JP2019074878A - 触感提供装置、及び、触感提供方法 - Google Patents

触感提供装置、及び、触感提供方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2019074878A
JP2019074878A JP2017199755A JP2017199755A JP2019074878A JP 2019074878 A JP2019074878 A JP 2019074878A JP 2017199755 A JP2017199755 A JP 2017199755A JP 2017199755 A JP2017199755 A JP 2017199755A JP 2019074878 A JP2019074878 A JP 2019074878A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vibration
vibrating element
vibration generating
tactile sensation
drive signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017199755A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6969271B2 (ja
Inventor
幸宏 陽奥
Yukihiro Yooku
幸宏 陽奥
宮本 晶規
Akinori Miyamoto
晶規 宮本
谷中 聖志
Kiyoshi Yanaka
聖志 谷中
裕一 鎌田
Yuichi Kamata
裕一 鎌田
水野 義博
Yoshihiro Mizuno
義博 水野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2017199755A priority Critical patent/JP6969271B2/ja
Publication of JP2019074878A publication Critical patent/JP2019074878A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6969271B2 publication Critical patent/JP6969271B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

【課題】方向性を表す触感を提供できる触感提供装置、及び、触感提供方法を提供する。【解決手段】触感提供装置は、基部と、前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と、前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する駆動制御部とを含む。【選択図】図1

Description

本発明は、触感提供装置、及び、触感提供方法に関する。
従来より、少なくとも方向情報を含む提示用情報の提示を行う情報提示装置において、外部からの触接が可能な可動部と、この可動部を前記提示用情報に応じて駆動制御する駆動制御手段と、把持又は握持可能な外形の被把持体とを備える情報提示装置がある。情報提示装置は、さらに、この被把持体が把持又は握持されたときの被把持部分又は被握持部分が前記被把持体上の同位置に定まるように前記被把持体に設けられた位置決め手段を備え、前記可動部が前記被把持体の前記被把持部分又は前記被握持部分に配設されたものであることを特徴とする(例えば、特許文献1参照)。
特開平08−261785号公報
ところで、従来の情報提示装置は、複数の可動部のうち、案内したい方向にある可動部を振動させることによって方向情報を提供している。このような可動部は、上下に振動するものであり、振動自体が方向性を表す触感を提供するものではない。
そこで、方向性を表す触感を提供できる触感提供装置、及び、触感提供方法を提供することを目的とする。
本発明の実施の形態の触感提供装置は、基部と、前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と、前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する駆動制御部とを含む。
方向性を表す触感を提供できる触感提供装置、及び、触感提供方法を提供することができる。
触感提供装置100を示す図である。 触感提供装置100の内部構成を示す図である。 振動素子130A、130Bを駆動する駆動信号の位相差と進行波の方向との関係を説明する図である。 振動発生部120の側壁121に発生する進行波が利用者の手のひら及び指腹に触感を提供する様子を示す図である。 ルート案内を行う場合の処理を示すフローチャートである。 実施の形態の変形例の触感提供装置100M1を示す図である。 振動素子130A1、130A2、130B1、130B2を駆動する駆動信号の位相差と進行波の方向との関係を説明する図である。 実施の形態の変形例の触感提供装置100M2を示す図である。
以下、本発明の触感提供装置、及び、触感提供方法を適用した実施の形態について説明する。
<実施の形態>
図1は、触感提供装置100を示す図である。図2は、触感提供装置100の内部構成を示す図である。図1(A)には、触感提供装置100を単独の状態で示し、図1(B)には、利用者の右手で保持されている状態を示す。なお、以下ではXYZ座標系を用いて説明し、XY平面視とは、Z軸正方向側からZ軸負方向側に向かってXY平面を見ることをいう。
触感提供装置100は、基部110、振動発生部120、振動素子130A、130B、駆動制御部140、通信部150、位置データ受信部160、及びメモリ170を含む。
図1には、触感提供装置100の外部から見える基部110及び振動発生部120を示すとともに、振動発生部120の内周面に配設される振動素子130A、130Bを破線で示す。また、図2には、基部110及び振動発生部120の内部に配置される構成要素を示す。
触感提供装置100は、円柱状の装置であり、図1(B)に示すように、基部110及び振動発生部120の両方の外周面を手で握ることによって利用するものであり、振動発生部120の外周面に沿って周方向にたわみ進行波を発生させることにより、利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に方向性を表す触感を提供する。方向性を表す触感は、利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に生じる剪断力を利用するものである。
たわみ進行波とは、振動発生部120の円筒状の壁部121のような部材が撓むことによって発生する進行波であり、円筒状の壁部121の周方向に連続的に正弦波状に生じる。正弦波状に生じるたわみ進行波は、周方向に連続した正弦波形を有し、周状の正弦波形が回転するように進行する。
また、触感提供装置100は、円柱形状の中心軸が鉛直軸(Z軸)と平行になるように保持することが最も好ましい。これは、振動発生部120の外周面に沿って周方向に進行するたわみ進行波によって利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に生じる剪断力の方向と、重力の方向とが一致しないようにすることによって、利用者が手のひら及び指腹(指の腹)で剪断力を感じ取りやすくするためである。
利用者は、親指と、人差し指、中指、薬指、及び小指とを広げて、手のひら及び指腹(指の腹)で基部110及び振動発生部120の外周面に触れるので、手のひら及び指腹(指の腹)に生じる剪断力が重力の影響を受けにくくするには、円柱形状の中心軸がある程度立っていることが望ましい。すなわち、利用者が触感提供装置100を立てて持つことが望ましい。
ただし、重力の影響を受けても手のひら及び指腹(指の腹)に生じる剪断力を利用者が感じ取れるのであれば、触感提供装置100は、どのような角度で保持されてもよい。
基部110は、触感提供装置100の土台になる部分であり、円筒状の部材である。基部110は、底面側(Z軸負方向側)が塞がれているため、カップ状の部材として捉えることもできる。基部110は、内部に駆動制御部140、通信部150、位置データ受信部160、及びメモリ170を収容し、カップ形状の上面側(Z軸正方向側)は、振動発生部120に連通している。
基部110は、振動発生部120よりも外周面の摩擦係数が高い部材で作製されており、例えば、ゴム(天然ゴム、シリコーンゴム等)で作製することができる。基部110は、振動素子130A、130Bの振動によるたわみ進行波が発生しない部分であることからも、ゴムのように弾性係数の高い材料性であることが好ましい。基部110は、利用者が手で保持して振動発生部120にたわみ進行波が発生している状態で、静止している部分である。
振動発生部120は、基部110の上(Z軸正方向側)に取り付けられる円筒状の部材である。振動発生部120は、例えば、接着、及び/又は、係合部同士を係合させることによって、基部110に固定される。振動発生部120は、上面側(Z軸正方向側)が上部壁122によって塞がれているため、カップ状の部材として捉えることもできる。
振動発生部120の円筒状の壁部121の内周面121Aには振動素子130A、130Bが取り付けられている。振動素子130A、130Bが駆動されると、振動発生部120の壁部121には、円周方向に進行する正弦波状のたわみ進行波が発生する。たわみ進行波の進行方向は、振動素子130A、130Bを駆動する駆動信号の位相差を調整することによって、XY平面視で時計回り又は反時計回りに設定することができる。
振動発生部120の壁部121の厚さ、直径、及び材質等は、振動素子130A、130Bの駆動によって正弦波状のたわみ進行波が効率的に発生するように、最適な値に設定されている。
また、振動発生部120は、基部110よりも外周面の摩擦係数が低い部材で作製されている。触感提供装置100は、利用者が基部110及び振動発生部120の両方の外周面を手で握った状態で、基部110が手のひらの下側と薬指及び小指の指腹とに固定された状態で、振動発生部120の外周面にたわみ進行波が発生することにより、手のひらの上側と親指、人差し指、及び中指の指腹とにたわみ進行波による触感を付与する。
このため、振動発生部120は、基部110よりも外周面の摩擦係数が低い部材で作製されている。振動発生部120は、例えば、ガラス、又は、金属(アルミニウム若しくはステンレス等)で作製される。
振動素子130A、130Bは、振動発生部120の円筒状の壁部121の内周面121Aに、円周方向において90度離れた位置に取り付けられている。振動素子130A、130Bは、細長い棒状のアクチュエータであり、換言すれば、平面視で長手方向と短手方向を有する矩形状の素子である。振動素子130A、130Bとしては、例えば、ピエゾ素子を用いることができる。振動素子130A、130Bは、それぞれ、第1振動素子、第2振動素子の一例である。
振動素子130A、130Bは、一例として、数10kHzから数100kHzの周波数帯(超音波帯)の駆動信号によって駆動される。振動素子130A、130Bをそれぞれ駆動する駆動信号の周波数は互いに等しく、位相差は±π/2に設定される。
振動素子130A、130Bをそれぞれ駆動する駆動信号の周波数は、振動発生部120の壁部121の共振周波数のうちの1つに設定される。すなわち、駆動信号の周波数は、振動発生部120の壁部121に固有振動を発生させることができる周波数である。換言すれば、壁部121の円周方向の長さは、振動素子130A、130Bをそれぞれ駆動する駆動信号の周波数との関係で、固有振動が発生しうる長さに設定されている。
駆動信号の周波数は、振動発生部120の厚さ、直径、及び材質等との関係で、振動発生部120の壁部121に正弦波状の連続的なたわみ進行波が円周状に発生するように設定されている。また、振動素子130A、130Bは、振動発生部120の壁部121に振幅が数μm程度の撓みによるたわみ進行波を発生させることができる構成を有する。
2つの駆動信号の位相差の符号を選択することにより、たわみ進行波の進行方向をXY平面視で時計回り又は反時計回りに設定することができる。なお、振動素子130A、130Bを駆動する駆動信号は、それぞれ、第1駆動信号、第2駆動信号の一例である。
駆動制御部140は、基部110の内部に配置され、2つの駆動信号を出力し、振動素子130A、130Bを駆動する。駆動制御部140は、CPU(Central Processing Unit)を含むコンピュータによって実現される制御部140Aと、数10kHzから数100kHzの周波数帯(超音波帯)の正弦波を発生する正弦波発生器140Bとを含み、通信部150が外部装置から受信するデータに基づいて、2つの駆動信号の位相差を設定する。なお、ここでは、2つの駆動信号の周波数及び振幅は等しいものとする。
また、以下では、駆動制御部140が振動素子130A、130Bの駆動制御を行うこととして説明するが、より具体的には、制御部140Aが正弦波発生器140Bによって発生される超音波帯の正弦波に基づいて位相差を有する2つの駆動信号を生成し、2つの駆動信号で振動素子130A、130Bの駆動制御を行う。
通信部150は、基部110の内部に配置され、外部装置と無線通信を行うインターフェイスである。外部装置は、例えば、利用者のスマートフォン、タブレットコンピュータ、又はPC(Personal Computer)等であり、無線通信は、例えば、Bluetooth(登録商標)、Wifi、又は無線の電話回線等で行われるデータ通信である。
位置データ受信部160は、基部110の内部に配置され、GPS(Global Positioning System)信号を受信する受信部である。GPS信号は、触感提供装置100の現在位置の緯度及び経度を表す信号である。位置データ受信部160は、GPS信号を駆動制御部140に出力する。
メモリ170は、基部110の内部に配置され、触感提供装置100の動作に必要なプログラム及びデータ等の他に、地図データを格納する。地図データは、所謂電子地図のデータである。メモリ170は、例えば、不揮発性のメモリであればよい。
図3は、振動素子130A、130Bを駆動する駆動信号の位相差とたわみ進行波の方向との関係を説明する図である。図3には、触感提供装置100をXY平面視した状態で、振動発生部120の側壁121と振動素子130A、130Bの位置関係を透過的に示す。
図4は、振動発生部120の側壁121に発生するたわみ進行波が利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に触感を提供する様子を示す図である。図4(B)には、触感提供装置100をXY平面視した状態で、振動発生部120の側壁121と振動素子130A、130Bの位置関係を透過的に示す。
以下では、振動素子130Aを駆動する駆動信号を駆動信号Aと称し、XY平面視で振動素子130Aよりも時計回りで+90度の位置にある振動素子130Bを駆動する駆動信号を駆動信号Bと称す。
駆動信号A、Bは、周波数が等しく、数10kHzから数100kHzの周波数帯(超音波帯)の駆動信号であり、+π/2(+90度)又は−π/2(−90度)の位相差を有する。駆動信号A、Bで振動素子130A、130Bをそれぞれ駆動すると、人間の手の受容器(メルケル触盤、パチニ小体等)で感じ取れる周波数帯の回転数で周方向に進行するたわみ進行波が側壁121に生じる。たわみ進行波は、XY平面視で円形の側壁121に連続的に現れる正弦波状の波である。たわみ進行波の回転数は、400rps(回転/毎秒)以下である。なお、たわみ進行波の周波数(振幅が変動する周波数)は、駆動信号の周波数と等しい。
振動素子130Aを駆動する駆動信号Aの位相を基準として、振動素子130Bを駆動する駆動信号Bに+π/2(+90度)の位相差を持たせると、側壁121にはXY平面視で時計回りに進行するたわみ進行波が発生する。
また、振動素子130Aを駆動する駆動信号Aの位相を基準として、振動素子130Bを駆動する駆動信号Bに−π/2(−90度)の位相差を持たせると、側壁121にはXY平面視で反時計回りに進行するたわみ進行波が発生する。
たわみ進行波は、図4(A)に示すように、振動発生部120の側壁121の厚さ方向に振動しながら、XY平面視で円形の側壁121に連続的に現れる。このため、図4(A)、(B)に示すように、基部110及び振動発生部120の外周面を手で握ると、手のひらの下側と薬指及び小指の指腹とで触れている基部110にはたわみ進行波が発生せず、手のひらの上側と親指、人差し指、及び中指の指腹とで触れている振動発生部120の外周面にたわみ進行波が発生する状態になる。
この状態で、時計回りの方向にたわみ進行波が進行している場合には、手のひらの下側と薬指及び小指の指腹とに対して、手のひらの上側と親指、人差し指、及び中指の指腹とを時計回りに牽引する(引っ張る)剪断力が発生する。また、反時計回りの方向にたわみ進行波が進行している場合には、手のひらの下側と薬指及び小指の指腹とに対して、手のひらの上側と親指、人差し指、及び中指の指腹とを反時計回りに牽引する(引っ張る)剪断力が発生する。
利用者が触感提供装置100を立てて持っていれば、利用者は、時計回りの剪断力を右方向を表す触感として知覚し、反時計回りの剪断力を左方向を表す触感として知覚する。このように、触感提供装置100は、方向性を表す触感を提供することができる。
従って、一例として、通信部150が外部装置から利用者の出発地から目的地までの経路を表す経路情報を受信し、通信部150によって受信される経路情報が表す経路と、位置データ受信部160によって受信されるGPS信号が表す現在位置とを用いて、駆動制御部140が地図データを参照すれば、経路の進行方向を表すように、駆動制御部140が振動素子130A、130Bを駆動することができる。
ここで、経路情報とは、外部装置がナビゲーション機能を利用して、利用者の出発地から目的地までの経路を表すルート情報である。このようなルート情報は、例えば、電車等の駅を出発地として、目的地である所定の施設まで徒歩で向かうルートを案内する情報であり、様々なルートを案内する情報として利用できるものである。
このようにすれば、触感提供装置100は、外部装置から受信したルート情報に従って、手のひら及び指腹(指の腹)に提供する方向性を表す触感を通じて、利用者を所望の目的地まで案内することができる。
図5は、ルート案内を行う場合の処理を示すフローチャートである。
駆動制御部140は、触感提供装置100の電源がオンにされると、処理を開始する(スタート)。
駆動制御部140は、通信部150によってルート情報が受信されたかどうかを判定する(ステップS1)。ルート情報は、外部装置から提供されるものだからである。
駆動制御部140は、ルート情報が受信された(S1:YES)と判定すると、受信されたルート情報を読み込む(ステップS2)。具体的には、駆動制御部140は、ルート情報を読み込み、出発地、経由地、目的地等のデータを抽出する。
駆動制御部140は、メモリ170から地図データを読み出す(ステップS3)。地図データにルート情報を当て嵌めるためである。
駆動制御部140は、位置データ受信部160によって受信されるGPS信号が表す現在位置が移動しているかどうかを判定する(ステップS4)。触感提供装置100を手に持つ利用者が移動を開始すると、触感で行き先の方向を案内するためである。
駆動制御部140は、現在位置が移動している(S4:YES)と判定すると、ルート情報に従って、方向性を表す触感を利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に提供するために、振動素子130A、130Bを駆動する(ステップS5)。
ここで、行き先の方向が直進の場合は振動素子130A、130Bを駆動せず、行き先の方向が右方向である場合には、駆動信号A、Bの位相差を+π/2(+90度)に設定し、左方向である場合には−π/2(−90度)に設定する。
駆動制御部140は、ルート情報に含まれる目的地と、位置データ受信部160によって受信されるGPS信号が表す現在位置とを比較し、目的地に到着したかどうかを判定する(ステップS6)。目的地に到着すれば、ルート案内を終了するからである。
駆動制御部140は、目的地に到着した(S6:YES)と判定すると、処理を終了するかどうかを判定する(ステップS7)。処理を終了するのは、例えば、触感提供装置100の電源がオフにされたときである。
駆動制御部140は、処理を終了する(S7:YES)と判定すると、一連の処理を終える(エンド)。
なお、駆動制御部140は、ステップS1において、ルート情報が受信されていない(S1:NO)と判定すると、ルート情報を受信するまでステップS1の処理を繰り返し実行する。ルート情報を受信しないとルート案内を行うことができないからである。
また、駆動制御部140は、ステップS4において、現在位置が移動していない(S4:NO)と判定すると、現在位置が移動するまでステップS4の処理を繰り返し実行する。現在位置が移動していないとルート案内を行うことができないからである。
また、駆動制御部140は、ステップS6において、目的地に到着していない(S6:NO)と判定すると、フローをステップS4にリターンする。目的地に到着するまでは、現在位置が移動する限り、ルート案内を行うからである。
また、駆動制御部140は、ステップS7において、処理を終了しない(S7:NO)と判定すると、フローをステップS1にリターンする。次の処理に備えるためである。
以上のようにして、触感提供装置100は、外部装置から受信したルート情報に基づいて、ルート案内を行う。
以上のように、触感提供装置100は、基部110及び振動発生部120の両方が手のひら及び指腹(指の腹)に触れるように利用者が保持することによって用いる装置である。基部110は、振動発生部120よりも摩擦係数が高い部材で作製されており、たわみ進行波は、基部110の外表面には発生せず、振動発生部120の外表面に周方向に進行するように発生する。
このため、基部110と振動発生部120との外周面に触れている利用者の手のひら及び指腹(指の腹)には、基部110と振動発生部120との外周面の境界において、剪断力が発生する。これは、利用者が手で基部110及び振動発生部120を握っている状態において、外表面が静止していて、かつ、外表面の摩擦力が高い基部110に対して、振動発生部120の摩擦力が低い外表面に、周方向に進行するたわみ進行波が発生するからである。
従って、実施の形態によれば、利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に方向性を表す触感を提供できる触感提供装置100、及び、触感提供方法を提供することができる。
また、振動素子130A、130Bを駆動する駆動信号A、Bの位相差を+π/2(+90度)又は−π/2(−90度)に設定することにより、振動発生部120の外表面で周方向に進行する方向をXY平面視で時計回り又は反時計回りのいずれかに設定することができる。
すなわち、駆動信号A、Bの位相差を選択的に設定することによって、利用者の手のひら及び指腹(指の腹)に時計回り又は反時計回りの方向性の異なる触感を選択的に提供することができる。この場合に、利用者が触感提供装置100を立てて持っていれば、右方向又は左方向を示す触感を提供することができる。
このため、例えば、外部装置のナビゲーション機能によって作成されたルート情報を利用すれば、方向性を表す触感を通じて、利用者にルート案内を行うことができる。また、利用者が視覚又は聴覚に障害を持っている場合でも、触感で方向を案内できるので、触感提供装置100は、高い有用性を有する。また、十分な視界が確保できないような環境、又は、騒音が大きくてナビゲーションの音声案内を聴き取れないような環境においても、触感で方向を案内できるので、有用性が高い。
なお、以上では、外部装置のナビゲーション機能によって作成されたルート情報を利用して、方向性を表す触感を通じて、利用者にルート案内を行う形態について説明したが、このような用途は一例に過ぎず、ルート案内以外の用途にも利用可能である。
例えば、外部装置から、駆動信号A、Bの位相差、振幅、又は周波数を表すデータを触感提供装置100に送信し、触感提供装置100は、通信部150で受信した駆動信号A、Bの位相差、振幅、又は周波数を表すデータを用いて、振動素子130A、130Bを駆動するようにしてもよい。
このようにすれば、外部装置で設定した駆動信号A、Bの位相差、振幅、又は周波数によって実現されるたわみ進行波による触感を利用者に提供することができる。
また、駆動信号A、Bの位相差、振幅、又は周波数等を外部装置から触感提供装置100に送信するのではなく、触感提供装置100で設定できるようにしてもよい。
また、以上では、振動発生部120が円筒状の壁部121を有する(すなわち、振動発生部120が円筒状である)形態について説明したが、振動発生部120は、周方向に連続的なたわみ進行波が発生しうる形状であれば、円筒以外の形状であってもよい。
また、以上では、振動素子130A、130Bは、振動発生部120の壁部121の内周面121Aに、円周方向において90度離れた位置に取り付けられており、駆動信号A、Bの位相差が±π/2に設定される形態について説明した。これは、振動素子130A、130Bが空間的に90度離れていて、駆動信号A、Bの位相差が±π/2の場合に、たわみ進行波の振幅が最大になるからである。
しかしながら、振動素子130A、130Bの円周方向における位置関係、及び、駆動信号A、Bの位相差は、上述のものに限られるものではなく、90度及び±π/2以外の値であってもよい。この場合に、空間的な位置関係を表す値と、駆動信号A、Bの位相差とは一致していることが好ましい。
振動素子130A、130Bの円周方向における位置関係、及び、駆動信号A、Bの位相差は、振動素子130A、130Bを駆動信号A、Bで駆動した場合に、振動発生部120の壁部121に周方向に進行するたわみ進行波が発生するのであれば、どのような位置関係及び位相差であってもよい。
また、以上では、振動発生部120の円筒状の壁部121の内周面121Aには振動素子130A、130Bが取り付けられている形態について説明したが、振動素子130A、130Bは、壁部121の外周面又は内部に設けられていてもよい。
また、以上では、駆動制御部140が制御部140Aと正弦波発生器140Bを含む形態について説明したが、正弦波発生器140Bは、駆動制御部140の設けられていて駆動制御部140に超音波帯の正弦波の信号を入力する構成であってもよい。
また、以上では、触感提供装置100が2つの振動素子130A、130Bを含む形態について説明したが、振動素子130A、130Bの数は2つに限られるものではない。図6は、実施の形態の変形例の触感提供装置100M1を示す図である。触感提供装置100M1は、4つの振動素子130A1、130A2、130B1、130B2を含む。
4つの振動素子130A1、130A2、130B1、130B2は、図6に示すように、4つの振動素子130A1、130B1、130A2、130B2の順に周方向に90度ずつ異なる位置において、内周面121Aに取り付けられている。振動素子130A1と130A2は、周方向に180度異なる位置に配置され、振動素子130B1と130B2は、周方向に180度異なる位置に配置される。
図7は、振動素子130A1、130A2、130B1、130B2を駆動する駆動信号の位相差とたわみ進行波の方向との関係を説明する図である。振動素子130A1と130A2を駆動信号Aで駆動し、振動素子130B1と130B2を駆動信号Aに対して±π/2の位相差を有する駆動信号Bで駆動すれば、図1乃至図5を用いて説明した触感提供装置100と同様に、振動発生部120の壁部121にXY平面視で時計回り又は反時計回りのたわみ進行波を発生させることができ、方向性を表す触感を提供することができる。
また、以上では、触感提供装置100が1つの振動発生部120を含む形態について説明したが、複数の振動発生部を含んでもよい。図8は、実施の形態の変形例の触感提供装置100M2を示す図である。触感提供装置100M2は、基部110Mと、2つの振動発生部120、120Mとを含む。触感提供装置100M2は、図1に示す触感提供装置100の基部110の下側(Z軸負方向側)にも振動発生部120と同様の振動発生部120Mを追加した構成を有する。
基部110Mは、図1に示す基部110よりもZ軸方向に短くなっており、外周面には指を挿入する指通し部110MAを有する。図8では、指通し部110MAに中指を通している。
振動発生部120は、図1に示す振動発生部120と同様であり、内周面121Aには振動素子130A、130Bが設けられている。
振動発生部120Mは、基部110の下側(Z軸負方向側)に設けられており、振動発生部120と同様の構成を有する。振動発生部120Mの壁部121Mの内周面121MAには、振動素子130MA、130MBが設けられている。
振動素子130MA、130MBは、振動素子130A、130Bと同様の振動素子であり、XY平面視での円周方向において、それぞれ、振動素子130A、130Bと等しい位置に配置されている。
振動素子130Aと130MAを駆動信号Aで駆動し、振動素子130Bと130MBを駆動信号Aに対して±π/2の位相差を有する駆動信号Bで駆動すれば、基部110が手のひらの真ん中側と中指の指腹とに固定された状態で、振動発生部120及び120Mの外周面にたわみ進行波が発生することにより、手のひらの上側と親指及び人差し指の指腹と、手のひらの下側と薬指及び小指の指腹とにたわみ進行波による触感を付与する。
従って、図1乃至図5を用いて説明した触感提供装置100と同様に、振動発生部120及び120Mの壁部121及び121MにXY平面視で時計回り又は反時計回りのたわみ進行波を発生させることができ、方向性を表す触感を提供することができる。
以上、本発明の例示的な実施の形態の触感提供装置、及び、触感提供方法について説明したが、本発明は、具体的に開示された実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。
以上の実施の形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
基部と、
前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、
前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、
前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と、
前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する駆動制御部と
を含む、触感提供装置。
(付記2)
前記たわみ進行波は、前記振動発生部の周方向に沿って進行するたわみ進行波である、付記1記載の触感提供装置。
(付記3)
前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号は、周波数が等しく、位相がπ/2異なる駆動信号である、付記1又は2記載の触感提供装置。
(付記4)
前記振動発生部は円筒状であり、
前記第1振動素子及び前記第2振動素子は、平面視で長手方向及び短手方向を有する矩形状の振動素子であって、前記短手方向が前記振動発生部の周方向を向くように前記振動発生部に取り付けられており、
前記駆動制御部によって前記第1振動素子及び前記第2振動素子が駆動されることにより、前記振動発生部の周方向に沿って進行するたわみ進行波が前記振動発生部に発生する、付記1記載の触感提供装置。
(付記5)
前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号は、周波数が等しく、位相がπ/2異なる駆動信号である、付記4記載の触感提供装置。
(付記6)
前記第1振動素子及び前記第2振動素子は、前記振動発生部の周方向において90度異なる位置に配置される、付記4又は5記載の触感提供装置。
(付記7)
外部の装置と無線通信を行う通信部をさらに含み、
前記駆動制御部は、前記通信部を介して前記外部の装置から前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号の周波数、位相差、又は、振幅を受信し、前記受信した周波数、位相差、又は、振幅を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する、付記1乃至6のいずれか一項記載の触感提供装置。
(付記8)
現在位置を表す位置データを受信する位置データ受信部をさらに含み、
前記通信部は、前記外部の装置から、前記利用者の出発地から目的地までの経路を表す経路情報を受信し、
前記駆動制御部は、前記通信部によって受信される経路情報が表す経路と、前記位置データ受信部によって受信される位置データが表す現在位置とに基づいて、前記たわみ進行波が前記経路に沿った進行方向を表すように、前記第1振動素子及び前記第2振動素子を駆動する、付記7記載の触感提供装置。
(付記9)
前記振動発生部に前記第1振動素子とは前記周方向において180度異なる位置に取り付けられる第3振動素子と、
前記振動発生部に前記第2振動素子とは前記周方向において180度異なる位置に取り付けられる第4振動素子と
をさらに含み、
前記駆動制御部は、さらに、前記第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第3振動素子及び前記第4振動素子をそれぞれ駆動する、付記6記載の触感提供装置。
(付記10)
前記基部に取り付けられ、前記基部及び振動発生部とともに利用者の手で握られる円筒状の第2振動発生部と、
前記第2振動発生部に、前記振動発生部の周方向における前記第1振動素子の位置と等しい位置、又は、前記周方向において180度異なる位置に取り付けられる第3振動素子と、
前記第2振動発生部に、前記振動発生部の周方向における前記第2振動素子の位置と等しい位置、又は、前記周方向において180度異なる位置に取り付けられる第4振動素子と
をさらに含み、
前記駆動制御部は、さらに、前記第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第3振動素子及び前記第4振動素子をそれぞれ駆動する、付記6記載の触感提供装置。
(付記11)
基部と、
前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、
前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、
前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と
を含む、触感提供装置において、
前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する、触感提供方法。
100、100M1、100M2 触感提供装置
110 基部
120、120M 振動発生部
121 壁部
121A、121MA 内周面
130A、130B、130A1、130A2、130B1、130B2、130MA、130MB 振動素子
140 駆動制御部
150 通信部
160 位置データ受信部
170 メモリ

Claims (9)

  1. 基部と、
    前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、
    前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、
    前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と、
    前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する駆動制御部と
    を含む、触感提供装置。
  2. 前記たわみ進行波は、前記振動発生部の周方向に沿って進行するたわみ進行波である、請求項1記載の触感提供装置。
  3. 前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号は、周波数が等しく、位相がπ/2異なる駆動信号である、請求項1又は2記載の触感提供装置。
  4. 前記振動発生部は円筒状であり、
    前記第1振動素子及び前記第2振動素子は、平面視で長手方向及び短手方向を有する矩形状の振動素子であって、前記短手方向が前記振動発生部の周方向を向くように前記振動発生部に取り付けられており、
    前記駆動制御部によって前記第1振動素子及び前記第2振動素子が駆動されることにより、前記振動発生部の周方向に沿って進行するたわみ進行波が前記振動発生部に発生する、請求項1記載の触感提供装置。
  5. 前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号は、周波数が等しく、位相がπ/2異なる駆動信号である、請求項4記載の触感提供装置。
  6. 前記第1振動素子及び前記第2振動素子は、前記振動発生部の周方向において90度異なる位置に配置される、請求項4又は5記載の触感提供装置。
  7. 外部の装置と無線通信を行う通信部をさらに含み、
    前記駆動制御部は、前記通信部を介して前記外部の装置から前記第1駆動信号及び前記第2駆動信号の周波数、位相差、又は、振幅を受信し、前記受信した周波数、位相差、又は、振幅を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する、請求項1乃至6のいずれか一項記載の触感提供装置。
  8. 現在位置を表す位置データを受信する位置データ受信部をさらに含み、
    前記通信部は、前記外部の装置から、前記利用者の出発地から目的地までの経路を表す経路情報を受信し、
    前記駆動制御部は、前記通信部によって受信される経路情報が表す経路と、前記位置データ受信部によって受信される位置データが表す現在位置とに基づいて、前記たわみ進行波が前記経路に沿った進行方向を表すように、前記第1振動素子及び前記第2振動素子を駆動する、請求項7記載の触感提供装置。
  9. 基部と、
    前記基部に取り付けられ、前記基部とともに利用者の手で握られる振動発生部と、
    前記振動発生部に取り付けられる第1振動素子と、
    前記振動発生部に取り付けられる第2振動素子と
    を含む、触感提供装置において、
    前記振動発生部にたわみ進行波を発生させる位相差を有する第1駆動信号及び第2駆動信号で前記第1振動素子及び前記第2振動素子をそれぞれ駆動する、触感提供方法。
JP2017199755A 2017-10-13 2017-10-13 触感提供装置、及び、触感提供方法 Active JP6969271B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017199755A JP6969271B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 触感提供装置、及び、触感提供方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017199755A JP6969271B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 触感提供装置、及び、触感提供方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019074878A true JP2019074878A (ja) 2019-05-16
JP6969271B2 JP6969271B2 (ja) 2021-11-24

Family

ID=66544725

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017199755A Active JP6969271B2 (ja) 2017-10-13 2017-10-13 触感提供装置、及び、触感提供方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6969271B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021012554A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 グリー株式会社 位置情報提示システム、位置情報提示装置、位置情報提示プログラムおよび位置情報提示方法

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06261738A (ja) * 1993-03-17 1994-09-20 Olympus Optical Co Ltd 触覚呈示装置
JP2004320846A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Canon Inc 振動型駆動装置
JP2006101593A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 往復駆動機構及びこれを用いた光学装置
JP2010257052A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Funai Electric Co Ltd 回転式入力装置及び電子機器
JP2011528830A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 ダヴ 触覚フィードバックの制御方法
US20130229339A1 (en) * 2012-03-02 2013-09-05 Fukoku Co., Ltd. Input device
US20160373630A1 (en) * 2015-06-19 2016-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Vibration drive device capable of generating click feeling and image pickup apparatus
JP2017073100A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 株式会社ミライセンス 触力覚情報提示システム
WO2017094211A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 ソニー株式会社 力覚提示装置、認識装置、制御装置、および力覚提示方法

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06261738A (ja) * 1993-03-17 1994-09-20 Olympus Optical Co Ltd 触覚呈示装置
JP2004320846A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Canon Inc 振動型駆動装置
JP2006101593A (ja) * 2004-09-28 2006-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 往復駆動機構及びこれを用いた光学装置
JP2011528830A (ja) * 2008-07-21 2011-11-24 ダヴ 触覚フィードバックの制御方法
JP2010257052A (ja) * 2009-04-22 2010-11-11 Funai Electric Co Ltd 回転式入力装置及び電子機器
US20130229339A1 (en) * 2012-03-02 2013-09-05 Fukoku Co., Ltd. Input device
JP2013182491A (ja) * 2012-03-02 2013-09-12 Fukoku Co Ltd 入力装置
US20160373630A1 (en) * 2015-06-19 2016-12-22 Canon Kabushiki Kaisha Vibration drive device capable of generating click feeling and image pickup apparatus
JP2017010024A (ja) * 2015-06-19 2017-01-12 キヤノン株式会社 振動型駆動装置及び撮像装置
JP2017073100A (ja) * 2015-10-05 2017-04-13 株式会社ミライセンス 触力覚情報提示システム
WO2017094211A1 (ja) * 2015-12-04 2017-06-08 ソニー株式会社 力覚提示装置、認識装置、制御装置、および力覚提示方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021012554A (ja) * 2019-07-08 2021-02-04 グリー株式会社 位置情報提示システム、位置情報提示装置、位置情報提示プログラムおよび位置情報提示方法
JP2021120896A (ja) * 2019-07-08 2021-08-19 グリー株式会社 位置情報提示システム、位置情報提示装置、位置情報提示プログラムおよび位置情報提示方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP6969271B2 (ja) 2021-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10976175B2 (en) Force sense presentation device, force sense presentation system, and force sense presentation method
US10371544B2 (en) Vibrating haptic device for the blind
KR102245419B1 (ko) 촉각 모듈
EP3086207B1 (en) Electronic device for generating vibrations
US20170003744A1 (en) Adjusting the level of acoustic and haptic output in haptic devices
CN107677270B (zh) 移动终端装置和方位提示方法
JP2016202486A (ja) 振動信号生成プログラム、振動信号生成システム、振動信号生成装置、振動信号生成方法、およびデータ出力プログラム
JPWO2018092595A1 (ja) 振動提示装置および振動提示方法、並びにプログラム
EP3570420A1 (en) Vibratory actuator, wearable terminal, and incoming call notification function device
US20150153179A1 (en) Touch-sensitive navigation aid device
JP2012243189A (ja) 入力装置
JP2014225248A (ja) 情報を提示する方法および電子機器
JP6575432B2 (ja) 進行方向案内システム及び進行方向案内プログラム
JP6969271B2 (ja) 触感提供装置、及び、触感提供方法
JP2017004240A (ja) 方向提示装置
JP2017097694A (ja) 電子機器、携帯電子機器用ケース
JP2021192130A (ja) 触覚提示装置及び触覚提示システム
US10222863B1 (en) Linear haptic actuator including field members and biasing members and related methods
JP7240894B2 (ja) 振動発生装置及び触感提示装置
KR20220100978A (ko) 조작 장치
JP2017138735A (ja) 入力装置および表示装置
JP2019000785A (ja) 振動アクチュエータ
JP2016049504A (ja) 体感装置およびシステム
JP2015141071A (ja) 誘導装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200709

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210420

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210621

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210713

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210910

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6969271

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150