JP2019074023A - 風力発電装置 - Google Patents

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Kazunari Ide
和成 井手
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Abstract

【課題】タワー部の基礎部に作用するモーメントを低減することが可能な風力発電装置を提供することを目的とする。【解決手段】風力発電装置1は、タワー部2と、ロータと、ロータに設けられた翼8と、ロータの回転力によって発電する発電機とをそれぞれ有する複数の風車部4A,4Bと、タワー部2と接続され、風車部4A,4Bを支持する支持部材3とを備える風力発電装置1であって、複数の風車部4A,4Bは、タワー部2に対して一側に配置された第1風車部4Aと、タワー部2を中心にして第1風車部4Aとは反対の他側に配置された第2風車部4Bを有し、第1風車部4Aと第2風車部4Bは、ロータの軸周りの回転方向が反対である。【選択図】図1

Description

本発明は、風力発電装置に関するものである。
風力発電装置は、一つのタワー部に対して一つのみの風車部が設置された構成が一般的であるが、一つのタワー部に対して複数の風車部が設置された、いわゆるマルチロータ式風力発電装置も知られている。マルチロータ式風力発電装置では、風車部の合計受風面積が大きくなり、一つのタワー部から得られる発電電力量(出力)が大きくなる。
下記の特許文献1及び2には、マルチロータ式風力発電装置に関する技術が開示されている。
国際公開第2017/108057号 独国特許発明第102012020052号明細書
各風車部は、風を受けて翼が一方向に回転すると、ロータ軸(x軸)周りのモーメントMxnが作用する。マルチロータ式風力発電装置では、すべての風車部の翼の回転方向が同一の場合、すべての風車部に同一方向のモーメントMxnが作用することになるため、各風車部を支持するタワーの基部には、すべての風車部に作用しているモーメントMxnによって、ロータ軸と平行な軸方向の周りに大きなモーメントMxtが生じる。
そのため、タワー部の基部に生じる大きなモーメントMxtを考慮して、タワー部の基礎部を強固に設計及び建造する必要がある。その結果、タワー部の基礎部にかかる建造コストが高くなるという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、タワー部の基礎部に作用するモーメントを低減することが可能な風力発電装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の風力発電装置は以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る風力発電装置は、タワー部と、ロータと、前記ロータに設けられた翼と、前記ロータの回転力によって発電する発電機とをそれぞれ有する複数の風車部と、前記タワー部と接続され、前記風車部を支持する支持部材とを備える風力発電装置であって、前記複数の風車部は、前記タワー部に対して一側に配置された第1風車部と、前記タワー部を中心にして前記第1風車部とは反対の他側に配置された第2風車部を有し、前記第1風車部と前記第2風車部は、前記ロータの軸周りの回転方向が反対である。
この構成によれば、複数の風車部は、ロータと、ロータに設けられた翼と、ロータの回転力によって発電する発電機をそれぞれ有し、各風車部は、タワー部と接続された支持部材によって支持される。これにより、タワー部には、支持部材を介して複数の風車部が設置される。そのため、各風車部は、比較的風の状況が近い環境(風況)下に配置され、同一方向の風を受けて回転し発電する。
複数の風車部は、第1風車部と第2風車部を有し、第1風車部がタワー部に対して一側に配置され、第2風車部がタワー部を中心にして第1風車部とは反対の他側に配置され、第1風車部と第2風車部はタワー部を中心にして左右対称に配置される。また、第1風車部と第2風車部は、ロータの軸周りの回転方向が反対であることから、第1風車部に作用するロータ軸周りのモーメントと、第2風車部に作用するロータ軸周りのモーメントは、反対方向になる。したがって、ロータ軸周りのモーメントが打ち消し合い、タワー部の基部に生じるロータ軸と平行な軸周りのモーメントが低減される。
本発明によれば、タワー部の基礎部に作用するモーメントを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る風力発電装置の第1実施例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置の第2実施例を示す正面図である。 本発明の一実施形態に係る風力発電装置の第3実施例を示す正面図である。
以下に、本発明の一実施形態に係る風力発電装置1について、図面を参照して説明する。
本発明の一実施形態に係る風力発電装置1は、図1〜図3に示すように、1つのタワー部2と、タワー部2に接続された複数の支持部材3と、各支持部材3に設置された風車部4などを備える。風力発電装置1は、発生した電力を電力系統へ送電するために系統連系されており、陸上又は洋上に設置される。
タワー部2は、一方向に長い構造を有し、軸方向が設置面に対して垂直方向となるようにタワー部2の基礎部5が設置面に設けられる。タワー部2は、例えば1本の円柱状部材でもよいし、複数の長尺状部材が組み合わされて構成されてもよい。
支持部材3は、例えば一方向に長い部材であり、一端側である基部がタワー部2と接続され、他端側である先端側において風車部4を支持する。1本の支持部材3に、1台の風車部4が設置される場合、風車部4と同数の支持部材3がタワー部2に接続される。支持部材3は、円柱状等の長尺状部材でもよいし、複数の部材が組み合わされたトラス構造を有する部材でもよい。また、支持部材3は、圧縮力を主に負担する長尺状部材と、引張力を負担するワイヤ部材などから構成されてもよい。
各支持部材3に設置された風車部4は、ナセル6と、ナセル6に収容されるロータ及び発電機と、ロータの先端に設置されたロータヘッド7と、ロータヘッド7に設けられた複数枚(例えば3枚)の翼8などを有する。
ナセル6は、支持部材3の上部又は下部に設置され、内部にロータや、増速機、発電機などを備える。ナセル6の一端側には、ロータヘッド7が設けられる。ロータは、ほぼ水平な軸線周りに回転可能である。ロータの一端側は、ロータヘッド7に接続され、ロータの他端側は、例えば直接的に発電機に接続され、又は、増速機若しくは油圧ポンプ・油圧モータを介して発電機に接続される。発電機は、ロータが軸周りに回転することによって生じる回転力によって駆動し発電する。
翼8は、ロータヘッド7において、放射状に複数枚取り付けられる。複数枚の翼8は、風を受けることによって、ロータを中心にして回転する。翼8は、ピッチ制御用の旋回輪軸受を介してロータヘッド7に接続され、翼長方向に延在する翼軸周りに回動可能である。これにより、翼8のピッチ角が調整される。
ナセル6は、支持部材3に対して略水平面上で旋回して、ロータヘッド7の方向を風向きに合わせ、翼8の回転面を風向きに正対させる。ナセル6が略水平面上で旋回することをヨー(yaw)旋回という。ナセル6は、ナセル6と支持部材3に接続されたヨー旋回輪軸受を介して旋回する(第1ヨー旋回)。
本実施形態によれば、複数の風車部4は、ロータと、ロータに設けられた翼8と、ロータの回転力によって発電する発電機をそれぞれ有し、各風車部4は、タワー部2と接続された支持部材3によって支持される。これにより、タワー部2には、支持部材3を介して複数の風車部4が設置される。そのため、各風車部4は、比較的風の状況が近い環境(風況)下に配置され、同一方向の風を受けて回転し発電する。
支持部材3には、タワー部2と接続される接続部11が設けられる。接続部11は、タワー部2の周囲に設けられ、例えばリング形状を有する。支持部材3は、支持部材3の接続部11を介してタワー部2と接続される。タワー部2は、接続部11を介してのみ支持部材3から伝達される荷重を受け、他の部分では、支持部材3から伝達される荷重を受けない。また、接続部11は、軸受構造などを備えて、略水平面内においてタワー部2の周囲にて回動可能な構成を有している。
これにより、接続部11は、略水平面内においてタワー部2の周囲にて回動可能であるため、接続部11と接続された支持部材3に支持された各風車部4も、水平面内においてタワー部2の周囲にて回動し、風車部4はヨー(yaw)旋回が可能である(第2ヨー旋回)。
風車部4のヨー旋回は、ナセル6が支持部材3に対して略水平面上で旋回することによって実施してもよいし(第1ヨー旋回)、支持部材3の接続部11がタワー部2に対して略水平面内で旋回することによって実施してもよい(第2ヨー旋回)。なお、本実施形態は、第1ヨー旋回と第2ヨー旋回のいずれもが可能な構成を有する場合について説明したが、本発明はこの例に限定されず、第1ヨー旋回と第2ヨー旋回のいずれか一方のみが可能な構成を有してもよい。
タワー部2には、左右対称に複数の風車部4が設置される。例えば、図1に示すように、タワー部2に対して2台の風車部4が設置される。また、タワー部2の高さ方向に複数段の風車部4が設置されてもよい。例えば、図2及び図3に示すように、各段に2台の風車部4が設置され、2段にわたって風車部4が設置される場合、合計4台の風車部4が一つのタワー部2に対して設置される。
複数の風車部4は、例えば、風車部4Aと風車部4Bを有し、風車部4Aがタワー部2に対して一側に配置され、風車部4Bがタワー部2を中心にして風車部4Aとは反対の他側に配置され、風車部4Aと風車部4Bはタワー部2を中心にして左右対称に配置される。風車部4Aと風車部4Bは、ほぼ同一高さ位置に設置される。
風車部4Aと風車部4Bは、ロータの軸周りの回転方向が反対である。例えば、風車部4Aにおけるロータの軸周りの回転方向が時計回りである場合、風車部4Bにおけるロータの軸周りの回転方向は反時計回りである。
風車部4Aと風車部4Bは、ロータの軸周りの回転方向が反対であることから、風車部4Aに作用するロータ軸周りのモーメントMxと、風車部4Bに作用するロータ軸周りのモーメントMxは、反対方向になる。
すべての風車部4の翼8の回転方向が同一の場合、すべての風車部4に同一方向のモーメントMxnが作用することになるため、各風車部4を支持するタワー部2の基部には、すべての風車部4に作用しているモーメントMxnによって、ロータ軸と平行な軸方向の周りに大きなモーメントMxtが生じる。
これに対し、本実施形態では、ロータ軸周りのモーメントMx,Mxが打ち消し合い、タワー部2の基部に生じるロータ軸と平行な軸周りのモーメントMxtが低減される。したがって、すべての風車部4の翼8の回転方向が同一の場合に比べて、タワー部2の基部に生じるモーメントMxtを考慮して設計及び建造されるタワー部2の基礎部5の耐荷重に関する必要断面積を低減できる。その結果、タワー部2の基礎部5にかかるコストを減少させることが可能である。
なお、タワー部2の高さ方向に複数段の風車部4が設置される場合、図2に示すように、同一方向に翼8が回転する風車部4をタワー部2に対して一方の側のみに配置してもよい。また、図3に示すように、段ごとにタワー部2に対する配置側を変えて、同一方向に翼8が回転する風車部4をタワー部2に対して左右交互に配置してもよい。
1 :風力発電装置
2 :タワー部
3 :支持部材
4,4A,4B :風車部
5 :基礎部
6 :ナセル
7 :ロータヘッド
8 :翼
11 :接続部

Claims (1)

  1. タワー部と、
    ロータと、前記ロータに設けられた翼と、前記ロータの回転力によって発電する発電機とをそれぞれ有する複数の風車部と、
    前記タワー部と接続され、前記風車部を支持する支持部材と、
    を備える風力発電装置であって、
    前記複数の風車部は、前記タワー部に対して一側に配置された第1風車部と、前記タワー部を中心にして前記第1風車部とは反対の他側に配置された第2風車部を有し、
    前記第1風車部と前記第2風車部は、前記ロータの軸周りの回転方向が反対である風力発電装置。
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