JP2019075145A - 情報処理装置、制御方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、制御方法、およびプログラム Download PDF

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真也 羽田
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成一 高村
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Abstract

【課題】事象発生までの過程における段階に応じた広告を配信して広告の費用対効果を上げることが可能な情報処理装置、制御方法、およびプログラムを提供する。【解決手段】コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、事象を指定する事象指定部と、複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、を備える、情報処理装置。【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、制御方法、およびプログラムに関する。
近年、情報通信技術の発展に伴い、オンライン上における購買が普及している。例えば音楽や動画などのサーバで管理されているコンテンツを購入して携帯型の端末装置にネットワーク経由でダウンロードして視聴する形態が普及している。このような技術に関し、例えば下記特許文献1では、ユーザの嗜好情報にマッチングしたコンテンツを推薦し、マッチングの度合いに応じて推薦するコンテンツの情報量を制御するシステムが開示されている。また、オンライン上における購買(所謂ネットショッピング)は、音楽や動画をダウンロードで購入するものに限定されず、衣服や電化製品などの商品を購入するものや、ホテルや飛行機の予約などのサービスを購入するものなどがある。
ここで、インターネット上における購買のプロセスをモデル化したものとしては、AIDMA(Attention、Interest、Desire、Memory、Action)理論やAISAS(Attention、Interest、Search、Action、Share)理論が知られている。
また、近年オンライン上では、コンバージョン直前にラストクリックされた広告だけでなく、それ以外の広告やユーザがWebページをたどった経路も重要視されてきている。コンバージョンとは、一般に、商用目的のウェブサイト上で獲得できる最終的な成果であって、例えばオンラインショッピングサイトならば商品購入、情報提供サイトやコミュニティサイトならば会員登録等が該当する。かかるコンバージョンに至るまでのWebページの閲覧履歴を分析してメディア毎のコンバージョンへの貢献度を調査する分析として、アトリビューション分析が注目されている。
従来のWeb広告としては、検索エンジン等の検索結果ページに掲載されるリスティング広告が注目されていたが、リスティング広告だけでは広告効果に限度があるため、近年はWebページの一部として埋め込まれて表示されるディスプレイ広告が再注目されてきている。近年のディスプレイ広告は、静止画像の他、アニメーションや動画のストリーミング配信によってTV(television)のCM(Commercial Message)のような広告を実現できる。
また、ユーザは広告をクリックしてコンバージョンに至るだけではなく、様々な経路を辿ってコンバージョンに至ることが最近の傾向である。例えばディスプレイ広告に影響されて検索してコンバージョンに至ったり、ディスプレイ広告をクリックしてコンバージョンに至ったりすることが考えられる。
特開2013−214340号公報
ここで、広告の役割は、コンバージョンに直接繋げることに限られず、広告対象を認知させることや、広告対象に興味を持ってもらうことなど多様であるため、ユーザ毎に適切な広告を出す必要があった。しかしながら、従来はコンバージョンへの広告効果の分析は行われても、どのようなWebページにどのような広告を出稿すればより効果が上がるかといったことは考慮されていなかった。
また、広告対象別にユーザがどの購買プロセスにいるのかを判断することができれば、ユーザに適切な広告を出すことが可能となる。
そこで、本開示では、事象発生までの過程における段階に応じた広告を配信して広告の最適化を行うことが可能な情報処理装置、制御方法、およびプログラムを提案する。
本開示によれば、コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、事象を指定する事象指定部と、複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、を備える、情報処理装置を提案する。
本開示によれば、コンテンツを指定することと、事象を指定することと、複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記指定されたコンテンツの、前記指定された事象の発生に対する寄与率を算出することと、前記算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付けることと、段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定することと、を含む制御方法を提案する。
本開示によれば、コンピュータを、コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、事象を指定する事象指定部と、複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、として機能させるためのプログラムを提案する。
以上説明したように本開示によれば、事象発生までの過程における段階に応じた広告を配信して広告の最適化を行うことが可能となる。
なお、上記の効果は必ずしも限定的なものではなく、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書に示されたいずれかの効果、または本明細書から把握され得る他の効果が奏されてもよい。
本開示の一実施形態による広告配信システムの概要を説明する図である。 従来のWeb広告について説明する図である。 本実施形態によるWeb広告の配信について説明する図である。 本実施形態によるサーバの構成の一例を示すブロック図である。 本実施形態によるCV貢献度を算出する際のユーザ集合例について説明する図である。 本実施形態によるWebページ(URL)のCV貢献度と購買プロセスの相関関係について示す図である。 本実施形態による広告配信設定のUIの一例を示す図である。 本実施形態による広告配信設定の自動最適化の一例を説明する図である。 本実施形態による購買プロセスの段階に応じて配信されるクリエイティブが異なる広告の一例を示す図である。 本実施形態による広告効果の測定について説明する図である。 本実施形態による動作処理を示すフローチャートである。 本実施形態による遷移寄与率を算出する際のユーザ集合例について説明する図である。 本実施形態による広告配信設定のUIの他の例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本開示の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、説明は以下の順序で行うものとする。
1.本開示の一実施形態による広告配信システムの概要
2.サーバの構成
3.動作処理
4.変形例
5.まとめ
<1.本開示の一実施形態による広告配信システムの概要>
まず、本開示の一実施形態による広告配信システムの概要を図1に示して説明する。図1に示すように、本実施形態による広告配信システムは、ユーザが操作する情報処理端末3と、CV(Conversion)貢献度を算出するサーバ1と、広告主が操作する情報処理装置5とを含み、これらはネットワーク4を介して接続される。
ユーザが操作する情報処理端末3は、図1に示すように、デスクトップ型PC(Personal Computer)により実現された情報処理端末3a、ノート型PCにより実現された情報処理端末3b、タブレット端末により実現された情報処理端末3c、またはスマートフォンにより実現された情報処理端末3dであってもよい。各ユーザは、情報処理端末3を操作してネットワーク上のWebページを閲覧し、ネットショッピングを行う。
サーバ1は、各ユーザのWebページの閲覧履歴、および各ユーザについて対象コンテンツ(本明細では、広告商材とも称す)へのコンバージョンの発生履歴を含む大規模データを分析し、各Webページの特定の広告商材に対するコンバージョン貢献度(本明細書では、CV貢献度とも称す)を算出する。また、サーバ1は、算出したCV貢献度に応じて各Webページが特定の広告商材のコンバージョンに至るまでの購買プロセス(すなわち事象に至るまでの過程)のどの段階に該当するかを定義する。
情報処理装置5は、広告主Sにより操作され、サーバ1から提供された購買プロセスの段階に応じた広告の配信を設定することができる。
(背景)
ここで、従来のWeb広告は、図2に示すように、CV貢献度を考慮しない広告の配信が行われていたため、いずれのWebページ600〜605にも同様の広告(Advertisement)が出稿されていた。すなわち、ユーザ毎に適切な広告が出せていなかったため、Web広告の費用対効果(コンバージョン(CV)に到達する割合)が低かった。
そこで、本実施形態では、上述した構成により、各Webページにおける広告商材のコンバージョンへの貢献を数値化して、各Webページが購買プロセスのどの段階に該当するかを定義する。これにより、購買プロセスの段階に応じた広告をその段階のWebページに配信し、広告の費用対効果を上げることができる。具体的には、図3に示すように、CV貢献度が低い(例えば図5を参照して後述する購買プロセスにおける「認知段階」に定義された)Webページ610〜613には、CV貢献度「低」に対応した広告Ad1が配信される。また、CV貢献度が中間の(例えば図5を参照して後述する購買プロセスにおける「興味・関心段階」に定義された)Webページ620〜623には、CV貢献度「中」に対応した広告Ad2が配信される。また、CV貢献度が高い(例えば図5を参照して後述する購買プロセスにおける「比較検討段階」に定義された)Webページ630〜633には、CV貢献度「高」に対応した広告Ad3が配信される。これら広告Ad1〜Ad3は、CV貢献度に応じて異なるクリエイティブであって、その段階にいるユーザに対して最適な内容となっている。これにより、結果的にコンバージョン(CV)に至るユーザを増加させることができる。
なおコンバージョンへの貢献の数値化は、Webページに限定せず、操作しているユーザの特定さえできれば、マスメディアやその他媒体等の各種コンテンツのコンバージョンへの貢献の数値化が可能である。マスメディアやその他媒体の広告とコンバージョンプロセスを対応付けることで、ユーザのコンバージョン段階(購買プロセス)を特定し、段階に応じた広告施策(内容、クリエイティブ、メディア)を最適化することができる。また、特定する段階はコンバージョンに至るまでの過程に限定されず、指定したある事象の発生へのコンテンツの貢献度(寄与率)を算出し、当該事象に至るまでの過程であればよい。さらに、本実施形態によるシステムは広告配信に限らず、ある事象が発生する際のユーザの意思決定全般に関して、ある事象が発生するまでの過程のどの段階にユーザがいるかに応じて、アプリケーションやソーシャルネットワークサービス、その他サービスの提案等を行うシステムに応用できる。
以上、本開示の一実施形態による広告配信システムの概要について説明した。続いて、本実施形態の広告配信システムに含まれるサーバ1の構成について説明する。
<2.サーバの構成>
図4は、本実施形態によるサーバ1の構成の一例を示すブロック図である。図4に示すように、サーバ1は、広告配信ログ10、URL(Uniform Resource Locator)抽出部11、URL集合12、URL指定部13、コンバージョン指定部15、ユーザ集合特定部16、CV貢献度算出部17、CV貢献度DB18、段階紐付部19、購買プロセスDB20、広告配信設定部21、広告情報DB22、効果測定部23、広告効果DB24、および広告配信部25を有する。
広告配信ログ10は、どのURL(すなわちWebページ)に、どのような広告を配信(または出稿とも称す)したかといった広告配信に関する情報を格納する記憶部である。また、広告配信ログ10には、各ユーザのURLの閲覧履歴およびコンバージョン情報も含まれる。コンバージョン情報とは、各ユーザによるコンバージョンの情報であって、例えばコンバージョンに至る直前にラストクリックした広告等の情報が含まれる。
URL抽出部11は、広告配信ログ10から全てのURLを抽出し、URL集合12を生成する。URL集合12は、URL抽出部11により抽出されたURLを格納するデータベースである。
URL指定部13(コンテンツ指定部)は、URL集合12から、CV貢献度を算出するURL(コンテンツの一例)を指定する。URL指定部13は、指定したURLをユーザ集合特定部16に出力する。
コンバージョン指定部15(事象指定部)は、広告配信ログ10から、CV貢献度の算出に用いるコンバージョン情報(事象の一例であって、例えばインターネット上における商品購入)を指定し、ユーザ集合特定部16に出力する。
ユーザ集合特定部16は、URL指定部13により指定されたURLのCV貢献度を算出する際に用いるユーザ集合の特定を行う。具体的には、ユーザ集合特定部16は、URL指定部13により指定されたURLを閲覧したユーザからなる第1の集合、コンバージョン指定部15により指定されたコンバージョンが発生したユーザからなる第2の集合、上記指定されたURLを閲覧していないユーザからなる第3の集合、および上記指定されたコンバージョンが発生していないユーザからなる第4の集合を特定する。ユーザ集合特定部16は、特定したユーザ集合をCV貢献度算出部17に出力する。なお、各ユーザの閲覧情報や、コンバージョンに至ったユーザの情報等は、広告配信ログ10から取得される。
CV貢献度算出部17は、URL指定部13により指定されたURLの、コンバージョン指定部15により指定されたコンバージョンの発生に対する寄与率(本明細書ではCV貢献度と称す)を算出する。より具体的には、上記第1の集合に属するユーザのうちで第2の集合にも属するユーザの数をA、第1の集合に属するユーザのうちで第4の集合にも属するユーザの数をBとする。また、CV貢献度算出部17は、第3の集合に属するユーザのうちで第2の集合にも属するユーザの数をC、第3の集合に属するユーザのうちで第4の集合にも属するユーザの数をDとする。そして、CV貢献度算出部17は、(A/(A+B))および(C/(C+D))を用いた演算によりCV貢献度を算出する。
ここで、商材Xに対するURL;YのCV貢献度を算出する際のユーザ集合例を、図5に示す。図5に示すように、URL;Yを閲覧した第1のユーザ集合160のうちで、商材Xにコンバージョンした第2のユーザ集合161にも属するユーザ数がA、URL;Yを閲覧した第1のユーザ集合160のうちで、商材Xにコンバージョンしていない第4のユーザ集合163にも属するユーザ数がBとされる。また、URL;Yを閲覧していない第3のユーザ集合162のうちで、商材Xにコンバージョンした第2のユーザ集合161にも属するユーザ数がC、URL;Yを閲覧していない第3のユーザ集合162のうちで、商材Xにコンバージョンしていない第4のユーザ集合163にも属するユーザ数がDとされる。この場合、下記式により、商材Xに対するURL;YのCV貢献度(CV Contribution)が算出される。
Figure 2019075145
CV貢献度算出部17は、算出したCV貢献度をCV貢献度DB18に出力する。
CV貢献度DB18は、CV貢献度算出部17により算出されたURL毎のCV貢献度を格納するデータベースである。CV貢献度算出部17によるCV貢献度の算出は、URL指定部13により指定されたURL毎に繰り返し行われるため、CV貢献度DB18には、膨大なURL毎のCV貢献度が格納され得る。
段階紐付部19は、CV貢献度DB18に格納されているURL毎のCV貢献度に応じて、コンバージョンに至る過程の各段階にURLを紐付ける(定義付ける)。具体的には、例えばコンバージョンが商材の購入である場合、購入に至るまでの過程である購買プロセスは、図6に示すように、例えば認知、興味・関心、比較検討、購入の各段階により形成されることが推定される。この場合、段階紐付部19は、各URL(すなわちWebページ)のCV貢献度の高さに応じて、購買プロセスの各段階に紐付ける(定義付ける)。例えば段階紐付部19は、予め設定された各段階の閾値に基づいて、各URLを紐付けてもよい。そして、段階紐付部19は、購買プロセスの各段階とURLの紐付情報を購買プロセスDB20に出力する。
なお、購買プロセスの各段階は、ユーザ毎の嗜好興味を把握し、ユーザ単位またはユーザセグメント単位で推定してもよい。
購買プロセスDB20は、段階紐付部19により紐付けられた購買プロセスの各段階とURLの紐付情報を格納するデータベースである。
広告配信設定部21は、購買プロセスの段階に応じた広告の配信設定を行う。より具体的には、広告配信設定部21は、CV貢献度に応じて異なるクリエイティブの広告を、購買プロセスの所定の段階に紐付けられたURLに配信するよう設定する。これにより、URLが紐付けられた段階(のCV貢献度)に応じて最適化された広告が、当該URLに配信される。つまり、ユーザの現在の段階(購買プロセスにおいて、認知段階にいるのか、興味・関心段階にいるのか、または比較検討段階にいるのか)に応じて最適な広告が提示されるので、広告の費用対効果が上がり、結果的にコンバージョンに至るユーザを増加させることができる。なお配信する広告の情報は、広告情報DB22から取得される。
また、上述した購買プロセスの段階に応じた広告の配信設定は、広告配信設定を行うUI(user interface)を広告主Sに提示して広告主Sからの操作指示にしたがって行ってもよいし、広告配信設定部21により自動で行ってもよい。以下、図7〜図9を参照して説明する。
図7は、本実施形態による広告配信設定のUIの一例を示す図である。図7に示すUI50は、広告主S(またはマーケター)が操作する情報処理装置5の表示部に表示される画像である。本実施形態において、サーバ1の広告配信設定部21は、かかる広告配信設定のUI50を情報処理装置5に送信し、情報処理装置5の表示部に表示させる表示制御部としても機能する。
UI50は、図7に示すように、コンバージョンのURLを設定するコンバージョン設定欄501と、購買プロセスの段階に応じた広告クリエイティブを選択する選択画面503と、購買プロセスの各段階に紐付けられたURLの情報を示す購買プロセス情報502と、を含む。
コンバージョン設定欄501は、コンバージョンとして設定するURLが入力される。例えば、購入完了画面、問い合わせ完了画面、資料請求画面、登録完了画面等のURLや、注文画面、ホーム画面、ログイン画面等のURL等、コンバージョンと定義するURLが入力される。
また、購買プロセス情報502は、図7に示すように、購買プロセスの各段階に紐付けられたURL数(広告配信が可能なURL数)および推定閲覧人数を示す。購買プロセス情報502を参考に、広告主Sは、購買プロセスのどの段階に広告を配信するかを決定する。
また、選択画面503は、段階に応じた広告クリエイティブを選択し、広告配信を指示するための画面である。広告主Sは、認知段階に応じた広告クリエイティブの選択ボタン503a、興味・関心段階に応じた広告クリエイティブの選択ボタン503b、比較・検討段階に応じた広告クリエイティブの選択ボタン503c、または購入段階に応じた広告クリエイティブの選択ボタン503dの少なくともいずれかを選択する。
そして、情報処理装置5は、広告主Sによる選択に基づく操作指示をサーバ1に送信する。サーバ1の広告配信設定部21は、受信した操作指示にしたがって、選択された段階に応じた広告クリエイティブを広告情報DB22から取得し(または自動で生成/編集し)、選択された段階に紐付けられたURLに配信するよう設定する。
以上、広告配信設定部21が、広告主Sの操作指示に従って段階に応じた広告の配信を設定する場合について説明した。なお、本実施形態による広告配信の設定はこれに限定されず、広告配信設定部21が全て自動で制御することも可能である。具体的には、例えば広告配信設定部21は、広告のメタデータと、購買プロセスの情報(例えば各段階のURLから抽出された代表的なキーワード)とを参照して広告の配信を自動で最適化する。
図8は、本実施形態による広告配信設定の自動最適化の一例を説明する図である。図8に示すように、購買プロセスの情報には、広告配信可能なURL数および推定閲覧者数の他、代表的なキーワード(例えば頻出度が高いキーワードまたはCV貢献度が高い単語)が抽出され、含まれている。ここで、広告配信設定部21は、購買プロセス毎のキーワードと、広告Ad10のメタデータに含まれる広告単語との類似度を算出する。類似度の算出方法は特に限定せず、一般的な単語間類似度の算出アルゴリズムが用いられる。
そして、広告配信設定部21は、例えば図8に示すように、広告Ad10の広告単語が購入段階のキーワードと類似度が高い場合、ユーザを購入段階に移行させるため、広告Ad10を、購入段階の一つ前の段階である比較・検討段階に配信するよう設定し、広告配信の自動最適化を実現する。広告配信設定部21は、このような最適化を、広告Ad11、Ad12・・・と順次同様に行う。広告Ad10、Ad11、Ad12・・・は同じ商品の広告であって、広告施策が異なって生成(広告クリエイティブを変えるなど)されたものである。ここで、図9に、購買プロセスの段階に応じて配信されるクリエイティブが異なる(広告施策が異なる)広告の一例を示す図である。
図9に示す広告Ad10〜Ad14は、いずれも液晶表示装置(例えば大型テレビジョン)の広告であるが、広告に用いられている単語や文章、デザイン、人物、背景等が異なる。広告配信設定部21は、図8を参照して説明したように、例えば広告Ad10のメタデータを参照し、広告単語「オリジナル○○」と類似度が高いキーワードが購入段階の場合、広告Ad10を、比較・検討段階のWebページに配信する。このような自動最適化が他の広告Ad11〜Ad14についても順次行われ、例えば広告Ad12が認知段階のWebページに配信される。
以上、広告配信設定部21による広告配信の自動最適化について説明した。なお、上述した単語の類似度に基づく広告配信の最適化は一例であって、本実施形態はこれに限定されない。例えば、広告配信設定部21は、後述する効果測定部23により測定された段階毎の広告効果に基づいて、広告効果が高い広告を配信するよう設定してもよい。
広告配信部25は、広告配信設定部21による設定に従って、対象URLに所定の広告を配信する。また、広告配信部25による広告配信の履歴は、広告配信ログ10に格納される。
広告情報DB22は、配信する広告に関する情報を格納するデータベースである。例えば、広告情報DB22は、広告のメタデータが付加された広告画像(静止画および動画)を格納する。広告のメタデータには、広告対象(商材)の商品カテゴリ、広告単語、広告掲載期間等が含まれる。
効果測定部23は、段階毎の各広告の広告効果の測定を行う。広告効果の測定は、例えば購買プロセスの促進度に応じて行われる。具体的には、図10に示すように、例えば購買プロセスの認知段階のURLに広告を配信した場合に、ユーザがどれだけ興味・関心段階のURLに進んだか(移行したか)に基づいて広告効果を測定する。若しくは、効果測定部23は、認知段階に配信した複数の広告Ad10、Ad11のうち、どちらの広告によって購買プロセスが進んだかに基づいて、広告効果を比較測定(どちらがより効果が高かったか)することができる。
広告効果DB24は、効果測定部23により測定された、段階毎の各広告の広告効果を格納するデータベースである。
以上、本実施形態によるサーバ1の構成について具体的に説明した。続いて、本実施形態による広告配信システムの動作処理について、図11を参照して説明する。
<3.動作処理>
図11は、本実施形態による広告配信システムの動作処理を示すフローチャートである。図11に示すように、まず、ステップS103において、サーバ1のコンバージョン指定部15は、コンバージョン(例えば商材Xの購入事象)を指定する。
次いで、ステップS106において、URL指定部13は、広告配信ログ10から抽出されたURLにより生成されたURL集合12から、一のURLを指定する。
次に、ステップS109において、ユーザ集合特定部16は、指定されたURLを閲覧した第1のユーザ集合、指定されたコンバージョンが発生した第2のユーザ集合、指定されたURLを閲覧していない第3のユーザ集合、および指定されたコンバージョンが発生していない第4のユーザ集合を特定する。
次いで、ステップS112において、CV貢献度算出部17は、商材Xに対する指定されたURLのCV貢献度を、上述した第1〜第4のユーザ集合を用いた演算により算出する。
次に、ステップS115において、CV貢献度DB18は、算出結果(URLのCV貢献度)を蓄積する。
上記S106〜S115の処理は、対象の全URLに対して順次行われる(S118)。
続いて、対象の全URLに対してCV貢献度の算出が終了すると(S118/Yes)、ステップS121において、段階紐付部19は、各URLのCV貢献度に応じて、各URLを、コンバージョンに至るまでの過程(購買プロセス)の各段階に紐付ける。
次に、ステップS124において、広告配信設定部21は、所定の段階に紐付けられたURLに対して、所定の段階に応じた広告の配信設定を行う。具体的には、広告配信設定部21は、広告主Sからの操作指示に従って、指示された段階に紐付けられたURLに対して、当該段階に応じた広告の配信を設定する。または、広告配信設定部21は、広告配信の自動最適化を行い、配信対象と判断した段階のURLに、当該段階に応じた広告を配信するよう設定する。
そして、ステップS127において、広告配信部25は、広告配信設定部21による設定に従って、広告の配信を実行する。なお広告の配信は、別途広告サーバによって行われてもよい。この場合、広告配信設定部21は、設定した広告配信情報を広告サーバに送信するよう制御する送信制御部としても機能する。
<4.変形例>
以上、本実施形態による広告配信システムについて詳細に説明した。上述した実施形態では、各URLのCV貢献度に応じて、各URLを購買プロセスの各段階に紐付けていたが、本開示はこれに限定されず、さらに2つのノード(URLを示す)間における遷移寄与率を考慮して各URLを購買プロセスの各段階に紐付けてもよい。
より具体的には、本変形例によるCV貢献度算出部17は、指定されたコンバージョンに対する各URLの貢献度を算出すると共に、URL間における遷移寄与率を順次算出する。かかるURL間における遷移寄与率は、本変形例によるユーザ集合特定部16により特定された各ユーザ集合を用いた演算により求められる。
より具体的には、ユーザ集合特定部16は、選択された2つのURL間の遷移寄与率の算出に用いられるユーザ集合として、第1のURLを閲覧したユーザからなる第1の集合、第2のURLを閲覧したユーザからなる第2の集合、第1のURLを閲覧していないユーザからなる第3の集合、および第2のURLを閲覧していないユーザからなる第4の集合を特定する。
ここで、URL;Yに対するURL;Zの遷移寄与率を算出する際のユーザ集合例を、図12に示す。図12に示すように、URL;Zを閲覧した第1のユーザ集合165のうちで、URL;Yを閲覧した第2のユーザ集合166にも属するユーザ数がA、URL;Zを閲覧した第1のユーザ集合165のうちで、URL;Yを閲覧していない第4のユーザ集合168にも属するユーザ数がBとされる。また、URL;Zを閲覧していない第3のユーザ集合167のうちで、URL;Yを閲覧した第2のユーザ集合166にも属するユーザ数がC、URL;Zを閲覧していない第3のユーザ集合167のうちで、URL;Yを閲覧していない第4のユーザ集合168にも属するユーザ数がDとされる。この場合、下記式により、URL;Yに対するURL;Zの遷移寄与率(Transition Contribution)が算出される。
Figure 2019075145
そして、上述したCV貢献度の算出結果およびURL間の遷移寄与率に基づいて、本変形例による段階紐付部19は、指定されたコンバージョンから繋がる各URLのコンバージョンパスを生成し、コンバージョンパスのセグメントと購買プロセスの段階とを対応付けて、各URLを各段階に紐付けることができる。
さらに、生成されたコンバージョンパスは、広告主Sに提示される広告配信設定用のUIにも利用され得る。以下、図13を参照して説明する。
図13は、本実施形態による広告配信設定のUIの他の例を示す図である。図13に示すUI70は、広告主S(またはマーケター)が操作する情報処理装置5の表示部に表示される画像である。
図13に示すように、UI70は、コンバージョンパス701を含む。コンバージョンパス701は、指定されたコンバージョン(例えば商材Xの購入)を示すノード702と、ノード702から繋がる各URL(第1〜第9のURL)のノードから形成される。
具体的には、指定されたコンバージョンに対してCV貢献度が高い第1、第2のURLのノードが繋がり、次に第1、第2のURLに対して遷移寄与率が高い第3、第4、第5のURLのノードが繋がり、続いて第3〜第5のURLに対して遷移寄与率が高い第6〜第9のURLのノードが繋がっている。この際、第1、第2のURLを含むセグメントを「購入段階」、次の第3〜第5のURLを含むセグメントを「比較・検討段階」、続く第6〜第9のURLを含むセグメントを「興味・関心段階」と推定され得る。
また、UI70は、コンバージョンパス701を形成するノードのいずれかが広告主Sにより選択されると、図13に示すように、選択されたノード703(ここでは、第2のURL)の推定広告効果表示705を表示する。推定広告効果表示705は、例えばノードアクセス人数(すなわちURLの閲覧者数)、コンバージョン数(すなわち閲覧からコンバージョンに至ったユーザの数)、コンバージョン所要時間(すなわち閲覧からコンバージョンに至るまでの所要時間)、URL、キーワード等を含む。これにより、広告主Sは、広告配信対象とするURLの推定広告効果を事前に確認することができる。
そして、広告主Sは、配信対象とするURLのノード(またはセグメント)を選択する。情報処理装置5は、広告主Sによる選択に基づく操作指示をサーバ1に送信する。サーバ1の広告配信設定部21は、受信した操作指示にしたがって、選択されたURL(またはセグメント)が紐付けられた段階に応じた広告クリエイティブを広告情報DB22から取得し、選択されたURL(またはセグメントに含まれるURL)に配信するよう設定する。
<5.まとめ>
上述したように、本開示の実施形態による広告配信システムでは、各Webページにおける広告商材のコンバージョンへの貢献を数値化して、各Webページが購買プロセスのどの段階に該当するかを定義する。これにより、購買プロセスの段階に応じた広告をその段階のWebページに配信して広告の最適化を実現し、広告の費用対効果を上げることができる。
以上、添付図面を参照しながら本開示の好適な実施形態について詳細に説明したが、本技術はかかる例に限定されない。本開示の技術分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本開示の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述したサーバ1に内蔵されるCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)等のハードウェアに、サーバ1の機能を発揮させるためのコンピュータプログラムも作成可能である。また、当該コンピュータプログラムを記憶させたコンピュータ読み取り可能な記憶媒体も提供される。
また、本明細書に記載された効果は、あくまで説明的または例示的なものであって限定的ではない。つまり、本開示に係る技術は、上記の効果とともに、または上記の効果に代えて、本明細書の記載から当業者には明らかな他の効果を奏しうる。
なお、本技術は以下のような構成も取ることができる。
(1)
コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、
事象を指定する事象指定部と、
複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、
前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、
段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、
を備える、情報処理装置。
(2)
前記情報処理装置は、
前記事象に至るまでの過程の段階表示を制御する表示制御部をさらに備え、
前記配信設定部は、
前記段階表示においてユーザにより指定された段階に紐付けられた各コンテンツに、当該指定された段階に応じた広告情報を配信するよう設定する、前記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記配信設定部は、前記事象に至るまでの過程の段階に紐付けられた各コンテンツに、対応する段階に応じた広告情報を配信するよう自動的に設定する、前記(1)または(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記配信設定部は、前記事象に至るまでの過程の一の段階に紐付けられた各コンテンツから抽出されたキーワードと類似する広告単語を有する広告情報を、前記一の段階よりも前の段階に紐付けられた各コンテンツに配信するよう設定する、前記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記コンテンツは、Webページである、前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(6)
前記事象は、インターネット上における商品購入である、前記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記事象に至るまでの過程の段階は、購入プロセスであって、
前記購入プロセスは、認知、興味・関心、比較・検討、および購入の各段階を含む、前記(6)に記載の情報処理装置。
(8)
前記情報処理装置は、
前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツを閲覧したユーザからなる第1の集合、前記事象指定部により指定された事象が発生したユーザからなる第2の集合、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツを閲覧していないユーザからなる第3の集合、および前記事象指定部により指定された事象が発生していないユーザからなる第4の集合を特定する集合特定部をさらに備え、
前記算出部は、
前記第1の集合に属するユーザのうちで前記第2の集合にも属するユーザの数をA、前記第1の集合に属するユーザのうちで前記第4の集合にも属するユーザの数をB、前記第3の集合に属するユーザのうちで前記第2の集合にも属するユーザの数をC、前記第3の集合に属するユーザのうちで前記第4の集合にも属するユーザの数をDとした場合に、(A/(A+B))および(C/(C+D))を用いた演算により前記寄与率を算出する、前記(1)〜(7)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(9)
前記算出部は、前記コンテンツ指定部による指定および前記事象指定部による指定に基づいて、指定された事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の事象寄与率の算出と、前記複数のコンテンツから繰り返し選択されるコンテンツ間の遷移寄与率の算出を行い、
前記紐付部は、前記指定された事象に、前記事象寄与率の高さに応じて第1群のコンテンツを繋げ、前記第1群のコンテンツに、前記遷移寄与率の高さに応じて第2群のコンテンツを繋げ、以降前記遷移寄与率の高さに応じたコンテンツ群の接続を繰り返し、2以上のコンテンツの繋がりを示すパスを生成して前記事象に至るまでの過程の段階に紐付ける、前記(1)〜(8)のいずれか1項に記載の情報処理装置。
(10)
前記情報処理装置は、
前記2以上のコンテンツの繋がりを示すパス表示を制御する表示制御部をさらに備える、前記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記配信設定部は、前記パス表示においてユーザにより指定されたコンテンツに、対応する段階に応じた広告情報を配信するよう設定する、前記(10)に記載の情報処理装置。
(12)
プロセッサが、
コンテンツを指定することと、
事象を指定することと、
複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記指定されたコンテンツの、前記指定された事象の発生に対する寄与率を算出することと、
前記算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付けることと、
段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定することと、
を含む、制御方法。
(13)
コンピュータを、
コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、
事象を指定する事象指定部と、
複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、
前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、
段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、
として機能させるための、プログラム。
1 サーバ
10 広告配信ログ
11 URL抽出部
12 URL集合
13 URL指定部
15 コンバージョン指定部
16 ユーザ集合特定部
17 CV貢献度算出部
18 CV貢献度DB
19 段階紐付部
20 購買プロセスDB
21 広告配信設定部
22 広告情報DB
23 効果測定部
24 広告効果DB
25 広告配信部
3、3a〜3d 情報処理端末
4 ネットワーク
5 情報処理装置

Claims (13)

  1. コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、
    事象を指定する事象指定部と、
    複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、
    段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、
    を備える、情報処理装置。
  2. 前記情報処理装置は、
    前記事象に至るまでの過程の段階表示を制御する表示制御部をさらに備え、
    前記配信設定部は、
    前記段階表示においてユーザにより指定された段階に紐付けられた各コンテンツに、当該指定された段階に応じた広告情報を配信するよう設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記配信設定部は、前記事象に至るまでの過程の段階に紐付けられた各コンテンツに、対応する段階に応じた広告情報を配信するよう自動的に設定する、請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記配信設定部は、前記事象に至るまでの過程の一の段階に紐付けられた各コンテンツから抽出されたキーワードと類似する広告単語を有する広告情報を、前記一の段階よりも前の段階に紐付けられた各コンテンツに配信するよう設定する、請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記コンテンツは、Webページである、請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記事象は、インターネット上における商品購入である、請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記事象に至るまでの過程の段階は、購入プロセスであって、
    前記購入プロセスは、認知、興味・関心、比較・検討、および購入の各段階を含む、請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記情報処理装置は、
    前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツを閲覧したユーザからなる第1の集合、前記事象指定部により指定された事象が発生したユーザからなる第2の集合、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツを閲覧していないユーザからなる第3の集合、および前記事象指定部により指定された事象が発生していないユーザからなる第4の集合を特定する集合特定部をさらに備え、
    前記算出部は、
    前記第1の集合に属するユーザのうちで前記第2の集合にも属するユーザの数をA、前記第1の集合に属するユーザのうちで前記第4の集合にも属するユーザの数をB、前記第3の集合に属するユーザのうちで前記第2の集合にも属するユーザの数をC、前記第3の集合に属するユーザのうちで前記第4の集合にも属するユーザの数をDとした場合に、(A/(A+B))および(C/(C+D))を用いた演算により前記寄与率を算出する、請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記算出部は、前記コンテンツ指定部による指定および前記事象指定部による指定に基づいて、指定された事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の事象寄与率の算出と、前記複数のコンテンツから繰り返し選択されるコンテンツ間の遷移寄与率の算出を行い、
    前記紐付部は、前記指定された事象に、前記事象寄与率の高さに応じて第1群のコンテンツを繋げ、前記第1群のコンテンツに、前記遷移寄与率の高さに応じて第2群のコンテンツを繋げ、以降前記遷移寄与率の高さに応じたコンテンツ群の接続を繰り返し、2以上のコンテンツの繋がりを示すパスを生成して前記事象に至るまでの過程の段階に紐付ける、請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報処理装置は、
    前記2以上のコンテンツの繋がりを示すパス表示を制御する表示制御部をさらに備える、請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記配信設定部は、前記パス表示においてユーザにより指定されたコンテンツに、対応する段階に応じた広告情報を配信するよう設定する、請求項10に記載の情報処理装置。
  12. プロセッサが、
    コンテンツを指定することと、
    事象を指定することと、
    複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記指定されたコンテンツの、前記指定された事象の発生に対する寄与率を算出することと、
    前記算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付けることと、
    段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定することと、
    を含む、制御方法。
  13. コンピュータを、
    コンテンツを指定するコンテンツ指定部と、
    事象を指定する事象指定部と、
    複数のユーザの各々によるコンテンツの閲覧履歴、および複数のユーザの各々についての事象の発生履歴に基づき、前記コンテンツ指定部により指定されたコンテンツの、前記事象指定部により指定された事象の発生に対する寄与率を算出する算出部と、
    前記算出部により算出された、前記事象の発生に対する複数のコンテンツの各々の寄与率に基づいて、各コンテンツを前記事象に至るまでの過程の各段階に紐付ける紐付部と、
    段階に紐付けられたコンテンツに当該段階に応じた広告情報を配信するよう設定する配信設定部と、
    として機能させるための、プログラム。
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