、第N層Mn及び第(n−1)層Mn−1を含んでいる。そして、下層のメタル層及びトランジスタは、上層のメタル層からビア19を経由して給電されている。なお、図では、いくつかのビア19のみ符号を付している。
図4は、実施形態1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。図4に示すように、半導体装置1は、電源配線VDDと、電源配線VSSと、高駆動セル20と、を備えている。電源配線VDD、電源配線VSS及び高駆動セル20は、主面11におけるスタンダードセル領域16に設けられている。
電源配線VDDは、例えば、VDDの電位を供給する電源配線である。電源配線VSSは、電源配線VDDと異なる電位を有している。電源配線VSSは、例えば、接地された基準電位の電源配線である。電源配線VDD及び電源配線VSSは、半導体基板10上に層状に積層されたメタル層における同じ層に形成されている。電源配線VDD及び電源配線VSSは、例えば、メタル層の第1層M1に形成されている。
電源配線VDD及び電源配線VSSは、X軸方向に延在している。電源配線VDD及び電源配線VSSは、Y軸方向に間隔を空けて形成されている。電源配線VSSを第1電源配線といい、電源配線VDDを第2電源配線ともいう。なお、第1電源配線は、電源配線VSSに限らず、例えば、電源配線VDDでもよい。第2電源配線は、電源配線VDDに限らず、電源配線VSSでもよい。
高駆動セル20は、例えば、クロックセル20aである。高駆動セル20は、隣り合う電源配線VDD及び電源配線VSSに渡って配置されている。高駆動セル20の+Y軸方向の端縁は、電源配線VDDに位置し、−Y軸方向の端縁は、電源配線VSSに位置している。
高駆動セル20は、高駆動部21、3端子容量31及び32を有している。高駆動部21は、周囲のセル17よりも大きい電流を消費する。高駆動部21は、例えば、PLL回路15から出力されたクロック信号を分配するクロック部である。高駆動部21は、PLL回路15から出力されたクロック信号を入力し、入力されたクロック信号を他のセル17または他の高駆動セル20に分配する。高駆動部21は、例えば、インバータタイプのクロック部である。高駆動部21は、電源配線VDDと電源配線VSSとの間に形成されている。
なお、高駆動セル20は、クロックセル20aに限らない。高駆動セル20は、周囲のセル17よりも大きい電流を消費する高駆動部21を有していれば、他のセル17でもよい。以下では、高駆動セル20を、クロックセル20aとして、説明する。
3端子容量31及び32は、高駆動セル20に設けられている。高駆動セル20には、複数の3端子容量31及び32が設けられてもよい。3端子容量31及び32は、電源配線VDDと電源配線VSSとの間に形成されている。
3端子容量31及び32と、高駆動部21とは、高駆動セル20内において、X軸方向に並んで形成されている。例えば、高駆動部21は、3端子容量31及び32の間に形成されている。本実施形態の半導体装置1では、電源ノイズの発生源である高駆動部21への給電は、3端子容量31及び32を経由して行われる。これにより、クロック部等の高駆動部21から、高駆動セル20の周囲のセル17へのノイズの伝搬を抑制する。
3端子容量31及び32は、3つの端子を有する容量である。1つの端子は、電源配線VDDに接続している。1つの端子は、高駆動部21に接続している。1つの端子は、電源配線VSSに接続している。以下で、3端子容量の例を説明する。なお、3端子容量は、3つの端子が上記に示した接続となる構成であれば、以下の例に限らない。
図5は、実施形態1に係る半導体装置の3端子容量を例示した断面図である。図4及び5に示すように、3端子容量31及び32は、Pウェル23pと、拡散層27nと、絶縁膜34と、電極35と、を含んでいる。Pウェル23p及び拡散層27nは、半導体基板10に形成されている。P型のウェル23pにおける電極35で覆われた部分の両側に、N+型の拡散層27nが形成されている。Pウェル23pは、拡散層27nを介して電源配線VSSと接続されている。電極35は、例えば、板状の導電部材である。電極35は、例えば、金属板である。電極35は、一方が電源配線VDDに接続している。他方が高駆動部21に接続している。電極35は、絶縁膜34を挟んでPウェル23pと対向している。なお、3端子容量は、ウェルの両端に拡散層が設けられていれば、Pウェル23pに限らず、Nウェルを含んでもよい。よって、3端子容量31及び32は、半導体基板10に形成され、拡散層を介して第1電源配線と接続されたウェルを含んでいる。
図4に示すように、電源配線VDD及び電源配線VSSは、適宜設けられた配線を用いて、3端子容量31及び32に接続されている。高駆動部21に対する給電は、3端子容量31及び32を介して行われる。例えば、X軸方向に延在した電源配線VDDは、Y軸方向に延在した配線を経て、3端子容量32の電極35の+Y軸方向側の端縁に設けられた端子に接続されている。そして、3端子容量32の電極35の−Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、Y軸方向に延在した配線を経て、高駆動部電源配線VDDCKの一端に接続されている。このように、3端子容量31及び32の電極35と、高駆動部21とは、高駆動部電源配線VDDCKで接続されている。
高駆動部電源配線VDDCKは、X軸方向に延在している。高駆動部電源配線VDDCKは、電源配線VDDが分断された部分に配置されている。高駆動部電源配線VDDCKの他端は、Y軸方向に延在した配線を経て、3端子容量31の電極35の+Y軸方向側の端縁に接続されている。そして、3端子容量31の電極35の−Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、Y軸方向に延在した配線を経て、電源配線VDDに接続されている。高駆動部電源配線VDDCKからは、Y軸方向に延在した配線を経て、高駆動部21に接続されている。したがって、高駆動部21と、電源配線VDDとは、3端子容量31の電極35及び3端子容量32の電極35を介して接続される。
高駆動部21は、例えば、インバータタイプのクロック部である。したがって、PMOS22pとNMOS22nとが接続されたCMOS構造となっている。電源配線VDDと電源配線VSSとの間の半導体基板10には、Pウェル23p及びNウェル23nが形成されている。Pウェル23pは、例えば、電源配線VSS側の半導体基板10に形成されている。Nウェル23nは、例えば、電源配線VDD側の半導体基板10に形成されている。Pウェル23pとNウェル23nとの境界は、3端子容量31及び32の部分で電源配線VDD側に突出している。すなわち、3端子容量31及び32は、Pウェル23p上に形成されている。
高駆動部電源配線VDDCKからY軸方向に延在した配線は、高駆動部21のPMOS22pのソース24aに接続されている。高駆動部21のNMOS22nのソース24bは、電源配線VSSに接続されている。PMOS22pのドレイン25aと、NMOS22nのドレイン25bとは接続されている。クロック信号は、PMOS22p及びNMOS22nのゲート端子26に入力され、PMOS22p及びNMOS22nのドレイン端子25から出力される。高駆動部21は同様の接続のPMOSおよびNMOSをそれぞれ並列に4本持っている。
高駆動部電源配線VDDCKは、メタル層の第1層M1から形成されてもよい。この場合には、電源配線VDD、電源配線VSS及び高駆動部電源配線VDDCKは、同じメタル層から形成されている。すなわち、電源配線VDD、電源配線VSS及び高駆動部電源配線VDDCKは、半導体基板10上のメタル層の第1層から形成されている。
次に、実施形態1の半導体装置1の効果を説明する。
本実施形態の半導体装置1では、主要なノイズ源となる高駆動部21への給電が、3端子容量31及び32を経由して行われている。このため、高駆動部21から周辺へのノイズ伝搬を抑制することができる。
また、3端子容量31及び32として、半導体基板10上に形成されたゲート容量を利用している。特許文献1の3端子容量と異なり、上層のメタル層を用いて3端子容量を形成していない。したがって、信号配線の引き回しが困難になることを抑制することができる。よって、上層に形成された電源メッシュ18の設計変更を必要としていない。また、これにより、特殊なプロセスを必要とすることがない。よって、汎用の製造装置で製造することができ、信頼性低減の抑制や製造コストの低減が可能になる。
(実施形態1の変形例)
図6は、実施形態1の変形例に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。図6に示すように、本変形例の半導体装置1aは、高駆動部21として、バッファータイプのクロック部を有している。例えば、バッファータイプの高駆動部21は、例えば、インバータを連結させた構成となっている。なお、バッファータイプの高駆動部21は、このような構成に限らない。高駆動部21以外の構成は、実施形態1と同様であるので説明を省略する。
(実施形態2)
次に、実施形態2の半導体装置2を説明する前に、実施形態1の半導体装置1の課題点を説明する。その後で、実施形態2を説明する。図7は、実施形態1に係る半導体装置1の高駆動セル及び周囲のセルを例示した平面図である。図8は、実施形態2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。なお、図7及び図8では、高駆動部を記号で示している。以下の図でも同様である。
セル17をレイアウトする設計手法において、NANDセル、FFセル等の通常のセル17は、隣り合う電源配線VDD及び電源配線VSSで区分されたロウ(row)40に配置される。図7に示すように、実施形態1の半導体装置1では、高駆動部電源配線VDDCKは、分断された電源配線VDDの間に形成されている。したがって、高駆動セル20が配置されたロウ40の+Y軸方向側に隣接するロウ40に、通常のセル17が配置された場合に、通常のセル17の電源配線VDDと、高駆動部電源配線VDDCKとがショートする可能性がある。
具体的には、通常のセル17の境界は、電源配線VDDまたは電源配線VSSとなっている。そして、+Y軸方向側及び−Y軸方向側に隣接するロウ40のセル17は、フリップ配置される。よって、セル17の境界の電源配線VDDまたは電源配線VSSを共有する。したがって、そのようなセル17が配置されたレイアウト中に、実施形態1の高駆動セル20が配置されると、通常のセル17の電源配線VDDと、高駆動部電源配線VDDCKとがショートする。したがって、電源配線VDDと高駆動部電源配線VDDCKがショートしないように、実施形態1の高駆動セル20と通常のセル17の配置位置には注意する必要がある。
一方、図8に示すように、本実施形態では、高駆動部電源配線VDDCKは、電源配線VDDと電源配線VSSとの間に形成されている。よって、高駆動セル20が配置されたロウ40の+Y軸方向側に隣接するロウ40及び−Y軸方向側に隣接するロウ40に通常のセル17が配置されても、電源配線VDDと、高駆動部電源配線VDDCKとのショートを抑制することができる。
このように、本実施形態の半導体装置2によれば、電源配線VDDが3端子容量31及び32を介して、高駆動部21に接続されているので、ノイズの伝搬を抑制することができるとともに、高駆動セル20の周囲に通常のセル17を自由に配置することができる。そして、通常のセル17の電源配線VDD及びVSSと、高駆動部電源配線VDDCKとのショートを抑制することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1及び変形例の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例1)
次に、実施形態2の変形例1に係る半導体装置を説明する。本変形例は、3端子容量31を一方のみ有している。図9は、実施形態2の変形例1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図9に示すように、本変形例の半導体装置2aは、高駆動部21のX軸方向に並んで形成された3端子容量31及び32のうち、−X軸方向側の3端子容量32を有していない。半導体装置2aは、+X軸方向側の3端子容量31のみ有している。
本変形例の半導体装置2aによれば、3端子容量32によるノイズ削減効果は減少するものの、高駆動セル20の占める面積を縮小することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、変形例及び実施形態2の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例2)
次に、実施形態2の変形例2に係る半導体装置を説明する。本変形例は、高駆動部電源配線VDDCKの幅は、電源配線VDD及び電源配線VSSの幅よりも小さくなっている。図10は、実施形態2の変形例2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図10に示すように、本変形例の半導体装置2bの高駆動部電源配線VDDCKは、電源配線VDDと電源配線VSSとの間に配置されている。また、高駆動部電源配線VDDCKの幅は、電源配線VDD及び電源配線VSSの幅よりも小さくなっている。高駆動部電源配線VDDCKは、高駆動セル20における高駆動部21だけに電流を供給すればよいため、幅を小さくすることができる。
本変形例の半導体装置2bによれば、高駆動部電源配線VDDCKの幅を小さくしているので、高駆動セル20内の高駆動部電源配線VDDCKの占める面積を縮小することができ、他の配線スペースを確保することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例3)
次に、実施形態2の変形例3に係る半導体装置を説明する。本変形例は、3端子容量31及び32を別のセルに分離している。そして、3端子容量31及び32の電極と、高駆動部21とを接続する高駆動部電源配線VDDCKは、上層のメタル層から形成されている。したがって、電源配線VDD及び電源配線VSSは、高駆動部電源配線VDDCKよりも、半導体基板10側に形成されている。
図11は、実施形態2の変形例3に係る半導体装置の高駆動部分離セル及び3端子容量分離セルを例示した平面図である。図11に示すように、本変形例に係る半導体装置2cは、電源配線VSSと、電源配線VDDと、電源配線VSSと、高駆動部分離セル20sと、3端子容量分離セル31s及び32sと、を備えている。
電源配線VSS、電源配線VDD及び電源配線VSSを、それぞれ、第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSともいう。第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSは、X軸方向に延在し、Y軸方向に間隔を空けて順に並んで形成されている。
高駆動部分離セル20sは、高駆動部21を有している。高駆動部分離セル20sには、3端子容量31及び32は形成されていない。高駆動部21は、第1電源配線VSSと第2電源配線VDDとの間に形成されている。
3端子容量分離セル31s及び32sは、それぞれ3端子容量31及び32を有している。3端子容量分離セル31s及び32sには、高駆動部21は形成されていない。例えば、3端子容量31は、第1電源配線VSSと第2電源配線VDDとの間に形成されている。3端子容量32は、第2電源配線VDDと第3電源配線VSSとの間に形成されている。
また、半導体装置2cは、半導体基板10を覆う層状に積層された複数のメタル層を備えている。第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSと、高駆動部電源配線VDDCKとは、異なるメタル層から形成されている。例えば、半導体装置2cの第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSは、高駆動部電源配線VDDCKよりも、半導体基板10側に形成されている。
具体的には、半導体装置2cの第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSは、メタル層の第1層M1に形成されている。これに対して、高駆動部電源配線VDDCKは、メタル層の第2層M2及び第3層M3に形成されている。第3層M3に形成された高駆動部電源配線VDDCKは、X軸方向に延在している。一方、第2層M2に形成された高駆動部電源配線VDDCKは、Y軸方向に延在している。
3端子容量31の電極35と、高駆動部21とは、メタル層の第3層M3に形成された高駆動部電源配線VDDCKにより接続されている。3端子容量31の電極35と、高駆動部電源配線VDDCKとは、ビア19aによって接続されている。高駆動部電源配線VDDCKと、高駆動部21とは、ビア19bによって接続されている。
3端子容量32の電極35と、高駆動部21とは、メタル層の第2層M2及び第3層M3に形成された高駆動部電源配線VDDCKにより接続されている。3端子容量32の電極35と、第3層M3に形成された高駆動部電源配線VDDCKとは、ビア19cによって接続されている。第3層M3に形成された高駆動部電源配線VDDCKと、第2層M2に形成された高駆動部電源配線VDDCKとは、ビア19dによって接続されている。第2層M2に形成された高駆動部電源配線VDDCKと、高駆動部21とは、ビア19eによって接続されている。
本変形例の半導体装置2cによれば、3端子容量31及び32と、高駆動部21とが一体化していない。よって、3端子容量31及び32と、高駆動部21との位置を自在に変更することにより、サイズの増大することを抑制できる場合がある。また、種々の容量の3端子容量31及び32との組み合わせが容易になり、容量値を最適化することができる。さらに、3端子容量31及び32と、高駆動部21とを異なるロウ40に配置してもよいし、ある程度距離を置いて配置してもよい。よって、3端子容量31及び32と、高駆動部21とを配置する自由度を大きくすることができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例4)
次に、実施形態2の変形例4に係る半導体装置を説明する。本変形例は、変形例3と異なり、高駆動部電源配線VDDCKは、電源配線VDD及び電源配線VSSよりも、半導体基板10側に形成されている。
図12は、実施形態2の変形例4に係る半導体装置の高駆動部分離セル及び3端子容量分離セルを例示した平面図である。図12に示すように、本変形例の半導体装置2dは、半導体基板10を覆う層状に積層された複数のメタル層を備えている。また、半導体装置2dは、第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSを備えている。さらに、半導体装置2dは、高駆動部分離セル20s、3端子容量分離セル31s及び32sを備えている。
第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSと、高駆動部電源配線VDDCKとは、異なるメタル層から形成されている。そして、高駆動部電源配線VDDCKは、第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSよりも、半導体基板10側に形成されている。
具体的には、半導体装置2dの第1電源配線VSS、第2電源配線VDD及び第3電源配線VSSは、メタル層の第2層M2に形成されている。これに対して、高駆動部電源配線VDDCKは、メタル層の第1層M1に形成されている。第1層M1に形成された高駆動部電源配線VDDCKは、X軸方向に延在した部分と、Y軸方向に延在した部分とを有している。
3端子容量31の電極35と、高駆動部21とは、X軸方向に延在した高駆動部電源配線VDDCKにより接続されている。高駆動部電源配線VDDCKは、メタル層の第1層M1に形成されている。一方、3端子容量31の電極35に接続される配線と、第2電源配線VDDとは、ビア19fによって接続されている。拡散層27nの端子と、第1電源配線VSSとは、ビア19g及びビア19hによって接続されている。
3端子容量32の電極35と、高駆動部21とは、Y軸方向に延在した高駆動部電源配線VDDCKにより接続されている。高駆動部電源配線VDDCKは、メタル層の第1層M1に形成されている。一方、3端子容量32の電極35に接続される配線と、第2電源配線VDDとは、ビア19iによって接続されている。拡散層27nの端子と、第3電源配線VSSとは、ビア19j及びビア19kによって接続されている。
本変形例の半導体装置2dによれば、電源配線VDD及び電源配線VSSは、メタル層の第2層に形成されている。よって、3端子容量31及び32の電極35と、高駆動部21とを、第1層M1に形成された高駆動部電源配線VDDCKにより接続することができる。これにより、高駆動部電源配線VDDCKの長さを小さくすることができ、主面11を占める面積を小さくすることができる。また、高駆動部電源配線VDDCKの接続を容易にすることができる。さらに、種々の容量の3端子容量31および32との組み合わせが容易になり、容量値を最適化することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例5)
次に、実施形態2の変形例5に係る半導体装置を説明する。本変形例では、電源配線VSS側に、3端子容量31及び32の電極35を接続する。図13は、実施形態2の変形例5に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図13に示すように、本変形例の半導体装置2eの高駆動セル20は、3端子容量36及び37を備えている。3端子容量36及び37の電極35は、電源配線VSS側に接続されている。すなわち、前述の電源配線VDDに、3端子容量31及び32の電極35を接続するのに替えて、電源配線VSSに、3端子容量36及び37の電極35を接続している。
具体的には、3端子容量36及び37は、Nウェル23n、絶縁膜34及び電極35を含んでいる。3端子容量36及び37の場合には、直下の半導体基板10は、Nウェル23nとなっている。よって、3端子容量36及び37は、例えば、N型のウェル23nにおける電極35で覆われた部分の両側に、P+型の拡散層27pが形成された構成となっている。そして、Nウェル23nは、3端子容量31及び32のPウェル23pと異なり、電源配線VDDと接続されている。電極35は、絶縁膜34を挟んでNウェル23nと対向し、一方が電源配線VSSに接続され、他方が高駆動部21に接続されている。Pウェル23pとNウェル23nとの境界は、3端子容量36の部分で電源配線VSS側に突出している。
電源配線VSSは、Y軸方向に延在した配線を経て、3端子容量37の電極35の+Y軸方向側の端縁に設けられた端子に接続されている。そして、3端子容量37の電極35の−Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、高駆動部電源配線VSSCKの一端に接続されている。
高駆動部電源配線VSSCKは、X軸方向に延在している。高駆動部電源配線VSSCKの他端は、3端子容量36の電極35の−Y軸方向側の端縁に接続されている。そして、3端子容量36の電極35の+Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、Y軸方向に延在した配線を経て、電源配線VSSに接続されている。
高駆動部電源配線VSSCKからは、Y軸方向に延在した配線を経て、高駆動部21に接続されている。したがって、高駆動部21と、電源配線VSSとは、3端子容量36の電極35及び3端子容量37の電極35を介して接続される。
本変形例によれば、電源配線VSSに対しても、電源配線VDDと同様に、ノイズの伝搬を抑制することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態2の変形例6)
次に、実施形態2の変形例6に係る半導体装置を説明する。本変形例では、3端子容量32及び3端子容量36を有している。そして、電源配線VDD側及び電源配線VSS側に、それぞれ、3端子容量32及び36の電極35を接続する。図14は、実施形態2の変形例6に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図14に示すように、本変形例の半導体装置2fは、3端子容量32及び3端子容量36を有している。3端子容量36は、Nウェル23n、絶縁膜34及び電極35を含んでいる。Nウェル23nは、半導体基板10に形成されている。Nウェル23nは、拡散層27pを介して電源配線VDDと接続されている。電極35は、絶縁膜34を挟んでNウェル23nと対向し、一方が電源配線VSSに接続され、他方が高駆動部21に接続されている。3端子容量36の直下の半導体基板10には、Nウェル23nを形成する。したがって、Pウェル23pとNウェル23nとの境界は、3端子容量36の部分で電源配線VSS側に突出している。
一方、3端子容量32は、Pウェル23p、絶縁膜34及び電極35を含んでいる。Pウェル23pは、半導体基板10に形成されている。Pウェル23pは、拡散層27nを介して電源配線VSSと接続されている。3端子容量32の電極35は、絶縁膜34を挟んでPウェル23pと対向し、一方が電源配線VDDに接続され、他方が高駆動部21に接続されている。3端子容量32の直下の半導体基板10には、Pウェル23pを形成する。したがって、Pウェル23pとNウェル23nとの境界は、3端子容量32の部分で電源配線VDD側に突出している。このように、半導体装置2fは、電源配線VSS及びVDDとの接続関係が相互に逆の3端子容量32及び36を有している。
電源配線VDDは、Y軸方向に延在した配線を経て、3端子容量32の電極35の−Y軸方向側の端縁に設けられた端子に接続されている。そして、3端子容量32の電極35の+Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、高駆動部電源配線VDDCKの一端に接続されている。高駆動部電源配線VDDCKの他端は、高駆動部21に接続されている。
一方、電源配線VSSは、Y軸方向に延在した配線を経て、3端子容量36の電極35の+Y軸方向側の端縁に設けられた端子に接続されている。そして、3端子容量36の電極35の−Y軸方向側の端縁に設けられた端子は、高駆動部電源配線VSSCKの一端に接続されている。高駆動部電源配線VSSCKの他端は高駆動部21に接続されている。
したがって、半導体装置2fの高駆動部21と、電源配線VDDとは、3端子容量32の電極35を介して接続されている。また、高駆動部21と、電源配線VSSとは、3端子容量36の電極35を介して接続されている。
本変形例の半導体装置2fによれば、電源配線VDD側及び電源配線VSS側の両方に対して、ノイズの伝搬を抑制することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態3)
次に、実施形態3を説明する。本実施形態は、ダブルハイト構成の半導体装置である。図15は、実施形態3に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。図15に示すように、本実施形態の半導体装置3は、電源配線VSSをさらに備えている。そして、Y軸方向に、電源配線VSS、電源配線VDD、及び、電源配線VSSが順に並んで配置されている。
Y軸方向に順に並んだ電源配線VSS、電源配線VDD、及び、電源配線VSSを、第1電源配線、第2電源配線、及び、第3電源配線とした場合に、高駆動セル20は、第2電源配線が分断された部分を含むように、Y軸方向に延在している。高駆動セル20は、分断された第2電源配線を跨いでY軸方向に延在している。
高駆動部21は、第2電源配線が分断された部分と第1電源配線との間に形成されている。3端子容量31は、第2電源配線が分断された部分と第3電源配線との間に形成されている。3端子容量31の直下の半導体基板10には、Pウェル23pが形成されている。高駆動部21と3端子容量31とは、Y軸方向に並んで形成されている。3端子容量31は、高駆動部21よりも+Y軸方向側に形成されている。
なお、高駆動部21と3端子容量31とは、Y軸方向に並んで形成されていれば、3端子容量31は、高駆動部21よりも−Y軸方向側に形成されてもよい。
本実施形態の半導体装置3は、実施形態1及び実施形態2のシングルハイト構成と比較すると、X軸方向における寸法を小さくすることができる。また、高駆動部21と3端子容量31とは、Y軸方向に並んで形成されているので、3端子容量31のX軸方向の両側のレイアウトオーバーヘッド(ウェルを折り曲げる箇所)を占める面積を小さくすることができる。これにより、スタンダードセル領域16を、他のセル17に用いることができ、主面11を活用する効率を向上させることができる。さらに、高駆動部電源配線VDDCK等のX軸方向への引き回しを不要とし、クロック信号の遅延時間等を含む高駆動セル20の特性を向上させることができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1、実施形態2及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態3の変形例1)
次に、実施形態3の変形例1を説明する。本変形例の半導体装置3aは、3端子容量31と高駆動部21との境界を、調整可能となっている。図16は、実施形態3の変形例1に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図16に示すように、本変形例の半導体装置3aは、実施形態3の半導体装置3に比べて、3端子容量31と高駆動部21との境界が第2電源配線と第3電源配線との間に位置している。高駆動部21が+Y軸方向側に突出している。したがって、高駆動部21は、第2電源配線の分断された部分と第1電源配線との間に形成されているだけでなく、第2電源配線の分断された部分と第3電源配線側との間にも形成されている。よって、3端子容量31の電極35のY軸方向の長さが小さくなっている。
なお、3端子容量31が−Y軸方向側に突出し、3端子容量31と高駆動部21との境界が第1電源配線と第2電源配線との間に位置してもよい。したがって、3端子容量31は、第2電源配線の分断された部分と第3電源配線との間に形成されているだけでなく、第2電源配線の分断された部分と第1電源配線との間にも形成されてもよい。この場合には、3端子容量31の電極35のY軸方向の長さが長くなる。
本変形例の半導体装置3aによれば、3端子容量31と高駆動部21との境界を、Y軸方向にずらすことができる。これにより、3端子容量31と高駆動部21との間の容量及び駆動能力等のバランスを容易に調整することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1〜3及びこれらの変形例の記載に含まれている。
(実施形態3の変形例2)
次に、実施形態3の変形例2を説明する。本変形例の半導体装置は、トリプルハイト構成を有している。図17は、実施形態3の変形例2に係る半導体装置の高駆動セルを例示した平面図である。
図17に示すように、本変形例の半導体装置3bは、電源配線VDD及び電源配線VSSをさらに備えている。そして、Y軸方向に、電源配線VSS、電源配線VDD、電源配線VSS、及び、電源配線VDDが順に並んで配置されている。また、半導体装置3bは、3端子容量31と、3端子容量36と、を備えている。
Y軸方向に順に並んだ電源配線VSS、電源配線VDD、電源配線VSS、及び、電源配線VDDを、第1電源配線、第2電源配線、第3電源配線、及び、第4電源配線とした場合に、高駆動セル20は、第2電源配線及び第3電源配線が分断された部分を含むように、Y軸方向に延在している。高駆動セル20は、第2電源配線が分断された部分と、第3電源配線が分断された部分との間に形成されている。3端子容量31は、第2電源配線が分断された部分と第1電源配線との間に形成されている。3端子容量36は、第3電源配線が分断された部分と第4電源配線との間に形成されている。高駆動部21と3端子容量31及び36とは、Y軸方向に並んで形成されている。
3端子容量31は、高駆動部21よりも+Y軸方向側に形成されている。3端子容量36は、高駆動部21よりも−Y軸方向側に形成されている。高駆動部21は、3端子容量31及び32の間に形成されている。このように、高駆動セル20は、高駆動部21、3端子容量31及び36を含んでいる。高駆動セル20は、第2電源配線及び第3電源配線を跨いでY軸方向に延在している。
本変形例の半導体装置によれば、電源配線VDD及び電源配線VSSの両方の電源ノイズを低減できる。また、高駆動セルと3端子容量31及び36との境界をY軸方向にずらし、容量と駆動能力のバランスを容易に調整することができる。それ以外の構成及び効果は、実施形態1〜3及びこれらの変形例の記載に含まれている。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は既に述べた実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能であることはいうまでもない。
また、例えば、半導体装置が形成された半導体チップ全体及びスタンダードセルに関する以下の事項は、実施形態1〜3の技術的思想の範囲に含まれる。
(付記1)
第1電源配線と、
前記第1電源配線と異なる電位の第2電源配線と、
周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部と、3端子容量と、を有する高駆動セルと、
を備え、
前記3端子容量は、
半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
を含む半導体装置であって、
前記第1電源配線は、接地された基準電位であり、
前記3端子容量のウェルは、P型である半導体装置。
(付記2)
前記高駆動セルは、別の3端子容量をさらに有し、
前記別の3端子容量は、
前記半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第2電源配線と接続されたウェルと、
絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第1電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
を含み、
前記別の3端子容量のウェルは、N型である付記1に記載の半導体装置。
(付記3)
前記高駆動部は、前記第1電源配線と、前記第2電源配線との間に形成され、
前記3端子容量は、前記第1電源配線と、前記第2電源配線との間に形成され、
前記別の3端子容量は、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間以外に形成された付記1に記載の半導体装置。
(付記4)
前記第1電源配線及び前記第2電源配線は、前記半導体基板の主面に平行な面内における第1方向に延在し、
前記第1電源配線及び前記第2電源配線は、前記面内における前記第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて形成され、
前記3端子容量の電極の前記第1方向の長さ、及び、前記第2方向の長さのうち、いずれ一方は可変である付記1に記載の半導体装置。
(付記5)
高駆動部は、インバータタイプのクロック部、または、バッファータイプのクロック部を含む付記1に記載の半導体装置。
(付記6)
前記半導体基板を覆う層状に積層された複数のメタル層をさらに備え、
前記メタル層は、
前記半導体基板の主面に平行な面内における第1方向に延在した複数の電源配線を有する層と、
前記面内における前記第1方向に直交する第2方向に延在した複数の電源配線を有する層と、
が、交互に積層された電源メッシュを含む付記1に記載の半導体装置。
(付記7)
前記半導体基板を覆う層状に積層された複数のメタル層をさらに備え、
前記3端子容量の電極と、前記高駆動部とは、高駆動部電源配線で接続され、
前記第1電源配線及び前記第2電源配線と、前記高駆動部電源配線とは、異なるメタル層から形成され、ビアを介して接続された付記1に記載の半導体装置。
また、例えば、レイアウトに関する以下の事項は、実施形態1〜3の技術的思想の範囲に含まれる。
(付記8)
主面を有する半導体基板と、
前記主面に配置され、前記主面に平行な面内における第1方向に延在した複数のVDD電源配線及び複数のVSS電源配線であって、前記面内における前記第1方向に直交した第2方向に交互に並んで配置された前記VDD電源配線及び前記VSS電源配線と、
周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部と、3端子容量と、を有する高駆動セルと、
を備え、
前記3端子容量は、
半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
を含み、
前記高駆動セルは、隣り合う前記VDD電源配線及び前記VSS電源配線で規定されるロウに配置されるようにレイアウトされた、半導体装置。
1、1a、2、2a、2b、2c、2d、2e、2f、3、3a、3b 半導体装置
10 半導体基板
11 主面
12 IO領域
13 コア領域
14 IO端子
15 PLL回路
16 スタンダードセル領域
17 セル
18 メッシュ
19 ビア
20 高駆動セル
20a クロックセル
21 高駆動部
22n NMOS
22p PMOS
23n Nウェル
23p Pウェル
24a、24b ソース
25 ドレイン端子
25a、25b ドレイン
26 ゲート端子
27n 拡散層
27p 拡散層
31、32 3端子容量
34 絶縁膜
35 電極
36、37 3端子容量
40 ロウ
123n Nウェル
123p Pウェル
127n 拡散層
127p 拡散層
134 絶縁膜
135 電極

Claims (20)

  1. 第1電源配線と、
    前記第1電源配線と異なる電位の第2電源配線と、
    周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部と、3端子容量と、を有する高駆動セルと、
    を備え、
    前記3端子容量は、
    半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含む、
    半導体装置。
  2. 前記高駆動セルは、別の3端子容量をさらに有し、
    前記別の3端子容量は、
    前記半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含み、
    前記高駆動部と、前記第2電源配線とは、前記3端子容量の電極及び前記別の3端子容量の電極を介して接続される、
    請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記高駆動セルは、クロックセルであり、
    前記高駆動部は、入力されたクロック信号を分配するクロック部である、
    請求項1に記載の半導体装置。
  4. 前記第1電源配線及び前記第2電源配線は、前記半導体基板の主面に平行な面内における第1方向に延在し、
    前記第1電源配線及び前記第2電源配線は、前記面内における前記第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて形成された、
    請求項1に記載の半導体装置。
  5. 前記3端子容量の電極と、前記高駆動部とは、高駆動部電源配線で接続され、
    前記高駆動部電源配線は、前記第1方向に延在し、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に形成された、
    請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記高駆動部電源配線の幅は、前記第1電源配線及び前記第2電源配線の幅よりも小さい、
    請求項5に記載の半導体装置。
  7. 前記半導体基板を覆う層状に積層された複数のメタル層をさらに備え、
    前記第1電源配線、前記第2電源配線、及び、前記高駆動部電源配線は、同じ前記メタル層から形成された、
    請求項5に記載の半導体装置。
  8. 前記第1電源配線は、接地された基準電位である、
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  9. 前記第2電源配線は、接地された基準電位である、
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  10. 前記高駆動セルは、別の3端子容量をさらに有し、
    前記別の3端子容量は、
    前記半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第2電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第1電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含み、
    前記高駆動部と、前記第2電源配線とは、前記3端子容量の電極を介して接続され、
    前記高駆動部と、前記第1電源配線とは、前記別の3端子容量の電極を介して接続される、
    請求項1に記載の半導体装置。
  11. 前記第1方向に延在し、前記第1電源配線と同じ電位の第3電源配線をさらに備え、
    前記第2方向に、前記第1電源配線、前記第2電源配線及び記第3電源配線が順に並んで配置され、
    前記高駆動セルは、前記第2電源配線が分断された部分を含むように前記第2方向に延在し、
    前記高駆動部は、前記第2電源配線の分断された部分と前記第1電源配線との間に形成され、
    前記3端子容量は、前記第2電源配線の分断された部分と前記第3電源配線との間に形成された、
    請求項4に記載の半導体装置。
  12. 前記高駆動部は、前記第2電源配線の分断された部分と前記第3電源配線との間にも形成された、
    請求項11記載の半導体装置。
  13. 前記3端子容量は、前記第2電源配線の分断された部分と前記第1電源配線との間にも形成された、
    請求項11に記載の半導体装置。
  14. 前記第1方向に延在し、前記第1電源配線と同じ電位の第3電源配線と、
    前記第1方向に延在し、前記第2電源配線と同じ電位の第4電源配線と、
    をさらに備え、
    前記第2方向に、前記第1電源配線、前記第2電源配線、前記第3電源配線及び前記第4電源配線が順に並んで配置され、
    前記高駆動セルは、前記第2電源配線及び前記第3電源配線が分断された部分を含むように、前記第2方向に延在し、
    前記高駆動部は、前記第2電源配線が分断された部分と、前記第3電源配線が分断された部分との間に形成され、
    前記3端子容量は、前記第2電源配線が分断された部分と前記第1電源配線との間に形成され、
    別の3端子容量は、前記第3電源配線が分断された部分と前記第4電源配線との間に形成され、
    前記別の3端子容量は、
    前記半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第4電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第3電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含み、
    前記高駆動部と、前記第2電源配線とは、前記3端子容量の電極を介して接続され、
    前記高駆動部と、前記第3電源配線とは、前記別の3端子容量の電極を介して接続される、
    請求項4記載の半導体装置。
  15. 第1電源配線と、
    前記第1電源配線と異なる電位の第2電源配線と、
    周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部を有する高駆動部分離セルと、
    3端子容量を有する3端子容量分離セルと、
    を備え、
    前記3端子容量は、
    半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含む、
    半導体装置。
  16. 前記第1電源配線と同じ電位の第3電源配線と、
    前記3端子容量を有する別の3端子容量分離セルと、
    をさらに備え、
    前記第1電源配線、前記第2電源配線及び前記第3電源配線は、前記半導体基板の主面に平行な面内における第1方向に延在し、
    前記第1電源配線、前記第2電源配線及び前記第3電源配線は、前記面内における前記第1方向に直交する第2方向に間隔を空けて順に並んで形成され、
    前記高駆動部は、前記第1電源配線と前記第2電源配線との間に形成され、
    前記別の3端子容量分離セルは、前記第2電源配線と前記第3電源配線との間に形成され、
    前記別の3端子容量分離セルの前記3端子容量は、
    前記半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第3電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含む、
    請求項15に記載の半導体装置。
  17. 前記半導体基板を覆う層状に積層された複数のメタル層をさらに備え、
    前記3端子容量の電極と、前記高駆動部とは、高駆動部電源配線で接続され、
    前記第1電源配線及び前記第2電源配線と、前記高駆動部電源配線とは、異なるメタル層から形成された、
    請求項15に記載の半導体装置。
  18. 前記第1電源配線及び前記第2電源配線は、前記高駆動部電源配線よりも、前記半導体基板側に形成された、
    請求項17に記載の半導体装置。
  19. 前記高駆動部電源配線は、前記第1電源配線及び前記第2電源配線よりも、前記半導体基板側に形成された、
    請求項17に記載の半導体装置。
  20. 主面を有する半導体基板を備え、
    前記主面の周縁近傍に設けられたIO領域と、前記主面の中央部に設けられ、スタンダードセル領域を含むコア領域と、を有し、
    前記スタンダードセル領域は、
    第1電源配線と、
    前記第1電源配線と異なる電位の第2電源配線と、
    周囲のセルよりも大きい電流を消費する高駆動部、及び、3端子容量を有する高駆動セルと、
    を有し、
    前記3端子容量は、
    半導体基板に形成され、拡散層を介して前記第1電源配線と接続されたウェルと、
    絶縁膜を挟んで前記ウェルと対向し、一方が前記第2電源配線に接続され、他方が前記高駆動部に接続された電極と、
    を含み、
    前記IO領域に設けられた回路から出力された信号は、前記高駆動部に入力される、
    半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021192265A1 (ja) * 2020-03-27 2021-09-30 株式会社ソシオネクスト 半導体集積回路装置

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