JP2019075070A - 端末車両紐付方法、端末車両紐付装置及び端末車両紐付プログラム - Google Patents

端末車両紐付方法、端末車両紐付装置及び端末車両紐付プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】登録された車両に対して登録された携帯端末装置を確実に紐付ける。【解決手段】本発明の端末車両紐付方法は、車両を運転または車両に指示するために使用する携帯端末装置3の登録を受け付け、車両に搭載される車載装置の登録を受け付け、登録を受け付けた携帯端末装置3から受信した認証情報が、登録を受け付けた車載装置2に予め送信した認証情報に一致する場合、携帯端末装置3を使用して車両を運転または車両に対し動作を指示することが可能であると判断すること、を特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、端末車両紐付方法、端末車両紐付装置及び端末車両紐付プログラムに関する。
近時、車両の扉の施錠等を行うために使用される車両キーは、従来型のメカニカルキーから発展した電子キーであることが一般的になっている。例えば、運転者が電子キーをポケット内に保持した状態で車両に近づく。すると、運転席の扉が自動的に解錠される。より発展した形態では、このような電子キーは、いわゆるスマートフォン等の携帯端末装置に取り込まれている。つまり運転者は、携帯端末装置とは別にわざわざ車両キーを携帯する必要はない。
電子キーとは別に、近時海外を中心にバレーパーキング(Valet Parking)が普及しており、日本においても実用化されつつある。バレーパーキングでは、運転者は、車両の駐車場への入庫及び駐車場からの出庫を、駐車場の従業員に完全に任せる。例えば、あるホテルの宿泊客が車両を運転してホテルの玄関に到着したとする。すると、宿泊客は、車両を玄関に一時的に停車し、車両を入庫することをホテルの従業員に依頼する。従業員は、宿泊客の車両を玄関から駐車場まで運転し、適当なスペースに駐車する。宿泊客はホテルを出発するとき、車両を出庫することをホテルの従業員に依頼する。すると、ホテルの従業員は、宿泊客の車両を駐車場から玄関まで運転し、車両を玄関に一時的に停車する。そして、宿泊客は、次の目的地へ向かい車両を運転する。
バレーパーキングでは、宿泊客がホテルに到着した後ホテルから出発するまでの期間、宿泊客の車両の管理はホテルに任されている。例えば、ホテルの従業員は、宿泊客が車両で到着する都度、又は、ある程度の数の車両が到着した段階でまとめて、車両を駐車場に移動する。長期滞在中の宿泊客の車両を従業員が駐車場内で移動することもある。多くの場合、ホテルの従業員は、自身が携帯する携帯端末装置を、宿泊客がホテルに滞在する期間における車両の一時的な電子キーとして使用することになる。すると、ある車両に対して、電子キーとしての携帯端末装置を追加的に順次割当てた後、解除して行くことが必要となり、そのための技術が近時多く普及している。
また、近年自動運転技術の進歩により、自動運転が可能な車両が駐車場内を走行し、入庫、出庫を行う自動バレーパーキングが注目されている。自動バレーパーキングでは、車両に対する一時的もしくは永続的に許可を得た電子キーとしての携帯端末装置を保有した車両の所有者もしくは所有者から委託されたホテルの従業員 (車両への指示を行えるもの)からの指示に従って、車両自身が駐車場に入庫、出庫を行う。車両の入庫、出庫は、車両に対する指示を行う許可を得た者からの指示を契機に行われる必要があり、車両に対する指示を行う許可を得た者の携帯端末装置と対応する車両とを対応づける技術が求められる。
特許文献1においては、車両のオーナーが、非オーナー(ホテルの従業員に相当)に対してパスワードを発行する。非オーナーは、サーバに対して、非オーナーの携帯端末装置の識別情報、及び、パスワードを入力する。すると、サーバは、非オーナーの携帯端末装置の識別情報をオーナーの携帯端末装置の識別情報と紐付けて管理し始める。特許文献2においては、カーシェアリングサービスの利用者が、利用者の携帯端末装置の識別情報、希望する車両の識別情報、及び、利用期間をサーバに通知する。するとサーバは、その利用期間にその車両が利用可能である場合は、利用者の携帯端末装置に対して電子キー情報を送信する。
特開2016−133969号公報 特開2004−190233号公報
しかしながら、特許文献1においては、オーナーがパスワードを頻繁に更新することを怠ると、許可された第三者から許可されない第三者にパスワードが伝わり、許可されない第三者が任意の携帯端末装置を電子キーとすることが可能になる。特許文献2においては、偶然車両の識別情報を入手した者が任意の携帯端末装置を電子キーとすることができる。いずれの場合においても、持ち主不明の携帯端末装置を車両の電子キーとしてしまうというセキュリティ上の課題が残る。
そこで、本発明は、登録された車両に対して登録された携帯端末装置を確実に紐付けることを目的とする。
本発明の端末車両紐付方法は、車両を運転または車両に指示するために使用する携帯端末装置の登録を受け付け、前記車両に搭載される車載装置の登録を受け付け、前記登録を受け付けた携帯端末装置から受信した認証情報が、前記登録を受け付けた車載装置に予め送信した認証情報に一致する場合、前記携帯端末装置を使用して前記車両を運転または前記車両に対し動作を指示することが可能であると判断すること、を特徴とする。
その他の手段については、発明を実施するための形態のなかで説明する。
本発明によれば、登録された車両に対して登録された携帯端末装置を確実に紐付けることができる。
端末車両紐付装置等の構成図である。 紐付情報の一例である。 端末装置情報の一例である。 車両情報の一例である。 端末登録処理手順のフローチャートである。 車両登録処理手順のフローチャートである。 紐付処理手順のフローチャートである。 紐付解除処理手順のフローチャートである。 車載装置ID削除処理手順のフローチャートである。 携帯端末装置権限一時委譲手順のフローチャートである。 携帯端末装置権限一時委譲解除手順のフローチャートである。
以降、本発明を実施するための形態(“本実施形態”という)を、図等を参照しながら詳細に説明する。本実施形態は、自動運転が可能な車両の所有者もしくは車両の所有者から車両への指示または運転を行う許可を得た施設の従業員(例えば、ホテルの従業員等)が自身の携帯端末装置(所有者の場合は所有者自身の携帯端末装置であり、従業員の場合は従業員自身の携帯端末装置を指す)を電子キーとして車両への指示を行う場合に、その電子キーと運転対象となる車両を対応づける例である。しかしながら、本発明の適用範囲は、これに限定されない。他にも例えば、カーシェアリングのように、ある車両が日常的に複数の者によって運転される場合に、本発明は適用可能である。
(用語)
車両とは、四輪車及び二輪車を含む自家用又は業務用の自動車である。
電子キーとは、車両の鍵であり、本来、カード型、ビスケット型、煙草ケース型等の任意の形状を有する。鍵の内部に埋め込まれたICチップ等の媒体は、車両の操作に必要な電子情報を記憶する。
運転者とは、車両を運転する者の他、車両に対し運転を含めた指示をする者も含む。車両を運転する者には、自動車を所有しているオーナー(自動車の所有者から乗車を許可された者を含む)の他、他人の車両を一時的に寄託される立場にある非オーナーが含まれる。なお、非オーナーの典型例は、ホテルの従業員である。ホテルの従業員は、ホテルの構内(駐車場、車路等)において車両を運転することに加えて、車両の内部に入り込み、清掃、点検等を行う場合もある。オーナーは、車両に指示を出すことが可能であり、非オーナーは、基本的には車両に指示を出すことができない。但し、オーナーから何らかの理由で、車両に指示を出す権限を委譲されることにより、非オーナーも車両に指示を出すことが可能になる。
携帯端末装置とは、一般的に“スマートフォン”等として通話、電子メールの送受信等に使用される携帯用のコンピュータである。本実施形態の携帯端末装置は、電子キーと同等の機能を有する。オーナーは、自身の携帯端末装置を携帯した状態で車両に指示を行い、特定の状況下では車両を運転する。非オーナーもまた、自身の携帯端末装置を携帯した状態で車両を一時的に運転する。
車載装置とは、車両に搭載されるコンピュータであり、少なくとも車両の扉の施錠及びエンジンの発停を制御する。より具体的には、車載装置は、自身の周辺(1メートル程度の近距離)に携帯端末装置が存在することを検知すると、携帯端末装置内の媒体からその携帯端末装置の識別子を取得する。車載装置は、端末車両紐付装置(直ちに後記)に対し、取得した識別子が真正なものであるか否かを照会する。その識別子が真正なものである旨の回答を受信すると、車載装置は、運転者が、車両の扉の解錠、エンジンの始動等を行うのを受け入れる。
端末車両紐付装置とは、車載装置の識別子を、その車両の電子キーとして機能し得る携帯端末装置の識別子と紐付けて記憶するコンピュータである。
(端末車両紐付装置等の構成)
図1に沿って、端末車両紐付装置1等の構成を説明する。端末車両紐付装置1は、駐車場の管理者もしくは駐車場の管理者から委託された者(以下、まとめて駐車場の管理者という)によって運営される。駐車場の管理者は、ホテル、大規模商業施設、集合住宅、鉄道駅、空港ターミナルビル等であることが多いが、カーシェアリング会社、タクシー会社、宅配便会社等であることもある。端末車両紐付装置1は、通常、駐車場の近辺の事務スペースに配置される。一方で、端末車両紐付機能をアプリケーションとして例えばクラウドコンピューティング上に構成することも可能であり、その場合インターネット上等、通信可能な任意の場所に配置可能である。
端末車両紐付装置1は、中央制御装置11、入力装置12、出力装置13、主記憶装置14、補助記憶装置15及び通信装置16を備える。これらは、相互にバスで接続されている。補助記憶装置15は、紐付情報31、端末装置情報32及び車両情報33を格納する。主記憶装置14における、端末車両登録部21及び端末車両紐付部22は、プログラムである。以降の説明において、“○○部は”と動作主体を記した場合、それは、中央制御装置11が補助記憶装置15から○○部を読み出し、主記憶装置14にロードしたうえで○○部の機能(詳細後記)を実現することを意味する。端末車両紐付装置1は、ネットワーク4を介して、1又は複数の車載装置2、及び、1又は複数の携帯端末装置3と接続され得る。
車載装置2は、中央制御装置41、ディスプレイ及びタッチパネルを有する入出力装置42、補助記憶装置43並びに通信装置44を備える。これらは、相互にバスで接続されている。以降の説明において、“車載装置2は”と動作主体を記した場合、それは、中央制御装置41が補助記憶装置43から所定のプログラム(図示せず)を読み出し、主記憶装置(図示せず)にロードしたうえで当該プログラムの機能を実現することを意味する。これとは別に、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21及び端末車両紐付部22が、車載装置2の動作主体になる(車載装置2に特定の情報を表示させる等)ことも可能である。補助記憶装置43は、車載装置2を一意に特定する識別子である車載装置ID(Identifier)45を格納している。本実施形態では、車両と車載装置2とは1対1に対応している。したがって、車載装置ID45は、車両を特定する識別子でもある。
携帯端末装置3は、中央制御装置51、ディスプレイ及びタッチパネルを有する入出力装置52、補助記憶装置53並びに通信装置54を備える。これらは、相互にバスで接続されている。以降の説明において、“携帯端末装置3は”と動作主体を記した場合、それは、中央制御装置51が補助記憶装置53から所定のプログラム(図示せず)を読み出し、主記憶装置(図示せず)にロードしたうえで当該プログラムの機能を実現することを意味する。これとは別に、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21及び端末車両紐付部22が、携帯端末装置3の動作主体になる(携帯端末装置3に特定の情報を表示させる等)ことも可能である。補助記憶装置53は、携帯端末装置3を一意に特定する識別子である端末装置ID55を格納している。本実施形態では、運転者と携帯端末装置3とは1対1に対応している。したがって、端末装置ID55は、運転者を特定する識別子でもある。
(紐付情報)
図2に沿って、紐付情報31を説明する。紐付情報31においては、端末装置ID欄101に記憶された端末装置IDに紐付けて、車載装置ID欄102には車載装置IDが、紐付日時欄103には紐付日時が、解除日時欄104には解除日時が、判定欄105には判定フラグが、オーナー欄106にはオーナーフラグが記憶されている。
端末装置ID欄101の端末装置IDは、前記した端末装置ID(図1の符号55)である。なお、“第1の識別子”には、端末装置IDが相当する。本実施形態では、ここでの端末装置IDは、オーナー及び非オーナーが使用する携帯端末装置を特定する。
車載装置ID欄102の車載装置IDは、前記した車載装置ID(図1の符号45)である。なお、“第2の識別子”には、車載装置IDが相当する。
紐付日時欄103の紐付日時は、端末車両紐付装置1が、有効期限付認証情報を発行し認証を行った後(詳細後記)、端末装置ID及び車載装置IDを確定的に紐付けたうえで紐付情報31に1つのレコード(行)として登録した時点の年月日時分秒である。ここで“確定的”とは、有効期限付認証情報の一致に裏付けられている、という意味である(詳細後記)。
解除日時欄104の解除日時は、端末車両紐付装置1が、端末装置ID及び車載装置IDの紐付を解除した時点の年月日時分秒である。
なお、端末装置ID欄101〜解除日時欄104において、“NULL”は、当該レコードの当該欄にデータが記憶されていないことを示す。
判定欄105の判定フラグは、“NULL”、“0”、“1”及び“2”のうちのいずれかである。判定フラグ“NULL”は、当該レコードに(“NULL”以外の情報として)端末装置IDのみが記憶されていることを示す。このようなレコードを、以降“待機レコード”とも呼ぶ。
判定フラグ“0”は、当該レコードに、端末装置ID及び車載装置IDが記憶されており、紐付日時及び解除日時が記憶されていない(“NULL”である)ことを示す。この状態では、端末装置ID及び車載装置IDの間に未だ確定的な紐付がなされていない。このようなレコードを、以降“仮紐付レコード”とも呼ぶ。
判定フラグ“1”は、当該レコードに、端末装置ID、車載装置ID及び紐付日時が記憶されており、解除日時が記憶されていない(“NULL”である)ことを示す。この状態では、端末装置ID及び車載装置IDの間に確定的な紐付がなされている。このようなレコードを、以降“確定紐付レコード”とも呼ぶ。ある時点において、非オーナーが自身の携帯端末装置3を使用して車両を運転できるのは、その時点において当該携帯端末装置3の端末装置ID及び当該車両に搭載される車載装置を特定する車載装置IDが確定紐付レコードに記憶されている場合のみである。なお、“紐付が確定的であることを示す情報”には、ここでの判定フラグ“1”が相当する。
判定フラグ“2”は、当該レコードに、端末装置ID、車載装置ID、紐付日時及び解除日時が記憶されていることを示す。この状態でも、端末装置ID及び車載装置IDの間に確定的な紐付がなされてはいるが、それは過去の履歴に留まる。このようなレコードを、以降“解除レコード”とも呼ぶ。判定フラグの時間軸の推移については後記する。
オーナーフラグは対応する車載装置IDに対応する車両のオーナーであることを表す識別子である。“0”は非オーナーであることを表し、“1”はオーナーであることを表す。
(認証情報)
有効期限付認証情報とは、有効期限を有する認証情報である。認証情報とは、非オーナーの携帯端末装置3の端末装置IDを車載装置IDに対して確定的に紐付けるための情報であり、端末車両紐付装置1がその都度乱数表等を使用して無作為的に生成する文字列、数字列又はそれらの組合せである。そして、有効期限とは、非オーナーの携帯端末装置3の端末装置IDを車載装置IDに対して確定的に紐付け得る期限であり、その期限は、例えば、車載装置2に認証情報を送ってから携帯端末装置3から入力できると考えられるある一定の時間である。詳細は後記するが、端末車両紐付装置1は、自身が携帯端末装置3から受信した有効期限付認証情報が、自身が車載装置2に向けて発信した有効期限付認証情報と一致する場合、当該携帯端末装置3は当該車両の車両キーとなり得ると判断する。
(判定フラグの推移)
説明の一部が前記と重複するが、判定フラグ(図2の欄105)の時間軸の推移を、有効期限付認証情報との関係において説明すると以下の通りである。
・端末車両紐付装置1は、判定フラグの初期値を“NULL”とする。
・端末車両紐付装置1は、紐付情報31に端末装置ID及び車載装置IDを最初に記憶する時点で、判定フラグを“0”とする。この段階では、紐付は確定的になってはいない。
・端末車両紐付装置1は、車載装置2に対して有効期限付認証情報を発行しても、取り敢えずは、判定フラグを“0”のままとする。紐付は確定的になっていないままである。
・端末車両紐付装置1は、携帯端末装置3から有効期限付認証情報を受信した時点で、受信した有効期限付認証情報が、予め車載装置2に対して発行していた有効期限付認証情報と一致するか否かを判断する。その結果、それらが一致していれば、端末車両紐付装置1は、紐付情報31にその時点(紐付日時)を記憶する。端末車両紐付装置1は、このとき初めて判定フラグを“1”とする。この段階で、紐付は確定的になる。
・端末車両紐付装置1は、車載装置3から解除請求を受信した時点で、紐付情報31にその時点(解除日時)を記憶し、判定フラグを“2”とする。この段階で、紐付は解除される。
紐付情報31を参照すると、例えば以下のことがわかる。
・2017年3月17日12時00分00秒以降2017年3月18日12時00分00秒までの期間において、車両(車載装置)C001は、携帯端末装置M002を携帯する非オーナーによって駐車場内を運転され得る状態であった(3行目のレコード)。現時点では、車両C001は、当該非オーナーによってもはや車両の手動運転は行われない。
・2017年4月17日10時00分00秒以降現時点までの期間において、車両C001は、携帯端末装置M001を携帯するオーナーによって車両への指示を行え得るもしくは駐車場内を運転され得る状態である(1行目のレコード)。
・2017年4月17日11時00分00秒以降現時点までの期間において、車両C002は、携帯端末装置M001を携帯するオーナーによって車両への指示を行え得るもしくは駐車場内を運転され得る状態である(2行目のレコード)。
・2017年4月18日11時00分00秒以降現時点までの期間において、車両C002は携帯端末装置M004を携帯する非オーナーによって自動車に対し、鍵の開錠、走行の指示等を行え得る状態である(6行目のレコード)。この様な状態は、例えば2行目のレコードに該当する車両(C002)が駐車場内を走行中に自動運転不可な状態に遷移した場合等、車両に対して指示を行う権限をオーナーから非オーナーに委譲する際に必要になる。なお、この権限の委譲については、後述する図10において具体的に説明する。
(端末装置情報)
図3に沿って、端末装置情報32を説明する。端末装置情報32においては、端末装置ID欄111に記憶された端末装置IDに紐付けて、電話番号欄112には電話番号が、メールアドレス欄113にはメールアドレスが、登録日欄114には登録日が、運転技術レベル欄115には運転技術レベルが記憶されている。
端末装置ID欄111の端末装置IDは、前記した端末装置ID(図1の符号55)である。
電話番号欄112の電話番号は、携帯端末装置3を携帯電話として使用する際の電話番号である。
メールアドレス欄113のメールアドレスは、携帯端末装置3を電子メールの送受信機として使用する際のメールアドレスである。
登録日欄114の登録日は、端末装置情報32に当該レコード(行)が記憶された時点の年月日である。
運転技術レベル欄115の運転技術レベルは、端末装置IDを所持する者の運転技術レベルを表す。オーナーの端末装置IDの場合は、NULLを許可するが、駐車場管理者の運転技術レベルはNULLを許容せず入力を必須とする。この項目は、駐車場内で自動運転不可となった車両に対し、一時的に手動運転を行う際に、駐車場管理者の担当者のうち、適切な担当者を運転者として割り当てる際の判断として使用する。
端末装置情報32においては、少なくとも、携帯端末装置3を一意に特定する識別子及び登録日が記憶されていることが必要である。電話番号及びメールアドレスもまた、このような識別子であるといえる。したがって、電話番号、メールアドレス及びこれら以外の端末装置ID(例えば、端末車両紐付装置1が自動的に採番するもの)のうちの少なくとも1つが端末装置情報32に記憶されておればよい。さらに、端末車両紐付装置1は、端末装置IDを新たに採番することに代えて、携帯端末装置3のシリアル番号、IMEI(International Mobile Equipment Identifier)等を流用してもよい。
(車両情報)
図4に沿って、車両情報33を説明する。車両情報33においては、車載装置ID欄121に記憶された車載装置IDに紐付けて、車種欄122には車種が、長さ欄123には長さが、横幅欄124には横幅が、登録日欄125には登録日が、自動運転技術レベル126には自動運転技術レベルが記憶されている。
車載装置ID欄121の車載装置IDは、前記した車載装置ID(図1の符号45)である。
車種欄122の車種は、車両の種類である。車両の種類は、小型車、大型車のような大きさの区分であってもよいし、乗用車、トラックのような用途の区分であってもよいし、運転に必要な免許の区分であってもよい。
長さ欄123の長さは、車両の前後長(単位cm)である。
横幅欄124の長さは、車両の横幅長(単位cm)である。
登録日欄125の登録日は、車両情報33に当該レコード(行)が記憶された時点の年月日である。
自動運転技術レベル欄126の自動運転技術レベルは、自動運転が可能な内容(自動運転の技術レベル)である。
駐車場の構造によっては、例えば大型車の駐車スペースは限定される。そして、車種によっては、非オーナーに高度な運転技量が要求される場合もある。また、自動運転車の自動運転機能によっては、特定の車庫にのみ車庫入れが可能な場合もあり得る。よって、車種及び長さに代わって又は加えて、その車両を運転する非オーナー、その車両を駐車するスペースを選択するため等、駐車容易度を定める上で役立つ種々の情報を記憶しておくことが可能である。
(端末登録処理手順)
図5に沿って、端末登録処理手順を説明する。
ステップS201において、オーナーの携帯端末装置3は、端末登録要求を送信する。具体的には、携帯端末装置3は、端末登録要求を、自身の端末装置ID(図1の符号55)、電話番号及びメールアドレス及びオーナー登録か否かを識別する情報とともに、端末車両紐付装置1に送信する。ここでは、オーナーの携帯端末装置を例に説明したが、非オーナーの携帯端末の場合も同様に登録できる。
ステップS202において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、端末登録要求を受信する。具体的には、端末車両登録部21は、携帯端末装置3から、端末登録要求を、端末装置ID、電話番号及びメールアドレス及びオーナー登録か否かを識別する情報とともに受信する。
ステップS203において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、携帯端末装置3を登録する。具体的には、第1に、端末車両登録部21は、紐付情報31(図2)の新たなレコードを作成し、端末装置ID欄101に、ステップS202において受信した端末装置IDを記憶する。そして、端末車両登録部21は、新たなレコードの車載装置ID欄102、紐付日時欄103、解除日時欄104及び判定欄105に“NULL”を記憶する。オーナーフラグにはオーナー登録の場合は“1”、それ以外の場合は“0”を登録する。ここで作成されるレコードは、待機レコードである。
第2に、端末車両登録部21は、端末装置情報32(図3)の新たなレコードを作成し、端末装置ID欄111、電話番号欄112及びメールアドレス欄113に、ステップS202において受信した端末装置ID、電話番号及びメールアドレスを記憶する。そして、端末車両登録部21は、新たなレコードの登録日欄114に現時点の年月日を記憶する。
ステップS204において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、登録結果を送信する。登録結果とは、端末車両紐付装置1の端末装置情報及び紐付情報へのレコード登録成否結果である。
ステップS205において、携帯端末装置3は、登録結果を受信する。具体的には、第1に、携帯端末装置3は、登録結果を端末車両紐付装置1から受信する。
第2に、携帯端末装置3は、登録結果を入出力装置52に表示する。その後、端末登録処理手順を終了する。
(車両登録処理手順)
図6に沿って、車両登録処理手順を説明する。オーナーは、自身の携帯端末装置3を使用して、端末車両紐付装置1に対し、車載装置IDを発行することを要求する。
ステップS211において、(オーナーの)携帯端末装置3は、車載装置ID発行要求を送信する。具体的には、携帯端末装置3は、車載装置ID発行要求を、端末車両紐付装置1に送信する。
ステップS212において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、車載装置ID発行要求を受信する。具体的には、端末車両登録部21は、車載装置ID発行要求を、端末装置IDとともに携帯端末装置3から受信する。
ステップS213において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、車載装置IDを発行する。このとき、端末車両登録部21は、ユニークな識別子を新たに生成する。もちろん、端末車両登録部21は、プレートナンバー等の既知の車両識別番号を車載装置IDとしても構わない。しかしながら、セキュリティ確保の観点からは、端末車両登録部21は、乱数表等を使用して無作為な文字列等を生成することがより望ましい。
ステップS214において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、車載装置IDを登録する。具体的には、第1に、端末車両登録部21は紐付情報31(図2)からステップS212で受信した端末装置IDに該当するレコードを取得する。
第2に、端末車両登録部21は、取得したレコードのオーナーフラグが“1”であることを確認した上で、判定フラグを“0”に設定する。
第3に、端末車両登録部21は、紐付情報31(図2)からオーナーフラグが“1”の待機レコードを取得する。そして、端末車両登録部21は、待機レコードの車載装置ID欄102にステップS213において生成した車載装置IDを記憶し、判定欄105に“0”を記憶することによって、待機レコードを仮紐付レコードとする。
第4に、端末車両登録部21は、車両情報33(図4)の新たなレコードを作成し、車載装置ID欄121にステップS213において発行した車載装置IDを記憶し、更に必要に応じて車種欄122及び長さ欄123にステップS212において受信した車種及び車両の長さを記憶する。そして、端末車両登録部21は、新たなレコードの登録日欄125に現時点の年月日を記憶する。
ステップS215において、端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は、車載装置IDを送信する。具体的には、端末車両登録部21は、ステップS213において発行した車載装置IDを携帯端末装置3に送信する。
ステップS216において、携帯端末装置3は、車載装置IDを受信する。具体的には、携帯端末装置3は、ステップS213において発行した車載装置IDを端末車両紐付装置1から受信する。
ステップS217において、携帯端末装置3は、車載装置IDを登録する。具体的には、携帯端末装置3は、ステップS216において受信した車載装置IDを、補助記憶装置53に記憶する。
ステップS218において、車載装置2は、車載装置IDを登録する。具体的には、車載装置2は、以下の方法1、方法2及び方法3のうちのいずれかで車載装置IDを受け付けることが例えば可能である。
〈方法1〉オーナーが携帯端末装置3の入出力装置52に表示されている車載装置IDを視認し、入出力装置42を介して車載装置IDを手動で車載装置2に入力する。
〈方法2〉携帯端末装置3がネットワーク4を介して車載装置IDを車載装置2に送信する。
〈方法3〉携帯端末装置3が、ネットワーク4以外の短距離無線等通信技術を使用して、車載装置IDを車載装置2に送信する。
前記方法1は、オーナーに手間を課する方法ではあるが、オーナーがわざわざ車両に乗り込み、車載装置3を操作しなければならない点で、より安全度が高い。
ステップS219において、車載装置2は、登録結果を表示する。具体的には、車載装置2は、ステップS214の“第4”において作成したレコード登録の成否結果を入出力装置42に表示する。
ステップS2201において、車載装置2は、端末車両紐付装置1に、車載装置2が搭載されている自動車の仕様情報を送信する。仕様情報は自動バレーパーキングに必要な長さ、横幅、車種等である。送信する仕様情報は予め車載装置と端末車両紐付装置間で取り決めておくものとする。ただし、カタログスペック等から自動バレーパーキングを行う上で必要な情報を入手できれば、車種等の限定した情報を送信することとしてよい。
ステップS2202において、端末車両紐付装置1は車載装置2から自動車の仕様情報を受信する。端末車両紐付装置1の端末車両登録部21は車両情報33の車載装置IDに該当するレコードに受信した情報を記録する。
その後、車両登録処理手順を終了する。
(紐付処理手順)
図7に沿って、紐付処理手順を説明する。ここでは、オーナーが車両に乗車したうえで車載装置2を起動したということが前提となっている。
ステップS221において、車載装置2は、認証情報発行要求を送信する。具体的には、車載装置2は、有効期限付認証情報を要求する認証情報発行要求を、ステップS218において受け付けた車載装置IDとともに端末車両紐付装置1に送信する。このとき、オーナーは、車両を運転したままの状態で、車載装置2の入出力装置42を操作することによって認証情報発行要求を送信する。
ステップS222において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、認証情報発行要求を受信する。具体的には、端末車両紐付部22は、認証情報発行要求を車載装置IDとともに車載装置2から受信する。
ステップS223において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、車載装置IDが仮紐付レコードに記憶されていることを確認する。具体的には、端末車両紐付部22は、ステップS222において受信した車載装置IDを検索キーとして紐付情報31(図2)を検索し、該当したレコードの判定フラグが“0”であることを確認する。ここで、当該確認ができない場合、端末車両紐付部22は、紐付処理手順を終了する(フローチャートとしては図示せず)。
ステップS224において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、認証情報を発行する。具体的には、第1に、端末車両紐付部22は、以下の例に基づいて有効期限を決定する。
〈例〉有効期限情報送信後、すぐに携帯端末装置から入力可能と考えられる時間
第2に、端末車両紐付部22は、乱数表等を使用し無作為的に文字列、数字列又はこれらの組合せを生成し、これを認証情報とする。そして、端末車両紐付部22は、ステップS224の“第1”において決定した有効期限を認証情報に付すことによって有効期限付認証情報を生成する。
ステップS225において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、認証情報を送信する。具体的には、端末車両紐付部22は、有効期限付認証情報を、車載装置2に送信する。
ステップS226において、車載装置2は、認証情報を受信し、表示する。具体的には、車載装置2は、有効期限付認証情報を、端末車両紐付装置1から受信する。そして、車載装置2は、有効期限付認証情報を補助記憶装置43に記憶するとともに、入出力装置42に表示する。
ステップS227において、携帯端末装置3は、認証情報を送信する。具体的には、携帯端末装置3は、ステップS226において表示された認証情報と端末装置IDを端末車両紐付装置1に送信する。この時、携帯端末装置3は、以下の方法4、方法5及び方法6のうちのいずれかで有効期限付認証情報を受け付けることが例えば可能である。
〈方法4〉オーナーが車載装置2の入出力装置42に表示されている有効期限付認証情報を視認し、有効期限付認証情報を手動で入出力装置52に入力する。
〈方法5〉車載装置2がネットワーク4を介して有効期限付認証情報を携帯端末装置3に送信する。
〈方法6〉車載装置2が、ネットワーク4以外の短距離無線等通信技術を使用して、有効期限付認証情報を車載装置2に送信する。
前記方法4は、オーナーに手間を課する方法ではあるが、直接携帯端末装置3に有効期限付認証情報を入力させる点で安全度が高い。
ステップS228において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、認証情報が有効であるか否かを判断する。具体的には、第1に、端末車両紐付部22は、有効期限付認証情報を携帯端末装置3から受信する。
第2に、端末車両紐付部22は、以下の条件1、条件2及び条件3が同時に満たされている場合(ステップS228“Yes”)、ステップS229に進み、それ以外の場合(ステップS228“No”)、ステップS230に進む。
〈条件1〉現時点が、ステップS228の“第1”において携帯端末装置3から受信した有効期限付認証情報の有効期限を超えていない。
〈条件2〉ステップS228の“第1”において携帯端末装置3から受信した有効期限付認証情報の認証情報が、ステップS225において車載装置2に送信した有効期限付認証情報の認証情報と一致する。
〈条件3〉ステップS228の“第1”において携帯端末装置3から受信した端末装置IDが、紐付情報31のレコードのうち、オーナーフラグが“1”でありかつ車載装置IDがステップS227で認証情報を送信した車載装置IDであるレコードに対応する端末装置IDと一致する。
ステップS229において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、携帯端末装置3を車載装置2に確定的に紐付ける。具体的には、端末車両紐付部22は、仮紐付レコードの紐付日時欄103に現時点の年月日時分秒を記憶し、判定欄105に“1”を記憶することによって、仮紐付レコードを確定紐付レコードとする。
この段階で、端末車両紐付部22は、“確定紐付レコードの端末装置IDが特定する携帯端末装置3を使用するオーナーが、確定紐付レコードの車載装置IDが特定する車載装置2を搭載する車両に対する指示を行ってよい”と判断する。
ステップS230において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、処理結果を送信する。具体的には、端末車両紐付部22は、以下の情報を処理結果として携帯端末装置3に送信する。
〈ステップS228“Yes”を経由した場合〉
確定紐付レコードの車載装置IDを有する車両情報33のレコードの内容、及び、“あなたはこの車両に対し自動バレーパーキングの指示を行えます。”という第1のメッセージ
〈ステップS228“No”を経由した場合〉
“あなたが送信した認証情報は有効期限を超過しています”又は“あなたが送信した認証情報は誤った認証情報です”という第2のメッセージ
ステップS231において、携帯端末装置3は、処理結果を受信する。具体的には、携帯端末装置3は、ステップS230において送信された処理結果を端末車両紐付装置1から受信し、入出力装置52に表示する。その後、紐付処理手順を終了する。確定紐付レコードが紐付情報31(図2)に記憶されている限り、その確定紐付レコードの端末装置IDが特定する携帯端末装置3を使用するオーナーは、その車載装置IDが特定する車載装置2を搭載する車両を運転し、又は、当該車両に対し動作を指示できる。具体的には運転できるようにする場合、電子キーの権限が、動作を指示できるようにする場合、指示権限が各々付与される。
(紐付解除処理手順)
図8に沿って、紐付解除処理手順を説明する。
ステップS241において、車載装置2は、紐付解除要求を送信する。具体的には、車載装置2は、端末装置ID及び車載装置IDの間の紐付を解除する要求である紐付解除要求を、車載装置IDとともに端末車両紐付装置1に送信する。
ステップS242において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、紐付解除要求を受信する。具体的には、端末車両紐付部22は、紐付解除要求を、車載装置IDとともに車載装置2から受信する。この際、オーナーからの紐付解除要求であることをオーナーの携帯端末装置等を用いて確認する。(フローチャートとしては図示せず。)
ステップS243において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、携帯端末装置3が車載装置2に紐付けられているか否かを判断する。具体的には、端末車両紐付部22は、紐付情報31(図2)に、以下の条件4及び条件5を同時に満たすレコードが存在する場合(ステップS243“Yes”)、該当するレコードを保持したままステップS244に進む。端末車両紐付部22は、それ以外の場合(ステップS243“No”)、ステップS245に進む。
〈条件4〉車載装置ID欄102にステップS242において受信した車載装置IDが記憶されている。
〈条件5〉判定欄105に“1”が記憶されている。
ステップS244において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、紐付を解除する。具体的には、端末車両紐付部22は、ステップS243において保持したレコードの解除日時欄104に現時点の年月日時分秒を記憶し、判定欄105に“2”を記憶する(確定紐付レコードを解除レコードにする)。
ステップS245において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、処理結果を送信する。具体的には、端末車両紐付部22は、以下の情報を処理結果として車載装置2に送信する。
〈ステップS243“Yes”を経由した場合〉
“あなたの車両と携帯端末装置の紐付けが解除されました”という第3のメッセージ
〈ステップS243“No”を経由した場合〉
“あなたの車両と携帯端末装置の紐付けが解除されています”という第4のメッセージ
ステップS246において、車載装置2は、処理結果を受信する。具体的には、車載装置2は、ステップS245において送信された処理結果を端末車両紐付装置1から受信し、入出力装置42に表示する。その後、紐付解除処理手順を終了する。なお、紐付解除処理手順は、オーナーがホテルを出発するタイミング以外の他のタイミングで実行されてもよい。
(車載装置ID削除処理手順)
図9に沿って、車載装置ID削除処理手順を説明する。いま、オーナーがバレーパーキングをもはや利用しないと決定したとする。
ステップS251において、車載装置2は、車載装置ID削除要求を送信する。具体的には、車載装置2は、車載装置IDを削除する要求である車載装置ID削除要求を、車載装置IDとともに端末車両紐付装置1に送信する。
ステップS252において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、車載装置ID削除要求を受信する。具体的には、端末車両紐付部22は、車載装置ID削除要求を、車載装置IDとともに車載装置2から受信する。この際、オーナーからの削除要求であることをオーナーの携帯端末装置等を用いて確認する。
ステップS253において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、車載装置IDが登録されているか否かを判断する。具体的には、端末車両紐付部22は、紐付情報31(図2)に、ステップS252において受信した車載装置IDを含むレコードが存在する場合(ステップS253“Yes”)、ステップS254に進む。端末車両紐付部22は、それ以外の場合(ステップS253“No”)、ステップS255に進む。
ステップS254において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、車載装置IDを削除する。具体的には、第1に、端末車両紐付部22は、ステップS252において受信した車載装置IDを含むレコードを、紐付情報31(図2)から削除する。
第2に、端末車両紐付部22は、ステップS252において受信した車載装置IDを含むレコードを車両情報33(図4)から削除する。
ステップS255において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、処理結果を送信する。具体的には、端末車両紐付部22は、以下の情報を処理結果として車載装置2に送信する。
〈ステップS253“Yes”を経由した場合〉
“ホテルはあなたの車両の登録を削除しました”という第5のメッセージ
〈ステップS253“No”を経由した場合〉
“ホテルにあなたの車両は登録されていませんでした”という第6のメッセージ
ステップS256において、車載装置2は、処理結果を受信する。具体的には、車載装置2は、ステップS255において送信された処理結果を端末車両紐付装置1から受信し、入出力装置42に表示する。
ステップS257において、車載装置2は、車載装置IDが削除されたか否かを判断する。具体的には、車載装置2は、ステップS256において受信した処理結果が第5のメッセージであった場合(ステップS257“Yes”)、ステップS258に進む。車載装置2は、ステップS256において受信した処理結果が第6のメッセージであった場合(ステップS257“No”)、車載装置ID削除処理手順を終了する。
ステップS258において、車載装置2は、車載装置IDを削除する。具体的には、車載装置2は、補助記憶装置43から車載装置IDを削除する。その後、車載装置ID削除処理手順を終了する。なお、車載装置ID削除処理手順は、オーナーがバレーパーキングをもはや利用しないと決定したタイミング以外の他のタイミングで実行されてもよい。他のタイミングの例としては、オーナーが車両を手放したとき等である。
(緊急時の駐車場管理者への操作権限の一時的な委譲)
図10を用いて、緊急時に駐車場管理者へ車両の操作権限を委譲する手順を説明する。
自動バレーパーキングを指示された車両が駐車場内を走行中であったときに、車両内の装置の故障等により、自動運転の継続が難しくなった場合に、一時的に駐車場管理者により車両を手動で運転する必要があるケースが想定される。
ステップS261で自動運転の継続が難しくなったと車両自身が判断し、車載装置2を介して端末車両紐付装置1に通知する。具体的には車載装置2の補助記憶装置43の車載装置IDを端末車両紐付け装置1に通知する。
ステップS262で端末車両紐付装置1は車両からの自動運転不可通知を受信する。
具体的にはステップS261で指定された車両を特定する車載装置IDを受信する。
ステップS263で端末車両紐付装置1は紐付情報31より、待機レコードを取得する。具体的には、紐付情報31からオーナーフラグが“0”の待機レコード(駐車場管理者の携帯端末装置)を取得する。
オーナーフラグが“0”の待機レコードの数は、1つであるとは限らない。なぜならば、ホテルには通常複数の非オーナーが存在するからである。そこで、端末車両登録部21は、それぞれの非オーナーの負荷が均等になるように、予め複数の待機レコードを所定の順番に並べておき、先頭の待機レコードを仮紐付レコードとしてもよい。また、複数の非オーナーのうち一部の非オーナーに車両の操作権限を委譲する際には、予め記憶済みの複数の非オーナーの運転技量の情報を用いて、委譲する携帯端末装置を決定する様にしても良い。更に、委譲する携帯端末装置を決定する際には、操作の対象となる車両の車種もしくは長さの情報、または駐車スペースの情報の少なくともいずれかを用いても良い。
特に、運転技量が低い非オーナーが、運転の難易度が高い車両を運転しない様に、或いは狭い、縦列と言った難易度が高い駐車スペースに入庫する割り当てがされないようにするのが望ましい。その場合、端末車両登録部21は、ステップS212において受信した車種及び車両の長さを、予め記憶済の各非オーナーの運転技量と照合することによって、その車両の運転に最も適した非オーナーについての待機レコードを仮紐付レコードとしてもよい。その他、駐車の難易度には、隣接する車両が大型である、はみ出して駐車している、等の動的な情報も加味されるべきである。従って、駐車予定のスペースと隣接する車両に関する情報(車種や駐車位置など)を考慮して委譲する携帯端末装置を決定することも可能である。
ステップS264でステップS263で取得した待機レコードの端末装置IDから端末装置情報32の運転技術レベルを満たす端末装置IDを取得する。
ステップS265で端末車両紐付装置1は紐付処理を行った端末装置ID111をキーに端末装置情報32を検索し、電話番号112、メールアドレス113を取得する。
ステップS266で端末車両紐付装置1はステップS263で取得した電話番号、メールアドレス宛に待機レコードと車両を紐付けたことを(非オーナーの)携帯端末装置3に通知する。
ステップS267で駐車場管理者の携帯端末装置3は紐付けが完了したメールを受信する。その後、携帯端末装置権限一時委譲手順を終了する。終了したことにより、車両のドアの解錠指示を出すことが可能になる。
本処理で駐車場の管理者へ一時的な操作権限を行う際に、オーナーの端末への権限委譲依頼を行う処理があってもよい。(フローチャートとしては図示せず。)
(駐車場管理者への操作権限解除手順)
図11を用いて、駐車場管理者へ一時的に紐付けた操作権限の解除手順について説明する。
ステップS271で(オーナーの)携帯端末装置3から端末車両紐付装置1に対し、紐付解除要求を送信する。具体的には携帯端末装置3の端末装置ID55を送信する。
ステップS272で端末車両紐付装置1は紐付解除要求を受信する。具体的には(オーナーの)携帯端末装置3から送信された携帯端末装置3の端末装置ID55を受信する。
ステップS273で端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、(非オーナーの)携帯端末装置が車載装置に紐付られているか否かを判断する。具体的には端末車両紐付部22は紐付情報31(図2)に以下の条件6及び条件7を同時に満たすレコードが存在する場合(ステップ273“Yes”)、該当するレコードを保持したままステップS274に進む。端末車両紐付部22は、それ以外の場合(ステップS273“No”)、ステップS275に進む。
〈条件6〉(オーナーの)端末装置IDに対応する車載装置IDのレコードのうち、オーナーフラグが“0”のレコード。
〈条件7〉条件6のうち、判定フラグが“1”のレコード。
ステップS274において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、紐付を解除する。具体的には、端末車両紐付部22はステップS273において保持したレコードの解除日時欄104に現時点の年月日時分秒を記憶し、判定欄105に“2”を記憶する(確定紐付レコードを解除レコードにする)。
ステップS275において、端末車両紐付装置1の端末車両紐付部22は、処理結果を送信する。具体的には端末車両紐付部22は、以下の情報を処理結果として車載装置3に送信する。
<ステップS273“Yes”を経由した場合>
“駐車場管理者の携帯端末とあなたの車両の紐付を解除しました。”という第7のメッセージ
<ステップS274“No”を経由した場合>
“あなたの車両は駐車場管理者の携帯端末とは紐付けられていません。”という第8のメッセージ
ステップS276において、(オーナーの)携帯端末装置3は処理結果を受信する。具体的には、車載装置2はステップS275において送信された処理結果を端末車両紐付装置1から受信し、入出力装置52に表示する。
その後、携帯端末装置権限一時委譲解除手順を終了する。なお、当該手順はオーナーから任意のタイミングで実行可能とするが、非オーナーによる手動運転が完了した後に、受け付けるものとする。(フローチャートとしては図示せず。)
(運転指示計画への応用)
前記では、オーナーからの指示を元に車両に都度動作指示をすることを前提としていた。しかしながら、端末車両紐付装置1は、予め予定された動作を登録しておくことも可能である。いま、紐付情報31(図2)において、1行目のレコードが既に記憶されているとする。オーナーは、ホテルの玄関で車載装置C001を搭載した車両から降り、携帯端末装置M001を携帯した状態で客室に入る。
携帯端末装置M001は、オーナーが入出力装置52を介して、例えば以下のような情報(以降、“出発準備情報”とも呼ぶ)を入力するのを受け付ける。なお、“#”は、異なる任意の数値を省略的に示している。
・直ちに、車両を地下#階の#番のスペースに駐車する。
・#年#月#日#時#分以降、車両の空調装置を稼働し車内の気温を#℃に維持する。
・#年#月#日#時#分、車両を洗車ラインに通す。
・#年#月#日#時#分、車両の蓄電池の容量限界まで充電し、車両の燃料タンクの容量限界まで給油する。
次に、携帯端末装置M001は、出発準備情報を端末車両紐付装置1に送信する。端末車両紐付装置1は、紐付情報31の1行目のレコードに紐付けて出発準備情報を記憶する。その後、端末車両紐付装置1は、ネットワーク4を介して車載装置C001との通信を確保し、出発準備情報において指定されたタイミングで指定された動作を実現するための制御信号を、車載装置C001に送信する。
(本実施形態の効果)
本実施形態の端末車両紐付装置の効果は以下の通りである。
(1)端末車両紐付装置は、運転者の携帯端末装置及び車載装置の登録、並びに、認証情報の一致の確認によって、確実に携帯端末装置を車載装置に紐付けることができる。
(2)端末車両紐付装置は、携帯端末ID及び車載装置IDの間の紐付けを2段階で管理することができる。よって、認証の有無を容易に管理することができ、併せて、確定的な紐付けをする前に任意の方法で運転者を順序付けることができる。
(3)端末車両紐付装置は、バレーパーキングのように、複数の運転者(オーナー及び非オーナー)がいる場合にも対応できる。
(4)端末車両紐付装置は、認証情報の有効期限を決められるので、安全度が増す。
(5)端末車両紐付装置は、オーナーの都合で、携帯端末ID及び車載装置IDの間の紐付けを解除できる。よって、認証の履歴を容易に管理することができる。
(6)端末車両紐付装置は、オーナーの都合で、車載装置IDを削除できる。よって、車載装置IDがプレートナンバー等である場合、個人情報を保護できる。
(7)端末車両紐付装置は、車載装置に認証情報を表示する。よって、オーナーが非常時に備えて認証情報を管理することが可能になる。
なお、本発明は前記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、前記した実施例は、本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明したすべての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施例の構成の一部を他の実施例の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施例の構成に他の実施例の構成を加えることも可能である。また、各実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1 端末車両紐付装置
2 車載装置
3 携帯端末装置
4 ネットワーク
11、41、51 中央制御装置
12 入力装置
13 出力装置
14 主記憶装置(記憶部)
15、43、53 補助記憶装置(記憶部)
16、44、54 通信装置
21 端末車両登録部
22 端末車両紐付部
31 紐付情報
32 端末装置情報
33 車両情報
42、52 入出力装置

Claims (11)

  1. 車両を運転または車両に指示するために使用する携帯端末装置の登録を受け付け、
    前記車両に搭載される車載装置の登録を受け付け、
    前記登録を受け付けた携帯端末装置から受信した認証情報が、前記登録を受け付けた車載装置に予め送信した認証情報に一致する場合、前記携帯端末装置を使用して前記車両を運転または前記車両に対し動作を指示することが可能であると判断すること、
    を特徴とする端末車両紐付方法。
  2. 前記携帯端末装置を特定する第1の識別子を、前記車載装置を特定する第2の識別子に紐付けて記憶し、
    前記携帯端末装置から前記第1の識別子を受信し、
    前記第2の識別子を発行し、
    前記受信した第1の識別子を前記発行した第2の識別子に紐付けて記憶し、
    前記登録を受け付けた携帯端末装置から受信した認証情報が、前記登録を受け付けた車載装置に予め送信した認証情報に一致する場合、前記第1の識別子及び前記第2の識別子の紐付が確定的であることを示す情報を記憶すること、
    を特徴とする請求項1に記載の端末車両紐付方法。
  3. 複数の非オーナーのうち一部の非オーナーに前記車両の操作権限を委譲する際には、
    予め記憶済みの前記複数の非オーナーの運転技量の情報を用いて、委譲する携帯端末装置を決定すること、
    を特徴とする請求項1または2に記載の端末車両紐付方法。
  4. 前記委譲する携帯端末装置を決定する際には、操作の対象となる車両の車種もしくは長さの情報、または駐車スペースの情報の少なくともいずれかを用いること、
    を特徴とする請求項3に記載の端末車両紐付方法。
  5. 車両を運転または車両に指示するために使用する携帯端末装置の登録を受け付け、
    前記車両に搭載される車載装置の登録を受け付ける端末車両登録部と、
    前記登録を受け付けた携帯端末装置から受信した認証情報が、前記登録を受け付けた車載装置に予め送信した認証情報に一致する場合、前記携帯端末装置を使用して前記車両を運転または前記車両に対し動作を指示することが可能であると判断する端末車両紐付部と、
    を備えることを特徴とする端末車両紐付装置。
  6. 前記端末車両登録部は、
    発行した第2の識別子が特定する車載装置が搭載される車両を運転している者以外の者が使用する携帯端末装置から第1の識別子を受信すること、
    を特徴とする請求項5に記載の端末車両紐付装置。
  7. 前記認証情報は、
    有効期限を有すること、
    を特徴とする請求項6に記載の端末車両紐付装置。
  8. 前記端末車両紐付部は、
    前記第1の識別子及び前記第2の識別子の紐付を解除することができること、
    を特徴とする請求項7に記載の端末車両紐付装置。
  9. 前記端末車両紐付部は、
    前記第2の識別子を記憶部から削除することができること、
    を特徴とする請求項8に記載の端末車両紐付装置。
  10. 前記端末車両紐付部は、
    前記認証情報を前記車載装置に表示させること、
    を特徴とする請求項9に記載の端末車両紐付装置。
  11. 端末車両紐付装置の端末車両登録部に対し、
    車両を運転または車両に指示するために使用する携帯端末装置の登録を受け付け、
    前記車両に搭載される車載装置の登録を受け付ける処理を実行させ、
    前記端末車両紐付装置の端末車両紐付部に対し、
    前記登録を受け付けた携帯端末装置から受信した認証情報が、前記登録を受け付けた車載装置に予め送信した認証情報に一致する場合、前記携帯端末装置を使用して前記車両を運転または前記車両に対し動作を指示することが可能であると判断する処理を実行させること、
    を特徴とする端末車両紐付装置を機能させるための端末車両紐付プログラム。
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