JP2019079607A - 加熱処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワークの搬入・搬出が容易で、ワークを目標温度に保つことが容易な加熱処理装置を提供する。【解決手段】加熱処理装置は、ワーク200を載置するレール100a,100bと、直線型加熱ヒータ101と、直線型加熱ヒータ101を収容するハウジング104と、ハウジング104がレール100a,100bの上方に位置するように支持する支持部材108a,108bを備える。支持部材108a,108bは、直線型加熱ヒータ101からの放射熱を受ける側に反射部となる壁面106a,106bを有し、ハウジング104とレール100a,100bとを機械的および熱的に結合する。加熱処理装置の電力制御部は、温度センサによって測定されたワーク200の温度と予め設定された目標温度とに基づいて、直線型加熱ヒータ101に供給する電力を制御する。【選択図】 図2

Description

本発明は、電子部品等のワークを加熱する加熱処理装置に関するものである。
各種の電子部品などのワークを例えば電子機器又は基板に熱接着するための直線型加熱ヒータを有し、この加熱ヒータからのエネルギ強度を均等に調整して出力せしめることにより複数のワークを均等な加熱条件下で同時に熱接着するようにした直線型熱接着装置が考案されており、その代表的な構成が特許文献1に開示されている。図7は特許文献1に開示された直線型熱接着装置の略図的説明図である。
特許文献1に開示された直線型熱接着装置では、ヒータホルダ1に固定設置された直線型ハロゲンヒータである加熱ヒータ12の上方に、加熱ヒータ12を覆うように光量調整チャンバ14が設置されている。この光量調整チャンバ14には、天井部に、熱接着される対象である複数のワークを嵌合保持するための複数の開口43〜45が設けられており、各開口43,44,45から加熱ヒータ12の上部空間まで光量調整板17〜20に囲まれた通路40〜42,53〜55が形成されている。加熱ヒータ12からの放射熱は、これら通路40〜42,53〜55を光量調整板17〜20の内壁面を反射しながらワークの下面へと伝わって、ワークを加熱するようになっている。そして、各光量調整板17〜20の角度や各通路40〜42,53〜55の断面積を調整することで、各ワークの下面に伝わる放射熱が均等になるように計られている。
しかしながら、特許文献1に開示された直線型熱接着装置には以下の問題点があった。
(1)ワークが光量調整チャンバ14の天井の開口43〜45に装着されるため、加熱ヒータ12からの放射熱を受けるワーク下面以外のワーク表面は光量調整チャンバ14の外部の外気に晒されることになるので、外気温度の影響を受けてしまい、ワークを目標温度に保つことが難しい。
(2)大量のワークを1台の熱接着装置を使って処理する場合、処理済みのワークを光量調整チャンバ14の天井の開口43〜45から取り外して、新たなワークを開口43〜45に装着しなければならず、ワークの搬入・搬出作業が煩わしい。
特開2008−226761号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、ワークの搬入・搬出が容易で、ワークを目標温度に保つことが容易な加熱処理装置を提供することを目的とする。
本発明の加熱処理装置は、加熱対象のワークを載置するレールと、前記ワークの上方空間に配置された直線型加熱ヒータと、前記直線型加熱ヒータの延伸方向に沿って配置され、前記直線型加熱ヒータからの放射熱の反射部となる第1の壁面を有し、この第1の壁面で囲まれた第1の空間内に前記直線型加熱ヒータを収容するハウジングと、前記レール上のワークを囲むように前記延伸方向に沿って配置され、前記ハウジングが前記レールの上方に位置するように支持する支持部材と、前記ワークの温度を測定する温度センサと、この温度センサによって測定されたワークの温度と予め設定された目標温度とに基づいて、前記直線型加熱ヒータに供給する電力を制御する電力制御部とを備え、前記支持部材は、前記直線型加熱ヒータからの放射熱を受ける側にこの放射熱の反射部となる第2の壁面を有し、この第2の壁面と前記ハウジングと前記レールとにより前記ワークを収容する第2の空間を形成し、前記ハウジングと前記レールとを機械的および熱的に結合することを特徴とするものである。
また、本発明の加熱処理装置の1構成例において、前記温度センサは、前記レールに装着され、前記電力制御部は、前記温度センサによって測定されたレールの温度を前記ワークの温度として取得することを特徴とするものである。
また、本発明の加熱処理装置の1構成例において、前記ワークは、前記レール上を摺動可能なトレイの上に載置され、前記温度センサは、前記トレイに装着され、前記電力制御部は、前記温度センサによって測定されたトレイの温度を前記ワークの温度として取得することを特徴とするものである。
また、本発明の加熱処理装置の1構成例において、前記ハウジングの第1の壁面は、前記延伸方向と垂直な断面が半楕円の形状で、前記直線型加熱ヒータは、前記半楕円の焦点に位置するように配置されることを特徴とするものである。
また、本発明の加熱処理装置の1構成例は、前記第2の空間内に前記直線型加熱ヒータの延伸方向に沿って配置され、前記第2の壁面と向かい合う、前記直線型加熱ヒータからの放射熱の反射部となる第3の壁面を有する反射部材をさらに備えることを特徴とするものである。
また、本発明の加熱処理装置の1構成例において、前記ワークは、前記レールの一方の側から前記第2の空間内に搬入され、前記レールの他方の側から搬出されることを特徴とするものである。
本発明によれば、レールと直線型加熱ヒータとハウジングと支持部材と温度センサと電力制御部とを設けることにより、ワークの搬入・搬出が容易で、ワークを目標温度に保つことが容易な加熱処理装置を実現することができる。
図1は、本発明の実施例に係る加熱処理装置の斜視図である。 図2は、本発明の実施例に係る加熱処理装置の断面図である。 図3は、本発明の実施例に係る加熱処理装置の電気的な接続関係を示すブロック図である。 図4は、本発明の実施例に係る加熱処理装置のコントローラと電力調整器の動作を説明するフローチャートである。 図5は、本発明の実施例におけるワークの温度変化の1例を示す図である。 図6は、本発明の実施例に係る加熱処理装置のコントローラを実現するコンピュータの構成例を示すブロック図である。 図7は、従来の直線型熱接着装置の略図的説明図である。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係る加熱処理装置の斜視図、図2は図1の加熱処理装置をXZ平面で切断した断面図である。なお、図1では、記載を容易にするため、後述する支持部材を片側のみ記載し、またワークとワークを載せるトレイについても片側のみ記載している。
加熱処理装置は、加熱対象の電子部品等のワーク200を載置するステンレス等の金属からなるレール100a,100bと、ワーク200の上方空間に配置される直線型ランプヒータからなる直線型加熱ヒータ101と、直線型加熱ヒータ101の延伸方向(Y方向)に沿って配置され、直線型加熱ヒータ101からの放射熱の反射部となる内壁面102(第1の壁面)を有し、この内壁面102で囲まれた空間103(第1の空間)内に直線型加熱ヒータ101を収容するステンレス等の金属からなるハウジング104と、ハウジング104を冷却するための金属製のヒートシンク105と、レール100a,100b上のワーク200を囲むようにY方向に沿って配置され、ハウジング104がレール100a,100bの上方に位置するように支持し、ハウジング104とレール100a,100bとを機械的および熱的に結合するステンレス等の金属からなる支持部材108a,108bと、Y方向に沿って配置され、空間107側の壁面109a,109b(第3の壁面)が直線型加熱ヒータ101からの放射熱の反射部となるように、レール100aと100bの間に配置されたステンレス等の金属からなる反射部材110とを備えている。
次に、本実施例の加熱処理装置の構成について詳細に説明する。レール100aは、Y方向に沿って平行に配置された2本の棒状の部材100a−1,100a−2からなる。同様に、レール100bは、Y方向に沿って平行に配置された2本の棒状の部材100b−1,100b−2からなる。
このような2列のレール100a,100bの上にワーク200が載置される。図1、図2の例では、ステンレス等の金属からなるトレイ201の上に複数(図1の例では5個)のワーク200が載置され、このトレイ201がレール100a,100bの上に載置されるようになっている。トレイ201は、レール100a,100bの上を滑り、Y方向に移動できるようになっている。
なお、本実施例では、例えば数mm角程度の微小なワーク200を想定しているため、トレイ201を介してワーク200をレール100a,100b上に載置しているが、ワーク200を直接レール100a,100b上に載置してもよいことは言うまでもない。
上記のとおり、直線型加熱ヒータ101は、ハウジング104の内壁面102で囲まれた空間103内に収容される。ハウジング104の内壁面102は、Y方向と垂直な断面が略半楕円の形状を有する。直線型加熱ヒータ101は、Y方向の両端がハウジング104に固定される。また、この固定部分を介して電源(不図示)から直線型加熱ヒータ101に電力が供給され、直線型加熱ヒータ101が発熱するようになっている。また、直線型加熱ヒータ101は、半楕円の内壁面102の一方の焦点に位置するように固定される。
支持部材108a,108bは、直線型加熱ヒータ101からの放射熱を受ける側の平面状の壁面106a,106b(第2の壁面)がワーク200の高さ方向(Z方向)に対して傾きを有するように、下部がレール100a,100bに固定され、上部がハウジング104に固定されている。これにより、ハウジング104は、ワーク200の上方に位置するように支持される。また、ハウジング104と支持部材108a,108bとレール100a,100bとによって囲まれた空間107(第2の空間)が形成される。この空間107内にワーク200が収容される。壁面106a,106bの傾きは、ワーク200の目標温度に応じて適宜設定される。
上記のとおり、直線型加熱ヒータ101がハウジング104の半楕円の内壁面102の一方の焦点に位置するように固定されるので、直線型加熱ヒータ101からの放射熱は前記半楕円の他方の焦点に集まるようにハウジング104の内壁面102によって反射される。
この半楕円の他方の焦点付近には、Y方向と垂直な断面が上に凸の逆V字形の反射部材110が配置されている。反射部材110は、下部がレール100a,100bに固定されている。反射部材110のワーク200側の平面状の壁面109a,109bは、Z方向に対して傾きを有し、支持部材108a,108bの壁面106a,106bと向かい合うようになっている。壁面109a,109bの傾きは、ワーク200の目標温度に応じて適宜設定される。
直線型加熱ヒータ101からの放射熱は、この反射部材110の壁面109a,109bによって反射され、この壁面109a,109bと向かい合う支持部材108a,108bの壁面106a,106bによって再び反射される。こうして、反射部材110の壁面109a,109bと支持部材108a,108bの壁面106a,106bとの間で多重反射を繰り返すことにより、直線型加熱ヒータ101からの放射熱がワーク200に伝わるようになっている。
本実施例では、一度に加熱処理できるワーク200の量を増やすためと、ワーク200に与える熱量を適切に設定するため、レール100a,100bを2列設けている。そして、本実施例では、直線型加熱ヒータ101とワーク200との距離、直線型加熱ヒータ101に供給する電力、壁面106a,106b,109a,109bの傾き、ハウジング104の内壁面102の反射率、および壁面106a,106b,109a,109bの反射率等を適宜設定することにより、各ワーク200に伝わる放射熱が均等になるように設計することができ、ワーク200を目標温度に保つことができる。
また、本実施例では、放射およびハウジング104からの熱伝導によって支持部材108a,108bに与えられた熱は、支持部材108a,108b中を伝わる熱伝導によりレール100a,100bに移動し、トレイ201を介してワーク200に伝わる。したがって、本実施例では、放射によって加熱されるワーク200の上側と反対側の下側を、レール100a,100bからの熱伝導によって加熱することができ、外気による影響を抑えることができるので、ワーク200を目標温度に保つことができる。
未処理のワーク200が載置されたトレイ201は、例えば図1の右側から空間107内のレール100a,100b上に搬入される。個々のワーク200は、それぞれ複数の部品からなり、これら複数の部品間に加熱硬化型の接着剤が予め塗布されている。このワーク200を加熱することにより、接着剤が硬化し、複数の部品が接着される。加熱処理済みのワーク200が載置されたトレイ201は、レール100a,100b上をY方向に移動し、空間107内から例えば図1の左側へ搬出される。
以上の構造により、本実施例では、ワーク200の搬入・搬出が容易で、ワーク200を目標温度に保つことが容易な加熱処理装置を実現することができるが、レール100a,100bからの熱伝導によってワーク200を加熱するようにしたため、直線型加熱ヒータ101に供給する電力を常に一定にした場合、ワーク200の温度が許容可能な目標温度の範囲を逸脱して、高くなり過ぎる可能性がある。そこで、本実施例では、ワーク200の温度をより精密に制御する構成を導入する。
図3は本実施例の加熱処理装置の電気的な接続関係を示すブロック図である。本実施例では、レール100a,100bのうちどちらか一方に温度センサ300を取り付け、この温度センサ300が測定するレール100a,100bの温度をワーク200の温度として取得する。ここでは、レール100bの最も温度が高い位置に温度センサ300を取り付けている。
このように温度センサ300をレール100b側に1箇所だけ設置すると、レール100a上に載置されたワーク200の温度を取得することはできないが、各ワーク200の温度が均等になるように、図1、図2で説明した構造を設計・製造しておくことにより、レール100a上に載置されたワーク200の温度とレール100b上に載置されたワーク200の温度とを略等しくすることができる。これにより、温度センサ300を1箇所のみ設置した場合でも、レール100a,100b上に載置された各ワーク200の温度を目標温度に制御することが可能となる。
コントローラ301と電力調整器302とは電力制御部304を構成している。コントローラ301は、温度センサ300によって測定されたワーク200の温度と予め設定された目標温度とが一致するように制御出力値(操作量)を出力する。
電力調整器302は、電源303から直線型加熱ヒータ101に供給される電流を、コントローラ301からの制御出力値に応じて調整することにより、直線型加熱ヒータ101に供給する電力を制御する。
図4はコントローラ301と電力調整器302の動作を説明するフローチャートである。コントローラ301は、ワーク200の温度制御の開始時に、制御出力値の初期値を出力する(図4ステップS1)。電力調整器302は、制御出力値の初期値に応じた電流を直線型加熱ヒータ101に出力する(図4ステップS2)。
次に、コントローラ301は、温度センサ300によって測定されたワーク200の温度測定値PVを取得する(図4ステップS3)。コントローラ301は、取得した温度測定値PVと予め設定された目標温度SP(許容可能な最高温度)とを比較し(図4ステップS4)、温度測定値PVが目標温度SP以上の場合(ステップS4においてYES)、温度を下げることを指令する制御出力値を出力する(図4ステップS5)。この制御出力値に応じて、電力調整器302は、直線型加熱ヒータ101に出力する電流を所定幅だけ減らす(図4ステップS6)。
コントローラ301と電力調整器302とは、ワーク200の温度制御が終了するまで、ステップS3〜S6の処理を制御周期毎に実行する。
図5はワーク200の温度変化の1例を示す図である。本実施例では、図5の例のようにワーク200の温度が目標温度SPに達した時点で、直線型加熱ヒータ101に供給する電流を減らすことにより、ワーク200の温度を目標温度SP(許容可能な最高温度)以下に制御することができる。
なお、本実施例では、温度測定値PVが目標温度SP以上の場合についてのみ説明しているが、例えば温度測定値PVが目標温度SPよりも低く、目標温度SPと温度測定値PVとの偏差SP−PVが一定値以上の場合に、コントローラ301が、温度を上げることを指令する制御出力値を出力し、この制御出力値に応じて、電力調整器302が、直線型加熱ヒータ101に出力する電流を所定幅だけ増やすようにしてもよい。
また、コントローラ301は、温度測定値PVと目標温度SPとが一致するように制御出力値(操作量)を演算してもよい。このような制御演算のアルゴリズムとしては例えばPIDがある。
また、本実施例では、ワーク200やトレイ201に温度センサを取り付けることが不可能な場合を想定しているため、レール100bに温度センサ300を取り付けているが、ワーク200に温度センサを取り付けることが可能で、温度センサの測定値を取得することが可能な場合には、この温度センサの測定値を上記のPVとして使用すればよい。また、ワーク200自身が元来温度センサを搭載していて、この温度センサの測定値を取得することが可能な場合には、ワーク200の温度センサの測定値をそのまま上記のPVとして使用すればよい。
また、ワーク200を載せる金属製のトレイ201に温度センサを取り付けることが可能で、この温度センサの測定値を取得することが可能な場合には、トレイ201の温度をワーク200の温度として取得してもよい。この場合、例えばトレイ201の温度センサと電気的に接続された接点を、周囲のトレイ201と電気的に絶縁された状態でトレイ201の下面に設けると共に、コントローラ301と電気的に接続された接点を、周囲のレール100bと電気的に絶縁された状態でレール100b上面の所定の位置(例えばレール100bの最も温度が高い位置)に設ける。これにより、ワーク200を載せたトレイ201がレール100b上の所定の位置に到達すると、トレイ201側の接点とレール100b側の接点とが接触することで、トレイ201の温度センサの測定値を取得することができる。
また、図1、図2では図示していないが、未処理のワーク200が載置されたトレイ201を例えば図1の右側から空間107内のレール100a,100b上に自動的に搬入する搬入装置と、レール100a,100b上の、ワーク200が載置されたトレイ201をY方向に自動的に移動させる搬送装置と、加熱処理済みのワーク200が載置されたトレイ201を空間107内から例えば図1の左側へ自動的に搬出する搬出装置とを、加熱処理装置に設けるようにしてもよい。
本実施例で説明したコントローラ301は、CPU(Central Processing Unit)、記憶装置及びインタフェースを備えたコンピュータと、これらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このコンピュータの構成例を図6に示す。コンピュータは、CPU310と、記憶装置311と、インターフェース装置(以下、I/Fと略する)312とを備えている。I/F312には、温度センサ300と電力調整器302が接続される。このようなコンピュータにおいて、本発明の温度制御を実現させるためのプログラムは記憶装置311に格納される。CPU310は、記憶装置311に格納されたプログラムに従って本実施例で説明した処理を実行する。
本発明は、加熱処理装置に適用することができる。
100a,100b…レール、101…直線型加熱ヒータ、104…ハウジング、105…ヒートシンク、108a,108b…支持部材、110…反射部材、200…ワーク、201…トレイ、300…温度センサ、301…コントローラ、302…電力調整器、303…電源、304…電力制御部。

Claims (6)

  1. 加熱対象のワークを載置するレールと、
    前記ワークの上方空間に配置された直線型加熱ヒータと、
    前記直線型加熱ヒータの延伸方向に沿って配置され、前記直線型加熱ヒータからの放射熱の反射部となる第1の壁面を有し、この第1の壁面で囲まれた第1の空間内に前記直線型加熱ヒータを収容するハウジングと、
    前記レール上のワークを囲むように前記延伸方向に沿って配置され、前記ハウジングが前記レールの上方に位置するように支持する支持部材と、
    前記ワークの温度を測定する温度センサと、
    この温度センサによって測定されたワークの温度と予め設定された目標温度とに基づいて、前記直線型加熱ヒータに供給する電力を制御する電力制御部とを備え、
    前記支持部材は、前記直線型加熱ヒータからの放射熱を受ける側にこの放射熱の反射部となる第2の壁面を有し、この第2の壁面と前記ハウジングと前記レールとにより前記ワークを収容する第2の空間を形成し、前記ハウジングと前記レールとを機械的および熱的に結合することを特徴とする加熱処理装置。
  2. 請求項1記載の加熱処理装置において、
    前記温度センサは、前記レールに装着され、
    前記電力制御部は、前記温度センサによって測定されたレールの温度を前記ワークの温度として取得することを特徴とする加熱処理装置。
  3. 請求項1記載の加熱処理装置において、
    前記ワークは、前記レール上を摺動可能なトレイの上に載置され、
    前記温度センサは、前記トレイに装着され、
    前記電力制御部は、前記温度センサによって測定されたトレイの温度を前記ワークの温度として取得することを特徴とする加熱処理装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の加熱処理装置において、
    前記ハウジングの第1の壁面は、前記延伸方向と垂直な断面が半楕円の形状で、
    前記直線型加熱ヒータは、前記半楕円の焦点に位置するように配置されることを特徴とする加熱処理装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の加熱処理装置において、
    前記第2の空間内に前記直線型加熱ヒータの延伸方向に沿って配置され、前記第2の壁面と向かい合う、前記直線型加熱ヒータからの放射熱の反射部となる第3の壁面を有する反射部材をさらに備えることを特徴とする加熱処理装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の加熱処理装置において、
    前記ワークは、前記レールの一方の側から前記第2の空間内に搬入され、前記レールの他方の側から搬出されることを特徴とする加熱処理装置。
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