JP2019076180A - ヘアーアイロン - Google Patents

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Abstract

【課題】毛髪が巻き付けられたアイロン部が回転する際に、アイロン部に巻き付けられた毛髪が重なり合うことを抑制できるヘアーアイロンを提供する。【解決手段】毛髪を挟むと共に加熱するアイロン部50を備え、アイロン部50が自動で回転されるヘアーアイロン10であって、アイロン部50は、挟んだ毛髪を、アイロン部50の回転軸に対して傾斜する方向に沿って案内する毛髪ガイド511Gを備える。【選択図】図5

Description

本発明は、ヘアーアイロンに関する。
ヘアーアイロンとして、内部に正逆回転可能な電動モータが設けられたハンドルと、このハンドルの先端に連結された回転アイロン部とを備える自動巻きヘアーアイロンが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−226565号公報
自動巻きヘアーアイロンの使用者は、毛髪を回転アイロン部(以下、アイロン部という)に巻き付けてアイロン部を回転させる際に、アイロン部に巻き付けた毛髪が重なり合わないようにする必要がある。
本発明が解決しようとする課題は、毛髪が巻き付けられたアイロン部が回転する際に、アイロン部に巻き付けられた毛髪が重なり合うことを抑制できるヘアーアイロンを提供することである。
本発明の具体的態様におけるヘアーアイロンは、毛髪を挟むと共に加熱するアイロン部を備え、前記アイロン部が自動又は手動で回転されるヘアーアイロンであって、前記アイロン部は、挟んだ毛髪を、前記アイロン部の回転軸に対して傾斜する方向に沿って案内する毛髪ガイドを備える。
本発明によれば、毛髪が巻き付けられたアイロン部が回転する際に、アイロン部に巻き付けられた毛髪が重なり合うことを抑制できる。
本発明の一実施形態に係るヘアーアイロンを示す斜視図である。 図1の保持部とアイロン部との連結部を示す断面図である。 図1のアイロン部を図1の左側から示す側面図である。 図1のアイロン部を図1の右側から示す側面図である。 図1のアイロン部を示す平面図である。 図1のアイロン部を示す側断面図である。 本実施形態に係るヘアーアイロンの概略構成を示すブロック図である。 本実施形態に係るヘアーアイロンの駆動制御を説明するためのフローチャートである。 本実施形態のヘアーアイロンを用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。 本実施形態のヘアーアイロンを用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。 他の実施形態に係るヘアーアイロンを示す平面図である。 図11のヘアーアイロンを用いて毛髪にカールのくせ付けを行う方法を説明するための斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態に係るヘアーアイロン10について説明する。なお、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、特許請求の範囲に係る発明を以下の実施形態に限定するものではない。また、実施形態で説明する構成の全てが課題を解決するための手段として必須であるとは限らない。
図1は、本発明の一実施形態に係るヘアーアイロン10を示す斜視図である。この図に示すヘアーアイロン10は、アイロン部50がモータ22(図2参照)により回動される自動巻き式のヘアーアイロンである。このヘアーアイロン10は、保持部20とアイロン部50とを備える。保持部20とアイロン部50とは、共に棒状に構成されている。また、保持部20とアイロン部50とは、相互に同軸的に配されている。さらに、アイロン部50の軸方向一端(以下、基端という)が、保持部20の軸方向一端(以下、先端という)に対して、保持部20の軸心の回りに回転可能に取付けられている。ここで、アイロン部50は、保持部20に対して相対的に図中右回り方向(先端から見て時計回り方向)および図中左回り方向(先端から見て反時計回り方向)に回転可能である。
保持部20のハウジング21の軸方向他端(以下、基端という)には、電源コード24が接続されている。また、ハウジング21には、電源/温度切替スイッチ26と、回転スイッチ28とが設けられている。なお、電源コード24を保持部20の基端に接続し商用電源をヘアーアイロン10に供給することは必須ではなく、保持部20に電池を内蔵してコードレス式のヘアーアイロン10としてもよい。
電源/温度切替スイッチ26は、保持部20の軸方向中央に設けられている。この電源/温度切替スイッチ26は、電源のON/OFFの切替と、アイロン部50のヒータ56(図6及び図7参照)の温度の切替とを行うためのスイッチである。電源/温度切替スイッチ26は、操作部261と、操作検出器262(図7参照)とを備える。操作部261は、保持部20の軸方向にスライド可能に設けられている。操作部261が最も手前側(使用者側)の位置(以下、OFF位置という)に位置する場合、ヒータ56がOFFになり、操作部261がOFF位置から奥側に移動されると、まず、ヒータ56がONになり、次に、ヒータ56が昇温される。なお、ヒータ56の温度は、段階的に昇降されてもよく、連続的(無段階的)に昇降されてもよい。
回転スイッチ28は、操作部281と、操作検出器282(図7参照)とを備える。この回転スイッチ28は、アイロン部50を図中右回り方向または図中左回り方向に回転させるためのスイッチである。操作部281は、保持部20の先端に設けられている。この操作部281は、左右にスライドするレバーである。なお、本実施形態では、電源/温度切替スイッチ26の左右方向中心と操作部281の左右方向中心とが、保持部20の軸心に対して平行な同一の直線上に配されている。
図2は、図1の保持部20とアイロン部50との連結部を示す断面図である。この図に示すように、保持部20は、円筒状のハウジング21を備える。このハウジング21は、モータ22と制御装置30(図7参照)とを収容している。モータ22は、ハウジング21の先端の近傍に配されている。このモータ22の出力軸221は、ハウジング21の軸心と同軸で配され、モータ本体222からアイロン部50側に延びている。
アイロン部50の基端にはロータ23が配され、アイロン部50のハウジング51に固定されている。ロータ23の回転中心には、モータ22の出力軸221が相対的に回転不能に嵌合する嵌合孔231が形成されている。これにより、モータ22の駆動によりロータ23およびアイロン部50が回転する。
図3は、図1のアイロン部50を図1の左側から示す側面図である。図4は、図1のアイロン部50を図1の右側から示す側面図である。これらの図に示すように、アイロン部50は、棒状のハウジング51を備える。ハウジング51の外周形状は、円柱状である。このハウジング51には、その先端から軸方向中間部まで延びるスリット511が形成されている。このスリット511は、ハウジング51の先端から軸方向中間部までの部分を、図中上下の何れか一方(以下、第1ハウジング部という)51Aと図中上下の何れか他方(以下、第2ハウジング部という)51Bとに二分している。
スリット511の幅は、基端から先端の近傍まで均一であり、先端において漸次的に広くなっている。ハウジング51は、後述の加熱板52、53と比較して伝熱性が低い樹脂等の材料で構成されている。この材料としては、使用者が触っても熱さを感じない程度にヒータ56(図6参照)や加熱板52、53の熱が伝わり難い材料が好ましい。また、この材料としては、耐熱性に優れた材料が好ましい。
ここで、図3に示すスリット511の左端の長さLは、図4に示すスリット511の右端の長さLよりも大きい。即ち、スリット511の最深部は、スリット511の左端から右端にかけてスリット511の幅方向(図3及び図4の奥行き方向)に対して傾斜している。
図5は、図1のアイロン部50を示す平面図である。この図に示すように、スリット511の最深部には、毛髪ガイド511Bが設けられている。この毛髪ガイド511Bは、アイロン部50の軸方向に対して交差する方向に沿って直線的に形成されている。ここで、毛髪ガイド511Bとアイロン部50の軸方向との角度α(鋭角)は、後述するようにアイロン部50の外周に巻き付けられた毛髪が重なり合わないように適宜設定すればよく、例えば、10〜80°の範囲が好ましく、20〜70°の範囲がより好ましく、30〜60°の範囲がさらに好ましい。
図6は、アイロン部50を示す断面図である。この図に示すように、ハウジング51は、スリット511を挟んで対向する対向面512、513を備える。対向面512には、基端(スリット511の奥側の端部)から先端の近傍まで広がる矩形状の凹部5121が形成されている。対向面513には、基端から先端の近傍まで広がる矩形状の凹部5131が形成されている。
アイロン部50は、加熱板52及び加熱板53と、加熱板ホルダ54及び加熱板ホルダ55と、ヒータ56とを備える。加熱板52は、加熱板ホルダ54に固定されている。この加熱板ホルダ54は、対向面512の凹部5121に配され、第1ハウジング部51Aに固定されている。ここで、加熱板52は、対向面512よりも他方の対向面513側に位置している。
加熱板53およびヒータ56は、加熱板ホルダ55に固定されている。この加熱板ホルダ55は、対向面513の凹部5131に配されている。ヒータ56は、加熱板53の裏側に加熱板53の裏面に接するように配されている。ここで、加熱板ホルダ55は、他方の加熱板ホルダ54に対して接近または離間する方向に変位可能に第2ハウジング部51Bに設けられている。第2ハウジング部51B内には、バネ58が設けられている。このバネ58は、例えば圧縮コイルバネであり、第2ハウジング部51Bの内面と加熱板ホルダ55の背面との間に配され、加熱板ホルダ55を他方の加熱板ホルダ54に向けて付勢している。これにより、加熱板53が加熱板52に圧接されている。
加熱板52の基端は、アイロン部50の軸方向に対して交差する方向に沿って直線的に形成されている。ここで、加熱板52の基端とアイロン部50の軸方向との角度(鋭角)は、上記角度αと同一である。即ち、加熱板52の基端と毛髪ガイド511Bとは相互に平行である。
加熱板53の基端は、アイロン部50の軸方向に対して交差する方向に沿って直線的に形成されている。ここで、加熱板53の基端とアイロン部50の軸方向との角度(鋭角)は、上記角度αと同一である。即ち、加熱板53の基端と毛髪ガイド511Bとは相互に平行である。また、加熱板52の基端と加熱板53の基端とは相互に平行である。
図7は、本実施形態に係るヘアーアイロン10の概略構成を示すブロック図である。この図に示すように、回転スイッチ28の操作検出器282が、操作部281の位置を検出して制御装置30に出力する。制御装置30は、操作検出器282から入力された検出信号に応じて、モータ22に駆動信号を出力する。また、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262が、操作部261の位置を検出して制御装置30に出力する。制御装置30は、操作検出器262から入力された検出信号に応じて、ヒータ56のON/OFF及び温度を制御する。
操作検出器282により検出される操作部281の位置は、左側、中央、右側の3つの位置である。操作検出器282により操作部281が中央に位置することが検出された場合には、制御装置30が、駆動信号をモータ22に出力しない。操作検出器282により操作部281が使用者から見て左側に移動されたことが検出された場合には、制御装置30が、アイロン部50を使用者から見て左回り(アイロン部50の先端側から見て時計回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、操作検出器282により操作部281が使用者から見て右側に移動されたことが検出された場合には、アイロン部50を使用者から見て右回り(アイロン部50の先端側から見て反時計回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。
モータ22は、ステッピングモータであり、制御装置30から出力されるパルス数に応じた回転量だけ回転する。制御装置30は、出力したパルス数に応じて、モータ22の回転位置を演算する。ここで、操作検出器282の検出信号が所定時間t(例えば0.5〜1秒)未満の場合、制御装置30は、アイロン部50を初期位置に復帰させるための駆動信号を、モータ22に出力する。アイロン部50の初期位置には、第1の初期位置と第2の初期位置とがある。
第1の初期位置は、操作部281が使用者側を向いた状態で、毛髪ガイド511Bが、使用者から見て右下がりに傾斜する位置である。操作部281が左側に上記所定時間t未満だけ操作された場合に、アイロン部50が第1の初期位置まで回転する。
一方、第2の初期位置は、操作部281が使用者側を向いた状態で、毛髪ガイド511Bが、使用者から見て左下がりに傾斜する位置である。操作部281が右側に上記所定時間t未満だけ操作された場合に、アイロン部50が第2の初期位置まで回転する。
操作検出器282の検出信号が所定時間t(例えば0.5〜1.0秒)以上継続した場合、制御装置30は、操作検出器282の検出信号が出力されている間、駆動信号をモータ22に出力し続ける。操作部281が左側に上記所定時間t以上操作され続けた場合に、アイロン部50が操作部281が操作されている時間だけ左回り(先端から見て時計回り)に回転し続ける。一方、操作部281が右側に上記所定時間t以上操作され続けた場合に、アイロン部50が操作部281が操作されている時間だけ右回り(先端から見て反時計回り)に回転し続ける。
図8は、本実施形態に係るヘアーアイロン10の駆動制御を説明するためのフローチャートである。このフローチャートに示す処理は、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262により電源のONが検出されると開始される。まず、ステップ1において、制御装置30は、回転スイッチ28の操作検出器282により操作部281の操作が検出されたか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップ2に進み、否定判定がされた場合にはステップ13に進む。ステップ2において、制御装置30は、操作検出器282の検出信号の出力時間が所定時間t(例えば0.5〜1.0秒)未満であるか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップ3に進み、否定判定がされた場合にはステップ8に進む。
ステップ3において、制御装置30は、操作検出器282により検出された操作部281の位置が左側であるか右側であるかを判定する。左側である場合にはステップ4に進み、右側である場合にはステップ5に進む。ステップ4において、制御装置30は、アイロン部50を上記の第1の初期位置に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、ステップ5において、制御装置30は、アイロン部50を上記の第2の初期位置に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。ステップ4、5からステップ6に進む。
ステップ6において、制御装置30は、操作検出器282により操作部281の操作が検出されたか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップ7に進む。ステップ7において、制御装置30は、操作検出器282の検出信号の出力時間が所定時間t(例えば0.5〜1.0秒)以上であるか否かを判定する。肯定判定がされた場合にはステップ8に進み、否定判定がされた場合にはステップ3に進む。
ステップ8において、制御装置30は、操作検出器282により検出された操作部281の位置が左側であるか右側であるかを判定する。左側である場合にはステップ9に進み、右側である場合にはステップ10に進む。ステップ9において、制御装置30は、アイロン部50を時計回り(左回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。一方、ステップ10において、制御装置30は、アイロン部50を反時計回り(右回り)に回転させる駆動信号をモータ22に出力する。ステップ9、10からステップ11に進む。
ステップ11において、制御装置30は、操作検出器282による検出信号の出力が停止したか否かを判定する。肯定判定がされた場合にステップ12に進む。ステップ12において、制御装置30は、モータ22への駆動信号の出力を停止する。次に、ステップ13において、制御装置30は、電源/温度切替スイッチ26の操作検出器262により電源のOFFが検出されたか否かを判定する。肯定判定がされた場合には本ルーチンの処理が終了する一方、否定判定がされた場合にはステップ1〜13の処理が繰り返される。
図9及び図10は、本実施形態のヘアーアイロン10を用いて毛髪にくせ付けする方法を説明するための斜視図である。図9に示すように、スリット511に毛束が挿入されると、毛束が、バネ58の付勢力により加熱板52と加熱板53とにより挟まれる。この状態で、ヘアーアイロン10が毛束の先端側へ移動されると、毛髪にストレートのくせ付けが行われる。
図10に示すように、スリット511の最深部まで毛束が挿入されると、アイロン部50の軸方向に対する毛髪の角度が、毛髪ガイド511Bによって上記角度αに設定される。この状態で、回転スイッチ28によってアイロン部50が左右何れか一方に回転されると、毛束が、重なり合うことなくアイロン部50の外周に斜めに巻き付けられる。アイロン部50の回転が停止され毛束がアイロン部50の外周に巻き付けられた状態が所定時間(例えば、3〜4秒)継続されると、毛髪にカールのくせ付けが行われる。
以上説明したように、本実施形態に係るヘアーアイロン10では、アイロン部50が、挟んだ毛髪を、アイロン部50の回転軸に対して傾斜する方向に沿って案内する毛髪ガイド511Gを備える。これによって、毛束を、毛髪ガイド511Gに沿ってアイロン部50の回転軸に対して傾斜させた状態でアイロン部50により挟むことができる。従って、毛束を、重なり合うことなくアイロン部50の外周に斜めに巻き付けることができる。
また、本実施形態に係るヘアーアイロン10では、アイロン部50が、先端から基端側へ形成されたスリット511を備えるハウジング21と、スリット511に相互に対向して配された加熱板52、53を備える。これらの加熱板52、53は、相互間に挿入された毛髪を挟むと共に加熱する。ここで、毛髪ガイド511Gは、スリット511の最深部に設けられている。これによって、毛束を、スリット511の最深部まで挿入することで、毛束を、毛髪ガイド511Gに沿ってアイロン部50の回転軸に対して傾斜させた状態でアイロン部50により挟むことができる。
また、本実施形態に係るヘアーアイロン10では、アイロン部50が回転軸の周りに相対的に回転可能に連結された保持部20と、この保持部20内に設けられたモータ22と、保持部20の表面に設けられた操作部281と、制御装置30とを備える。モータ22は、アイロン部50を、使用者から見て左回り方向と、使用者から見て右回り方向とに回転させる。操作部281は、使用者により左側への操作と右側への操作とが行われる。制御装置30は、操作部281の左側への操作が行われた場合に、アイロン部50を使用者から見て左回り方向に回転させ、操作部281の右側への操作が行われた場合に、アイロン部50を使用者から見て右回り方向に回転させる。
ここで、毛束を毛髪ガイド511Gに沿ってアイロン部50の回転軸に対して傾斜させた状態でアイロン部50により挟むことができることによって、アイロン部50をモータ22で回転させた際に、毛束を、重なり合うことなくアイロン部50の外周に斜めに巻き付けることができる。
さらに、本実施形態に係るヘアーアイロン10では、制御装置30が、操作部281の操作時間に応じて、アイロン部50を第1の初期位置又は第2の初期位置まで回転させる回転駆動をモータ22に実行させる第1の処理と、アイロン部50を操作部281の操作時間に対応する時間だけ回転させる回転駆動をモータ22に実行させる第2の処理とを実行する。これによって、使用者による操作部281の操作時間に応じて、アイロン部50の回転位置が初期位置に復帰したり、操作部281の操作量に対応した回転量だけアイロン部50が回転したりする。ここで、本実施形態に係るヘアーアイロン10では、アイロン部50の初期位置が、上記の第1の初期位置と第2の初期位置とに設定されている。これによって、使用者の操作部281の操作により、アイロン部50を、好適な位置(即ち、使用者が操作部281を操作できると共に毛髪を毛髪ガイド511Gに沿ってスリット511に挿入することが可能な位置)まで回転させることができる。従って、前回使用時のアイロン部50の停止位置にかかわらず、使用者は、操作部281を操作可能な状態で保持部20を保持した状態で、毛髪を毛髪ガイド511Gに沿ってスリット511に挿入することができる。
図11は、他の実施形態に係るヘアーアイロン100を示す平面図である。この図に示すように、本実施形態に係るヘアーアイロン100は、アイロン部50が保持部20に固定された手動巻き式のヘアーアイロンである。本実施形態に係るヘアーアイロン100は、手動巻き式であるため、回転スイッチ28を備えない。一方、本実施形態のアイロン部50の構造は、基端が保持部20の先端に固定されていることを除いて、上述の実施形態に係るヘアーアイロン10が備えるアイロン部50と同様である。即ち、本実施形態に係るアイロン部50は、スリット511の最深部に毛髪ガイド511Bを備える。
図12は、本実施形態のヘアーアイロン100を用いて毛髪にカールのくせ付けを行う方法を説明するための斜視図である。これらの図に示すように、スリット511の最深部まで毛束が挿入されると、アイロン部50の軸方向に対する毛髪の角度が、毛髪ガイド511Bによって上記角度αに設定される。この状態で、アイロン部50が左右何れか一方に手動で回転されると、毛束が、重なり合うことなくアイロン部50の外周に斜めに巻き付けられる。毛束がアイロン部50の外周に巻き付けられた状態が所定時間(例えば、3〜4秒)継続されると、毛髪にカールのくせ付けが行われる。
なお、以上に説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態において開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。例えば、上述の実施形態では、アイロン部50のハウジング51にスリット511を形成し、このスリット511に一対の加熱板52、53を設け、これらの一対の加熱板52、53をバネ58により圧接させた。しかしながら、アイロン部50の構成は、上述の実施形態の構成に限られものではなく、例えば、開閉可能な一対のアームのそれぞれに加熱板52、53を設け、これらの一対の加熱板52、53を手動やバネにより圧接させる等してもよい。
10、100 ヘアーアイロン 20 保持部、21 ハウジング、22 モータ、23ロータ、24電源コード、26 電源/温度切替スイッチ、28 回転スイッチ、30 制御装置、50 アイロン部、51 ハウジング、51A 第1ハウジング部、51B 第2ハウジング部、52 加熱板、53 加熱板、54 加熱板ホルダ、55 加熱板ホルダ、56 ヒータ、58 バネ、221 出力軸、222 モータ本体、231 嵌合孔、261 操作部、262 操作検出器、281 操作部、282 操作検出器、511 スリット、511G 毛髪ガイド、512 対向面、5121 凹部、513 対向面、5131 凹部

Claims (4)

  1. 毛髪を挟むと共に加熱するアイロン部を備え、前記アイロン部が自動又は手動で回転されるヘアーアイロンであって、
    前記アイロン部は、挟んだ毛髪を、前記アイロン部の回転軸に対して傾斜する方向に沿って案内する毛髪ガイドを備えるヘアーアイロン。
  2. 請求項1に記載のヘアーアイロンであって、
    前記アイロン部は、
    先端から基端側へ形成されたスリットを備えるハウジングと、
    前記スリットに相互に対向して配され、相互間に挿入された毛髪を挟むと共に加熱する一対の加熱板と
    を備え、
    前記毛髪ガイドは、前記スリットの最深部に設けられているヘアーアイロン。
  3. 請求項1又は2に記載のヘアーアイロンであって、
    前記アイロン部が前記回転軸の周りに相対的に回転可能に連結され、使用者により保持される保持部と、
    前記保持部内に設けられ、前記アイロン部を、前記回転軸の回りに、第1の方向と、前記第1の方向の逆方向である第2の方向とに回転させるモータと、
    前記保持部の表面に設けられ、使用者により第1の操作と第2の操作とが行われる操作部と、
    前記操作部の前記第1の操作が行われた場合に、前記アイロン部を前記第1の方向に回転させる回転駆動を前記モータに実行させ、前記操作部の前記第2の操作が行われた場合に、前記アイロン部を前記第2の方向に回転させる回転駆動を前記モータに実行させる制御部と
    を備えるヘアーアイロン。
  4. 請求項3に記載のヘアーアイロンであって、
    前記制御部は、前記操作部の操作時間に応じて、前記アイロン部を所定の回転位置まで回転させる回転駆動を前記モータに実行させる第1の処理と、前記アイロン部を前記操作部の操作時間に対応する時間だけ回転させる回転駆動を前記モータに実行させる第2の処理とを実行するヘアーアイロン。
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