JP2019078663A - 穿孔ナビゲーション装置 - Google Patents

穿孔ナビゲーション装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019078663A
JP2019078663A JP2017206414A JP2017206414A JP2019078663A JP 2019078663 A JP2019078663 A JP 2019078663A JP 2017206414 A JP2017206414 A JP 2017206414A JP 2017206414 A JP2017206414 A JP 2017206414A JP 2019078663 A JP2019078663 A JP 2019078663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drilling
information
tunnel
unit
lock bolt
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017206414A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6923132B2 (ja
Inventor
直樹 富澤
Naoki Tomizawa
直樹 富澤
常雄 永田
Tsuneo Nagata
常雄 永田
正規 福井
Masaki Fukui
正規 福井
宏彰 若林
Hiroaki Wakabayashi
宏彰 若林
征一 宮越
Seiichi Miyakoshi
征一 宮越
和弥 石川
Kazuya Ishikawa
和弥 石川
一成 釆澤
Kazunari Hansawa
一成 釆澤
宏史 宮原
Hiroshi Miyahara
宏史 宮原
昊 戴
Hao Dai
昊 戴
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MAC KK
Konoike Construction Co Ltd
Furukawa Rock Drill Co Ltd
Original Assignee
MAC KK
Konoike Construction Co Ltd
Furukawa Rock Drill Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by MAC KK, Konoike Construction Co Ltd, Furukawa Rock Drill Co Ltd filed Critical MAC KK
Priority to JP2017206414A priority Critical patent/JP6923132B2/ja
Publication of JP2019078663A publication Critical patent/JP2019078663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6923132B2 publication Critical patent/JP6923132B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Earth Drilling (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)

Abstract

【課題】発破直後のトンネル内空壁面の位置情報を安全に取得可能な穿孔ナビゲーション装置を提供する。【解決手段】穿孔ナビゲーション装置1は、穿孔情報算出部32で算出したロックボルト孔Lの穿孔情報のうち、穿孔位置座標とその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値とに基づいて、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面(SまたはH)の推測断面情報を算出する内空壁位置算出部33と、内空壁位置算出部33で算出した推測断面情報から推測断面の画像をモニタ2に表示させる表示実行部34と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、トンネルの施工作業を支援する穿孔ナビゲーション装置に関する。
従来、移動台車に設けられたブームと、ブームに設けられた穿孔機とを備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの施工作業を支援する穿孔ナビゲーション装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の穿孔ナビゲーション装置では、発破工法を用いたトンネル工事において、トンネル延長方向における切羽の位置、移動台車の位置、姿勢および向きの情報等、各種情報に基づいて装薬孔の穿孔位置を算出し、算出した装薬孔の位置を表示するようになっている。
特開2015−230189号公報
ところで、発破工法を用いたトンネル工事において、発破後のトンネル内空壁を測量し記録することは、発破の成否を判断するとともに、今後の発破計画の改良にも役立てることができる重要な情報である。これに対し、特許文献1に記載の穿孔ナビゲーション装置では、装薬孔の穿孔位置は算出し得るものの、発破後のトンネル内空壁の位置までは算出できないという問題がある。
一方、一般的に、発破直後のトンネル内空壁は崩壊し易いことから早期に閉合が求められる。そのため、トンネル内空壁を測量する時間が十分にとれない上、人が切羽近傍に立ち入ることを避ける目的から、トンネル内空壁の測量を人が行うことが困難であるという問題がある。また、コンクリート吹付後の内空断面の情報も、その後の覆工作業において重要な情報となるため、記録することが望ましい。しかし、それらを測量すると時間がかかるので実際に行うのは困難であった。
そこで、本発明は、このような問題点に着目してなされたものであって、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の位置情報を安全に取得可能な穿孔ナビゲーション装置を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る穿孔ナビゲーション装置は、移動台車に設けられたブームと、該ブームに設けられてロックボルト孔を穿孔可能な穿孔機と、を備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの施工作業を支援する穿孔ナビゲーション装置であって、トンネルの閉合部に対するロックボルト孔の穿孔時に取得された穿孔情報のうち、穿孔位置座標とその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値とに基づいて、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の推測断面情報を算出する内空壁位置算出部と、前記内空壁位置算出部で算出した推測断面情報から推測断面の画像をモニタに表示させる表示実行部と、を備えることを特徴とする。
本発明の一態様に係る穿孔ナビゲーション装置によれば、トンネルの閉合部に対する各ロックボルト孔の穿孔時に取得された穿孔情報に基づいて、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の推測断面情報を算出し、その算出した推測断面情報から推測断面の画像をモニタに表示するので、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の位置情報を安全に取得し、これを用いてトンネルの施工作業を支援することができる。
上述したように、本発明によれば、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の位置情報を安全に取得し、これを用いてトンネルの施工作業を支援できる。
本発明の一態様に係る穿孔ナビゲーション装置の一実施形態の概略構成を示す概念図である。 本発明の一態様に係る穿孔ナビゲーション装置のモニタの表示例を示す正面図である。 ロックボルト孔を穿孔装置で穿孔しているイメージを示す概念図である。 図3のA部拡大図であって、閉合部に対するロックボルト孔の穿孔開始位置と発破直後のトンネル内空壁の横断面との関係を説明する図である。 発破直後のトンネル内空壁の横断面の一例を表す概念図である。 発破直後のトンネル内空壁をコンクリート吹付けおよび支保工建込による閉合後のトンネルの横断面の例を表す概念図である。 発破直後のトンネル内空壁の横断面と計画断面を示すとともに、「余掘り」の定義を説明するための図である。 ロックボルト孔を穿孔中のトンネルの横断面の一例を示す概念図である。 ロックボルト孔を穿孔後のトンネルの横断面の一例を示す概念図である。 ロックボルトが施工されたトンネルの横断面の一例を示す概念図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を適宜参照しつつ説明する。本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置は、トンネルの施工作業を支援するための装置であり、特に、本実施形態では、発破直後のトンネル内空壁の閉合に際し、素掘り部分をコンクリート吹付けおよび支保工建込により閉合するトンネルの施工作業に好適な例である。
なお、図面は模式的なものである。そのため、厚みと平面寸法との関係、比率等は現実のものとは異なることに留意すべきであり、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。また、以下に示す実施形態は、本発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、本発明の技術的思想は、構成部品の材質、形状、構造、配置等を下記の実施形態に特定するものではない。
図1に示すように、本実施形態の穿孔ナビゲーション装置1は、切羽Kの周壁面の閉合部Hに対し、ロックボルト孔を穿孔するためのドリルジャンボ等の作業用車両(以下、「穿孔装置4」とも呼ぶ)に搭載される。穿孔装置4は、移動台車5と、移動台車5に設けられて複数の可動部(後述)を有するブーム6と、ブーム6に設けられて穿孔機7を搭載するガイドセル8とを備える。
ブーム6は、ブーム6を水平方向に揺動させるブームスイング9(以下、「第1の可動部9」とも呼ぶ)と、ブーム6を前後に進退動させるブームスライド10(以下、「第2の可動部10」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を水平方向に揺動させるガイドスイング11(以下、「第3の可動部11」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を垂直方向に揺動させるガイドチルト12(以下、「第4の可動部12」とも呼ぶ)と、ガイドセル8を前後に進退動させるガイドスライド13(以下、「第5の可動部13」とも呼ぶ)とを有する。
第1〜第5の可動部9〜13のそれぞれは、後述する電動モータ19で駆動される油圧ポンプ18から供給される油圧によって駆動される。これにより、ブーム6は、穿孔装置4のオペレータの操作に応じて、穿孔機7の位置および姿勢を変更可能に構成されている。
穿孔機7は、先端部に穿孔用ビットが設けられた穿孔ロッド14と、穿孔ロッド14の後端部に打撃を付与するドリフタ15とを有する。穿孔機7には、穿孔機7を前後方向(つまりロッド軸方向)に進退動させるフィーダ16が配置されている。これにより、穿孔機7は、オペレータの操作に応じて、穿孔ロッド14の後端部にドリフタ15で打撃力を付与するとともに、前方向に移動することで切羽Kの周壁面の閉合部Hにロックボルト孔Lを穿孔可能になっている。
これにより、オペレータは、穿孔装置4を操作し、穿孔ロッド14の先端を切羽Kの周壁面の閉合部Hに押し当てる動作と、穿孔ロッド14の後端に打撃を付与するとともに穿孔機7を前方向に移動させる動作とを繰り返すことで、閉合部Hに対して複数のロックボルト孔Lを穿孔可能となっている。
また、穿孔装置4は、モータ起動スイッチ17と、油圧ポンプ18とを有する。モータ起動スイッチ17は、油圧ポンプ18の起動時(つまり第1〜第5の可動部9〜13に駆動を開始させるとき)にオペレータが押圧するスイッチである。モータ起動スイッチ17は、オペレータが押圧すると、油圧ポンプ18を起動させる信号(以下、「起動信号」とも呼ぶ)を電動モータ19とコントローラ3(後述)とに出力する。
油圧ポンプ18は、電動モータ19によって駆動され、穿孔機7のドリフタ15およびフィーダ16、並びに、第1〜第5の可動部9〜13に設けられた油圧シリンダ等に油圧を供給するポンプである。電動モータ19は、モータ起動スイッチ17から起動信号が出力されると、油圧ポンプ18の駆動を開始し、コントローラ3から停止信号(後述)が出力されると、油圧ポンプ18の駆動を終了する。
また、本実施形態の穿孔ナビゲーション装置1は、相対情報取得部20〜24と、始動操作検出部25と、穿孔情報記憶部26と、モニタ2と、コントローラ3とを備える。相対情報取得部20〜24は、移動台車5に対する穿孔機7のビットの位置(すなわちビットの相対位置)、姿勢および向きに関する情報(以下、「相対情報」とも呼ぶ)を取得する。そして、相対情報取得部20〜24は、取得した相対情報をコントローラ3に出力する。
例えば、相対情報取得部20(以下、「水平角検出部20」とも呼ぶ)は、第1の可動部9に配され、ブーム6の水平方向への揺動角を検出し、その検出結果をコントローラ3に出力する。また、相対情報取得部21(以下、「水平角検出部21」とも呼ぶ)は、第3の可動部11に配され、ガイドセル8の水平方向への揺動角を検出し、その検出結果をコントローラ3に出力する。
また、相対情報取得部22(以下、「垂直角検出部22」とも呼ぶ)は、第4の可動部12に配され、ガイドセル8の垂直方向への揺動角を検出し、その検出結果をコントローラ3に出力する。さらに、相対情報取得部23(以下、「進退量検出部23」とも呼ぶ)は、第2の可動部10に配され、ブーム6の前後方向への進退量を検出し、その検出結果をコントローラ3に出力する。また、相対情報取得部24(以下、「進退量検出部24」とも呼ぶ)は、フィーダ16に配され、ガイドセル8の前後方向への進退量を検出し、その検出結果をコントローラ3に出力する。
穿孔情報記憶部26は、穿孔作業中に穿孔されたロックボルト孔Lの穿孔位置および穿孔エネルギ値を記憶する。
閉合部Hに対するロックボルト孔Lの穿孔位置としては、例えば、ロックボルト孔Lの穿孔位置の座標データを用いることができる。また、穿孔エネルギ値としては、例えば、ロックボルト孔Lを穿孔時にドリフタ15に供給される油圧の検出データを用いることができる。モニタ2は、オペレータから視認可能な位置に配置され、コントローラ3が生成した画像(例えば、図2に示すように、これから切羽の鏡に対して穿孔する装薬孔の穿孔作業を支援するための画像)を表示する。
コントローラ3は、モータ起動スイッチ17、水平角検出部20、21、垂直角検出部22、進退量検出部23、24、始動操作検出部25、穿孔情報記憶部26およびモニタ2に接続されたマイコンである。コントローラ3は、油圧検出部30、情報取得部31、穿孔情報算出部32、表示実行部34、記憶実行部35および停止部36等のハードウェア資源を論理的に備えている。
図1に示す例では、油圧検出部30、情報取得部31、穿孔情報算出部32、表示実行部34、記憶実行部35、停止部36および内空壁位置算出部33等は、論理的な機能に着目したハードウェア資源を形式的に表現している。すなわち、図1の表現は、必ずしも半導体チップ上に物理的な領域として独立存在する機能ブロックを意味するものではない。
油圧検出部30は、穿孔機7のフィーダ16、および、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を駆動させる油圧ポンプ18の起動操作、並びに、フィーダ16に供給される随時の油圧を検出し、その検出結果を情報取得部31に出力する。油圧ポンプ18の起動操作の検出方法としては、例えば、モータ起動スイッチ17から起動信号が出力されたか否かを判定する手法を用いることができる。また、例えば、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13、穿孔機7のドリフタ15、フィーダ16を駆動させる油圧ポンプ18の起動操作を検出する構成を採用できる。
情報取得部31は、油圧検出部30で油圧ポンプ18の起動操作が検出されると、トンネル延長方向における切羽Kの位置の情報と、移動台車5の位置、姿勢および向きの情報とを送信させる信号(以下、「送信要求信号」とも呼ぶ)をトンネル用総合測量システム40に送信する。これらの情報を、以下、「演算用情報」とも呼ぶ。
切羽Kの位置としては、例えば、トンネル起点(0[m])からのトンネル進行長を用いることができる。また、穿孔装置4の位置としては、例えば、穿孔装置4の座標データを用いることができる。情報取得部31とトンネル用総合測量システム40との間の信号等の送信は、例えば、無線LAN(Local Area Network)による無線通信を用いて行われる。
ここで、トンネル用総合測量システム40は、トンネル坑内に設置されたトータルステーション41と、情報取得部31から送信要求信号が送信されるとトータルステーション41に演算用情報を測定させ、測定された演算用情報をコントローラ3(情報取得部31)に送信する演算制御部42とを有する。トンネル用総合測量システム40としては、例えば、特許第3418682号公報で開示されたものを用いることができる。
穿孔情報算出部32は、情報取得部31で取得した演算用情報と、水平角検出部20、21、垂直角検出部22および進退量検出部23、24の各検出結果(つまり、相対情報取得部20〜24で取得した相対情報)とに基づき、閉合部Hに対するロックボルト孔Lの穿孔位置座標の情報を算出する。さらに、穿孔情報算出部32は、油圧検出部30で検出された、ドリフタ15に供給される随時の油圧データを取得し、随時の穿孔位置座標の情報とそのときにドリフタ15に供給されている油圧データとを紐付して穿孔情報とする。
ここで、ドリフタ15に供給される随時の油圧データは、そのときに単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値に対応する。よって、随時の穿孔位置座標の情報とそのときにドリフタ15に供給されている油圧データとを紐付して記憶することにより、その穿孔位置座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値が判る。
そして、穿孔情報算出部32は、算出したロックボルト孔Lの穿孔情報を表示実行部34に出力する。表示実行部34は、穿孔情報算出部32で算出したロックボルト孔Lの穿孔情報に基づき、図2に示すように、ロックボルト孔Lの穿孔位置をモニタ2に表示させる。
なお、図2に示す表示例では、後述する内空壁位置算出処理で生成され、閉合部Hに対する複数のロックボルト孔Lの穿孔結果から算出した、トンネル内空壁Sの推測断面Gと計画断面Pとを比較可能に重畳表示し、併せて、これから切羽の鏡に対して穿孔する装薬孔の穿孔パターンを重畳表示している例である。同図では、装薬孔の開口部の位置が四角形状の図形「□」で表され、装薬孔の向きが図形「□」から延びている直線で表されている。
さらに、穿孔エネルギ値を監視することにより、当然に、コンクリート吹付後のトンネル内空壁面(つまり、閉合部Hの表面)の位置をも取得することができる。よって、本実施形態では、コンクリート吹付後の内空断面情報も併せて取得するとともに、表示実行部34は、コンクリート吹付後の内空断面情報をモニタ2に、単動または上記トンネル内空壁Sの推測断面Gと計画断面Pとを比較可能に重畳表示可能になっている(例えば図6参照)。
記憶実行部35は、穿孔情報算出部32で算出したロックボルト孔Lの穿孔情報を穿孔情報記憶部26に記憶させる。穿孔情報記憶部26に記憶された穿孔情報は、発破直後のトンネル内空壁面Sの推測断面Gの算出、およびコンクリート吹付後の内空断面情報の算出に用いる他、穿孔結果の解析に用いる。
内空壁位置算出部33は、内空壁位置算出処理を実行し、発破後のトンネル内空壁Sおよび閉合部Hの表面を、ロックボルト孔Lの穿孔結果の記録から推測断面Gおよび閉合部Hの表面位置情報としてそれぞれ算出する。ここで、本実施形態では、閉合部Hに対して支保工が入る例を示したが、これに限らず、本発明は、閉合部Hに対して支保工が入らないトンネルに対しても適用できる。
詳しくは、支保工が入るトンネル断面ではトンネル内空壁の崩落を防ぐために、一定厚さの吹付けコンクリート施工を行うとともに支保工を建て込んでから、支保工の表面まで二次吹付けコンクリートを施工して素掘り部分を閉合することが一般的である。そのため、二次コンクリート吹付け後は、発破後の内空壁の形状を目視では確認できない。
一方、上述したように、本実施形態の穿孔ナビゲーション装置1が装備された穿孔装置4によれば、ロックボルト孔Lの穿孔を行った場合、その穿孔開始位置の座標およびその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値等のロックボルト孔Lの穿孔情報は、システムの穿孔情報記憶部26に記録されているので、その座標およびそのときの穿孔エネルギ値を容易に確認することができる。
つまり、本実施形態のナビゲーションシステムは、常にビットの座標と穿孔エネルギをひも付けして記録しているので、穿孔エネルギ値が、コンクリートから岩盤に変化したと考えられる変化点がわかれば、おのずとコンクリートと岩盤の境界点の座標もわかることになる。
ここで、吹付けコンクリートを破砕するのに必要とされる穿孔エネルギはほぼ一定である。そのため、本実施形態の内空壁位置算出処理では、穿孔エネルギの変化点の座標が内空壁の位置であると推測する処理により、内空壁座標(Y2,Z2)を判断する。
すなわち、本実施形態の内空壁位置算出処理では、内空壁位置算出部33は、周方向に放射状に穿孔される複数のロックボルト孔Lの全ての穿孔位置において、各ロックボルト孔Lを穿孔時に取得された穿孔エネルギ値の変化を監視する。
そして、その穿孔エネルギ値の変化が所定を超えたときの各ロックボルト孔Lにおける位置座標を、発破直後のトンネル内空壁面である発破後断面に到達した位置座標と判定する。さらに、その判定された各ロックボルト孔Lの位置座標相互を、直線または回帰スプライン等による曲線で締結することにより、発破直後のトンネル内空壁面に近似する推測断面情報を取得する。また、穿孔開始点についても同様であり、ほぼ無負荷の状態から穿孔エネルギー値が急激に上昇したときの位置情報から閉合部Hの表面位置情報、つまり、コンクリート吹付後の内空断面情報を取得できる。よって、穿孔作業をしなくても、ガイドシェルを内空壁にタッチするだけで内空断面情報(推測断面情報)を取得できる。
なお、「穿孔エネルギ値の変化が所定を超えたとき」の「所定」とは、種々の基準を設定できる。例えば穿孔エネルギ値の変化率を監視し、所定の変化率を超えたときを判断基準にできる。また、例えば穿孔エネルギ値の変化量を監視し、所定の変化量を超えたときを判断基準にできる。また、例えば穿孔エネルギ値の閾値を設定し、所定の閾値を超えたときを判断基準にできる。
本実施形態の内空壁位置算出部33は、この処理手順に従い、閉合部Hに対して各ロックボルト孔Lを穿孔するときの穿孔情報に基づいて、発破直後のトンネル内空壁面Sの推測断面情報、および閉合部Hの表面位置情報を算出する。そして、表示実行部34は、図2にも示すように、内空壁位置算出部33で算出した推測断面情報から推測断面Gの画像をモニタに表示させる。同図に示す例では、上述したように、推測断面Gの画像とともに計画断面Pの画像、およびこれから切羽の鏡に対して穿孔する装薬孔の穿孔パターンを併せて重畳表示している。また、閉合部Hの表面位置情報を併せて表示可能になっている。
(動作)
次に、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1の動作および作用効果を説明する。
ところで、トンネルの施工作業では、まず、地山に装薬孔をさく孔をし、その装薬孔内に爆薬を装薬して発破し、その後にズリ出しを行う。これにより、図5に示すように、切羽の未閉合部には、発破直後のトンネル内空壁面Sが周囲に形成される。そして、発破されたトンネル内空壁Sに対しては、図6に示すように、迅速なコンクリートの吹付け作業および支保工Mの建込み作業が行われ、トンネル内空壁面Sが閉合部Hにより閉合される。
ここで、図7に示すように、トンネルの計画断面Pに対し、発破により形成されるトンネル内空壁面Sには、余掘り(計画断面Pに対して凹の部分)が生じ得る。そして、余掘り量を所定以内に管理することは、発破の施工品質を向上する上で極めて重要である。一方、上述したように、発破直後のトンネル内空壁面Sは崩壊し易いことから早期に閉合が求められる。そのため、トンネル内空壁を測量する時間が十分にとれない上、人が切羽近傍に立ち入ることを避ける目的から、トンネル内空壁の測量を人が行うことが困難である。
これに対し、本実施形態では、コントローラ3は、ロックボルト孔Lの穿孔情報の取得処理とともに、内空壁位置算出処理を常に自動的に実行し、これにより、これまで取得困難であった発破直後のトンネル内空壁面Sの形状情報を安全に取得可能であり、また、その結果をモニタ2に表示することで、これまで以上に精密な発破施工を実施可能である。
具体的には、本実施形態では、閉合部Hにロックボルト孔Lを穿孔するに際し、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13を駆動可能とするために、オペレータは、モータ起動スイッチ17を押圧する。これにより、モータ起動スイッチ17が起動信号を電動モータ19とコントローラ3とに出力する。起動信号が出力されると、電動モータ19が、油圧ポンプ18の駆動を開始する。
これにより、穿孔機7のドリフタ15およびフィーダ16、並びに、ブーム6の第1〜第5の可動部9〜13が駆動可能な状態となる。そして、コントローラ3は、情報取得信号をトンネル用総合測量システム40の演算制御部42に送信する。情報取得信号が送信されると、演算制御部42が、トータルステーション41に移動台車5の位置等の演算用情報を測定させ、測定された演算用情報をコントローラ3に送信する。
演算用情報が送信されると、コントローラ3は、送信された演算用情報を取得し、取得した演算用情報、水平角検出部20、21、垂直角検出部22および進退量検出部23、24の各検出結果、並びに、油圧検出部30による油圧の検出結果に基づき、閉合部Hに対するロックボルト孔Lの穿孔位置、および、そのときにその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値を算出する。
これにより、コントローラ3は、図8に穿孔途中のイメージを示すように、トンネル内空壁Sの周方向に放射状に穿孔される各ロックボルト孔Lの穿孔位置の座標およびそのとき用した穿孔エネルギを穿孔情報として取得できる。そして、コントローラ3は、図2に示したように、算出したロックボルト孔Lの穿孔位置をモニタ2に表示させるとともに、穿孔情報を穿孔情報記憶部26に記憶させる。これにより、モニタ2の画像をオペレータに視認させ、ロックボルト孔Lの穿孔作業を支援することができる。
さらに、本実施形態のコントローラ3は、内空壁位置算出部33が、各ロックボルト孔Lが穿孔された全ての位置で、上述した内空壁位置算出処理を実行し、発破後断面に到達した位置座標(Y2,Z2)を直線または曲線で締結して、近似の内空壁情報を取得することができる。
つまり、図9に示すように、所定のロックボルト孔Lが総て穿孔されると、本実施形態のコントローラ3は、各ロックボルト孔Lの穿孔結果の記録から発破後のトンネル内空壁Sと交じわる点の位置座標(Y2,Z2)を求め、その求められた位置座標相互を、直線または回帰スプライン等の曲線で締結することにより、発破直後のトンネル内空壁面Sに近似する推測断面情報を安全に取得することができる。
そして、コントローラ3は、図2に示したように、トンネル内空壁Sの推測断面Gと計画断面Pとを比較可能に重畳表示し、併せて、これから切羽の鏡に対して穿孔する装薬孔の穿孔パターンを重畳表示することができる。これにより、これまで取得困難であった内空壁の形状情報を安全に取得可能であり、また、その結果をモニタ2に表示することで、これまで以上に精密な発破施工を実施できる。
また、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、発破直後およびコンクリート吹付後のトンネル内空壁面(符号SおよびHに対応する面)の推測断面情報の取得の他、所定のロックボルト孔Lの穿孔後には、図10に示すように、各ロックボルト孔Lに対してロックボルトLBがそれぞれ打設されるところ、このロックボルトLBの打設表示や、これから打設されるロックボルトLBの位置等を併せて重畳表示することも可能となる。よって、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、トンネルの施工作業をより総合的に支援する上で極めて優れている。
例えば、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、発破直後のトンネル内空壁面Sの推測断面情報に基づき、掘削断面を把握できる。そのため、余掘りをより正確に把握して、次回の発破時に、穿孔位置や角度を修正して余掘りを低減することができる。また、覆工コンクリートの出来は覆工前の凸凹に影響されるところ、余掘りをより正確に把握し(つまり覆工前の形状をより正確に把握し)、これにより、従前の工程での問題点を次回の同工程では改善して、覆工背面の凹凸を減らすことができる。よって、覆工厚を均一化して拘束ひび割れを防止または抑制することができるという優れた効果を奏する。
また、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、例えば「コンクリート吹付後のトンネル内空壁面(閉合部Hに対応する面)の推測断面情報」と「発破直後のトンネル内空壁面Sの推測断面情報」とから、吹付け断面の形状や厚さを把握できるため、覆工コンクリート量を推定して、支保工設置や吹付け設置が間違っていないかをチェックすることができる。また、吹付け面の凹凸による防水シートの設置基準に適合するか否かをチェックすることができる。さらに、計測工としてトンネル全周の変状を把握することができる。
さらに、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、吹付け断面の形状や厚さを把握できることから、吹付け全周巻き厚が確保できているか否かを確認できる。また、吹付け厚から吹付け量を推定することにより、余吹率やリバウンド率をより正確に計算して、吹付け配合の変更を行うための資料とすることができる。
つまり、吹付コンクリートは、その全てが閉合部に付着するわけではなく、一部は落下してしまう。これを「リバウンド」と呼ぶが、「リバウンド」は、いわゆる材料ロスとなる。ここで、吐出した総コンクリートの量とリバウンドとの比を「リバウンド率」と呼ぶところ、通常は、リバウンド率は推測値である。
これに対し、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、総コンクリートの量は既知であり、さらに、コンクリート吹付け後のトンネル内空壁面形状と吹付け前のトンネル内空壁面(つまり発破直後のトンネル内空壁面S)の形状との差から閉合部に付着したコンクリート量が判るので、リバウンド率をより正確に求めることができるという優れた効果を奏する。
以上説明したように、本実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1は、閉合部に対してロックボルト孔Lを穿孔するときの穿孔情報に基づいて、発破直後およびコンクリート吹付後のトンネル内空壁面(SおよびH)の推測断面情報の少なくとも一方を算出し、その算出した推測断面情報から推測断面G等の画像をモニタ2に表示させるので、発破直後のトンネル内空壁面Sの位置情報を安全に取得できる。
なお、本発明に係る穿孔ナビゲーション装置は、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しなければ種々の変形が可能なことは勿論である。
例えば、上記実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、内空壁位置算出部33は、ロックボルト孔Lの穿孔情報の取得処理とともに、内空壁位置算出処理を常に自動的に実行する例を示したが、これに限らず、ロックボルト孔Lの穿孔情報の取得処理とは独立して、内空壁位置算出処理を実行してもよい。例えば、オペレータが実行命令を入力したときに実行するようにすることができる。
また、例えば上記実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、穿孔情報算出部32が、情報取得部31で取得した演算用情報と、相対情報取得部20〜24で取得した相対情報と、油圧検出部30による油圧の検出結果と、に基づき、ロックボルト孔Lの穿孔位置とそれに紐付けされた穿孔エネルギ値を算出する例を示したが、他の構成を作用してもよい。
また、例えば穿孔情報算出部32が、情報取得部31で演算用情報の取得を完了する前に穿孔装置4で穿孔作業が開始された場合には、情報取得部31で過去に取得した演算用情報(例えば、前回取得した演算用情報)と相対情報とに基づき、ロックボルト孔Lの穿孔位置を算出してもよい。
この場合、記憶実行部35が、過去に取得した演算用情報に基づいて算出したロックボルト孔Lの穿孔位置(以下、「仮算出位置」とも呼ぶ)を穿孔情報記憶部26が記憶している場合には、情報取得部31で演算用情報の取得を完了した後に、取得を完了した演算用情報に基づき穿孔情報記憶部26が記憶している仮算出位置の修正を行うようにする。
これにより、本変形例に係る穿孔ナビゲーション装置1によれば、例えば、トータルステーション41による移動台車5の位置等の測量が完了する前、つまり演算用情報の取得が完了する前に、穿孔作業が開始され、穿孔情報記憶部26に不確かなロックボルト孔Lの穿孔位置が記憶されても、穿孔情報記憶部26が記憶しているロックボルト孔Lの穿孔位置の精度を向上できる。
また、上記実施形態に係る穿孔ナビゲーション装置1では、水平角検出部20、21、垂直角検出部22および進退量検出部23、24を備え、これらの検出部20〜24の検出結果(相対情報)と演算用情報とに基づいて、ロックボルト孔Lの穿孔位置を算出する例を示したが、これに限らず、他の構成を採用することもできる。例えば、検出部20〜24に代え、第1〜第5の可動部9〜13、およびフィーダ16の動作状態を検出するセンサを備え、これらのセンサの検出結果と演算用情報とに基づいて、ロックボルト孔Lの穿孔位置を算出してもよい。
1…穿孔ナビゲーション装置
2…モニタ
3…コントローラ
4…穿孔装置
5…移動台車
6…ブーム
7…穿孔機
8…ガイドセル
9…第1の可動部(ブームスイング)
10…第2の可動部(ブームスライド)
11…第3の可動部(ガイドスイング)
12…第4の可動部(ガイドチルト)
13…第5の可動部(ガイドスライド)
14…穿孔ロッド
15…ドリフタ
16…フィーダ
17…モータ起動スイッチ
18…油圧ポンプ
19…電動モータ
20…水平角検出部(相対情報取得部)
21…水平角検出部(相対情報取得部)
22…垂直角検出部(相対情報取得部)
23…進退量検出部(相対情報取得部)
24…進退量検出部(相対情報取得部)
25…始動操作検出部
26…穿孔情報記憶部
30…油圧検出部
31…情報取得部
32…穿孔情報算出部
33…内空壁位置算出部
34…表示実行部
35…記憶実行部
36…停止部
40…トンネル用総合測量システム
41…トータルステーション
42…演算制御部
K…切羽
L…ロックボルト孔
LB…ロックボルト
Ls…ロックボルト孔の穿孔開始位置
Le…ロックボルト孔の穿孔終了位置
M…支保工
S…発破後断面(発破直後のトンネル内空壁面)
H…閉合部(コンクリート吹付後のトンネル内空壁面)
P…計画断面
G…推測断面

Claims (5)

  1. 移動台車に設けられたブームと、該ブームに設けられてロックボルト孔を穿孔可能な穿孔機と、を備えた穿孔装置を用いて行われる、トンネルの施工作業を支援する穿孔ナビゲーション装置であって、
    トンネルの閉合部に対するロックボルト孔の穿孔時に取得された穿孔情報のうち、穿孔位置座標とその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値とに基づいて、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の推測断面情報を算出する内空壁位置算出部と、
    前記内空壁位置算出部で算出した推測断面情報から推測断面の画像をモニタに表示させる表示実行部と、を備えることを特徴とする穿孔ナビゲーション装置。
  2. 前記表示実行部は、前記推測断面の画像をモニタに表示するとともに、これから切羽の鏡に対して穿孔する装薬孔の穿孔パターンの画像をモニタに重畳表示する請求項1に記載の穿孔ナビゲーション装置。
  3. 前記内空壁位置算出部は、周方向に放射状に穿孔される複数のロックボルト孔の全ての穿孔位置において、各ロックボルト孔の穿孔時に取得された穿孔エネルギ値の変化を監視し、その穿孔エネルギ値の変化が所定を超えたときの各ロックボルト孔における前記穿孔位置座標を、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面に到達した位置座標と判定するとともに、その判定された各ロックボルト孔における位置座標相互を、直線または曲線で締結することにより、発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面に近似する推測断面情報を取得する請求項1または2に記載の穿孔ナビゲーション装置。
  4. 前記トンネルの閉合作業中に穿孔されたロックボルト孔の穿孔位置座標とその座標での単位体積を破砕するために使用した穿孔エネルギ値を穿孔情報として算出する穿孔情報算出部を更に備え、
    前記内空壁位置算出部は、前記穿孔情報算出部で算出された各ロックボルト孔の穿孔情報に基づいて、前記発破直後またはコンクリート吹付後のトンネル内空壁面の推測断面情報を算出する請求項1〜3のいずれか一項に記載の穿孔ナビゲーション装置。
  5. トンネル延長方向における切羽の位置情報と、前記移動台車の位置、姿勢および向きの情報とを取得する基準情報取得部と、
    前記移動台車に対する前記穿孔機の位置、姿勢および向きに関する情報を取得する相対情報取得部と、
    前記穿孔機のドリフタを駆動する油圧から前記穿孔エネルギ値を取得する油圧検出部と、を更に備え、
    前記穿孔情報算出部は、前記基準情報取得部および前記相対情報取得部並びに油圧検出部が取得した情報に基づいて、前記穿孔情報を算出する請求項4に記載の穿孔ナビゲーション装置。
JP2017206414A 2017-10-25 2017-10-25 穿孔ナビゲーション装置 Active JP6923132B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206414A JP6923132B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 穿孔ナビゲーション装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017206414A JP6923132B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 穿孔ナビゲーション装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019078663A true JP2019078663A (ja) 2019-05-23
JP6923132B2 JP6923132B2 (ja) 2021-08-18

Family

ID=66627628

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017206414A Active JP6923132B2 (ja) 2017-10-25 2017-10-25 穿孔ナビゲーション装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6923132B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7393240B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-06 戸田建設株式会社 穿孔エネルギーによる地山評価方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09317372A (ja) * 1996-05-31 1997-12-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 岩盤探査方法
JP2000257364A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nishimatsu Constr Co Ltd 穿孔位置特定方法及び岩盤探査方法
JP2011001688A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Kyoto Supeesaa:Kk 鉄筋配筋用スペーサー
WO2013098460A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 Sandvik Mining And Construction Oy Method and mining vehicle for post-drilling insertion
JP2017179725A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 清水建設株式会社 トンネル地山探査方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09317372A (ja) * 1996-05-31 1997-12-09 Nishimatsu Constr Co Ltd 岩盤探査方法
JP2000257364A (ja) * 1999-03-10 2000-09-19 Nishimatsu Constr Co Ltd 穿孔位置特定方法及び岩盤探査方法
JP2011001688A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Kyoto Supeesaa:Kk 鉄筋配筋用スペーサー
WO2013098460A1 (en) * 2011-12-28 2013-07-04 Sandvik Mining And Construction Oy Method and mining vehicle for post-drilling insertion
JP2017179725A (ja) * 2016-03-28 2017-10-05 清水建設株式会社 トンネル地山探査方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7393240B2 (ja) 2020-02-17 2023-12-06 戸田建設株式会社 穿孔エネルギーによる地山評価方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6923132B2 (ja) 2021-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
AU2013396723B2 (en) Arrangement for controlling percussive drilling process
FI115481B (fi) Järjestely porauksen ohjaukseen
JP5986058B2 (ja) 採掘車両及びブーム移動方法
CN106065767B (zh) 用于产生套管钻孔的钻进设备及用于操作钻进设备的方法
JP7118803B2 (ja) トンネル施工システム及びトンネルの施工方法
US20080230270A1 (en) Arrangement for Positioning Rock Drilling Rig on Drilling Site
SE1450819A1 (sv) Method and arrangement for post-drilling insertion
SE1450818A1 (sv) Method and mining vehicle for post-drilling insertion
EP3385500B1 (en) Monitoring the profile of a tunnel during tunnel excavation
JP2010216183A (ja) 削孔機
JPH07208060A (ja) 削岩機の削孔エネルギー評価値による岩盤発破作業及び支保構造の適正化方法
US20170016325A1 (en) Arrangement and method of utilizing rock drilling information
CN113654522A (zh) 一种旋挖桩孔垂直度随钻测量方法
JP2019078663A (ja) 穿孔ナビゲーション装置
JP6923131B2 (ja) 穿孔ナビゲーション装置
JP6810936B6 (ja) 穿孔ナビゲーション装置
JP6345991B2 (ja) 穿孔ナビゲーション装置
JP2000120394A (ja) 地下掘削における吹付け作業の遠隔操作システムおよび遠隔操作方法
JP7227843B2 (ja) 立坑構築装置及び立坑構築方法
JP4162942B2 (ja) 構造物または地盤の調査方法
AU2014301655B2 (en) Arrangement for controlling automated drilling operation mode
JP6352684B2 (ja) 穿孔ナビゲーション装置
CN104048635B (zh) 累计孔深测量系统、测量方法及具有该系统的工程机械
JP6434375B2 (ja) 岩盤探査方法、及び岩盤探査装置
JP2023102126A (ja) 穿孔制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200618

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210526

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210629

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210715

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6923132

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250