JP2019075748A - 車載装置、車載音響システムおよび音声出力方法 - Google Patents

車載装置、車載音響システムおよび音声出力方法 Download PDF

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Abstract

【課題】スピーカの出力音声が音声入力に与える影響を抑制しつつ、出力音声を継続して聴取させること。【解決手段】実施形態に係る車載装置は、検出部と、受付部と、切替部とを備える。検出部は、車内の乗員の着座位置を検出する。受付部は、乗員による音声入力を受け付ける。切替部は、受付部によって音声入力が受け付けられた場合に、検出部によって検出された着座位置に応じてスピーカの指向性を切り替える。【選択図】図2

Description

本発明は、車載装置、車載音響システムおよび音声出力方法に関する。
近年、運転者の発話による音声認識やハンズフリー通話などの音声入力を受け付ける車載装置がある。かかる車載装置では、音声入力を受け付ける場合に、スピーカから出力される音楽等の音声信号を内部的にキャンセルすることで、音声入力への影響を軽減している(例えば、特許文献1参照)。
特開2013―201604号公報
しかしながら、従来技術では、音声信号をキャンセルすると、スピーカを介して同時に受け付けた音声が劣化し、音声認識率が低下する場合がある。また、音声入力の受け付け時にスピーカの出力を停止することも考えられるが、かかる場合、スピーカから出力される音楽等の音声を継続して聴取することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、スピーカの出力音声が音声入力に与える影響を抑制しつつ、出力音声を継続して聴取させることができる車載装置、車載音響システムおよび音声出力方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態に係る車載装置は、検出部と、受付部と、切替部とを備える。前記検出部は、車内の乗員の着座位置を検出する。前記受付部は、前記乗員による音声入力を受け付ける。前記切替部は、前記受付部によって前記音声入力が受け付けられた場合に、前記検出部によって検出された前記着座位置に応じてスピーカの指向性を切り替える。
本発明によれば、スピーカの出力音声が音声入力に与える影響を抑制しつつ、出力音声を継続して聴取させることができる。
図1は、音声出力方法の概要を示す図である。 図2は、車載音響システムのブロック図である。 図3は、認証部による処理を説明する図である。 図4は、出力音声の切り替えの具体例を示す図である。 図5は、切替情報の具体例を示す図である。 図6は、ハンズフリー通話時における出力音声の切り替えの具体例を示す図である。 図7は、分配部による処理の具体例を示す図である。 図8は、車載装置が実行する処理手順を示すフローチャートである。 図9は、切替部による処理の変形例を示す図である。
以下、添付図面を参照して、実施形態に係る車載装置、車載音響システムおよび音声出力方法について詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
まず、図1を用いて実施形態に係る音声出力方法の概要について説明する。図1は、音声出力方法の概要を示す図である。かかる音声出力方法は、図1に示す車載装置1によって実行される。
図1に示すように、車載装置1は、車両Cに搭載され、各スピーカSfr、Sfl、Srr、Srl(下図参照)およびマイクMに接続される。スピーカSfr〜Srlは、例えば、パラメトリックスピーカ等の指向性を可変可能なスピーカである。なお、以下では、スピーカSfr〜Srlを特に区別する必要がない場合、スピーカSと記載する。
また、マイクMは、車両Cの乗員による発話音声を集音し、車載装置1へ出力する。すなわち、乗員は、マイクMを介して例えばナビゲーション装置等を操作する音声操作を行うことが可能である。
ここで、従来技術では、音声入力を受け付ける場合に、スピーカで出力する音声信号を内部的にキャンセルすることで、スピーカから出力される出力音声による音声入力の影響を低減していた。
しかしながら、音声信号をキャンセルすると、マイクを介して取得される発話音声が劣化してしまう。このため、従来技術では、音声入力の精度が低下してしまう。
また、従来技術として、音声入力を受け付ける場合に、音楽の再生を停止し、音楽に代えて音声入力に基づくガイダンス音声や、ハンズフリー通話の受話音声を出力する場合がある。
かかる場合に、同乗者は、音楽を継続して聴取することができない。つまり、従来技術では、音声信号をキャンセルすると、音声入力に基づく音声信号が劣化し、音楽の再生を停止すると、同乗者が継続して音楽を聴取することができなかった。また、従来技術では、ハンズフリー通話時に、通話内容が車内全体に通知されるので、他の乗員を考慮して通話を行う必要があった。
そこで、実施形態に係る音声出力方法では、音声入力を受け付ける場合に、スピーカSの指向性を制御することで、マイクMに対する音声入力の阻害を抑制することとした。
つまり、実施形態に係る音声出力方法では、スピーカSの指向性を制御することで、マイクM(下図参照)へ音楽等の音声が入力されないようにすることができる。
具体的には、図1の下図に示すように、音声出力方法では、通常時(音声入力を受け付けていない場合)には、各スピーカSの指向性を広げて音楽等の音声を出力する。
一方、音声出力方法では、音声入力受け付け時においては、スピーカSの指向性を切り替えて、スピーカSの出力音声がマイクMによって集音されないようにすることが可能である。図1に示す例では、スピーカSflおよびスピーカSfrの指向性を切り替える場合について例示している。
これにより、実施形態に係る音声出力方法では、出力音声が音声入力に与える影響を抑制することが可能となる。また、実施形態に係る音声出力方法では、車両Cの乗員の着座位置を検出し、検出した着座位置に応じて乗員毎に出力音声を最適化することも可能である。
具体的には、実施形態に係る音声出力方法では、車両Cの着座位置を検出し、着座位置毎に、スピーカSの出力音声を切り替えることができる。すなわち、例えば、音声入力時においてスピーカSfrから音声入力に対するガイダンス音声を出力し、その他のスピーカSfl、Srl、Srrから音楽を継続して出力することができる。
つまり、実施形態に係る音声出力方法では、スピーカSの指向性を切り替えることで、車両Cの限られたスペースの中で各乗員に対してそれぞれ独立した音響空間を創生することが可能である。これにより、乗員が音楽等の音声を継続して聴取することが可能となる。したがって、実施形態に係る音声出力方法では、出力音声が音声入力に与える影響を抑制しつつ、出力音声を継続して聴取することが可能となる。
次に、図2を用いて車載装置1を含む車載音響システム100の構成について説明する。図2は、実施形態に係る車載音響システム100のブロック図である。
図2に示すように、車載音響システム100は、車載装置1と、シートベルトセンサSs、カメラCm、マイクM、端末装置T、ナビゲーション装置N、オーディオ装置AdおよびスピーカSを備える。
シートベルトセンサSsは、例えば、車両Cの座席毎に設置され、シートベルトの装着状態を検出するセンサである。シートベルトセンサSsの検出結果は、車載装置1へ出力される。
カメラCmは、例えば、車両Cの内部に設けられ、車内の乗員を撮像する車内カメラである。なお、カメラCmは、座席毎に設けられることにしてもよいし、あるいは、バックミラーなどの車内全体が見渡せる位置に1つ設けられることにしてもよい。また、カメラCmによって撮像された撮像画像は、車載装置1へ出力される。
端末装置Tは、車両Cの乗員が所有するスマートフォンやタブレット端末であり、車載装置1と有線または無線のネットワークを介して接続される。マイクMは、例えば、車両Cのハンドル近傍に設けられ、車両Cの乗員の発話音声を集音し、車載装置1へ出力する。ユーザは、マイクMによって集音された発話音声により、ナビゲーション装置N等の車載機器に対する音声操作が可能である。
なお、車載音響システム100は、複数のマイクMを備える構成にすることにしてもよい。かかる場合に、少なくとも1つのマイクMを、例えば、端末装置Tが有するマイクで兼ねることにしてもよい。
ナビゲーション装置Nは、車両Cの現在地から目的地までのルート案内を行う。ナビゲーション装置Nは、車載装置1から入力されるマイクMによる乗員の音声操作や、図示しない操作部に対する操作により、各種操作を受け付ける。また、ナビゲーション装置Nは、上記の各種操作に応じたガイダンス音声を車載装置1へ出力する。
オーディオ装置Adは、例えば、CD(Compact Disc)、DVD等のマルチメディアの再生機能を備えた音響再生機器である。オーディオ装置Adによって再生された再生音声は、車載装置1へ出力される。
また、オーディオ装置Adは、上記のナビゲーション装置Nと同様に、車載装置1から各種操作を受け付けて、かかる各種操作に応じて制御される。なお、オーディオ装置Adは、端末装置Tであってもよい。すなわち、車載装置1は、オーディオ装置Adに代えて端末装置Tから入力される再生音声をスピーカSから出力することも可能である。また、車載音響システム100は、オーディオ装置Adに加えて、ラジオや、テレビを備えることにしてもよい。
車載装置1は、制御部2と、記憶部3とを備える。制御部2は、検出部21と、認証部22と、受付部23と、切替部24と、分配部25とを備える。また、制御部2は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、HDD(Hard Disk Drive)、入出力ポートなどを有するコンピュータや各種の回路を含む。
コンピュータのCPUは、例えば、ROMに記憶されたプログラムを読み出して実行することによって、制御部2の検出部21、認証部22、受付部23、切替部24および分配部25として機能する。
制御部2の検出部21、認証部22、受付部23、切替部24および分配部25の少なくともいずれか一つまたは全部をASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアで構成することもできる。
また、記憶部3は、例えば、RAMやHDDに対応する。RAMやHDDは、座席情報31、乗員データベース32および切替情報33や各種プログラムを記憶することができる。なお、車載装置1は、有線や無線のネットワークで接続された他のコンピュータや可搬型記録媒体を介して上記したプログラムや各種情報を取得することとしてもよい。
制御部2の検出部21は、シートベルトセンサSsの検出結果に基づいて乗員の着座位置を検出する。具体的には、検出部21は、例えば、シートベルトが装着されている座席に乗員が着座していると判定し、シートベルトが装着されていない座席を乗員が着座していないと判定することができる。
なお、検出部21は、シートベルトセンサSsの検出結果に代えて、カメラCmによって撮像された撮像画像に基づいて着座位置を検出することにしてもよい。かかる場合に、検出部21は、撮像画像から乗員の相対的な位置関係により着座位置を検出することができる。
認証部22は、検出部21によって着座位置が検出された乗員を認証する。具体的には、認証部22は、カメラCmから入力される撮像画像に対して既存の顔認証技術を適用することで、各乗員を認証することができる。なお、各乗員の顔等に関する情報は、記憶部3の乗員データベース32に予め登録されているものとする。
認証部22は、乗員を認証すると、記憶部3の座席情報31を更新する。ここで、図3を用いて座席情報31の具体例について説明する。図3は、座席情報31の具体例を示す図である。
図3に示すように、座席情報31は、各座席に対して認証部22によって認証された乗員が対応付けられた情報である。図3に示す例では、運転席にAさん、助手席にBさん、助手席後方にCさんがそれぞれ認証部22によって認証された場合について示している。
また、図3では、運転席後方の座席が空席である場合を示す。かかる場合、例えば、車載音響システム100では、空席に対応するスピーカS(同図に示す例ではスピーカSrr)をオフにする。
つまり、空席のスピーカSをオフにすることで、かかるスピーカSの分だけ、消費電力を抑えることができる。なお、車載音響システム100では、空席の有無によらず、全てのスピーカSをオンにすることも可能である。
図2の説明に戻り、受付部23について説明する。受付部23は、乗員による音声入力を受け付ける。具体的には、受付部23は、マイクMを介して入力される発話音声を受け付ける。受付部23は、例えば、ハンドルに設けられたボタン(不図示)に対する操作により、マイクMのオン/オフを切り替えることが可能である。しかしながら、これに限られず、受付部23は、マイクMを常にオンにしておき、例えば、所定のキーワードを検出した場合に、その後の発話音声を音声入力と認識することにしてもよい。
そして、受付部23は、音声入力を受け付けた場合に、かかる音声入力を操作コマンドに変換し、切替部24へ出力する。例えば、かかる操作コマンドには、操作の対象とする機器(同図に示す例では、ナビゲーション装置Nまたはオーディオ装置Ad)と、かかる機器を制御するコマンドを含む。
また、受付部23は、音声入力としてハンズフリー通話の発話音声をマイクMを介して受け付けることも可能である。かかる場合に、受付部23は、発話音声を切替部24へ出力する。つまり、本実施形態において、音声入力とは、各種車載機器を操作する音声操作と、ハンズフリー通話における発話音声とを含む。
さらに、受付部23は、音声入力の発話者を特定することも可能である。例えば、受付部23は、声紋認証や、画像認証により発話者を特定することが可能である。
例えば、受付部23は、乗員データベース32を参照し、マイクMから入力される音声と特徴が類似した乗員を発話者として特定することができる。また、受付部23は、カメラCmによって撮像された時間的に連続する撮像画像から各乗員の口の動きを解析し、発話者を特定することも可能である。受付部23は、発話者を特定した場合に、かかる発話者に関する情報を切替部24へ出力する。
切替部24は、受付部23によって音声入力が受け付けられた場合に、検出部21によって検出された着座位置に応じてスピーカSの指向性を切り替える。
また、切替部24は、受付部23によって特定された発話者に対するスピーカSの出力音声を切り替える。ここで、図4を用いてかかる点の具体例について説明する。図4は、出力音声の切り替えの具体例を示す図である。
切替部24は、例えば、図4に示すように、スイッチSW1〜SW4を制御することで、各スピーカSの出力音声を切り替える。各スイッチSW1〜SW4は、オーディオ装置Adまたはナビゲーション装置Nと各スピーカSの接続を切り替えるスイッチである。
図4に示す例では、スイッチSW1のみがナビゲーション装置Nと接続され、その他のスイッチSW2〜SW4はオーディオ装置Adと接続されている場合を示す。
かかる場合に、スイッチSW1によりナビゲーション装置Nに接続されたスピーカSflからは、ナビゲーション装置Nから出力されるガイダンス音声が出力される。また、スイッチSW2〜SW4によりオーディオ装置Adに接続されたスピーカSfr、SrlおよびSrrからは、オーディオ装置Adによって出力される音楽等の音声が出力される。
つまり、切替部24は、各スイッチSW1〜SW4を切り替えることで、発話者のスピーカSのみからナビゲーション装置Nによるガイダンス音声を出力し、その他のスピーカSから音楽を継続して出力することが可能である。
なお、ここでは、オーディオ装置Adと、ナビゲーション装置Nを例に挙げて説明したが、オーディオ装置Adに代えて、端末装置Tの音楽再生機能、ラジオ、テレビであってもよい。また、ナビゲーション装置Nに代えて、例えば、端末装置Tのハンズフリー通話であってもよい。
図2に戻り、切替部24について説明を続ける。切替部24は、上述のように、受付部23によって音声入力が受け付けられた場合に、スピーカSの指向性を切り替える。
例えば、切替部24は、記憶部3の切替情報33に基づき、各スピーカSの指向性を切り替える。ここで、切替情報33の具体例について図5を用いて説明する。図5は、切替情報33の具体例を示す図である。
図5に示すように、切替情報33は、「シチュエーション」、「条件」および「スピーカ指向性」が互いに関連付けられた情報である。シチュエーションとは、受付部23が音声入力を受け付けた場合における車両C内の状況を示す。例えば、シチュエーションには、機能、同乗者の有無がある。
条件とは、シチュエーション毎に各スピーカSから出力する出力音声を示す情報である。また、スピーカ指向性とは、出力音声に対する各スピーカSの指向性を示す。
図5に示すように、例えば、機能がハンズフリー通話であり、同乗者有りの場合、運転者のスピーカSから運転者に対してのみ、ハンズフリー通話の受話音声が出力されるように、スピーカSの指向性が制御される。
また、かかる場合に、同乗者のスピーカSから同乗者に対してのみ、オーディオ装置Adから出力される音楽が出力されるように、スピーカSの指向性が制御される。
この場合、ハンズフリー通話の通話内容が同乗者に対して通知されないので、各乗員のプライバシーを保護することができる。なお、車載音響システム100では、乗員の関係性に応じて受話音声を出力するスピーカSを選択することも可能であるが、かかる点については、図6を用いて後述する。
また、図5に示すように、例えば、音声認識時に、同乗者有りの場合、上記の受話音声に代えて、ガイダンス音声が運転者のスピーカSから出力される。また、音声認識の発話者が同乗者である場合には、同乗者のスピーカSからガイダンス音声が出力され、運転者のスピーカから音楽が継続して出力される。
なお、上述したように、切替部24は、音声入力の受け付け時において、マイクMを回避するように各スピーカSの指向性を制御する。これにより、音声入力時におけるスピーカSの出力音声の音声入力に与える影響を抑制することが可能である。
また、切替部24は、音声入力の受け付け時において、各乗員の耳を含む、比較的狭い範囲に向けて各スピーカSの指向性を切り替えることもできる。これにより、各スピーカSから出力される出力音声を聴取対象とする乗員のみに聴取させることが可能となる。かかる場合に、例えば、カメラCmによって撮像された撮像画像から各乗員の耳の位置を解析することが可能である。
次に、図6を用いてハンズフリー通話時における受話音声を出力するスピーカの選択処理の具体例について説明する。切替部24は、乗員の関係性に基づいて受話音声を出力するスピーカSを選択する。関係性とは、例えば、親族、友人、恋人、職場の同僚等を示す。なお、例えば、かかる関係性に関する情報は、図2に示す記憶部3の乗員データベース32に格納される。
また、切替部24は、例えば、端末装置Tの送受電先の通話相手と、乗員の関係性に基づいて受話音声を出力するスピーカSを選択する。ここでは、図6に示す、通話相手であるDさん、AさんおよびBさんが職場の同僚であり、Cさんが職場の同僚でない場合を想定する。
かかる場合に、切替部24は、端末装置Tの受話音声の出力先にAさんのスピーカSfrおよびBさんのスピーカSflを選択する。また、かかる場合に、切替部24は、CさんのスピーカSrlについては、オーディオ装置Adの音楽を継続して出力する。
つまり、切替部24は、通話相手に関係がある可能性が高い乗員を選択し、かかる乗員のスピーカSから受話音声を出力する。したがって、選択された乗員に対して受話音声が出力されるとともに、他の乗員に対しては、音楽を継続して出力することが可能となる。
このように、切替部24は、ハンズフリー通話に参加する乗員を選択することで、複数の乗員が容易に通話に参加することが可能となる。
なお、この場合に、AさんおよびBさんの発話が、Cさんに聞こえるおそれがある。このため、CさんのスピーカSrlの音量を大きくする、もしくは、空席のスピーカSrrをオフからオンにして、スピーカSrrからオーディオ装置Adの出力音声をCさんに向けて出力するようにしてもよい。
また、ここでは、切替部24が、乗員と通話相手の関係性に基づいてスピーカSを選択する場合について説明したが、乗員のみの関係性に基づいてスピーカSを選択することにしてもよい。
具体的には、例えば、車両Cがタクシー等の乗員同士が他人の関係である場合、切替部24は、運転者に対する通話を他の乗員に聞かせないようにスピーカSを選択することも可能である。これにより、運転者は、他の乗員に遠慮することなく、通話を楽しむことが可能となる。
図2の説明に戻り、分配部25について説明する。分配部25は、切替部24に発話者に対する出力音声が切り替えられた場合に、当該出力音声の音声成分を他の乗員に対する出力音声へ分配する。
具体的には、ここで、図7を用いて分配部25による処理の具体例について説明する。図7は、分配部25による処理の具体例を示す図である。
図7に示すように、分配部25は、通常時(音声入力の受け付け時以外)に、オーディオ装置Adによって再生される音楽が2.0ch以上である場合、オーディオ装置Adから入力される音声信号を各スピーカSに分配する。なお、ここでは、説明を簡単にするため、サブウーファ等の記載を省略して示す。
具体的には、分配部25は、スピーカSflに対して音声信号Mflを分配し、スピーカSfrに対して音声信号Mfrを分配して出力する。同様に、分配部25は、スピーカSrlに対して音声信号Mrlを分配し、スピーカSrrに対して音声信号Mrrを分配して出力する。
分配部25は、音声信号を各スピーカSに分配して出力することで、車内にサラウンド音響を提供することができる。しかしながら、上述したように、実施形態に係る車載音響システム100では、音声入力を受け付けた場合に、発話者のスピーカSの出力ソースを切り替える。
仮に、スピーカSの出力ソースを単に切り替えた場合、上記のサラウンド音響のバランスが崩れ、発話者以外の乗員に対して違和感を与えるおそれがある。
そこで、分配部25は、切替部24によってスピーカSの出力ソースが切り替えられた場合に、かかるスピーカSに分配していた音声信号を他のスピーカSに分配するいわゆるダウンミックス処理を行う。
具体的には、同図の下図に示すように、音声入力の受け付け時においてスピーカSflの出力ソースが切り替わった場合に、分配部25は、スピーカSflに分配していた音声信号Mflを他のスピーカSfr、Sfl、Srrに分配する。
これにより、発話者以外の乗員に対して、サラウンド音響の変化を抑えることができるため、サラウンド音響の変化による違和感を低減することが可能となる。つまり、発話者以外の乗員に対して、音質の劣化を抑えた音楽を聴取させることが可能となる。なお、分配部25は、例えば、いわゆるダウンミックス係数を用いるなど、既存の技術を用いて音声信号を分配することが可能である。
次に、図8を用いて実施形態に係る車載装置1が実行する処理手順について説明する。図8は、車載装置1が実行する処理手順を示すフローチャートである。なお、以下に示す処理手順は、車載装置1の制御部2によって繰り返し実行される。
図8に示すように、まず、制御部2は、車両Cの着座位置を検出し(ステップS101)、空席の有無を判定する(ステップS102)。ここで、制御部2は、空席が有る場合(ステップS102,Yes)、空席のスピーカSをオフにする(ステップS103)。なお、ステップS103の処理は、言い換えれば、着座された座席のスピーカSのみをオンにするともいえる。
また、制御部2は、空席がなかった場合(ステップS102,No)、ステップS103の処理を省略して(全てのスピーカSをオンにして)、ステップS104の処理に移行する。
次に、制御部2は、音声入力を受け付けたか否かを判定する(ステップS104)。制御部2は、音声入力を受け付けなかった場合(ステップS104,No)、音声入力を受け付けるまで、ステップS104の処理を継続して行う。
一方、制御部2は、音声入力を受け付けた場合(ステップS104,Yes)、音声入力の発話者を特定する(ステップS105)。続いて、制御部2は、音声入力がハンズフリー通話か否かを判定する(ステップS106)。
制御部2は、音声入力がハンズフリー通話である場合(ステップS106,Yes)、乗員および通話相手の人間関係に基づいて受話音声を出力するスピーカSを選択する(ステップS107)。一方、制御部2は、音声入力がハンズフリー通話でない場合(ステップS106,No)、ステップS107の処理を省略する。
続いて、制御部2は、スピーカSの指向性を切り替えて(ステップS108)、スピーカSの音声出力をそれぞれ切り替えて(ステップS109)、処理を終了する。なお、ステップS109の処理については、必要に応じてスピーカSの上述のダウンミックス処理を行うことを含むものとする。
上述したように、実施形態に係る車載装置1は、検出部21と、受付部23と、切替部24とを備える。検出部21は、車内の乗員の着座位置を検出する。受付部23は、乗員による音声入力を受け付ける。切替部24は、受付部23によって音声入力が受け付けられた場合に、検出部21によって検出された着座位置に応じてスピーカSの指向性を切り替える。したがって、実施形態に係る車載装置1によれば、スピーカSの出力音声が音声入力に与える影響を抑制しつつ、出力音声を継続して聴取させることが可能となる。
ところで、上述した実施形態では、車載音響システム100が、4つのスピーカSを備える場合について説明したが、これに限定されるものではない。すなわち、車載音響システム100は、5つ以上のスピーカSを備えることにしてもよい。
そこで、図9を用いてスピーカSが7つである場合における切替部24による処理について説明する。図9は、切替部24による処理の変形例を示す図である。ここでは、図9に示すように、上述したスピーカSfl、Sfr、Srl、Srrに加え、車両Cの前方(例えば、ダッシュボード等)に車内に向けて音声を出力するスピーカSf1〜Sf3を備える場合について説明する。かかるスピーカSf1〜Sf3は、上述したスピーカSと同様に指向性が可変であるスピーカを用いることができる。
ここで、図9に示すように、例えば、Aさんに向けてナビゲーション装置Nのガイダンス音声を出力し、その他の乗員(BさんおよびCさん)に対してオーディオ装置Adから出力される音楽を出力する場合について説明する。
このとき、図9に示すように、Aさんの右側方のスピーカSfrおよびBさんの左側方のスピーカSflをオフにし、Aさんに対してスピーカSf3を用いてガイダンス音声を出力する。また、Bさんに対しては、スピーカSf1、スピーカSf2を用いて音楽を出力する。
ここで、スピーカSfrの出射方向には、Aさんに加え、Bさんが存在する。このため、スピーカSfrの指向性を切り替えたとしても、Bさんに聞こえるおそれがある。
これに対して、スピーカSf1〜Sf3の出射方向には、AさんもしくはBさんのみがそれぞれ存在する(ここではCさんを除く)。つまり、スピーカSfrおよびスピーカSflをオフにすることで、それぞれ独立した音響空間を確保することが可能となる。
また、上述の例では、ガイダンス音声を出力するスピーカSの数が、音楽を出力するスピーカSの数よりも少なくしている。つまり、音楽を再生するスピーカSの数を増やすことで、サラウンド音響を確保することが可能となる。
なお、かかる場合に、AさんのスピーカSfrの指向性を例えば、天井等に向けて、天井に反射させてオーディオ装置Adの音楽をBさんに向けて聴取させることにしてもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 車載装置
21 検出部
22 認証部
23 受付部
24 切替部
25 分配部
100 車載音響システム
S スピーカ
M マイク

Claims (8)

  1. 車内の乗員の着座位置を検出する検出部と、
    前記乗員による音声入力を受け付ける受付部と、
    前記受付部によって前記音声入力が受け付けられた場合に、前記検出部によって検出された前記着座位置に応じてスピーカの指向性を切り替える切替部と
    を備えることを特徴とする車載装置。
  2. 前記切替部は、
    前記音声入力の入力を受け付けるマイクを回避して前記指向性を切り替えること
    を特徴とする請求項1に記載の車載装置。
  3. 前記受付部は、
    前記音声入力の発話者を特定し、
    前記切替部は、
    前記受付部によって特定された前記発話者に対する出力音声を切り替えること
    を特徴とする請求項1または2に記載の車載装置。
  4. 前記切替部によって前記発話者に対する出力音声が切り替えられた場合に、当該出力音声の音声成分を他の前記乗員に対する出力音声へ分配する分配部
    をさらに備えること
    を特徴とする請求項3に記載の車載装置。
  5. 前記検出部によって前記着座位置が検出された前記乗員を認証する認証部
    をさらに備え、
    前記切替部は、
    前記音声入力がハンズフリー通話である場合に、前記認証部によって認証された前記乗員の関係性に応じて前記ハンズフリー通話の通話音声を出力するスピーカを選択すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の車載装置。
  6. 前記切替部は、
    通話相手と前記乗員との関係性に応じて当該通話音声を出力するスピーカを選択すること
    を特徴とする請求項5に記載の車載装置。
  7. 請求項1〜6のいずれか一つに記載の車載装置と、
    前記音声入力の入力を受け付けるマイクと、
    出力音声を出力する複数のスピーカと、
    を備えることを特徴とする車載音響システム。
  8. 車内の乗員の着座位置を検出する検出工程と、
    前記乗員による音声入力を受け付ける受付工程と、
    前記受付工程によって前記音声入力が受け付けられた場合に、前記検出工程によって検出された前記着座位置に応じてスピーカの指向性を切り替える切替工程と
    を含むことを特徴とする音声出力方法。
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